カテゴリー: 小林可夢偉

  • ザウバー:小林可夢偉は13番手 (F1カナダGP予選)

    ザウバー:小林可夢偉は13番手 (F1カナダGP予選)

    ザウバーは、F1カナダGP予選で、小林可夢偉が13番手、ペドロ・デ・ラ・ロサが17番手だった。

    小林可夢偉 (13番手)
    「僕たちにとってすごく難しい週末です。昨日僕がクラッシュした後、チームは僕のためにスペアシャシーでクルマを作らなければなりませんでした。ここで僕の一番大きな問題なのは縁石の乗り越えです。全体的なグリップもなかったし、限界で走ることは非常に難しかったです」

    「ただ今日はクルマのバランスは少しは良くなっていました。僕の最後のフライングラップは、あとコンマ数秒は速く走れていたはずです。自分としてもかなり攻めていたし、セクター2の中盤までは良かったのですが、リヤウイングの作動に問題がありシケインの手前でクルマのコントロールを失うところでした。僕たちのレースペースはいいはずだし、明日はポイントを獲ることに集中していきます」

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (17番手)
    「僕にとって非常に盛り沢山な時間だったのは間違いない。昨日の午前中はレースカーに座るなんて思ってもいなかったし、実際、今朝は予選で多くを引き出せるとは思っていなかった。このような短い時間でマシンや全ての新しいボタンに慣れるのは簡単なことではない。もちろん、午前中のクラッシュも助けにはならなかった。マシンのコントロールを失い、マシンへの信頼も少しなくしてしまった。チームがマシンを修理してくれたことをとても嬉しく思っているし、彼らに感謝したい。いずれによせ、マシに乗るたびに良くなっている。予選結果にはかなり満足しているし、レースに関しては楽観的だ。ザウバー C30はいつも予選よりもレースで強い。チームのためにポイントを獲得したい。僕はそのためにここにいる」

    ジェームス・キー:テクニカルディレクター
    「今朝は2台とも新しいセットアップを試すため非常に忙しかった。可夢偉の最優先事項はもう少し縁石に乗りやすくすることとタイヤのウオームアップだった。彼は昨日、グリップしないと感じていたので、夜の間に少しでも改善できるクルマ作りをするために多くの仕事をこなした。少し良くはなったが、我々としては予選でいいパフォーマンスを出すために、タイヤを早く温めることに手こずっていたので、フリー走行3回目のセッション終盤ではこの解決にあたっていた。ペドロの優先事項はとにかく周回を重ねて、ふたつのタイヤコンパウンド、クルマの特性やシステム、そして夜の間に変更したセットアップに慣れてもらうことだった。彼は予選第1セッションで2セットのスーパーソフトを履いたが、その理由は今朝のフリー走行を走りきることができず、スーパソフトのグリップを感じることができていなかったため。それでもQ2に進出して、チームメイトに対してもコンマ3秒といい仕事をしてくれた。昨年からレースコンディションで走っていなかったことを考えると素晴らしい仕事だった。とにかく昨日突然の要請だったし、彼の尽力に感謝したい。可夢偉もタイヤをうまく働かせてくれた。ただ彼のベストタイムは完璧ではなかった。明日はもっと状況はいいと信じている。ただ、どちらにしても今日は第3セッションに進出することはできなかったと思う。100%満足しているわけではないが、チームの状況を考えるとこの位置で終えたことはまずまずだ。レースは今日とはまったく違うストーリーになる」

    関連:F1カナダGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • 小林可夢偉 Q&A 「ザウバーは最大限を引き出せている」

    小林可夢偉 Q&A 「ザウバーは最大限を引き出せている」

    小林可夢偉が、これまでのシーズンを振り返った。

    現在、小林可夢偉は、ドライバーズランキングでミハエル・シューマッハを上回り、フェリペ・マッサから5ポイント差の10位に着けていおり、ザウバー自体もコンストラクターズで6位にいる。

    これまでのシーズン、そして今後への期待を小林可夢偉が語った。

    可夢偉、モナコはザウバーにとってほろ苦い週末だったと思います。あなたは5位でフィニッシュしましたが、チームメイトは病院にいました。いかがでしたか?
    もちろん、非常に不運な出来事でした。でも、チームは力強い戦略に協力して取り組みましたし、チームにどれくらい一体感があるかを良い結果で示すことでできました。あの結果は非常に重要でした。もちろん、あのようなクラッシュで心を動かされないわけはないので、僕はチームのスピリットを支えるために良い結果を出すことを目指していました。チームを助けるためには良い結果でフィニッシュすることだけが僕に貢献できることでした。残念ながら、僕は医者ではないので、僕が直接セルジオにしてあげられることは非常に限られていました。良いフィーリングでモナコを離れるには良い結果しかありませんでしたし、僕はそのような結果を届けることができました。

    チェコ(セルジオ・ペレスの愛称)のクラッシュのあとはどのような気持ちでしたか?「気をつけなきゃ」と考えましたか?
    いいや、それはないですね。レースに危険が伴うことは僕たち全員がわかっています。実際にチェコがクラッシュした場所はトラックでも非常に不運な部分でした。成功を収めるためにはリクスを受け入れなければならなりません。それがレースであっても、戦略であっても。これまではそれがうまくいっています。

    2010年シーズンの成功はわずかなものでしたが、ザウバーはコンストラクターズで6位に着けています。何が違いとなっているのですか?
    一番は、2009年末にBMWが撤退したあとで、今シーズンの僕たちには1年の経験があることだと思います。BMWの撤退のあと、チームは新たに築き上げられました。それには常に学習期間がいります。2つ目は、今の僕たちはどのようにして自分たちから全てを引き出すかを理解していることだと思います。ザウバーはトップチームではありませんし、ミッドフィールドのチームです。僕たちの主要な目標は、すべての週末でポイント圏内にいることです。現時点で、僕たちはかなりうまくやれていると思いますが、その成功の裏には多くの作業があると思っています。

    C30はピレリタイヤを非常にうまく扱っているように思いますし、必要なピットストップも少ないです。それをどう説明しますか?
    まぁ、確かにタイヤは誰にとっても新しいですが、僕たちはマシンがどうあるべきかを見つけ出すことに多くの時間を費やしてきました。まだタイヤを完全にわかっているわけではありません。すべてのレース週末が新しい状況です。なので、タイヤが期待していたものではなくても、戦うことができて、良いパフォーマンスを発揮できるように僕たちは非常にオープンなウィンドウでマシンを組み立てようとしてきました。ウィンドウが非常に狭いマシンを作ってしまったら、そのような選択肢を失ってしまっていたと思いますし、そのようなことは望んではいませんでした。僕たちのクルマは他ほど極端ではないかもしれませんが、僕たちには“広いウィンドウ”のマシンがあると思いますし、これまで、それが非常にうまく働いていると思います。

    ライバルと同じように多くのピットストップをしていなら、ザウバーはチャンピオンシップでこのような力強い位置にいたと思いますか?
    たぶん無理だと思います。僕たちは6番手にいますし、今のように作業を続けていけば、前進するためにもっと多くのチャンスがあると思います。僕たちの最大の目標は、コンスタントにポイントを獲ることですし、現時点ではそういった期待に応えられていると思います。でも、まだレースはたくさんありますし、僕たちが良いパフォーマンスを維持できることを願いましょう。

    モナコのレースを振り返ってみて、あのような素晴らしい結果を得るためには何が重要でしたか?
    正直なところ、僕の最大の瞬間はセーフティカーが出たときでした。セーフティカーは僕たちにタイヤを交換するチャンスを得えてくれました。エイドリアン(スーティル)の後ろでタイヤを失っていましたし、ペトロフとのギャップを縮めた勝ったので、僕にとってオーバーテイクが重要だったのは確かです。オーバーテイクにはちょっとリスクがあったかもしれませんが、それがレースです。リスキーな決断だったかもしれませんが、彼をオーバーテイクしたあと、僕は1秒以上速かったです。速く走れるとわかっていることが、ポーバーテイクを仕掛けるポイントです。でも、モナコはオーバーテイクが簡単ではなかったので、まさに瞬間的にそのリスクに取らなければなりません。

    ドライバーズランキングを見ると、フェリペ・マッサとわずか5ポイント差ですし、ミハエル・シューマッハはあなたの後ろにいます。これは新しい勢力図の始まりですか?
    もちろん素晴らしい状況だと思いますが、彼ら2人はこれまでちょっと不運だっと思います。なので、それを考えて準備を見なければならないと思います。でも、そうです、僕たちはこれまで素晴らしい仕事をしていますし、多くのポイントを獲得しています。僕たちにもポイント面で不運はあったので、わからないですね・・・

    モントリオールのトラックは、タイヤに厳しいことで評判です。ザウバは少ないピットストップの傾向を維持できるでしょうか?
    そう願っています。ここはスピードが非常に重要です。ピットストップを少なくできたとしても、パフォーマンスが十分でなければ、多くのポイントを失ってしまいます。ベストな妥協点を見いださなければなりません。

    2010年のモントリオール・デビューは決してパッピーなものではありませんでしたね。今週末にはどのようなことを期待していますか?
    去年が良くなかったのは事実ですので、日曜日にミスをせず、レースを完走して、ポイントを獲りたいです。

  • 小林可夢偉:F1カナダGPプレビュー

    小林可夢偉:F1カナダGPプレビュー

    小林可夢偉が、F1カナダGPへの意気込みを語った。

    小林可夢偉 (ザウバー)
    「去年はモントリオールでのパフォーマンスに苦労しましたが、今の僕たちのマシンは大きく改善していますし、モナコでパフォーマンスの改善を示したように、この種のサーキットでかなり良くなっているはずです。なので、かなりポジティブですし、今年のグランプリを楽しみにしています」

    「去年は1周目に大っきなミスをしてしまいました。何台かを問題なくオーバーテイクできたのですが、そのあともう1台を捕えようとしてクラッシュしてしまいました。そのことをずっと悔やんできました。でも、今年は新しいデバイスによってオーバーテイクのチャンスがもっとあると思います。路面はかなり特殊で滑りやすいので、グリップを見い出せることを願っています。カナダはブレーキングがかなりハードなので、ブレーキング・スタビリティが重要ですが、問題はないと思います。セルジオがマシンに戻って、2台でポイントを獲れることを願っています。僕たちにはそれができるパフォーマンスがあると思っています。このグランプリはトラック以外もかなり気に入っています。モントリオールはとても素晴らしい都市ですし、いつも非常にエキサイティングな観客が僕たちを歓迎してくれます」

  • 小林可夢偉 「タイヤ交換がなければウェバーを抑えられていた」

    小林可夢偉 「タイヤ交換がなければウェバーを抑えられていた」

    小林可夢偉が、F1での自身ベストリザルトとなる5位入賞を果たしたF1モナコGPを振り返った。

    「モナコGPは、コースとクルマの相性を考えると、カレンダーのなかで一番厳しい週末になるだろうなと想像していました」と小林可夢偉は振り返る。

    「ただ僕たちのクルマは路面温度が高くなれば力を発揮できると思っていたし、最近のアップデートでちょっとずつ良くなっているので、ポイントは獲りにいくつもりでした」

    だが、フリー走行で小林可夢偉はクルマの跳ねに苦労。セッティング面で試行錯誤することになる。

    「木曜日のフリー走行で走ってみると、とにかくクルマが跳ねたんです。去年よりもひどく感じて全然縁石とか使えなくて。金曜日にミーティングをして、そこで話したアイデアをもとに土曜日のフリー走行ではチームメイトとは違ったセッティングで走ってみたんですけど、あまり良くなっていなくて良いのか悪いのか判断するのが難しかった。それに赤旗中断があって、オプションのスーパーソフトタイヤでのパフォーマンスチェックもできていなかったんですが、データで見る限りセッティングが違ってもタイム差がないからと思ってましたけど、けっこうはまってましたね」

    予選では、うまくタイムをまとめることができず、Q2で敗退して13番手という結果に終わる。

    「予選ではラスカスで前が詰まった時に、後ろからトロロッソに追突されて、リアウイングの一部とかがつぶれたんですけど、まあ、モナコの予選という感じでしたね」

    また、Q3ではチームメイトのセルジオ・ペレスが大クラッシュを喫し、ザウバーは小林可夢偉だけでモナコを戦うことになった。

    「ペレスのアクシデントの時、僕はドーピングテストを受けていて、最初は何が起きたのか分かりませんでした。フリー走行のロズベルグが同じようなクラッシュだったし、今までもモナコではああいうクラッシュが起こってたいたし、やっぱりモナコは恐いなと思いました。ともかくペレスに大きな怪我がなかったことが一番でしたね」

    決勝では、プライムスタートの1ストップ戦略をとった小林可夢偉。それが功を奏すことになる。

    「決勝レースに向けては、新品のオプションタイヤ1セットを残していたし、それは今回は結構なアドバンテージになるので、前に12人しかいないから、大勢がオプションで出たりすると、僕がタイヤを変えて出ると戦略が変わってくるので、面白いといえば面白いかなと思ってました。ただ、決勝でもこのセッティングで大丈夫かという不安はありましたけど、ポイントは充分狙えると信じてました」

    「フリー走行でのタイヤの状況を見たら、ワンストップでいけるのは分かっていたので、まず最初は新品のソフトタイヤでスタートして、そのあと新品のオプションタイヤに履き替えました。狙い通りオプションタイヤでスタートしたクルマがピットインしていく間にポジションも上がったし、1回目のセーフティーカーの間にタイヤを交換したタイミングもまずまずでした。そこからタイヤを労りながら前のスーティルを追いかけつつ、後ろから来るウェバーも抑えるというのは結構大変でした」

    72周目に赤旗中断になるまで小林可夢偉は4位を走行した。だが、レースが中断した時点で全ドライバーがタイヤを交換。小林可夢偉はフレッシュタイヤを履いたマーク・ウェバーの猛攻を凌ぐことができず、5位でのフィニッシュとなった。

    だが、モナコGPでの5位は日本人最高位であり、小林可夢偉にとっても5位はF1でのベストリザルト。1台だけでザウバーに10ポイントをもたらすというチームにとって最高の結果を残した。

    「レースの最後に赤旗中断になったとき、レースがこのまま終わるかなと思ったんで、再開すると聞いて正直驚いたんですけど、もしタイヤを交換しないままだったら、最後までウェバーはおさえられていたとは思います」

    「でも結局みんなタイヤを交換して、ウェバーのペースが全然速かったので、どうしようもなかったですね。それは残念ですけど、チームとしては一番苦戦するだろうなと思っていたレースだし、しかもいろいろな出来事があったけど、最後にきちんとポイントを獲ってチームの雰囲気を変えることができたと思うのでよかったです」

    関連:ザウバー:小林可夢偉が5位入賞! (F1モナコGP)

  • 小林可夢偉、ザウバーへの忠誠を誓う

    小林可夢偉、ザウバーへの忠誠を誓う

    小林可夢偉は、所属チームであるザウバーへの忠誠を誓った。

    最近の活躍により、レッドブルやフェラーリといったチームが小林可夢偉に関心を示すのではと噂されている。

    ペーター・ザウバーへの忠誠はどれくらい大きいかと質問された小林可夢偉は「とても大きいです。彼は僕を信頼してくれているし、僕がF1にいるのはほぼ彼のおかげですから」とコメント。

    「最後まで契約を全うするつもりです」

    関連:ザウバー:小林可夢偉が5位入賞! (F1モナコGP)

  • 小林可夢偉、現在はホテル住まい

    小林可夢偉、現在はホテル住まい

    小林可夢偉は、現在はホテル住まいであることを明らかにした。

    小林可夢偉は、最近パリのアパートを引き払ったとスイスの Sonntagsblick に述べた。

    スイスに住むつもりはあるかと質問された小林可夢偉は「そうなれば素晴らしいでしょうね。でも、どこに住むかまだ考えているところです」とコメント。

    「家もないですし、家庭も持っていないので、どこで生活すべきなのかわからないんです」

    「現在、大きなスーツケースを除けば拠点はありません。今はホテルからホテルへ渡り歩いています。いずれによせ、常に移動してるんで」

    「でも、そうなると誰に税金を払えばいいんでしょう?」と小林可夢偉はジョークで答えた。

  • ザウバー:小林可夢偉が5位入賞! (F1モナコGP)

    ザウバー:小林可夢偉が5位入賞! (F1モナコGP)

    ザウバーは、F1モナコGPの決勝レースで、小林可夢偉が5位、セルジオ・ペレスは予選での事故によりレースを欠場した。

    小林可夢偉 (5位)
    「とても嬉しいですね。予選ではかなり苦労しましたが、今日はチームが素晴らしいピットストップ戦略を立ててくれました。タイヤ交換のタイミングは完璧でした。スーパーソフトタイヤであれだけ長いスティントを走っても問題なかったし、実際にはもっと長く走れたと思います」

    「スタートの後はトラフィックに苦労しましたが、前のドライバーたちがピットインしていき、状況は良くなっていきました。僕にとって1度だけのピットストップを終えた後、エイドリアン・スーティルに引っかかっていましたが、同時にマーク・ウエーバーからもポジションを守らないといけない状況だったので、タイヤを労わるのは少し難しかったです。(赤旗中断後の)再スタートがなければ4位でフィニッシュできたはずです。でもマークが後ろからかなり迫ってきていたので、ポジションを守り切る術はなかったです。ともかく非常に難しい週末を過ごした後の5位は、素晴らしい成果だと思います」

    ペーター・ザウバー (チーム代表)
    「可夢偉がまた素晴らしいレースをしてくれた。タイヤをとてもうまく管理していたし、マシンも強かった。この結果はこれまでの彼に相応しいものだ。可夢偉に称賛する。またマシンを完璧に準備してくれたチーム全体に心から感謝したい。モントリオールではレギュラードライバーのペアと一緒にスタートできることを願っている」

    ジェームス・キー (テクニカルディレクター)
    「いつものモナコのように、とてもイベントフルなレースだった。セルジオが欠場し、可夢偉だけでのレースだったので、チームの思いは可夢偉に託された。1ストップ戦略をとり、新品のソフトタイヤでスタートした後、新品のスーパーソフトタイヤをセカンドスティントに履いた。可夢偉はすばらしいレースをしてくれた。様々な出来事があった週末でポイントが獲得できたのは気持ちの上でもパフォーマンスとしても素晴らしいことだ。このポイントは彼に捧げたいと思うし、モントリオールでは普通の週末を過ごせることを祈っている」

    関連:F1モナコGP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉5位!

  • ザウバー:小林可夢偉は13番手 (F1モナコGP予選)

    ザウバー:小林可夢偉は13番手 (F1モナコGP予選)

    ザウバーは、F1モナコGPの予選で、小林可夢偉が13番手、セルジオ・ペレスは初のQ3進出を果たすが終盤に大クラッシュ。明日のレースは欠場することとなった。

    小林可夢偉 (13番手)
    「セルジオの事故はもちろんショックでしたが、ともかく彼が大きなケガを負っていないと聞いて嬉しいです。ちょうどあの時ドーピングテストを受けていたので、最初は何が起きたのかは知りませんでした」

    フリー走行3回目にクルマのセッティングを変えたにも関わらずクルマがひどく跳ねてしまい、予選でも手こずりました。でも僕のグリッド位置(13位)からなら入賞には届きますから、明日はそれを目指します」

    ジェームス・キー:テクニカルディレクター
    「まずとにかくセルジオが無事だというレポートを受けて安心した。あれだけの事故を目の当たりにすると、チームとしてはとにかく心配で仕方がないもので、彼がまずは大丈夫で良かった。実際になにが起きたのかはいま調査中だが、あの瞬間のデータからは、クルマになにかトラブルが起きたという兆候は見られない。セルジオから話を聞いた上で原因を究明したい」

    関連:
    ・F1モナコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
    ・セルジオ・ペレス、予選Q3で大クラッシュ (F1モナコGP)

  • ザウバー:小林可夢偉は16番手 (F1モナコGP初日)

    ザウバー:小林可夢偉は16番手 (F1モナコGP初日)

    ザウバーは、F1モナコGP初日のフリー走行で、セルジオ・ペレスが12番手、小林可夢偉は16番手だった。

    小林可夢偉 (16番手)
    「僕にとっては今日は少しトリッキーでした。クルマがかなり跳ねたし、バランスも良くないし、グリップも充分ではなかったです。クルマが跳ねるのを抑えるために、なにか見つけなければいけません」

    「タイヤを比較しましたが、あまりにもひどく跳ねていたので明確な判断ができないのではとも感じています。リヤウイ ングについては、DRSがあってもなくても大きな違いを感じませんでした。忙しくなるのは別ですが。どちらにしてもここではオーバーテイクは非常に難しいです」

    セルジオ・ペレス (12番手)
    「良い一日だった。莫大なプログラムがあったし、多くの作業を行った。午前中のセッションはタイヤに少し苦戦した。早めに出て行ったらパフォーマンスが落ちてしまった。午後は初めてスーパーソフトに取り組み、それらでロングランも行った。良い予選ができることを本当に期待している。ここモナコでF1カーでオーバーテイスするのは、GP2カーよりもさらに難しい」

    ジェームス・キー:テクニカルディレクター
    「モナコで通常通りのフリー走行初日だった。例年通りレース週末の初日はグリップレベルがとても低かった。フリー走行1回目はふたりのドライバーに慣れてもらうために早い段階からコースに入ったが、そのためタイヤもかなり早く終わってしまった。ただ、今回新しく持ってきたサスペンションパーツが期待通りの効果 を見せていることは確認できた。午後はソフトタイヤとスーパーソフトタイヤを比較した。両方のコンパウンドでロングランをしたが、どちらもうまく作動している。これからデータを検証して、まだ100%とはいえない新品タイヤでのパフォーマンスを改善したい」

    関連:
    ・F1モナコGP フリー走行2回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム
    ・F1モナコGP フリー走行1回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • 小林可夢偉 「全体としては流れは良くなっている」

    小林可夢偉 「全体としては流れは良くなっている」

    小林可夢偉が、10位入賞を果たしたF1スペインGPの週末を振り返った。

    ザウバーは、F1スペインGPに大幅なアップデートを投入。小林可夢偉は金曜日からマシンの進歩に手ごたえを感じていたという。

    「今回から新しい空力パーツなどアップデートが入ったんですが、金曜日のフリー走行を走った時点で、そんなにタイムは悪くなくて、クルマのセッティングをうまくしたらいつも通りか、いつも以上のパフォーマンスが出せるんじゃないかなと感じてました」

    「土曜日の朝のフリー走行では新品のオプションタイヤでのバランスも見えてきたし、予選ではギリギリかもしれないけど第3セッションは狙えそうだと思っていたんです」

    「その予選はまず第1セッションで新品のオプションで1アタックをして、第2セッションの一回目のアタックは、第1セッションで履いた中古のオプションタイヤで、何かあったらいけないからとりあえずタイムを出しておきましょうという感じでした」

    しかし、予選Q2ではタイムアタック時にフォース・インディアの後ろになり、14番手タイムに留まることになる。

    「本番は2回目のアタックで、そこで2セット目の新品オプションを履いたんです。僕がアタックラップに入るコントロールラインを通過した時、ちょうどフォースインディアの1台が2秒くらい前にいたんですが、まさかその時そのクルマがプライムで走っているなんて知らなくて、スリップもちょっと使えていい感じに行けるかなと思ったら、やたら遅くてバックストレート手前で追いついちゃって…。さすがにQ2の最後誰がプライムで走ってんねん!て感じで完全にやられました。ただ、まあ14番グリッドは前回よりはいいし、決勝レースは気楽にポイントを獲りにいこうと気持ちを切り替えていました。」

    迎えた決勝。好調なスタートを切った小林可夢偉だが、オープニングラップでロータスと接触して左リアがパンク。最後尾に順位を落とすことになる。

    「そうしたら、決勝は1周目にタイヤがパンクしてしまった。スタート自体は悪くはなかったんですが、その後、横のトロロッソにコース脇の芝生に4輪が飛び出すくらい押し出されて、1回アクセルを抜くしかなくて、そうしたら後ろに緑のロータスがいたんです。ターン5でそのロータスのクルマがブレーキングを遅らせすぎたのか、リヤタイヤにウイングをあててきて左リヤタイヤがパンクしてしまった」

    「前回のトルコでもパンクがあったので、正直またパンク!!って思いましたけど(苦笑)。なんとかコースを回って、ピットインしてプライムタイヤに履き替えました」

    タイヤ交換を強いられたことで、ザウバーは2ストップ戦略に変更。そこから小林可夢偉には我慢のレースが続いたが、一貫性のあるパフォーマンスと多くのオーバーテイクを披露して4戦連続となる10位入賞を果たした。

    「チームがすぐに戦略を変えてくれたと思うんですけど、とにかくせっかくスタートで履いていたオプションタイヤがパンクして使えなくなったので、残りのオプションは2セットに限定されてしまい2ストップ戦略でした。とにかくプライムタイヤでできるだけ走って、その後の2回オプションを履くという作戦に変えました。最後はフェラーリの1台にトラブルもあって10位で1ポイント獲れましたけど、もしこのパンクがなければもっと前でポイントを獲れていたので非常に残念ですね」

    「簡単ではないですけど、この2戦パンクがなければ結構いいところにいけていたと思うし、クルマのほうは良くなっていて、もちろんこれからも経験とかセッティングのうえで必要なものはあるんですけど、全体としては流れは良くなっていると思います。とにかくモナコではとにかく予選からスムーズに普通に戦いたいですね」