カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1 「入賞でチームのハードワークが報われた」 / F1ブラジルGP

    ホンダF1 「入賞でチームのハードワークが報われた」 / F1ブラジルGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1ブラジルGPの決勝を振り返った。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが7位入賞。ストフェル・バンドーンはオープニングラップでの接触事故によりリタイアでレースを終えた。

    「今日はフェルナンドが実力の拮抗するライバルとすばらしいバトルを繰り広げ、メキシコに続いてポイントを獲得してくれました」と長谷川祐介はコメント。

    「6番グリッドからスタートしたフェルナンドは高い気温の中でもうまくタイヤをマネジメントし、いいペースで走行を続け、8位という結果を獲得しました。終始ペースはよかっただけに、前を走るマッサ選手を最後までオーバーテイクできなかったことは残念したが、背後に迫ったペレスからポジションを守った走りはすばらしかったです」

    「ストフェルについてはスタート直後の混乱に巻き込まれてしまい、早々にリタイアをせざるを得なかったことは非常に残念に思います」

    「全体としてはグランプリを通して、パッケージとしての速さを見せられていた週末でしたし、2ポイントを獲得してチーム全員のハードワークが報われました」

    「ブラジルGPを終え、いよいよ今シーズンも残すところあと1戦になりました。次戦は今の我々の力を最大限に出しきり、いいかたちでマクラーレン・ホンダとしての最終戦を飾れればと思っています」

    エリック・ブーリエは「今日のフェルナンドのパフォーマンスを見て、彼が今もどれだけ負けん気の強いドライバーなのかを改めて思い知らされた。戦略担当者から“マッサにアタックを仕掛けていい”と言われた途端、アロンソは常に攻め続け、まるで予選のように各ラップを走行し、ラップごとに差を詰めていった」

    「今日のフェルナンドのパフォーマンスを見て、彼が今もどれだけ負けん気の強いドライバーなのかを改めて思い知らされた。戦略担当者から“マッサにアタックを仕掛けていい”と言われた途端、アロンソは常に攻め続け、まるで予選のように各ラップを走行し、ラップごとに差を詰めていった」

    「一方、ストフェルは非常に不運だった。すばらしいスタートを切り、ポジションを上げていたにもかかわらず、その後、2コーナーの出口でマグヌッセンに横から接触された。無意味な衝突だったし、ストフェルは完全に被害者だった。それでも、アクシデントに巻き込まれるまでは堅実な週末を楽しんでいたし、2週間後にアブダビで開催される今季最終戦では、また力強い走りをみせてくれるだろう」

    関連:F1ブラジルGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季5勝目

  • レッドブル、2019年からホンダのF1パワーユニット搭載でほぼ確定か

    レッドブル、2019年からホンダのF1パワーユニット搭載でほぼ確定か

    レッドブルは、すでに2019年以降にどのメーカーのF1パワーユニットを搭載するのかを決めているのかもしれない。

    今シーズン序盤、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ルノーのパワーユニットの信頼性問題に多数見舞われ、パフォーマンスにも不満を抱いていることから、レッドブルとの契約を中途解除してフェラーリへ移籍するとも噂されていた。

    だが、レッドブルが2018年もルノーのパワーユニットを搭載するにも関わらず、マックス・フェルスタッペンは2020年までチームとの契約を延長。実際、レッドブルとルノーとのF1エンジン契約は2018年末で終了することが暗黙の了解として語られている。

    2018年からは姉妹チームのトロ・ロッソがホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定しており、レッドブルは来季をホンダのパワーユニットの評価の一年とすることを明らかにしている。

    このような流れにより、レッドブルはすでに2019年にどのメーカーのパワーユニットを搭載するかの具体的な方向性が決定しており、それがマックス・フェルスタッペンを2020年までレッドブルに残留することを決意させたと見る者ももいる。

    実際、レッドブルのモータースポーツアドバイバーを務めるヘルムート・マルコは「我々がやっていることはかなりはっきりとしている」と Sky に語っている。

    今後、レッドブルの潜在的な選択肢として考えられているのが、2018年からタイトルスポンサーを務めるアストンマーティン、フォルクスワーゲン・グループとの繋がりがあるポルシェ、そして、姉妹チームであるトロ・ロッソに2018年からパワーユニットを供給するホンダの3社だ。

    しかし、アストンマーティンとポルシェは、将来的にF1にパワーユニットサプライヤーとして参入するとしても、それは新しいF1エンジンレギュレーションが導入される2021年以降になると考えられている。

    そのため、2019年から2020年までの現実的な選択肢は、ホンダしかなくなる。

    2週間前のメキシコGPで今季2勝目を挙げたマックス・フェルスタッペンは、将来について前向きに感じているようだ。

    「こういうふうに言っておこうか」とマックス・フェルスタッペンはブラジルでコメント。

    「僕にとって最も重要なのはクルマだ。非常に強力なエンジンがあれば、どんなドライバーでも勝てるだろう。僕たちにはそれがないけど、それでも僕らたちはレースで勝っている」

    最近はルノーのパワーユニットの故障が目立ってはいるが、シーズンを通して見れば、ホンダの方が多数のトラブルに見舞われている。

    しかし、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、2018年の信頼性に自信をみせている。

    「去年から今年にかけて、我々はエンジンの構成コンセプトを完全に変更しました。我々はあまりに多くの改造を試みましたし、来年コンセプトを維持することに決めたのはそれが理由でもあります」と長谷川祐介はコメント。

    「信頼性と言う点ではかなり自信があります。ですので、我々は同じエンジンのコンセプトからより多くのパフォーマンスを搾り出す必要があります。それが我々が現在行っていることです」

    ホンダは、今年スペック3.8までパワーユニットをアップデートしており、スペック3.5を導入したスパ・フランコルシャンから最大で0.4秒の改善を果たし、パフォーマンス面ではルノーに匹敵していると自信をみせている。

    中堅チームのトロ・ロッソへのパワーユニット供給には、これまでのように勝利を目指すのではなく、“じっくりとエンジンを熟成させていけばいい”というような手ぬるい目が向けられているが、レッドブルという上位チームへの供給が決定すれば、再び勝利への可能性が開かれるかもしれない。

    一方、レッドブルは来年からアストンマーティンをタイトルスポンサーに迎えることを決定している。ホンダとアストンマーティンが1台のクルマで共存することはありえないが、実際には2019年からホンダにこれまでマクラーレンに支払っていた財政的サポートを求めるための布石だとも考えられなくはない。

  • マクラーレン・ホンダ:F1ブラジルGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ブラジルGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ブラジルGPの予選で、フェルナンド・アロンソが7番手、ストフェル・バンドーンが13番手だった。

    フェルナンド・アロンソは、午後の予選でマシンの実力を最大限に引き出し、明日のブラジルGPを6番グリッドからスタートする。今週末、アロンソは常にトップ10圏内で走行しており、今日の予選ではQ2は6番手、Q3では7番手のラップタイムを叩き出した。

    5番手に入ったダニエル・リカルド(レッドブル)が10グリッド降格ペナルティーを受けるため、明日のスタート順位が1グリッド繰り上がる。

    一方、ストフェル・バンドーンは、明日は12番グリッドからスタートする(※予選は13番手でしたが、アロンソと同様に、リカルド選手のペナルティーにより1グリッド繰り上がり)。バンドーンは、昨夜食中毒に見舞われた影響もあり、Q3進出に向けて決め手となる0.3~0.4秒を詰めることができなかった。

    明日はドライコンディションで晴れの予報となっているため、レースでポジションを上げるのは難しいかもしれまない。それでも、両ドライバーとも力強いレースペースを発揮できるという自信を持っている。

    フェルナンド・アロンソ (7番手)

    「今日は非常に難しいコンディションの中での予選だったので、7番手という結果には満足している。バイザーに雨粒が落ちるのをみると、たとえ路面が完全にドライコンディションであっても不安がよぎり、自信が揺らぐ。ただそのような中でも、マシンの挙動を確実に把握し、その性能を信じた上で、勇気を持ってコーナーに進入しなければならない。昨日はマシンのバランスとパフォーマンスに対して十分に満足していなかったが、今日はパフォーマンスが向上し、競争力も増した。6番手というグリッドは、(明日の決勝で)ポイント獲得を目指すには、すばらしいスタート位置だ。ただ、明日は(自分よりも後方からスタートする)ハミルトンやリカルドが、非常に力強い走りでポジションを上げてくるだろう。明日は晴れで完全にドライコンディションになることが予想されているので、自分のポジションを守るのは容易ではないが、できる限りポジションを守れられればと思っている。少しの雨であればレース中に降ってくれることは大歓迎だ。ウエットコンディションでは僕たちのマシンの競争力があがることはわかっているが、ともかく明日の目標は、トップ10圏内で完走することだと思っている。土曜日はすばらしい結果だった。日曜日がどんな一日になるのかみてみよう」

    ストフェル・バンドーン (13番手)

    「今日はセッション自体が少し不思議な形で推移したし、その意味で100%満足とは言えない。予選をいい形で開始し、Q1ではすぐにいいリズムをつかんだ。そこそこのペースがあり、走行するたびにスピードを増していった。ただQ2では、なかなかタイヤをうまく機能させることができなかった。理由はよく分からない。最後のタイヤセットを履いて臨んだ最終ラップでは、ラップタイムを更新できなかった。今日起きた事柄を把握するために、これからデータを確認する必要がある。今週末は天気を予想するのが非常に難しい状況になっている。ドライとウエットが入り混じったコンディションは、自分たちにとっていい方向に働くが、明日のコンディションが実際にどうなるのかは、成り行きを見守るしかない。決勝は12番手からスタートするので、そこからベストを尽くしたいと思う。金曜日を振り返ってみると、ロングランのパフォーマンスはかなり力強い内容だった。そのポジティブなパフォーマンスをレースで再現できればと思う。僕たちにとってオーバーテイクは至難の業だが、自分たちのスタート順位からであれば、常にポイント獲得のチャンスがある。好スタートを切り、完ぺきなレースをすれば、入賞は可能だと思っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日のフェルナンドの予選での走りは、本当にすばらしかった。彼は週末を通して非常に集中しており、強い情熱を持ってマシンをドライブしている。7番手というポジション(決勝は6番グリッド)は、マシンの実力どおりのものだと思う。今のところフェルナンドは常にトップ10圏内で走行していたが、アンダーステアによるバランスの悪化を改善出来た今日の午後の予選では、マシンのポテンシャルをすべて引き出すことが出来ていたと思う。6番手というスタート順位と、昨日のレースシミュレーションでのペースを考えると、フェルナンドは明日いい走りをみせてくれると思っている。一方、ストフェルは昨夜食中毒に見舞われたものの、冷静に自分の仕事を全うし、いい走りを見せてくれた。完全にバランスが取れたマシンでないと、ここで完ぺきなラップを走行するのは難しいが、今日は最適なセットアップをみつけられなかったと、ストフェルは感じているようだ。それでも、彼もマシンにもポテンシャルがあると感じているし、明日は懸命にプッシュしてくれるはずだ」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト責任者)

    「今日は終日不安定な天候でのセッションでしたが、結果としては昨日に続いてほぼドライコンディションでの走行になりました。昨日よりも気温がかなり低下したため、午前のセッションではセッティングの調整を行いましたが、順調にプログラムを消化し、午後の予選に臨みました。午前からいいタイムを刻んでいたフェルナンドは、予選でもいつものごとく見事な走りを見せ、非常に僅差の戦いの中でも着実にQ3に進出しました。他車のペナルティーもあり、明日は6番グリッドからスタートすることになりますが、彼が予選で見せた走りは見事なものでした。ストフェルにとってはテクニカルサーキットであるここ、インテルラゴスでの走行は初めてですので、予選も難しい部分があったと思います。その点を考慮すると、13番手という結果は悪くないものだと考えています。トップとのタイム差を見ても、チーム力が終盤に来て確実に力が上がって来ていると感じています。今日もPUには大きな問題もなく、いい形で決勝レースに臨むことになり、明日どのようなパフォーマンスを見せられるか、今から楽しみにしています」

    関連:F1ブラジルGP 予選:バルテリ・ボッタスが今季3回目のポールポジション

  • ホンダF1 「チームとして競争力が向上している」 / F1ブラジルGP

    ホンダF1 「チームとして競争力が向上している」 / F1ブラジルGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介とマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1ブラジルGPの予選を振り返った。

    週末を通してトップ10内のタイムを記録していたフェルナンド・アロンソは、Q2を6番手タイムで突破し、Q3ではルノー勢を抑えて7番手タイムを記録。明日の決勝はダニエル・リカルドのペナルティにより6番手からスタートする。

    ストフェル・バンドーンは、前日から食中毒の症状に苦しんだことも影響し、13番手で予選を終えることになったが、初めてのインテルゴスでマシンに手応えを感じているようだ。

    ホンダのF1の長谷川祐介は「今日は終日不安定な天候でのセッションでしたが、結果としては昨日に続いてほぼドライコンディションでの走行になりました」とコメント。

    「昨日よりも気温がかなり低下したため、午前のセッションではセッティングの調整を行いましたが、順調にプログラムを消化し、午後の予選に臨みました」

    「午前からいいタイムを刻んでいたフェルナンドは、予選でもいつものごとく見事な走りを見せ、非常に僅差の戦いの中でも着実にQ3に進出しました。他車のペナルティーもあり、明日は6番グリッドからスタートすることになりますが、彼が予選で見せた走りは見事なものでした」

    「ストフェルにとってはテクニカルサーキットであるここ、インテルラゴスでの走行は初めてですので、予選も難しい部分があったと思います。その点を考慮すると、13番手という結果は悪くないものだと考えています」

    「トップとのタイム差を見ても、チーム力が終盤に来て確実に力が上がって来ていると感じています」

    「今日もパワーユニットには大きな問題もなく、いい形で決勝レースに臨むことになり、明日どのようなパフォーマンスを見せられるか、今から楽しみにしています」

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「今日のフェルナンドの予選での走りは、本当にすばらしかった」とコメント。

    彼は週末を通して非常に集中しており、強い情熱を持ってマシンをドライブしている。7番手というポジション(決勝は6番グリッド)は、マシンの実力どおりのものだと思う。今のところフェルナンドは常にトップ10圏内で走行していたが、アンダーステアによるバランスの悪化を改善出来た今日の午後の予選では、マシンのポテンシャルをすべて引き出すことが出来ていたと思う。6番手というスタート順位と、昨日のレースシミュレーションでのペースを考えると、フェルナンドは明日いい走りをみせてくれると思っている」

    「一方、ストフェルは昨夜食中毒に見舞われたものの、冷静に自分の仕事を全うし、いい走りを見せてくれた。完全にバランスが取れたマシンでないと、ここで完ぺきなラップを走行するのは難しいが、今日は最適なセットアップをみつけられなかったと、ストフェルは感じているようだ。それでも、彼もマシンにもポテンシャルがあると感じているし、明日は懸命にプッシュしてくれるはずだ」

    関連:F1ブラジルGP 予選:バルテリ・ボッタスが今季3回目のポールポジション

  • ホンダF1、2021年のF1エンジン案は「FIAの決定を尊重している」

    ホンダF1、2021年のF1エンジン案は「FIAの決定を尊重している」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、先週発表された2021年のF1エンジンレギュレーション案には改良の余地はあるものの、FIAの決定を尊重していると語った。

    FIAとリバティメディアは10月31日(水)、次世代のF1エンジンレギュレーションの計画を概説。両者がF1の将来にどのようなビジョンを描いているかが鮮明になってきた。

    提案された2021年以降のF1パワーユニットは、レースのクオリティの改善、コスト削減、そして、エンジンサウンドの向上に重点を置いたとしている。

    だが、1.6リッター V6ターボエンジンを維持しつつ、MGU-Hの廃止やコンポーネントの標準化によって完全に新しいエンジンの開発が必要になることで、既存エンジンメーカーであるメルセデス、ルノーはすでにリバティメディアの案に反発しており、フェラーリに至ってはF1撤退の可能性さえちらつかせている。

    これまでホンダだけが唯一2021年のF1エンジン案についてコメントをしていなかったが、F1ブラジルGPの金曜記者会見に出席した長谷川祐介にむけてホンダとしての見解を求める質問が飛んだ。

    長谷川祐介は「当然、我々はFIAとの話し合いを開始していりので、このような公式の場でイエスかノーかを言うのは良い考えではないです」と前置きしたうえで次のように語った。

    「ですが、我々は彼らはF1のために良い競争を生み出そうというFIAの決定を尊重しています」

    「ただ、我々は改良の余地はあると思っていますし、良いソリューションを見い出そうとしています。ですが、コスト削減はもちろん非常に重要なことですし、我々は新しいマニュファクチャラーを歓迎します。ですので、その観点でFIAと議論を続けてきたいです」

    また、一緒に記者会見に出席したトロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは「現在のパワーユニットはご存じのようにあまりに複雑であり、ショーにまったく貢献していない。あまりにも高価であり、FOMとFIAがシンプルなパワーユニットと我々のようなプライベートチームにとってもっと安価になるようなレギュレーションを定めてくれることを期待している」と述べた。

    BBC は、独立系エンジンメーカーであり、F1をはじめてモーターポーツ界で多くの実績を持っているコスワースとイルモアが、2021年のF1参入に興味を示していると報道。また、Auto Bild は、アストンマーティンとポルシェもF1に参戦する可能性があると報じている。

  • マクラーレン・ホンダ:F1ブラジルGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ブラジルGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ブラジルGPの金曜フリー走行で、フェルナンド・アロンソが10番手タイム、ストフェル・バンドーンが13番手タイムだった。

    事前の予報では、今日の午後は雨ということだったが、実際にはドライコンディションとなり、マクラーレン・ホンダは暖かい太陽の下、ブラジルGPの週末に向けてスタートを切った。

    両ドライバーとも、マシンのバランスとドライバビリティには十分に満足しておらず、マシンの最適なセットアップが見つからないまま初日の走行を終了した。

    フェルナンド・アロンソは、午後のセッションの最初にパワーユニットに小さな問題が発生したことから、念のため、ピットレーンにマシンを止めることを選択。その後、メカニックが問題をすぐに解決し、走行プランの遅れを最小限に抑えた。

    明日に向けて軌道修正をするために、今夜、エンジニアは今日収集した膨大なデータを分析する。

    フェルナンド・アロンソ (10番手)

    「今日は予想以上に難しい一日となった。FP1で少し不具合が発生し、FP2ではパワーユニットの圧力に問題が生じた。貴重な走行時間を少し失ったため、走行プログラムを完了することができなかった。ただ、走行プランの中で優先順位の高い項目を実施するようにし、結果にはおおむね満足している。セットアップのチューニングを行えば、明日にはマシンのパフォーマンスをもう少し向上させられるはずなので、さらに改善していけたらと思っている。ここでのラップタイムは非常に拮抗している。明日もドライコンディションなら、Q3進出は容易ではない。一方で、雨が降れば、僕たちにとってはさらにチャンスが生まれると考えている」

    ストフェル・バンドーン (13番手)

    「今日はとても前向きな一日だった。FP1はここインテルラゴスで走行する初めてのセッションとなった。今週末は新しいアップグレード版の空力パッケージを僕のマシンに導入したので、FP1ではそれに関して理解を深めることから始め、全体的には非常にうまく進んだ。FP2は少し難しいセッションとなった。午前とは別のセットアップを試した上で、さまざまな変更を行ったものの、必ずしも正しい方向に向かったわけではなかった。それでも、ロングランのパフォーマンスは非常によく、今シーズンで最も力強いパフォーマンスに匹敵すると思っている。レースに向けて、すべてのことがいい状態にあるように思う。明日すべてを一つにまとめる必要があるが、いいかたちで予選を戦えれば、日曜日の決勝に向けていいポジションを獲得できると思っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「午後は天気が崩れる可能性があったため、雨が降った場合に備えて、今日は走行プログラムを推し進めようと考えていた。幸いにも雨が降ることはなく、終日走行できた。来年のマシン用のコンポーネントやアイディアを引き続き試しながら、忙しく、内容の濃いセッションを進めた。ただ今日は、フェルナンドもストフェルも、マシンのバランスにまだ十分に満足していない状態で走行を終えた。マシンの最適なセットアップを十分に理解するには、今夜まだすべきことが残っている。また、フェルナンドはFP2で小さな問題が発生したため、プログラムの進行に遅れが生じた。全体的には、それほど悪い一日ではなかった。マシンのパフォーマンスをさらに向上させることは可能だ」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「事前に雨も予想されたブラジルGPの初日ですが、幸いにも終日ドライコンディションでセッションを終えられました。全体としては、両ドライバーともに、おおむね順調にスケジュールを消化しました。パワーユニットとしては、FP2の途中にフェルナンド側で小さな問題が見つかりましたが、メカニックの迅速な修理作業により、そこまで長くマシンを止めることなく走行を再開できました。それ以外には大きなトラブルなく一日を終えることができたと思います。ただ、両マシンともにセットアップについてはまだまだ改善の余地があると考えていますので、明日の午前中のセッションを使い、満足できるかたちに仕上げていければと思います。明日も高い気温や突然の雨など、難しいコンディションが予想されますが、2台そろってのQ3進出が狙えるサーキットだと思いますので、明日に向けてさらなるデータ分析を進めます」

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  • ホンダF1 「2台揃ってQ3進出を目指せる」 / F1ブラジルGP

    ホンダF1 「2台揃ってQ3進出を目指せる」 / F1ブラジルGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1ブラジルGPの金曜フリー走行での作業を振り返った。

    雨の予報があったインテルラゴスだが、両方のセッションはドライで進行。チームは2018年を見据えたプログラムを実行しながら、セッションを進めた。

    ホンダF1の長谷川祐介は「事前に雨も予想されたブラジルGPの初日ですが、幸いにも終日ドライコンディションでセッションを終えられました。全体としては、両ドライバーともに、おおむね順調にスケジュールを消化しました」とコメント。

    「パワーユニットとしては、FP2の途中にフェルナンド側で小さな問題が見つかりましたが、メカニックの迅速な修理作業により、そこまで長くマシンを止めることなく走行を再開できました。それ以外には大きなトラブルなく一日を終えることができたと思います。ただ、両マシンともにセットアップについてはまだまだ改善の余地があると考えていますので、明日の午前中のセッションを使い、満足できるかたちに仕上げていければと思います。」

    「明日も高い気温や突然の雨など、難しいコンディションが予想されますが、2台そろってのQ3進出が狙えるサーキットだと思いますので、明日に向けてさらなるデータ分析を進めます」

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「午後は天気が崩れる可能性があったため、雨が降った場合に備えて、今日は走行プログラムを推し進めようと考えていた。幸いにも雨が降ることはなく、終日走行できた。来年のマシン用のコンポーネントやアイディアを引き続き試しながら、忙しく、内容の濃いセッションを進めた」とコメント。

    「ただ今日は、フェルナンドもストフェルも、マシンのバランスにまだ十分に満足していない状態で走行を終えた。マシンの最適なセットアップを十分に理解するには、今夜まだすべきことが残っている。また、フェルナンドはFP2で小さな問題が発生したため、プログラムの進行に遅れが生じた。全体的には、それほど悪い一日ではなかった。マシンのパフォーマンスをさらに向上させることは可能だ」

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  • フェルナンド・アロンソ 「シャシーは改善したけど酷いシーズンだった」

    フェルナンド・アロンソ 「シャシーは改善したけど酷いシーズンだった」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンはシャシー面で飛躍的な向上を見せたものの、2017年シーズンは“非常に酷い”シーズンだったと振り返った。

    マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップで期待外れな3シーズンに耐えることになった。残り2戦でマクラーレン・ホンダはコンストラクターズ選手権で9位という状況であり、パワー、信頼性、結果は期待外れなものだった。

    マクラーレンは、2017年にシャシーの空力開発に成功しており、特定のサーキットではレッドブルに匹敵できるものに仕上がっていると考えている。チームは2018年にレッドブルと同じルノーのエンジンを興奮することで、2018年の見通しについて興奮している。

    それでも、フェルナンド・アロンソは、結果を残せなかった2017年シーズンに失望していると語る。

    今シーズンここまでの評価について聞かれたフェルナンド・アロンソは「非常に酷いものだったね」とコメント。

    「良いシーズンではなかった。僕たちがクルマで果たした進歩は際立っていたし、来年に関しては楽観的に捉えてはいるけどね」

    「チーム内の全員が2018年は素晴らしいシーズンになると信じている。今はチームのムードは良くなっている」

    「(でも)振り返ってみれば、僕たちは2月にマクラーレンでマシンを発表し、新しいレギュレーションになり、2016年よりも少しパワーを上げるために4カ月間エンジンに取り組んた。今シーズンの僕たちとチームの期待とは大きく異なっていた」

    「今、コンストラクターズ選手権で9位になるためにもう9基のエンジンを使っている。チーム内の誰にとても良いシーズンだったとは言えないだろう」

    フェルナンド・アロンソは、予選Q1で競争力のあるペースを発揮し、決勝ではルイス・ハミルトンとホイール・トゥ・ホイールの戦いを演じたF1メキシコGPが2017年の“ベストレース”だったと考えている。

    「今のところ、メキシコがベストレースだった。オースティンからわずか4日後だったので、メキシコにむけて大きなものは持ち込まなかったし、トラック仕様に過ぎなかったかもしれない。僕たちはここブラジルで様子を見てみる必要がある」

    「でも、ハンガリー以降クルマに導入したすべてのステップがかなりポジティブだった。トラックによってそれを証明できなかったスパ、モンツァでさえね。僕たちは正しい方向に進んでいると思う」

    「もちろん、トップのドライバーに追いつくためにはシャシー面dめおもう少し必要だ。でも、僕たちは今、楽観的だ」

    「自分たちの強みはわかっているし、弱点もわかっている。来年の3月には全力で攻撃できるようにする必要がある」

  • ストフェル・バンドーン、F1ブラジルGPで新型フロントウイングを搭載

    ストフェル・バンドーン、F1ブラジルGPで新型フロントウイングを搭載

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1ブラジルGPで最新のフロントウイングを搭載できることになり、競争力のあるレース週末になることを期待している。

    ストフェル・バンドーンは、F1アメリカGPのフリー走行1回目で新しいフロントウイングコンセプトを試していたが、パッケージは1セットしか用意されておらず、それ以降はチームメイトのフェルナンド・アロンソが独占的に使用していた。

    しかし、F1ブラジルGPにむけてストフェル・バンドーンのために2つ目のパッケージが完成。最近のレースではフェルナンド・アロンソが励みになるペースを見せており、ストフェル・バンドーンはインテルラゴスで競争力のある週末を過ごせると期待を高めている。

    「アップグレードは僕たちのパッケージからもう少し多くのことを引き出すために大きく役立つと思う」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「良い進歩であることは間違いない。僕たちはフェルナンドの結果で確認しているし、全てが期待通りのパフォーマンスを示している」

    「僕たちがそれらで進めてきた方向性はさらなる開発にむけてかなり励みになる。今の僕たちが持っているものよりもはるかに多くの可能性がある」

    「僕たちのクルマはかなり良いパフォーマンスを発揮している。僕たちは自分たちの強みを知っているし、弱点も知っている。改善しなければならないエリアはまだある」

    「でも、今僕たちが開発しているコンセプトは、改善のための多くのチャンスを広げるものだ」

    「僕たちはここのコーナーでも強いはずだ。競争力を発揮できない理由はない」

    ストフェル・バンドーンは、F1ブラジルGPで最も楽しみにしていることのひとつとして、エンジンペナルティを科せられる可能性がないことで、マクラーレンのマシンの真のポテンシャルを示せることを挙げた。

    「ここ数戦では、レースの準備やエンジンペナルティによって、予選をしっかり戦えていなかった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「今週末は全てがスムーズに進めば、適切な見解が得られると思うし、自分たちがどの位置にいるかわかると思う。自分たちがフォース・インディアやルノーにもっと近いチームであることを期待している」

    「彼らも自分たちの仕事をしてくるはずなので、彼らとかなりの接戦になるだろうね」

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  • フェルナンド・アロンソ 「ポイント獲得にはトラブルのない週末が必要」

    フェルナンド・アロンソ 「ポイント獲得にはトラブルのない週末が必要」

    フェルナンド・アロンソは、シーズン最後のレースでマクラーレン・ホンダが確実にポイントフィニッシュをするためには、まだペナルティや問題のない完璧なレースが必要だと主張する。

    今年もプレシーズンテストからホンダのエンジンにトラブルが多発したことで、事実上、マクラーレンとホンダのパートナーシップは破綻し、マクラーレンは2018年からルノーにエンジンを変更することこになった。

    フェルナンド・アロンソは、最近のレースではいくらかパフォーマンスは向上させてはいるが、それでもエンジンペナルティや信頼性不足によって継続的にハンデを抱えている。

    エンジンペナルティによって後方からスタートしたにも関わらず10位入賞を果たした前戦F1メキシコGPを“シーズンのベストレース”だったと称賛するフェルナンド・アロンソは、ブラジルでは信頼性問題を避けることができた場合に限ってトップ10内でバトルをするという目標を達成できると語る。

    「チャンスであることは間違いないし、ライバルのなかにペナルティを受ける者もいるかもしれないので、ポイントを獲得するには良い週末になるかもしれない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「最近の僕たちはかなり競争力があると思うし、僕たちは信頼性問題によってかなり多くのポイントを失った。ペナルティを受けて後方からスタートしてもポイント圏内にいられたレースもあった。でも、大量ポイントは獲得できなかった」

    「金曜日、土曜日、日曜日に問題が発生しない良い週末を過ごせれば、ポイントは保証されていると思う。僕たちはその結果を実現する必要がある」

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