カテゴリー: F1ハンガリーGP

  • ルイス・ハミルトン 「すべてを出し切って最後は何も残っていなかった」

    ルイス・ハミルトン 「すべてを出し切って最後は何も残っていなかった」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2021年F1ハンガリーGPの決勝を3位でフィニッシュした。

    ポールポジションから抜群のスタートを切ったルイス・ハミルトンはトップで1コーナーを抜けた。後続にクラッシュがあり、ただ一人クリーンに1コーナーを抜けたと言っていいハミルトンだったが、全マシンがドライタイヤに交換するためにピットに入ったリスタートで、チームはステイアウトを選択。

    再開後、ルイス・ハミルトンは、1台だけでスタンディングスタートを切った後にピットイン。最後尾まで順位を落とす。その後、早めのタイヤ交換などあらゆる手を尽くして抜きにくいハンガロリンクで順位を上げていき、3位でチェッカーを受けた。

    「まずはアルピーヌ チームとエステバンにおめでとうと言いたい。彼はずっと輝かしいスターだったし、長くかかったので、彼のために本当にうれしく思う」

    「アストンマーティンがこれまでのベストリザルトを達成したのを見るのも素晴らしいことだ。彼らはもっと多くのポテンシャルがあることは分かっている。今週末の観客は素晴らしかったし、サポートに感謝している」

    「今日は間違いなくタフだった。スタートでグリッドに僕たち1台だけだったことを考えればクレイジーだ。でも、予測不能なレースではこのようなことは起こり得るし、僕たちは学ぶ必要のあるレッスンはどんなものであっても学んでいく」

    「今日はすべてを出し切ったし、最後は何も残っていなかった。僕たちはどのようなパフォーマンスを発揮できるかわからずに週末を迎えたし、今日の環境を考えれば、3位はありがたく頂くよ!」

  • ジョージ・ラッセル、苦労を共にしたウィリアムズF1との初ポイントに涙

    ジョージ・ラッセル、苦労を共にしたウィリアムズF1との初ポイントに涙

    ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、2021年F1ハンガリーGPで9位でチェッカーを受け、苦労を共にしたチームとの初ポイントを獲得。歓喜の涙を流した。

    ジョージ・ラッセルは、5人のドライバーをリタイアに追い込んだオープニングラップの多重クラッシュを避け、17番グリッドから8番手まで上昇。チームメイトのニコラス・ラティフィも6番手まで順位を上げた。

    ジョージ・ラッセルは、1周目の事故でマシンにダメージを負ったマックス・フェルスタッペンに先んじて9位でフィニッシュ。ジョージ・ラッセルも8位でチェッカーを受け、両方のドライバーがウィリアムズF1との初ポイントを手にした。

    ジョージ・ラッセルは、レース終盤にフェルナンド・アロンソに抜かれたオーストリア、スプリント予選でカルロス・サインツとの接触でペナルティを科されたシルバーストンなど、トップ10フィニッシュの機会を逃してきた。ようやく手にしたウィリアムズF1との初ポイントに感情的になったとラッセルは語る。

    「文字通り、涙を流してしまった。その文字通りがどこから来たのかは分からないけどね。とにかく、いろんなものがあふれ出てきた」とジョージ・ラッセルは語った。

    「ただのポイント獲得だけではない、本当に大きな意味がある。このために長い間戦ってきた。ある時点では『本当に実現するんだろうか?』とも考えてしまった」

    「イモラの状況が起こったとき(バルテリ・ボッタスと絡み合ってクラッシュしたとき)、オーストリアで8番手だったで最後の数周でフェルナンドに抜かれたときは…本当にがっかりだった。シルバーストンではそれに値したかどうかは分からないペナルティを科せられた。今日はそれを補えたようにと感じた。運もあったかもしれないけど、僕たちは本当にそれを結果に変えることができた」

    コンストラクターズ選手権で9回の優勝を誇る名門ウィリアムズだが、過去3シーズンは最下位でチャンピオンシップを終えていた。ダブル入賞は2018年のF1イタリアGP以来。この結果により、チームはハースとアルファロメオを抜いてランキング8位に浮上した。

    「僕たちにはコンストラクターズ選手権で8位になる価値があると心から信じている。今年はハースやアルファよりも良い仕事をしていると思うし、6ポイントを獲得するに値する」とジョージ・ラッセルは続けた。

    「とても意味があることだ。正直、ただの9位ではない。本当に感情的になってしまった。個人的には3年間のハードワークの結果だ」

    「チームにとって4年間は本当に失望だったし、厳しい瞬間を切り抜けてきた。僕個人だけではない。僕が経験していることはチームも経験している。とにかく大きな安堵だ」

  • ピエール・ガスリー 「できうる限りの結果だがもっと上位に行けたのも事実」

    ピエール・ガスリー 「できうる限りの結果だがもっと上位に行けたのも事実」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1ハンガリーGPの決勝を6位でフィニッシュした。

    5番グリッドのピエール・ガスリーは、スタートでの多重クラッシュを避けるためにコースを大きく外れてポジションダウン。レース再開後は12番手でレースを進める。

    その後、迫ってくるハミルトンを抑えつつ、シューマッハをオーバーテイクしてポジションを上げる素晴らしい走りを見せたピエール・ガスリーは、30周目にピットインして8番手でレースに復帰。ピットストップ後のペースもよく、ターン1でラティフィをオーバーテイク。7番手まで順位を回復すると、角田の背後に迫り、チームはよりフレッシュなタイヤのガスリーを先行させる。

    レース終盤、7番手走行中の角田裕毅がターン2でスピンを喫したことで、角田との差が大きくなったピエール・ガスリーは、69周目にピットインしてソフトタイヤに交換。ファイナルラップでファステストラップを記録し、1ポイントを追加し、6位でチェッカーフラッグを受けた。

    「正直に言って、今日のレースをどう考えればいいのかよく分からない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「5番手からスタートし、そこが今日の望みうるベストの順位だと思うけど、1コーナーでのインシデントに引っかかり、大きく順位を落としてからの6位入賞だ。様々な波乱のあったレースで、このポジションでフィニッシュできたのはいいことだけど、もっと上位に行けたことも事実だと思う」

    「予選ではトップチームに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”の位置につけて、マシンには満足していたので、今週末は多くのポジティブな点があったけど、チャンピオンシップを考えると、(中団のライバルに比べて)多くのポイントを失ってしまったことは残念だ。ただ、今日の状況から考えると、できうる限りの結果は残せたと思う」

    「エステバン(オコン/アルピーヌ)には心から祝福を送る。彼らは戦略面で正しい判断をしたことで素晴らしい勝利を挙げた」

  • ニコラス・ラティフィ、待望のF1初ポイント 「アメージングな結果」

    ニコラス・ラティフィ、待望のF1初ポイント 「アメージングな結果」

    ウィリアムズF1のニコラス・ラティフィは、2021年F1ハンガリーGPを8位でフィニッシュ。待望のF1初ポイントを獲得した。

    「チームにとってアメージングな結果だし、僕たちのためにとてもうれしく思う。チームは過去数レースでポイントのドアをノックしていたし、やっと2台がポイントを獲得し、チャンピオンシップで8位に順位を上げることができたのはアメージングだ」とニコラス・ラティフィはコメント。

    「僕サイドでは管理するのがとても難しいレースだった。もちろん、スタートの1コーナーが決め手となった。昨日の予選では苦しんでいたし、このような結果を出せて、これ以上は望めるない」

    「全体的に本当に素晴らしい流れで夏休みに入ることができる」

  • セルジオ・ペレス 「ボッタスは大きなミスを犯した。チームに大打撃」

    セルジオ・ペレス 「ボッタスは大きなミスを犯した。チームに大打撃」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、2021年F1ハンガリーGPの決勝をリタイアで終えた。

    レース開始の約30分前に雨が降り出し、全車がインターミディエイトタイヤを装着してのスタートとなった。4番グリッドのセルジオ・ペレスは素晴らしいスタートを決めて、ターン1で3番手に浮上。しかし、出遅れたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がランド・ノリス(マクラーレン)の後部に追突し、さらに、ボッタスはペレスに追突。ペレスはリタイアに追い込まれた。

    「何と言っていいのか分からないけど、ターン1であのような形で追突されるのは信じられないし、僕らチームにとっては大打撃だった」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「いいスタートを決めて3番手に上がり、コンディションも有利に働くと思っていたので残念だけど、できることは何もなかった。マシンの中からは、自分の後方で何が起きていたのか正確に分からなかったので、リプレイを見直したところ、自分が大きな衝突を受けていたことを知った」

    「ボッタスは大きなミスを犯し、ターン1へのブレーキングが遅すぎて多くのマシンを道連れにした。その中には、僕と、大ダメージを負ったマックスのマシンも含まれる」

    「彼は自分のミスだと分かっていたので、僕のところに謝罪に来た。故意ではないし、レースではこういうことも起こるものだけど、大きなダメージを受けたことで僕らのレースが終わり、ポイント獲得の機会が失われたという結果が変わることはない」

  • ホンダF1 「クラッシュが原因でフラストレーションが溜まる結果」

    ホンダF1 「クラッシュが原因でフラストレーションが溜まる結果」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1ハンガリーGPの決勝を振り返った。

    F1ハンガリーGPの決勝は、スタート直後の1コーナーで起きたクラッシュによってレッドブル・レーシング・ホンダにとっては厳しい展開になったものの、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダが2台揃ってトップ7入りを果たした。

    「今日のハンガリーGP決勝は、レッドブル・レーシング・ホンダにとって、先日のイギリスGPに続き他車とのクラッシュが原因で非常にフラストレーションが溜まる結果となりました」と田辺豊治はコメント。

    「スタート直後の1コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれたペレス選手のマシンはダメージが余りに大きくそのままリタイア、フェルスタッペン選手も車体に大きなダメージを負いました。赤旗中断の間にメカニックが懸命な修復作業を行い、フェルスタッペン選手が傷ついたマシンで懸命にプッシュして10位に入賞し、チームにとって大切な1ポイントを獲得できたことが唯一の救いです」

    「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台は、上手くクラッシュによる混乱を回避すると、その後のレースを粘り強く走り、ガスリー選手が6位、角田選手が自身2度目となる7位に入賞しました。コンストラクターズチャンピオンシップでのポジションは落としてしまったものの、後半戦も激戦が予想される中で、中段グループを争うチームにとって貴重なポイントを2人のドライバーともに持ち帰ることができました」

    「ここからF1はサマーブレイクを挟み、8月の末からの後半戦に向かいます。前半戦をいい形で締めくくることができなかったことは残念ですが、しっかりと前半戦の反省を行い、また心身のリフレッシュをしてブレイク明けの闘いに備えたいと思います」

    「最後に、初優勝を果たしたオコン選手、またチームとしての初優勝を獲得したアルピーヌに祝福の言葉を贈りたいと思います」

  • 2021年 第11戦 F1ハンガリーGP 決勝:タイヤ戦略解説

    2021年 第11戦 F1ハンガリーGP 決勝:タイヤ戦略解説

    2021年 第11戦 F1ハンガリーGP 決勝でのタイヤ戦略をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが解説した。

    アルピーヌのエステバン・オコンが、劇的なハンガリーグランプリを制し、F1初優勝を飾りました。ウエットコンディションの下、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィ以外の全ドライバーが、Cinturatoグリーン・インターミディエイトを装着してスタートした。

    第1コーナーでの多重事故により、レースは赤旗中断となった。この中断中、各チームはタイヤ交換とマシンの補修を行うことができた。

    リスタート時のトップグリッドに位置したメルセデスのルイス・ハミルトンのみが、インターミディエイトでグリッドからスタートし、ほかのドライバーはミディアムタイヤへ交換してピットレーンからスタートした。ハミルトンは、リスタート後の1周目にミディアムへ交換するピットストップを行い、最後尾まで後退したものの、その後、ハード~ミディアムと繋いで猛追し、最終的には3位でフィニッシュした。

    エステバン・オコンは、2回目のフォーメーションラップ後、C3コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤで効果的なスタートを切り、37周目にC2コンパウンドのP Zeroホワイト・ハードタイヤへ交換した。オコンと同様の戦略で僅差の2位を獲得したアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、オコンより1周早い36周目にピットストップを行った。

    記録的な高い気温の金曜日、引き続き暑いコンディションの昨日を経て、今日のスタート時は、雨混じりの気温28度、路面温度32度のコンディションだった。その後、路面温度は40度まで上昇した。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    【ハードC2】
    大半のドライバーがレースの後半で使用し、ハードでの50周近いスティントも見られた。

    【ミディアムC3】
    最初にミディアムを使用したドライバーは、フォーメーションラップ後にタイヤ交換を行ったジョビナッツィだった。リスタート後、全ドライバーがミディアムを使用した。ハミルトンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ファイナルスティントでもミディアムを使用した。アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、36周の長いスティントをミディアムで走行した。

    【ソフトC4】
    アルファロメオのキミ・ライコネンとアルファタウリのピエール・ガスリーのみが、ファイナルスティントでソフトタイヤを使用した。ガスリーは、ファイナルスティントでファステストラップポイントを獲得した。不安定な天候が、耐グレイニング性能の高い、硬めのコンパウンド使用を促進した。

    マリオ・イゾラ(ピレリF1およびカーレーシング責任者)
    「スタート前においてもレースの予測は難しい状況でした。今日のコンディションの参考になる材料を誰も持ち合わせていなかったことから、レースは全くの未知の領域で始まりました。スタート時の路面状況ではインターミディエイトの選択が適切でした。しかし、赤旗中断中に急速に路面が乾いたことによって、リスタート後はドライレースのコンディションとなりました。リスタート後を“実質的な“レースとすると、ミディアム~ハードの1ストッパーが見られた一方、ハミルトンやフェルスタッペンのように、異例のレース状況によって後退を強いられたドライバーたちは、2ストップのスプリント戦略を採りました。初優勝を飾ったエステバン・オコンとアルピーヌを祝福します」

    2021 F1 ハンガリーグランプリ2021 F1ハンガリーGP

  • 角田裕毅、自己最高6位 「レースでのペースは問題なかった」

    角田裕毅、自己最高6位 「レースでのペースは問題なかった」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ハンガリーGPの決勝を6位で終えた。

    16番手スタートの角田裕毅は、混乱を上手く避けて5番手までポジションを上げる。赤旗中断後、ルイス・ハミルトンがリスタート後にピットインしたために最後尾となり、角田はさらに4番手に順位を上げる。

    角田裕毅は前を行くニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)を交わすために、22周目にピットインしてアンダーカットを成功させたが、さらに上位のマシンには差を広げられる展開となる。その後、30周目にピットインしたピエール・ガスリーが7番手まで順位を回復すると、角田の背後に迫り、チームはよりフレッシュなタイヤのガスリーを先行させる。

    レース終盤、7番手走行中の角田裕毅はターン2でスピンを喫するが、順位に変動はなくコース復帰を果たす。そのまま7位でチェッカーを受けた角田は、セバスチャン・ベッテルの失格により6位に分類された。

    「1周目を終えて5番手にポジションを上げられたことには満足しています」と角田裕毅はコメント。

    「今週末はずっとマシンに苦しんでいましたが、レースでのペースは問題なく、チームに貴重なポイントを持ち帰ることができました」

    「僕にとっては、レースが始まるまではとても厳しい週末だったので、サマーブレイクでリセットするとともに、スパに向けて何が必要か確認していきます。後半戦では、安定してポイント獲得を果たしていければと思います」

  • アストンマーティンF1、セバスチャン・ベッテルの失格処分を上訴

    アストンマーティンF1、セバスチャン・ベッテルの失格処分を上訴

    アストンマーティンF1は、セバスチャン・ベッテルのF1ハンガリーGPからの失格を上訴する意向をFIA(国際自動車連盟)に通知した。

    F1の技術規則では、競技者はレース後のサンプルのために1.0リットルの燃料をタンクに残しておく必要があると規定されているが、セバスチャン・ベッテルのマシンからは0.3リットルしか抽出することができず、FIAはベッテルを失格処分として2位が剥奪された。

    アストンマーティンF1は、レース後に1.74リットルの燃料がマシン内にあるはずだったと主張。つまり、FIAの0.3リットルのサンプルの抽出してもタンクにはまだ1.44リットルの燃料が残っていたはずだとしている。

    したがって、アストンマーティンF1は、セバスチャン・ベッテルの結果を取り戻すことができると確信しており、スチュワードに決定に抗議する意向を通知した。

    「FIA技術部の代表者は、上訴の通知を受け取るか、FIA国際控訴裁判所が関連する決定を下すまで、5号車を封印して押収するようにスチュワードから求められた」とスチュワードは確認した。

    「この決定を下すにあたり、アストンマーティンは、5号車をFIA施設に安全に輸送するためにさまざまなコンポーネントの取り外しが証拠を損なうことはなく、上訴されている問題に影響を与えないことをここに宣言する」

    ソーシャルメディアでのアストンチームの声明は、次のように述べています。

    「18ポイントの損失はチームにとって残念だが、それはセバスチャンの完璧なドライブを奪うものではない」

    「今日、我々はマシンが強いレースペースを持っていることを示した。希望を持って進もう」

  • 2位フィニッシュのセバスチャン・ベッテル、燃料サンプル違反で失格

    2位フィニッシュのセバスチャン・ベッテル、燃料サンプル違反で失格

    アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、燃料サンプル違反でレース結果から失格となり、F1ハンガリーGPで2位のフィニッシュを失った。

    セバスチャン・ベッテルは、レースウィナーであるエステバン・オコン(アルピーヌ)とのレースの長い戦いの後、ハンガロリンクで2位でチェッカーを受けた。

    だが、チェッカー後、セバスチャン・ベッテルはクールダウンラップを完了できず、ターン12にマシンを停止。マシンの燃料不足の兆候である可能性があった。

    レース後、FIAのテクニカルデリゲートであるジョー・バウアーは、セバスチャン・ベッテルのAMR21の燃料サンプルチェックを実施した。

    レギュレーションでは、レース終了時に1リットルの燃料をマシンのタンクに残しておく必要があると規定されているが、ジョー・バウアーは300 mlしか抽出できず、セバスチャン・ベッテルはレギュレーション違反となった。

    ジョー・バウアーは違反をスチュワードに報告し、その後チームの代表者とのヒアリングが行われた。また、アストンマーティンのクルーたちによってマシンのタンクから必要な量の燃料を抽出する試みも行われた。

    「レース後、5号車から1.0リットルの燃料サンプルを採取することができなかった。チームはタンクから必要な量の燃料を取り除くことを試みる機会を何度か与えられたが、0.3リットルしか排出できなかった」とスチュワードは声明で述べた。

    したがって、セバスチャン・ベッテルの車は「2021年のF1技術規則の第6.6.2条」に違反していると見なされた。

    セバスチャン・ベッテルの失格により、3位から11位に分類されたすべてのドライバーが昇格する。したがって、ルイス・ハミルトンとカルロス・サインツは2位と3位を昇格し、アルファロメオのキミ・ライコネンが10位の最終ポイントを獲得する。

    しかし、アストンマーティンはセバスチャン・ベッテルのF1ハンガリーGPからの失格を訴える意向をFIAスチュワードに通知している。

    2021年 F1ハンガリーGP 決勝 (改訂版)
    1.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    3.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    4.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    5.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    6.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    7.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    8.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    9.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    10.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    12.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    13.ミック・シューマッハ(ハース)
    14.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    DNF.ニキータ・マゼピン(ハース)
    DNF.ランド・ノリス(マクラーレン)
    DNF.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    DNF.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    DNF.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    DSQ.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)