カテゴリー: F1ハンガリーGP

  • ジョージ・ラッセル、戦友アルボンを庇う「雑魚みたいに映ってしまう」

    ジョージ・ラッセル、戦友アルボンを庇う「雑魚みたいに映ってしまう」

    ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、F1ハンガリーGPの予選で自分より下位グリッドで終えたアレクサンダー・アルボンに同情。ジュニア時代からの戦友であるアルボンのためにレッドブル・ホンダF1にマシンの問題を解決するよう求めた。

    ジョージ・ラッセルは、ウエットだった前戦F1シュタイアーマルクGPに続いて、ドライとなった今回の予選でもQ2に進出して12番グリッドを獲得。チームメイトのニコラス・ラティフィもQ2に進出しており、低迷が続いていたウィリアムズF1にとっては快挙ともいえる結果を達成した。

    一方、前戦で予選4番手を獲得していたレッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、ジョージ・ラッセルのタイムに及ばず13番手でQ2敗退。「今日は語れることはあまりない」と落胆を口にしている。

    今シーズンは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに匹敵することができておらず、今回もフェルスタッペンがQ3進出を果たしたこともあり、アルボンに少なからず批判的な声も上がっているのは事実だ。

    だが、ジュニア時代からアレクサンダー・アルボンと切磋琢磨してきたジョージ・ラッセルは、決してアルボンが悪いわけではなく、問題はレッドブル・ホンダF1のマシンにあると庇った。

    「僕は過去15年間アレックスのことを知っているし、彼と同じパドックにいた、レースをしてきた僕たち全員が彼が最高のドライバーの1人であることを知っている」とジョージ・ラッセルは情熱的に語った。

    「マックス(フェルスタッペン)もシャルル(ルクレール)も、僕たち全員がそう言うだろう、彼はやってきたすべてにおいて常に最前線にいた。彼に一体何が起こっているのかわからない」

    「彼が雑魚(idiot)みたいに映ってしまっているけど、彼はまったくそうではない。彼のことを本当に気の毒に思う。彼はやってきたすべてで勝ってきたし、僕には何が起こっているのかはわからないけど、彼ら(レッドブル・ホンダF1)は彼のためにそれを整理する必要がある」

    普段は温厚なイメージのあるアレクサンダー・アルボンだが、Q2敗退を喫した後、無線で「僕をトラフィックのなかに入れないように言っただろ!」と不満をぶちまけた。

    だが、セッション後、冷静になったアレクサンダー・アルボンはそれだけを責めることはできないと改めた。

    「1つのことだけではあに。明らかに僕も素晴らしいラップができていなかった。でも、それを修正するためのラップはもう1回あった」とアレクサンダー・アルボンは説明した。

    「正直、いくつかのことがありし、チームとそれについてじっくり話し合い、次回のために準備を整える必要がある」

    「FP3の方がマシンに満足できていたし、予選ではそれほどではなかった。もう少しよく理解する必要がある」

    関連:F1ハンガリーGP 予選:メルセデスが1列目&ピンクメルセデスが2列目独占

  • ホンダF1、ピエール・ガスリーのパワーユニットを新品に交換

    ホンダF1、ピエール・ガスリーのパワーユニットを新品に交換

    ホンダF1は、F1ハンガリーGPの決勝にむけてアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーのマシンに新品のパワーユニットを搭載する。

    ピエール・ガスリーは、F1ハンガリーGPの予選で10番グリッドを獲得したが、Q1から軽微なエンジン問題が発生。ホンダF1はその場で解決することができず、ガスリーはQ3で走行することができなかった。

    ホンダF1は、安全策としてピエール・ガスリーのパワーユニットを完全に交換することを決定。CE(コントロールエレクトロニクス)については2基目を投入していたガスリーだったが、今回の変更はペナルティが発生しない範囲で行われる。

    「明日にむけたガスリーのマシンの最も安全なオプションはPUを交換することです。新しいPUに載せ換える予定です」とホンダF1は述べた。

    「この変更に伴うペナルティはなく、トラックガレージの非常に小さな問題である可能性のあるものを追跡するよりも簡単になります」

    「PUはHRD Sakuraに返送され、徹底的にチェックされます」

    Q3に進出したピエール・ガスリーだが、当然ながら、エンジン問題で走行できなかったことには不満を感じている。

    「Q1の終わりから特にQ2のスタートからパワーが大幅にカットされはじめた」とピエール・ガスリーは説明した。

    「最初はアウトラップでだけ起こっていた。バッテリーを充電してフルスロットルでいくようなときにね。とにかく大きくカットされたし、ギアを同期させてタイヤにしっかり熱を入れることができなかった」

    「最速ラップではエンジンがメインストレートの終わりでカットした。そこで少しタイムを失ったけど、残りのラップでは問題なかった。2回目の走行では4速以降は十分に速く走れなかった」

    「この大きなラグとカットはどんどん悪化していった。ラップを始めたときにパワーが残っていなかったので、セッションを中止しなければならなかった」

    ピエール・ガスリーは、トラブルを考えれば、ルノー勢とレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンを上回ったことに驚いているが、決勝ではアルファタウリのマシンは楽な午後にはならないと考えている。

    「レースでは、ルノーに比べて、僕たちにとって少し難しいこともわかっている」とピエール・ガスリーは語った。

    「特にブダペストでのグリッドポジションが非常に重要なことは知っていた。だから、できるだけ高いグリッドで予選を終えるのが本当に重要だった」

    「このポジションから明日はいくつかのポイントを獲得できることを本当に望んでいる。でも、現時点では、ルノーの方がわずかに速いし、僕はトップ10からわずかに外れいた」

  • F1ハンガリーGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    F1ハンガリーGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの予選が7月18日(土)にブダペストのハンガロリンクで行われた。

    ハンガロリンクは“壁のないモナコ”と言われるほどオーバーテイクの難しいサーキットとして知られている。1ストップレースになることが予想され、3列目から5列目まではソフトスタートとなるため、タイヤを自由に選べる11番手以降のドライバーにもチャンスが訪れる。

    11番手:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「今日は十分な改善が見られなかった。Q2のミディアムは今思えば正解ではなかったかもしれない。昨日よりも遅くなったとは感じていないし、どちらかと言えばライバルたちが僕たち以上にタイムを縮めたんだと思っている。何が起こったのかを理解するために懸命に作業していく。明日に向けてはまだポジティブだ。タイヤを自由に選択できるし、ここではそれがとても重要になってくる。しっかりとそれを生かしたい。僕は楽観的な気持ちでいるし、ポイント獲得のチャンスは間違いなくある」

    12番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「マシンはこのような涼しいコンディションの予選で生き生きしていたし、とても楽しかった。今回もこれほど速いとは思っていなかった。クルマのふぃおリングは素晴らしかったし、良いリズムに乗ることができた。Q2ラップは残念だった。トラフィックに引っかかってしまったし、今日はQ3も可能だったと思う。そうなっていたら素晴らしかっただろうね。でも、12番手は去年の僕たちの位置を考えれば物凄いことだ。このトラックを全開で走るのは大好きだし、とても楽しかった。再びこのような結果を出したチームのことを誇りに思う。明日は少し雨が降ってくれることを祈っている。うまくやれるはずだし、良い結果を出せるはずだ。戦う準備はできているし、成功したレースにしたい」

    13番手:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「今日は語れることはあまりない。望んでいた結果が出せず、フラストレーションがたまっているので、一度落ち着いて切り替えていく必要がある。いいラップタイムを出せなかったが、実はプラン通りにいかないことが多くあった。予選よりもFP3のほうがマシンの感触はよかったし、Q2ではトラフィックにつかまってしまい、全体的に厳しい一日だった。このコースでオーバーテイクするのは簡単ではないので、明日のレースで大幅にポジションを上げるには、雨が必要になるかもしれない」

    14番手:エステバン・オコン(ルノー)
    「今日のセッションはあまり良くなかった。Q3に進むにはペースが足りない感じていたし、いくつか見直さなければならないことがある。特にマシンのバランスが良くなかったし、ドライブするのが少しトリッキーだった。もちろん、がっかりしているけど、まだ明日がある。ドライコンディションならタイヤの選択は自由だし、雨が降ってもチャンスがあることは分かっている」

    15番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「間違いなく非常に満足している。Q2初進出だ。チームの観点からも彼らが行ったすべての素晴らしい仕事を認める必要がある。このトラックが僕たちのマシンにより適しているだろうことはわかっていたけど、実力で2台揃ってQ2に進めたことは僕たちが多くの進歩を果たしたことを示している。それでも自分ではもう少し良い結果を期待していたので、さらに上位ではないことに少し落ち込んでいる。でも、全体的なセッションとして満足できるものだったと思うし、チームは本当によくやってくれた」

    16番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「ここはトラックポジションを得るのが常に難しいけど、もう少し期待していた。ラストランの最終セクターで少しトラフィックに引っかかってしまった。15番手までのマージンはほんのわずかなだったので、それが差になってしまったかもしれない。後からいうのは簡単だどね。仕方ないことだ。16番手スタートから何ができるか考えてみる。オーストリアのレースでのマシンの調子を考えれば、レースはもっとうまくはずだ。16番手からのスタートは決して簡単ではないけど、このポジションからポイントを獲得したことはある。波乱のレースになることを期待しよう。セーフティカーが入るかもしれないし、雨が降るかもしれない。そうなれば僕たちにもチャンスがあるかもしれない」

    17番手:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「ここまでいい感触を得られず、厳しいレースウイークになっている。セットアップとマシンバランスに苦戦していて、タイヤをうまく機能させられていない。マシンがしっくりきていないので、どの方向性にすべきか、エンジニアとともに見極めていかなければなたない。ただ、一周のアタックでは苦しいものの、レースでのペースは引き出していけると思うので、明日を楽しみにしている」

    18番手:ロマン・グロージャン(ハース)
    「今日のマシンにはQ2に進むポテンシャルがあったと思う。2セット目のタイヤはよかったし、13番手くらいは可能だったと思っている。マシンを好調に感じていた。最後のセットでQ2進出の可能性にはかなり自信があったし、マシンの感触は良かった。タイミングをミスしてしまったと思う。隊列を先に行かせるためには最終コーナーの手前でニュートラルボタンを押すさなければならず、ターン1までにタイヤがダメになってしまった。それでおしまい。Q2に進むチャンスを失ってしまった」

    19番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「残念な結果だし、とても厳しい一日だった。この週末から何かを救い出すためにやらなければならないことはたくさんある。でも、明日のレースがどうなるか見てみよう。どのようなコンディションになるかまだ分からないけど、いずれにしても今日起こったことを理解する必要がある。特にオーバーテイクが容易ではないトラックなので、後方からスタートするのは理想的ではないけど、オーストリアのようにレース中にいいペースを発揮できることを期待したい」

    20番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「まだ本来の位置には程遠い。何が悪かったのかを分析して、そこからどうやって立ち直しれいくかを考えなければならない。すべての面でやるべきことがたくさんあるし、スピードを取り戻す必要がある。簡単な日曜日ではないだろうけど、明日はまた別の日だ。何ができるか見てみよう」

  • ウィリアムズF1、実力で2台揃ってQ2進出 / F1ハンガリーGP 予選

    ウィリアムズF1、実力で2台揃ってQ2進出 / F1ハンガリーGP 予選

    ウィリアムズF1は、2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの予選でジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィがQ2に進出。チームにとって2台揃ってのQ2進出は2018年のF1イタリアGP以来となる。

    過去2年間テールエンダーが定位置だったウィリアムズF1だが、前戦F1シュタイアーマルクGPの予選ではジョージ・ラッセルがQ2に進出して12番グリッドを獲得。ただ、雨の予選であり、運が味方した部分もあった。

    しかし、今回の予選ではドライコンディションでの戦い。ジョージ・ラッセルは再び12番グリッド、ニコラス・ラティフィは15番グリッドを獲得。実力でアルファロメオとハースに勝った。

    「マシンはこのような涼しいコンディションの予選で生き生きしていたし、とても楽しかった」とジョージ・ラッセルはコメント。

    「今回もこれほど速いとは思っていなかった。クルマのふぃおリングは素晴らしかったし、良いリズムに乗ることができた。Q2ラップは残念だった。トラフィックに引っかかってしまったし、今日はQ3も可能だったと思う。そうなっていたら素晴らしかっただろうね」

    「でも、12番手は去年の僕たちの位置を考えれば物凄いことだ。このトラックを全開で走るのは大好きだし、とても楽しかった。再びこのような結果を出したチームのことを誇りに思う。明日は少し雨が降ってくれることを祈っている。うまくやれるはずだし、良い結果を出せるはずだ。戦う準備はできているし、成功したレースにしたい」

    Q2初進出となったニコラス・ラティフィは「間違いなく非常に満足している。Q2初進出だ」とコメント。

    「チームの観点からも彼らが行ったすべての素晴らしい仕事を認める必要がある。このトラックが僕たちのマシンにより適しているだろうことはわかっていたけど、実力で2台揃ってQ2に進めたことは僕たちが多くの進歩を果たしたことを示している」

    「それでも自分ではもう少し良い結果を期待していたので、さらに上位ではないことに少し落ち込んでいる。でも、全体的なセッションとして満足できるものだったと思うし、チームは本当によくやってくれた」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「望んでいたような展開にはならなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1 「望んでいたような展開にはならなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの予選を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、ダニール・クビアトがQ1で敗退して17番手。ピエール・ガスリーはQ3まで進出したものの、PU関連のトラブルによって走行できず、10番手で予選を終えた。

    「今日はあまり望んでいた展開にはならなかったし、残念ながら、ダニー(クビアト)は一日を通してマシンのバランスに苦しみ、ピエールはバランスには満足していたし、Q3に進出できたものの、PU関連の問題によって最終予選セッションで走行することができなかった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「ピエールにとって残念なことだった。特に彼はすでに自分のせいではない故障によってFP1を逃していたからね。しかし、彼のスターティングポジションはだが、彼のスターティングポジションは戦える位置なので、そこは今日のポジティブな点だ」

    「これから両ドライバーのレースを最適化するためにレース戦略のオプションに懸命に取り組んでいく。天気予報にも目が離せない!」

  • ホンダF1:2020年 第3戦 F1ハンガリーGP 予選レポート

    ホンダF1:2020年 第3戦 F1ハンガリーGP 予選レポート

    2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの予選が行われ、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとアルファタウリのピエール・ガスリーがQ3へ進出した。

    前日のフリー走行がウエットセッションだったため、この日のFP3が予選前唯一のドライコンディションとなった。空には厚い雲が立ち込めていたが、天候はなんとか持ちこたえ、予選もドライで実施することができた。

    降雨が予想されていたことから、Q1では序盤でタイムを記録しておこうと、セッション開始と同時に全車がコースイン。コース上はかなり混雑したが、フェルスタッペン、ガスリー、アレクサンダー・アルボンがQ2へ進出した。アルファタウリのダニール・クビアトは、15番手に約0.2秒及ばず、17番手で予選を終えている。

    Q2は、各車がタイムアップし、僅差の緊迫した戦いに。フェルスタッペンが3番手、ガスリーが10番手で突破を果たしたが、アルボンは最終アタックでトラフィックに引っかかってしまったこともあり、13番手でQ3進出はならなかった。

    Q3ではターン1周辺で雨粒が落ち始め、難しい路面状況になる。この影響もあって、フェルスタッペンは最終アタックでタイムを更新できず、7番手に。5番手とは0.075秒差だった。

    また、ガスリーはPUにトラブルが発生しQ3を走行しなかったため、タイムを記録せずに10番手とった。ホンダF1は明日のレースに向けてリスクを最低限にするためガスリーのマシンのPU載せ替えを行う。本日使用したPUについては至急HRD-Sakuraに送ったうえで、根本原因の解析を行う。

    田辺豊治 (ホンダ F1テクニカルディレクター)
    「今日のハンガリーGP予選は我々にとって非常に厳しいものとなりました。フェルスタッペン選手はマシンのバランスに苦しみ、初日のデータを解析し改善は見られたものの、明日は7番グリッドからのスタートとなりました。もう1台、Q3に進出したガスリー選手についてはQ2セッションの終盤にPUのデータ異常を確認したため、Q3には出走しないことを決めました。明日のレースに向けては最大限にリスクを回避するため、新しいPUに載せ換える予定です。本日使用したPUについては至急HRD-Sakuraに送り、詳細解析を行い根本原因を明確にします。明日の天気も金曜日、土曜日同様に不安定な予報が出ていますので、これまでのドライ、ウェットでのデータを参考に最大限パフォーマンスを発揮できるようにチームと共に準備を進めます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「当然ながら今日の予選結果にはみんながっかりしています。明確な理由は分かりませんが、昨年は非常によかったこのサーキットでマシンのバランスに苦しんでおり、ここまでは難しい週末になっています。いろいろな部分を変えているので原因をつかむことが難しいのですが、ここまでラップタイムはあまり上がってきていません。このサーキットでは特にセクター2を中心にマシンのバランスのよさが求められるのですが、オーバーステアとアンダーステアが出ており、いい形にまとまっているとは言えません。もちろんここでのオーバーテイクは簡単ではないのですが、それでも僕はレースをあきらめていませんし、できる限りのベストを尽くします。7番グリッドというポジションですので、トラブルを避けながらスタートし、多くのポイントを獲得したいと思います。いつもの通り、自分たちなりのベストを尽くし、チャレンジを続けていきます」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今季2回目のQ3進出を果たせてうれしいですが、今週末はトラブルが出ていて、Q2の2回目のアタックとQ3に影響が出たのは残念でした。チームが今晩対処してくれるので、明日は問題が解決されているはずです。パフォーマンス面で言えば、昨日はほとんど走行できなかったのに、予選で全力を出しきれたことに満足しています。厳しい戦いでしたが、最終的にはきちんとラップタイムを出せて、マシンの感触もなかなかよかったです。明日のレースでもうまくいくことを願っています」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「今日は語れることはあまりありません。望んでいた結果が出せず、フラストレーションがたまっているので、一度落ち着いて切り替えていく必要があります。いいラップタイムを出せませんでしたが、実はプラン通りにいかないことが多くありました。予選よりもFP3のほうがマシンの感触はよかったのですし、Q2ではトラフィックにつかまってしまい、全体的に厳しい一日でした。このコースでオーバーテイクするのは簡単ではないので、明日のレースで大幅にポジションを上げるには、雨が必要になるかもしれません」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「ここまでいい感触を得られず、厳しいレースウイークになっています。セットアップとマシンバランスに苦戦していて、タイヤをうまく機能させられていません。マシンがしっくりきていないので、どの方向性にすべきか、エンジニアとともに見極めていかなければなりません。ただ、一周のアタックでは苦しいものの、レースでのペースは引き出していけると思うので、明日を楽しみにしています」

  • ランス・ストロール 「ミディアムでQ3進出を狙うのは賭けだった」

    ランス・ストロール 「ミディアムでQ3進出を狙うのは賭けだった」

    レーシング・ポイントF1のランス・ストロールは、2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPで予選ベストリザルトとなる3番手タイムを獲得。明日の決勝に自信をみせた。

    2020年の台風の目となっているレーシング・ポイントは、予選Q2をミディアムタイヤで通過するという上位チームが採る戦略を成功させて2台がQ3に進出した。

    「今日の結果にはとても満足している。予選を通してマシンは強かったし、僕たちは週末ずっとパフォーマンスを発揮していた」とランス・ストロールは語る。

    「僕たちにはペースがあるし、今日は予選でそのすべてをまとめることが重要だった。この結果を得るためにチーム全体は素晴らしい仕事をした」

    「ミディアムタイヤでQ3進出を目指したのは間違いなくギャンブルだったけど、正しい判断だったことが証明された。明日はチームのために大量ポイントを獲得できる良いポジションにいる」

  • シャルル・ルクレール 「2台が3列目に並ぶのはチームとって良い結果」

    シャルル・ルクレール 「2台が3列目に並ぶのはチームとって良い結果」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの予選で6番グリッドを獲得。レースにむけて好感触を持っていると語る。

    「2台が3列目に並ぶのはチームにとってかなり良い結果だ。特に僕たちは2列目にかなり近いしね。実際、かなり満足している」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「僕たちは一歩前進したし、それが分かってうれしい。僕サイドでは簡単なセッションではなかった。Q1とQ2ではドライビングにちょっと苦戦していたし、自分の仕事にはあまり満足していない。でも、Q3は良かったし、6番手はスタートには良い位置だ」

    「予選よりもレースペースの方が強いと思うので、良い戦略でそれをアドバンテージにして、いくつかポジションを上げられると思う。明日はあらゆることが役割を果たすと思う。明日の天気に関しては、僕たちはここまでドライトラックでかなりいい感じだし、雨が降ったもペースはあると思う。でも、常に少し予測ができないものだし、どちらかと言えばドライで走りたいね」

  • セバスチャン・ベッテル、今週末に手応えも「上位2チームは別次元!」

    セバスチャン・ベッテル、今週末に手応えも「上位2チームは別次元!」

    フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPでQ3進出を果たし、3列目5番グリッドを獲得。改善に手応えを感じつつも“上位2チームは別次元”だと語った。

    開幕2戦が開催されたレッドブル・リンクでは厳しい現実を突きつけられたフェラーリだが、コーナー主体のハンガロリンクはSF1000のコンセプトと相性がいいようだ。

    「昨日のフリープラクティスですでに目にしていたように僕たちにとって良い週末だと思う。でも、僕たち二人にはまだ多くの作業が待ち受けている。ソフトでスタートするので、僕たちは前の4台とはタイヤ戦略だし、それがどのように進化するか見ていくつもりだ。もしかするとターン1までの走行とその後の数周で有利かもしれないからね」

    「天気予報はレース中に雨が降るかもしれないと言っているし、僕たちは昨日ノウエットで少し苦労していたけど、実際には明日チャンスが少し増えるかもしれない。僕たちの前の2チームは別次元のように思えるけどね!」

  • レッドブル・ホンダF1 予選分析:勝負がついていた屈辱のQ2ソフト選択

    レッドブル・ホンダF1 予選分析:勝負がついていた屈辱のQ2ソフト選択

    レッドブル・ホンダF1は、F1ハンガリーGPの予選でメルセデスだけでなく、レーシング・ポイントに2番目に最速のチームを明け渡す屈辱をQ2セッションで味わった。

    開幕2戦でのパフォーマンス不足により、レッドブル・ホンダF1は取得したデータからRB16の改善できる部分を絞り込み、アップデートを調整してきた。

    第3戦の舞台であるハンガロリンクは、ストレート主体だったレッドブル・リンクとは異なり、低速コーナーを短いストレートでつなげたレイアウト。昨年、マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得していることもあり、メルセデスF1に対して反撃の狼煙をあげる週末になることが期待されていた。

    しかし、初日のフリー走行でレッドブル・ホンダ RB16の調整が悪い方向に出ていることが明らかになる。伝統のハイレーキコンセプトを進化させた空力マシンとして生み出された。だが、逆にレッドブルのF1マシンの特徴だったピーキーな特性が顔を出し、突然リアのコントロールを失ってスピンを喫するシーンが目立った。

    マックス・フェルスタッペンは“バランスがとれていない”、アレクサンダー・アルボンは“予測不可能”と称し、フェルスタッペンは2台のメルセデスよりも1.4秒遅く、2台のレーシング・ポイント、ルノーの1台とフェラーリの2台の後塵を拝した。

    レッドブル・ホンダF1は、金曜日の夜にカーフュー(夜間外出禁止令)を破ってRB16のセッティングを調整。しかし、症状が改善されていないことが土曜日にすぐに明らかになる。

    FP3でマックス・フェルスタッペンはターン12で突如スピン。アンダーステアが出て、パワーをかけられないという状態が継続している。

    Q1でフェルスタッペン8番手、アルボン11番手
    迎えた予選。Q1は、まずメルセデスF1のバルテリ・ボッタスが1分15秒484でベンチマークを記録し、ハミルトンに0.1秒差を付ける展開となる。マックス・フェルスタッペンのファーストアタックは6位となる1分16秒136で、アレクサンダー・アルボンのファーストアタックは10位となる1分16秒683だった。

    ルイス・ハミルトンはセカンドランで1分15秒420をマークし、ボッタスを0.06秒上回ることに成功。ボッタスに続く3位にはハミルトンから0.3秒遅れでレーシング・ポイントのランス・ストロールが続き、ストロールの後方には4位にストロールのチームメイト、セルジオ・ペレス、5位にシャルル・ルクレール、6位にフェルスタッペンが続いた。

    アルボンも1分16秒428とタイムを伸ばすが、他のドライバーたちもタイムを伸ばしたため、11位に後退。ダニエル・リカルド(ルノー)が1分16秒111をマークしたことでフェルスタッペンも7位に後退する。

    残り3分、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が1分15秒585をマークして一気に3位へジャンプアップし、アルボンがノックアウト圏内へ。ラッセルのこのラップは他のチームを刺激することになり、ドライバーたちが次々とアタックを開始。ファイナルランでアルボンは11位、フェルスタッペンは8位のタイムをマークして無事Q2へ駒を進めた。

    レーシング・ポイントにお株を奪われる屈辱のQ2
    そして、Q2で屈辱を味わうことになる。メルセデスとレーシング・ポイントは決勝を見据えてミディアムタイヤでアタックを開始。タイヤが余っていたルノーもそれに続いたが、レッドブル・ホンダF1はソフトタイヤでコースに出る。ミディアムでは戦えなかったのだ。本来ならレッドブル・ホンダF1がやっているはずのことをレーシング・ポイントがやっている。すでにこの時点で2番手に最速マシンという座はレーシング・ポイントに奪われた。

    Q2ではルイス・ハミルトンが1分14秒261をマークしてタイムシートのトップに立つ。ボッタスが約0.3秒遅れで続き、3位にはソフトタイヤのベッテル、4位にはRB16のハンドリングに不満を感じていたものの、ベッテルから0.017秒遅れでマックス・フェルスタッペンが続いた。

    ファイナルランでメルセデス勢がソフトタイヤに履き替えたが、後続から特にプッシュされていなかったため、余裕のドライビングを見せた。レーシング・ポイント勢は2セット目もミディアムタイヤを選択。ノリスが暫定3位のタイムを記録し、さらにはルクレールも一気にタイムを伸ばしてきたため、戦略ミスかと思われたが、ストロールとペレスは無事にQ2突破を決めた。

    アレクサンダー・アルボンはファイナルアタックもタイムが伸びず、エンジントラブルに見舞われていた上位のピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)を上回ることができずにここでノックアウト。無線でトラフィックに捕まった不満をチームにぶつけた。

    一方、マックス・フェルスタッペンはファイナルランを最大限活用し、メルセデス勢に続く3位でQ3へ駒を進めた。4位にはルクレール、5位にはノリス、6位にベッテルが続いた。そしてさらに前述のストロールが7位、サインツが8位、ペレスが9位で続いた。トラブルを訴えていたガスリーも10位で突破した。

    新品タイヤ切れでゲームオーバー
    Q3はいきなりハミルトンが圧倒的な速さを見せてトラックレコードを更新する1分13秒613をマーク。2位ボッタスと3位ストロールに0.3秒差をつける。一方、フェルスタッペンはファーストアタックで1分14秒849をマークして4位につけ、5位にはノリス、6位にサインツ、7位・8位にフェラーリ勢、9位にペレスが続いた。ガスリーはエンジントラブルが原因でコース上にマシンを出さなかった。

    絶好調のハミルトンはファイナルランでさらにタイムを伸ばし、1分13秒447をマークしてミハエル・シューマッハに並ぶハンガロリンク通算7回目のポールを獲得した。ボッタスも最後に追い上げ、0.1秒差の2位で予選をフィニッシュした。

    メルセデス勢に続く3位にはストロールが入り、2017シーズンのイタリアGPで記録した2番グリッド(予選タイムは4位)に続く好成績となる3番グリッドを獲得した。4位にはストロールから0.168秒遅れでペレスが入った。5位にベッテル、6位にルクレールが入り、サードローはフェラーリ勢が独占した。

    Q3に入ってもマシンからパーフェクトなフィーリングを得られなかったマックス・フェルスタッペンは、1回目のランですでに新品のソフトタイヤを使い果たし、「これでおしまい」と語っていた。それでもファイナルランをユーズドタイヤで出ていくが、タイムを伸ばせず7位でフィニッシュ。決勝は8位でフィニッシュしたノリスと並んで4列目からスタートすることになった。

    伝統的にハンガロリンクは“壁のないモナコ”と言われるほどオーバーテイクの難しいサーキットとして知られている。タイヤ戦略もミディアム-ハードが定説。4列目からソフトでスタートするマックス・フェルスタッペンは、トップ4がミディアムで前を塞ぎ、おそらくミディアムでスタートする2列後ろの11番手以降のドライバーにオーバーカットされるリスクがある。さらに中団でのスタートはインシデントの確立も高い。

    予選後、レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「予選のパフォーマンスはチームとして求めていたものではなかった。単純にスピードが足りなかった。マシンに想定外の挙動がいくつか確認できたので、すぐに原因を追及する必要がある」とコメント。

    「Q2のアレックスは理想的な状況とは言えなかった。トラフィックに邪魔されてしまい、Q3進出に必要なタイムを記録できなかった。マックスはソフトタイヤで楽にQ3進出を決めたが、マシンバランスが悪かったので、7番グリッドを上回るペースを得ることができなかった。Q3のセカンドアタックでタイムを伸ばそうとしたが、フレッシュなソフトタイヤを履けなかったので無理だった」

    「明日の決勝レースでベストの結果を得るためにはチームとしてまとまり、ハードワークする必要がある。また、ポイントを持ち帰り、今週を通じて私たちが振り回されているマシンの挙動を理解する必要もある」

    マックス・フェルスタッペンは「言うまでもないけれど、予選の結果には全員が落胆している。原因は分からないけれど、上手く機能していない部分がある。昨シーズンはこのトラックに適したマシンバランスを見出せていた」とコメント。

    「今週は基本的にかなりトリッキーだね。具体的な原因を突き止めるのは難しい。色々な部分に手を加えているのにラップタイムがほとんど伸びていない状況だ。ハンガロリンクでは安定したマシンが必要になる。セカンドセクターではかなり感触が良いけれど、オーバーステアとアンダーステアが出ていて、マシンバランスが上手く取れていない」

    「決勝レースはスタートでトラブルを避ける必要がある。7位は中団だからね。十分なポイントを持ち帰りたいと思っている。いつもと同じで、決勝レースは諦めていない。もちろん、このサーキットでオーバーテイクするのは簡単ではないけれど、手元にあるレースペースでベストを尽くすつもりだ

    アレクサンダー・アルボンも失望を隠さない。

    「特に何も言うことはないね。とてもフラストレーションが溜まっているし、言うまでもなく結果も望んでいたものではない。話し合ってチームを再編する必要がある。良いラップを記録できなかったけれど、正直に言わせてもらえば、今日は予定通りに進まなかったことが多かった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「マシンのフィーリングは予選よりFP3の方が良かった。Q2でトラフィックに捕まってしまい、今日はタフな1日になった。ハンガロリンクでのオーバーテイクは難しいので、決勝レースでポジションを上げるためには雨に期待しなければならない」