カテゴリー: 小林可夢偉

  • 角田裕毅 F1日本人最多125ポイントで小林可夢偉に並ぶ

    角田裕毅 F1日本人最多125ポイントで小林可夢偉に並ぶ

    角田裕毅が、2026年F1第13戦イタリアGPで10位に入り1ポイントを獲得。F1通算獲得ポイントを125点に伸ばし、小林可夢偉が記録した日本人ドライバー最多ポイントに並んだ。

    2021年にF1デビューした角田裕毅は、114戦(111スタート)で125ポイントに到達。次に1ポイントでも獲得すれば、小林可夢偉を抜いて日本人F1ドライバーの通算獲得ポイントで単独トップに立つ。

    角田裕毅が小林可夢偉の125ポイントに到達
    イタリアGPではレーシングブルズから出場した角田裕毅が10位でフィニッシュ。1ポイントを加え、F1での通算獲得ポイントは125点となった。

    これで角田裕毅は、日本人F1ドライバーの通算獲得ポイントで小林可夢偉と並んだ。

    日本人ドライバーでは両者の125点が最多で、佐藤琢磨の44点、中嶋悟の16点、中嶋一貴の9点、鈴木亜久里の8点、片山右京の5点、中野信治の2点と続いている。

    小林可夢偉は2009年から2012年、そして2014年にF1へ参戦。トヨタ、ザウバー、ケータハムで通算76戦(75スタート)を経験し、125ポイントを獲得した。

    一方、角田裕毅は2021年にアルファタウリからF1デビュー。その後レーシングブルズ、レッドブル・レーシングでレギュラードライバーを務め、2026年はリザーブドライバーに回った。しかし、アイザック・ハジャーの負傷を受けてオランダGPとイタリアGPにレーシングブルズから出場し、イタリアGPが通算114戦目となった。次戦スペインGPでもレーシングブルズから3戦連続で出場することが決定している。

    両者は通算125ポイント、優勝0回、ポールポジション0回、ファステストラップ1回という数字で並ぶ。一方、小林可夢偉には1回の表彰台があり、角田裕毅はまだF1で表彰台を獲得していない。

    もちろん、F1では時代によってポイント制度や年間レース数が異なるため、通算ポイントだけで単純に成績を比較することはできない。それでも、日本人ドライバーとして最多の125ポイントに角田裕毅が到達したことは、大きな節目となる。

    小林可夢偉は日本人最後のF1表彰台獲得者
    小林可夢偉は2009年F1ブラジルGPでトヨタからデビュー。わずか2戦の出場ながら印象的な走りを披露し、翌2010年からザウバーのレギュラーシートを獲得した。

    F1で特に評価されたのが、積極的なオーバーテイクだった。ブレーキングで大胆にインへ飛び込みながらポジションを奪うスタイルで存在感を示し、ルイス・ハミルトンもその能力を高く評価していた。

    「彼はいくつか素晴らしいオーバーテイクをしている。僕たちはかなり共通しているところがあると思う。ほかの人たちより大きなリスクを取ることを恐れないんだ」

    小林可夢偉のF1キャリア最大のハイライトとなったのが2012年日本GPだ。鈴鹿サーキットで3位に入り、自身初の表彰台を獲得。日本人ドライバーによる母国F1表彰台は大きな盛り上がりを呼んだ。

    そして2026年現在も、小林可夢偉はF1で表彰台を獲得した最後の日本人ドライバーである。

    2014年にケータハムから参戦したのを最後にF1を離れた後も、小林可夢偉はトヨタとともに耐久レースで活躍。FIA世界耐久選手権(WEC)やル・マン24時間レースを舞台にキャリアを築いている。

    小林可夢偉

    14歳か15歳だった角田裕毅を小林可夢偉が指導
    角田裕毅と小林可夢偉には、125ポイントという数字以外にも興味深いつながりがある。

    角田裕毅がF1デビューを果たした2021年、小林可夢偉は若き角田裕毅を以前から知っていたことを明かしている。角田裕毅がホンダの育成プログラムへ進む以前、トヨタのレーシングスクールを訪れた際に指導したという。

    「彼は良かったよ。ホンダのスクールに入る前だったと思うけど、トヨタのスクールに来ていて、僕が教えていたんだ。14歳か15歳くらいだったと思う」

    当時、小林可夢偉は角田裕毅の才能を評価する一方、F1で成功するためにはマシンやチームとの相性が重要になると語っていた。

    「彼はうまくやれると思う。ただ、マシンやチームとうまくマッチできるかどうかが大事になる」

    当時の角田裕毅は、2021年開幕戦バーレーンGPでF1デビューを果たしたばかりだった。そのデビュー戦で9位に入り、日本人ドライバーとして小林可夢偉以来となるポイントを獲得した。

    それから5年以上をかけてポイントを積み重ね、2026年イタリアGPでついに125ポイントに到達。かつて自身を指導した小林可夢偉の日本人最多記録に並んだ。

    次戦スペインGPでもレーシングブルズから出場する角田裕毅。次に獲得する1ポイントは126点目であると同時に、日本人F1ドライバーの通算獲得ポイント記録を更新する歴史的な1点となる。

  • ROOKIE Racing 小林可夢偉をスーパーGT富士で起用へ 鈴木斗輝哉から変更申請

    ROOKIE Racing 小林可夢偉をスーパーGT富士で起用へ 鈴木斗輝哉から変更申請

    ROOKIE Racingは5月1日、公式SNSを通じて、スーパーGT第2戦富士(5月3〜4日/富士スピードウェイ)に向けたドライバー体制について言及し、#32 TEAM ENEOS ROOKIEのラインアップ変更を申請する方針を明らかにした。

    発表によると、GT300クラスに参戦する同チームは、鈴木斗輝哉に代えて小林可夢偉を起用する方向で手続きを進める予定だという。

    ただし、この変更はあくまで申請段階であり、競技会組織委員会および審査委員会の承認を経て初めて正式決定となる。

    TEAM ENEOS ROOKIEは2026年からGT300クラスに挑戦しており、開幕戦岡山では石浦宏明と鈴木斗輝哉のペアで臨んだが、結果は16位だった。続く富士ラウンドに向けては、鈴木が交通違反に伴う影響でレース活動を一時見合わせる状況となっており、代替ドライバーの動向が注目されていた。

    その中で名前が挙がったのが小林可夢偉だ。F1での経験に加え、ル・マン24時間レース総合優勝という実績を持つほか、GT3マシンでの走行経験も豊富。スーパーGTでは近年レースから遠ざかっているため、規定上はルーキーテストの対象となる可能性があるが、過去には公式練習内で対応されたケースもあり、参戦に向けたハードルはクリア可能とみられる。

    なお、スーパーGTのレギュレーションでは、エントリー確定後のドライバー変更はやむを得ない事情がある場合に限られ、主催者側の承認が必須とされる。今回のケースもその手続きに従う形となり、最終的な可否は大会初日の確認を経て判断される見通しだ。

    石浦宏明との新たなコンビが実現すれば、GT300クラスにおける注目度は一気に高まりそうだ。まずは正式承認の行方に注目が集まる。

  • 小林可夢偉 KCMGからニュルブルクリンクGT3初挑戦

    小林可夢偉 KCMGからニュルブルクリンクGT3初挑戦

    小林可夢偉が今週末のNLS第3戦で、KCMGのメルセデスAMG GT3 Evoをドライブし、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでトップクラス初参戦を果たす。

    トヨタのWECドライバー兼チーム代表として活動する小林可夢偉にとって、今回の起用はGT3マシンでのノルドシュライフェ挑戦という新たな一歩になる。KCMGにとっても、来月のニュルブルクリンク24時間レースを見据えるなかで、データ収集とパッケージ熟成を進める重要な実戦機会となる。

    4人で47号車をシェア
    小林可夢偉は、土曜日に行われる4時間の耐久レースで、47号車メルセデスAMG GT3 Evoをデビッド・ピタード、ジェシー・クローン、エドアルド・リベラティとシェアする。

    小林可夢偉がノルドシュライフェで初めて走ったのは2年前で、その際はKCMGが準備したトヨタ GRスープラ GT4 Evoをドライブし、グレードAライセンス取得を目指した。

    39歳の小林可夢偉は、長年にわたってKCMGのスーパーフォーミュラ活動の一員だったが、昨年限りでチームを離れ、KDDI TGMGP TGR-DCへ移籍した。

    小林可夢偉「一歩ずつ積み上げたい」
    小林可夢偉は今回の挑戦について、次のように語った。

    「NLS3は、GT3カーで歴史あるノルドシュライフェに挑む僕にとって本当に初めての機会で、KCMGと過ごすこの週をとても楽しみにしている」

    「やるべきことはたくさんあるけど、一歩ずつ自分を積み上げていきたいし、週末の終わりまでに多くのことを学べればと思っている。それが今後のレースへ向けた準備につながればうれしい」

    「またKCMGファミリーに戻る機会をくれたポール・イップに心から感謝している」

    KCMGはAMG GT3の熟成を継続
    KCMGは先月のNLS第2戦で10位に入っている。このときは、トヨタのSUPER GTドライバーである坪井翔と福住仁嶺が、デビッド・ピタード、ジェシー・クローンとともにドライバーラインアップに加わっていた。

    チームマネージャーのマット・ハウソンは、小林可夢偉の起用について次のように説明した。

    「小林可夢偉をニュルブルクリンクでのGT3デビューに迎えられるのは本当に光栄なことだ」

    「彼にとっては学びの週末になるが、そのスピードと経験、そしてデビッド、ジェシー、エドから知識を得られることを考えれば、非常に強力なラインアップであり、上位結果を狙える」

    「KCMGはメルセデスAMG GT3への適応を急速に進めている。NLS3はこのプロセスにおけるもうひとつの重要なステップであり、我々の目標はさらに多くのデータを集め、あらゆる面でNLS2を上回り、来月のニュルブルクリンク24時間レースへ向けて全体のパッケージをさらに磨き上げていくことだ」

    今回のNLS3は、小林可夢偉にとってGT3でのノルドシュライフェ本格参戦の出発点であると同時に、KCMGにとってもメルセデスAMG GT3での経験値を高める機会になる。来月のニュルブルクリンク24時間レースを見据えるうえでも、週末を通じてどこまで前進できるかが注目される。

    Source: Sportscar365

  • 小林可夢偉 ハースF1チームとトヨタの関係深化を象徴するテスト走行動画

    小林可夢偉 ハースF1チームとトヨタの関係深化を象徴するテスト走行動画

    小林可夢偉が先週、ハースF1チームのマシンでテスト走行を行い、F1マシンのコックピットに約11年ぶりに戻ってきた。今回のテストは、アメリカのハースF1チームとトヨタとの提携により実現したもので、小林可夢偉がF1マシンをドライブするのは2014年のアブダビGP以来となる。

    テストは南フランスのポール・リカール・サーキットで行われ、使用されたのは2023年型VF-23。テストは「TPC(テスト・オブ・プリビアス・カー)」規定の下で実施され、小林可夢偉に現代F1マシンの体験機会を提供するというトヨタの意向によるものだった。

    小林可夢偉は、SNS上で次のように語っている。

    「今日は、いつもとは少し違う役割なんです。普段はWECドライバーとして、トヨタ・ガズーレーシングでチーム代表も務めていますが、今日はその役割とは違って、ハースF1チームのマシンをドライブさせていただいています」

    「これはトヨタ・ガズーレーシングとハースF1チームの間で、将来的に技術面で協力していくことを目的としたコラボレーションなんです。そして同時に、モリゾウさんから託された役割として、トヨタのドライバーにF1の可能性を広げていくという思いも込められています」

    「もちろん、私自身はもう将来F1ドライバーを目指す年齢ではありませんが、こういった機会を通じて、より若いドライバーたちがF1に挑戦できるチャンスをつくっていきたいと思っています。今回は、そのためにF1の世界がどういう場所なのか、どうやって準備していくべきなのかを伝えることが自分の役目だと感じています」

    「そういう意味でも、今回11年ぶりにF1のクルマに乗らせていただいたのは、とても貴重な経験でした。最後にF1を運転したのは2014年なので、本当に久しぶりでしたが、思っていたよりもスムーズにクルマに馴染むことができましたし、フィジカル面でも問題はなく、素直に楽しめました」

    「まずは、こうした機会をいただいたことに感謝していますし、本当に楽しくて、走っている間ずっと笑顔でいられました」

    「今回の経験を通じて、F1を目指すトヨタの若いドライバーたちに、少しでも多くのチャンスが広がっていくことを願っています。ありがとうございました。そして、次にF1の世界に挑戦していくドライバーに期待したいと思っています」

    小林可夢偉は2009年、ティモ・グロックの代役としてトヨタからF1デビューを果たした。翌年からはザウバーに移籍し、3シーズンにわたって参戦。2012年の日本GPでは母国で表彰台に立つ活躍も見せた。その後、2014年にはケータハムでF1に復帰したが、マシンの競争力不足に苦しんだ。

    F1を離れて以降は、スーパーGTやスーパーフォーミュラ、そして世界耐久選手権(WEC)などで活躍。WECではシリーズタイトルやル・マン24時間優勝を果たし、トヨタ・ガズーレーシングの中心的ドライバーとして10年にわたって活動してきた。

    小林可夢偉 ハースF1チーム トヨタ

    トヨタの支援でハースに広がる技術体制
    今回のTPC走行は、ハースにとっても大きな意味を持つ。チーム代表の小松礼雄は、トヨタとの提携が発表された際にこう語っている。

    「TPCは人員のトレーニングという意味で非常に重要なんです。うちは従業員が300人ちょっとしかいないので、例えばレースエンジニアやパフォーマンスエンジニアが1人抜けただけでもすぐに厳しくなってしまいます。常にギリギリの状態では組織の改善はできませんし、それが当たり前になってしまってはダメなんです。TPCを通じて、エンジニアやメカニックの訓練、そしてバックアップ要員の育成ができるようになるのは大きな前進です」

    シミュレータープログラムも支援対象に
    さらに、トヨタの技術支援により、ハースは新たにシミュレータープログラムも構築することが可能になった。

    「バンベリーのファクトリーには、今までシミュレーターがなかったんです。トラックサイドのスタッフも少ないので、レースの合間にイタリアでシミュレーターをやるとなると、イギリス拠点のスタッフに24戦終わったあとさらに10週間もイタリアで作業してもらうなんて現実的じゃないですよね」

    「この提携がなかったら、シミュレータープログラムを始めるのは本当に難しかったと思います。まずハードウェアがありませんし、それを導入して立ち上げるにも時間がかかりますし、性能の相関関係を取るのにも時間が必要です」

    「TGR(トヨタ・ガズー・レーシング)は、自分たちのプロジェクトだけでなくお客様向けにもシミュレーターのノウハウがあります。ハードウェアもオペレーションも、キューイングなども含めた一連の知識を持っているので、うちとしてはその恩恵を大いに受けられるんです」

    今回のテスト走行は、ドライバーとチーム双方にとって非常に意義のあるものとなり、トヨタとハースのパートナーシップが実を結びつつあることを象徴する出来事となった。

  • 小林可夢偉 ハースF1チームで11年ぶりにF1マシンをドライブ「首にも感謝」

    小林可夢偉 ハースF1チームで11年ぶりにF1マシンをドライブ「首にも感謝」

    元F1ドライバーで現WEC(世界耐久選手権)参戦中の小林可夢偉が、自身のInstagramでF1マシンを再びドライブしたことを報告した。舞台はフランスのポール・リカール・サーキットで、実に11年ぶりのF1マシンとの再会となった。

    投稿では、「11年ぶりにこのビーストに再び乗って少し楽しんできた」と綴り、トヨタ・ガズーレーシングおよびハースF1チームに対して感謝の言葉を述べた。最後には「首にも大きな感謝を」とユーモアを交え、久々のF1走行による肉体的な負荷も示唆している。

    小林可夢偉は2009年から2014年にかけてトヨタ、ザウバー、ケータハムなどでF1を戦い、その後WECに転向。現在はトヨタのファクトリードライバーとしてル・マン24時間レースを含む耐久レースで活躍している。今回のF1走行は、トヨタとハースF1チームの協力により実現した特別なプログラムだったとみられている。

    SNS上では「またF1に戻ってきてほしい」「やっぱりF1マシンが似合う」といった声が多数寄せられ、可夢偉のF1復帰を願うファンの反響も大きい。

    11年ぶりとなるF1マシンとの再会を果たした小林可夢偉。今回のポール・リカールでの走行が一時的な体験にとどまるのか、あるいは今後のキャリアに何らかの影響をもたらすのか、今後の動向に注目が集まっている。

  • 小林可夢偉 2025年デイトナ24時間レースにWayne Taylor Racingから参戦

    小林可夢偉 2025年デイトナ24時間レースにWayne Taylor Racingから参戦

    小林可夢偉が、2025年デイトナ24時間レースにウェイン・テイラー・レーシング(Wayne Taylor Racing)から参戦することが発表された。

    ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)とキャデラック・レーシングは、2025年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権シーズンの開幕戦となるロレックス・デイトナ24時間レースでに出場する2台のグランツーリスモ・プロトタイプ(GTP)ファクトリープログラムのドライバーラインナップを発表した。

    No.10 キャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングVシリーズ.R GTPでは、シリーズのベテランであるリッキー・テイラーとフィリペ・アルバカーキがチームのフルシーズン・ドライバーとして引き続き参加する。

    元WTRチームメイトのウィル・スティーブンスは、テイラーとアルバカーキと再会し、2025IMSAミシュラン耐久カップ(IMEC)チャンピオンシップの3つのイベント、デイトナロレックス24時間レース、モービル1セブリング12時間レース、MOTULプチルマンに出場します。ブレンドンハートレーは4年連続でWTRに復帰し、デイトナのドライバーラインナップを完成させる。チームは、知恵とスタミナと戦略が試されるこの象徴的な24時間耐久レースで歴史を作ろうとしている。

    「2025年のNo.10のラインナップに興奮している」とチーム代表のウェイン・テイラーは語った。「4人のドライバーのうち3人は少なくとも4年間、一緒に仕事をしてきた。ウィル・スティーブンスを耐久レースに追加することは、大きな利点にもなる。4人のドライバーは全員、セットアップを理解しており、緊密に協力し合うことに慣れている。デイトナで勝利し、この非常に接戦のチャンピオンシップでトップになるためには、それが不可欠だ」

    No.10 キャデラックVシリーズ.Rマシンと並んで、チームメイトのジョーダン・テイラーとルイ・デレトラズが再びステアリングを握り、今度はNo.40 キャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングVシリーズ.Rでフルシーズンを戦う。キャデラックの強豪、アレックス・リンが、2025年のIMEC選手権レースであるロレックス・デイトナ24時間、モービル1・セブリング12時間、MOTULプチ・ルマンで、この2人のチームメイトとしてコ・ドライバーを務める。国際的なスポーツカーレースのスーパースター、小林可夢偉が、2019年と2020年にWTRでトップの座を獲得したロレックス24の腕時計コレクションを増やすべく、ロレックス24にこの3人組に加わる。

    「40号車もまた、エキサイティングなドライバーラインナップだ」とテイラーは続けた。「ルイとジョーダンが再びタッグを組む。そしてアレックス・リンは耐久レースで力を発揮してくれるだろう。アレックスは以前にも我々と一緒に仕事をしたことがあり、2017年のセブリング12時間レースで優勝に貢献してくれた。小林可夢偉の実力は言うまでもなく、以前にも我々と一緒に走り、ジョーダンでロレックス・デイトナ24時間を2度制している。このチームの全員が、エゴを捨てて仕事を成し遂げるために働いている。それがレースに勝つ方法であり、特にロレックス・デイトナ24時間レースでは重要だ」

    ウェイン・テイラーとGMモータースポーツの歴史は、南アフリカ出身のテイラーがゼネラルモーターズのファクトリードライバーとして、シボレーエンジン搭載のGTPレースカーで初めて米国でレースをした1990年にさかのぼる。2007年にチームを設立して以来、ウェイン・テイラー・レーシングはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で常に有力チームとしての地位を確立している。2021年のミシュラン耐久カップチャンピオンは、チーム結成以来、IMSAドライバー選手権で3回、IMSAメーカータイトルで9回の優勝を果たしている。チームの18シーズンにおいて、ロレックス・デイトナ24時間レースで4回、セブリング12時間レースで2回、プチ・ルマンで2回の優勝を果たしている。2017年には、キャデラックDPiで前人未到の5連勝を達成し、IMSAウェザーテック・ドライバーズ選手権およびメーカーズ選手権で優勝した。

    新たに結成されたキャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングVシリーズ.R GTPチームは、11月15日~16日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるIMSA公認のテストでデビューする。ロレックス・デイトナ24時間レース前のイベントは、1月17日(金)にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで最初のコース上でのセッションが行われ、1月19日(日)の予選で締めくくられる。第63回ロレックス・デイトナ24時間レースのスタートは、1月25日(土)の予定である。

    No. 10 Cadillac Wayne Taylor Racing V-Series.R ドライバーラインナップ
    リッキー・テイラー(フルシーズン参戦)
    「キャデラック・レーシングに再び参加できることを嬉しく思う。過去2シーズンにわたってGTPで彼らが競争力を維持してきた理由を学び、また、新しいチームと協力してレースとチャンピオンシップで勝利を収めることを楽しみにしている。最初の2シーズンで彼らを強くしてきた要因を知りたいと思うが、同時に、我々の経験をプログラムに持ち込むことも重要だ。2台のマシンと4人のフルタイムドライバーが、コース上でもコース外でもお互いを健全な形で高め合い、両マシンの成功を支えているという点で、このチームには特別な何かがあると思う。GMとの関係は、テイラー家がアメリカにやってきたときから続いている。私の父は、プラット・アンド・ミラーのシボレー・スパイスをドライブするためにアメリカにやってきた。GMとWTRはこれまで数々の成功を収めてきたが、テイラー家とGMの関係は、私たちのキャリアを際立たせてくれた」

    ドライバー、フィリペ・アルバカーキ(フルシーズン参戦)
    「GM/キャデラックで再びレースができるのは素晴らしい。アメリカで総合クラスに参戦し始めて以来、2016年のシェビーDP、そしてキャデラックDPiで4年間レースを戦い、そして今また戻ってくることができるのは素晴らしい。故郷に戻ってくるのが本当に楽しみだ。僕のデイトナでの初総合優勝はキャデラックで達成したものだから、あの勝利の感覚を再び味わいたい。キャデラックでWTRと激しく戦ったことをよく覚えている。彼らは僕の大きな足かせだった。これは、他に何も言わないというポルトガル的な表現だが、僕も彼らに勝ったレースをいくつか覚えている。しかし、今、僕、リッキー、WTR、そしてキャデラックが一緒にいることで、僕たちは一緒に夢を実現できると思う。

    ウィル・スティーブンス(2025年IMEC共同ドライバー)
    「ウェイン・テイラー・レーシングに戻って、キャデラック・レーシングとの新たな冒険を始めることをとても楽しみにしている。 ワクワクするようなパートナーシップであり、大成功を収めるためのすべての要素を備えている。 私は以前から外から見て、このブランドを尊敬していたが、今、その一員になるチャンスを得ることができ、非常にエキサイティングな機会であり、スタートするのが待ちきれない。チーム全員が強い絆で結ばれ、共に素晴らしい結果を残すための最高のチャンスを手にしなければならない。それがWTRがレースに臨む際の重要な要素であり、長年にわたって成功を収めてきた理由だと思う。お互いに高め合いながら、その挑戦をとても楽しみにしている」

    ブレンドン・ハートレー(デイトナ24時間レースの共同ドライバー)
    「またWTRの一員としてデイトナに参加できることをとても嬉しく思っている。WTRの一員であると感じているが、デイトナでの優勝は、まだ自分の名前を刻むことができていない。WTRは常に競争力のあるマシンとラインナップを用意しており、私たちは1つの目標を掲げてデイトナに向かう。2台体制はWTRにとって比較的新しい試みだが、2024年の雰囲気とチームスピリットにはとても感銘を受けた。間違いなく2025年も同じだろう。これはウェインと彼を取り巻くチーム、そしてドライバーの選択が素晴らしいことの証でもある。チームは、私たちをWTRファミリーの一員であり、より大きなものの一部であると感じさせてくれた。それは、共に勝ち、共に負けるレーサーたちのチームだ。

    No. 40 Cadillac Wayne Taylor Racing V-Series.R ドライバーラインナップ
    ジョーダン・テイラー(フルシーズン参戦)
    「キャデラック・レーシングの一員として2025年シーズンをスタートするのが待ちきれない。私はレースキャリアの12年間をGMの車で過ごしてきたので、多くの馴染みのある顔に再会するような気分だ。キャデラックは過去2年間、GTPで明らかに非常に強かったので、そのマシンがどんなものなのか、中から見るのが待ちきれない。WTRは常に素晴らしい仕事をして、強力なラインナップをまとめている。コース上での強さだけでなく、チームメイト、チームメンバー、スポンサーとコース外でもうまくやっていける人たちだ。我々のドライバー全員をまとめると、素晴らしい経験値がもたらされ、我々全員を正しい方向に導いてくれるだろう。GMは、90年代初頭に私の両親がアメリカにやって来たきっかけであり、父にとってはアメリカで初めて運転した車だった。また、私のキャリアもGMから始まり、リッキーも過去に多くの成功を収めてきた。私たちは、過去に関わったすべての人々と連絡を取り合っており、再び一緒に仕事をするのはスムーズな移行になるだろう」

    ルイ・デレトラズ(フルシーズン参戦)
    「キャデラックレーシングに参加できることをとても楽しみにしている。キャデラックとGMはモータースポーツで多くのことを達成してきた。彼らと一緒に仕事ができるのが待ちきれない。彼らがどのように仕事をして、速いマシンを作っているのかを理解するのが楽しみだ。私がIMSAに参加して以来、キャデラックレーシングは常に非常に競争力があり、打ち負かすのが難しいチームだった。彼らが我々の味方で、敵ではないことを嬉しく思う。一緒にいれば、今後多くのレースや選手権で勝利できるだろう。キャデラック、GM、WTRの間には、多くの歴史がある。私がチームに加わる前のことだが、ニュースが発表されて以来、WTRの興奮を感じている。WTRワークショップでの多くの素晴らしい思い出、チャンピオンシップ、トロフィーが、この提携の成功を証明している。キャデラックがこれほどまでに強くなった理由を確かめるために、初めてマシンを運転するのが待ちきれない」

    アレックス・リン(2025年IMEC共同ドライバー)
    「2025年のIMSA耐久カップレースでWTRの一員として参加できることをとても楽しみにしている。 私にとって思い出深いチームであり、ここ数年で非常に慣れ親しんだマシンで走ることになる。WTRは常に北米のスポーツカーレースの基準となるチームであり、重要な場面で勝利を収めてきた。また、リッキーやジョーダン、そしてフィリペやルイといった4人のワールドクラスのドライバーたちと再び一緒に仕事ができること、そしてビッグレースで勝利を収める準備ができていることに、とても興奮している。早く始めたい」

    小林可夢偉(デイトナ24時間レース共同ドライバー)
    「2025年のデイトナ24時間レースで、ウェインと素晴らしいWTRチームの一員としてレースができることを発表できることを嬉しく思います。彼のチーム、そしてキャデラック・レーシングの一員としてレースをしたことは、素晴らしい思い出であり、とても楽しかったです。WTRとキャデラックに再びレースの機会を与えてくれたことに感謝しているのはもちろん、この歴史的な米国のイベントで走れるようにしてくれたトヨタのモリゾウさんとTOYOTA GAZOO Racingにも感謝しています。僕にとってはまさにホームカミングのような気分です。IMSAでの競争は非常に激しいものだったが、WTRとキャデラックのために最善の結果を出せるようレースに臨みたいと思います」

    ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)について
    ウェイン・テイラー・レーシングは、世界的なモータースポーツ企業であり、IMSAドライバーズチャンピオンシップ(2013年、2017年)を2度制し、IMSAミシュラン耐久カップ選手権(2020年、2021年)を2年連続で制したことで、アキュラ、ポンティアック、コルベット、キャデラックのIMSAメーカーズチャンピオンシップ9回獲得に貢献した。WTRは、その18年間の短い歴史の中で、スポーツカーレースの最も象徴的なイベントで数々の勝利を収めている。デイトナ24時間レース、セブリング12時間レース、プチ・ルマン、ミッドオハイオ、ロードアメリカ、ザ・グレン6時間レースなどである。PROクラス選手権を2年連続で制覇した(2022年、2023年)WTRは、現在、北米ランボルギーニ・スーパートロフェオ選手権で10回の優勝を果たし、ランボルギーニ・ワールドファイナルズでも優勝している。

  • 小林可夢偉 スーパーフォーミュラで5年振り表彰台3位フィニッシュ

    小林可夢偉 スーパーフォーミュラで5年振り表彰台3位フィニッシュ

    小林可夢偉は、2024年スーパーフォーミュラ第6戦富士で3位フィニッシュ。5年ぶりの表彰台を獲得した。

    予選11番手からスタートした小林可夢偉(Kids com Team KCMG)は大きくポジションを上げて3位でフィニッシュ。小林可夢偉にとっては、2019年のシリーズ第5戦もてぎ大会以来となった。

    「(前回の表彰台が)『5年前』と言われると心に刺さるので、あまり言っていただきたくないなと思うんですけど、実際にはそれが現実で、まずは本当にこれまで応援していただいた方々に感謝したいと思います」とコメント。

    「ペースが良かったというのが今日のレースの好材料かなと思います。ピットストップを早くして11周目か12周目に入ったと思うんですけど、それでクリンエアでいいペースで走ることができました。スタート自体は11番手だったんですけど、それが一気にジャンプアップできた理由になったと思いますし、あとは本当にレースに強いクルマだったなというところが今日の結果かなと思います」

    「手応えはまだつかめていないです、残念ながら。でも、福住(仁嶺)選手がこの富士でポールポジションを2回獲って、富士ではクルマがいいことは分かっていて、それを僕が予選では活かせなくて、レースでそれをなんとか挽回できたというだけなんですけど、まずは良かったなと思いますし、ラッキーなことに明日もレースがあるので、明日はしっかりもっとやり切ったと思えるようなレースをしたいと思います」

  • 小林可夢偉 2戦目のNASCARは29位も走りに手応え

    小林可夢偉 2戦目のNASCARは29位も走りに手応え

    3月24日(日)、米国テキサス州サーキット・オブ・ジ・アメリカでNASCARカップシリーズ第6戦の決勝レースが行われ、23XIレーシングから参戦したTOYOTA GAZOO Racingのドライバー兼WECチーム代表である小林可夢偉は30位でフチェッカーを受けた。その後、レース後の車検で、車体の最低重量を違反した1台の車両が失格となり、小林可夢偉の正式レース順位は29位に繰り上がった。

    この日は朝から空を雲が覆い、時折肌寒い風が吹いていたサーキット・オブ・ジ・アメリカだったが、決勝レースに向けてだんだんと日差しが強くなり、気温が20度を超えるまで上昇した午後14時30分に総距離231.88マイル(約373km)、周回数68周のレースがスタートした。

    25番グリッドからスタートした小林可夢偉は一番混乱が起きやすいスタート直後の1コーナーをきれいにクリア。そこからじわじわと前車との距離を詰めていき、4周目にはメインストレートをサイド・バイ・サイドで駆け抜けるなど、周りのクルマと比較しても悪くないレースペースで周回を重ねた。20番手を走行していた12周目にタイヤ交換と給油のため1回目のピットイン。その際ポジションを30番手まで落としたが、25周目には18番手までポジションを挽回した。

    しかし26周目に追突されスピン。37番手まで大きくポジションを落としただけでなく、追突したクルマがスピン中の小林可夢偉の車体前部にもヒットし、フロンタバンパーにダメージを負うことに。そのダメージを32周目にピットインして修復すると、トップを争うクルマと遜色ないペースを披露しながら51周目には14番手までポジションアップを果たした。

    52周目にこの日最後のピットインした直後、その翌周に今度は周回遅れのクルマに追突されスピンし33番手まで順位を落としてしまいた。それでも小林可夢偉は諦めず、セクターの自己ベストや全体ベストなどを更新しながらチェッカーを目指し、68周目、30位でチェッカーを受けた。(前述のとおり、最終的なレース順位は29位に繰り上がってる)

    小林可夢偉 NASCAR

    小林可夢偉
    「今週末の皆さんからの温かいご声援ありがとうございました。レース中のペースは非常に良かったのですが、レース中に2回も後ろから当てられてしまう、不運な展開になってしまいました。レースを終えた順位だけみると、とても厳しい結果にみえますが、レースの内容としては、昨年のインディよりもいい走りができていましたし、最終的にはレース中のトップテン以内のレースペースを維持して走ることもできました。自分自身このクルマについてかなり理解することができたと思っています。予選でもっと前のポジションで終えることができれば、かなりいいレースができるのではないかと思っています。個人的にはリベンジしたいです。今回が2回目の挑戦でしたが、このNASCARというカテゴリー、本当に楽しかったです。前回に引き続き、僕のNASCAR参戦を通じて、若いドライバーたちにこのレースが持つ魅力や挑戦する意義が伝わっていると嬉しいなと思います。この機会を作ってくださったモリゾウさんをはじめTGR、米国トヨタ、そしてモービル1の皆様に感謝いたします。そしてなによりも応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございました」

  • 小林可夢偉 2度目のNASCAR予選結果は25番手

    小林可夢偉 2度目のNASCAR予選結果は25番手

    3月23日(土)、米国テキサス州オースティン にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカでNASCARカップ・シリーズ第9戦の予選が行われ、23XIレーシングから参戦しているTOYOTA GAZOO Racingのドライバー兼WECチーム代表である小林可夢偉は、自身2度目となるNASCARカップ・シリーズの予選を25番手で終えた。

    この日のサーキット・オブ・ジ・アメリカは朝から曇り空。小林可夢偉はちょうど陽が登りはじめた午前7時からチームとともにトラックウォークに参加。コースを1周して下見し、フリー走行と予選に備えた。

    39台が参加するNASCARカップ・シリーズは、フリー走行と予選をA組とB組に分けて実施しており、今回小林可夢偉はB組に振り分けられた。

    フリー走行は午前9時から10時30分の間に、A組・B組それぞれ2回ずつの走行枠が設けられ、小林可夢偉はまず、フリー走行1回目を午前9時24分にコースイン。事前にチームでシミュレーター走行をしてきたとはいえ、昨年8月以来のNASCAR実車走行ながら、計測3周目でグループ5番手となる2分11秒505をマーク。その後、フリー走行2回目のセッションでは、2分10秒567までタイムを伸ばしフリー走行を終えた。

    フリー走行を終えてすぐに迎えた予選、A組の予選を挟み、午前11時から15分間のB組の予選が始まると、小林可夢偉は1回目のアタックで2分10秒832を記録。2回目のアタックでは2分10秒513でベストタイムを更新し、最終的に予選を25番手で終えた。明日の決勝レースは、13列目25番手からスタートする。

    68周の決勝レースは3月24日(日)午後2時30分(日本時間3月25日(月)午前4時30分)にスタートが切られます。

    小林可夢偉 NASCAR

    小林可夢偉
    「このコースはF1やWECで実際に走ったことがありますが、2度目のNASCARとなる今回のレースに向けて、さらにシミュレーターでもしっかり走り込んで準備をしてきました。フリー走行は総合8番手でしたが、昨年の8月以来、久しぶりにこのクルマに乗ったわりにはすぐに対応できたなと思いましたし、ポジティブな気持ちで予選に入れました。でも、その予選では新品タイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず25番手に沈んでしまいました。ただ、練習走行から非常にレースペースの安定したタイムを刻めていますし、僕自身すごく悔しい予選結果にはなりましたが、レースではしっかり巻き返せると思っています。少しでもNASCARの魅力を日本の皆さんに伝えられるよう頑張りたいと思いますので、ぜひ皆さん応援よろしくお願いします。今回の2度目の参戦で、改めてNASCARのレベルの高さを感じています。独特のレースフォーマットの中、この独特なクルマを短期間で走らせるというのは、自分にとって本当に新しいチャレンジです。ですが、昨年経験したことを活かして、自分自身の成長を感じることができていますし、これを何とか結果という形で出せるように、明日のレースではできるだけたくさんポジションを上げてゴールできるように頑張ります」

  • 小林可夢偉 NASCARに23XIレーシングから2度目の参戦

    小林可夢偉 NASCARに23XIレーシングから2度目の参戦

    小林可夢偉が23XIレーシングに復帰し、2度目のNASCARカップシリーズに参戦する。

    ル・マン24時間レースのウィナーであり、2度の世界耐久選手権チャンピオンでもある小林可夢偉は、3月24日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズでトヨタ・カムリXSEをドライブする。彼はカップカーでの経験を積みながら、ババ・ウォレスやタイラー・レディックとともに再び仕事をすることになる。

    小林可夢偉は昨シーズン、インディアナポリスでカップデビューを飾った。彼は、シェーン・ヴァン・ギスベルゲン(ニュージーランド)、ブロディ・コステッキ(オーストラリア)、マイク・ロッケンフェラー(ドイツ)、ジェンソン・バトン(イギリス)、ダニエル・スアレス(メキシコ)と並び、このフィールドで活躍した6人の国際ドライバーのうちの1人だった。

    F1に75回出場している小林可夢偉は、波瀾万丈のレースの末、予選28位、決勝33位となった。

    小林は昨シーズン、キャリア初のカップ戦スタートに先立ち、NASCARに出場した理由を語った。

    「僕はNASCARを体験するためにここに来ましたが、同時に日本でのNASCARへの関心を拡大したいと思っています」と小林可夢偉はNBCスポーツに語った。「大きな可能性があると思っています」

    小林可夢偉には、F1で一度スタートを切ったサーキット・オブ・ジ・アメリカズでのレースで、NASCARの拡大に貢献するまたとない機会が与えられるだろう。

    3月のCOTAに参戦するゲストドライバーは小林可夢偉だけではない。

    元F1ドライバーのダニール・クビアトが23日(土)のXfinityレースにSSグリーンライト・レーシングから参戦する。彼は07号車シボレーをドライブし、キャリア2度目のXfinity参戦となる。

    F1キャリアで3度の表彰台を獲得したクビアトは、2022年にNASCARデビュー。チーム・ヘイズバーグ・レーシングからインディアナポリス、ワトキンス・グレン、シャーロット・ローバルでカップ戦に出場した。インディアナポリスとローバルではメカニカルトラブルでリタイアに終わった。

    クビアトは2022年にXfinityデビューも果たしている。サム・ハント・レーシングのドライバーとしてシャーロット・ローバルを走り、15位でフィニッシュした。