カテゴリー: ホンダF1

  • フェルナンド・アロンソ、“エンジントラブル”でリタイア / F1ベルギーGP

    フェルナンド・アロンソ、“エンジントラブル”でリタイア / F1ベルギーGP

    フェルナンド・アロンソは、F1ベルギーGPの決勝をリタイアした。

    10番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、好スタートを切って7番手までポジションをアップ。しかし、その後はずるずるとポジションを下げていく厳しい展開。無線で「恥ずかしい」と不満を訴えた。

    11周目にピットインした際にはタイヤ交換に手間取って4秒を要して15番手まで後退。

    レース中は「誰かを抜くたびに誰かに抜かれる」と無線で語り、エンジニアからの指示にも「もう残りのレースでは話しかけないでくれ」と怒りを露わにしていたフェルナンド・アロンソ。

    そして、27周目。無線でエンジンの不調を訴えてピットに戻ってレースをリタイアした。

  • マクラーレン・ホンダ:F1ベルギーGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ベルギーGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ベルギーGPの予選で フェルナンド・アロンソが11番手、ストフェル・バンドーンが15番手だった。

    土曜日のベルギーは、事前の予報とは異なりドライコンディションとなった。午前中に行われたFP3では、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの両ドライバーがスムーズな走行を行い、予選に向けて必要な準備をすべて実施することができた。

    昨夜の雨の影響で最初はコースが湿っていたものの、その後すぐに乾き、両ドライバーは予定通りプログラムを消化できた。フェルナンド・アロンソは12周を走行し、10番手のタイムをマーク。一方のストフェル・バンドーンは14周を走行して、14番手となった。

    ストフェル・バンドーンはPU交換によるグリッドペナルティーにより、明日のレースを最後尾からスタートすることが決定しているため、チームは予選ではフェルナンド・アロンソの結果を優先することを選択した。Q1で2人のドライバーがチームメートとして協力し合い、2台が常に接近した距離で走行することにより、前方のマシンが後方のマシンをできる限りけん引できるようにした。その結果、バンドーンは10番手、アロンソは14番手で、2台そろってQ2に進出した。

    Q2でも、チームは再度ストフェル・バンドーンのマシンのスリップストリーム(前方を走るマシンの真後ろに発生する空気抵抗が小さいエリア)を利用する戦略を選択。フェルナンド・アロンソは2回の走行の大半で、チームメートのリアウイングの真後ろにつけるという完ぺきな戦略を実行した。ただ残念ながら、フェルナンド・アロンソはセッション終盤にアタックした最終ラップの最終区間で回生によるパワーを失ったため、Q3進出を僅差で逃し、11番手となった。一方のストフェル・バンドーンは、Q2では公式タイムを計測することなく、15番手でセッションを終了。ただ、エンジン交換によるペナルティーを受けるため、母国グランプリを20番手からスタートする。

    フェルナンド・アロンソ (11番手)

    「全体的なパフォーマンスを考えると、今日はポジティブな一日だった。Q2では、トップのラップタイムから1.5秒差だったけど、これは僕たちにとってはポールポジションに匹敵する。ラップの最後で問題が発生したためにQ2で敗退となったものの、今日はQ3進出は可能だったと思う。チームは、すばらしい仕事を成し遂げてくれた。ストフェルのペナルティーを利用して、もう1台がストレートでスリップストリームに入れるようにした。しかしながら、Q2の最後の走行というタイミングの悪いときに、デプロイメントに問題が発生した。11コーナーから12コーナーまでの間に0.6秒ロスし、1回目のラップタイムを更新できなくなったことから、最終ラップを中止する結果となった。明日は11番手からスタートする。ここスパで、このようなグリッドを獲得できたことに少し驚いているけど、スタート時のタイヤを自由に選択でき、新品タイヤでのスタートが可能なので、10番手よりもいい結果かもしれない」

    ストフェル・バンドーン (15番手)

    「今日は、かなりポジティブな一日だった。決勝では最後尾からスタートすることが分かっていたので、週末を通して予選ではなくレースに向けた準備をしてきた。今日の目標は、フェルナンドの手助けをしながら両マシンをQ2に進出させ、フェルナンドが僕のマシンのスリップストリームを利用できるようにすることだった。そして実際に、それを成し遂げた。残念ながら、フェルナンドは僅差でQ3進出を逃したけど、これからは明日のレースに集中しなければならない。僕は20番手からスタートするので、そこからかなりばん回する必要がある。昨日のフリー走行のように、明日も変わりやすい天気となることを願っている。実際にそうなれば、僕たちにとっては有利だ! ここで、Q3に進出するのが難しいことは分かっていたけど、今日はできる限りチームプレイに徹しようとした。だから、フェルナンドが僅差でQ3進出を逃したのは、残念だ。今日はいいチームワークをみせることができたと思う。フェルナンドと僕は、非常にいい関係を築いている。これまでもそうだったけど、今日もまた2人で協力し合えることを示す機会となった。僕がフェルナンドの助けを必要とする場面もいずれ出てくるだろうね! 今週末は、僕にとってとても特別なレースだ。ここには大勢のファンの方々がいて、僕の友人や家族もサーキットで応援してくれている。母国グランプリを戦えるのは、自分のモチベーションアップにつながっている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日は予選の初めから難しいスタートを強いられたにもかかわらず、チームが非常に強い精神力をみせてくれた。明日のレースに向けて我々のポテンシャルを最大限に引き出すために、一丸となって仕事に取り組み、完ぺきな戦略を実行してくれた。そんなガレージのメンバー一人ひとりの努力を、うれしく感じるとともに、誇りに思う。昨夜、ストフェルのPUにいくつかの問題があることが発覚したため、再度PU交換を実施。地元のスターであるストフェルは、母国グランプリでさらなるグリッド降格ペナルティーを受ける結果となった。彼のチームのメンバーは、FP3に間に合うようにマシンを準備するため、懸命に作業に取り組んでくれた。彼らの懸命な仕事ぶりは称賛に値するし、感謝している。また、予選を通して完ぺきなチームメートとして、それぞれの任務を果たしたストフェルとフェルナンドにも、感謝したいと思う。Q1では、フェルナンドとストフェルは同じラップを走行しているときでさえ、お互いをけん引しながら助け合った。見事な仕事だったし、それにより2台そろってQ2に進出することができた。Q2では、明日のレースで最後尾スタートとなるストフェルが、難易度の高いパワーサーキットでフェルナンドをさらに手助けするために、自分のパフォーマンスを犠牲にして見事な仕事をしてくれた。また近いうちに、今後はストフェルに借りを返すときがくるだろう! 今日は難しいスタートを強いられたあと、チームが大きな努力をし、ガレージでの作業時間制限を破りながらも、すばらしいチームワークをみせてくれていたので、フェルナンドがQ3進出を逃したことは残念だった。Q3進出まであとわずかというところで、最終ラップの最後にデプロイメントの問題が発生し、ラップタイムを更新することができなかった。それでも、11番手はそれほど悪いポジションではなく、明日のレース戦略のオプションがさらに増えることになる。これまでを考えると、今回は厳しいレースになるだろう。ただ、懸命に仕事をし、運と変わりやすい天候を味方につけて、明日はベルギーのファンの皆さんのためにもいいレースができるよう願っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「タフな高速サーキットであるスパ・フランコルシャンで、フェルナンドがポイント獲得の可能性があるポジションを獲得できたことはよかったと思いますし、ここに持ち込んだPUのアップデートの効果も出せていました。フェルナンドはいつもの通り、最大限までプッシュし、Q3進出は逃したものの11番手というグリッドを獲得してくれました。そして、明日は新品のタイヤからスタートできます。アタックの最後にエネルギー回生が足りなくなる事象が発生しため、本当はもう少しタイムの向上ができたかもしれません。明日に向けて改めてチーム、ドライバーとパワー回生のセッティングについて整合を行おうと思います。ストフェルについては、昨日のFP2のあとにPUの一部に異常の可能性を検知したため、夜を徹した作業により載せ替えを行いました。昨日のペナルティーも含めて最後尾からのスタートが決まっていたため、午前から決勝を見据えたロングランを中心にセッティングを進めました。また、予選ではフェルナンドの予選順位を上げるために、チームプレイに徹し、2人そろってのQ2進出を果たしました。マシンのパフォーマンスは安定していますし、今日のフェルナンドのタイムからもポイント獲得はあると思いますので、あらゆるチャンスを逃すことなく戦っていきたいと思います」

    関連:F1ベルギーGP 予選:ハミルトンがシューマッハに並ぶ68回目のポール

  • ホンダF1 「アップデートの効果は出ている。ポイント獲得はある」

    ホンダF1 「アップデートの効果は出ている。ポイント獲得はある」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ベルギーGPの予選を振り返った。

    金曜日にストフェル・バンドーンのパワーユニットに問題が発覚。再度交換を余儀なくされ、65グリッド降格ペナルティが決定している。予選Q2ではフェルナンド・アロンソのデプロイメントに問題が発生。最後のアタックをすることができなかった。

    だが、長谷川祐介は、マシンのパフォーマンスにはポイント獲得のポテンシャルはあると考えている。

    「タフな高速サーキットであるスパ・フランコルシャンで、フェルナンドがポイント獲得の可能性があるポジションを獲得できたことはよかったと思いますし、ここに持ち込んだPUのアップデートの効果も出せていました」と長谷川祐介はコメント。

    「フェルナンドはいつもの通り、最大限までプッシュし、Q3進出は逃したものの11番手というグリッドを獲得してくれました。そして、明日は新品のタイヤからスタートできます。アタックの最後にエネルギー回生が足りなくなる事象が発生しため、本当はもう少しタイムの向上ができたかもしれません。明日に向けて改めてチーム、ドライバーとパワー回生のセッティングについて整合を行おうと思います」

    「ストフェルについては、昨日のFP2のあとにPUの一部に異常の可能性を検知したため、夜を徹した作業により載せ替えを行いました。昨日のペナルティーも含めて最後尾からのスタートが決まっていたため、午前から決勝を見据えたロングランを中心にセッティングを進めました。また、予選ではフェルナンドの予選順位を上げるために、チームプレイに徹し、2人そろってのQ2進出を果たしました」

    「マシンのパフォーマンスは安定していますし、今日のフェルナンドのタイムからもポイント獲得はあると思いますので、あらゆるチャンスを逃すことなく戦っていきたいと思います」

    関連:F1ベルギーGP 予選:ハミルトンがシューマッハに並ぶ68回目のポール

  • ホンダF1、開発の遅れで“スペック4”をF1ベルギーGPに導入できず

    ホンダF1、開発の遅れで“スペック4”をF1ベルギーGPに導入できず

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、計画ではF1ベルギーGPに“スペック4”パワーユニットを導入する予定だったが、開発スケジュールの遅れによって実現しなかったことを明らかにした。

    ホンダは、パフォーマンスを向上してマクラーレンに2018年のパートナーシップ継続を納得させるために積極的な開発計画を進めている。

    ホンダは、F1ベルギーGPでフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの両マシンにアップデート版の内燃エンジンを投入しており、ストフェル・バンドーンには信頼性が改善されたエレメントが導入されている。

    しかし、長谷川祐介は今回導入した“スペック3.5”“スペック3.6”アップデートは、F1ベルギーGPで導入したいと考えていたパッケージの半部に過ぎないことを明らかにした。

    「我々はここで“スペック4”を導入する予定でしたが、できませんでした。スケジュールが合いませんでした」と長谷川祐介はコメント。

    「アップグレードの途中なので、我々はそれを3.5と3.6と呼んでいます」

    ホンダは、アップグレードによってパフォーマンスに進歩が見られたと感じているが、今回初めて走らせたため、ゲインを定量化するのは難しいと長谷川祐介は語る。

    「サーキットが異なるので、前回のエンジンと今回のエンジンを比較するのは難しいです」と長谷川祐介はコメント。

    「データの観点から見れば、ここではパフォーマンスの良いアップデートが確認できています」

    マクラーレンのエグゼクティヴディレクターを務めるザク・ブラウンは、マクラーレン・ホンダはスパで一歩前進を果たしたとしつつも、現在コンストラクターズ選手権9位に沈んでいることを考えれば、もっと多くを望んでいたことを認める。

    「我々は一年中満足することはないと思うし、長谷川も状況には満足していないと思う」とザク・ブラウンはコメント。

    「ここスパではいくらか改善が見られている。我々が期待しているレベルには達していないが、それでも改善はしている」

    マクラーレン・ホンダは、夏休み前のF1ハンガリーGPでフェルナンド・アロンソが6位、ストフェル・バンドーンが10位とダブル入賞。今シーズンで最高のレースとなった。

    長谷川祐介は、ホンダとしてその結果を出せたことには安心したが、ライバルに匹敵するにはまだ多くの仕事があると語る。

    「ハンガリーではとてもハッピーでした。ポイントを獲得でき、とても安心しました」と長谷川祐介はコメント。

    「しかし、満足できるパフォーマンスではありません。我々が達成する必要のある最低限のパフォーマンスです」

    「マクラーレンを納得させるためには我々にはまだエンジンパフォーマンスをアップデートさせる必要があります」

  • トロ・ロッソ、ホンダとの契約に向けてマクラーレンにギアボックスを打診

    トロ・ロッソ、ホンダとの契約に向けてマクラーレンにギアボックスを打診

    マクラーレンは、トロ・ロッソが2018年にホンダのF1エンジンを搭載した場合にギアボックスを供給できるかどうかについてレッドブルから打診されていることが明らかになった。

    トロ・ロッソとホンダは、非公式で2018年のF1エンジン契約について交渉を行ってきたが、夏休み中に交渉は決裂したと報じられている。

    マクラーレンは、ホンダが追加でカスタマーチームにエンジンを供給することに対して拒否権を持っているが、すでに破綻となったものの、ザウバーへの供給を承認していた。

    トロ・ロッソとホンダの契約について質問されたマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、交渉について“公式”なコメントをするつもりはないが、レッドブルからギアボックス供給について打診があったことを明かした。

    「我々はザウバーとの契約を祝福していたし、正式な打診があり、ギアボックスに取り組み始めていた」とザク・ブラウンはコメント。

    「ホンダとトロ・ロッソとの交渉に関して、我々が行った会話について明らかにするのは適切ではないと思う。私が言いたいのは、我々はホンダがトロ・ロッソと関係を持つことを非常に支持しているということだ」

    「クリスチャン(ホーナー)から、要求した場合、我々がギアボックスを手助けする立場にあるかどうかという打診はあった」

    ザク・ブラウンは、F1ベルギーGPの金曜記者会見に、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストと並んで出席した。

    長谷川祐介は、トロ・ロッソとの交渉について、ホンダは“公式な議論はしていないので、マクラーレンにトロ・ロッソと議論を開始することは求めてはいない”と語った。

    また、トロ・ロッソはルノーのエンジンを継続するのかと質問されたフランツ・トストは“ホンダとトロ・ロッソとの間で公式な交渉はなされていない”という点を強調した。

  • ストフェル・バンドーン、65グリッドにペナルティが増加 / F1ベルギーGP

    ストフェル・バンドーン、65グリッドにペナルティが増加 / F1ベルギーGP

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンのパワーユニットをパーツをさらに交換することを余儀なくされ、さらに25グリッドの降格ペナルティが追加されることを明らかにした。

    母国グランプリとなるストフェル・バンドーンは、週末に先駆けてパワーユニットの6つのエレメントを交換。金曜日にはさらにギアボックスも交換し、40グリッド降格ペナルティを科せられ、最後尾からのスタートがほぼ確定していた。

    だが、その後マクラーレン・ホンダは信頼性の疑いが出たため、再びパワーユニットのコンポーネント交換を余儀なくされ、ストフェル・バンドーンは65グリッド降格ペナルティを科せられることになった。

    ストフェル・バンドーンは金曜日は“スペック3.6”と呼ばれるパワーユニットを走らせていたが、アロンソと同じ“スペック3.5”に変更している。

    今年、ホンダのF1パワーユニットは多数の信頼性問題に見舞われており、ストフェル・バンドーンは第12戦のこの段階ですでに9基目のターボチャージャーとMGU-Hを使用している。

  • マクラーレン・ホンダ:F1ベルギーGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ベルギーGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ベルギーGPの金曜フリー走行で フェルナンド・アロンソが11番手タイム、ストフェル・バンドーンが14番手タイムだった。

    初日のフリー走行は、マクラーレン・ホンダにとって比較的スムーズなセッションとなった。どちらのガレージも、空力評価および土日用のさまざまなセットアップとバランス設定に関わる作業を両セッションで実施した。

    FP1では、DRS(ドラッグリダクションシステム)に不具合が発生し、それによって短い中断が2回発生。その後、赤旗による短い中断があったが、走行の合間には複数のセットアップ変更を行った。両ドライバーは、予選と決勝に向けた準備として多くの周回を重ね、今週末に母国グランプリを迎えるストフェル・バンドーンは10番手、フェルナンド・アロンソは13番手でセッションを終了した。

    FP2では、さらなる空力の評価とハンドリングの調整を行いながら、実りの多いかたちでセッションを消化した。ただ、FP2終了から20分前に、典型的なスパのスタイルで天気が急変。大雨でコースはすぐに水浸しになり、ウエットタイヤでも走行できない状態になった。その結果、コース上で不必要なリスクを負わないためにも、チームは両ドライバーの走行を予定より早く終了することにした。フェルナンド・アロンソは同セッションで11番手となり、ストフェル・バンドーンは14番手で本日のフリー走行を終了した。

    フェルナンド・アロンソ (11番手)

    「スパは、おそらく世界で一番のサーキットであり、ここで走るラップは、どれも魔法のようだ。ただ、我々のマシンはストレートではかなりスピードを失い、コーナーではスピードが増す傾向なので、ここでは難しい週末となる。今日はすばらしいとは言えない一日だった。特にFP1では、いくつかの問題が発生した。一方、FP2はいつも通りのセッションで、最終的にはマシンをまずまずの状態に仕立て上げることができた。今夜エンジニアとマシンをさらに準備し、明日に向けてラップタイムを0.2~0.3秒詰められるようにしていく。雨が降り出した際には、土日に再度雨が降った場合に備えてマシンの動きを確認するために、ウエットコンディションのなかコースに出たが、あれほどの雨になるとは思っておらず、マシンを無事ガレージに戻すために、すぐにピットに向かった。ポイントを狙うには、すべてを完ぺきに実施しなければならない。そのためには、いい予選を行い 、決勝では好スタートを切り、いい戦略を適用するとともに、集中する必要がある。容易ではないが、天気が手助けとなるかもしれない。ドライとウエットが入り混じったコンディションになれば、理想的だ」

    ストフェル・バンドーン (14番手)

    「今日はマシンにかなりポジティブな感触があったし、ハンドリングは比較的いいように思った。今週末のレースでは、最後尾からのスタートになることがわかっているので、今日は通常の金曜日とは少し異なる走行プログラムを実施した。レース用にマシンをセットアップするために、燃料を多く積んだ状態での走行をいつもより重点的に行った。今週末は主にレースに焦点を当てており、決勝では変わりやすい天候を味方につけて、なんとかいい結果を出せるようにしたいと思う。ペナルティーによって、僕のモチベーションが下がることは決してない。スパでペナルティーを受けることは残念だが、それが現実だ。シーズン開幕当初に数々の問題を抱えていたことを考えると、ペナルティーは致し方ないものだと思う。だから、こうなることはわかっていた。僕たちは今後を見据える必要があり、今回ペナルティーを受けることで、他のグランプリではそれが手助けになることを願っている。残りのシーズンについては、自信を持っています。いつもながら、自分たちのマシンに適したサーキットもあれば、そうではないサーキットもある。それでもポイント獲得につながるチャンスがあれば、それをうまく活かしていくつもりだ」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「雨による中断を挟んだものの、今日は比較的収穫の多い一日だった。また、空力やハンドリングといった有意義な車体側の評価を多数実施することができた。スパはマシンにとっては厳しいサーキットなので、できる限り準備した状態で土日に臨みたいと考えている。今日は両セッションで、信頼性の問題もなく走行し、明日の非常に重要な予選に向けて有効な情報を入手することができた。フェルナンドに関しては、ペナルティーを受けることはない。なので、日曜日に着実な結果を出すには、明日の予選でいいグリッドポジションを獲得することが重要だ。一方、ストフェルについては、残念ながら決勝を最後尾からスタートすることになるが、それでも彼の母国グランプリのためにできる限りベストなレーシングカーを提供することに焦点を当てている。ストフェルは今日、母国の観衆の前で着実なパフォーマンスを披露していたと思う。ご存知のとおり、ここスパはいつも変わりやすい天候で、コンディションが急速に変化することがある。我々はあらゆる可能性に備えてセットアップを最適なものにするために準備をしている。土曜日に少し雨が降れば、予選ではポジションが大きく入れ替わる可能性もあるし、そうなれば日曜日にはどんなことも起こり得ると思っている」

    長谷川祐介 (ホンダF1プロジェクト総責任者)

    「今日は両方のマシンともに、アップデートしたPUを搭載しFP1とFP2を走行しましたが、FP2の終盤を除くほとんどのセッションをドライコンディションで走行し、特に大きな問題を抱えることなく一日を終了できました。パフォーマンスの面で一定の進歩を確認でき、前向きな一日になったと思います。ここスパは高速サーキットということで、事前から楽な週末にはならないと思っていた中で、まだ金曜とは言え、10番手前後のポジションでセッションを終えられたこともよかったと思います。ストフェルについては、F1での初めてホームレースでペナルティーを受けざるを得ないことをとても残念に思いますが、できる限り早いタイミングでアップデートを入れるために、チームとして決断をしました。そしてそのような状況でも、ここ数戦と同様、今日も彼はいい走りを みせてくました。フェルナンドもFP2ではタイムを上げてきましたし、両ドライバーともに明日の予選を悪くないかたちで迎えられます。スパは天候が荒れることでよく知られていますし、タフな状況の中でも両ドライバーがポイント獲得できるよう、予選に向けてさらにセッティングを煮詰めていきたいと思います」

    関連:
    ・F1ベルギーGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム
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  • ストフェル・バンドーン、40グリッドにペナルティが増加 / F1ベルギーGP

    ストフェル・バンドーン、40グリッドにペナルティが増加 / F1ベルギーGP

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンのギアボックスを交換することを決定。バンドーンはF1ベルギーGPの決勝でのグリッド降格が35グリッドから40グリッドに増加した。

    ストフェル・バンドーンは、F1ベルギーGPの週末にむけて予定していたエンジン交換に合わせて“スペック3.6”パワーユニットを搭載するために6つのエレメント全てを交換。すでに35グリッド降格ペナルティが決定していた。

    このような状況では5グリッドのペナルティは違いをもたらさないため、マクラーレン・ホンダはさらにストフェル・バンドーンに新しいギアボックスも投入することを決定した。

    後方からスタートすることについてストフェル・バンドーンは「僕のモチベーションには影響しない」とコメント。

    「それがスパで起こるのはちょっと残念だけど、そういうものだ」

    「シーズン序盤のあらゆる故障を考えれば、ペナルティは避けられなかった。常にこのような状況になると思っていた」

    「僕たちは今後について考える必要がある。他のグランプリでこれが役立つことを願っている」

    ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダのトップスピード不足を考えれば、決勝でポジションを取り戻すのは“間違いなく簡単なことではない”と認める。

    「第1セクターと最終セクターのトップスピードを見れば、僕たちはかなり不足している」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「僕たちにとってオーバーテイクの機会はかなり少ない。うまくいけばちょっとした天候によって良い結果を出せるかもしれない。でも、常に僕たちの前で何が起こるかにちょっと依存している」

    F1ベルギーGPでは、ストフェル・バンドーンに加えて、ザウバーのマーカス・エリクソンとパスカル・ウェーレインもギアボックスを交換し、5グリッド降格が確定している。

  • ホンダF1 「アップデートしたPUで一定の進歩を確認できた」

    ホンダF1 「アップデートしたPUで一定の進歩を確認できた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ベルギーGP初日のフリー走行を振り返った。

    ホンダは、F1ベルギーGPにアップデート版パワーユニットを持ち込んでおり、ストフェル・バンドーンが“スペック3.6”、フェルナンド・アロンソが“スペック3.5”と呼ばれるバージョンを搭載している。

    「今日は両方のマシンともに、アップデートしたPUを搭載しFP1とFP2を走行しましたが、FP2の終盤を除くほとんどのセッションをドライコンディションで走行し、特に大きな問題を抱えることなく一日を終了できました」

    「パフォーマンスの面で一定の進歩を確認でき、前向きな一日になったと思います。ここスパは高速サーキットということで、事前から楽な週末にはならないと思っていた中で、まだ金曜とは言え、10番手前後のポジションでセッションを終えられたこともよかったと思います」

    「ストフェルについては、F1での初めてホームレースでペナルティーを受けざるを得ないことをとても残念に思いますが、できる限り早いタイミングでアップデートを入れるために、チームとして決断をしました。そしてそのような状況でも、ここ数戦と同様、今日も彼はいい走りを みせてくました」

    「フェルナンドもFP2ではタイムを上げてきましたし、両ドライバーともに明日の予選を悪くないかたちで迎えられます」

    「スパは天候が荒れることでよく知られていますし、タフな状況の中でも両ドライバーがポイント獲得できるよう、予選に向けてさらにセッティングを煮詰めていきたいと思います」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「雨による中断を挟んだものの、今日は比較的収穫の多い一日だった」とコメント。

    「また、空力やハンドリングといった有意義な車体側の評価を多数実施することができた。スパはマシンにとっては厳しいサーキットなので、できる限り準備した状態で土日に臨みたいと考えている」

    「今日は両セッションで、信頼性の問題もなく走行し、明日の非常に重要な予選に向けて有効な情報を入手することができた。フェルナンドに関しては、ペナルティーを受けることはない。なので、日曜日に着実な結果を出すには、明日の予選でいいグリッドポジションを獲得することが重要だ」

    「一方、ストフェルについては、残念ながら決勝を最後尾からスタートすることになるが、それでも彼の母国グランプリのためにできる限りベストなレーシングカーを提供することに焦点を当てている。ストフェルは今日、母国の観衆の前で着実なパフォーマンスを披露していたと思う」

    「ご存知のとおり、ここスパはいつも変わりやすい天候で、コンディションが急速に変化することがある。我々はあらゆる可能性に備えてセットアップを最適なものにするために準備をしている。土曜日に少し雨が降れば、予選ではポジションが大きく入れ替わる可能性もあるし、そうなれば日曜日にはどんなことも起こり得ると思っている」

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  • ホンダ、F1ベルギーGPに“スペック3.6”パワーユニットを投入

    ホンダ、F1ベルギーGPに“スペック3.6”パワーユニットを投入

    ホンダは、F1ベルギーGPに2台揃ってアップグレード版エンジンを投入。マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが“スペック3.6”、フェルナンド・アロンソが“スペック3.5”と呼ばれるパワーユニットを走らせる。

    ホンダは、F1アゼルバイジャンGPで“スペック3”パワーユニットを導入。その後もパフォーマンス改善のための開発は続けられており、同じスペック3でも改良版が存在する。

    ホンダは、F1ベルギーGPで2台にスペック3の改良版を持ち込んでおり、このアップデートでホンダは多少のパワー向上を期待している。

    フェルナンド・アロンソに関しては、すでに前回のパワーユニット交換でアップグレードを投入しているため、“スペック3.5”にアップデートする際に完全に新しいコンポーネントを入れることなく新パーツが導入でき、グリッドペナルティは科されないという。

    だが、ストフェル・バンドーンに関しては、エンジンが交換のタイミングを迎えており、マクラーレン・ホンダはこの機会にパワーユニットの6つのエレメントをすべて交換することに決定。これにより、ストフェルン・バンドーンは信頼性を強化する細かいアップデートも追加された“スペック3.6”のコンポーネントを使用できるが、35グリッド降格のペナルティを科される。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「今週末、フェルナンドとストフェルは二人ともアップグレードされたパワーユニットを走らせることになります」とコメント。

    「残念ながら、ストフェルはホームグランプリでグリッドペナルティを受けることになってしまいますが、我々としては、アップデートの準備ができ次第導入することが重要だと思っています」

    「これだけ早くこの次のステップを導入できたのはポジティブなことですし、残りのシーズンでもアップデートの導入を続けていきます」

    今年、完全に新しいコンセプトのパワーユニットを導入したホンダは、パフォーマンスと信頼性に苦しんできたが、F1ハンガリーGPで今シーズン初めて2台揃って入賞を果たしており、コンストラクターズ選手権で最下位を脱している。

    夏休み前、ホンダはシーズン終了までに数回のアップデートを計画していると語っており、“スペック4”と呼ばれる新たなアップデートがシーズン後半のどこかのタイミングで投入されるとみられている。

    また、ホンダは、今年のパワーユニットが2018年のベースになると述べており、2018年も現在のコンセプトを発展させていくとしている。

    ストフェル・バンドーンは、今回のエレメント交換でICE(内燃エンジン)とMGU-Kが5基目、MGU-Hとターボチャージャーが8基目、エネルギーストアとコントロールエレクトロニクスが6基目となる。

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