カテゴリー: ホンダF1

  • ザウバー 「マクラーレンとホンダの状況は無関係」

    ザウバー 「マクラーレンとホンダの状況は無関係」

    ザウバーは、決別の可能性が示唆されているマクラーレンとホンダの状況は、2018年のホンダからのパワーユニット供給とは無関係であり、現状ではザウバーがホンダの“ワークス”パートナーになるというような議論はしていないと述べた。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダとの将来が“分岐点に差し掛かっている”とし、「ホンダとのワールドチャンピン獲得が達成可能なのか決断する必要がある」と Reuters にコメント。

    この発言によって、マクラーレンとホンダが決別する可能性が再浮上している。

    関連:マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

    ザウバーは、2018年からホンダのカスタマーパワーユニットの供給を受けることが決定しているが、マクラーレンとホンダが関係を解消した場合、ザウバーがホンダのワークスチームになる可能性もあるかもしれない。

    だが、ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「そのような議論はしていません。今現在、そのような選択肢はありません」とコメント。

    「ホンダとマクラーレンとの状況がどうなっているかは我々にはわかりません。我々の仕事でもありません」

    「我々は異なるプロジェクトですし、その点で彼らとは無関係です。2つの異なるパートナーシップです」

    ホンダの現状を目の当たりにしているファンの懸念は理解しているかと質問されたモニーシャ・カルテンボーンは「もちろん、それは理解できます」とコメント。

    「ですが、F1では状況は非常に早く動きます。1ヵ月で何が起こるかはわかりません」

    「ホンダの規模、彼らの能力、決意を知っていますし、彼らは問題を解決できると確信しています」

    「来年のエンジンに関してはまったく新しい章です」

  • マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

    マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

    マクラーレンは、散々たるホンダの状況に忍耐が限界に近づいているようだ。エグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダとの将来が“分岐点に差し掛かっている”と警笛を鳴らした。

    これまでどれだけ悲惨な状況にあってもホンダとの関係維持を強調してきたザク・ブラウンだが、ついてホンダの能力に“深刻な懸念”を抱いており、マクラーレンの経営陣がホンダとの関係解消を現実的なオプションとして検討していることを口にした。

    ザク・ブラウンは、今週末のカナダGPで約束されていたエンジンアップグレードの準備ができていないことを最近になって伝えられたと述べ、ホンダがそれをいつ導入できるかも言うことができないことに不満を述べた。

    「ホンダはとても一生懸命に働いている。だが、彼らは少し道に迷っているようだ」とザク・ブラウンは Reuters にコメント。

    「我々は最近になって初めて(モントリオール)にアップグレードが入らないと伝えられた・・・我々には決定的なスケジュールがない。それは懸念だ。痛みは大きくなっているし、我々は永遠に無駄な時間を過ごすことはできない」

    「我々はこのアップグレードを心待ちにしていた。ドライバーもそうだ。それが入らないのは大きな失望だ。努力が足りないわけではない。だが、彼らはそれを仕上げることに苦労している」

    「ホンダとのワールドチャンピン獲得が達成可能なのか決断する必要がある」

    マクラーレンは、F1フェラーリに次いで2番目に古く、成功を収めているチームだ。まだ今シーズンはまだポイントを獲得できていない唯一のチームであり、2012年以降、レース優勝から遠ざかっている。

    2015年の“マクラーレン・ホンダ”の復活は、1980年代後半から1990年代前半にアイルトン・セナとアラン・プロストによる黄金時代を観てきたファンに大きな期待を抱かせた。

    だが、特にホンダがF1パワーユニットを一新して挑んだ今年のマクラーレン・ホンダは、レースを完走できないだけでなく、ホンダのエンジン故障によって、レースのスタートさえ切れない最悪の状況に陥っている。

    コンストラクターズ選手権で、マクラーレン・ホンダは2015年を9位、2016年を6位で終えているが、今シーズンはチーム史上最悪の結果をもたらす可能性がある。

    「執行委員会は我々に直ちに進軍命令を下した」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は希望を抱いてこのようなシーズンをもう一年過ごすつもりはない」

    マクラーレンは、まだホンダとチャンピオンシップを制することを望んでいるが、それが達成可能なことなのかどうかに大きな懸念を抱いているとザク・ブラウンは語る。

    「我々がオプションがどのようなものかを詳しく語りたくはない。我々の優先はホンダとワールドチャンピンを獲得することだ。だが、どこかの時点でそれが達成可能なのかどうかを決断する必要がある。我々は深刻な懸念を抱いている」

    「アップグレードを逃し、彼らが投入すると話していたレベルのアップグレードも届いてない。そう長くは耐えられない。限界に近づいている」

    「カスタマーエンジンでもチャンピオン獲得は可能」

    プレシーズンテストでは、マクラーレンはエンジン供給の可能性についてメルセデスに打診したと報じられた。

    マクラーレン・ホンダのドライバーを務めるフェルナンド・アロンソは、3月の時点で「唯一の問題はパワーユニットだ。信頼性もパワーもない」とホンダのF1エンジンを酷評。契約が切れる今シーズン以降のチーム離脱を示唆している。

    ザク・ブラウンは、2018年の新車の計画を立て、フェルナンド・アロンソに残留を納得させるための理由を与えるために今後90日間で大きな決断を下すことになると述べた。

    「全てはいずれまとまる。決定に関係する多くのことがある。我々はもう“分岐点に差し掛かったときにどちらに進もうか”というウィンドウに入っている」

    ザク・ブラウンの前任者ロン・デニスはタイトルを獲得するためには“ワークス”エンジンが必要だとし、ホンダとのパートナーシップを決断した。ザク・ブラウンは、ホンダとパートナーシップを結ぶという決定は“100%正しかった”としつつも「だが、これまでそれはうまくいかなった」と続けた。

    「F1における1年は永遠だ。3年は10年に値する。永遠に続けることはできない」

    ザク・ブラウンは、“ワークス”パートナーシップにははっきりとした利点があるが、“カスタマー”チームもタイトルを獲得できるとし、例としてレッドブルと2008年のブラウンGPを挙げた。

    「カスタマーエンジンでも勝てると思うか? 可能だと思う」とザク・ブラウンは述べた。

    報道では、ホンダは年間1億ドル以上の予算をマクラーレンに投じているされており、マクラーレンはそれらの金額を失う余裕はないのではないかと疑念が持たれている。

    しかし、ザク・ブラウンは、マクラーレンがこの3年間で大口の長期的なスポンサー、重要な賞金を失っていると述べた。

    「FOMの賞金とスポンサー喪失による損失の影響を見れば、ホンダがもたらしている商業的な利益は減ってきている。それを差し引けば、外部から見えるような商業的な利益はあまりない」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP プレビュー

    MotoGP 第7戦カタルニアGPが、6月9日(金)~11日(日)の3日間、スペイン・バルセロナ郊外のカタルニア・サーキットで開催される。

    このサーキットでグランプリが開催されるのは今年で26回目。カタルニアGPとしては22回目を迎える(1992~95年はヨーロッパGP)。

    バルセロナでは1950年代と60年代に、モンジュイックで公道を利用したスペインGPが開催されていた。

    61年には、125ccクラスでトム・フィリスがHondaのグランプリ初優勝を達成。バルセロナは、Hondaにとってグランプリにおける栄光の第一歩を踏み出した記念すべき場所となった。

    2001年には、この年の開幕戦日本GP(鈴鹿サーキット)で達成したHondaグランプリ通算500勝の祝賀会がバルセロナで行われた。Hondaは2015年のインディアナポリスGPのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)による勝利で通算700勝目を達成。現在、通算730勝へと優勝数を伸ばしている。

    スペインでは、スペインGP(ヘレス)、カタルニアGP(バルセロナ)、アラゴンGP(アルカニス)、バレンシアGP(バレンシア)と、年4戦が行われている。バルセロナ出身のライダーが多いこともあり、カタルニアGPは、毎年大きな盛り上がりをみせている。

    カタルニア・サーキットは、昨年までは一周4.727kmだったが、今年はコース終盤のレイアウトが変更されたことで、4.652kmに短縮された。これまでは高速コーナーが連続し、ホームストレートではスリップストリームを使って、激しくポジションを入れ替わるサーキットだったが、新しいコースの後半セクションは、安全性を高めるため、低中速コーナーが連続するテクニカルセクションへと生まれ変わった。

    Repsol Honda TeamにとってカタルニアGPは、スポンサーのRepsol、そして最高峰クラスで4回目のチャンピオンを狙うマルク・マルケスと、初タイトルに挑み続けているダニ・ペドロサにとっても、ホームグランプリとなる。

    ディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケスは、今年は6戦を終えて1勝を含む2回の表彰台で総合4位。ここまでの戦いは決して順調とは言えず、ホームグランプリとなる今大会は、今季2勝目を目標にトップとのポイント差を縮める戦いとなる。

    マルク・マルケスは、125cc時代の10年にカタルニアGP初制覇を達成した。Moto2クラス時代は、11年に2位、12年に3位と表彰台に立った。そして、MotoGPクラスでは13年に3位、14年に優勝。15年は優勝争いに加わりながら転倒リタイア。昨年は2位になり、この大会で総合首位に浮上し、タイトル獲得に向けて調子を上げていった。前戦イタリアGPは、フロントのフィーリングに苦しんで6位。今大会はその雪辱を果たし、地元ファンの期待に応える意気込みだ。

    チームメートのダニ・ペドロサも、ホームグランプリに闘志を燃やしている。今年は6戦を終えて1勝を含む3回の表彰台に立つ活躍で復調をアピールしている。前戦イタリアGPでは、思うようにペースを上げられず、最終ラップに転倒を喫し、リタイアに終わった。そのため、総合2位からマルケスと同ポイントの総合5位へとポジションを落としたが、チャンピオンシップは大接戦、マルケスとともに、再び上位を目指す。

    ダニ・ペドロサは、カタルニアGPでは、03年に125ccクラス、05年に250ccクラスで優勝。最高峰クラスでは08年に優勝している。以後、地元ファンの熱狂的な応援を受けながら、カタルニアGPに挑み続けてきた。09年はケガの影響で6位だったが、10年は2位。11年はケガのために欠場するも、12年、13年は連続で2位。14年はし烈な優勝争いに加わって3位。15年は右腕の手術でシーズン前半を欠場していたが、カタルニアGPではシーズン初の表彰台となる3位でフィニッシュし、ファンを喜ばせた。そして昨年も表彰台を獲得。今年は、9年ぶりの大会制覇を目標に、マルケスとの1-2フィニッシュ、同時表彰台が期待される。

    6戦を終えて総合10位のカル・クラッチロー(LCR Honda)は、前戦イタリアGPではペドロサの転倒に巻き込まれてリタイアとなった。今年は好調なシーズンのスタートを切ったが、開幕戦カタールGP、第4戦スペインGP、そして前戦イタリアGPで3度のノーポイントがあり、チャンピオンシップでは一進一退を繰り返している。

    しかし、カル・クラッチローから総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)までは39点差。1レースで大きくポジションが入れ替わるだけに、今大会の巻き返しに闘志を燃やす。昨年の大会は6位だったが、これをきっかけに調子を上げた。今年もカタルニアGPを大きなターニングポイントにする意気込みだ。

    ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、前戦イタリアGPで15位と低迷したことから、総合10位から総合12位へとポジションを落とした。ミラーは、昨年の大会では低迷から脱出して10位でフィニッシュ、この大会を境に調子を上げていくこととなった。今季好調な走りをみせていたミラーは、前戦イタリアGPで苦しい戦いを強いられたが、今年もカタルニアGPで弾みをつけることが期待される。

    チームメートのティト・ラバトは、今季最高のモチベーションでホームグランプリを迎える。前戦イタリアGPではMotoGPクラスにチャレンジしてから初めてQ2進出を果たし、ベストグリッドとなる10番手から11位でフィニッシュした。今大会は地元ファンの声援の中で、ベストグリッド、ベストリザルトに挑む。

    マルク・マルケス (MotoGP 総合4位)

    「すぐにレースに戻ることができます。それがカタルニアというのがうれしいです。ファンが大勢駆けつけてくれるホームレースはいつも以上に力が入ります。イタリアGPでは、そのときできる限りを尽くしましたが、いいレベルをキープし、もっとコンスタントに、もっとうまく走らなければいけません。カタルニアで行ったテストはとてもうまくいきました。たくさん周回し、マシンのセットアップも進めることができました。金曜日は、そこから積み上げていきたいです。コースが変更されました。おもしろそうですが、攻略するのはかなり難しそうです。変更されたセクター以外は、スピードもコーナーもそれほど変わりません。カタルニアのレイアウトは独特であり、とても好きです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 総合5位)

    「モンメロのサーキットは大好きです。ファンクラブはもちろんのこと、すべてのファンがいつも最高の雰囲気を作り出してくれます。とても楽しみです。今大会はムジェロの前のレベルに戻れるように一生懸命がんばります。また5月にモンメロで行ったテストで得たポジティブなインフォメーションを活かしたいです。セットアップを進めるだけではなく、テストでは、新しいシケインを試すことができました。ラップタイムは以前とあまり変わりませんが、このセクターはさらにタイトになりました。路面はとてもバンピーなので、それも考慮しなければなりません。いい結果が出せるように100%の力を発揮したいです。準備はできています」

    カル・クラッチロー (MotoGP 総合10位)

    「ムジェロはHondaライダーにとっては難しい週末になりました。完走できず残念でした。でもすでに過去のことなので、今週のバルセロナのレースに集中しなければなりません。今回も難しいレースになると思いますが、唯一の救いは、マシンがかなりスライドすることです。レース終盤では通常、マシンがスライドする方がいいラップタイムを刻むことができます。目標は完走していい結果を出すことです。そしてチャンピオンシップでポイントをばん回することです」

    ジャック・ミラー (MotoGP 総合12位)

    「ムジェロは厳しいレースでした。すべてのセッションで、いい感触がなかったのですが、幸いにもポイントは獲得できました。連戦となる今週のバルセロナが楽しみです。イタリアではケガをしている右手に特に問題はなかったし、今週のレースも問題はありません。ル・マンのあと、バルセロナで行われたテストに参加しなかったので、新しいレイアウトに早く慣れて、グリップを得られることを願っています。そして日曜日のレースでは、いるべきところに戻れることを願っています」

    ティト・ラバト (MotoGP 総合16位)

    「ホームレースを迎えるのは、いい気分です。ムジェロはとてもポジティブな週末でした。マシンも大きく一歩前進しました。フランスGPのあとにバルセロナでテストを行ったので、ほかのチームに比べたら一歩先を進んでいます。コースのレイアウト変更は、どちらかといえば、僕たちHondaには少し役立っていると思います。でも最も重要なことは、新しいレイアウトが安全のために変更されたということです。以前よりもかなり安全になりました。今大会も、いい結果が残せることを願っています」

  • マクラーレン、ホンダのアップグレードの遅れに“失望”

    マクラーレン、ホンダのアップグレードの遅れに“失望”

    マクラーレンは、今週末のF1カナダGPにホンダがアップグレードを持ち込めないことに“失望”しているとし、ザク・ブラウンはホンダの状態を“懸念”していると語った。

    ホンダは、プレシーズンテストから続く信頼性問題をいま改善できておらず、パフォーマンス面でライバルに対して明らかに劣っているにも関わらず、まだ一度もパフォーマンスアップグレードをマクラーレンにもたらしていない。

    ホンダは、今週末のF1カナダGPにアップグレードを投入してパフォーマンス向上を目指していたが、ザク・ブラウンはそれは実現しないことになったと語り、ホンダの状況について不満を露わにした。

    「我々は最近になって初めて(モントリオール)にアップグレードが入らないと伝えられた・・・我々には決定的なスケジュールがない。それは懸念だ。痛みは大きくなっているし、我々は永遠に無駄な時間を過ごすことはできない」とザク・ブラウンは Reuters にコメント。

    「我々はこのアップグレードを心待ちにしていた。ドライバーもそうだ。それが入らないのは大きな失望だ。努力が足りないわけではない。だが、彼らはそれを仕上げることに苦労している」

    先週、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、カナダにアップグレードを持ち込むことを正当化できるほどパフォーマンス改善が十分に大きなものかをまだ決断できていなとし、アップグレードが遅れる可能性があると認めていた。

  • マクラーレン 「シャシーは2017年F1マシンのなかでもベスト」

    マクラーレン 「シャシーは2017年F1マシンのなかでもベスト」

    マクラーレンは、2017年のF1グリッドで最高のシャシーを有していると確信している。

    「我々には今、フィールドで最高のクルマの一台がある」とマクラーレンの技術責任者を務めるマット・モリスはコメント。

    「昨年はいくつか問題を抱えていたが、今は高めていくための本当に優れたプラットフォームがある」

    だが、そのマシンに積まれるホンダのF1エンジンは他のメーカーよりも最大で100馬力劣っていると Auto Motor und Sport は報道。ホンダのMGU-Hは2つのレース週末を持ちこたえることさえできていない。

    マクラーレン・ホンダの匿名のメンバーは「きちんとしたエンジンがれば、我々には表彰台に上がれるクルマがある」とコメントしている。

    マクラーレンとホンダの将来については様々な憶測がなされているが、レーシングディレクターのエリック・ブーリエは、マクラーレンとしてはプッシュし続けていくだけだと語る。

    「我々はやれる限り最大限にクルマを開発し続けていく。エンジンが機能する日に備えられるようにね」とエリック・ブーリエは述べた。

    だが、残念なことに、その日が来るのはまだ遠いようだ。今週末のF1カナダGPでの投入が予定されていたアップグレードは、無期限に延期されたと報じられている。

    「主な問題は振動です」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介はコメント。

    「できるだけ早くにレーストラックに改良版を投入できるように全力を尽くしていますが、いつになるかは約束できません」

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第7戦 カナダGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第7戦 カナダGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1 第7戦 カナダGPでの厳しいレース週末を予想している。

    スペインGPではフェルナンド・アロンソが予選7番手、モナコGPでは2台揃ってQ3進出と両グランプリで投入された空力アップデートは励みになるパフォーマンス向上をもたらした。また、今回のF1カナダGPでは、インディ500で目覚ましい活躍をみせたフェルナンド・アロンソがマクラーレン・ホンダのF1マシンに戻る。

    しかし、第7戦の舞台となるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、フルスロットル率の高い複数のストレートとストップ&ゴー特性により、現在の弱点であるパワーユニットの性能が大きく要求されることもあり、厳しい戦いが予想される。

    フェルナンド・アロンソ

    「ここ最近は、北米で過ごす時間が長かったので、カナダでのレースも楽しみにしているよ! 「インディ500は、他と比べようのないくらい素晴らしい体験だった。F1とは全く異なるドライビングスタイルとサーキットレイアウト、そしてマシンを経験できたことにも感動しました。ただ、僕は再び“本職”であるF1へ戻る準備も万全だ。例年、カナダGPを楽しんでいる。マシン、ドライバーともに負担が大きい独特なサーキットで、本物のレーサーであるかが試されるコースだ。インディ参戦中も日々モナコGPのニュースをチェックして、ストフェルとジェンソンの好結果を把握していた。新たなアップグレードの感触が良く、信頼性も向上しているということだと思うので、カナダでさらに一歩前進できることを願っている。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのレイアウトは、いわゆるパワーサーキットで、マシンパワーと直線スピードに成績が左右される。モナコのような低速でコーナーの多いコースほどは、僕たちのマシンとの相性が良くないと思うが、MCL32へまた乗れることにワクワクしている。チームメンバーと再会し、今度は左回りだけでないコースに戻れるからね!」

    ストフェル・バンドーン

    「モナコでは、チーム全員にいろいろなことが起きた。マシンの感触は本当に良く、限界までプッシュできるパッケージだと感じたし、チームへポイントを持ち帰れるかもしれないと思っていただけに、リタイアは残念だった。チームが毎戦ハードワークをして作り上げてくれたアップグレードによって、シャシーは明らかに進歩している。だから、コース特性の異なるカナダでそれがどうなるか楽しみだ。ここでレースをした経験がなく、僕にとっては未知のサーキットだけど、シミュレーターでかなりの量を走り込んだ。厳しいコースで、多くの人が“ドライバーズ・サーキット”という理由が分かったような気がする。やらなければいけないことが多く、忙しいサーキットなので高い集中力が要求される。“ウォール・オブ・チャンピオンズ”はそれを象徴するようなコーナーだ。レースに向けた準備やセットアップなどは、モナコと対極だが、こういった特性のサーキットを実際にドライブできることに興奮している。レースはブレーキ、エンジン、そしてドライバーに厳しいものになると思うし、セーフティカーの出動もあり得るので、戦略とセットアップについてもよく考える必要がある。フェルナンドはここでの経験が豊富なドライバーなので、チームに帰ってきてくれるのは、僕にとってもいいことだと思っている。簡単なグランプリではないけど、モナコと違ってオーバーテイクのチャンスが多いので、混乱が起きればチャンスが増えると思う」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「モナコとインディアナポリスでのレース両方に力を注ぎ、マクラーレン史上最も忙しかったと言える週末を終えたが、カナダGPへ気持ちを切り替えなければならない。モナコでは人気者のジェンソンが復帰し、特に予選で力強いパフォーマンスを発揮した。彼の腕は少しも衰えていないことを証明してくれたと思う。ストフェルも週末を通じて素晴らしい走りで、モナコのような手ごわいサーキットでも十分に戦える力があることを示してくれた。ポイント獲得を期待したものの、残念ながら叶わなかった。しかし、現在進めている開発作業がいい傾向を示しているので、いい形でカナダへ向かうことができる思っている。そしてもちろん、マクラーレン・ホンダ・アンドレッティでインディ500に挑戦していたフェルナンドが、チームに戻ってくることも、とても楽しみだ。この数週間で彼が成し遂げたことは驚くべきもので、チームの誰もがフェルナンドと再会し、その印象的なパフォーマンスを称えるのを待ちわびている。毎年、マクラーレン・ホンダのチーム全員が、モントリオールでの日々を楽しんでおり、カレンダーのなかでもお気に入りのレースであることは間違いない。グランプリ中はダウンタウンエリアに滞在するが、街の雰囲気は素晴らしく、いつも温かい歓迎を受ける。カナダの人々は、我々と同じくレースが大好きだし、レースも展開が読めずエキサイティングなことで評判だ。マクラーレンはここで数々の勝利を手にしてきたが、なかでも有名なのは6年前のジェンソンの勝利だろう。4時間以上に及ぶレースで、まさに予想不能なカナダのレースを象徴するものだったと思う。また、悪名高き“ウォール・オブ・チャンピオンズ”は、多くのマシンと、ドライバーのプライドを打ち砕いてきた。こうした過酷なサーキットが、ドライバー、エンジニア、メカニックに対して、ほかでは見られない挑戦を強いる。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは高速コースで、タイトなシケイン、限られたランオフエリアとハードブレーキングが存在する。この特性は、我々のパッケージが持つ強みと合わないかもしれないが、さらなるパフォーマンスを引き出すために開発したパーツを持ち込み、毎戦限界までプッシュして戦うのみだ。まだまだ道のりは長いし、このサーキットは自分たちのパッケージが苦手とする環境ではあるが、持つ武器を最大限に活用し、コース上で訪れるすべてのチャンスをものにしていく」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「カナダGPは、シーズンの中でも最も活気があり人気のあるレースの一つで、ファンも毎年温かく迎えてくれます。いつも素晴らしい雰囲気の中でレースをすることができますし、Hondaカナダの同僚たちからのサポートもあり、私たちにとっては毎年スペシャルなレースの一つです。モナコではジェンソンがスポット参戦としてカムバックしましたが、今回はインディで偉大な挑戦を終えたフェルナンドが、我々のもとに戻ってきます。ルーキーとしての勝利を狙った挑戦は残念な形で終わってしまいましたが、それでも彼の才能が特別であることをアメリカでも証明してくれました。歴史あるレースで優勝争いを演じ、オーバルを主戦場として戦うドライバーに負けない走りを見せてくれたと思います。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、その美しい風景とは裏腹に、パワーサーキットとして知られています。そのような特徴に加えて、多くのストップ&ゴーコーナー、荒い路面、長いストレートなど、我々にとっては今回も難しいレースになると思っています。ただ、今週末がどんなにタフなろうとも、前を向いてチャレンジを続けていくのみです」

    関連:2017 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダ、F1カナダGPでのアップグレード投入は“非常に厳しい”

    ホンダ、F1カナダGPでのアップグレード投入は“非常に厳しい”

    ホンダは、今週末のF1カナダGPでのアップグレード投入を諦めてはいないが、時間的に“非常に厳しい”状況にあると述べた。

    ホンダは、プレシーズンテストから信頼性問題に悩まされており、メルセデス、フェラーリ、ルノーにパフォーマンス面で大きな遅れをとっている。

    マクラーレン・ホンダのドライバーであるフェルナンド・アロンソは、ホンダのパワーユニットはまだ50馬力劣っていると感じている。

    マクラーレンは、F1カナダGPでエンジに最初の大幅アップグデードが入ることを期待していたが、テストを完了し、信頼性を証明するには時間がなくなってきている。

    F1モナコGPの週末には、 Sky Sport のマーティン・ブランドルが、ホンダは信頼性問題により、F1カナダGPでのアップグレード投入をすでに諦めてと報じていた。

    しかし、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「私は諦めていません」とコメント。

    「我々は木曜日まで非常に懸命に頑張っていますが、私が決めることはできません」

    「すでにアップデートによっていくらかパフォーマンスが得られていますが、それが非常に小さなものであれば、次のレースでエンジンを変更する価値はありません」

    「我々はセッティンングに取り組んでいくことができていません。その仕様をセットアップすることに十分な自信がなければ、ドライバビリティの問題を引き起こしますし、セッティングも非常に重要になってきます」

    「開発においていくつか他のエレメントがありますし、セットアップと信頼性のチェックができるならば導入はできます。全ての準備はできていません。ですが、いくつかのファクターは準備ができています」

    「次のステップが非常に小さくてもエンジンの次のステップを続けるのか? もしくはパフォーマスのまた別のステップアップにトライすればいいのか? カナダで大幅アップデートを導入するのは非常に厳しいです」

    長谷川祐介は、アップデートは内燃機関(ICE)に集中しており、タービンも微調整も予定していると述べた。

    「我々が改善する必要のある最大のエリアはICEです」と長谷川祐介は付け加えた。

    今シーズンここまで、ホンダはエンジンマップと信頼性を微調整し、インダクションと燃料システムの改良しか行えていない。

    マクラーレン・ホンダは、前半戦の最大のチャンスと見られていたF1モナコGPでもポイントを獲得できておらず、今シーズンここまで唯一ポイントを獲得していないチームとなっている。開幕6戦でのノーポイントは、マクラーレン史上最悪のスタートだ。

    ホンダは、エンジンコンサルタントのイルモアに援助を求めており、進歩を加速させるためにメルセデスにもコンサルタントを求めたと報じられている。

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「エンジンパフォーマンス間に公正な競争の場があれば、我々は現在、快適にハイエンドにいられただろう」とコメント。

    「シーズン後半にポイントを獲得し、力強いパフォーマンスを届けるためにはパートナーのステップが必要だ」

  • 【インディカー】 ホンダ:第8戦 デトロイト 決勝レポート…佐藤琢磨が4位

    【インディカー】 ホンダ:第8戦 デトロイト 決勝レポート…佐藤琢磨が4位

    モーターシティ・デトロイトでのダブルヘッダー2戦目もグラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が他を大きく突き放すスピードをみせて優勝。デトロイトのダブルヘッダーを完全制覇したのは、今回のレイホールが初めてとなる。

    ベル・アイルに特設される全長2.35マイルのサーキットで行われたレース2の予選では、インディ500ウイナーの佐藤琢磨(Andretti Autosport)が2014年のデトロイト以来となるキャリア6度目のポールポジションを獲得。予選2位はライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)で、レース1でポール・トゥ・ウィンを記録したレイホールは予選3番手だった。

    今日のレースも70周で争われ、レイホールは序盤で佐藤琢磨、ハンターレイの後ろ、3番手のポジションを守ってチャンスをうかがっていた。ライバル2台の走りを後方から観察しながら、同時に燃費のセーブにも努めて周回をこなしていった。

    9周目、ハンターレイをパスしたレイホールは、佐藤琢磨より1周多く走ってピットストップを行った。作業を終えてコースに戻ったレイホールは、思惑の通りに佐藤琢磨の前に出ることに成功。目の前から佐藤琢磨がピットロードへと消えた後の1ラップを思い切り攻め、ピットクルーたちの素早い作業もあってポジションを入れ替えた。

    このタイミングでは、3回ピットストップを行う作戦を採用したチームがレイホールの前を走ることとなったが、レイホールには絶対的なスピードがあり、レースが終盤を迎えたときには15秒以上もの大量リードを持ってトップを悠々と走った。

    ゴールが目前になった際、2台のマシンがコース上で同時にストップしたことで赤旗中断となったが、レイホールは勢いを削がれることなく、20分後に切られたリスタートで後続を突き放し、デトロイトの2レース目も制した。

    佐藤琢磨はインディ500で優勝した翌週のデトロイトでも好パフォーマンスをみせていた。レース1の8位に続き、レース2では4位でフィニッシュ。Andretti Autosportへ移籍したばかりだが、とてもいいシーズンを送っている。

    レース1で2位となったスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、レース2では最初のピットストップで燃料補給機器にトラブルがあってポジションを落としたが、粘り強い走りで6位までばん回してゴール。昨日のレースで手に入れたポイントスタンディングトップの座を守った。ポイントランキング3位には11点差で佐藤琢磨がつけている。

    インディカー・シリーズは休むことなく来週末にはテキサス州ダラス郊外の1.5マイルオーバルでのレースを行う。

    グラハム・レイホール(優勝)

    「私たちは今日、またもHondaに勝利をもたらすことができました。みんな大喜びです。最後には赤旗が出され、大きなリードが消えてしまいましたが、2位につけていたジョセフ・ニューガーデン(シボレー)は、私がトラフィックなどに邪魔をされない限り、逆転するのは難しかったと思います。昨日に続いてデトロイトで連勝。私たちにとって素晴らしい週末となりました。チームのクルー、エンジニアたちが素晴らしいマシンを作ってくれています。彼らなしにはこのような活躍は不可能です」

    佐藤琢磨(4位)

    「手堅く結果を掴むことができました。チームがとてもいい仕事をしてくれています。ミスを犯さないよう全力で戦っていました。しかし、我々は少しスピードが足りていませんでした。予選でポールポジションを獲得したことは誇りに思います。残るシーズンもハードワークを重ね、さらにチームの力を向上させていきたいと考えています。今日の4位フィニッシュによって私たちはチャンピオン争いに加わり続けています。レースでのスピード不足の原因はなんなのか、その答えを見つける必要があります。まずはデータをよく見ることが必要です」

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  • フェルナンド・アロンソ 「“本職”に戻る準備はできている」 / F1カナダGP

    フェルナンド・アロンソ 「“本職”に戻る準備はできている」 / F1カナダGP

    フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が、F1カナダGPへの意気込みを語った。

    F1モナコGPを欠場して参戦したインディ500で素晴らしいパフォーマンスをみせたフェルナンド・アロンソは、“本職”であるF1に戻ることを楽しみにしていると語る。

    「ここ最近は、北米で過ごす時間が長かったので、カナダでのレースも楽しみにしているよ!」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「インディ500は、他と比べようのないくらい素晴らしい体験だった。F1とは全く異なるドライビングスタイルとサーキットレイアウト、そしてマシンを経験できたことにも感動しました。ただ、僕は再び“本職”であるF1へ戻る準備も万全だ」

    「例年、カナダGPを楽しんでいる。マシン、ドライバーともに負担が大きい独特なサーキットで、本物のレーサーであるかが試されるコースだ。インディ参戦中も日々モナコGPのニュースをチェックして、ストフェルとジェンソンの好結果を把握していた。新たなアップグレードの感触が良く、信頼性も向上しているということだと思うので、カナダでさらに一歩前進できることを願っている」

    「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのレイアウトは、いわゆるパワーサーキットで、マシンパワーと直線スピードに成績が左右される。モナコのような低速でコーナーの多いコースほどは、僕たちのマシンとの相性が良くないと思うが、MCL32へまた乗れることにワクワクしている。チームメンバーと再会し、今度は左回りだけでないコースに戻れるからね!」

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  • ストフェル・バンドーン 「シャシーは前進している」 / F1カナダGP

    ストフェル・バンドーン 「シャシーは前進している」 / F1カナダGP

    ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)が、F1カナダGPへの意気込みを語った。

    前戦F1モナコGPでは、初のQ3進出を果たし、レースでもリタイアするまでポイント圏内を走行していたストフェル・バンドーンは、マクラーレンのシャシーは前進を果たしていると語る。

    「モナコでは、チーム全員にいろいろなことが起きた」とストフェル・バンドーンは振り返る。

    「マシンの感触は本当に良く、限界までプッシュできるパッケージだと感じたし、チームへポイントを持ち帰れるかもしれないと思っていただけに、リタイアは残念だった。チームが毎戦ハードワークをして作り上げてくれたアップグレードによって、シャシーは明らかに進歩している。だから、コース特性の異なるカナダでそれがどうなるか楽しみだ」

    「ここでレースをした経験がなく、僕にとっては未知のサーキットだけど、シミュレーターでかなりの量を走り込んだ。厳しいコースで、多くの人が“ドライバーズ・サーキット”という理由が分かったような気がする。やらなければいけないことが多く、忙しいサーキットなので高い集中力が要求される。“ウォール・オブ・チャンピオンズ”はそれを象徴するようなコーナーだ。レースに向けた準備やセットアップなどは、モナコと対極だが、こういった特性のサーキットを実際にドライブできることに興奮している」

    「レースはブレーキ、エンジン、そしてドライバーに厳しいものになると思うし、セーフティカーの出動もあり得るので、戦略とセットアップについてもよく考える必要がある。フェルナンドはここでの経験が豊富なドライバーなので、チームに帰ってきてくれるのは、僕にとってもいいことだと思っている。簡単なグランプリではないけど、モナコと違ってオーバーテイクのチャンスが多いので、混乱が起きればチャンスが増えると思う」

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