カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1 「スペック3.5から3.8で1周あたり0.4秒のパフォーマンス向上」

    ホンダF1 「スペック3.5から3.8で1周あたり0.4秒のパフォーマンス向上」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、パワーユニット開発の結果、夏休み以降に1周あたり0.4秒のパフォーマンス向上を達成したと語る。

    厳しい3シーズンを経て、マクラーレン・ホンダは今シーズン限りでパートナーシップを解消し、2018年からマクラーレンはルノーにパワーユニットを変更、ホンダはトロ・ロッソにパワーユニットを供給することになった。

    長谷川祐介は、8月末に導入したパワーユニットの改善率は、ホンダにとって励みになる兆候を見せていると語る。

    最新の“スペック3.8”パワーユニットは、現実的な目標を達成するために明確なゲインを見せているかと質問された長谷川祐介は「そうですね。特にアメリカとメキシコではそうでした。0.1~0.2秒の価値があったと思います」と RACER にコメント。

    「ずっと言及してきましたが、来年のエンジンは今年のエンジンがベースになるので開発をストップすることはありませんし、今後も継続していきます。ですが、現時点では来年の状況について言うことはできません」

    「エンジン勢でトップレベルに達するまでは満足できませんが、3.5から3.8までにとても良い仕事をしたと言っていいと思います。スペック3.5からの改善は0.3~0.4秒くらいかもしれませんが、それでもメルセデスのエンジンには遅れているので、そこに関しては満足していません」

    だが、シーズン中にホンダはメルセデスとのギャップを縮めたと感じているかと質問された長谷川祐介は「そうですね。そう思います」とコメント。

    「もちろん、今後数年にわたって若干の収束が起こっていくはずです。過去2戦では予選のラップタイムの不足分がシーズン序盤ほど大きくないことを示していましたし、正しい方法に進んでいるのは確かです」

    マクラーレンとホンダのそれぞれが2018年にむけた準備を進めているが、長谷川祐介は、残りのレースを好成績で終えるという決意を妨げることはないと語る。

    「もちろん、両陣営が2018年に目を向けています。ホンダもすでにトロ・ロッソといくつかの作業プログラムを開始しています。そうでなければ、冬季テストにクルマを準備することはできませんからね。ですが、それは(会社の)完全に異なる側面ですし、マクラーレンと問題があるとは思っていません」

    「我々は残りのシーズンのためにサーキットで最高のパフォーマンスを発揮することで合意しているので、関係はとても良好ですし、集中してます。問題はないと思います」

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1ブラジルグランプリ プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1ブラジルグランプリ プレビュー

    マクラーレン・ホンダが、インテルラゴス・サーキットで開催されるF1ブラジルグランプリへの意気込みを語った。

    苦戦が予想された前戦メキシコでは、フェルナンド・アロンソが力強い走りを見せ、チームのために貴重な1ポイントを獲得したマクラーレン・ホンダ。よりパッケージに適していると考えられるブラジルでさらなるポイント獲得に挑む。

    フェルナンド・アロンソ

    「インテルラゴスは、カレンダーの中でも最高のクラシックコースの一つで、素晴らしい歴史を持ち、数々の有名ドライバーがトロフィーを掲げてきた場所でもある。アクシデントが起きたり、天候によって波乱があったりと、年間で最もドラマのあるグランプリとも言えるだろう。サーキットは過去2戦よりも我々のマシンに合っているはずだ。レースでは混乱が起きる可能性が高く、スタートポジションが重要となるので、予選でなるべく上位を目指さなければならない。コースは本当に楽しく、一周は短いながらも流れるようなレイアウトで、今年型のマシンではさらに速く感じると思う。最終コーナーでいいリズムをつかめると、下り坂のメインストレートからターン1への進入がうまくいき、次のラップに向けて1コーナーを思い切り攻めることができるが、こういった部分がコースをエキサイティングなものにしている。厳しい結果になると考えていた米国とメキシコでの戦いを終え、ブラジルとアブダビにはわずかな期待を持って向かうことができる。メキシコでのパフォーマンスは期待以上で、サプライズと言えるものだった。今大会も難しいレースになると思うし、天候のことも考え、戦略面でもリスクをとらなければならないが、予選でいい位置につけられれば、ポイント獲得のチャンスは十分にあるはずだ」

    ストフェル・バンドーン

    「ブラジルで、自分にとって新しいコースを走れるのを楽しみにしている。ここはファンからもドライバーからも有名なコースなので、特に楽しみだ。インテルラゴスは、過去に何度もチャンピオンシップ決定の舞台となった場所で、セナやプロストなど偉大な選手たちがF1の歴史に残るような勝利を挙げてきた。他のサーキットと同様に、エンジニアとシミュレーターを使ってたくさんの準備をしているので、金曜の朝にコースへ出るときには万全の状態で攻められるし、レイアウトにも慣れてコースに合わせたセットアップを進められる。これによって、フェルナンドと同じようにFP1からマシンの調整に取り組み、チームに有用なフィードバックができると思っている。また、このコースではレースで何が起きるか分からないので、予選が重要だ。メキシコでは最高のスタートが切れたので、ブラジルでもスタートで大きく順位を上げられれば、チャンスをつかむことができるはずだ。トラブルに巻き込まれずに、クリーンなレースができれば、そのメリットを享受できると思う。週末が楽しみで仕方ないし、ブラジルの熱狂的なファンの作り出す、あのインテルラゴスの雰囲気を味わえるかと思うと、今からワクワクしている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「シーズン残り2戦に臨むわけだが、インテルラゴスは素晴らしい街であるとともに、マクラーレンにとっては数々のドラマティックなレースを繰り広げてきた場所でもある。ゆるやかに波打ったレイアウトを持っているが、カレンダー中で最も有名なサーキットのひとつであり、マシンとドライバーだけでなく、チーム全体が力を試される場所だ。シーズンの中でも数少ない、展開が読めないレースで、これまでにも波乱が起きている。したがって、我々のメカニック、エンジニア、そして戦略を担当するストラテジストにとっても厳しい週末になるはずだし、天候による影響も考慮しなければならない。ポイント獲得の分かれ目は、天候に合わせたピットタイミングだが、ギャンブル的な側面もあるし、それがエキサイティングなレースを演出することになる。マクラーレンにとっては、今回のコースのほうが、過去2戦よりも我々のパッケージの強みに合っていると少しだけ期待が持てる。両ドライバーともに準備万端だし、チーム全員がブラジルの観衆の素晴らしい声援を楽しみにしている。毎年期待してくれる熱狂的なファンの前で、最高のショーを披露し、明るい結果でレースウイークを終えられればと願っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「アメリカ、メキシコでの2連戦を終え、今シーズンも2戦を残すところとなりました。次は年間で唯一の南米でのレースとなるブラジルに向かいます。先日のメキシコGPでは、後方からのスタートだったにもかかわらず、フェルナンドが力強い走りを見せ、チームのために貴重な1ポイントを獲得してくれました。事前から苦戦を予想していただけに、チーム全員が力づけられる結果となりました。今回の戦いの地となるインテルラゴスは、全長4.3㎞ほどの短いサーキットですが、激しいアップダウンの中に低速・中速・高速とバラエティーに富んだコーナーが配されています。低速コーナーが連続する第2セクターと、ハイスピードで上り坂を駆け抜ける第3セクターが特に重要になってくると考えています。パワーユニットとしてはスムーズなコーナリングを実現するために、特にドライバビリティーのセットアップがポイントになります。このサーキットは1991年にマクラーレン・ホンダとしてアイルトン・セナとともに勝利を手にしている場所で、ホンダにとっても特別な思い出があるサーキットですし、ファンの皆さんの記憶に残るようなレースが見せられればと思っています」

    関連:2017 F1ブラジルグランプリ テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロ・ロッソ 「2018年はホンダのF1パワーユニットで強いチームになる」

    トロ・ロッソ 「2018年はホンダのF1パワーユニットで強いチームになる」

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダのワークスパワーユニットを搭載する2018年のF1シーズンを楽しみにしていると語る。

    マクラーレンは、3シーズン結果が出なかったホンダとのパートナーシップを今シーズン末で解消し、2018年からルノーのカスタマーユニットを搭載することを決断。

    その煽りを受けたという表現は正しくないかもしれないが、現在ルノーのパワーユニットを搭載しているトロ・ロッソは、マクラーレンのためにルノーのカスタマー枠を空けるかたちとなり、2018年からホンダのパワーユニットを搭載することになった。

    しかし、フランツ・トストは、トロ・ロッソは実際には現在サプライヤーであるルノーとの状況を楽しんでいるわけではないと語る。

    「いずれにせよ、さらに多くの問題を抱えることにはならないだろう。我々は毎週末パワーユニットを交換しているからね」とフランツ・トストは述べた。

    フランツ・トストは、ルノーとの契約を終わらせるために莫大な時間を費やしたと主張。実際、トロ・ロッソは代償としてカルロス・サインツをルノーに提供することになった。

    「契約を解消するために我々はルノーに何かを与えなければならなかった」

    「その代償がカルロス・サインツだった。彼のスピードによってね。我々は彼が我々にとって大きな脅威であることを重々承知していた。彼は我々のポイントの対文を獲得していたからね。その一方で、彼は今ルノーにいる」

    本来であれば2018年に移籍するはずだったカルロス・サインツをシーズン中に失ったトロ・ロッソは、もう一人のドライバーだったダニール・クビアトを成績不振により解雇した。

    トロ・ロッソは、今シーズン終了までドライバーを務めることになったWECチャンピンのブレンドン・ハートレーとGP2チャンピオンのピエール・ガスリーという完全に新しく意欲的なドライバーラインナップに満足しており、二人は2018年のトロ・ロッソ・ホンダのドライバーを務める可能性が高いとみられている。

    そして、フランツ・トストは、2018年にマクラーレンが拒否したエンジンパートナーであるホンダのパワーユニットを搭載することを心配さえしていないと語る。

    「彼らにはまた冬の期間があるし、現在抱えている問題を解決する可能性がある」とフランツ・トストはコメント。

    「トロ・ロッソとして、我々は彼らと働く唯一のチームだ。それは大きなアドバンテージになると思う」

    「これまで我々が行ったすべてのミーティングがかあんり有望だった」

    「ホンダのパワーユニットは来年トロ・ロッソが非常に強く、競争的なチームになることに役立つと確信している」

  • マクラーレン、ジェンソン・バトンとのドライバー契約を終了へ

    マクラーレン、ジェンソン・バトンとのドライバー契約を終了へ

    マクラーレンは、2018年にジェンソン・バトンをドライバーとして登録することはないと Sky Sports が報じている。

    ジェンソン・バトンは昨シーズン末で第一線を退き、裏方としてマクラーレン・ホンダに残留。今年のF1モナコGPではインディ500に参戦したフェルナンド・アロンソの代役として1戦限りのF1復帰を果たした。

    しかし、マクラーレンは2018年のリザーブ兼テストドライバーとして育成ドライバーのランド・ノリスを起用することを発表。今季ジェンソン・バトンが務めていた役割を担うことになった。

    Sky Sport は、マクラーレンは今年で期限を迎えるジェンソン・バトンとのドライバー契約を終了すると報道。しかし、ジェンソン・バトンはマクラーレンのアンバサダーを務めており、マクラーレンとの関係は維持されるだろうと報じている。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ランド・ノリスのリザーブドライバー就任に際し、「我々はチーム内に完全に籍を置くテスト兼リザーブドライバーを持つことを非常に重要だと感じている。ランドはグランプリに帯同し、チームの完全なメンバーになる」と語っていた。

    ジェンソン・バトンは、2018年にF1外のカテゴリーでフルタイムでレース復帰することを望んでいる。

    今年の日本GPで鈴鹿サーキットを訪れたジェンソン・バトンは「来年は何らかのレースをすることになるだろう。まだそれがアメリカなのか、ヨーロッパなのか、それとも日本になるのかはわからない。いくつか選択肢があるし、フルシーズンを走って、しっかりと真剣に取り組みたい」と述べている。

    マクラーレンとジェソン・バトンとの契約では、2018年にチームに空席が出来た場合にレースに復帰するオプションがあるとされている。

    しかし、マクラーレンは2018年もフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンが残留することが決定。リザーブドライバーのランド・ノリスとn3人体制で新シーズンに挑む。

    ジェンソン・バトンは「F1が恋しいか? いいや、恋しくはない。レースは恋しく思う。僕はモータースポーツへの愛情を少し失ってしまっていた。F1であまりに長くレースをしてしまったのかもしれないね」とコメント。

    「モナコでまたF1を味わい、このクルマを味わえたのは素晴らしいことだった。でも、週末が終わったとき、もう戻ることはないとわかった」

    今年、ジェンソン・バトンは、SUPER GTの鈴鹿1000kmにホンダから参戦。2018年はホンダ系のチームでSUPER GTに参戦する可能性が報じられている。

  • ホンダF1 「ブラジルはアイルトン・セナとの歴史がある特別な場所」

    ホンダF1 「ブラジルはアイルトン・セナとの歴史がある特別な場所」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダとして挑む最後のブラジルグランプリへの抱負を語った。

    「アメリカ、メキシコでの2連戦を終え、今シーズンも2戦を残すところとなりました。次は年間で唯一の南米でのレースとなるブラジルに向かいます」」と長谷川祐介はコメント。

    「先日のメキシコGPでは、後方からのスタートだったにもかかわらず、フェルナンドが力強い走りを見せ、チームのために貴重な1ポイントを獲得してくれました。事前から苦戦を予想していただけに、チーム全員が力づけられる結果となりました」

    「今回の戦いの地となるインテルラゴスは、全長4.3㎞ほどの短いサーキットですが、激しいアップダウンの中に低速・中速・高速とバラエティーに富んだコーナーが配されています。低速コーナーが連続する第2セクターと、ハイスピードで上り坂を駆け抜ける第3セクターが特に重要になってくると考えています。パワーユニットとしてはスムーズなコーナリングを実現するために、特にドライバビリティーのセットアップがポイントになります」

    「このサーキットは1991年にマクラーレン・ホンダとしてアイルトン・セナとともに勝利を手にしている場所で、ホンダにとっても特別な思い出があるサーキットですし、ファンの皆さんの記憶に残るようなレースが見せられればと思っています」

    関連:2017 F1ブラジルグランプリ テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダ、MotoGPなど2018年の二輪モータースポーツ活動計画を発表

    ホンダ、MotoGPなど2018年の二輪モータースポーツ活動計画を発表

    ホンダは現地時間11月6日(月)、イタリア・ミラノで開催されたEICMA2017(ミラノショー)で、2018年の二輪モータースポーツ活動における世界選手権の参戦体制について、以下の通り発表を行った。

    ホンダは2018年シーズンも各カテゴリーの二輪世界選手権シリーズおよび「ダカールラリー2018」に参戦する。「FIMロードレース世界選手権シリーズ MotoGPクラス」では、日本人として4年ぶりのフル参戦となる中上貴晶をはじめ、フランコ・モルビデリ、トーマス・ルティの3選手を迎え、新たなチャレンジをしていく。ホンダは世界選手権のすべてのカテゴリーにおいて、タイトル獲得を目指す。

    ホンダにとってレース活動は原動力であり、世界最高峰のレースに参戦することで技術と人を磨き、そこで培われたレーシングスピリットや技術は、多くの製品に活かされている。ホンダはこれからも、さまざまな製品、サービス、そしてレース活動を通じ、コーポレートスローガン「The Power of Dreams」のもと、お客様とともに、夢を実現していく。

    2018年二輪世界選手権におけるHondaレース参戦体制

    1.FIMロードレース世界選手権シリーズ(MotoGP)
    <MotoGPクラス>
    2018年シーズンのMotoGPクラスには、ホンダのワークスチーム「Repsol Honda Team」から、現在ポイントランキング1位のマルク・マルケスと、MotoGPクラス13年目となるダニ・ペドロサの2名が2018年型のワークスマシンRC213Vで参戦する。また、「LCR Honda Castrol」のカル・クラッチロー、「LCR Honda IDEMITSU」の中上貴晶、そして「Estrella Galicia 0,0 Marc VDS」のフランコ・モルビデリ、トーマス・ルティの4名もRC213Vを駆って参戦、ライダーズ、コンストラクターズ、チームの3冠獲得を目指す。

    <Moto3クラス>
    2017年シーズン、2年ぶりにライダーズとコンストラクターズのダブルタイトルを獲得したMoto3クラスには、2018年型のHondaワークスマシンNSF250RWを13台投入。7チーム体制で臨み、2017年に続く、ライダーズ、コンストラクターズのタイトル連覇に挑む。

    2.FIMトライアル世界選手権シリーズ(WCT)
    ライダーズタイトル11連覇を達成したWCTには、ホンダのワークスチーム「Repsol Honda Team」から、11年連続チャンピオンのトニー・ボウと、WCT参戦23年目の藤波貴久の2選手が、ワークスマシンCOTA4RTで参戦。ボウはタイトル連覇の記録更新を狙う。

    3.FIMモトクロス世界選手権シリーズ(MXGP)
    <MXGP:450ccクラス>
    MXGPクラスには、ワークスチーム「Team HRC」から、2017年シーズンランキング5位のティム・ガイザーが参戦。また、MX2ランキング8位のブライアン・ボジャーズが新たに参戦。2018年型のワークスマシンCRF450RWを駆りタイトル奪還を目指す。

    <MX2:250ccクラス>
    MX2クラスには、2017年シーズンに同クラス13位のカルバン・ブランドレンが「Team HRC」からワークスマシンCRF250Rで参戦し、タイトル獲得を目指す。

    4.AMAスーパークロス世界選手権シリーズ(450SX)
    <450SX:450ccクラス>
    450SXクラスには、ホンダのワークスチーム「Team Honda HRC」からケン・ロクスンと、コール・シーリーが2018年型CRF450Rで参戦し、タイトル獲得を目指す。

    5.FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ(WSB)
    ホンダのヨーロッパ地域統括会社である(株)ホンダ・モーター・ヨーロッパ・リミテッド(Honda Motor Europe Ltd.)が支援する「Red Bull Honda World Superbike Team」から、現在もWSBに参戦中のレオン・キャミアがCBR1000RR SP2で参戦し、タイトル獲得を目指す。

    ●ダカールラリー2018
    ダカールラリー参戦6年目となるホンダのワークスチーム「Monster Energy Honda Team」は、ダカールラリー参戦8年目のエースライダー、ホアン・バレダ、参戦10年目のパウロ・ゴンサルヴェス、そしてケビン・ベナバイズ、マイケル・メッジ、リッキー・ブラベックの総勢5名が、2018年型のワークスマシンCRF450 RALLYでタイトル獲得を目指す。

  • 【JRR】 高橋巧、JSB1000クラス参戦9年目で初のチャンピオンを獲得

    【JRR】 高橋巧、JSB1000クラス参戦9年目で初のチャンピオンを獲得

    全日本ロードレース選手権の最終戦が行われ、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋巧がJSB1000クラス参戦9年目で自身初の年間チャンピオンを獲得した。

    全日本ロードレース選手権の最終戦は三重県の鈴鹿サーキットで開催。ワールドスーパーバイクへの2度目の代役参戦を終えて挑んだ高橋巧はランキング2位につけ、ランキングトップの津田(スズキ)を6ポイント差で追い、逆転チャンピオンを狙う。

    最終戦は2レースが行われ、それぞれにボーナスポイントが3ポイント加算される。高橋巧は両レースで津田を制することが出来れば、今季未勝利の津田を抜いてタイトル決定となる。

    この最終戦には、伊藤真一(Team SuP Dream Honda)やアラン・テシェ(F.C.C. TSR Honda France)などがスポット参戦して、華やかな顔ぶれが揃うことが発表されていたが、テシェは木曜日の走行1回目で転倒し、ケガをしてしまったことで欠場することになった。

    2レース開催であることから、特別スポーツ走行として木曜日から走行を開始。高橋巧はトップタイムを記録して、順調な滑り出しを見せる。金曜日の走行でも1本目から好調をキープしてトップに立ち、2本目は4番手となるが、総合ではトップタイムを記録する。

    予選はノックアウト方式で行われ、Q1は山口辰也(TOHO Racing)が5番手、高橋巧が6番手、高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)が7番手。10番手には清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)が入り、上位10台が進出するQ2に挑んだ。Q2は中須賀(ヤマハ)がトップとなり、高橋巧が4番手、清成が5番手、山口が9番手、高橋裕紀が10番手となった。Q2の結果で第1レースのグリッドが決まり、Q1の結果で第2レースのグリッドが決まった。

    第1レースのサイティングラップでコース上にマシンがストップしたことでレースディレイ。8周のレースが7周と減算されてスタートが切られた。ホールショットは中須賀で、2番手に高橋巧、野左根(ヤマハ)が続く。オープニングラップをクリアすると中須賀が逃げ、高橋巧、野左根、渡辺(カワサキ)、藤田(ヤマハ)が2番手を争う。その後方では、加賀山(スズキ)、津田、清成、山口、濱原(スズキ)が6番手争い。3ラップ目で野左根が高橋巧を抜き2番手に浮上し、中須賀は2分5秒台にタイムアップして独走態勢を築く。中須賀、野左根、高橋巧、藤田、渡辺とポジションを入れ替えながら周回を重ね、6ラップ目に高橋巧は2番手を奪い返す。高橋巧が2位となり、山口が6位争いを制した。続いて、清成が10位、高橋裕紀が11位、伊藤が13位でチェッカーを受けた。日浦大治朗(Honda 鈴鹿レーシングチーム)はピットインリタイヤとなった。第1レースを終えて、高橋巧が174ポイント、津田が171ポイント。高橋巧はランキングで逆転トップに立つ。

    第2レースは20周で争われる。第1レースとは違う作戦が求められるレースだが、高橋巧は2列目からホールショットを決めてレースをリードする。トップ争いは高橋巧、中須賀、渡辺、野左根、藤田の5台となり、それを加賀山、山口、高橋、津田、濱原、清成が追いかける。高橋巧は首位を守り続け、6番手に単独で津田が浮上。7番手争いを山口と清成が繰り広げ、高橋裕紀が単独9番手で周回を重ねる。15ラップを過ぎると高橋巧、中須賀、野左根が逃げ始める。16ラップ目のシケインで中須賀、野左根が仕掛け、高橋巧は3番手に落ちるが、野左根が最終コーナーの立ち上がりで失速。16ラップ目は中須賀、高橋巧、渡辺、野左根、藤田のオーダーでトップ争いが続いた。中須賀がスパートをかけ、最終シケインで渡辺が高橋巧に仕掛けると、2番手に浮上する。17ラップ目で中須賀は単独トップとなり、渡辺、野左根、高橋巧、藤田が続く。19ラップ目で野左根がコースアウト。中須賀がトップのままチェッカーを受けた。2番手争いは渡辺、高橋巧、藤田の争い。逆バンクで高橋巧が2番手に浮上し、最終シケインの攻防を制して2位となり、年間チャンピオンのタイトルを決めた。山口が6位、清成が7位、高橋裕紀が8位に入った。

    高橋巧
    「第1レースは最低限の仕事が出来たと思います。ポイントを逆転して第2レースを迎えることが出来て気持ち的には楽になったと思ったのですが、スタートが珍しく決まってしまい、自分でもびっくりしてしまいました。序盤で自分のペースでは逃げ切るのは難しいのがわかったので、中須賀選手の後ろで、前に出るチャンスを探ろうと思っていたのですが、逆のパターンになってしまいました。最終ラップでは渡辺選手が前にいましたが、周回遅れを使って、前に出ることが出来ました。勝ってチャンピオンを決めたいと思っていましたが、タイトルが決まって、ほっとしています。JSB1000は9年目で、初めてのチャンピオンなので、本当によかったと思います。支えてくれたすべての人に感謝します。ありがとうございました」

    山口辰也
    「今季から変わった新型マシンで目標としていた2分6秒台を出すことが出来ましたが、ファクトリー車両が更に速くなっていて、そこに届くにはまだまだです。課題はわかっているので、それを解決してレベルアップするために、これからも努力したいです」

    清成龍一
    「レースウイーク中の走行で3番手のタイムを記録するなど、前進していることを感じることが出来ましたが、それが決勝には出すことが難しかったです。タイヤの性能は素晴らしいものがありますが、路面温度などの変化の中で、マシンの状況に合わせて選択していくベースを探している状態です。今年1年、実戦でのデータを積み重ねて、来年につながる戦いが出来たと思います。市販のキット車、市販タイヤで、どこまで行けるのか、大きな挑戦をさせてもらっています。いつか、必ず、勝負できる状況を作りたいと思っています」

    本田重樹 (MuSASHi RT HARC-PRO. Honda監督)
    「チームとしても初となるJSB1000のタイトルを獲得できたことを本当に嬉しく思います。今シーズンはマシンが新しくなり、またタイヤサイズが変更になったことで、非常に難しいシーズンになりました。そんな中できっちり結果を残し、また最後まで攻めの姿勢を貫いた巧選手の健闘を称えたいと思います。そして、チームとしてはJSB1000、J-GP2(水野涼選手)と2クラスを制覇できました。応援してくれるファンの皆さんの期待に応えられるよう、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaは、来シーズンも勝ちにこだわって、全力でレースに取り組んでいきます」

  • ホンダF1、メキシコGPでの好パフォーマンスの要因を説明

    ホンダF1、メキシコGPでの好パフォーマンスの要因を説明

    ホンダは、F1メキシコGPで示した競争力は、パワーユニットのパフォーマンス向上よりも、むしろ標高によるところが大きいと考えている。

    ホンダは、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで競争力は見込めないと考え、ブラジルとアブダビでの最終2戦でより多くのポイントを獲得できる可能性を高めるために新品のパワーユニットを投入してペナルティを受ける決断をした。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、予選Q1でセクター2の最速タイムを記録して5番手で通過するパフォーマンスをみせ、決勝では18番グリッドから挽回して10位入賞を果たした。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、メキシコでのペースの理由として標高を挙げた。

    「予想よりもはるかに良かったですし、それは良いことではありますが、レース状況を考えれば、7位もしくは8位を目指すことができたと思うので、少し落胆しています」と長谷川祐介は RACER にコメント。

    「ですが、後方グリッドからのスタートだったので、もちろん結果には満足しています」

    「高い標高での我々のエンジンのパフォーマンスは、低い標高ほど悪くはなかったと思います。誰もが高い標高ではある程度パワーを失うはずですが、我々のパワーロスのレベルは、他のマニュファクチャラーほど大きくなかったと思います。それが我々が競争力があった理由だと思います」

    フェルナンド・アロンソの予選でのパフォーマンスについて質問された長谷川祐介は「間違いなくQ3に進めていたと思います」とコメント。

    「フェルナンドのQ1タイムは、Q3で9番手になれるものでしたし、我々は8番手か9番手を目指すことができたと思います。ですが、後方グリッドからスタートすることをわかっていましたので、トライしても意味はありませんでした。タイヤをセーブすることができませんからね」

    独特な高い標高という側面にも関わらず、長谷川祐介は“スペック3.8”パワーユニットが示したゲインは最終2戦で競争力を維持できると考えている。

    「そうですね、励みになりました。ただ、メキシコは非常に特別な環境でしたし、ある程度のエンジン出力の低下がありました。それでも、我々にとっては励みになるものでした」

    メキシコの週末で最もネガティブだった点は、金曜フリー走行1回目のインスタレーションラップで発生したストフェル・バンドーンのパワーユニット問題だった。

    ホンダは、残りの週末で古いエンジンに戻すころになったが、長谷川祐介は問題は小さなものであり、インテルラゴスではストフェル・バンドーンはアップグレード版のパワーユニットを再びりよう利用できると述べた。

    「燃料ポンプにいくつかセンサーがありますが、それはピンにすぎません。いつのピンに問題があり、接続が切れてしまいました。ですので、そこは修理できる部分ですし、最終2戦では問題なく使用できると思います」

  • ホンダ、「モースポフェス in 九州」の参加概要を発表

    ホンダ、「モースポフェス in 九州」の参加概要を発表

    ホンダは、2017年11月19日(日)、熊本県のHSR九州にて開催される「モースポフェス in 九州」にて、レーシングマシンなどの展示や、Hondaライダー・ドライバーによるデモンストレーション走行などを行う。

    「モースポフェス in 九州」は、“モータースポーツの力で地域に活力を”の想いを込め、自動車関連各企業、団体が垣根を超えて、さまざまなモータースポーツの魅力をお伝えするとともに、クルマを運転する楽しさやクルマへの憧れ・夢を育んでいただけるイベントで、今回が初めての開催となる。

    なお、当日は、今年5月に米国にて開催された第101回イインディ500で優勝した佐藤琢磨が来場し、トークショーなどのイベントに参加するほか、インディ500優勝マシンの展示も行う。また、2017年の参戦車両であるSUPER GTのARTA NSX-GTのデモンストレーション走行と、全日本スーパーフォーミュラ選手権のTEAM MUGEN ピエール・ガスリーの参戦マシンの展示も行う。

    さらに、ちびっこバイク体験やASIMOふあふあ、McLaren-Honda MP4-31コックピット体験など、幅広い層のお客様にお楽しみいただけるプログラムを用意している。

    【主なイベント参加者(予定)】
    □二輪ライダー
    <MFJ全日本ロードレース選手権> 高橋 巧
    <MFJ全日本モトクロス選手権> 田中 雅己
    <MFJ全日本トライアル選手権> 小川 友幸
    <トライアルデモンストレーター> 小林 直樹
     
    □四輪チーム監督 鈴木 亜久里
    □四輪ドライバー 
    <インディカー・シリーズ> 佐藤 琢磨
    <SUPER GT(GT500クラス)> 野尻 智紀
     中嶋 大祐
     塚越 広大
     ベルトラン・バゲット
     伊沢 拓也

    【イベント概要】
    ■名称 モースポフェス in 九州 / MOTOR SPORTS FESTIVAL in KYUSHU
    ■主催 モースポフェス in 九州 実行委員会
    (トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社)
    ■後援(予定含む) 一般社団法人日本自動車連盟(JAF) / 株式会社日本レースプロモーション(JRP) / 株式会社GTアソシエイション(GTA) / 一般社団法人九州観光推進機構 / 熊本県 / 大津町 / 西原村
    ■会場 HSR九州
    〒869-1231 熊本県菊池郡大津町平川1500
    ■開催日 2017年11月19日(日) ※雨天決行
    ■時間 9:00~17:00(予定)
    ■入場/駐車料金 無料
    ■公式サイト http://msp-f.com
    ■お問い合わせ先 モースポフェス in 九州 事務局 Mail: info@msp-f.com

  • ブレンドン・ハートレー 「ホンダと仕事ができるのは素晴らしいチャンス」

    ブレンドン・ハートレー 「ホンダと仕事ができるのは素晴らしいチャンス」

    ブレンドン・ハートレーは、2018年にホンダのF1パワーユニットを搭載したトロ・ロッソのマシンを走らせるのを楽しみにしていると語る。

    今年、ポルシェのワークスドライバーとしてル・マン24時間レースを制し、WECチャンピオンを獲得したブレンドン・ハートレーは、F1アメリカGPでトロ・ロッソのドライバーとしてF1デビュー。

    しかし、これまでF1で出走した3レースでは、すべてルノーのパワーユニットの信頼性トラブルによってグリッド降格ペナルティを科せられており、メキシコとブラジルではトラブルによるリタイアという結果に終わっている。

    今年、ルノーのF1パワーユニットを搭載していたトロ・ロッソは、2018年からホンダのF1パワーユニットを供給することが決定している。

    最近では信頼性を向上させているホンダだが、シーズン序盤はトラブルが多発して、結果としてマクラーレンとのパートナーシップを解消するに至った。

    トロ・ロッソは、2018年のドライバーとしてブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーを起用することを決定。新生“トロ・ロッソ・ホンダ”のラインナップが決定した。

    ブレンドン・ハートレーは、2018年からトロ・ロッソがホンダのパワーユニットを搭載することついてはまったく心配などしていないと語る。

    「過去2戦では今のエンジン(ルノー)にはまったく信頼性がなかったと思う」とブレンドン・ハートレーは Championat にコメント。

    「同時に、僕はホンダと一緒に仕事をすることは、僕自身にとってもチーム全体にとっても素晴らしいチャンスだと確信しているし、とてもポジティブな瞬間になるだろう」

    一方、ブレンドン・ハートレーは、2018年にシートを奪うかたちになったロシア出身のダニール・クビアトについて“多く”の質問を浴びせられていると語る。

    「現時点では、僕はロシアではあまり人気がないと思っている」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「でも、真剣な話、僕にはコメントしがたい。僕が決定を下したわけではし、F1ではこうした決断をするのは必ずしも簡単なことではないこともわかっているからね」

    「とても難しい質問だ。でも、僕に言えることは、ここで2度目のチャンスを得られたことを嬉しく思っているということだけだ」

    今年は、ポルシェとのFIA 世界耐久選手権に加え、F1での新しい仕事をこなさなければならず、移動を含めて忙しいシーズンを過ごしてきた。

    ポルシェは、WECのLMP1クラスから撤退した2018年以降もブレンドン・ハートレーとの契約関係を維持することを明らかにしているが、ハートレーは2018年はF1に集中することになると語る。

    「同時に2つのシリーズに参加することはできないと思う」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「来シーズンの契約内容をすべて把握しているわけではないけど、あるシリーズから別のシリーズに挑戦するのは簡単ではないものだ。異なるクルマは、異なるセッティングとドライビングスタイルを要求されるからね」

    「でも、今シーズンは終わるし、大丈夫だったよ」