カテゴリー: ホンダF1

  • マクラーレン・ホンダ:F1 2016 バルセロナテスト 3日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1 2016 バルセロナテスト 3日目レポート

    バルセロナテスト3日目は、ジェンソン・バトンがマクラーレン・ホンダ MP4-31の走行を担当し、テストプログラムを進めた。

    朝は曇り空で寒かったものの、これまでの2日間と同様、時間が経つにつれて日差しが現れ、気温も上昇していった。

    午前中は、前日のフェルナンド・アロンソによるプログラムを引き継ぎ、複数のコンポーネントをテストしたほか、パワーユニットの出力特性の確認や空力のデータ収集を行った。

    チームは順調に作業を進め、午前中にすべてを完了。午後のプログラムでロングランを行えるように準備を行っていた。

    しかし、14時30分を回った頃に、マシンのハイドロ系でオイル漏れが起き、それが原因でわずかに出火したため、ピットに一瞬緊張が走る。幸いにもバトンにケガはなく、マシンへのダメージも皆無だったため、チームはすぐにこの問題の原因究明と解決に取り掛かった。

    そのため、プログラムはここで終了となり、3日目の周回数はトータル51周。この中でさまざまなチェックを行うことができ、テスト自体は順調に進んだため、さらなる有用なデータを得られた。

    第1回テストの最終日となる明日は、再びフェルナンド・アロンソが担当する。

    ジェンソン・バトン
    「午後のハイドロ系の問題によって走行を中断するまでは、これまで同様にチェックと変更を行いながらプログラムを順調に進めていました。午後の走行ができなかったのは残念ですが、これもテストのうちです。今日起きた問題から学び、明日のフェルナンドの走行時には良いテストができればと願っています」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
    「午前中は、今回の4日間の目的である、システムチェックに重点を置いてテストを進めました。とてもスムーズに進み、マシンの設定やセッティング変更を順調に終えることができました。午前中に予定していたプログラムを完了させ、ランチタイムの後にレースシミュレーションを始めようとしていたところで、ハイドロ系に問題が発生。マシン後部でわずかに出火しましたが、ダメージはなく、わずかなチェックと修復で済みました。こうした問題を見つけるためにテストを行っているわけですから、原因を精査し、明日の朝には予定通りのプログラムへ復帰できればと思います」

    中村聡 (ホンダ R&D チーフエンジニア)
    「今朝のプログラムでは、昨日に引き続き、異なるエンジンモードと、パワーユニットのエネルギーマネジメントの確認を行いました。午後にハイドロ系の問題が発生し、それ以上の走行はできませんでしたが、原因については現在調査を行っています。ただ、今日の51周でさらなるデータが収集できたので、それらを解析し、明日の走行に向けて準備したいと思います」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト3日目:フォース・インディアがトップタイム

  • ホンダ 八郷隆弘社長、今季F1目標は「安定的に予選10位以内から決勝」

    ホンダ 八郷隆弘社長、今季F1目標は「安定的に予選10位以内から決勝」

    ホンダの八郷隆弘社長は24日(水)に都内にあるホンダ本社で会見し、2016年シーズンのF1参戦について語った。

    八郷隆弘社長は「ホンダは創業以来、様々なレースにチャレンジし、自らの技術を世界の舞台で試し、磨き、証明することで世界中のお客様と楽しさ、喜び、感動を共有してきました」とコメント。

    「その活動の象徴として、昨年よりパワーユニットサプライヤーとしてF1へのチャレンジを7年ぶりにスタートしましたが、残念ながら大変厳しい結果となりました」

    2016年シーズンに関して八郷隆弘社長は「昨年学んだことを生かし、着実に前進することで、マクラーレンとともに成果につなげていきたい」とコメント。

    「まずは予選で10位以内に入って、決勝に臨むことを安定的にできることを、ひとつの目標にしていきたい」

    優勝という目標について八郷隆弘社長は「いつ優勝できるかということは、なるべく早い時期にと考えているが、こればかりは私もなかなか想像できないが、できるだけ早い時期にしたい。ただ今年は一歩、一歩確実にしていくことをやっていきたい」と述べた。

  • ホンダ 「F1パワーユニットの信頼性問題はまだ解決できていない」

    ホンダ 「F1パワーユニットの信頼性問題はまだ解決できていない」

    ホンダは、2016年開幕戦F1オーストラリアGPまでに達成したい信頼性の目標にまだ到達していないことを認めた。

    ホンダは、2015年シーズンを通してパワーユニットとデプロイメントの問題に直面。今シーズンにむけてパワーユニットに大幅な変更を施した。

    プレシーズンテストではパワー面に関しては進展が見られているホンダだが、メルセデスの脅威になるためにはまだ多くの改善が必要であることが示唆されている。

    テスト前にはホンダの2016年型パワーユニットの信頼性に関する報道が過熱していた。

    ジェンソン・バトンが走行したテスト3日目、MP4-31にはハイドロリックリークのトラブルが発生。MP4-31からは小さな炎があがった。

    ホンダの新しいF1プロジェクト責任者に就任する長谷川祐介は、ジェンソン・バトンのトラブル後、信頼性は改善が必要がある大きなエリアのままだとし、パワーユニットのいくつかのパーツはまだ完全に解決できていないことを認めた。

    「全体的に我々はダイナモで信頼性をチェックしています。現在、我々のエンジンセルはダイナモで4000kmを走行しています」と長谷川祐介はコメント。

    「しかし、もちろん、クルマでもチェックしなければなりません」

    「信頼性は、昨年から今年にかけてアップデートしなければならない非常に重要なことのひとつです。ですが、パーツにはまだいくつか小さな問題があり、全てのパーツがレースにむけて問題がないことを確認しなければなりません」

    今週末ここまでの走行距離に満足しているかと質問された長谷川祐介は「オペレーションの観点では、そうかもしれません。昨日は100周以上を走行することができました。しかし、4000kmまでには十分な距離ではありません」

    メルセデスとのギャップをどれくらい縮められるかと質問された長谷川祐介は「現在のポジションはわかりません。ですが、まだ彼らにはアドバンテージがあると思いますし、我々はもっと努力を続けていく必要があると思っています」と述べた。

    関連:2016年 F1バルセロナテスト3日目:フォース・インディアがトップタイム

  • マクラーレン・ホンダ、ハイドロリックリークでテストを切り上げ

    マクラーレン・ホンダ、ハイドロリックリークでテストを切り上げ

    マクラーレン・ホンダは、F1合同テスト3日目をハイドロリックリークによって51周で切り上げることになった。

    テスト3日目はジェンソン・バトンが走行を担当。前日フェルナンド・アロンソが119周を走行したマクラーレン・ホンダは、午前中は順調に走行を重ね、45周を走破していた。

    しかし、午後早くにジェンソン・バトンはピットレーン出口でストップ。他のマシンの走行は続けられたが、それが原因でピットレーンはクローズされた。

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ハイドロリックリークが原因であることを認めた。

    その時点でエリック・ブーリエは、マシン停止の重大さを軽視していたが、その後、マクラーレン・ホンダはマシンを走らせることなく、テストは終了した。

    雨が予報されている最終日にはフェルナンド・アロンソがMP4-31のステアリングを握る。

  • マクラーレン・ホンダ:F1 2016 バルセロナテスト 2日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1 2016 バルセロナテスト 2日目レポート

    2日目を迎えたF1バルセロナテスト、この日はフェルナンド・アロンソが「マクラーレン・ホンダ MP4-31」での初走行に臨んだ。

    前日のジェンソン・バトンに引き続き、データ収集やシステムと電装系の確認、エンジンモードの評価を実施。さらには、空力パッケージのテストに向けて、オフシーズンの開発期間で得たデータとコース上における実際の挙動を整合させる作業も行った。

    フェルナンド・アロンソは、MP4-31の評価と調整に集中して取り組み、できるだけ多くの周回数を目指して走行。予定していたプログラムを順調に消化し、トラブルなしで119周を走りきった。

    3日目は再びジェンソン・バトンがテストを担当し、さらにプログラムを進めていく。

    マット・モリス (マクラーレン・ホンダ Director of Engineering)
    「昨日に続き、信頼性の面では、いい一日だったと思います。深刻な問題が起きることなく2日間を終えられたのは、とてもいいことです。午前中は、マシンにたくさんの計測機器を付けて、空力特性の確認に時間を費やしました。これは時間のかかる作業でしたが、シャシーは期待通りの動きを見せていることが確認できたので、ここからはマシンのポテンシャルを引き出す方向にシフトしていきます。午後は、昨日ジェンソンが進めてくれたコントロールシステムやシャシー特性の確認を引き続き行いながら、ベースセットアップの作業も進めました。また、パワーユニットの性能確認と調整を行うために、複数のエンジンモードを試すこともでき、これがとてもスムーズに進んだので、有用なデータを多く得られました。固めのタイヤコンパウンドで走行したので、ラップタイムについてはあまり重視していません。今日は予定していたプログラムをすべて完了できた上、少しほかのことも試せました。存分に走り込むことができて、非常に充実した一日だったと思います」

    中村聡 (ホンダ R&D チーフエンジニア)
    「パワーユニットの向上具合を把握し、デプロイメントやエネルギーマネジメントシステムの性能評価をするために、安定したペースで多くの周回数を走行することが今日の目標でした。チーム全員のハードワークに加え、フェルナンドが集中して走り込んでくれたおかげで119周を走行でき、予定していたプログラムを早々に完了して大量のフィードバックを得ることができました。今夜と明日でさらに向上するためのデータがたくさんあることに満足しています」

  • 長谷川祐介(ホンダ F1プロジェクト総責任者) 「現在の計画を改善」

    長谷川祐介(ホンダ F1プロジェクト総責任者) 「現在の計画を改善」

    新たにホンダのF1プロジェクト総責任者を務めることになった長谷川祐介が、2016年F1シーズンの目標を語った。

    ホンダは23日(火)、2016年のF1プロジェクト体制を発表。これまで同プロジェクトの総責任者を務めていた新井康久が退任し、長谷川祐介が後任を務めることが発表された。

    今年からホンダのF1プロジェクトをリードすることになる長谷川祐介にとって、F1挑戦は今回が初めてではない。かつてホンダがエンジンサプライヤーとしてジョーダンやBARにエンジンを供給していた時代にF1を経験している。

    「しかし、もちろん、現在のテクノロジーは全く別物です」と長谷川祐介は語る。

    「これからキャッチアップしていく必要があります。しかし、すでに多くの優秀な人材がマクラーレンとともに取り組んでいますから、そこが大きな問題になるとは考えていません」

    長谷川祐介は、昨年のホンダの不振について、新井康久を責めるのは間違いだと述べた。

    「問題は新しいテクノロジーではありません。ただ、F1が非常に複雑化し、競争レベルも非常に高くなっているということなんです」

    「単に生き残ることさえ簡単なことではありません。まして、他チームよりも上に行くのは非常に困難なことです。しかし、我々もそれが簡単なことではないということはわかっていました」

    長谷川祐介は、新井康久が用意していた2016年の計画を白紙に戻すつもりなどはない述べた。

    「遅かれ早かれ、私もいくつか新しいアイデアを取り入れることができるようになるでしょう。しかし、できれば現在の計画を早急に改善できることを期待しています」

    昨年、ホンダの不振に業を煮やしたマクラーレンが、ホンダに対して外部からの人材登用を進言したものの、新井康久がそれに抵抗していたと報じられていた。今回の新井康久の退任は、それ理由の更迭だとの見方もある。

    しかし、長谷川祐介は「実際、今年はヨーロッパからも含め、多くの専門家を雇い入れています」と述べた。

    「残念ながら、ホンダでは伝統的に日本語でコミュニケーションをとってきましたので、ヨーロッパ出身者にとってはそうした我々の文化に適応するのが困難なのです」

    長谷川祐介は、2016年の目標をコンスタントに予選Q3に進出することだと述べた。

    「今はまだ自分たちのポジションがわかりませんので、それほど楽観的に構える段階ではありません。しかし、今年の目標はQ3に行くことです」と長谷川祐介氏は述べた。

    「定期的にQ3に行けるようになりたいですね。それが我々の目標です」

    「また、信頼性も非常に重要です。昨年はパフォーマンスだけでなく、信頼性にも多くの問題が見られました。ですから、我々はエンジンのアップデートにあたり、信頼性の強化に力を入れています。レースをフィニッシュすることはとても重要です」

    長谷川氏によると、開幕前に現在のパワーユニットにメジャーアップデートを行う予定はないという。

    「スペックは実際のところ、同じものです。スペックについてはすでに確定しています。もちろん、これから来週にかけて一部のパーツをテストしますが、ホモロゲーションは2月末なので、大きなアップデートはないでしょう」

  • フェルナンド・アロンソ 「MP4-31にはベストシャシーのポテンシャルはある」

    フェルナンド・アロンソ 「MP4-31にはベストシャシーのポテンシャルはある」

    フェルナンド・アロンソは、今年もメルセデスの優位を予想しつつも、マクラーレン・ホンダにはヨーロッパラウンドまでにグリッドで最高のシャシーを開発するポテンシャルがあると主張した。

    昨年、信頼性とパフォーマンス不足に苦しんだマクラーレン・ホンダは、グリッド上位への返り咲きを狙っている。

    フェルナンド・アロンソは、上位勢の顔ぶれに変化はないだろうと語る一方で、エンジンパフォーマンスの懸念が取り除かれれば、5月に行われるF1スペインGPまでにはマクラーレン・ホンダ MP4-31がベストマシンになっている可能性があると述べた。

    「メルセデスの支配は終わらないと思うし、彼らは本当にとても強い。最初の2日間はとても興味深いテスト日だったど、あれだけの周回数をこなしているのを見れば、学ぶべきこともかなりはっきりしていると思う。彼らがマシンのポテンシャルを発揮すれば、もしかするとこれまで以上に強力かもしれない。過去2年よりもね」

    「マクラーレンにとって優勝は簡単なタスクではないと思うけど、チームのことを心から誇りに思っているし、過去数カ月に成し遂げたことを誇りに思っている。最高のマシン、ベストなシャシーを手に入れる目標は達成可能だと思う」

    「ヨーロッパのレースが始まるまでにはかなりの可能性がある。モチベーションはかなり高い。魔法のようなソリューションも水晶球もないけど、僕はコンペティティブになりたいし、重要なもののために戦いたい。でも、正直、今年のレースでマクラーレンが勝てるかどうかはわからない」

    フェルナンド・アロンソは、初めてMP4-31のコックピットに座った23日(火)に119周を走り込んでおり、昨年のプレシーズンに比べれば相当多くの周回数を稼いでいる。

    ホンダが信頼性を改善させているのは明白であり、パフォーマンスも改善されていると思うかと質問されたフェルナンド・アロンソは「もちろんだ。でも、前提として、昨年の僕たちが抱えていたパワーなどの不足はトップチームと比べて多すぎたので、そういった意味で、マシンの全エリアを改善しているということだ」

    「空力面についてはかなり革新的なパーツがある。少なくとも僕たちのマシンに限って言えばね。他チームももしかしたら過去にこういったアイデアを持っていたかもしれない。でも、僕たちにとっては新しいものだし、パッケージを成熟させるにはもう少し時間が必要だ。パワーユニットもね。僕たちにとって、昨年は大量のことを学ぶ一年だった。でも、多くのことを学び、今はパワーユニットも完全に新しい哲学になっているので、理解してポテンシャルを発揮するにはもう少し時間が必要だ」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト2日目:フェラーリがトップタイム

  • 新井康久、ホンダのF1プロジェクト総責任者退任は「定年退職」

    新井康久、ホンダのF1プロジェクト総責任者退任は「定年退職」

    ホンダの新井康久は、ホンダから与えられたマクラーレンのF1復帰において体制を確立させるというタスクを成し遂げたと感じていると述べた。

    新井康久(59歳)は、今月末でホンダのF1プロジェクト総責任者の役割を退任。後任はBARホンダのプロジェクトでF1での仕事を経験した長谷川祐介が就くことが発表された。

    昨年、マクラーレンとのパートナーシップを再開してF1復帰を果たしたホンダが、パワーユニットの信頼性とパワー不足に苦しみ、新生マクラーレン・ホンダはコンストラクターズ選手権9位という成績でシーズンを終えた。

    「私は与えられたタスクを果たすことができました」とバルセロナを訪れている新井康久は述べた。

    「私は特定の役割をこなすために配置され、自分にできるベストを尽くしました」

    「皆さんが期待していた結果を成し遂げることができたかどうかと言えば違います」

    「大きなタスクでしたし、結果は厳しかったですが、個人的には非常に難しく、大きなプロジェクトの始まりだったので、その一部になれたことを嬉しく思います」

    退任のタイミングについて、新井康久は、60歳になったときにスタッフが引退するのがホンダの企業ポリシーだと説明した。

    「純粋に私は企業ポリシーにおける定年に達しました」と新井康久は説明。

    「日本企業には定年があります。私は今年60歳になりそれを迎えます。それが理由のひとつです」

    「年々、私の定年が近づいていますし、タイミングについては、私の決定ではなく、会社が決定することです。会社がタイミングを決定しますし、それが会社の決定です」

    「シーズン前なので最適なケースかもしれません。若い長谷川さんにバトンを渡さなければなりません。良いタイミングだと思います」

    毎年、ホンダは4月1日付けで組織変更を実施するが、今年はシーズンが開始する前に実施できるように発表を出したと述べた。

    ホンダの広報は「単なる人事異動ではありません。組織変更でもあります」とコメント。

    ホンダは、F1に関わる全般の統括・監督責務を担い体制を強化するため、本田技研工業にF1担当役員を新たに設置。松本宜之が就任した。

    「F1に対するホンダのサポートとコミットメントを強化するために他の人員が配置されました。そこには他のチーム役員とホンダR&Dの代表も含まれます。これは毎年の組織変更および人事異動の一部です」

    「文化的な違いです。我々は大きい小さいにせよ、毎年、組織変更を行っています。通常は4月1日付けです。トラックとF1の責任を監督する組織をセットアップする必要があったので、前倒しで組織変更を発表しました。全体的にF1プロジェクトを強化することがホンダからのより多くのコミットメントです」

    新井康久は、タスクを終えられないことに失望はしていないと語る。

    「個人的には栄光ではありませんでした。長く存続するタスクです」

    「私はそのタスクの自分の部分を成し遂げました。自分にできるベストを尽くしてそれを果たしたと感じています。終わりに達したとはみなしていません」

    「プロジェクトを引き継ぐには長谷川さんが最も適任だということをわかっています。それについて疑いはありません」

    新井康久は、3月1日(火)に正式に長谷川祐介へと引き継ぎを行う予定となっている。

    長谷川祐介は「状況をキャッチアップする必要があります」とコメント。

    「大きな責任とプレッシャーを感じていますが、非常に興奮してもいます」

    「いくらかF1での経験がありますが、もちろん、レギュレーションが完全に異なりますし、まだ学習過程にあります」

  • フェルナンド・アロンソ 「MP4-31になされた仕事を誇りに思う」

    フェルナンド・アロンソ 「MP4-31になされた仕事を誇りに思う」

    フェルナンド・アロンソは、F1合同テスト2日目にMP4-31で119周を走行。9番手タイムとなる1分26秒082でセッションを終えた。

    「長い休みを終えて、コースに戻ってくるのはいいものだ。昨年とは違い、今日は十分な周回数を走れたのもよかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「このシーズンオフ、チームにとっての最優先事項は、昨年起こった問題を精査して、その解決策を見いだすことだった。少なくとも信頼性の面では、それが達成できている」

    「チームの皆が仕事を成し遂げてくれたことを誇りに思う。今日は楽しんで走行できましたけど、マシンはまだ向上させていかなければならない」

    「今日は走行のほとんどを、空力と信頼性の評価に費やした。こうした作業はあまりエキサイティングとは言えないので、今後セットアップを煮詰めたり、燃料量を減らしたりして、ドライビングを楽しめるようにしていくのを心待ちにしている」

    「空力面では、新しいパーツが多くあるので、その調整には少し時間がかかると思う。パワーユニットに関しても同様だ」

    「僕たちは、昨年多くのことを学び、新車に新たな考え方を持ち込んでいるので、それを理解してポテンシャルを引き出すにはまだ時間がかかると思う」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト2日目:フェラーリがトップタイム

  • ジェンソン・バトン 「ホンダのパワーユニットはもっと改善が必要」

    ジェンソン・バトン 「ホンダのパワーユニットはもっと改善が必要」

    ジェンソン・バトンは、テスト初日の内容はポジティブに感じているが、開幕戦オーストラリアGPまでにホンダのパワーユニットはもっと多くのパフォーマンスを発揮する必要があると考えている。

    F1合同テスト初日、ジェンソン・バトンは、新車MP4-31で84周を走行。これは去年の1回目のプレシーズンテスト4日間の合計(79周)を5周上回った。

    ジェンソン・バトンは、ホンダは正しい方向に向いていると語る。「クルマにネガティブな点はない」

    「特にいい手ごたえを得られたのは、パワーユニットのデプロイメントについてだ。ずっと安定して動作しており、問題は全くなかったので、ロングランにおいて昨年よりもよくなっていると思う」

    「もちろん、それによって改善する必要がある他のクルマの弱点が浮き彫りになった。でも、楽しい一日だったし、かなり満足している」

    「ペース? それはわからない。タイムを見れば、僕たちはまだ遅れていると言える。でも、僕たちはラップタイムを出すために走ってはいないし、いろいろなものをチェックするために走っている」

    「今回のテストで僕たちが最速のクルマにはならないのは確かだし、おそらく一年の大部分でもそうだろう。でも、確認できている改善で言えば、クルマのフィーリングはいい」

    ジェンソン・バトンは、トップから1.7秒遅れの6番手タイムでセッションを終えたが、トップ4がミディアムタイヤでタイムを記録していたのに対し、ジェンソン・バトンのベストラップはソフトタイヤでのものだった。

    ジェンソン・バトンは、メルボルンまでにホンダのパワーユニットにはもっと多くの改善が必要だと考えている。

    「デプロイメントに関して、僕たちは良い前進をしたけど、まだパワーユニットには多くの作業がある」

    「ホンダは、冬の間に信頼性とに取り組み、デプロイメントに関して懸命に頑張ってくれた」

    「でも、僕たちの誰もこのパワーユニットでメルボルンに行くことに満足するとは思っていない。開幕戦までにもっと多くを引き出せるのは確かだ。僕たちはそれを必要としている」

    だが、ジェンソン・バトンは、ホンダのスタッフに少なくとも進歩を感じることができたと述べた。

    「昨日、最初の会議をしたとき、彼らは英語で話しているときの方がずっと信頼できると話した」

    「でも、彼らも自信を持っているし、冬の間に成し遂げたことを本当に信じている」

    「当初、状況はとても異なっていたので、あのような自信を見ることができるのは素晴らしいことだ」