カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1 「日本でF1を無料で観れないことが問題」

    ホンダF1 「日本でF1を無料で観れないことが問題」

    本田技研工業のブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英は、F1の有料放送化がF1にダメージを与えていると考えており、無料での地上波放送の重要性をF1公式記者会見の場で説いた。

    世界ではF1の有料放送化への動きが進んでいるが、来年カレンダー復帰するフランスは、先週4レースを無料ライブ放送することを発表した。

    現在、F1にはフランスのメーカーであるルノー、そして、フランス人ドライバーのロマン・グロージャン、エステバン・オコンが参戦。来年にはピエール・ガスリーもF1デビューを果たすと見込まれている。

    ホンダはトロ・ロッソをパートナーとして今後3年間F1を戦うことになるが、F1シンガポールGPの金曜記者会見に出席した森山克英に対して、記者から日本の他メーカーがF1に参戦してもらうために、F1は何をしなければいけないと思うかとの質問が飛んだ。

    森山克英は「今、日本ではF1はTVの地上波で放送されていません。衛星放送を通じて有料で見られるという環境なので、そこが一番大きなところだと思います」とコメント。

    「ホンダとしてもプロモーション活動を強化しながら、しっかりとお客様にリーチしなくてはいけないと思っています」

    英国では、有料のライブ放送を観る前に、1ヵ月間、無料でハイライト版のF1を見ることができる。だが、FOMとチームにとってテレビ収益は重要なものであり、F1のコマーシャルディレクターを務めるショーン・ブラッチズは、有料放送と無料放送を混在させる英国のモデルを適用したいと考えている。

    日本では、フジテレビが2012年まで25年放送してきた地上波でのF1を放送してきたが、2013年にはBSフジでの無料放送へ移行。しかし、それも2015年で終了し、現状はCS放送のフジテレビNEXT、もしくはDAZNでの有料放送のみとなっている。

    だが、日本では有料放送への敷居はまだまだ高い。先日、日本テレビがドラマの最終回の“完結編”をHuluで放送することを発表して波紋を呼び、後に“完結編ではなく番外編”と改める騒動となった。Huluも最初の2カ月間は無料、その後、有料化というモデルを採用している。

  • ホンダF1 「マクラーレンの企業規模では変化への適応が難しい」

    ホンダF1 「マクラーレンの企業規模では変化への適応が難しい」

    本田技研工業のモータースポーツ部長の山本雅史が、ホンダのF1活動継続、マクラーレンとのパートナーシップ解消、そして、トロ・ロッソとの新たな3年契約について語った。

    F1シンガポールGPの週末、マクラーレンとホンダが3年間のパートナーシップにピリオドを打ち、2018年からホンダはトロ・ロッソへF1パワーユニット供給し、マクラーレンはルノーからF1パワーユニットの供給を受けることが発表された。

    トロ・ロッソとの新たなワークス体制は、これまでと違ったアプローチになるようだ。山本雅史はマクラーレンとトロ・ロッソというチームを料理に例えて説明した。

    山本雅史は「マクラーレンと組んでみて分かりましたが、企業の規模が大きいと、とてもシステマチックになります。もちろん、それが大きな強みであることは間違いないのですが、同時に変化に適応していくことは難しくなります」とHonda Racing F1の公式サイトでコメント。

    「その点、トロ・ロッソはまだ成長途上にある企業です。同じゴールを目指して一緒に歩んでいける関係であることが重要です。いいコミュニケーションをとりながら仕事ができることを、本当に楽しみにしています」

    「例として、両チームを別々の料理として比較すると、マクラーレンは非常に洗練されたフランス料理だとしましょう」

    「トロロッソは、新しい食材を加えることができるような自家製の美味しいシチューのようなものです。我々はそれをすることに興奮しています」

    マクラーレンとパートナーシップを解消することになったホンダだが、F1撤退は決して考えていなかったと山本雅史は語る。

    「モータースポーツは、ホンダのすべてであり、我々のDNAの一部なんです」とコメント。

    「1948年の創業以来、F1はホンダにとっての夢であり、その言葉通り、1964年にF1参戦を叶えました。レースは、力を示して技術的な挑戦をする場であり、途中で投げ出すという考えは、ホンダのフィロソフィにはありません。進化と成長を示すためにここにいるわけで、非常に重要な場です」

    厳しい戦いを強いられた3年間を経てマクラーレンとの提携終了が決まり、それに変わってトロ・ロッソへの供給が決まった。この交渉はイタリアGPでまとまったが、山本雅史はそれをまとめるために奔走したと語る。

    「マクラーレン・ホンダのモットーは“ワン・チーム”であり、パフォーマンス向上のためにともに努力してきました。しかし、我々はプレシーズンテストの時点で望んだような結果が出せなかった。これによって、シーズン序盤から想定していたパワーが出せず、マクラーレンの期待にも届きませんでした」

    「もちろん、ホンダはマクラーレンとの関係継続を望んでいましたが、それに足るだけのパフォーマンスや信頼性の目標をクリアできませんでした。これがお互いの関係性に関係を来し、その結果として残念ながら離別を選ぶことにつながりました。F1の世界では結果を出すことが重要なので、本当に悔しいですが、こういったこともやむを得ないと考えています」

    今シーズンのアブダビGPでマクラーレンへの供給は終了するが、ホンダにはF1プロジェクトを成功させようという強い意志がある。2021年から新エンジンレギュレーションが導入されるが、それまでまだ時間は多くあるので、今季から導入したパワーユニットのコンセプトを熟成していけるはずだ。

    「現行レギュレーションは2020年まで有効で、まだ3年あるわけですから、技術的な進化を見せていきたいと思っています。ホンダのポテンシャルをしっかりと示したいです。世界中へ我々の進化を見てもらい、ホンダがどうやって成功に至るのかを示すことが大切です」

    新たなパートナーとなるトロ・ロッソは、若いチームであり、ホンダも参入3年目とパワーユニットサプライヤーとしては新参メーカーだ。双方が、ともに成長することに強い情熱を抱いている。山本雅史も、こうした方向性の一致が有益であり、トロ・ロッソ・ホンダの2018年へ向けた準備はスムーズに進むと考えている。

    「まず、(チーム代表である)トストさんは日本について造詣が深く、文化を理解しているので、いいコミュニケーションが取れています。また、トロ・ロッソは若いチームで成長の最中にあり、ホンダにとっては、似たようなメンタリティー、アプローチでともに戦えるということも大きいです。考え方の近いチーム同士、一緒に前進できると思います」

    「トロ・ロッソとホンダは来季に向けて早急に準備を始めていきます。また、(シンガポールGPを含む)2017年の残り7戦はマクラーレンとともに戦うわけなので、ここでいいパフォーマンスを見せるとともに、彼らともしっかりコミュニケーションをとっていかなければなりません」

  • ホンダF1 「トロ・ロッソと一緒に成長できる」

    ホンダF1 「トロ・ロッソと一緒に成長できる」

    本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史は、ホンダは新しいパートナーとなるトロ・ロッソと一緒に成長できると考えている。

    マクラーレン・ホンダは、3年間のパートナーシップで期待していた結果を出すことができず、ホンダはマクラーレンとのパートナーシップ解消を渋々受け入れた。

    だが、ホンダはF1を継続することは決定。最終的にホンダの価値を証明するためにトロ・ロッソを新たなパートナーに選んだ。

    「もちろん、ホンダはマクラーレンとの関係継続を望んでいましたが、それに足るだけのパフォーマンスや信頼性の目標をクリアできませんでした」と山本雅史はコメント。

    「これがお互いの関係性に関係を来し、その結果として残念ながら離別を選ぶことにつながりました。F1の世界では結果を出すことが重要なので、本当に悔しいですが、こういったこともやむを得ないと考えています」

    「現行レギュレーションは2020年まで有効で、まだ3年あるわけですから、技術的な進化を見せていきたいと思っています」

    「ホンダのポテンシャルをしっかりと示したいです。世界中へ我々の進化を見てもらい、ホンダがどうやって成功に至るのかを示すことが大切です」

    山本雅史は、ホンダとトロ・ロッソは互いに成長することを切望しており、今後にむけて同じ立場にいると考えている。

    「まず、(チーム代表である)トストさんは日本について造詣が深く、文化を理解しているので、いいコミュニケーションが取れています」

    「また、トロ・ロッソは若いチームで成長の最中にあり、ホンダにとっては、似たようなメンタリティー、アプローチでともに戦えるということも大きいです。考え方の近いチーム同士、一緒に前進できると思います」

    「トロ・ロッソとホンダは来季に向けて早急に準備を始めていきます。

    「また、2017年の残り7戦はマクラーレンとともに戦うわけなので、ここでいいパフォーマンスを見せるとともに、彼らともしっかりコミュニケーションをとっていかなければなりません」

    関連:
    ・ホンダ、トロ・ロッソへのF1パワーユニット供給を正式発表
    ・マクラーレンとホンダ、パートナーシップ解消を正式発表

  • マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ストフェル・バンドーンが7位、フェルナンド・アロンソはリタイアだった。

    長く、波乱の展開となったシンガポールGPにおいて、ストフェル・バンドーンは7位で入賞し、マクラーレン・ホンダにとって価値あるワールドチャンピオンシップポイント6点を獲得した。

    レースは雨が降る中スタートし、それが引き金となって1コーナーでアクシデントが発生。その結果、すばらしいスタートを切ったフェルナンド・アロンソは、マシンに大きな損傷を負った。その後、2周は果敢な走りをみせていたものの、マシンの損傷がレースを続行できないほど深刻であったため、アロンソは8周目でのリタイアを余儀なくされた。

    一方のストフェル・バンドーンは、1周目のクラッシュに巻き込まれないよう避けて通過しながらも、トップ10圏内のポジションを維持することに成功。そして、コンディションがウエットであろうとドライであろうと、コース上で常に競争力のある走りをし、27周目のピットストップで出遅れるまでは、6番手のポジションを奪いにいく勢いだった。7位という結果は、バンドーンとチームの週末を通しての努力に対する報いとなった。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「スタートはすばらしかった。いいスタートを決め、何台かのマシンを抜いて3番手に浮上した。ただ、それ以降は、自分のいた場所とタイミングが悪かった。イン側でなにが起こっているのかを把握しておらず、分かっていたのは1コーナーで何台かのマシンがクラッシュして、そのまま僕のマシンにぶつかったということだけだった。あの状況では、なにもできることはなかった。残念ながら、マシンには大き過ぎる衝撃だった。コクピットの中からは、どれぐらいの損傷を負ったのかを理解することはできないが、マシンの感触があまりよくなく、かなりのオーバーステアだった。そこで、チームにどんなダメージを負ったのか聞いたところ、テレメトリー(走行中のマシンデータをピットから監視できるシステム)が故障したため、はっきり分からないとのことだった。最終的には、電気系の問題が発生し、マシンを止めざるを得まなかった。こういうことは、レースではときに起こるものだ。そして残念ながら、今日は僕たちに起こってしまった。今回のレースには大きな期待を抱いており、ウエットコンディションではかなりの力強さをみせていただけに、非常に残念だ。今夜はがっかりしているものの、実際にはポジティブで楽しい週末だった。チームはすばらしい仕事をしてくれたし、2週間後のセパンでは、今回よりも幸運に恵まれることを願っている」

    ストフェル・バンドーン (7位)

    「今日はまさに波乱のレースだった! 序盤は雨が降る中でのレースとなり、難しい状況だった。そこで、トラブルに巻き込まれないようにしようと集中し、なんとかうまく回避できたと思う。それ以降は、自分のレースを進めた。今日は、7位が自分にとってベストの結果だったと思う。6位を狙えるチャンスも一時はあったものの、2回目のピットストップで出遅れたため、うまくいかなかった。それ以降は、マシンの実力をできる限り引き出し、パフォーマンスを最大限にすることに集中した。今日はいくつかポイントを獲得することができたので、週末をいい気分で終えられる」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「スタート直前に雨が降り出したとき、今日のシンガポールGPはエキサイティングで予測不可能なレースになるだろうと思ったが、まさにその通りになった。そんな中、ストフェルはフルウエット、インターミディエイト、オプションのどのタイヤで走っているときも、常に戦いに挑み、マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、7位入賞という見事な結果を出した。2回目のピットストップで出遅れなければ、6位も手が届く範囲だったと思う。ただフロントジャッキがうまく入らなかったために、左側のフロントホイールがフロアからちゃんと上がらず、タイヤを取り外すのに時間がかかってしまった。そこで出遅れたため、ストフェルは果敢な走りでジョリオン・パーマーに追従していたものの、結局、差を埋めることはできなかった。一方、フェルナンドにとっては、非常に残念な一日だった。ウエットコンディションで見事なスタートを切ったにもかかわらず、1コーナーでマックス・フェルスタッペンのマシンと激しく衝突した。あまにも大きな衝撃だったため、マシンのボディが引き裂かれ、フロアに損傷を負い、最終的にはエグゾーストに穴が開くほどだった。セーフティカーの後方でフェルナンドがピットを通過した際に、最初に受けたダメージを確認することができた。実際のレーススピードになると、レースを続行できない状態だということがすぐに明らかになり、その直後にマシンをリタイアさせなければならなかった。自分たちのミスではないところで1台のマシンを完走させられなかったものの、今日はチーム全体にとってポジティブな一日だった。マレーシアの高速コーナーでは、今回ほどの競争力はないかもしれない。それでも今日の結果は、少しでもチャンスが訪れた際には、我々も上位でハードなレースが展開できるということを思い出させてくれるだろう」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「スタート直前に降り出した雨により、波乱のレースになりました。フェルナンドはいいスタートを決めたものの、スタートの混乱に巻き込まれ、マシンに大きくダメージを負いました。クラッシュに巻き込まれなければ上位を走行できていたと思いますし、今週は速さがあったので、ダメージの影響により早々にレースを終えなければならないことはたいへん残念でした。一方でストフェルは、スタート時の混乱をうまくすり抜け、入賞圏内でレースを続けました。いいペースを維持しながら、オーバーテイクが難しいこのサーキットで前のマシンを抜いたことや、タフなレースをキャリア最高の7位で走りきったことはすばらしかったです。不運がなければ、両ドライバーともにもっといい結果を残せるポテンシャルはあったと思うと残念な部分もありますが、貴重なポイントを獲得してくれたことは、チームにとってポジティブな一歩になりました」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • フェルナンド・アロンソ 「クラッシュがなければ表彰台は保証されていた」

    フェルナンド・アロンソ 「クラッシュがなければ表彰台は保証されていた」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、1コーナーでの事故がなければF1シンガポールGPで優勝を争えたと考えており、少なくとも表彰台は“保証されていた”だろうと述べた。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、アウトサイドから大きく順位を上げていたが、1コーナーでのレッドブルとフェラーリの2台の接触事故に巻き込まれた。

    なんとかレースに復帰して数周を走ったフェルナンド・アロンソだが、左リアのサイドポンツーンとフロアに大きな損傷を負い、テレメトリーのデータも失ったことで、最終的にレースをリタイアした。

    フェルナンド・アロンソは、自分のスタートの良さと上位勢のスタートを考えれば、少なくとも表彰台は獲れたと考えている。

    「クルマの左側が完全に破壊されたし、あの接触の後にレースを継続できたのはほぼ奇跡だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「最終的にリタイアしなければならなかったのは残念だ。僕たちは今回のレースに高い期待を抱いていたからね」

    「僕たちはレースをリードすることさえできたと思う。ターン1でハミルトンは僕の後ろだったし、セーフティカー後のレース再開時にハミルトンがリードしていたということは、僕たちがリードしていたということだ」

    「うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある」

    「ペナルティやエンジン交換によって最後尾からスタートしたとき、通常なら20台がフィニシュする」

    「僕たちはここを得意としていたし、雨も降った。表彰台は保証されていたと思うし、勝利を争えてさえいたかもしれない」

    今シーズンは、F1ハンガリーGPでの5位がベストリザルトのフェルナンド・アロンソは、今週末のシンガポールでマクラーレンがどれほど強かったを考えれば、リタイアはかなり痛かったと認める。

    「表彰台はいつだって表彰台だし、本当に痛いね。僕たち全員がスタートで1コーナーに着いて、自分が外側にいるときは、一人のドライバーが膨らめば、彼は当たってくるものだ」

    「そうは言っても、スタートがかなり接近しているときは、そういうことは起こるものだし、マレーシアでまたチャンスを見つけたい」

    関連:【動画】 フェラーリ2台とフェルスタッペンが1周目にクラッシュリタイア

  • ホンダF1 「不運がなければもっといい結果を残せた」

    ホンダF1 「不運がなければもっといい結果を残せた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1シンガポールGPでのマクラーレン・ホンダの決勝レースを振り返った。

    雨でスタートした波乱のレースで、マクラーレン・ホンダはストフェル・バンドーンが7位でフィニッシュ。フェルナンド・アロンソは好スタートを切ったものの、1周目の事故に巻き込まれた際のダメージが原因でレースをリタイアした。

    「スタート直前に降り出した雨により、波乱のレースになりました」と長谷川祐介はコメント。

    「フェルナンドはいいスタートを決めたものの、スタートの混乱に巻き込まれ、マシンに大きくダメージを負いました。クラッシュに巻き込まれなければ上位を走行できていたと思いますし、今週は速さがあったので、ダメージの影響により早々にレースを終えなければならないことはたいへん残念でした」

    「一方でストフェルは、スタート時の混乱をうまくすり抜け、入賞圏内でレースを続けました。いいペースを維持しながら、オーバーテイクが難しいこのサーキットで前のマシンを抜いたことや、タフなレースをキャリア最高の7位で走りきったことはすばらしかったです」

    「不運がなければ、両ドライバーともにもっといい結果を残せるポテンシャルはあったと思うと残念な部分もありますが、貴重なポイントを獲得してくれたことは、チームにとってポジティブな一歩になりました」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「スタート直前に雨が降り出したとき、今日のシンガポールGPはエキサイティングで予測不可能なレースになるだろうと思ったが、まさにその通りになった」とコメント。

    「そんな中、ストフェルはフルウエット、インターミディエイト、オプションのどのタイヤで走っているときも、常に戦いに挑み、マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、7位入賞という見事な結果を出した」

    「2回目のピットストップで出遅れなければ、6位も手が届く範囲だったと思う。ただフロントジャッキがうまく入らなかったために、左側のフロントホイールがフロアからちゃんと上がらず、タイヤを取り外すのに時間がかかってしまった。そこで出遅れたため、ストフェルは果敢な走りでジョリオン・パーマーに追従していたものの、結局、差を埋めることはできなかった」

    「一方、フェルナンドにとっては、非常に残念な一日だった。ウエットコンディションで見事なスタートを切ったにもかかわらず、1コーナーでマックス・フェルスタッペンのマシンと激しく衝突した。あまにも大きな衝撃だったため、マシンのボディが引き裂かれ、フロアに損傷を負い、最終的にはエグゾーストに穴が開くほどだった」

    「セーフティカーの後方でフェルナンドがピットを通過した際に、最初に受けたダメージを確認することができた。実際のレーススピードになると、レースを続行できない状態だということがすぐに明らかになり、その直後にマシンをリタイアさせなければならなかった」

    「自分たちのミスではないところで1台のマシンを完走させられなかったものの、今日はチーム全体にとってポジティブな一日だった。マレーシアの高速コーナーでは、今回ほどの競争力はないかもしれない。それでも今日の結果は、少しでもチャンスが訪れた際には、我々も上位でハードなレースが展開できるということを思い出させてくれるだろう」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPの予選で フェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが9番手だった。

    16日(土)に行われた予選において、マクラーレン・ホンダの両ドライバーは高い競争力を備えたマシンを武器に、Q1とQ2では余裕を持ってトップ10入りを果たした。しかしながら、Q3では速いライバルチームがさらにスピードを上げてきたため、僅差で負ける結果となった。

    それでもマクラーレン・ホンダは、明日ワールドチャンピオンシップポイントを獲得することを期待している。

    フェルナンド・アロンソ (8番手)

    「予選で両マシンをQ3に進出させるという最初の目標は達成したので、仕事の50%は完了した。2つ目の目標は明日の決勝で両マシンが入賞することだが、僕たちのスターティンググリッドを考えると、それは可能だと思う。ここでのレースペースは、いつも少し不明なところがあり、なかなか読めない。昨日のロングランは十分な距離ではなく、このコースではオーバーテイクが困難なので、ポジションは1周目が終わった時点でおおむね決まってしまうだろう。だから、好スタートを切り、1コーナーでアクシデントに巻き込まれないように集中する必要がある。それ以降は集中力を維持し、ミスをしないようにする。非常に厳しいレースになるが、ポイントを獲得できればと思う。レースペースに関しては、上位6台のマシンは手が届かないほどの位置にいる。従って、僕たちは自分たちのポジションを死守し、可能であれば7位に浮上することを目標にする。明日、自分たちの仕事を成し遂げられるよう願っている」

    ストフェル・バンドーン (9番手)

    「今回は両マシンのQ3進出を期待しながら、週末を迎えた。そして、今日それを達成できた。Q1とQ2では、両セッションを通して常にスピードがあった。ただQ3では、ライバルチームと比べて、タイムを伸ばすことができなかったように思う。それでも、今日はチームのメンバー全員がスムーズかつ、着実な仕事をしてくれた。今日はいいスタートを切れたが、本当に大事なのは明日だ。レース中に、セーフティカーの導入を何度か期待する場面がでてくるかもしれないが、今回はいい気分で週末を終えられるのではないかと思っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「ここは我々のマシンの強みに合うコースだと分かっていたので、両ドライバーが上位で限界に挑む姿をみて、うれしく思った。今日の予選で2台揃ってトップ10入りしたことで、常に難しく、厳しい、そして予測不可能なレースを迎えるにあたって、いい位置につけることができた。明日の決勝で、価値あるワールドチャンピオンシップポイントをさらに獲得できればと思う。フェルナンドもストフェルも、週末を通してすばらしい走りをしてくれている。両ドライバーがこの困難で妥協を許さない市街地サーキットに挑む姿をみるのは、うれしいことだ。それと同様に、蒸し暑いピットガレージ、ホスピタリティエリア、またはファクトリーといった場所にかかわらず、チーム全体がこの忙しいシンガポールGP週末を通して、非常に高いレベルで仕事をしてくれている。これらが一つにまとまったとき、我々はレーシングチームという一つのユニットとして活動していると強調するに値する。競争力があるマシンがあれば、自分たちにもいい仕事ができることを証明するチャンスだと思っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「昨日に続き蒸し暑いコンディションのなか、2人のドライバーはFP3からいいパフォーマンスをみせていました。予選もその勢いを維持し、2台ともQ3に進出を果たし、いいかたちで予選を終えてくれました。我々の得意とするテクニカルサーキットですので、ここで競争力があることは分かっていましたが、2人のドライバーともに確実にトップ10のポジションを獲得してくれたことは、うれしく思います。ただ、一方で、事前に想定していたよりも上位陣と差が開いてしまったと言う悔しさもあります。ここはオーバーテイクが難しいサーキットですので、今日の予選結果は明日の決勝に向けて大きな意味を持ってきます。レースペースも悪くないと考えているので、明日はしっかりとスタートを決め、ポイント獲得はもちろんのこと、できる限り上位でフィニッシュできるよう、チームが一丸となって戦います」

    関連:【動画】 F1シンガポールGP 予選 ダイジェスト

  • トロ・ロッソ、ホンダF1エンジン用のギアボックスは自社で用意

    トロ・ロッソ、ホンダF1エンジン用のギアボックスは自社で用意

    トロ・ロッソは、2018年から搭載するホンダのF1パワーユニットに対応したギアボックスを自社で用意することを明らかにした。

    トロ・ロッソ・ホンダの噂が浮上した際、マクラーレンはトロ・ロッソにギアボックスを供給すると報じられていた。

    実際、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、レッドブルからギアボックス供給について打診があったことを明らかにしている。

    しかし、最終的にトロ・ロッソは自社でギアボックスを用意することを決断したようだ。

    トロ・ロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは「ギアボックスは前年と同じようにトロ・ロッソが製造する」とコメント。

    だが、実際にギアボックスを製造するのはレッドブル・テクノロジーであり、これまでのフェラーリのエンジンでも、ルノーのエンジンでも、インターナルパーツはレッドブル・テクノロジーが供給し、ケーシングのみトロ・ロッソが製造してきた。ホンダのF1パワーユニットについても対応は問題なさそうであり、リアサスペンションに合わせてケーシングの設計を行っていくことになるだろう。

    トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「クルマのアーキテクチャーはパワーユニットの要求に沿って変化することになる。現在、我々のシャシーとギアボックスの設計については検討中だ」とコメント。

    「同様にパワーユニット導入という点でシャシーがパッケージ全体として最初から最大限のポテンシャルを発揮できるようにホンダと密接に協力していく」

    「大規模な変更というよりも、むしろ我々の計画の適応の問題であり、我々はホンダと協力して、設計と生産活動を再計画する過程になり、あらゆる重要な期限を確実に守っていく」

    ホンダは、トロ・ロッソを“ワークスチーム”とした1チームへの供給体制をとっていくことから、エンジンとギアボックスのマッチングに関しても密接な協力体制が敷かれることだろう。

    また、噂ではルノーがレッドブルへのパワーユニット供給を2018年で終了するとされており、レッドブルも2019年からホンダのF1エンジンを搭載することにあるかもしれない。その際、トロ・ロッソが培った経験は大いに役立つだろう。

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史も「将来的にエンジンを供給する機会があれば、そうしない理由はありません」とレッドブルに供給する可能性については否定はしていない。

    ただ、現時点ではコース上でのパフォーマンスが我々のメインのゴールであり、そこに焦点を置いています」

    ジェームス・キー率いるトロ・ロッソのシャシーは非常に評価が高く、マクラーレンではないシャシーにホンダのF1エンジンを搭載した際のパフォーマンスは非常に楽しみである。

  • ホンダF1 「2018年の目標はトロ・ロッソとトップ3を争うこと」

    ホンダF1 「2018年の目標はトロ・ロッソとトップ3を争うこと」

    ホンダとトロ・ロッソのパートナーシップが発表され、2018年から『トロ・ロッソ ホンダ』が誕生することになった。

    ホンダは15日(金)、今シーズン限りでマクラーレンとのパートナーシップを解消し、2018年からトロ・ロッソを“ワークスチーム”とした1チームへの供給体制をとっていくことを発表した。

    F1シンガポールGPの金曜フリー走行後に行われた記者会見には、本田技研工業のブランド・コミュニケーション本部長の森山克英、モータースポーツ部長の山本雅史、そして、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストが揃って出席した。

    マクラーレンとのパートナーシップ解消について森山克英は「マクラーレンに関してですが、我々がプロジェクト開始時に設定した目標を達成することなくパートナーシップを終了しなければならないことは非常に残念です。また、我々のパフォーマンス目標に到達できなかったことも残念ですし、それは多くの関係に影響を及ぼしました」と語った。

    森山克英はホンダとしてF1撤退は考えてはいなかったと語り、トロ・ロッソとの新たなパートナーシップで2018年にトップ3を争うことを目標に掲げた。

    「非常にエネルギーがあり、将来のスタートを育ててきた歴史のあるトロ・ロッソとの新たなパートナーシップをスタートできることを嬉しく思います。ホンダF1にとって新たな章の始まりだと思っていますし、来年のメルボルンでの開幕戦をすでに楽しみにしています」

    「ホンダにとって、F1は創業者の本田宗一郎の夢とともに始まり、我々にはすでに50年の歴史があります。当社にとって、F1はDNAであるだけでなく、非常に重要な文化でもあります。我々は非常に厳しい状況に陥ってしましたし、現役員、とりわけ取締役会が誰も満足していなかったのは事実です。現在の不満によって多くの議論が行われてきたことは事実ですし、プロジェクトを社内で議論し、状況をどのように改善させるかを話し合ってきました」

    「F1撤退は決して我々の選択肢ではありませんでした。この厳しい挑戦を乗り越え、F1の最前線での戦いに戻ることが我々の目標です。我々のスピリット、ホンダのスピリットは来年戻ってくるでしょう。我々の目標はグリッドの上位でトップ3を争うことです」

    また、マクラーレンおよびトロ・ロッソとの交渉について山本雅史が説明した。

    「我々は目標を達成することに苦労していましたし、シーズン序盤から関係を解消することについてマクラーレンと話し合っていたことは事実です」と山本雅史は述べた。

    「ホンダは常にマクラーレンとともに良い結果に向けて継続したいと考えていました。したがって、我々にとって残念なことだと言わなけばなりません。ですが、皆さんもご存じの通り、結果は素晴らしいものではありませんでしたし、イタリアグランプリ以降、我々の考えは変わり始めました」

    「皆さんもご存じの通り、昨年のUSグランプリから我々は日本のスーパーフォーミュラで一緒に働いていますし、去年アメリカでヘルムート(マルコ)氏と会ってから、日本のスーパーフォーミュラでレースをするレッドブルのピエール・ガスリーに関して会話をしてきました。そのため、昨年からスーパーフォーミュラについてヘルムート氏と話しをする機会が多くありましたし、イタリアグランプリ後、ヘルムート氏は実際にトロ・ロッソに言及していました。実際、フランツ・トストは日本に住んでいたことがあり、日本のことを良く知っています。トロ・ロッソは非常に若いチームですし、多くの共通点があると思います。トスト氏と働くことを本当に楽しみにしています」

    「来シーズンの開幕まであまり時間はありませんが、ホンダとトロ・ロッソはとても良いシーズン、とても良い関係を築いていけると感じています。トロ・ロッソはピュアなレーシングチームだと思います。トロ・ロッソのスピリットは、ホンダのスピリットと非常に似ていますし、短い時間のなかで来年にむけてスムーズに仕事をして、成功を収められると信じています」

    「昨年4月にこのプロジェクトに参加し、言われているようにF1が本当にトップレベルのチャンピオンシップであることを認識しました。我々がやっている国内の選手権とはかなり異なるものでした。良い関係を保ち、全ての人を満足させることは非常に困難です。自動車メーカーとして、F1の技術は非常に高いと認識していますし、1年後に参戦したことで新しい技術に追いつくという点で苦労してきました」

    「今後3年間に自信があるわけではありませんが、トスト氏とホンダの方針、トロ・ロッソとホンダの方針を比較すると非常に良く似ており、レギュレーションが変わるまでの今後3年間で、調和して仕事をし、前進していけると思っています」

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダのようにトップ3を目標に掲げることはなかったが、現実的に中団争いで演じられると確信していると述べた。

    「我々トロ・ロッソは、ホンダのような素晴らしいパートナーと仕事をすることを非常に誇りに思い、嬉しく思っています。我々には非常に成功に満ちた未来があると確信しています」とフランツ・トストはコメント。

    「4年前の10月の鈴鹿グランプリの前にホンダのファクトリーを訪問しました。彼らは素晴らしいインフラを有しており、彼らはその間に新しいパワーユニットについて多くのことを学んだと思います」

    「今後3年という短い期間ではありますが、ホンダは劇的にパフォーマンスを改善させると確信しています。彼らは今シーズンすでに本当に優れたアップグレードを施してます。残念ながら、マクラーレンは我々にとても近づいていますしね。ホンダが近い将来、今後3年で大きな前進を果たすと確信してますし、先ほども言いましたが、このような素晴らしいパートナーと仕事をしてけることを嬉しく思います。ホンダとトロ・ロッソは成功したシーズンを過ごせると思っていますし、来年を楽しみにしています」

    2018年からトロ・ロッソはホンダのワークスパートナーとなる。しかし、フランツ・トストはトロ・ロッソをビッグチームと比較することはできないと語る。

    「トロ・ロッソは、フェラーリやメルセデスではありません。我々のインフラは異なります。ですが、我々の可能性のなかで最善の仕事をしていくと約束することができます。成功を決めるのは資金だけではありません。トロ・ロッソは効率的に仕事をしていきます。それが我々のスローガンであり、パッケージの最大限を引き出してきます。将来は示されています」

    「その後、もちろん必要であれば、より人員を増やし、インフラも増強していくかもしれません。ホンダが望む成功を収めるために必要なことは何でもやっていきます。ただ、インフラの詳細について話をするには時期尚早です」

    「ですが、我々はミッドフィールド、もしくはミッドフィールドの上位を争えるポジションにいると確信しています」

    ギアボックスについてマクラーレンから供給を受けるとも報じられてきたが、フランツ・トストは、ギアボックスはトロ・ロッソで製造していくことを明らかにし、またドライバーについてもホンダの要望を検討していくと述べた。

    「ギアボックスは前年と同じようにトロ・ロッソが作ります」とフランツ・トストはコメント。

    「来年のドライバーに関しては、レッドブルと一緒に決定していきますし、もちろん、我々のパートナーからの要望も考慮していきます」

    ホンダは、マクラーレンとのパートナーシップにおいて、パワーユニット供給だけでなく、財政的な支援も行ってきたとされている。

    しかし、トロ・ロッソとのパートナーシップは対等なものであり、財政的な支援をしていくことはないと山本雅史は述べた。

    「トロ・ロッソとの関係は非常に友好的なものであり、対等なものです。そのようなことは計画していませんし、立場を維持するために大きな予算を支払うことは考えていません」

    また、一部で報じられたトロ・ロッソの買収については「当社ではそのようなことは議論していませんし、将来の可能性についても議論していません」と否定。

    「とにかく、トロ・ロッソとの関係は非常に良いものですし、我々の理想、ゴールは、両社の強みを生かして、素晴らしいパフォーマンスをもたらしていくことです。50-50の関係です」

    今週、ルノーが2018年限りでレッドブルへのエンジン供給を終了すると報じられた。その場合、ホンダが2019年のエンジンサプライヤーになると報じられている。

    その件について質問された山本雅史は「現在の我々の目標は2018年、そして、トロ・ロッソに完全に集中することですし、チームとして最高のパフォーマンスを達成しるためにベストを尽くしていきます」とコメント。

    「ですが、将来的にエンジンを供給する機会があれば、そうしない理由はありません。ただ、現時点ではコース上でのパフォーマンスが我々のメインのゴールであり、そこに焦点を置いています」

    関連:
    ・ホンダ、トロ・ロッソへのF1パワーユニット供給を正式発表
    ・マクラーレンとホンダ、パートナーシップ解消を正式発表

  • ホンダF1 「事前に想定していたよりも上位陣と差が開いてしまった」

    ホンダF1 「事前に想定していたよりも上位陣と差が開いてしまった」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1シンガポールGPの予選を振り返った。

    マクラーレン・ホンダは、Q1とQ2では余裕を持ってトップ10入りを果たし、フェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが9番手で予選を終えた。

    「昨日に続き蒸し暑いコンディションのなか、2人のドライバーはFP3からいいパフォーマンスをみせていました」と長谷川祐介はコメント。

    「予選もその勢いを維持し、2台ともQ3に進出を果たし、いいかたちで予選を終えてくれました。我々の得意とするテクニカルサーキットですので、ここで競争力があることは分かっていましたが、2人のドライバーともに確実にトップ10のポジションを獲得してくれたことは、うれしく思います」

    「ただ、一方で、事前に想定していたよりも上位陣と差が開いてしまったと言う悔しさもあります」

    「ここはオーバーテイクが難しいサーキットですので、今日の予選結果は明日の決勝に向けて大きな意味を持ってきます。レースペースも悪くないと考えているので、明日はしっかりとスタートを決め、ポイント獲得はもちろんのこと、できる限り上位でフィニッシュできるよう、チームが一丸となって戦います」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ここは我々のマシンの強みに合うコースだと分かっていたので、両ドライバーが上位で限界に挑む姿をみて、うれしく思った」とコメント。

    「今日の予選で2台揃ってトップ10入りしたことで、常に難しく、厳しい、そして予測不可能なレースを迎えるにあたって、いい位置につけることができた。明日の決勝で、価値あるワールドチャンピオンシップポイントをさらに獲得できればと思う」

    「フェルナンドもストフェルも、週末を通してすばらしい走りをしてくれている。両ドライバーがこの困難で妥協を許さない市街地サーキットに挑む姿をみるのは、うれしいことだ。それと同様に、蒸し暑いピットガレージ、ホスピタリティエリア、またはファクトリーといった場所にかかわらず、チーム全体がこの忙しいシンガポールGP週末を通して、非常に高いレベルで仕事をしてくれている」

    「これらが一つにまとまったとき、我々はレーシングチームという一つのユニットとして活動していると強調するに値する。競争力があるマシンがあれば、自分たちにもいい仕事ができることを証明するチャンスだと思っている」