カテゴリー: ホンダF1

  • ザウバー、ホンダとの契約で日本人ドライバー起用の可能性を示唆

    ザウバー、ホンダとの契約で日本人ドライバー起用の可能性を示唆

    ザウバーは、2018年のホンダとの新たなパートナーシップについて日本人ドライバーの起用を含め“どんなことにもオープン”だと語る。

    今年、1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを搭載するザウバーは、2018年からホンダのパワーユニットに変更。ホンダは、ザウバーに供給することでF1エンジンプログラムを拡大する。

    ホンダの現在のマクラーレンとの契約は基本的にエンジン供給に限られているが、ザウバーは、エンジン契約を超えた技術的な提携も視野に入れている。

    ザウバーには、BMW時代からスイスに高品質の施設があり、シャシーの研究開発は日本を拠点とするホンダのエンジニアの助けとなる。

    ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、ホンダとのさらなる提携について「我々は全てがどのように展開していくかを見ていきます。今は始まったばかりですからね」と Autosport にコメント。

    「彼らのマクラーレンとの契約についてはわかりません。我々は非常に異なるプロジェクトですし、お互いに利益を得られる部分について見ていきます」

    「我々はマニュファクチャラーチームだった状況もありましたが、今はマニュファクチャラーチームではありません。我々は彼らのカスタマーです」

    「ですが、そこに多くの機会があることはわかっていますし、彼らとパートナーシップを結んだのはそれも理由のひとつです」

    「これをやっていくというにはまだ時期尚早ですが、そうですね、我々はどんなことにもオープンです」

    ザウバーは、今年F2に参戦する松下信治のようなホンダの育成ドライバーにプラットフォームを提供する可能性もある。

    日本人で最後にF1グリッドに並んだ小林可夢偉は、2010年から2012年までザウバーから参戦しており、鈴鹿で表彰台を獲得している。

    「このようなパートナーシップでは常にそのようなケースはありますし、どのような決定であってもパートナーと協議してきます」とモニーシャ・カルテンボーンは付け加えた。

    「過去とまったく違いません。彼らの意見を聞き、アドバイスを受けます」

    「最終的にそれはチームの責任です。実施あ、我々は過去に日本人ドライバーと最後の表彰台フィニッシュを成し遂げています。それは日本でのものでもあります」

    「それは我々は非常に独特な状況に置いています」

    関連:ザウバー・ホンダ誕生、日本人F1ドライバー起用の可能性

  • ストフェル・バンドーン 「マクラーレンの苦境は自分の成長にはいい」

    ストフェル・バンドーン 「マクラーレンの苦境は自分の成長にはいい」

    マクラーレン・ホンダのルーキF1ドライバーであるストフェル・バンドーンは、現在のチームの苦境は自分がドライバーとして成長するために“非常に良い”ことだと思っている。

    ストフェル・バンドーン(25歳)は、ジェンソン・バトンの後任としてマクラーレン・ホンダのレースドライバーに就任し、フェルナンド・アロンソとチームを組んでいる。

    昨年、リザーブドライバーだったストフェル・バンドーンは、負傷したフェルナンド・アロンソの代役としてF1バーレーンGPでデビューを果たし、1ポイントを獲得。しかし、今年は開幕4戦でまだノーポイントに終わっている。

    しかし、ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダの現在の問題がドライバーとしての成長の妨げにはならないと考えている。

    「実際、ドライバーとしいて成長するにはとても良いことだと思う」とストフェル・バンドーンは Autosport にコメント。

    「難しい状況ではあるけど、そこから学べることはたくさんあると思う」

    「ジュニアシリーズではあまりタフな時間を過ごしたことはなかった。いつも勝利を争っていたし、チャンピオンを争っていた。全てがだいたいスムーズに進んでいた」

    「OK。1回限りの悪いレースをすることはあるけど、計画通りに物事が進まないこのようなタフな時間は僕にとっては新しい経験と言える。そこから学べることはたくさんある」

    マクラーレンが最後に勝利を挙げた2013年からマクラーレンで過ごすストフェル・バンドーンは、チームの歴史の難しい期間に直接関与したことで多くのことを学んだと述べた。

    「詳細を見つけてクルマの多くの改善をもたらすためにかなり多くのことに集中する。実際、チームと一緒に働いて、トップに返り咲くことは僕にとっても大きなチャレンジだ」

    ストフェル・バンドーンは、マクラーレンと彼自身は2017年の残りのシーズンのための具体的な目標は設定していないようにしていると述べた。

    「僕たちがF1で最大のチームのひとつなのは明らかだし、僕たちは上位で叩きたいと思っている。それが僕たちが望んでいることだ。現在、僕たちはそれをするポジションにはいないけど、将来に成功するための全ては揃っていると感じている」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「今はいかに素早く競争力を取り戻せるかが重要だ。現時点では応急処置はないかもしれないけど、いつか僕たちが強力なパッケージを得られると確信している」

    ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダが2016年末に“それなりのレベル”に到達したことがチームにとって特にタフだと認める。

    「全員がもう一歩前進することを期待していたと思う。様々な理由でそうはならなかった。でも、それが僕たちの現在のポジションだ。理想的ではないけど、再び競争的になる全てが揃っていると思う」

  • フェルナンド・アロンソ 「信頼性問題でパフォーマンスに注力できていない」

    フェルナンド・アロンソ 「信頼性問題でパフォーマンスに注力できていない」

    フェルナンド・アロンソが、母国レースとなるF1スペインGPへの意気込みを語った。

    「スペインGPのためにバルセロナに戻ってくることに、とてもワクワクしている。スペインGPは僕のホームレースで、今までに素晴らしい思い出があり、サーキットの雰囲気はいつも熱狂的だ。僕たちはプレシーズンテストの際に多くの時間をバルセロナで過ごしたが、地元ファンの前でレースをするときには全く違う気持ちで、特別な感情を抱く」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「前戦までの難しいレースのあとで、今週末どこまでできるかはわからない。僕たちは新しいパーツをいくつか導入するとは思っているが、信頼性の問題が解決するまでは、本当の意味でパフォーマンスに注力することはできない」

    「最近起こっている問題の原因を突き止めるために、チームが懸命に取り組んでいることはわかっている。スムーズなレースができて、問題の少ない週末を過ごせることを期待している。僕にとって、ここ数戦の予選はエキサイティングなものだった。バルセロナでも同じような走りができることを期待している。しかし、土曜日の予選でどんなグリッドを獲得したとしても、決勝でそれを活かせるようにすることが最も大事だと思っている」

    関連:2017年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ストフェル・バンドーン 「バルセロナは僕たちの能力が試されるコース」

    ストフェル・バンドーン 「バルセロナは僕たちの能力が試されるコース」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが、F1スペインGPへの意気込みを語った。

    「ロシアGPでのパフォーマンスはあまり誇ることができるものではなかったが、それでも僕たちは前戦からポジティブな感触を得ている。タフなレースが続いたあとでレースを完走できたことには満足している」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「走行距離を伸ばし、出来る限り多くの情報を集めることが重要だ。それが、僕たちが今シーズンを戦い抜くために、シャシーとパワーユニットを改良するために大事になってくる」

    「スペインGPから始まるヨーロッパラウンドを楽しみにしている。今までに参加したレースやプレシーズンテストで、バルセロナのサーキットのことはよく知っている。僕たちは、このトラックと、そこでマシンがどのような動きを見せるかについての、参考にできるデータをたくさん持っているので、それを活かしてポジティブでスムーズな週末を迎えられることを期待している」

    「カタルニア・サーキットは楽しく走ることができ、とても速く、マシンにとってもドライバーにとっても非常に厳しいトラックだ。オーバーテイクするのはとても難しいし、高速トラックなので平均速度は非常に速く、僕たちの能力を試されるものになるでしょう。伝統的にタイヤにとってタフなサーキットだが、新しいコンパウンドがレース展開をどのように変えるのか、興味深く見ている。僕はいつも通り、挑戦する準備はできているし、再びレースすることに興奮している」

    関連:2017年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン・ホンダ、F1スペインGPでの大きな好転は期待せず

    マクラーレン・ホンダ、F1スペインGPでの大きな好転は期待せず

    マクラーレン・ホンダは、厳しい2017年F1シーズンの立て直しを図っているが、今週末のF1スペインGPで大きな変化は期待していないと認める。

    ホンダのF1パワーユニットにトラブルが多発しているマクラーレンは、開幕4戦でポイントを獲得できておらず、コンストラクターズ選手権で最下位に沈んでいる。さらにストフェル・バンドーンとフェルナンド・アロンソがそれぞれ1戦をトラブルによりスタートできておらず、完走扱いは合わせ2戦と厳しい状況は続いている。

    各F1チームは、ヨーロッパラウンドの開幕戦であるスペインGPにアップデートを投入して状況の改善を目指すが、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはマクラーレン・ホンダには大きな変化は起こらないだろうと認める。

    「今シーズン序盤のフライアウェイラウンドは、マクラーレン・ホンダにとって簡単なものではなかった。スペインGPでバルセロナ・カタルニア・サーキットに戻ってきて、ヨーロッパラウンドをスタートすることを楽しみにしている」とエリック・ブーリエはコメント。

    「我々は、このレースで現状大きく好転するとは思っていない。しかし、ストフェルがソチで完走できたことは、信頼性の問題が指摘される中で自分たちが努力を重ねてきた結果だと考えている。そして、チームにさらにポジティブなことをもたらすサインだと期待している」

    マクラーレンは、F1スペインGPでMCL32のボディワークにいくつかのアップデートを投入する。

    エリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソの母国レースであるチームにとって重要なグランプリにむけてそれがチームの士気を高めてくれることを期待している。

    「他の多くのチームと同じように、このレースを新しいパーツを導入する上でいい機会だと考えている。スペインのファンによる熱狂的な応援を背に、レースを完走して、信頼性が改善したことを見せられることを期待している」

    「ヨーロッパラウンドをポジティブな形でスタートできればいいし、情熱的なファンがサポートしてくれるスペインGPはそれにうってつけの場所だ」

    関連:2017年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダ、2017年F1日本GPの観戦チケットが当たるキャンペーンを実施

    ホンダ、2017年F1日本GPの観戦チケットが当たるキャンペーンを実施

    ホンダは、2017年F1日本GPの観戦チケットが当たる「Mclaren-Honda 応援キャンペーン」を実施している。

    応募にはHonda Carsまたはホンダオートテラスのお店で配布する応募カードが必要。抽選でC席Honda応援席「2017 F1 日本グランプリ 観戦チケット」100組(200名)、McLaren-Honda 2017オフィシャルグッズが計1000名と合計1200名にプレゼントされる。

    応募期間は2017年4月14日(金)~2017年7月9日(日)23:59。応募カードがなくなり次第、終了となる場合がある。

    ■賞品・当選数

    <Aコース> 2017 F1 日本グランプリ 観戦チケット(ペア)100組(200名様)

    [開催日程]2017年10月6日(金)~10月8日(日)
    [会場]鈴鹿サーキット 三重県鈴鹿市稲生町7992
    [観戦エリア] C席 Honda応援席
    ※チケットは2017年10月6日(金)~10月8日(日)の3日間通し券です。なお、このチケットで10月5日(木)特別ピットウォーク、10月9日(月)ファンイベントもご入場いただけます。
    ※チケットは2017年10月5日(木)~10月9日(月)の5日間、モートピアパスポートとしてご利用いただけます。
    ※座席は指定席となります。
    ※ご当選者様による座席の指定・変更はできません。
    ※観戦エリアは変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
    ※駐車券は含まれておりません。自家用車でご来場の際は別途駐車券が必要です。
    ※会場までの交通費および宿泊費等の費用はご当選者様のご負担となります。

    <Bコース> McLaren-Honda 2017 オフィシャルグッズ 合計1,000名様

    ※Bコースは以下のいずれかをお届けします。
    ・オフィシャル キャップ(9FORTY:チーム/アロンソ/バンドーン 9FIFTY:チーム/アロンソ/バンドーン 計6種よりいずれか1点)480名様
    ・オフィシャル Tシャツ 90名様
    ・オフィシャル チーム リュックサック 100名様
    ・オフィシャル キーリング 180名様
    ・オフィシャル テディベア 150名様

    Mclaren-Honda 応援キャンペーン

  • マクラーレン 「アロンソのインディ500はホンダの関係に“非常に重要”」

    マクラーレン 「アロンソのインディ500はホンダの関係に“非常に重要”」

    マクラレーンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソのインディ500参戦は、エンジンサプライヤーのホンダとマクラーレンとの関係にとって“非常に重要”なものだと語る。

    フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを欠場し、マクラーレン・ホンダの名前がつけられたアンドレッティ・オートスポーツのマシンでインディ500に参戦する。

    フェルナンド・アロンソのインディ500参戦というプランは、マクラーレン・ホンダの壊滅的なシーズンスタートにとって生まれたと言っても過言ではない。フェルナンド・アロンソは、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に不満を露わにしている。

    ホンダの散々な状況は、マクラーレンが2018年にメルセデスにパワーユニットを変更するとの噂を生んだが、マクラーレンはここ数週間でホンダとの契約を履行するとの発言を繰り返している。

    ザク・ブラウンは、インディ500にホンダのエンジンを積んだマシンでフェルナンド・アロンソが参戦するというニュースがポジティブに伝えられていることが、マクラーレンとホンダとの緊張関係を緩和することに役立っていると考えている。

    「とても重要だ」とザク・ブラウンはコメント。

    「もちろん、我々はF1で非常にチャレンジングな時間を過ごしているし、それがマクラーレンとホンダのパートナーシップについて多くの疑問に導いている。パートナーシップはより強くなっているし、我々はこれがマクラーレン、ホンダ、そして、アロンソが1つのグループであり、我々がお互いにコミットし、勝利にコミットしていることを示す良い方法だと感じた。ホンダがインディカーであのような競争的なプラットフォームを有しているのは素晴らしいことだ」

    「それは我々が団結していることを示すことに役立つ。だが、もちろん、我々はホンダの状況にフラストレーションを抱えている。応急処置はなさそうだし、スペインやモナコ、もっと言えばシーズン中盤までの大きな進歩は期待いていない。我々がお互いにコミットしていることを世界に伝えることが重要だった。我々はそれについて多くの質問を受けていたからね」

    5月3日(水)にインディアナポリスで行われたフェルナンド・アロンソのインディカー初テストはFacebookとYouTubeで全世界に配信され、200万人以上のアクセスを記録した。

    ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソのインディ500参戦はファンの想像力を虜にし続けていくと考えている。

    「そのような露出が生み出されたことには驚いていないし、全てを準備するための期間がいかに短かったかを考えれば、マクラーレン・ホンダ、インディカー、そして、アンドレッティとの間のここまでのコラボレーションがいかに迅速でシームレスであるかについてとても嬉しく思っている。ここまではすべてが驚くほどスムーズに進んでいる。テストでの天候を含めてね」

    「全てがスムーズに進んでいることは、3つの組織の信頼関係だと思っている。実際、4週間の準備作業は1年間かけて準備してきたように感じている。インディカーがテストで行ったことは素晴らしかった。デジタルとソーシャルメディアの力だ。他のレーシングシリーズもインディカーの今回のやり方から学ぶことができると思う。ファンのエンゲージメントはとてつもないレベルだった。テストとそれによって得た露出さは嬉しい驚きだった」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    MotoGP 第4戦スペインGPの決勝レースは、今季初のポールポジションを獲得したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、シーズン初優勝を果たした。ペドロサは、絶好のスタートから一気にペースを上げると、27周のレースで一度もトップの座を譲ることなく、真っ先にチェッカーを受けた。

    そのペドロサを追走できたのはチームメートのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)だけであり、Repsol Honda Teamの両選手が3位以下に大きなリードを築く、すばらしいレースだった。

    この日は気温が28℃まで上昇。路面温度は40℃を超える厳しいコンディションとなった。レースウイークを通じて最もタイヤに厳しい環境となったが、マシンのセットアップ、そしてタイヤ選択をばっちり決めたペドロサが、地元ファンの前で圧倒的な速さを披露した。これでヘレスが舞台のレースでは、最高峰クラスで3度目の優勝。MotoGPクラスにデビューしてからの12年で、3勝を含む9度の表彰台獲得を果たしたペドロサには、地元ファンから大きな声援が送られた。

    2位にはマルケスが入った。27周のレースで、唯一、ペドロサを追いかけられたライダーだが、ペドロサの快走にはわずかに届かなかった。それでも、マルケスにとってヘレスは、シーズンを通じて最も苦手とするサーキットの一つ。レースウイークを通じてマシンのセットアップが進み、今後の戦いに大きなプラスになる、重要なレースとなった。

    マルケスは、前戦アメリカズGPでの優勝に続き、これで2戦連続の表彰台で、総合3位をキープ。今大会で6位に終わった総合2位のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に2ポイント差、今大会を10位で終えたランキングトップのバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に4点差まで迫り、トップの座を視野に入れた。ペドロサも2戦連続の表彰台で総合4位に浮上。トップとの差を10点とし、チャンピオン争いに加わった。

    今季初となったRepsol Honda Teamの1-2フィニッシュは、2015年のドイツGP以来2年ぶり。今大会は、予選でフロントローを独占するなど、RC213Vの仕上がりのよさを感じさせるレースとなった。

    今季2度目のフロントローから好スタートを切り、4番手を走行していたカル・クラッチロー(LCR Honda)は、6周目の11コーナーで転倒してリタイア。今季2度目となる表彰台のチャンスを逃した。

    予選10番手から決勝に挑んだジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、オープニングラップで9番手と好スタートを決ったが、6周目の1コーナーでアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)の転倒に巻き込まれてリタイアに終わった。チームメートのティト・ラバトも、13番手を走行していた10周目の2コーナーで転倒してリタイアと、ともに残念な結果に終わった。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 優勝)

    「ヘレスで優勝することができてとてもうれしいです。まさに、スーパーハッピーな気分です。大好きなサーキットで、家族と友人、そしてすばらしいファンがいる前で優勝することができました。今大会は、レースウイークを通じて順調だったし、どのセッションもすばらしい気分でした。レースも完ぺきでした。今日は優勝する自信があったので、スタート前に少し緊張しました。しかし、うまく集中できたし、スタートも決まりました。ただ、今日の路面コンディションはあまりよくなくて、フロントはかなりスライドしました。フロントはミディアムの方がフィーリングはよかったし、決勝でも、ミディアムの方がペースはよかったかもしれません。しかし、決勝はハードを選びました。その判断に満足しています。今日はマルク(マルケス)が後ろでプッシュし始めたときに、それまでのギャップをキープする走りに徹しました。とにかく、限界を超えず、転ぶことだけは避けようと決めました。それがうまくいって、こうして優勝できました。今大会はグランプリ3000戦という記念すべきレースでした。1000回大会は(アンヘル)ニエト、2000回は(ミック)ドゥーハン、そうした伝説のライダーたちに続いたことはとても名誉です」

    マルク・マルケス(MotoGP 2位)

    「ヘレスで2位になれてとてもハッピーです。このサーキットは、自分にとってあまり得意なサーキットではありませんが、高いレベルで戦うことができました。これからのシーズンを考えるととてもポジティブなことです。今日のダニは、本当に速かったです。今週はウエットでもドライでも速くて、セッションをこなすごとに彼との差を縮めることに成功しましたが、彼のペースをキープするのはとても難しいことでした。今日は、彼を追ってプレッシャーをかけようとしましたが、何度か危ない瞬間もあり、バレンティーノ(ロッシ)とマーベリック(ビニャーレス)のポジションを確認しながら、2位をキープすることにしました。今日のような暑い気温と路面コンディションでハードを選択しましたが、今日は、それでも柔らかいフィーリングでした。4戦を終えて、トップと4点差になり、完全にチャンピオンシップの戦いに戻ることができました。今日は母の日(スペインでは7日が今年の母の日)なので、この結果を母に捧げます」

    ジャック・ミラー(MotoGP リタイア)

    「決勝に向けてとてもいい状態でした。予選まではペースもよく、マシンもよい仕上がりでした。そしてスタートもよかったのですが、3周目と4周目に混戦の中に入り、2、3回、ポジションを落としました。その後、アルバロ(バウティスタ)がブレーキングでミスをして、その転倒に巻き込まれました。トップ10を狙っていたし、本当に残念です。しかし、いいペースで走れていたのはポジティブだったし、ル・マンでは、さらに前進したいと思っています」

    ティト・ラバト(MotoGP リタイア)

    「ちょっと奇妙なレースでした。路面がすごく滑りやすい状態で、フロントのフィーリングを全く感じ取ることができませんでした。転倒したのは10周目の2コーナーでした。アクセルを戻した瞬間、フロントから転びました。13番手を走っていました。今大会は、フリー走行、予選とすごくいい内容だったし、チームの仕事にとても満足しています。明日はテストを行います。次のル・マンを楽しみにしています」

    カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)

    「とても残念でした。今日はとてもいいペースで走れていたし、タイヤの選択も悪くありませんでした。マルクとも近いポジションを走れていたし、転倒した周回も、前の周と同じペースで走っていました。しかし、11コーナーでアクセルを戻した瞬間、フロントから転びました。本当に残念な結果でしたが、次のル・マンに向けて、これまで築き上げてきた自信を失わないようにしなければいけません。今日は表彰台に立てず、自分もチームもがっかりしています。次のレースに向けてHondaのスタッフとミーティングをしたいです」

    関連:【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

  • 【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 予選レポート

    MotoGP 第4戦スペインGPの予選は、ホームGPに闘志を燃やすダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、今季初のポールポジション(PP)を獲得した。

    初日から好調な走りをみせたダニ・ペドロサは、トップタイムでQ2へ進出。予選で2度のアタックを行い、1分38秒台を3度マークし、1分38秒249のベストタイムでPPを獲得した。

    ダニ・ペドロサがPPを獲得するのは、15年のマレーシアGP以来2年ぶりとなる。昨年は予選、決勝ともに苦労が続いたが、今年は順調なシーズンのスタートを切り、今大会は金曜日、土曜日と2日連続で快調にラップを刻み、上り調子をアピールした。決勝では、昨年のサンマリノGP以来の優勝に挑む。

    2番手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、初日の14番手から2日目のフリー走行で4番手に浮上、総合4番手でQ2に進出した。予選前のFP4では、快調にラップを刻み、今大会初のトップタイムをマークした。予選ではチームメートのペドロサにPPを譲ったが、決勝ではペドロサとともに優勝候補の筆頭。決勝では、今季初のRepsol Honda Teamの1-2フィニッシュが期待される。

    初日3番手と好調なスタートを切ったカル・クラッチロー(LCR Honda)は、総合6番手でQ2に進出を果たすと、アルゼンチンGP以来2戦ぶりのフロントローを獲得した。昨年はシーズン序盤に苦労したが、今年は第2戦アルゼンチンGPで3位になり表彰台に登壇、第3戦アメリカズGPでは4位と、安定した速さをみせてきた。ヨーロッパラウンドに入っても好調をキープし、今季2回目のフロントローを獲得した。

    ホンダ勢は、2014年のドイツGP以来となるフロントロー独占を果たした。

    初日2番手と好調なスタートを切ったジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、2日目のフリー走行でも10番手につけ、今季初となる直接のQ2進出を果たした。Q2でも今季ベストの10番手をキープし、今季ベストグリッドを獲得。開幕から4戦連続のトップ10フィニッシュと、開幕戦カタールGPの8位以上を目標に決勝に挑む。

    ミラーのチームメートであるティト・ラバトも、フリー走行で総合12番手。予選前のFP4でも10番手と今季一番の内容で、フリー走行を終えた。Q1ではクリアラップをうまく取れず、18番グリッドとなったが、開幕から4戦連続のポイント獲得と、今季ベストリザルトを狙う。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP ポールポジション)

    「今日のポールポジションは、自分のキャリアの中でも最高のポールポジションだったと思います。それほど厳しい戦いでした。セッション終盤は、後ろにマルク(マルケス)がいたので、プッシュするべきかどうか迷いました。しかし、時間がなかったし選択肢がなかったので、プッシュしました。目標はフロントローを獲得することだったので、今日のポールポジション獲得には、とても満足しています。今週はすべてのセッションで気持ちよく乗ることができました。昨年はとても苦労したので、今日の結果はとてもうれしいです。チームの努力のおかげであり、Hondaにとってもいい予選になりました。すべて順調に進んでいます。明日の決勝も集中してベストを尽くします」

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)

    「今日のダニ(ペドロサ)は、本当に強く、そして速かったです。予選では、彼の後ろにつくことができたので、彼がどういう走りをしているのかを学ぶことができました。今週はラップタイムがよかったので、フロントロー獲得を目標にがんばりました。FP4では、とてもいいペースで周回することができたので、とても満足しています。ヘレス・サーキットは、自分のライディングスタイルに合うサーキットではありませんが、ここまでは、うまく機能していると思います。今回改善されたポイントは、これからのヨーロッパラウンドでも役立つことなので、とても重要です。決勝はまた、違う戦いが待ち受けていると思いますが、これまでの成果をしっかり発揮したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)

    「Hondaがフロントローを独占するすばらしい一日になりました。Hondaにとって、そしてチームにとって、とてもいい一日になりました。明日も引き続き、がんばらなければいけません。今週はいろいろなテストを行い、とても忙しいレースウイークとなりました。明日のウォームアップでさらに改善して決勝に挑みたいです。セッション中には何が起きたのか自分でもわからなかったのですが、腕をハチに何度も刺されて、コース脇にストップしました。もし決勝レースなら、走行を止めることはないと思います」

    ジャック・ミラー(MotoGP 10番手)

    「今週の目標は、決勝レース用のタイヤで多くの周回をこなし、トップ10に入ることでした。それを実現できましたし、予選でもとても快適に走ることができました。とてもポジティブな2日間で、ヘレス・サーキットの自己ベストも更新できました。明日はいいレースができると確信しています」

    ティト・ラバト(MotoGP 18番手)

    「予選は18番手でしたが、フリー走行で12番手、その後のFP4でも10番手タイムをマークできたので、とても満足しています。決勝レース用タイヤで、しかも単独でそのタイムを出すことができました。その勢いでQ1に挑み、途中まではいいペースだったのですが、最後のセクターで渋滞にひっかかり、タイムをロスしました。そのために18番手に終わりましたが、1分39秒台のタイムをマークできたことは大きな自信になりました」

    関連:【MotoGP】 第4戦 スペインGP 予選:ダニ・ペドロサがポールポジション

  • ジェンソン・バトン、F1モナコGPでの復帰は「夢のシナリオ」

    ジェンソン・バトン、F1モナコGPでの復帰は「夢のシナリオ」

    インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役としてF1モナコGPでマクラーレン・ホンダで1戦限りのF1復帰を果たすジェンソン・バトンは、それを“夢のシナリオ”だと語り、シミュレーターで走行したことで“腕は衰えていない”と確認できたと語る。

    昨年F1引退を表明し、今年はマクラーレン・ホンダのアンバサダー兼リザーブドライバーとしてF1レースから身を引いていたジェンソン・バトン。今年はまだグランプリに顔を出しておらず、2017年F1マシンを走らせるのもモナコGPのフリー走行が初めてとなる。

    「モナコで走るチャンスが巡って、それを受けようと思った」とジェンソン・バトンは Sky Sports に語った。

    「F1の全シーズンを戦いたいとは思っていない。僕の中でF1の時間はもう終わった。大部分はとても楽しいキャリアだったけど、僕には休みが必要だった」

    「でも、モナコGPで復帰できるのはレーシングドライバーにとっては夢のようなものだ。1回限りのレース復帰をカレンダー上で最もグラマラスなモナコで果たせると思ったら、あの興奮が戻ってきた」

    「シミュレーターに乗ってで5周したら『OK、腕は衰えていない』とわかったよ。今でもコーナーでクルマを曲げられるし、ギアチェンジやブレーキペダルの踏み方、スロットル調整の仕方を覚えている。そうそう忘れるものではない」