カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1 「マシンとパワーユニットの両方の進歩を証明できた」

    ホンダF1 「マシンとパワーユニットの両方の進歩を証明できた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1マレーシアGPの決勝レースを振り返った。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが7位入賞を果たして6ポイントを獲得。フェルナンド・アロンソはスタートで順位を落としたことが響き、11位でレースをフィニッシュした。

    「昨日に続き、今日もチームにとって嬉しい一日となりました」と長谷川祐介はコメント。

    「ストフェルはここ最近の好調を維持してレースに臨みましたが、高速サーキットであるここマレーシアで7位に入賞できたことは、シンガポールでの入賞とはまた違った意味を持ってきます。今日の結果から、パワーユニットも含めた我々のマシンの実力が、ここ数戦で確実に進化していることを証明できたと思います」

    「素晴らしいスタートを決めると、そこから大きくポジションを落とすことなく、最終的には自身の最高に並ぶ7位という成績に結びつけてくれました。中盤からは終始いいペースを維持し、後続を寄せ付けない走りを見せ、本当に素晴らしいレースを展開してくれたと思います」

    「フェルナンドについてはライバルといいバトルを見せていましたが、惜しくもポイントに届かなかったことは残念でした」

    「チームとして確実にポイントを獲得できたこと、そしてこの暑い気候の中で週末を通してトラブルフリーで終えられたことは、我々にとっては大きな収穫でした」

    「来週はいよいよホームグランプリの鈴鹿ですが、いい勢いを維持して日本に向かうことができると思いますし、ファンの皆さんにいいレースを見せられればと思っています」

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「まずは、ストフェルに敬意を表したいと思う」とコメント。

    「今回は、前戦に続く2回目の7位入賞となった。これは、ストフェルがいい結果につなげるために、どれだけの努力と決意をもってレースに臨んでいるのかを示す結果だ」

    「スタート前は、特に後方のさらに速い(ライバルチームの)マシンに抜かれることになるだろうと考えていたため、容易なレースになる気配は全くなかった。なので、自分たちのマシンにあまり適していないサーキットで、今週末に成し遂げたことについては、誇りに思うべきだ」

    「ストフェルは好スタートを切ったおかげで、レース全体を通してクリーンな走行をする機会に恵まれた。一方、フェルナンドのレースは、2コーナーに到着するまでに台無しになってしまった。自分のミスではないにもかかわらず、目の前で起きたアクシデントによって、集団の中で身動きが取れなくなり、ポジションを落とす結果となった」

    「フェルナンドは力強い走りをしていたものの、今日のレースで特にアクシデントの多かった中団では、我々も彼がポジションを上げるための手助けすることができなかった。それでもフェルナンドはいい走りをし、11位で完走した」

    「来週、(次戦が開催される)鈴鹿に向かう際には、楽しみにできることが多々あると思う」

    関連:F1マレーシアGP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!

  • トロ・ロッソ 「ホンダとの協力は100%前進を意味する」

    トロ・ロッソ 「ホンダとの協力は100%前進を意味する」

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストが、2018年からスタートするホンダとのパートナーシップ、そして、ドライバーラインナップについて語った。

    ホンダは、3年間のマクラーレンとのパートナーシップを終え、2018年からトロ・ロッソにF1エンジンを供給する。トロ・ロッソにとって、2018年は新しいエンジン、新たなドライバーラインナップで挑む激動のシーズンとなる。

    ホンダとの契約に至った経緯についてフランス・トストは「それは簡単なことだ」とコメント。

    「マクラーレンとホンダとのパートナーシップがちょっと厳しくなっていることを両者が公表していた。我々はマクラーレンが別のパートナーを望んでいることを知り、ホンダと交渉を開始した。最終的に我々は3年間の契約を結んだ」

    マクラーレンは、明白な理由でホンダと決別した。トロ・ロッソは、ホンダとの契約の美点はどこに見い出したのだろう?

    「我々はホンダとの協力が成功したものになると思っている。そうでなければ、契約は結んでいない。ホンダが技術的な話題のすべてを解決してくれると確信している」とフランツ・トストは語る。

    「すでにエンジンは多くの人々が考えているよりもはるかに良いものになっていると思う。マクラーレンは我々にかなり近いからね。残念ながら、我々より速いときさえある。なので、この協力は成功すると確信している」

    マクラーレンも、ホンダが将来的に成功すると考えているが、それが実現するまで待つことはできなかった。トロ・ロッソはどれくらい待てるだろう?

    「我々が話しているタイムフレームの問題だ。ホンダは来年すでに競争力のあるパッケージを見い出してくれると期待している」

    「我々はオープンであり、フレキシブルだ。忘れないでほしいが、トロ・ロッソにとってホンダとの協力は100%前進を意味する。ルノーでは我々は3番手チームだが、ホンダでは唯一のチームだ。協力からだけでなく、設計面でも多くのことを期待している。改めて言うが、この契約は我々にとって大きな前進を意味する」

    トロ・ロッソと契約する前、2018年はザウバーがホンダのF1パワーユニットを搭載する予定だった。しかし、ザウバーはホンダとのパートナーシップを解消。マクラーレンとホンダとの将来が危ぶまれ、ギアボックスを製造していないザウバーは、マクラーレンからギアボックスを受けられないことを懸念したことを理由に挙げている。

    ギアボックスについて質問されたフランツ・トストは「我々の側では明白なプラス面だ。我々は独自にギアボックスを生産している。したがって、我々にとってはまったく簡単なことだ。トロ・ロッソ製だ。我々はフレキシブルだ!」と述べた。

    また、トロ・ロッソとホンダとのパートナーシップには、2019年にレッドブルがホンダのF1エンジンを搭載するための“モルモット”として活用されるのではないかとの見方もある。

    だが、フランツ・トストは「それに関しては、レッドブル・レーシングと話しをしなければならない。我々が知っているとのは我々が3年契約を結んでいるということだけだ」と述べた。

    過去数年、トロ・ロッソは、フェラーリ、ルノーとパワーユニットを毎年変えている。そして、2018年はホンダというまた新たなサプライヤーを迎えることになる。イタリア、フランスの企業と働いてきたトロ・ロッソだが、また異なる文化をもつ日本の企業との仕事に対処しなければならない。

    「まず最初にそれは我々がいかにフレキシブルであるかを示していると思う」とフランツ・トストはコメント。

    「我々はそれに慣れているし、我々にとっては簡単なことだ。我々に衝撃を与えるものではない。想像してみてほしい。前回のフェラーリからルノーへの変更は10か月前だった! だが、今後は日本のものが搭載される。それは今後3年間続いていく」

    「ある程度の安定性による利点もわかるが、それはチーム内から来るものだ。ジェームス・キー(テクニカルディレクター)と彼のエンジニアのグループが安定性の源泉であり、そこが強みを得ている部分だ。そして、我々はこれまで我々よりもはるかに安定したチームと戦えることを示してきた」

    「常に対処しなければならないあらゆる変更があっても、我々は最初のテストまでにクルマを完成させてきた。それが最優先だ。だが、もうシーズン中に変更“しなければならない”ことはない(笑)。我々の新しい日本のパートナーに関しての良いニュースは、私が1年間日本に住んでいたので、コミニュケーションでの困難になるかもしれない部分はすでに認識していることだ。我々はすでにその件に取り組んでいる」

    2018年にはカルロス・サインツがルノーに移籍することが決定している。そのため、2018年は少なくとも1つのシートは空席となる。また、F1マレーシアGPでは、ダニール・クビアトに代えてピエール・ガスリーを起用。両方のシートが変更になる可能性もある。

    「それは完全に正しい。我々にはまだわからない」とフランツ・トストは語る。

    「ピエール・ガスリーを走らせ、彼のパフォーマンスを見るという決定をしたのはレッドブルだからね。レッドブルが決定する」

    ダニール・クビアトが復帰する可能性についても「全てがオープンだ。彼はまだレッドブルのドライバーであり、有効な契約がある」とフランツ・トストは述べた。

    一方、今年トロ・ロッソは、インドネシア出身のショーン・ゲラエルをフリー走行に起用している。だが、フランツ・トストは2018年にショーン・ゲラエルを起用することはないと語る。実際、ショーン・ゲラエルはスーパーライセンス資格を得るために必要なポイントを獲得できていない。

    「ショーンは我々のために何度か走っている。今年はシンガポール、ここ、オースティン、メキシコと全部で4回のFP1セッションを走る。彼はアブダビでも1日テストを行う。だが、彼は来年F2でレースをする予定だ。2019年についてはそのあと見てみるつもりだ」

    となると、2018年のトロ・ロッソはダニール・クビアトとピエール・ガスリーということになるのだろうか? 現状ではレッドブルにはF1に昇格できるジュニアドライバーはいない。

    「我々のジュニアプログラムには他に誰もいない。だが、様子を見てみよう」とフランツ・トストは述べた。

  • マクラーレン・ホンダ:F1マレーシアGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1マレーシアGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1マレーシアGPの予選で ストフェル・バンドーンが7番手、フェルナンド・アロンソが10番手だった。

    ストフェル・バンドーンは、マレーシアGPを自身にとって過去最高となる7番手からスタートする。チームメートのフェルナンド・アロンソも、バンドーンとともにQ3進出を果たし、明日のレースに向けて10番グリッドを獲得した。

    フェルナンド・アロンソ (10番手)

    「今日の結果と、今週末のこれまでの展開については、満足している。ただ、明日の決勝で予選のポジションを維持するのは簡単ではないと思っている。僕たちのレースペースが予選ほどよくないことは分かっているので、明日もドライコンディションとなった場合は、今日よりも少し苦戦すると思う。ただ、レースが雨の影響を受ける可能性はある。ウエットとドライが入り混じったコンディションになれば、僕たちにとっては有利だ。今週末は、マシンにパフォーマンスが備わっていると思うし、このサーキットで両マシンがQ3に進出したことは、とてもいい兆しだ。今回ここに持ち込んだ新しいパーツは、昨日はうまく機能したものの、今日はそれほどうまくいかなかったのかもしれない。それについては、あとで詳細を確認する。どのマシンもタイム差はほとんどないので、明日のレースで自分たちのポジションを維持するのは容易ではない。それでも、我々はいつも通りベストを尽くす」

    ストフェル・バンドーン (7番手)

    「これほど高いグリッドを獲得できるとは思っていなかった。Q3進出を期待していたものの、7番手をかけて戦えたのは、うれしいサプライズだった。実際、今日の予選は全セッションで非常にうまく進んだ。ミスをすることもなく、それぞれのラップで各区間をうまくまとめることができた。このようなサーキットで予選7番手に入るのは、おそらくこのサーキットで自分たちが獲得できる最高のポジションなので、自分のパフォーマンスにはとても満足している。僕たちのパフォーマンスは、レース距離よりも1周だけ走行したときの方がいい傾向にある。だから、明日は厳しいレースになると思うが、少なくとも僕たちはレースができる位置にいる。(昨日のFP2では赤旗が出されたため)どのドライバーもレース準備のための走行がほとんどできていない。従って、ほかのチームよりもさらに準備した状態でレースに臨み、そのメリットを活かせるようにしたいと思う。明日は競争力のあるレースを展開できるよう願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「両ドライバーは、マシンの準備およびセットアップのために、週末を通して非常によく協力してくれている。今日の予選結果は、まさに2人の努力のたまものだ。ストフェルはこれまで素晴らしい走りをみせており、3回の予選セッションすべてにおいて確実に仕事をしてくれた。その結果、本人にとって過去最高となる予選ポジションを獲得した。一方、フェルナンドは最終ラップにはそれほど満足していないものの、彼も明日の決勝に向けて非常にいいチャンスがある。昨日のフリー走行のセッションが短縮されたことや天候の影響で、どのドライバーもレース用の準備があまりできていない。我々はレースでは予選ほど速くないかもしれないが、ほかのドライバーのレースペースもまだ分からない部分がたくさんある。それによって、レースがさらに興味深く、予期せぬ展開になることを願っている。明日は、その不確かさをチャンスとして活かせるようにしたいと思う」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者

    「今日はチームにとって前向きな一日になりました。朝から晴れの天候となり、気温も30度を超えたため、午前のFP1では昨日と異なるコンディションの中で、さらにセッティングを煮詰めるかたちとなりました。予選では、フェルナンド、ストフェルともにいい走りをみせ、2台揃ってのQ3進出を果たしてくれました。特にストフェルは自身過去最高の7番手と、いいポジションを確保してくれました。2本の長いストレートがあり、パワーが重要となるこのサーキットで、今日我々が力強い走りをみせられたことは素晴らしいと考えています。今日も一日を通して我々のPUにも大きな問題は見られませんでしたので、明日もこの状態を維持できればと思います。少しでも多くのポイントを獲得すべく、レースに向けた準備を進めます」

    関連:F1マレーシアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • フェルナンド・アロンソ 「2台揃ってのQ3進出は明らかな前進」

    フェルナンド・アロンソ 「2台揃ってのQ3進出は明らかな前進」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1マレーシアGPの予選で2台揃ってQ3に進出したことは“明らかな前進”だと感じているが、自分のMCL32に搭載されたアップグレードパーツがどれくらい優れているかは疑問に感じている。

    マクラーレン・ホンダは、今週末のF1マレーシアGPでフェルナンド・アロンソのマシンにのみバージボード周りを改良した新たな空力パーケージを搭載。金曜日のフリー走行2回目でフェルナンド・アロノソは5番手タイムを記録していた。

    しかし、予選ではQ3に進出したものの、古いパッケージで走ったチームメイトのストフェル・バンドーンから0.12秒遅れの10番手でセッションを終えた。

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが成し遂げた進歩には満足しているが、パワーハングリーなセパン・インターナショナル・サーキットの特性を考えれば、決勝でポイントを獲得するチャンスにはまだ懐疑的だと語る。

    「週末全体の内容には満足しているし、パフォーマンスは良好だった。2台揃ってQ3に進出できたことは明らかな前進だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「僕たちにとって良い週末になっているけど、ドライでポイントを獲得するのは難しいだろう。複雑なコンディションになれば僕たちの助けになるだろう。僕たちには何も失うものはないからね。でも、僕たちはドライでも速さはあるし、雨が降らなくてもポジションを守るために頑張るつもりだ」

    「6番手から14番手はかなり拮抗しているし、僕たちにとってタフなレースになるだろう。僕たちはあらゆることに準備しておく必要がある。ドライでポイント圏内に留まることができれば、それは前進だ。でも、セバスチャン(ベッテル)が追い上げてくるだろうし、トップ10にとどまっているのは難しいだろう」

    フェルナンド・アロンソは、新しいパッケージが予選でうまく機能しなかった真相を探るを探る前に、まず自分たちの発言に慎重になる必要があると語る。

    「昨日は新しいパーツが機能しているのは明らかだったし、そうコメントしていたけど、今日はうまく機能しなかった。自分たちが言ったことを撤回する必要があるかもしれない」

    「冷静にそれを分析する必要がある。クルマに新しいパーツを搭載するときはあまり多くのコメントをするべきではない」

    関連:F1マレーシアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • ホンダF1 「チームの全員にとって非常にポジティブな一日」

    ホンダF1 「チームの全員にとって非常にポジティブな一日」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1マレーシアGPの予選を振り返った。

    パワーが要求されるマレーシアはホンダのF1エンジンにとって苦戦を強いられることが予想されていたが、マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンが2台揃ってQ3に進出。

    ストフェル・バンドーンは、予選ベストリザルトなる7番手、フェルナンド・アロンソは10番グリッドを獲得した。

    「今日はチームにとって前向きな一日になりました」とホンダの長谷川祐介はコメント。

    「朝から晴れの天候となり、気温も30度を超えたため、午前のFP1では昨日と異なるコンディションの中で、さらにセッティングを煮詰めるかたちとなりました」

    「予選では、フェルナンド、ストフェルともにいい走りをみせ、2台揃ってのQ3進出を果たしてくれました。特にストフェルは自身過去最高の7番手と、いいポジションを確保してくれました」

    「2本の長いストレートがあり、パワーが重要となるこのサーキットで、今日我々が力強い走りをみせられたことは素晴らしいと考えています」

    「今日も一日を通して我々のPUにも大きな問題は見られませんでしたので、明日もこの状態を維持できればと思います。少しでも多くのポイントを獲得すべく、レースに向けた準備を進めます」

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「両ドライバーは、マシンの準備およびセットアップのために、週末を通して非常によく協力してくれている。今日の予選結果は、まさに2人の努力のたまものだ」とコメント。

    「ストフェルはこれまで素晴らしい走りをみせており、3回の予選セッションすべてにおいて確実に仕事をしてくれた。その結果、本人にとって過去最高となる予選ポジションを獲得した。一方、フェルナンドは最終ラップにはそれほど満足していないものの、彼も明日の決勝に向けて非常にいいチャンスがある」

    「昨日のフリー走行のセッションが短縮されたことや天候の影響で、どのドライバーもレース用の準備があまりできていない。我々はレースでは予選ほど速くないかもしれないが、ほかのドライバーのレースペースもまだ分からない部分がたくさんある」

    「それによって、レースがさらに興味深く、予期せぬ展開になることを願っている。明日は、その不確かさをチャンスとして活かせるようにしたいと思う」

    関連:F1マレーシアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • マクラーレン・ホンダ:F1マレーシアGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1マレーシアGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1マレーシアGP初日のフリー走行で フェルナンド・アロンソが5番手、ストフェル・バンドーンが13番手だった。

    金曜日のフリー走行は2回ともセッションが短縮されたものの、マクラーレン・ホンダの両ドライバーは決勝に向けて前向きなスタートをきった。

    午前中のFP1は、直前の豪雨によりコースが水浸しになったため、予定より30分遅れて開始した。

    一方、午後のFP2では、ロマン・グロージャンのマシンが12コーナーで、緩んでいた排水溝のふたを踏んだことによるクラッシュの影響で、残り約15分のところで赤旗が出された。

    それでも、両ドライバーともに各セッションでプログラムを順調に消化し、アップデートを行なったマシンを駆るフェルナンド・アロンソはFP2では5番手という見事なラップタイムを出した。

    フェルナンド・アロンソ (5番手)

    「今日はいい一日だった。1回目のセッションでは、マシンでいくつかの確認を行った。コースがそれほどウエットコンディションではないときに走行し、3番手に入れたことは良かったと思っている。2回目のセッションはドライコンディションだったが、マシンからは引き続きいい感触を得ていた。明日に向けて、大掛かりな変更をする必要はないと考えている。今回さまざまな設定を試し、そのすべてでポジティブな結果が得られた。今夜、データを確認し、どの設定にするのかを決定しなければならない。このサーキットではマシンの手ごたえを感じているし、スーパーソフトタイヤを装着しているときにはかなりのグリップがある。2回目のセッションの最後には、赤旗によって走行時間を少し失った。ただ、それは大半のチームが同じ状況だ。FP3で残りのプログラムを消化する予定なので、雨が降らないことを願っている」

    ストフェル・バンドーン (13番手)

    「今朝は少し難しい状況だった。特に、このサーキットの路面はウエットコンディションではかなり滑りやすいように感じた。午前中は、どのドライバーもタイヤをセーブしていたため、限られた走行となった。土日の天気は予測不可能な状態なので、雨用のタイヤをセーブする必要がある。午後はロマン・グロージャンのアクシデントによってセッションが短縮されたので、コース上での走行時間を失った部分がある。ショートランの準備には手をつけることができたが、ロングランは一切できなかったので、その部分ではまだ向上の余地があると考えている。今日は、フェルナンドと僕でスペックの異なるフロアをテストした。新しいパーツは1セットしかなかったので、今日はフェルナンドがそれを装着して走行したが、いい効果が得られているようだ。自分たちの勢いを明日につなげるためにも、明日は今日よりも安定したコンディションとなるよう願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「両セッションで走行時間が短縮されたものの、非常に満足な一日だった。今日はフェルナンドのマシンで新しいコンポーネントをテストした。どのパーツも効果があることを確認できたと思う。今回はフェルナンドのマシンの方がこのサーキットの特徴により合っているので、その新しいパーツの有無が、2人のドライバーのタイム差につながった大きな理由かもしれない。FP2の最後に赤旗が出されたため、燃料を多く積んだ状態での走行を十分に行うことができなかった。ただ、それは我々だけではないし、明日に向けて、自分たちの走行プランを調整する必要があると思っている。いずれにしても、フリー走行の時間が十分に取れない場合には、レースのおもしろさが増すことがよくある。それは、我々にとっては確実にチャンスとなる」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「スコールに見舞われたシンガポールに続き、今回も不安定な天候との戦いになっています。FP1は激しい雨によりセッション開始が遅れたため、周回数は通常よりも少なくなりました。ただ、降雨を想定して二種類のタイヤを試せたので、明日以降に向けて貴重なデータを収集できたと思います。午後のセッションは一転、ドライコンディションとなりましたが、両ドライバーともに安定した走りを見せてくれました。特にフェルナンドが記録したラップタイムは、まだ金曜とはいえ、チームにとって明日に向けた励みになるものです。気温が高く、PUにも厳しい状況下で走行していますが、1日を通してPUには特に問題は見られませんでした。トラブルなくセッションを終了できたことは前向きに捉えています。中団のタイムを見ると非常に拮抗しており、明日の予選は少しのセッティング差で結果が変わってくると思います。ベストなセッティングを見つけるべく、マクラーレンと一緒に今日収集したデータの分析を進めます」

    関連:
    ・F1マレーシアGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム
    ・F1マレーシアGP フリー走行1回目:フェルスタッペンが最速タイム

  • ホンダF1 「フェルナンドのラップタイムはとりわけ励みになった」

    ホンダF1 「フェルナンドのラップタイムはとりわけ励みになった」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介とマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1マレーシアGP初日のフリー走行を振り返った。

    F1マレーシアGPは、FP1がウェット、FP2がドライと異なるコンディションで行われたが、フェルナンド・アロンソはFP1で3番手タイム、FP2で5番手タイムとどちらのセッションでもメルセデス勢を上回るタイムを記録した。

    ストフェル・バンドーンは、FP1で12番手、FP2で13番手とアロンソと差がついたが、マクラーレンは今週末のグランプリでフェルナンド・アロンソのマシンにのみ新たなコンポーネントを搭載している。

    また、ホンダのF1パワーユニットにも問題は発生せず、チームとしてポジティブなスタートを切った。

    ホンダの長谷川祐介は「スコールに見舞われたシンガポールに続き、今回も不安定な天候との戦いになっています」
    とコメント。

    「FP1は激しい雨によりセッション開始が遅れたため、周回数は通常よりも少なくなりました。ただ、降雨を想定して二種類のタイヤを試せたので、明日以降に向けて貴重なデータを収集できたと思います」

    「午後のセッションは一転、ドライコンディションとなりましたが、両ドライバーともに安定した走りを見せてくれました。特にフェルナンドが記録したラップタイムは、まだ金曜とはいえ、チームにとって明日に向けた励みになるものです」

    「気温が高く、PUにも厳しい状況下で走行していますが、1日を通してPUには特に問題は見られませんでした。トラブルなくセッションを終了できたことは前向きに捉えています」

    「中団のタイムを見ると非常に拮抗しており、明日の予選は少しのセッティング差で結果が変わってくると思います。ベストなセッティングを見つけるべく、マクラーレンと一緒に今日収集したデータの分析を進めます」

    マクラーレンのエリック・ブーリエも「両セッションで走行時間が短縮されたものの、非常に満足な一日だった」とコメント。

    「今日はフェルナンドのマシンで新しいコンポーネントをテストした。どのパーツも効果があることを確認できたと思う。今回はフェルナンドのマシンの方がこのサーキットの特徴により合っているので、その新しいパーツの有無が、2人のドライバーのタイム差につながった大きな理由かもしれない」

    「FP2の最後に赤旗が出されたため、燃料を多く積んだ状態での走行を十分に行うことができなかった。ただ、それは我々だけではないし、明日に向けて、自分たちの走行プランを調整する必要があると思っている」

    「いずれにしても、フリー走行の時間が十分に取れない場合には、レースのおもしろさが増すことがよくある。それは、我々にとっては確実にチャンスとなる」

    関連:
    ・F1マレーシアGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム
    ・F1マレーシアGP フリー走行1回目:フェルスタッペンが最速タイム

  • フェルナンド・アロンソ、マクラーレンとの契約延長を示唆

    フェルナンド・アロンソ、マクラーレンとの契約延長を示唆

    フェルナンド・アロンソは、F1アメリカGPまでに2018年のF1での将来を決定したいと述べ、マクラーレンとの1年契約延長を示唆した。

    マクラーレンは、ホンダと決別して2018年からルノーのエンジンを搭載することを決定しているが、フェルナンド・アロンソはまだマクラーレンのポテンシャルについて納得する必要があると主張している。

    先週、フェルナンド・アロンソはマクラーレンのファクトリーを訪問したと報じられており、その場で来季についての議論が行われいたとされている。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、2018年の計画にコミットするにはまだ時間がかかるだろうと述べた。

    2018年についての決断のタイムラインを尋ねられたフェルナンド・アロンソは「次のブレークが最終決定を下すにはいいかもしれないね」とコメント。

    「マレーシアと日本の間は、コース上での作業が忙しいと思う」

    「でも、日本の後に決めたいのは確かし、おそらくそこが何がベストかを選んで決断を下すデットラインになるだろう」

    「来年は競争的でありたい。表彰台に戻りたい。勝利に戻りたい。チャンピオンシップを争いたい。この決定を下すためにはさらに詳しい情報が必要だ」

    「でも、同時に僕は楽観的なままだ。マクラーレンはF1の歴史におけるベストなチームのひとつだ。僕たちにはそれを実現するための全てが揃っていると思う」

    マクラーレンは、ルノーからエンジン供給を受ける2018年に改善できると確信している。

    フェルナンド・アロンソはその保証はないと考えているが、マクラーレンは来シーズンに進歩を遂げるにはいい場所にいると考えている。

    「来年はレギュレーションの変更が最小限なので、全チームが確信を抱けないと思う」

    「でも、同時に新しいレギュレーションによって今年の開発率は非常に高いと思うし、冬の間にさらに発展することになるだろう」

    「シーズン中にはできなかったクルマの変更もできるだろう。でも、全員にとって常にある程度のリスクは伴うものだ。ただ、ビッグチームにいるときはそのようなリスクは少なるなる」

    「そして、言ったように、マクラーレンは何年もスポーツを支配してきた。ストレートサイドポッドなどいくつか問題を抱えていた2009年や2011年などの最悪のシーズンでも、彼らは年間で2~3勝は挙げつづけていた」

    「それがマクラーレンがビッグチームたる所以だ」

  • マクラーレン 「ホンダとの決別という決断を固辞していく必要がある」

    マクラーレン 「ホンダとの決別という決断を固辞していく必要がある」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるは、ホンダが2018年に結果を出すことになったとしても、ホンダとのパートナーシップを解消するといチームの決断を固持していくと語る。

    マクラーレンとホンダは15日(金)に今シーズン限りでパートナーシップを解消することを発表。ホンダは2018年からトロ・ロッソにパワーユニットを供給し、マクラーレンはルノーから供給を受ける。

    2015年にスタートしたマクラーレン・ホンダのプロジェクトはわずか3年で終わることになるが、ザク・ブラウンは今後ホンダがどのような進歩を遂げるかについて懸念するつもりはないと述べた。

    「決断を下す際には『間違った決断だったとしたらどうなるだろう?』といった要素は常にあるものだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、宿題はすべてやっていなければならないと思うし、デュー・ディリジェンスを行わなければならない。これはグループの決断だった。ゆっくりやってきたわけでも、簡単に決断したわけでもない。我々は今、それをやり遂げた」

    「インディアナポリスのようなものだ。『フェルナンドが怪我をしたらどうするのか? モナコで大事な結果を逃すことにあったらどうするのか?』と言っている人々がいたが、幸いにも彼は完璧な走りをみせ、怪我をすることはなかったし、ジェンソン(バトン)はピットレーンからスタートした。それはフェルナンドでもそうだっただろう。後ろではなく、前を向かなければならないと思う」

    「もちろん、彼らが来年レースに勝ち始めて、我々が勝てないとしたら、我々は愚かに見えるだろう。だが、決断を下さなければならなかったし、決断を固持し、どんな結果でも受け入れなければならないと思う」

    ザク・ブラウンは、マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップを成功させるためにやれることはもうなかったと考えている。

    「我々は可能な限りの努力をした。ホンダとの関係は、みなさんが思っているかもしれないもの、もしくは報道されているものにはんし、非常に健全なものだった。彼らもフラストレーションを抱えていたし、我々と同じように落胆していた。祈ったり、叫んだりするようなことはなかった。うまくいかなかったし、まずはそれを最初に認めると思う」

    「ホンダとの関係は健全なままだ。我々はいつもやっているように日本でチームバーベキューをしている。それは通常のビジネスであり、恨みのようなものはない。彼らはそれを行い、多くのお金を費やしてきた。彼らがF1にとどまってくることを本当に嬉しく思っている」

  • フェルナンド・アロンソ、リタイアの怒りで控室の壁に穴

    フェルナンド・アロンソ、リタイアの怒りで控室の壁に穴

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、前戦F1シンガポールGPでの1コーナーでのもらい事故がなければ“過去10年で最大の成果”を挙げられたはずだと悔しさをにじませている。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、素晴らしいスタートでアウトサイドを走り抜け、トップ3のセバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンとキミ・ライコネンが1コーナーの手前で接触するやや後方から見ていた。

    しかし、1コーナーを抜けようとしたところ、キミ・ライコネンと接触して制御不能となったマックス・フェルスタッペンが突っ込んできてフェルナンド・アロンソにクラッシュ。アロンソのマシンは左側に大きなダメージを負い、テレメトリーのデータを全て失ったことで最終的にリタイアせざるを得なくなった。

    フェルナンド・アロンソは、事故の状況だったのかを初めて見直した時にはフラストレーションを抑えられなかったと語る。

    レース後、彼の控室の壁には穴が開いたのではないかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうだね、今も開いているよ!」とコメント。

    「リプレイ映像を見た時はフラストレーションのやり場がなかった。ベッテルがターン3でスピンした時、僕はルイス(ハミルトン)のすぐ後ろにいたし、正しいタイヤを履いていた。タイミングが良ければ彼をオーバーテイクすることもできていたかもしれない。その後、1~2つポジションを失うことがあったとしても、市街地サーキットなのでオーバーテイクはされなかっただろうし、それ以上は順位を下けなかったなかったはずだ」

    「表彰台が獲得していたら、僕のキャリアで最大級の結果だったかもしれないけど、逃してしまった」

    フェルナンド・アロンソのシンガポールでの不運は、マクラーレン・ホンダに加入した2015年以来、競争力のあるパワーユニットを得られていないフラストレーションに拍車をかけるだけのものだった。

    フェルナンド・アロンソは、手に入るはずだった素晴らしい結果を目の前にして失った悔しさを受け入れることができなかったと認める。

    「本当にイライラする時間だった。スパやモンツァのように、遅くて競争力がなく、何もできないこともある」

    「僕たちには自分たちが競争力を発揮できるあのようなサーキットがいくつかあった。加えて、雨が降っていたし、あの瞬間のあのコーナーで2~3番手にいた。シンガポールは表彰台w保証されていたはずだ。そこの10年で僕の最大の成果になるはずだった! 最終的にだめだったけど、僕はいつも通りポジティブに考えているし、それが今年起きなければならなかったのは運命だと思うことにした。次の機会のために運を溜めていているんだとね」

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