カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1 「エンジンのパフォーマンスは“適切なレベル”に近づいている」

    ホンダF1 「エンジンのパフォーマンスは“適切なレベル”に近づいている」

    ホンダは、同社のF1エンジンが“適切なレベル”に近づいてきていると感じている。

    F1ブラジルGPでは、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが予選で7番手タイムをマークし、決勝では直線スピード不足に苦しみはしたものの、トラブルのないレースで8位入賞を果たした。

    フェルナンド・アロンソは、レースを通してメルセデスのF1パワーユニットを搭載するウィリアムズのフェリペ・マッサにプレッシャーをかけ続けたにも関わらず抜くことができなかったが、最終的にコンマ5秒以内でフィニッシュしている。

    レース後、フェルナンド・アロンソは「パワー不足は信じられない」「来年のトロ・ロッソがかなり心配になる」とホンダのF1エンジンに不満を露わにしていた。

    しかし、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、同社のF1パワーユニットはまずまずのレベルまで向上していると感じている。

    「モンツァ以降、我々のパッケージとエンジンパフォーマンスはほぼ適切なレベルにあります」と長谷川祐介は Autosport にコメント。

    「サーキット特性にもよります。ウィリアムズやフォース・インディアよりも速いときもありますし、ウィリアムズ、フォース・インディア、そして、ルノーとパフォーマンス的にほぼ同じレベルであるときもあります」

    「ブラジルでは現在のエンジンパフォーマンスを最大限に発揮することができましたし、そこは励みになります」

    「パワーという観点では、我々は他のエンジンに少し遅れをとっています。我々はギャップを縮めていますが、まだそのレベルにはありません」

    「信頼性問題が発生しなかったことはとても励みになっています」

    長谷川祐介は、F1ブラジルGPでのフェルナンド・アロンソの結果は、マクラーレン・ホンダのパートーナーシップがシーズン開幕以降に遂げた進歩を示していると考えている。

    「全体的なパッケージという点では、フェルナンドがフィニッシュした位置が我々のポジションでした」と長谷川祐介はコメント。

    「我々はウィリアムズよりも早く、フォース・インディアとほぼ同じレベルにいます。ウィリアムズを抜けなったのは残念でしたが、(セルジオ)ペレスからポジションを守れたことには満足しています」

  • 【WTCC】 ホンダ:逆転での両タイトル獲得に望み / 第9戦マカオ

    【WTCC】 ホンダ:逆転での両タイトル獲得に望み / 第9戦マカオ

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第9戦マカオ大会のメインレースが、11月19日(日)に行われた。

    Castrol Honda World Touring Car Teamは、予選2番手のノルベルト・ミケリスがフロントローを獲得、エステバン・エステバン・グエリエリは5番手。道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)は7番手からレースに挑んだ。

    前日のオープニングレースで大きなダメージを受けたノルベルト・ミケリスとエステバン・グエリエリのマシンは、チームの懸命な作業によって修復が完了。無事にグリッドにつくことができた。

    前日からの雨でウエットコンディションとなったレースは、セーフティカー先導によるスタートに。2周に渡るセーフィティカー先導のあと、レースが始まった。ノルベルト・ミケリスはポジションを守ったまま、リスボアベントを通過。エステバン・グエリエリも好ダッシュで4番手にポジションをアップする。道上龍は開始早々に隙を突かれ、後続にパスされて11番手に後退した。

    トップを追うノルベルト・ミケリスだが、その差はなかなか縮まらず、2番手をキープ。エステバン・グエリエリは5秒以上あった3番手との差を徐々に詰めていく。道上龍は7周目にポジションを一つ上げるが、8周目にリスボアでガードレールに接触し、15番手にダウン。9周目にはエステバン・グエリエリがリスボアベントで前車をパスし、3番手に上がった。

    最終的に、ノルベルト・ミケリスは2番手を死守してフィニッシュ。エステバン・グエリエリは最終ラップに後続に抜き返され、4位でレースを終えた。道上龍は15位で完走を果たした。

    マカオ大会を終え、ホンダはマニュファクチャラーズランキングでトップとの差を12.5ポイントに縮め、ドライバーズチャンピオンシップでもノルベルト・ミケリスがトップとの差を6.5ポイントに縮めた。チームは逆転での両タイトル獲得を狙い、最終戦に挑む。

    シーズン最終戦となる第10戦カタール大会は、11月30日(木)~12月1日(金)の2日間にわたって、カタール・ドーハで開催される。

    ノルベルト・ミケリス (2位)
    「2位は、ドライバーズチャンピオンシップ争いにとって非常に重要な結果です。これで、トップと6.5ポイントというわずかな差で最終戦に挑めます。チームによる懸命な作業がなければ、これは実現できませんでした。徹夜の作業で2台のマシンを仕上げてくれた彼らに感謝しています。ウエットの難しい状況で、早い段階にトップを狙うトライを試してみましたが、このコンディションの中ではプッシュする自信がありませんでした。エステバン(グエリエリ)は途中3番手になり、安全なギャップを作る手助けをしてくれました。大きな助けになり、感謝しています」

    エステバン・グエリエリ (4位)
    「Hondaで4レースを戦い、そのすべてでトップ6に入ることができました。私は満足のいく仕事ができたと思います。まずは、徹夜でマシンを修復してくれたチームに感謝しなければなりません。私は3位に上がることができましたが、そのときはミケリス選手にぶつからないようにしなければならなかったので、かなり大変な状況でした。しかし、彼の2位というポジションを守ることができたと思います。最終的にはファイナルラップで表彰台を失いましたが、重要だったマニュファクチャラーズ、そしてチャンピオンシップのポイントには影響しないので、十分に貢献できたと思います。この結果に非常に満足しています」

    道上龍 (15位)
    「今日は、昨日のドライからウエットになり、難しいレースでした。フォーメーションラップから、水溜りやわだちがあちこちにあり、どのラインを取ればいいかを探りながらのレースでした。セーフティカーがいなくなった直後、慎重に行き過ぎて4つポジションを落としてしまいました。徐々に状況を把握していき、最終コーナーの手前で前のクルマを抜いたのですが、直後にリスボアでガードレールにヒットしてしまい、そのままエスケープゾーンにコースアウトしてしまいました。あとは最後まで走りきるのが精一杯でした。22年前、F3のデビューレースでこのコースを走ったことがあったのですが、ウエットでも結果を残せなかったのは残念です。次戦のカタールも初めてのコースであり、初めてのナイトレースですが、チャンピオン争いに貢献できるよう、がんばりたいと思います」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー)
    「ウエットコンディションになってしまったのが残念でした。ドライでレースができれば、スタートでもラップペースでもかなりアドバンテージがあると思っていましたが、それが活かせず終わってしまいました。ミケリス選手については、もちろん優勝を狙ってはいましたが、チャンピオンシップを考慮するとあまりリスクは負えないと判断し、レースの状況を見て、2位でしっかりポイントを重ねる戦略としました。今回のマカオは、道上選手の表彰台があり、これでミケリス選手の優勝があれば満足のいく結果だったのですが、それは叶いませんでした。しかし、このような特殊なコースでも、マシンの速さを示すことができたことはよかったと思っています。そして、両チャンピオンシップのポイント差も大きく縮めることができました。最終戦には、エンジンのアップデートと新フロアなどシャシー側にも新たなアイテムを投入して、全力でタイトル奪還を狙います」

  • 【WTCC】 ホンダ:道上龍、第9戦マカオでWTCC初表彰台となる3位

    【WTCC】 ホンダ:道上龍、第9戦マカオでWTCC初表彰台となる3位

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第9戦マカオは、11月18日(土)にオープニングレースが行われた。

    リバースグリッドでのスタートにより、道上龍が3番手、エステバン・グエリエリが5番手、ノルベルト・ミケリスが8番手からのスタート。

    午後2時20分にレースが開始され、道上龍はややスタートで出遅れたが、3番手をキープしてクラッシュが多発するリスボアベントを通過した。

    ノルベルト・ミケリスは6番手にポジションを上げ、エステバン・グエリエリは7番手で通過。2周目、5番手のライバルをノルベルト・ミケリス、エステバン・グエリエリがともにパスし、ポジションを上げました。道上龍はその後もストレートで速さを見せ3番手をキープし、後続のアタックを抑え込む。

    レース終盤の7周目、山側のポリスコーナーでノルベルト・ミケリスが壁にヒットしスピン、そこにエステバン・グエリエリが接触し、コースをふさぐ形でストップ。行き場を失った後続もストップしてレースは赤旗中断となる。その後のレースは再開されず終了となり、規定により5周終了時点の順位が最終結果となっている。

    道上龍は3位でフィニッシュし、WTCCで初の表彰台を獲得。ノルベルト・ミケリスが5位、エステバン・グエリエリが6位と、Honda Civic WTCCはそろって上位入賞を果たした。

    第9戦マカオのメインレースは、11月19日(日)午前10時45分(日本時間午前11時45分)に行われる。

    道上龍 (3位)
    「3番手スタートで、いつも以上に緊張しましたが、表彰台に立ててよかったです。もてぎからの好調さが、こういう形になったことをうれしく思います。ノルビー(ミケリス)とチームがタイトル争いをしているなかで、自分も貢献できたこともよかったです。路面のホコリなのか、こちら側はグリップが悪く、スタートでは出遅れてしまいましたが、それでもその後のスピードで3番手のポジションを守ることができました。その後は、ストレートが速いので後ろはあまり気にならなかったですが、前にはなかなか追いつけませんでした。メインレースは7番手スタートなので、またグリップの悪い側ですが、そこにも気を配り、少しでも前でフィニッシュして、チャンピオンシップに貢献したいと思います」

    ノルベルト・ミケリス (5位)
    「8番手からスタートし、追い抜きが難しいこのコースで5位になれたことは、結果としては本当によかったです。ですが、状況はかなりイライラしました。汚れた路面にステアリングを取られるミスを犯して壁に当たってしまい、残念なことに後ろはエステバン(グエリエリ)でした。結果的に、どうやっても同じだけのポイントを獲得できたので問題はありませんが、このミスとイライラは、マシンの修復が可能であれば、明日のレースで補いたと思います」

    エステバン・グエリエリ (6位)
    「6位になりましたが、クラッシュで私のマシンが大きなダメージを受けたことは本当に残念で、なんとか修復されることを期待しています。プラクティスまではよかったのですが、スタートもレースもあまりよくありませんでした。それがなぜかは調べる必要があると思います。前のミケリス選手とは、何かが起こった場合を考え余裕を持っていたのですが、あの瞬間は詰まってしまって、何もすることができませんでした」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「道上選手の、日本人初の表彰台はとても喜ばしいことでした。3番手スタートの道上選手と5番手スタートのグエリエリ選手のスタートが若干悪かったのは、グリップがよくない側だったためだと思いますので、メインレースに向けてその対策も必要だと思っています。スタートで前に出るという目論見は崩れてしまいましたが、道上選手のレースでのペースがとてもよかったのもうれしい結果でした。ミケリス選手とグエリエリ選手のクラッシュによるダメージは、ともにエンジンは大丈夫そうですが、車体はかなりの大きなものです。2台とも確実に修復して予選結果通りのグリッドにマシンを並べるべく、全力で作業に取り掛かります。クラッシュはありましたが、今日のリザルトとしては3台でポイントを積み重ねることができました。明日のメインレースは優勝して、さらに多くのポイント獲得を狙います」

  • ホンダF1 「マクラーレンのプレッシャーのおかげで強くなった」

    ホンダF1 「マクラーレンのプレッシャーのおかげで強くなった」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、マクラーレンの“大きなプレッシャー”のおかげで将来ホンダはより強くなれると語る。

    来週末のF1アブダビGPで3シーズンにわたるマクラーレン・ホンダのプロジェクトは終了し、2018年からはマクラーレンはルノーにF1パワーユニットを変更し、ホンダはトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給する。

    過去3年間を振り返り、長谷川祐介は、上位でレースをする期待をもったチームと一緒に仕事をした経験は、ホンダに長期的に利益をもたらすと考えている。

    マクラーレン・ホンダのパートナーシップをどのように見ているかと質問された長谷川祐介は「難しい質問ですね」と RACER にコメント。

    「我々はマクラーレンにとても感謝していますし、多くのことを学ぶことができました。我々はマクラーレンにサポートを受けましたが、彼らから巨大なプレッシャーもありました。それはフェアなものであり、我々も内部からプレッシャーを感じていました」

    「それは非常に厳しいものでしたが、我々がもっと強くなるためには非常な環境でした」

    マクラーレンとのパートナーシップにおける最終戦となるアブダビについて長谷川祐介は「エンジニアとして、パフォーマンスを最大限に生かせるように信頼性のあるレースをして、ポイントを獲得して終えたいです。ですが、もちろん、マネジメントという観点から悲しい気分になるでしょうね」

    長谷川祐介は、先週末のブラジルで8位でフィニッシュしたフェルナンド・アロンソは“信じられないような走り”をしていたと述べ、アブダビでも同じようなパフォーマンスを期待していると述べた。

    「我々は再びポイントを獲得できることを期待していますし、4番目に速いクルマが目標だと思っています」と長谷川祐介はコメント。

    「もちろん、ライトが決めるまで実際のレースパフォーマンスはわかりませんが、ブラジルでの金曜と土曜日のプラクティスは、ウィリアムズ、フォース・インディア、ルノーの中団のなかで競争力があると感じました。ですので、ポイントを獲得できることを期待しています」

    「我々はフリーエアで走るチャンスがありませんでしたので、マクラーレンが4番目に速いかどうかはわかりません。ですが、それはフォース・インディアに関しても同じことですし、フォース・インディアと比較してどうかはわかりません。我々はウィリアムズよりは間違いなく速かったですし、我々が4番目に速いクルマだったと思います」

  • 【WTCC】 ホンダ:第9戦マカオ 予選レポート

    【WTCC】 ホンダ:第9戦マカオ 予選レポート

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第9戦は、2014年以来となるマカオでの開催となった。マカオ市街の一般道を閉鎖して作られたギア・サーキットは、ハイスピードな海側のセクションと、タイトでエスケープゾーンのない山側のセクションが組み合わされた伝統ある公道コース。マカオGPのため、WTCCは金曜日に予選、土曜日にオープニングレース、日曜日にメインレースが行われる変則スケジュールとなっている。

    Castrol Honda World Touring Car Teamは、9月のテストで負傷したティアゴ・モンテイロが今回も欠場となり、日本戦でCivic WTCCを初ドライブしたエステバン・グエリエリを引き続き起用。ドライバーズチャンピオン獲得も視野に入れるノルベルト・ミケリスとともに、難関のマカオGPに挑む。なお、このマカオ戦では、Honda Civic WTCCに70kgのハンディウエイトが課せられている。

    11月17日(金)の予選は、開始早々から赤旗が続出する波乱の展開となった。30分間のQ1では、計3回の赤旗中断があり、アタック途中の赤旗などで、非常に難しいコンディションとなった。最初のアタックを赤旗で止められたミケリスは、再スタート後にその時点でのトップタイムをマーク。グエリエリも同じタイミングでアタックし、3番手となる「。その後、再び赤旗などでアタックのタイミングが取れなかったためにタイムの更新ができず、ミケリスが3番手、グエリエリが6番手でQ2に進んだ。

    15分間のQ2も開始5分で赤旗が出たため、真っ先にコースインしてアタックしたHonda Civic WTCC勢はアタックラップを消されてしまう。結局、再開後に行われたアタックで、グエリエリが2番手、ミケリスが3番手となり、Q3に進出した。1台ずつのタイムアタックで行われるQ3ではミケリスが2番手、グエリエリが5番手となり、好ポジションから決勝レースに臨む。

    Honda Racing Team J.A.S.の道上龍は、Q1を11番手でQ2に進出、Q2では7番手となった。決勝レースでは、上位入賞を狙う。

    ノルベルト・ミケリス (予選2番手)
    「2番手に満足しています。フロントローからのスタートを連続しているという記録にも、そしてCivic WTCCのペースのよさにも、とても満足しています。ポールポジションを獲得することはできなかったですが、私は自分の可能性を最大限に引き出すことができたと思います。今は、2つのレースがとても楽しみです。特に日曜日のメインレースでは、2010年にこのマカオでやったように、チャンピオンシップの差を縮めるつもりです」

    エステバン・グエリエリ (予選5番手)
    「私は、自分のパフォーマンスとチームの両方に満足しています。目標としていたQ3に進出することはできましたが、Q3のアタックラップでミスをしてしまいました。トップ3に入る速さはあったと思うので、その点は残念です。私は、両方のレースでミケリス選手のポイント獲得を、チームのためにサポートする立場だと思っています」

    道上龍 (予選7番手)
    「久しぶりのマカオで、昔を思い出しながら走りました。予選では、アタックをことごとく赤旗で潰されてしまった感じで、タイミングが悪かったですね。Q2の途中から、リバースグリッド狙いで、周りの状況などを見ながらペースをコントロールしたのですが、その点、7番手はちょっと中途半端だったかもしれません。ただ、7番手はドライの予選では今シーズンのベストリザルトですし、もてぎでの好調なイメージはここでも続いているので、レースではがんばれると思います」

    古川隆一 (Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「予選はとても悔しい結果でした。トップを取れなかったということはもちろんですが、今シーズンの私の目標の一つであるワークスシトロエンの最速タイムに1000分の7秒届きませんでした。マシンはもてぎのときから大きく変更はしていませんが、トップとのウエイト差70kgを考えると、我々のパフォーマンスの高さは示せたと思っています。明日のオープニングレースでは、リバースでポールポジションとなるマシンがエンジン交換のためグリッドダウンとなり、道上選手は実質、3番手からスタートできます。道上選手はストレートが速いので、スタートで前に出て、好結果を期待しています。メインレースでも、2番手スタートのミケリス選手は十分勝てると予想していますので、難しいマカオでのレースですが、2つのレースともに勝利を目指してがんばります」

  • マクラーレン 「ホンダのF1エンジンをストックする戦略が成果を挙げた」

    マクラーレン 「ホンダのF1エンジンをストックする戦略が成果を挙げた」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1ブラジルGPでのフェルナンド・アロンソの8位入賞は、最近のレースでペナルティを科せられてでもホンダのF1エンジンをストックするという戦略が成果を挙げたと考えている。

    マクラーレンは、最終2戦が他の開催地よりもパッケージに有利だと考え、レースにむけてフレッシュなパワーユニットコンポーネントをストックするためにそれ以前のレースで大量のグリッドペナルティを消化していた。

    フェルナンド・アロンソは、ブラジルでペナルティを受けることなく、金曜日に1基、土曜日にもう1基のパワーユニットを搭載。6番手からスタートしたアロンソは、信頼性トラブルに見舞われることなくレースを走り切り、8位でフィニッシュした。

    「我々はブラジルとアブダビを保護するために事前に多くのエンジンペナルティを受けた」とエリック・ブーリエは Autosport はコメント。

    「我々はフレッシュなパーツがあることを確実にするために多くのエンジンを使用した。何かを試してみる必要があったし、マイレージを保護することに決めた」

    「メキシコでは想定以上に競争力があったし、ブラジルでも良いレースをした。トラブルフリーの週末を過ごせたのが良かった」

    F1ブラジルGPで、フェルナンド・アロンソは直線スピード不足によって、メルセデスのパワーユニットを搭載するフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)のDRS圏内に入り続けて仕掛けたが、最終的にオーバーテイクすることができなかった。

    だが、エリック・ブーリエはフェルナンド・アロンソの走りを称賛する。

    「彼はクルマのエネルギー使用をとてもうまく管理していた。トラックの不必要な部分ではカットし、ストレートでより多くを使っていた」とエリック・ブーリエは説明。

    「彼は自分自身で多くのことを管理し、とても良い仕事をしていた。我々自身を保護するためにもフェリペのDRS範囲に留まることがプランだったし、それが唯一の方法だった」

    「彼は少しは戦うことができた。来年はすべてのレースで戦えることを願っている」

  • トロ・ロッソ 「ホンダと競争力のあるパッケージを生み出せると確信」

    トロ・ロッソ 「ホンダと競争力のあるパッケージを生み出せると確信」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、2018年にホンダとともに強力なパッケージを生み出せると確信していると語る。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、信頼性とパフォーマンス不足はマクラーレンを納得させることができず、3シーズン目となった今シーズン限りで契約を解消することになった。

    今年、トロ・ロッソはルノーのパワーユニットを搭載しているが、マクラーレンにルノーの供給枠をあけるかたちで2018年からホンダのパワーユニットを搭載することが決定した。

    マクラーレンから切られるかたちとなったホンダのF1パワーユニットを搭載することについて懸念はないかと質問されたフランツ・トストは「トロ・ロッソ側として、我々は最も競争力を造らなければならない。それが我々側でやれることだ」とコメント。

    「他チームや過去のコラボレーションで起こったことは、我々の主題ではない。我々がホンダに提供するものが、運営面で非常に密接で有益な協力を生み出し、競争力のあるシャシーによって我々の目標に達することができることを期待している」

    「ホンダは何をしなければならないかわかっており、彼らは良い道を進んでいると確信している。我々はすでに数回のミーティングを行っており、来年、彼らがパフォーマンスを向上させてくれることを確かだ」

    「我々は良いクルマを得られることを願っているし、そうすれば、我々は本当に競争力のあるパッケージを得られると確信している」

    トロ・ロッソ・ホンダのドライバーについては、現在ドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが務めることが確実視されている。

    すでにピエール・ガスリーは2018年の契約を結んでいるとされ、ブレンドン・ハートレーに関しても最終戦アブダビGPで契約にサインされると噂されている。

    2018年のドライバーラインナップについて質問されたフランツ・トストは「最終的にレッドブルが決定する」とコメント。

    「両方のドライバーが我々とやっている仕事を継続していけば、彼らは2018年のトロ・ロッソのドライバーラインナップになると確信している。だが、改めて、それはレッドブルが決定することだ」

  • ホンダのF1エンジニアが語る「アイルトン・セナとの思い出」

    ホンダのF1エンジニアが語る「アイルトン・セナとの思い出」

    ホンダのF1エンジニア 岡田研が、アイルトン・セナとの思い出を語った。

    過去に活躍した人物は、往々にして実際の働きよりも大きく評価される傾向にある。それは、現代に生きる我々が、直にその活躍を見ることができない以上、仕方のないことだと言えるだろう。

    だが、アイルトン・セナの場合は違う。

    ブラジル出身のアイルトン・セナは、国内だけでなく、世界中のF1ファンから尊敬の対象となっている。そんなセナが獲得した3度のタイトルは、1980年代後半~90年代前半にF1界を席巻したマクラーレン・ホンダとともに手にしたものだった。当時、彼と一緒に仕事をした人々は、セナから大きな影響を受けたと言う。

    岡田研は、1991年にエレクトロニクス分野のエンジニアとしてマクラーレン・ホンダに加入。最初に一緒に仕事をしたドライバーがセナでした。現在はチームのERSエンジニアとして働く岡田が、ブラジルGPを前に当時を振り返ってくれた。

    「初めて一緒に働いたF1ドライバーが、アイルトンとゲルハルト(ベルガー)でした。雑誌やホンダ内での情報で、もちろんセナのことは知っていましたし、私がテストチームで働き始めた頃には、すでに彼はスーパースターになっていました。大学生の時、テレビで見たレースで彼がホンダのマシンをドライブしていて、こんな人と一緒に働けたらいいな、と思っていましたね」と岡田研はHonda Racing F1の公式サイトで語った。

    「当時、チームで一番の若手だった私は、アイルトンに話しかけるのにビビッてしまって(笑) でも、私の上司はアイルトンととても親しかったですね。アイルトンも我々みんなとフレンドリーに接してくれました。当時、チームが遠征でヒースロー空港に集合していて、アイルトンが私たちを見つけるとすぐに、陽気に会話の輪に加わってきたものでした」

    アイルトン・セナの接し方にはスタイルがあった。それは、エンジニアの持っている情報で知りたいことがあれば、相手が多少嫌な思いをしようが聞き出す、というものだった。

    「彼は技術分野やエンジンコントロールの方法まで、何にでも興味を持つ人でした。移動の際にアイルトンが我々を見つけると、我々の中から自分の知りたい分野のエンジニア1人を助手席に乗せて、質問攻めにするんです」

    「話している中で、興味をそそることがあると、彼は前を見ずに10秒も20秒も助手席を向いてしまうんです(笑) 助手席にいる方としては、たまったもんじゃないんですが、アイルトンは“周りで起きていることは全部把握しているから心配するな”と言っていましたね」

    当時、チームはレースウイーク以外のテスト走行を無制限に行うことができた。岡田のいたテストチームはセナと緊密に連携していたが、そこで有名なアラン・プロストとのライバル関係の一因を知ることになる。

    「走行を終えて戻ってくると、アイルトンはマシンから飛び出して僕らのところへ向かってくるんです。そこでデータを見せると、彼は本当にいいフィードバックをしてくれました。当時はドライバーがエンジニアに直接指示して、フロントエンドをミリ単位、フラップの角度を1度単位での変更の指定していました。今はドライバーがエンジニアにドライビングでのフィーリングを伝えたら、エンジニアが空力やエンジンのセットアップをどう変えるかを決定しますから、やり方はかなり違っていますね」

    「これはプロストとアイルトン、両方と仕事をしていた同僚から聞いた話なのですが、プロストはセットアップが得意で、アイルトンはそのレベルには達していなかったそうなんです。そこで、アイルトンがプロストのセットアップを真似したところ、かなり速くなって勝てるようになった。それを知ったプロストは怒って、自分のセットアップをアイルトンに隠すようになったそうです」

    このライバル関係は、周囲の人々すべてを緊張させ、1989年の日本GPでの出来事のように、火がついてしまうこともあった。しかし、アイルトン・セナにはホンダとの絆があり、お互いを尊重し合っていたと、岡田は信じている。

    「彼が僕らのすることに興味を示し、積極的に関与してくれたことは、ホンダを大いに奮い立たせました。F1の世界では欧州の文化がかなり強く反映されています。我々は日本人だし、彼はブラジル人。両方ともヨーロッパの考え方とは違うものを持っているわけで、F1という世界で、かなり似たような立場だったのではないかと僕は思います。それに、ブラジル人と日本人には、歴史的に深いつながりもありますから」

    アイルトン・セナがF1で残した実績というと、勝利数やタイトルが注目される。しかし、岡田はセナの本当のすごさは、小さな事柄ながら誰にも真似できない部分にあると言います。

    「一つは、無線でのやり取りです。ほとんどのドライバーは、操作の少ないストレート走行時に無線での会話をしていましたが、アイルトンはコーナリング中に話すんです。当時の無線にはノイズキャンセリングシステムがありませんでしたから、エンジンの回転数が低くなるコーナーのほうが聞き取りやすかったのは事実です」

    「普通、ドライバーはコーナリング中に息を止めて、ストレートでまた呼吸をするものですが、アイルトンはノイズによってチームに自分の意図が間違って伝わる可能性を考えたのでしょう。これにはとても驚きました」

    「もう一つは、安全性への意識の高さです。1992年、ドイツのホッケンハイムでテストを行ったとき、当時ベネトン所属でF1キャリア2年目のミハエル・シューマッハも参加しました。走行中、ミハエルがアイルトンを、まるでレースのようにアグレッシブな動きで抜いていったんです。すると、アイルトンはピットに戻るなりマシンを飛び降りて、ベネトンのガレージへ駆けていきました」

    「レースとテストは違う、という彼の考えがよく表れた出来事でした。テストでは、マシンの細かな動きにまで集中するのがアイルトンのやり方ですし、当時はすべての走行でさまざまなことをテストしていました。その評価に集中しているときに、シューマッハがテストには不必要な危ない動きで飛び込んできたので、アイルトンは怒ったのでしょう」

    アイルトン・セナの姿勢や手法は当時としても、かなり独特のものだった。そして、わずかな違いを見分ける注意力においても、彼はずば抜けた能力を発揮していた。

    「私はソフトウエアの担当でしたが、90年代前半にはマシンのダッシュボードにデジタル画面があり、エンジン回転数などの表示をソフトで操作していました。当時、ECU(エンジンコントロールユニット)から0.1秒ごとに回転数が送信されていたのですが、あるときピットに戻ってきたセナが“コーナーでデータ送信が止まることがある”と教えてくれたんです」

    「ECUチェッカーを使い、似たような状況を再現して調べたところ、1時間に1回くらいの割合で、0.2秒ほど送信がフリーズすることが分かりました。驚いたことに、アイルトンは、こんなわずかな違いを、全開で走行しながら感じ取ることができたんです」

    それから25年、岡田は同じことができるドライバーと出会えたのだろうか?

    「いやいや、一人もいませんよ」と笑って答えた岡田。「アイルトンと仕事をしたと言えるのが、私の誇りです。彼は素晴らしい人物で、たくさんの思い出を残してくれました」

  • フェルナンド・アロンソ、ホンダのパワー不足に「トロ・ロッソが心配」

    フェルナンド・アロンソ、ホンダのパワー不足に「トロ・ロッソが心配」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1ブラジルGPでホンダのエンジンのパワー不足に苦しめられたことで、来年からホンダのF1エンジンを搭載するトロ・ロッソのことが心配になったと語った。

    F1ブラジルGPを8位でフィニッシュしたフェルナンド・アロンソは、レースの大部分をメルセデスPUを搭載するウィリアムズのフェリペ・マッサの後ろで過ごしたが、DRS圏内に入っていたにも関わらず、最後まで追い抜くことができなかった。

    フェルナンド・アロンソは、DRSを使って走行していてもライバルの方が“40~50km/h”速いとホンダのパワーユニットのパワー不足を指摘。来年、ホンダのエンジンを搭載するトロ・ロッソを憂慮した。

    「今日のパワー不足は信じられなかった。メキシコと同じだ」とフェルナンド・アロンソはレース後 Sky Sport にコメント。

    「最終コーナーの立ち上がりで何度もフェリペにかなり近づいたけど、DRSがあっても彼に引き離された」

    「パワー不足は来年のトロ・ロッソがとても心配になるね」

    「僕たちがこんな信じられないくらいのパワー不足を抱えているのは残念だし、ストレートではバッテリーやDRSなど全てにおいてまだ彼らの方が速い」

    「昨日は25km/hくらいだと思ったけど、今日はDRSを使っても40~50km/hくらい遅かったはずだ。僕たちが数台のマシンの前でフィニッシュできたのは信じられないことだ」

    「今日のスピード不足は憂慮すべきものだったね」

    「あとはアブダビだけだし、もう面倒なシーズンも終わる。このような状況でレースをしなければならないのは最後になることを願っているよ」

    マクラーレンは2018年からルノーのエンジンに切り替えるが、ルノーは最近のレースで信頼性問題が続発しており、実際、ブラジルではエンジン出力を下げていた。

    しかし、フェルナンド・アロンソは心配はしていないと語る。

    「全てのチャンピオンシップを見れば、ルノーは過去15~20年間で最高のエンジンメーカーだったし、僕たちは心配しなくていいと思う」

    最終的にF1ブラジルGPを8位でフィニッシュしたフェルナンド・アロンソは、トップスピード不足に不満を抱いていたにも関わらず、今年のチームとの最高の週末を楽しんだと考えている。

    「全体的に僕たちにとって最高の週末だった。僕たちは6番手でスタートして、1コーナーでは5番手だった。僕たちはポイント圏内でフィニッシュできたし、満足のいく週末だった」

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  • マクラーレン・ホンダ:F1ブラジルGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ブラジルGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ブラジルGPの決勝で、フェルナンド・アロンソが8位入賞。ストフェル・バンドーンはオープニングラップの接触事故でリタイアに終わった。

    本日行われたブラジルGPにおいて、フェルナンド・アロンソはレースの序盤からチェッカーまでフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)を猛追し、見事に8位入賞を果たした。

    6番手からスタートしたアロンソは、6周目でマッサ選手にオーバーテイクされた。その後、アロンソはマッサに猛攻を仕掛け、チェッカーフラッグを受けるまでにポジションを明け渡した相手は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とダニエル・リカルド(レッドブル)だけだった。

    29周目に唯一のピットストップを行ったあと、フェルナンド・アロンソは前方のフェリペ・マッサとの2.8秒差を詰めるために、猛スピードで追い上げを開始。残り42周にわたって常にプッシュし、チェッカーフラッグを受けるまでに、その差を0.4秒に縮めた。最終的にマッサをオーバーテイクすることはできなかったものの、非常に見応えのある走りを見せた。

    一方、ストフェル・バンドーンのレースは2コーナーで終了した。ケビン・マグヌッセン(ハース)に接触されたことで、フロント左側のトラックロッドとフロントウイングを破損し、その直後にリタイアせざるを得なくなった。

    フェルナンド・アロンソ (8位)

    「全体的に、ブラジルGPはいいレースだった。6番手からスタートし、1コーナーで5番手に浮上したあと、最終的にポイント圏内で完走した。僕たちにとっては、ベストな週末の一つだ。マシンはレースを通してすばらしいパフォーマンスを発揮したものの、結局、オーバーテイクはできなかった。ストレートでのスピードが不足していた。コーナーの出口で2回ほど、前方のマッサの背後に迫り、“今が追い抜くチャンスだ”と思ったが、DRS(ドラッグリダクションシステム)を使っていても、引き離されてしまった。マッサはとても安定した走りをし、ミスをしなかった。また、彼にとってはブラジルで迎える最後のF1レースの最終ラップだったので、どれぐらいハードなディフェンスをしてくるのかわからなかった。いずれにしても、マッサをオーバーテイクするチャンスはなかった。それに、後方のペレスからポジションを守らなければならなかったので、チェッカーフラッグを見た瞬間、ホッとした」

    ストフェル・バンドーン (リタイア)

    「今日の結果は、自分が思い描いていたようなレースでは決してなかった。実際、スタートはとてもよく、その後、オコンとロマン・グロージャンといいバトルを展開し、その2人を追い抜くところだった。その際には、みんなが一カ所に集まっていたので、アクシデントを起こしかねない状況だった。その後、2コーナーでマグヌッセンとリカルドに挟まれるかたちになり、行き場を失った。残念なレースの結末だった。僕からすると、アクシデントを避けるための行き場はどこにもなかった。今日はポイント獲得のチャンスを失ったと思っている。金曜日のレースペースは本当に期待できる内容だったし、今日は路面温度が非常に高く、力強いスタートを切っていたので、入賞の可能性は十分にあったと思う。それだけに残念だ」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日のフェルナンドのパフォーマンスを見て、彼が今もどれだけ負けん気の強いドライバーなのかを改めて思い知らされた。戦略担当者から“マッサにアタックを仕掛けていい”と言われた途端、アロンソは常に攻め続け、まるで予選のように各ラップを走行し、ラップごとに差を詰めていった。我々のマシンには限界があるので、オーバーテイクは難しかったかもしれないが、それで彼がひるむことはなかった。あと数周残っていれば、アロンソはオーバーテイクを成功させていたと思う。冷静かつハードな走りだったし、観る者を楽しませるパフォーマンスだった。そして、本人はコクピット内で思う存分に楽しんでいたことだろう。フェルナンドは、よくやったと思う。一方、ストフェルは非常に不運だった。すばらしいスタートを切り、ポジションを上げていたにもかかわらず、その後、2コーナーの出口でマグヌッセンに横から接触された。無意味な衝突だったし、ストフェルは完全に被害者だった。それでも、アクシデントに巻き込まれるまでは堅実な週末を楽しんでいたし、2週間後にアブダビで開催される今季最終戦では、また力強い走りをみせてくれるだろう」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日はフェルナンドが実力の拮抗するライバルとすばらしいバトルを繰り広げ、メキシコに続いてポイントを獲得してくれました。6番グリッドからスタートしたフェルナンドは高い気温の中でもうまくタイヤをマネジメントし、いいペースで走行を続け、8位という結果を獲得しました。終始ペースはよかっただけに、前を走るマッサ選手を最後までオーバーテイクできなかったことは残念したが、背後に迫ったペレスからポジションを守った走りはすばらしかったです。ストフェルについてはスタート直後の混乱に巻き込まれてしまい、早々にリタイアをせざるを得なかったことは非常に残念に思います。全体としてはグランプリを通して、パッケージとしての速さを見せられていた週末でした。ブラジルGPを終え、いよいよ今シーズンも残すところあと1戦になりました。次戦は今の我々の力を最大限に出しきり、いいかたちでマクラーレン・ホンダとしての最終戦を飾れればと思っています」

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