カテゴリー: F1ハンガリーGP

  • ランド・ノリスが壊したF1ハンガリーGPの優勝トロフィーは約630万円

    ランド・ノリスが壊したF1ハンガリーGPの優勝トロフィーは約630万円

    ランド・ノリスが壊したマックス・フェルスタッペンのF1ハンガリーGPの優勝トロフィーは、6か月の製作期間をかけて手作りされた40,000ユーロ(約626万円)のものだったことが判明した。

    マックス・フェルスタッペンは日曜、F1通算44勝目を飾った後、割れたトロフィーを小脇に抱えてハンガリーGPの表彰台を降りた。

    勝利の興奮に包まれた表彰台で、フェルスタッペンは優勝トロフィーを壇上に置いた。その数秒後、歓喜に沸くランド・ノリスは、内なるシャンパン・マエストロを解き放たずにはいられなかった。

    いたずらっ子のような笑みを浮かべながら、シャンパンを掲げ、得意技である表彰台の床を力強く叩きつけてボトルをあける動作を実行した。

    しかし、このランド・ノリスの動きにより、壇上に置かれた優勝者のトロフィーは転がり、貴重な陶器が砕け散った。

    だが、レース後の記者会見で二人のドライバーがその瞬間について冗談を言い合うと、笑いが起こった。

    この表彰台のセレモニーを歴史に残るものにした自分のおふざけについて質問されたノリスは、何が起こったのか「よくわからない」と照れくさそうに答えた。

    「マックスは端に寄せすぎたんだ。たぶん、それで倒れたんだろう。僕の問題ではなく、彼の問題だ」

    マックス・フェルスタッペンは、レース後のプレスリリースで「マクラーレンに新しいトロフィー代を払ってもらわないとならない!」とコメント。

    「ランドはトロフィーが壊れたのは僕のせいだと言っているので、VARのように映像を見直さないといけないね(笑)」

    F1 ハンガリーGP

    一方、マクラーレンとレッドブルはツイッターで予想通りのやり取りをした。

    「本当に、本当に申し訳ない…」とマクラーレンはつぶやくと、レッドブルは「接着剤が必要だな」と答えた。

    「どこにも連れて行けないな。でも、一緒にそこにいてくれて嬉しい」

    その後、トップ3に手渡される陶器製のトロフィーはHerendi Porcelanmanufaktura Zrt.の手作りで、製作期間は約6カ月、価格は40,000ユーロであることが明らかになった。

    しかし、ヘレンディが割れたカップの交換を申し出たため、マックスは白磁を手に入れることになる。

    同社のアッティラ・シモン最高経営責任者(CEO)は「誰が悪いかは各チームが決めることだが、我々はこのカップを作り直すという喜びと重荷を背負うことになる」とハンガリーの『M4 Sport』チャンネルに語った。

  • アルファタウリF1 「角田裕毅のピットストップが長くかかったのは残念」

    アルファタウリF1 「角田裕毅のピットストップが長くかかったのは残念」

    スクーデリア・アルファタウリのクラウディオ・バレストリ(チーフエンジニア / ビークルパフォーマンス)が、2023年F1第12戦ハンガリーGPの決勝レースを振り返った。

    13番グリッドのダニエル・リカルドはミディアム、17番グリッドの角田裕毅はスタートダッシュを狙ってソフトタイヤを選択。それが功を奏して角田はオープニングラップで11番手までポジションアップ。

    一方、リカルドは周冠宇(アルファロメオ)に追突されて、その勢いでエステバン・オコン(アルピーヌ)に追突。さらにオコンがチームメイトのピエール・ガスリーに接触してアルピーヌ勢がダブルリタイアするインシデントのなかで最後尾まで順位を下げる。

    角田裕毅は、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)をカバーするために10周目にピットインしてハードタイヤに交換。第2スティントを長くする作戦にした。一方、リカルドは18周目まで第1スティントを伸ばしてハードタイヤに交換した。

    その後、リカルドは29周目、角田は44周目にミディアムに交換。リカルドは41周のロングスティントとなったが、見事なタイヤマネジメントで13位まで順位を上げた一方で、角田はミディアムで順位を上げることができず、15位でフィニッシュした。

    「今日のレースでは、スタート時のコンパウンドでマシンを分けることにした。裕毅はソフトコンパウンド、ダニエルはミディアムタイヤを選択した。スタートで裕毅はポジションを上げ、トップ10に近づいたが、ダニエルは周に接触され、アルピーヌ2台がリタイアしたため、1周目終了時点で18番手となった」とクラウディオ・バレストリは語った。

    「10周を終えたところでソフトタイヤでスタートしたマシンがピットインしたため、裕毅も同じようにハードタイヤを装着して第2スティントを長くした。残念なことにピットストップが通常より長かったためポジションを落とし、同じコンパウンドを履いていたアルボンの後ろにつけてしまった」

    「ダニエルは別の戦略をとり、長めの第1スティントを終えた後、18周目にハードタイヤを装着することにした。これは残りのレースで柔軟性を発揮できる最適なコンパウンドだ」

    「レース後半は、両ドライバーがハードコンパウンドを履いていたため、裕毅のスティントを延ばし、ダニエルはミディアムタイヤで最後のスティントにフリーエアを確保するためにスティントを短くした。これが功を奏し、ダニエルは安定した速さを見せ、1周目に失ったポジションを取り戻し、13位でレースを終えた」

    「裕毅は最後のスティントでミディアムタイヤを装着したが、順位を上げるには至らず、ヒュルケンベルグからコンマ2秒差の15位でフィニッシュした」

    「次のレースに集中しているし、ポイント争いができるポジションにいると信じている」

    スクーデリア・アルファタウリ F1

  • ノリス、F1ハンガリーGP表彰式でマックスの優勝トロフィーを誤って粉砕

    ノリス、F1ハンガリーGP表彰式でマックスの優勝トロフィーを誤って粉砕

    ランド・ノリスは、F1ハンガリーGPの表彰台セレモニー中に誤ってマックス・フェルスタッペンの優勝トロフィーを壊してしまい、笑いをこらえるのに必死だった。

    現役ワールドチャンピオンのフェルスタッペンはハンガロリンクで7連勝を飾り、レッドブルはグランプリ12連勝というF1新記録を樹立した。

    ノリスはセルジオ・ペレスを抑えて2戦連続で2位表彰台を獲得したが、レース後の祝賀会で恥ずかしい失態を犯した。

    表彰台の台座にシャンパンボトルを叩つけて開けるというノリスのトレードマークとも言えるセレブレーションの最中、フェルスタッペンの陶器製のトロフィーが最上段から落下して粉々に砕け散ってしまった。

    その直後、ノリスとフェルスタッペンがその残骸を見つめている姿が目撃され、ノリスは笑いをこらえるのに必死だった。

    フェルスタッペンは、手作りの陶器製トロフィーの残骸を拾い上げ、笑いながら表彰台を去った。

    レース後のFIA記者会見で何が起こったのかと尋ねられたノリスは「うーん、よくわからないけど、マックスが端に置きすぎたんだ!」とおずおずと答えた。

    これに対し、フェルスタッペンは「次回はトロフィを守るために降ろしておくよ」と語った。

    ノリスも「ああ、手に持っておいた方がいいね! 分からないけど、転がってしまったのかな? 僕には関係ない、彼の問題だ!」と付け加えた。

  • メルセデスF1のルイス・ハミルトン、ポールから4位で「現実に引き戻された」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトン、ポールから4位で「現実に引き戻された」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2023年F1第12戦ハンガリーGPを4位でフィニッシュ。土曜日のポールポジションから一転、日曜日には現実に引き戻され、チームがレッドブルだけでなくマクラーレンに対しても十分に速くないことが証明されたと語った。

    土曜日にハンガロリンクで見事なポールポジションを獲得したハミルトンは、レッドブル、そして、ランキングトップのマックス・フェルスタッペンとの戦いに挑めるという一筋の希望をもたらした。

    「この1年以上、ベストの状態ではなかった」とハミルトンは語った。「だから昨日はベストの状態に戻れたように感じた」

    しかし、フェルスタッペンは速いスタートですぐにトップに立ち、ハミルトンはターン3までに抜かれた2台のマクラーレン勢に対応することになった。

    ハミルトンはなんとかピアストリをパスしたものの、セルジオ・ペレスのレッドブルをかわすことはでず、4位が精一杯だった。

    「僕たちが最速ではないのは明らかだと思う」とハミルトンは語った。

    「僕たちには最速のマシンがないけど、ワールドチャンピオンや僕たちより速かった他の2台のマシンを上回り、ポールポジションを獲得した昨日の仕事と自分自身を本当に誇りに思っている」

    「今日は現実に引き戻された。現実は僕たちに十分な速さがないということだ。今朝の戦略では、すでにレッドブルより(1周あたり)少なくともコンマ5秒遅いと言われていた」

    「つまり、マックスとの戦いではなく、マクラーレンと戦えることを望んでいた。でも、2台目のマクラーレンも僕たちにとって速すぎた」

    ルイス・ハミルトン メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1

    ハミルトンは、スタートでフェルスタッペンの後ろにつけていれば表彰台に上れたかもしれないと考えている。

    「もう少し良いスタートを切れば3位でフィニッシュできたかもしれないけど、4位ならまだオーケーだ」とハミルトンは語った。

    マックスは僕よりスタートが良かった。

    「マックスは僕より良いスタートを切った。僕は少しホイールスピンを起こして、その後少し妥協を強いられた」

    「最初の2つのスティントは遅すぎた。マシンのバランスが悪く、とにかく遅かった」

    「最後のほうはバランスもかなり良くなって、突然プレッシャーをかけることができたけど、時すでに遅しだった」

  • 2023年 F1ハンガリーGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2023年 F1ハンガリーGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2023年F1第12戦ハンガリーGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    ハンガロリンクでのレースでは、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンがオープニングラップでトップに立つと独走。7連勝で今季9勝目を挙げ、ファステストラップも記録して後続に33秒差をつける圧勝だった。

    レッドブル・レーシングは開幕から11連勝となり、1988年にアイルトン・セナとアラン・プロストを擁したマクラーレン・ホンダのシーズン連勝記録に並んだ。昨年から数えると12連勝となり、新記録を樹立した。

    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「最初のスティントがうまくいけば、その後はタイヤを温存して他車より長く保たせることができたので、僕にとってスタートがとても重要だった。マシンの手応えはよく、気温が上がってきても、いいバランスで走ることができた。予選では一発の速さに悩んだけど、決勝には強いという裏返しだったようだ。どちらか選ぶならばもちろん決勝でのパフォーマンスを選ぶけど、引き続き改善をしていきたいと思う。12連勝は皆が想像するよりも大変なことだけど、ここで止まらずに挑戦を続けていきたい。今日はすべてが完ぺきに進んだ日で、とても楽しんで走ることができた。いや、「ほぼ」完ぺきと言ったほうがよいだろうか。マクラーレンに新しいトロフィー代を払ってもらわないとならない!ランド(ノリス/マクラーレン)はトロフィーが壊れたのは僕のせいだと言っているので、VARのように映像を見直さないといけないね(笑)

    2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「厳しいレースだった。特にペレスが追いついたので簡単なレースではなかったけど、彼には最後に追いつくだけのペースがなかったので満足している。ターン1後の序盤で少し戦わなければならなかったけど、僕たちにとって、またマクラーレンにとって表彰台を獲得できたことは素晴らしい結果だ。4~5レース前の状態からポールポジション争いや表彰台争いができるようになった進歩にとても満足している。とりあえずはそれを受け入れて、シーズンを通して改善を続けるために一生懸命働くつもりだ。僕たちは素晴らしいチームワークを示した。ファクトリーに戻った全員が素晴らしい仕事をしてくれた。このパフォーマンスをベルギーでも発揮したい」

    3位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
    「表彰台に上ることができてよかった。ハードタイヤでスタートし、特に1周目はかなり難しかったけど、その後はミディアムタイヤに変更するまでよいペースを保つことができた。今日のレースは体力的に厳しかったと同時に、タイヤに気をつけなければならなかったので精神的にも大変だった。気温が高く、レース後は体重が3キロも減っていた。よい結果を残すことができたので、あとは一貫性が必要だと感じている。プレッシャーの中で結果を出すことができれば、自分のやっていることに自信を持てる。これからも自分自身に集中し、成果につなげていけるようプッシュし続けていく。ドライバー・オブ・ザ・デイを受賞できてとても光栄だ。そして12連勝はとてもすばらしいことで、歴史に名を刻んだチームとその一員であることを誇りに思う」

    4位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「最初の蹴り出しはこれまでで最悪ではなかったが、他のレースほどではなかった。膨らんでしまい、マクラーレン勢にもやられてしまった。そのあとは前のマシンについて行くペースがなかった。最初のスティントではマシンのバランスが良くなくて、アンダーステアやスナップオーバーステアが多く、コーナー通過時のバランスにも問題があった。スティントが進むにつれてマシンはドライビングしやすくなり、最終スティントはかなり良くなった。終盤のペースはとても力強かったし、もし終始それができていたら、もっと良い一日になっていただろう。それでも、この週末をポジティブにとらえたい。ポールポジションを獲得できたのはチームの努力の賜物だ。グランプリでレッドブルに勝つためにはまだまだ課題がたくさんあるけれど、プッシュし続けていく」

    5位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「5位。レースから得られたポジティブな点はいくつかある。僕にとって大きな収穫は、タイヤマネジメントに取り組んだことだと思う。フロアにダメージがあったため、第2スティントと第3スティントではかなり苦労した。だから、レースから学ぶべきことはたくさんあったけど、困難を抱えながらも5位でフィニッシュできたのは非常に良い結果だ。トラックでもファクトリーでも、チームにとって素晴らしい一日だった。ここ数戦でいいステップを踏んできた。今週末のコンディションは僕たちにとって良いテストになった。それでも上位にいることは大きな自信となったし、この勢いを来週のスパにつなげたい」

    6位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日の6位は予想以上だった。間違いなく良いリカバリーだった。一般的なレースなら11位、すべてを最大限に生かせば7位になれると思っていた。結果には満足している。クルマは本当に速かったし、ここは大好きなサーキットのひとつだ。チームとして、ここはいつもうまくいっているので、速く走れる予感はしていた。もちろん、昨日は結果を出せなかったので残念だ。2台が前にいれば、ダイナミクスは完全に変わっただろう。とはいえ、コンストラクターズ選手権で3位との差を広げることができたのので、それを生かしていきたい。今週末はポジティブなことがたくさんあったし、多くのことを学ぶことができた。来週のスパでもまた頑張る」

    7位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「最初のスティントでは、とてもうまくコントロールできていたし、前のマシンについていけたので、自分のペースには満足していた。その後、最初のピットストップでタイムをロスして後退し、ポジションを挽回するためにプッシュしなければならなかった。2回目のピットストップでペナルティを受けたことも事態をさらに難しくした。全体としては素晴らしい一日ではなかった。スパを楽しみにしているし、そこでシーズン前半を良い形で終えられることを願っている」

    8位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「スタートはうまくいって1周目に5つポジションを上げ、ソフトコンパウンドでの最初のスティントはとても良かった。残念ながら、ハードコンパウンドで長いスティントを走ることになると、リアのデグラデーションに悩まされ、上位陣のペースに達することができなかった。これが現時点での主な弱点だ。このトラックではもっと多くのことを期待していたので、主な改善点を検討する必要がある」

    9位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「チームとして今日は3ポイントが達成できる最大値だったと思う。後方には脅威がなく、少し寂しいレースだったけど、前を行くライバルとの差を大きく縮めることはできなかった。暑くて過酷なレースだったけど、終始タイヤマネジメントに追われた。ここ数戦のレースウイークでは多くのサプライズがあったけど、上位で戦えるようにベストを尽くす必要がある。すべてを分析して、来週のスパで巻き返したい」

    10位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「10位が今日のベストだったと思う。最初のラップは良かったし、ボッタスのアウト側での動きには満足していたけど、その後はペースが上がらなかった。チームとしては、何をもっと改善できるかを理解するためにやるべきことがいくつかあると思う。マシンは速いけど、もっとペースを上げる必要があるし、それがシーズンが続く中での優先事項でなければならない。この教訓を来週のスパに生かし、いつものようにハードにプッシュしていく」

  • 2023年 F1ハンガリーGP 決勝:ドライバーコメント(11位以降)

    2023年 F1ハンガリーGP 決勝:ドライバーコメント(11位以降)

    2023年F1第12戦ハンガリーGPの決勝で入賞圏外となる11位以降でドライバーのコメント。

    ハンガリーGPは、オープニングラップで2台がリタイアする接触事故はあったものの、セーフティカーなどによるスパイスのないレースとなった。ATAルールが試行された週末はタイヤの情報が少なく、下位グリッドから挽回を狙うドライバーにも影響があった。

    11位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「11位というのはかなり意外な結果で、僕らがやりたい守備的なレースだった。トラックポジションを獲得できたし、問題はなかった。サーキットが自分たちには合わないとわかっていてこのサーキットに臨んでいたし、予選は僕たちのクルマのペースを考えれば妥当だった。ここはクリーンエアが非常に重要だ。早めにピットインしたとはいえ、クリーンエアを手に入れると、ゆっくりとタイヤを慣らす周回がたくさんあったし他のクルマをアンダーカットしたら、グリップが残っていて、後ろにいるクルマたちを何とかすることができた。ここでは、僕たちのクルマが苦手としている部分が浮き彫りになったし、クルマのフィーリングが良くないときでもレースはできる。11位でフィニッシュし、昨日はもう少しでQ2進出というところまで行けたのはとてもいい兆候だ」

    12位:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
    「好調な予選をポイントに変えるチャンスは十分にあったけど、残念ながらレースはスタート直後の1周目で妥協を強いられた。僕の前にいた周がブレーキシステムのストラテジーに問題があって、周の周りを移動しなければならず、勢いを失ってしまった。その上、ソフトタイヤでスタートした各車があっという間に追い抜いていった。全体として、僕たちのペースは昨日ほど良くはなかったし、フィールドを抜け出すことはできなかった。ベルギーに持っていくポジティブな点はある。土曜日にパッケージからさらに何かを解き放つことができたので、間違いなくポテンシャルはそこにあったし、それをさらに発展させていくことを目指すつもりだ。もちろん、スパはまったく異なるコースになるけど、今週はさらに前進し、すぐに元に戻るための適切な構成を見つけるために一生懸命働くつもりだ」

    13位:ダニエル・リカルド(アルファタウリ)
    「この週末に久しぶりにサーキットに戻り、しばらく離れていた感覚を取り戻すことができた。最高の「初めてのレースウイーク」だったし、自信もついた。スタート後に1コーナーで衝突され、最後尾にポジションを落としてしまった。その後トラフィックに引っ掛かってしまったけど、前方が開けてからはよいリズムをつかむことができた。ペースは悪くなく、戦略もよかったのでポイント獲得も可能だったと思うけど、少しアンラッキーだった。でも、スタート時の接触でレースを終えてしまう可能性もあったので、マシンが無事で、走り続けることができてよかった。70周のレースで、できるだけ多くのことを習得しながら走った。ミスから学んだことを活かし、自分が気づいたことをチームとシェアして、改善していきたいと思う。総合的にポジティブなことがたくさんあったレースだった」

    14位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    「レースでは十分な結果が得られなかったし、それはニュースではなかったけど、なんとなく予想していたことだ。ただ、公平を期すために言うと、今日は日曜の過去数レースよりも良く見えたと思うので、それほど失望はしていない。ノンストップコーナーという点でシーズンで最も厳しいものの1つであり、タイヤやドライバーに休息があまりないことを考えると。ポイント圏内にいるドライバーたちにそれほど遅れはなかったので、実際には今日に向けて予想していたよりも少し良かったのかもしれない」

    15位:角田裕毅(アルファタウリ)
    「ソフトタイヤで走ったレース序盤はスタートがうまく決まり、いくつかポジションを上げることができたので、自分のパフォーマンスには満足しています。特にソフトタイヤでは速さがありマネジメントもできていたと思ったのですが、残念ながらうまくいかなかったので原因を見直す必要がありそうです。ペースがよかっただけに残念な結果になりました。この週末はうまくまとめてパフォーマンスを最大限に発揮することができなかったので、フラストレーションが溜まるレースウイークでした。学びの多い一戦だったので、それを今後に活かしてパフォーマンスの向上につなげていきたいと思います」

    16位:周冠宇(アルファロメオ)
    「昨日の結果からの高揚感は一転し、今日は非常に残念だったことは否定できない。スタート時に正確に何が起こったのかについては、まだすべての情報を集まっていない。フルスロットルだったけど、突然何か問題が発生し、適切にスタートするためにすべての手順をやり直す必要があった。今後同じことが繰り返されないよう、すぐに調査するつもりだ。とはいえ、この瞬間にレースはほぼ終わってしまった。グリッドは最後尾で、挽回のチャンスはあまりなかった。今週末から得たポジティブなこととしては、昨日の予選で2台ともQ3に進出することができたのは、シルバーストーンで投入したアップグレードが正しい方向に進んでいることを確認できたし、さらなるポテンシャルがあることを確認できたことだ。この先、週末を通してもっと競争力を発揮できることを願っている。この勢いをスパに持ち込んで、土曜日の勢いをすぐに取り戻し、さらに高めることを目指す」

    17位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「結果についてはあまり良い気分ではない。僕たちにとっては残念な日だ。ハードタイヤではペースがなかったし、2回のロングスティントをハードタイヤで走ったけど、おそらく3ストップすべきだった。僕たちは常に各レースから何かしらを学ぼうとしている。ベルギーGPではいつもと違うことをしようと思っている。現時点では、辛抱強くアップグレードを待つことが重要だ。冷静さを保って次のレースに臨みたい」

    18位:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
    「正直なところ、レースの展開には満足している。戦略的には少し不運だったと思う。最初のピットストップが遅くてかなり損をしてしまったけど、僕たちにとってかなり不利なトラックだったことを考えれば、全体的にペースは良かったと思う。アレックスがポイントの扉をノックしたことは、我々が本当に強いはずのスパに向けて良い意欲を与えてくれるはずだ」

    DNF:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日のことはあまり話すことがない。週末の終わりはとても悔しい。1周目のターン1で数台のマシンと接触するアクシデントに巻き込まれてしまった。2台とも大きなダメージを負ってリタイアせざるを得なかった。幸い、僕は無事だった。来週末にベルギーで次のレースがあるので、これからチームを立て直し、より強くなって戻ってくることに重点を置いている。良い形での夏休みに向けて、急いで進めなければならない」

    DNF:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「特にレース序盤のこのような状況でのダブルリタイアはチーム全体にとって非常に悔しいことだ。不運にも数台のマシンの衝突事故の犠牲者になってしまった。行き場所も事故を回避するチャンスもなかった。スタートがうまくいっていくつかポジションを上げただけに残念だ。チームとして迅速に前進しなければならないし、確実にポイントを獲得してサマーブレイクに入るために、来週末にはスパですぐにチャンスがある」

  • 2023年 F1ポイントランキング (第12戦ハンガリーGP終了時点)

    2023年 F1ポイントランキング (第12戦ハンガリーGP終了時点)

    2023年F1第12戦ハンガリーGPが終了。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が7連勝となる今季9勝目を挙げてドライバーズランキングのリードをさらに広げた。

    2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、1コーナーでリードを奪うと独走。レースのファステストラップも記録し、26ポイントを加算。2位のセルジオ・ペレスとの差を110ポイントとした。

    レッドブル・レーシングは、開幕から11連勝、昨年から数えてF1史上新記録となる12連勝を飾り、コンストラクターズランキングで2位のメルセデスとの差を229ポイントまで広げた。また、ダブル入賞の5位マクラーレンとダブルリタイアの6位アルピーヌとの差は40ポイントに開いた。

    2023年F1ドライバーズポイント
    1.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – 281
    2.セルジオ・ペレス レッドブル) – 171
    3.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – 139
    4.ルイス・ハミルトン (メルセデス) – 133
    5.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – 90
    6.カルロス・サインツ (フェラーリ) – 87
    7.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – 80
    8.ランド・ノリス (マクラーレン) – 60
    9.ランス・ストロール (アストンマーティン) – 45
    10.エステバン・オコン (アルピーヌ) – 31
    11.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – 27
    12.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – 16
    13.アレックス・アルボン (ウィリアムズ) – 11
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ (ハース) – 9
    15.バルテリ・ボッタス (アルファロメオ) – 5
    16.周冠宇 (アルファロメオ) – 4
    17.角田裕毅 (アルファタウリ) – 2
    18.ケビン・マグヌッセン (ハース) – 2
    19.ローガン・サージェント (ウィリアムズ) – 0
    20.ニック・デ・フリース (アルファタウリ) – 0
    21.ダニエル・リカルド (アルファタウリ) – 0

    2023年 F1コンストラクターズポイント
    1.レッドブル – 452
    2.メルセデス – 223
    3.アストンマーティン – 184
    4.フェラーリ – 167
    5.マクラーレン – 87
    6.アルピーヌ – 47
    7.ウィリアムズ – 11
    8.ハース – 11
    9.アルファロメオ – 9
    10.アルファタウリ – 2

    F1 ハンガリーGP

  • マクラーレンF1のノリス、連続2位表彰台「中傷が間違っていたことを証明」

    マクラーレンF1のノリス、連続2位表彰台「中傷が間違っていたことを証明」

    ランド・ノリスは、2023年F1第12戦ハンガリーGPで2戦連続となる2位表彰台を獲得。マクラーレンのF1シーズン序盤にパフォーマンスの悪さを理由に誹謗中傷を受けたことに対して「人々が間違っていることを証明した」と宣言した。

    ノリスは、ハンガロリンクで終盤に追い上げるセルジオ・ペレスを抑えて2位となり、前戦シルバーストンに続いて2戦連続の表彰台を獲得した。

    ノリスは3番手スタートだったが、ターン1でレッドブルのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのルイス・ハミルトンのバトルに巻き込まれ、チームメイトのオスカー・ピアストリに先行を許す。

    しかし、それを乗り越え、チームメイトのオスカル・ピアストリをアンダーカット。レース終盤はペレスからポジションを守ることになった。

    「厳しいレースだった」とノリスは認めた。

    「簡単なレースではなかった、特にチェコが最後に追いついたけど、彼には追いつくのに十分なペースがなかった」

    「最初は少し戦わなければならなかった。ターン1で少し失敗してしまったけど、マクラーレンがまた表彰台を獲得できたのは素晴らしいことだ」

    ランド・ノリス マクラーレン F1 ハンガリーGP

    次に勝利が訪れるのかとの質問に、ノリスは 「マックスがリタイアしたりすれば、そうなるかもしれない」と答えた。

    「でも、ミスや何かが起きない限り、レッドブル勢は速すぎる」

    「現時点では、Q1から抜け出すのに苦労していた4~5レース前の状態から、ポールポジション争いや表彰台争いをするまでに進歩したことに満足している。今はそれを受け入れるし、僕たちの時間は後からやってくるだろう」

    マクラーレンの調子が好転したのは、オーストリアGPでノリスのマシンに大幅なアップグレードが導入された後だった。前回のシルバーストーンでピアストリがそのパッケージを受け取っている。

    アップデートによってパフォーマンスが大幅に向上したことについて、ノリス「多くのハードワークと素晴らしいチームワークがあり、ファクトリーの全員が素晴らしい仕事をしてくれた」と語った。

    「序盤に苦戦することは分かっていたと思うし、かなり貧弱に見えた」

    「十分な仕事をしていないという誹謗中傷がたくさんあったけど、一部の人が間違っていたことがようやく証明できてうれしい」

  • レッドブルF1代表 「フェルスタッペンの見事な走りで歴史を達成した」

    レッドブルF1代表 「フェルスタッペンの見事な走りで歴史を達成した」

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが「オールドスクール」な走りでチームをF1記録更新への道へと導いたと考えている。

    宿敵ルイス・ハミルトンにわずか0.003秒差でポールポジションを逃したフェルスタッペンは、ハンガロリンクの2番手グリッドからスタート。しかもダーティサイドからスタートしたフェルスタッペンだが、ターン1までの走行で重要なイン側ラインを確保することに成功した。

    7度のF1チャンピオンであるハミルトンはフェルスタッペンを絞り出そうとして、一瞬、過去の衝突がフラッシュバックしたが、ハミルトンはわずかに譲歩し、フェルスタッペンに1コーナーへの十分な視界を与えた。

    ハミルトンは再び反撃を試み、二人はほとんどタイヤが接触するほどだったが、フェルスタッペンはなんとかその動きを封じ込め、マクラーレンのランド・ノリスに約34秒の差を付けて優勝を飾った。

    レッドブル・レーシングは、12連勝という新記録を樹立し、1988年にアイルトン・セナとアラン・プロストがマクラーレン・ホンダに11連勝をもたらした35年前の記録を塗り替えた。

    「我々は歴史を達成した。これはチーム全体にとって非常に特別なことだ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「グランプリ12連勝という記録を達成し、1988年の記録を塗り替えた。アイルトン・セナやアラン・プロスト、ロン・デニス率いるマクラーレンの偉大なチームを見ていたのを覚えているが、この35年という歳月を思うと、このような質の高い相手と戦って達成できたことは驚異的な成果であり、チーム全体が誇りに思うべきことだ」

    レッドブル・レーシング F1 ハンガリーGP

    レッドブル・レーシングにとって多大な成果を上げたシーズンで注目に値したのは、特に僅差だった予選セッション後の勝利の差だった。

    「レースのために、シングルラップペースではなく、より高い気温とレースペースにもっと重点を置くということでコンセンサスをとっていた」とホーナーは語る。

    「マックスはポールを獲得できなかったことを悔やんでいたが、完全に気合を入れてこのレースに臨んでいた」

    しかし、ホーナーはスタートを見守る際にある程度の緊張を感じたことを認め、次のように付け加えた。

    「ルイスとマックスが並んでスタートするグリッドというのは、チーム代表としては常に『1コーナーからマシンが出てくるのを見たい』と思うものだ」

    「しかし、両ドライバーとも非常にハードだが、フェアなレースをした。マックスはダーティサイドのグリッドから素晴らしいスタートを切り、1コーナーまではオールドスクールな走りだった」

    「1コーナーから抜け出してからは、彼は終始レースを支配していた。最初から最後までレースをコントロールし、我々は驚異的なレースカーを手に入れ、それを圧倒的なワンスリーに変えた」

    シーズンも折り返し点に差し掛かり、レッドブル・レーシングがパーフェクトなシーズンを達成し、すべてのレースで勝利する可能性は十分にある。

    しかし、慎重なホーナーは、「この勝利のロングランをどこまで続けられるか?誰にもわからない」と語った。

    「来週末には別のチャレンジ(ベルギーGP)がある。スプリントレースがあるし、スパはコンディションが変わりやすいし、何が起こるかわからない。1回1回のイベントを大切に戦っていくだけだ」

  • マクラーレンF1のピアストリ、5位入賞 「タイヤデグが僕にとって致命的」

    マクラーレンF1のピアストリ、5位入賞 「タイヤデグが僕にとって致命的」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、2023年F1第12戦ハンガリーGPの決勝を5位でフィニッシュしてキャリア4回目の入賞を果たしたが、タイヤのデグラデーション管理を反省。一方で、チームはフロアの損傷が妨げになったと指摘した。

    ハンガロリンクでの5位は前回のイギリスGPでの4位に続くもので、ピアストリがトップ10フィニッシュを2回連続で達成したの初めてとなる。

    ハンガリーGPで4番手からスタートしたピアストリは、オープニングコーナーでランド・ノリスとルイス・ハミルトンをパスし、序盤はマックス・フェルスタッペンに次ぐ2番手を走行した。

    マクラーレンが先にノリスをボックスに入れ、ノリスが猛烈なアウトラップを見せたことでアンダーカットを許してしまい、ピアストリはピットストップ後にチームメイトの後塵を拝した。

    そこからピアストリは、経験豊富なチームメイトよりもタイムを落とし始めたが、22歳のピアストリはタイヤの過度のデグラデーションが原因だと考えている。

    「タイヤのデグが僕にとっては致命的だったようだ」とピアストリは言い切った。

    「その理由はまだ100パーセントはわからないけれど、明らかに調べるべきことだ」

    「ピットストップが何度もあり、デグが多いレースは初めてだと思うし、学ぶべきことはたくさんある」

    「でも、それが僕のレースの唯一の鍵だったと思う。 最初のスティントでは楽に走れたけど、そこからある意味で少しずつ崩れてしまった」

    マクラーレンのチーム代表のアンドレア・ステラは、ピアストリは自分に厳しい男だとし、ペースとタイヤのグリップに苦しんだのはもっと単純な理由があったからだと指摘。タイヤを焼き切ったというよりも、フロアのダメージが根本的な原因だと示唆した。

    「オスカーは言い訳をしない男だ」とステラは語った

    「このダメージは、縁石で膨らんだときに起きたものだと考えているが、必ずしも(セルジオ)ペレスと争っている間にコースオフしたときだけに起こったとは限らない」

    「だから、このダメージがクルマに起きたのは複数回あるのかもしれない」

    「ここハンガリーで縁石を乗り越えると、間違いなくフロアにダメージが生じる。これは週末のある段階のフリープラクティスで起こっていた」

    「フロアには完全に機器が設置されているので、それがわかる。たくさんの圧力センサーがあり、これらの圧力センサーの変化の痕跡を見ることができるので、何かが起こったことがわかる」

    「そして、クルマに作用する力も測定している。これは圧力センサーだけでなく、プッシュロッドを通じて測定される力でも確認できた」

    オスカー・ピアストリ マクラーレン F1 ハンガリーGP

    ピアストリはそれでも自分の結果に満足しており、多少ダメージを受けたマシンと戦いながらもトップ5以内の結果を記録できたことはチームにとって重要な一歩だったと理由づけた。

    「改善すべき点はたくさんあるが、あのような苦戦を強いられながらトップ5を獲得できたことは、チームにとって素晴らしいことだ」とピアストリは語った。

    マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとのホイール・トゥ・ホイールについて「彼らとレースをすること、そして実力で2週間続けて週末を戦えることは、今とてもエキサイティングなことだ」とピアストリは語った。

    「このようなトラック、このようなコンディションは、シーズン開幕時や数レース前には悪夢のようなコンディションだった。僕たちが好転を遂げることができたのはチームの功績だ」

    「ランドと比較して苦戦を強いられながら5位でフィニッシュできたことは、チームがマシンの開発でどれだけ良い仕事をしてきたかを浮き彫りにしている」