カテゴリー: ホンダF1

  • トロ・ロッソ、2018年は「レッドブル・トロロッソ・ホンダ」としてF1参戦

    トロ・ロッソ、2018年は「レッドブル・トロロッソ・ホンダ」としてF1参戦

    FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権の暫定エントリーリストを発表した

    注目はホンダとのパートナーシップを開始するトロ・ロッソ。今季は「スクーデリア・トロロッソ」として参戦していたが、2018年は親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦することが明らかになった。

    レッドブルは、すでにレッドブル・テクノロジー社を通してホンダとトロ・ロッソのマシン開発で協力体制を築いており、今回のチーム名にレッドブルの名前を付けることでマーケティング面でもホンダとの提携を強化することになる。

    レッドブルは来シーズン限りでルノーのF1パワーユニットを失うとされており、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載すると予想されている。

    レッドブルは、2018年からアストンマーティンをタイトルスポンサーに迎えて、「アストンマーティン・レッドブル・レーシング(ASTON MARTIN RED BULL RACING)」として参戦。エンジン名は時計ブランドのタグ・ホイヤーの名前が掲げられる。

    また、ザウバーは、アルファロメオをタイトルスポンサーに迎えて、「アルファロメオ・ザウバーF1チーム(ALFA ROMEO SAUBER F1 TEAM)」として参戦。エンジン名はアルファロメオではなく、フェラーリのままとなる。

    ホンダとワークスパートナーシップを解消し、ルノーのカスタマーユニットを搭載するマクラーレンは「マクラーレンF1チーム(MCLAREN F1 TEAM)」として参戦する。

    今回発表されたエントリーリストでは、ザウバー、トロ・ロッソ、ウィリアムズのドライバーがTBC(未定)と記載されているが、ザウバーはマーカス・エリクソンとシャルル・ルクレール、トロ・ロッソはピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーを起用することをすでに決定している。

    また、ウィリアムズはランス・ストロールが2018年のドライバーを務めることをすでに発表しており、もうひとつのシートに関しては、ロバート・クビサを筆頭に複数のドライバーを評価している。

    2018年 F1世界選手権 暫定エントリーリスト

    No ドライバー チーム名 シャシー名 エンジン名
    8 Romain GROSJEAN HAAS F1 TEAM HAAS FERRARI
    20 Kevin MAGNUSSEN
    14 Fernando ALONSO MCLAREN F1 TEAM MCLAREN RENAULT
    2 Stoffel VANDOORNE
    44 Lewis HAMILTON MERCEDES AMG
    PETRONAS MOTORSPORT
    MERCEDES MERCEDES
    77 Valtteri BOTTAS
    3 Daniel RICCIARDO ASTON MARTIN RED BULL RACING RED BULL RACING TAG HEUER
    33 Max VERSTAPPEN
    27 Nicolas HULKENBERG RENAULT SPORT
    FORMULA ONE TEAM
    RENAULT RENAULT
    55 Carlos SAINZ Jr
    11 Sergio PEREZ MENDOZA SAHARA FORCE INDIA
    F1 TEAM
    FORCE INDIA MERCEDES
    31 Esteban OCON
      TBC ALFA ROMEO SAUBER F1 TEAM SAUBER FERRARI
      TBC
    5 Sebastian VETTEL SCUDERIA FERRARI FERRARI FERRARI
    7 Kimi RAIKKONEN
      TBC RED BULL TORO ROSSO HONDA SCUDERIA
    TORO ROSSO
    HONDA
      TBC
      TBC WILLIAMS
    MARTINI RACING
    WILLIAMS MERCEDES
      TBC
  • 本田宗一郎の息子(本田博俊)、フェルナンド・アロンソの不遇に同情

    本田宗一郎の息子(本田博俊)、フェルナンド・アロンソの不遇に同情

    本田技研工業の創業者である本田宗一郎の長男で、無限(現M-TEC)の創業者である本田博俊が、マクラーレン・ホンダの不遇の3年間を過ごしたフェルナンド・アロンソへの同情を語った。

    2015年に3度目のワールドチャンピオン獲得への期待を胸にフェラーリからマクラーレン・ホンダに加入したフェルナンド・アロンソだが、ホンダの信頼性とパフォーマンス不足によってこの3シーズンで優勝はおろか、表彰台に上がることもできなかった。

    マクラーレンは、今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーにパワーユニットを変更することを決定。フェルナンド・アロンソがホンダと決別するようにマクラーレンに働きかけたとの噂もある。

    フランスの L’Equipe の取材に応じた本田博俊(75歳)は「アロンソは、若く、知的で、魅力的な男だ」とコメント。

    「彼が大きな失望を抱えている理由は容易に理解することができる」

    無限時代、本田博俊はホンダのF1撤退の後をついで1992年からF1に参戦し、フットワーク、ロータス、リジェ、ジョーダンへエンジンを供給。また、童夢と組んでF1参戦を計画し、テストカー童夢・F105を開発。カート時代より支援してきた中野信治のF1デビューをバックアップしている。

    「プロスポーツ選手の寿命はとても短い。彼のキャリアで非常に重要な3年間を失うことはストレスだ。だが、それは私のせいではない。ホンダに言ってくれ!」と本田博俊は述べた。

    それに先立ち、ホンダはF1の運営体制を変更。この2年間、F1プロジェクト総責任者を務めてきた長谷川祐介をF1プロジェクトから外し、技術開発とレース現場指揮監督の責任を担ってきた同ポジションを廃止。開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化させるべく、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置。F1、CARTなどのレース現場の第一線で活躍してきた田辺豊治を初代テクニカルディレクターに任命した。

    「ひとつだけ確信していることがある。日本人にはF1で戦うという文化がある。我々は非常に礼儀正しいかもしれないが、戦うことができる」と本田博俊コメント。

    また、1991年に84歳で亡くなった父の本田宗一郎について「私の父は本当の戦士だったし、2番になることを嫌っていた」とコメント。

    「彼が亡くなる少し前、(アイルトン)セナがもはや勝つことができなくなっていたとき、私の父は病院のベッドから文句を言っていた」

  • ピエール・ガスリー 「トロ・ロッソはホンダの独占供給から恩恵を受ける」

    ピエール・ガスリー 「トロ・ロッソはホンダの独占供給から恩恵を受ける」

    ピエール・ガスリーは、2018年にトロ・ロッソがF1パワーユニットをルノーからホンダの独占供給へと変更することでアドバンテージを得られると確信している。

    今シーズン後半にトロ・ロッソでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーだったが、ルノーの信頼性問題によってレギュレーションの制限を超えたパワーユニット交換を強いられ、ハートレーに至っては4戦全戦でグリッド降格ペナルティを科せられた。

    F1ブラジルGPではトロ・ロッソの怒りが爆発。信頼性トラブルの原因としてトロ・ロッソのパワーユニットの使い方を指摘したルノーに対し、トロ・ロッソがコンストラクターズ選手権を争うルノーのルノーの陰謀説を示唆したことで、パワーユニット供給停止の騒動に発展した。

    トロ・ロッソは、今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消してルノーにF1パワーユニットを変更するマクラーレンに代わり、2018年からホンダのF1パワーユニットを搭載する。

    ホンダは、V6ハイブリッド時代にライバルよりも1年遅く参入したことで開発時間を短縮しなければならず、信頼性とパフォーマンス不足によって悪夢のような3年間を過ごしたが、今シーズン後半には信頼性とともにパフォーマンスも向上させた。

    ピエール・ガスリーは、トロ・ロッソがホンダから供給を受ける唯一のチームとなり、優先的に注力されることでアドバンテージを得られると考えている。

    「ホンダの目標は、速いエンジンを造れることを全員に証明することだし、僕たちは彼らのエンジンを搭載する唯一のチームなので、彼らは僕たちにベストな処置をするために妥協することなく、やれるすべてのことをしてくれると確信している」とピエール・ガスリーはコメント。

    「それは本当にポジティブなことだと思うし、彼らにはシーズン開幕までに改善するための時間がさらに3~4か月ある」

    「現時点で彼らはかなり改善している。マクラーレンを見れば、6ヵ月前と比較してはるかに良くなったし、彼らがその勢いを維持できれば、良い前進を果たして、良い意味でみんなを驚かせることになると思う。それが実現することを願おう」

    ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、2018年にトロ・ロッソ・ホンダのドライバーを務めることがすでに発表されている。

    ホンダのF1エンジンを搭載する2018年は二人にとって初めてフルで参戦するF1シーズンとなり、2月26日からスペインのカタロニア・サーキットでスタートするプレシーズンテストでホンダを搭載したトロ・ロッソのF1マシンを初めて走らせることになる。

  • ホンダF1、田辺豊治のテクニカルディレクター就任を発表

    ホンダF1、田辺豊治のテクニカルディレクター就任を発表

    ホンダF1は、2018年シーズンに先駆けて田辺豊治が新たに設置されたテクニカルディレクターに就任し、現場の指揮を行うことを発表。F1の運営体制を変更し、これまで技術開発とレース現場指揮監督の責任を担ってきたF1プロジェクト総責任者のポジションを廃止することを発表した。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰したホンダだが、今シーズン限りで3シーズンのパートナーシップを解消し、2018年からはトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給することが決定している。

    2015年以降、ホンダは、F1プロジェクト総責任者が技術開発とレース現場指揮監督の責任を担ってきたが、今後は開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化。現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置し、初代テクニカル・ディレクターには田辺豊治が就任する。

    田辺豊治(57歳)は1984年に本田技研工業に入社。入社直後の1年間を除き、常にF1、CARTなどのレース現場の第一線で活躍している。

    ホンダF1の第2期となる1990~92年にはマクラーレン・ホンダでゲルハルト・ベルガーの担当エンジニアに就任。1993年から2003年までインディカーのエンジン開発やレースエンジニアを務めた後、ホンダF1の第3期となる2003年からはB・A・Rホンダでジェンソン・バトンのチーフエンジニアに就任。2008年にはF1開発責任者を務めた。ホンダがF1から撤退して以降は本田技術研究所で量産エンジン開発を担当し、2013年からはHPD シニア・マネージャー 兼 レースチーム チーフエンジニアを務めていた。

    なお、2016年からF1プロジェクト総責任者を務めていた長谷川祐介は、2018年1月1日付で本田技術研究所の主席研究員となる。

    本田技研工業株式会社の執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英は「これまで、F1プロジェクト総責任者が担っていた技術開発とレース現場指揮監督の責任範囲を分離し、開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化させます」とコメント。

    「開発現場とレース現場が各々の役割をしっかり果たすことで、トロ・ロッソホンダが上位争いをする姿を一日でも早くお見せできるよう挑戦を続けてまいります。引き続き皆さまの応援をよろしくお願いします」

  • ホンダF1、長谷川祐介の退任を発表・・・F1運営体制を変更

    ホンダF1、長谷川祐介の退任を発表・・・F1運営体制を変更

    ホンダは、2018年のF1世界選手権におけるスクーデリア・トロ・ロッソとの新たなパートナーシップのスタートに向け、F1の運営体制を変更することを発表した。

    新体制では、HRD Sakuraを担当する執行役員が研究開発をリードするとともに、レース・テスト運営も統括する一方、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置。初代テクニカル・ディレクターには田辺豊治が就任し、F1プロジェクト総責任者のポジションは廃止となる。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰を果たしたホンダは、新井泰久が初代F1プロジェクト総責任者に就任。翌2016年のシーズン開幕前に長谷川祐介が同ポジションを引き継いだ。

    ホンダは、今シーズン限りでマクラーレンとのパートナーシップを解消。2018年からはトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給する。

    2018年シーズに先立ち、ホンダはサクラのエンジン開発とレースオペレーションの両方を担当していたF1プロジェクト総責任者のポジションを廃止。技術開発とレース現場指揮監督の責任範囲を分離し、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置。過去にゲルハルト・ベルガーのエンジニアやジェンソン・バトンのチーフエンジニアなどを担当してきた田辺豊治がその役職に就く。

    2016年シーズンからホンダのF1プロジェクト総責任者を務めてきた長谷川祐介は、本田技術研究所の主席研究員に就任する。

    森山克英 (本田技研工業株式会社 執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長)
    「これまで、F1プロジェクト総責任者が担っていた技術開発とレース現場指揮監督の責任範囲を分離し、開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化させます。開発現場とレース現場が各々の役割をしっかり果たすことで、トロ・ロッソホンダが上位争いをする姿を一日でも早くお見せできるよう挑戦を続けてまいります。引き続き皆さまの応援をよろしくお願いします」

    田辺豊治 略歴

    1984年 本田技研工業(株)入社
    1990~92年 McLaren Hondaチーム ゲルハルト・ベルガー担当エンジニア
    1993~03年 IndyCar エンジン研究、レースエンジニア
    2003年 B・A・R Hondaチーム ジェンソン・バトン担当チーフエンジニア
    2004~05年 B・A・R Hondaチーム ジェンソン・バトン担当チーフエンジニア
    兼Hondaレース・テストマネージャー
    2006~07年 Honda Racing F1 Team ジェンソン・バトン担当チーフエンジニア
    兼Hondaレース・テストマネージャー
    2008年 (株)本田技術研究所 F1開発責任者
    2009~13年 (株)本田技術研究所 量産エンジン開発
    2013~17年 HPD シニア・マネージャー 兼 レースチーム チーフエンジニア
  • レッドブル 「ホンダを信じている。来季はより多くのポイント獲得を確信」

    レッドブル 「ホンダを信じている。来季はより多くのポイント獲得を確信」

    レッドブルのヘルムート・マルコは、ホンダがマクラーレンとシーズン後半に成し遂げた結果に期待を高めていると語る。

    2015年にF1に復帰したホンダだが、信頼性とパフォーマンス不足によってマクラーレンとは今シーズン限りでのパートナーシップ解消に至り、2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給する。

    トロ・ロッソは、シーズン後半にルノーのF1パワーユニットの信頼性に苦しんだ。

    「トロ・ロッソは多くを失った。エンジンによってやれることはなかった」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport にコメント。

    「マレーシアGP以降は他に追いつくために必要なアップデートがもたらされなかった。加えて、グリッド降格ペナルティが蓄積されていった。彼らはほぼ常に後方からスタートしていた。F1にはまったく相応しくないことだ」

    そのため、シーズン後半からトロ・ロッソに加入したピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーにとってはかなり難しい戦を強いられた。ブレンドン・ハートレーは出場した全4戦でグリッド降格ペナルティを科せられている。

    「ガスリーとハートレーはほぼドライブできていなかった。常に何かが壊れていたからね。車両開発が停滞したことでスピードも示せなかった。あのような状況では二人はきちんと対処していた」とヘルムート・マルコはコメント。

    「(2018年は)ポイント候補者になるだろう。ハートレーははるかに良くなるはずだ。彼にはWECによって2倍の負担があった。2018年はF1に完全に集中できる。ガスリーはアブダビのような不必要なコースオフを避けなければならない」

    マクラーレンは、シーズン最後にホンダのF1パワーユニットで3戦連続でポイントを獲得している。

    「それは我々に多くの勇気を与えてくれる」とヘルムート・マルコはコメント。

    「我々はこのホンダのプロジェクトを信じているし、来年はさらに多くのポイントを獲得することになると確信している」

    一方、レッドブルの2017年にシーズンについては「期待外れだった」とヘルムート・マルコは語る。

    「我々はあまりに遅かったし、我々とエンジン面の両方にあまりに多くの欠点があった。ポジティブなことは、エンジンに不利な立場にも関わらず、我々に先頭に立つスピードがあったことだ」

    ヘルムート・マルコは、2018年はルノーが信頼性を含めた弱点を改善してくれるはずだと語る。

    「我々はルノーと話し合っている。ルノーも我々と同じことを望んでいる」とヘルムート・マルコは述べた。

    現在、レッドブル・レーシングはルノーのパワーユニットを搭載しているが、ルノーは契約が終了する2018年末をもってレッドブルへの供給を終了すると報じられている。

    その場合、レッドブルはエンジンがない状況となるが、2018年のトロ・ロッソとのホンダのパフォーマンス次第では、2019年にはホンダと手を組んで『レッドブル・ホンダ』が誕生するのではないかと噂されている。

    実際、レッドブルは、レッドブル・テクノロジー社を通してトロ・ロッソのマシン開発においてホンダとの作業をスタートされている。

  • レッドブルとホンダF1が協力体制 「トロ・ロッソのために取り組んでいる」

    レッドブルとホンダF1が協力体制 「トロ・ロッソのために取り組んでいる」

    2019年にレッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載すると噂されるなか、レッドブルとホンダはすでに協力体制を築き始めているようだ。

    ホンダは、3年間にわたるマクラーレンとのパートナーシップを終了し、2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソをワークスチームとしてF1パワーユニットを独占供給することが決定している。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・テクノロジーがホンダとトロ・ロッソのパートナーシップに手を貸していることを Sky に明らかにした。

    「現在、我々はトロ・ロッソとの競争力のあるパッケージを造り上げるためにホンダと懸命に取り組んでいる」とヘルムート・マルコはコメント。

    「我々はホンダが果たしている進歩に非常に満足しているし、シーズン開幕までにその進歩は続いていくだろう」

    ヘルムート・マルコは、レッドブルがホンダに対して“レッドブル・テクノロジーが保有する施設”を提供するなどのサポートをしていくことになると述べた。

    現在、レッドブル・レーシングはルノーのパワーユニットを搭載しているが、ルノーは契約が終了する2018年末をもってレッドブルへの供給を終了すると報じられている。

    その場合、レッドブルはエンジンがない状況となるが、2018年のトロ・ロッソとのホンダのパフォーマンス次第では、2019年にはホンダと手を組んで『レッドブル・ホンダ』が誕生するのではないかと噂されている。

    ヘルムート・マルコは、レッドブルは2018年のトロ・ロッソ・ホンダのパッケージの進歩を客観的に判断していくことになると述べた。

    「注意して見ていくつもりだ。我々が何をしていくかについて言えるのは来年の中盤になってからだろう」とヘルムート・マルコは付け加えた。

    トロ・ロッソは、2018年のパートナーシップにむけて燃料および潤滑油に関して、レッドブルがパートナー契約を結んでいるエクソンモービルの製品を採用すると報じられている。

  • ホンダ、トロ・ロッソとのF1プロモーションをスタート

    ホンダ、トロ・ロッソとのF1プロモーションをスタート

    ホンダは、トロ・ロッソとのF1プロモーションを早くもスタートさせた。

    マクラーレンとの3年間のパートナーシップを終え、2018年からホンダはレッドブルの姉妹チームであるスクーデリア・トロ・ロッソにF1パワーユニットを供給することが決定している。

    F1アブダビテストが行われている11月29日(水)、日本では富士スピードウェイで2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカーにノミネートされた車の試乗会が開催された。

    ホンダは軽自動車の「N-BOX/N-BOXカスタム」が10ベストカーの1台に選出されているが、ホンダの待機場となったテントの前には見慣れたカラーリングの一台が。今季のトロ・ロッソのF1マシン『STR12』と同じカラーリングが施されたN-BOXが展示されていた。トロ・ロッソ・ホンダのプロモーションが一足先に実現した。

    レッドブル缶をイメージしたカラーリングを採用したトロ・ロッソ STR12は、トロ・ロッソが今季マシンの“ベストドレッサー賞”と自信をみせるほど人気のあるカラーリング。キュートなホンダ N-BOXのスタイリングに非常にマッチした仕上がりになっている。

    マクラーレン時代は山本部長が「企業の規模が大きいと、とてもシステマチックになります。もちろん、それが大きな強みであることは間違いないのですが、同時に変化に適応していくことは難しくなります」と語るなど、このようなプロモーション企画は見られなかったが、世界中で大規模なプロモーション活動をレッドブルとは今後も様々な企画が期待できそうだ。

    トロ・ロッソ・ホンダ N-BOX

  • 【WTCC】 ホンダ、惜しくも両タイトルを2位で終える / 最終戦カタール

    【WTCC】 ホンダ、惜しくも両タイトルを2位で終える / 最終戦カタール

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第10戦カタールは、予選と同日に決勝レースが行われた。

    リバースグリッドで行われるオープニングレースは、予選トップのエステバン・グエリエリ(Castrol Honda World Touring Car Team)が10番手、ノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)が11番手、道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)は13番手からのスタートとなった。

    午後9時20分にレースがスタート。好スタートを切ったノルベルト・ミケリスは、1周目に9番手に浮上し、さらに上位を狙う。エステバン・グエリエリは10番手をキープ、道上龍は14番手で1周目を終えた。3周目にはエステバン・グエリエリがノルベルト・ミケリスの前に出て、前車を攻めるが、追い抜きが難しいコースだけに、接近するものの追い抜くには至らずレースは終盤に入る。7周目にエステバン・グエリエリとノルベルト・ミケリスはポジションを入れ替え、ノルベルト・ミケリスが再び9番手に。緊迫したバトルが続いたが、ポジションは変わらず、10周のレースに決着がついた。ノルベルト・ミケリスが9位、エステバン・グエリエリが10位、道上龍は14位でレースを終えた。

    続いて行われたメインレースでは、エステバン・グエリエリがポールポジションからスタート。好ダッシュでトップを守り、1周目を終える。11番手スタートのノルベルト・ミケリスは、1周目に8番手に、13番手スタートの道上龍も好ダッシュで10番手にポジションアップした。

    周回ごとに後続を引き離す快走でエステバン・グエリエリはトップを独走し、一度もその座を脅かされることなく12周のチェッカーフラッグを受けた。ノルベルト・ミケリス、道上龍は接近したポジション争いを演じるも、ポジションを上げることは叶わず、ノルベルト・ミケリスが8位、道上龍が10位となり、ともに入賞を果たしている。エステバン・グエリエリは初のメインレース優勝をCivic WTCCで成し遂げた。

    最終戦を終え、ドライバーズランキングではテッド・ビョーク(ボルボ)がタイトルを獲得。ホンダ勢はノルベルト・ミケリスが2位、後半戦を欠場したティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が8位、モンテイロに代わり3戦でCivic WTCCで出場したエステバン・グエリエリが4位(他車での参戦分も含む)、道上龍は14位となった。また、マニュファクチャラーズランキングはボルボが獲得。ホンダは20.5ポイントで2位となった。

    エステバン・グエリエリ (10位/1位)
    「優勝でシーズンを終えることができ、非常にうれしい気持ちです。Hondaに加入して、初めて勝つことができました。チームはオープニングレースのあとにマシンを改良し、その結果、メインレースでのCivic WTCCは、私のキャリアの中で最高のマシンでした。それは完ぺきで、私はレースを快適にコントロールすることができました。Hondaのマシンで世界選手権に参戦する機会を与えてくれたことに感謝します。ティアゴ(モンテイロ)の負傷によって叶っただけに、表彰台で彼と一緒に勝利を祝うことはとても特別な気持ちでした」

    ノルベルト・ミケリス (9位/8位)
    「私はこのカタールで最速のクルマを持っていましたので、タイトル獲得を実現するチャンスが最大限に生まれると思いました。残念ながら、それはうまくいきませんでした。しかし私自身、チャンピオンシップで2位になったことを非常に誇りに思います」

    道上龍 (14位/10位)
    「気温が下がったせいか、予選での不安定な挙動はレースでは収まりました。オープニングレースではスタートでホイールスピンさせてしまい、ポジションを落としてしまいました。また、そのあとも前に接近するとアンダーステアが強かったので、メインレースに向けてセッティングを調整して臨みました。メインレースでは、スタートもうまくいき、そのあとも比較的安定した走行ができましたが、前を抜くには至らず、終わってしまいました。なんとか10位になり、ポイントが獲れたことはよかったと思います。シーズン後半にはマシンにも慣れ、自分なりの走らせ方が好結果を生むようになってきたので、最後はもう少しいい結果で終わりたかったですが、フリープラクティスであまり走れなかったことが、最後まで響いてしまいましたね。今シーズンのこの貴重な経験を、今後に活かしていきたいと思っています。1年間、ご声援ありがとうございました」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー)
    「最終戦にあたり、タイトル奪取を狙ってエンジンをギリギリまでパワーアップして臨みました。その結果、目標としていた昨年のワークスシトロエンのベストラップを抜き、グエリエリ選手がメインレースでポール・トゥ・ウインを決めてくれたことは、その成果として満足できるものです。しかし、予選でのほんのわずかなトラブルでミケリス選手が好グリッドを得られなかったことは、本当に残念でした。ミケリス選手は走り出しから好調で、グエリエリ選手に勝るとも劣らない速さを見せていただけに、悔しい気持ちでいっぱいです。レースに勝つこと、そしてチャンピオンになることの難しさを実感したとともに、我々にはまだなにかが足りなかったのだと反省しています。この反省を次の戦いに活かすことが、自分の使命だと思っています。シーズンを終えて、悔しい結果とはなりましたが、チームのみんな、そしてこのプロジェクトを支えてくれた人たちに本当に感謝しています。また、応援してくれたファンの皆さまにもお礼申し上げます。ありがとうございました」

  • マクラーレンとホンダ、関係解消に至った3年間のコメントの変化

    マクラーレンとホンダ、関係解消に至った3年間のコメントの変化

    マクラーレンとホンダは、今シーズン限りで3年間にわたるパートナーシップに終止符を打った。ここで、過去3年間のマクラーレンとホンダの首脳陣のコメントを振りかえってみる。

    ホンダは2013年の5月に2015年からマクラーレンにエンジンを居休することを発表。1980年代後半から90年代初期にかけて一世を風靡した“マクラーレン・ホンダ”がF1に復活することになった。

    打倒メルセデスを目標に掲げたワークスパートナーシップのプロジェクトだったが、この3年間で優勝や表彰台という結果を達成することなく終焉を迎えることになった。

    2014年9月:新井泰久 (元ホンダF1プロジェクト総責任者)
    「我々はメルセデスに匹敵できると確信しています。私は固く信じています。来年、我々はレースに勝ちます」

    2014年9月:ロン・デニス (元マクラーレン代表)
    「ホンダのエンジンの進捗は恍惚とさせるものだ。エンジンは宝石だ。彼らは予想よりも先に進んでいる。エンジンの競争力を疑う余地はない」

    2014年10月:エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)
    「我々は新しいエンジンパートナーとともに来シーズンにグリッドに並ぶ3つのワークスチームのひとつになる。形勢を一変させることいなるだろう。マクラーレンは新しいエンジンパートナーとともに勝利に返り咲く。今日、我々は非常に魅力的なチ-ムだ。我々は速いクルマを持っていないが、それを取り戻している途中だ」

    2014年11月:エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)
    「大きなポテンシャルがある。ホンダのコミットメントは本当に大きく、我々は非常に良い準備戦略を練っている。我々は良い道を進んでいる。ワークスチームであるからにはチャンピオンシップに勝たなければならない

    2014年12月:フェルナンド・アロンソ
    「僕たちには時間がある。僕たちには望みがあるし、僕たちには必要なリソースもある。伝説の復活。それが僕たちの挑戦だ」

    2014年12月:ジェンソン・バトン (元ドライバー)
    「フェルナンドと同じように、マクラーレンとホンダが一緒に素晴らしい結果を達成すると確信しているし、一緒に働く僕たち全員が輝かしい勝利チームを造るために信じられないくらいの努力を払っていると感じている」

    2015年3月:ロン・デニス
    「ワールドチャンピオンに勝つことを目標とするならば、勝てるエンジンを生産する技術とキャパシティをもあった強力なOEMが必要だ。ホンダにはそれがある。彼らは何度もそれを証明してきた。我々が望んでいるよりも少し時間はかかるかもしれないが、我々は旅の途中であり、最後までそれを見届けるつもりだ」

    2015年3月:ジェンソン・バトン
    「どれくらい長くかかるかはわからないけど、パッケージはメルセデスに挑戦できると感じている。本当にそう思う。このクルマはF1の将来にむけて非常に重要だ」

    2015年5月:ロン・デニス
    「以前にも言ったが、改めて言おう。我々には登らなければならない山があるが、それを登れば、頂上は大きくなる。保証しよう。マクラーレンとホンダはF1で勝つための情熱を共有している。我々は以前にそれを成し遂げており、再びそれを成し遂げるだろう。パワーユニットの設計と製造に関しては、ホンダは世界をリードしている。彼らのマネージャーとエンジニアは彼らのエンジンがまだベストではないことをわかっている。彼らはそれをしており、我々も知っている。だからこそ、我々のドライバーは我々のために走ることを望んでいる。他の多くのドライバーも我々のために走りたいと思っているのはそれが理由だ」

    2015年6月:ロン・デニス
    「我々のコミットメントは、ワールドチャンピオンに勝つことだ。クルマの各側面に焦点を当てる必要があるし、全てがベストのなかのベストでなければならない。ホンダも我々もこれほど難しいとは思っていなかった。だが、彼らは白紙からスタートした。エンジンだけでなく、R&D施設も完全に新しい。我々がこれが非常に大きなチャレンジであることをわかっているが、良い進歩を果たしている。ホンダは長年にわたって多くのエンジンを製造してきた。我々はベストではないものの、そのひとつを手に入れられるとわかっている」

    2015年9月:ロン・デニス
    「私は、全員が2番目のエンジンでチャンピオンシップに勝てないという単純な事実をなぜ理解できないのがわからない。実現することはないだろう」

    2015年9月:フェルナンド・アロンソ
    「近い将来にメルセデスにチャレンジできる唯一のチームだ。でも、今は厳しい時期だ。僕たちには彼らと戦えるおもちゃはないからね」

    2015年9月:フェルナンド・アロンソ
    「僕がマクラーレンと3年間一緒にいることは間違いない。僕のF1でのキャリアはこのチームで終わるだろう。全てに勝てることを願っている」

    2015年10月:ジェンソン・バトン
    「来年はメルセデスに挑戦することができ、ルイス(ハミルトン)の望みどおりになることを願っている。チーム内バトルに勝ち、ワールドチャンピオンを獲得するのも素晴らしことだが、他チームと戦うことを誰もが見たいと思っている。ルイスもそうだと思う。僕はそのチームが僕たちだと確信している。僕たちは全力を尽くしていくし、開幕戦で僕たちの力を見てみるつもりだけど、2017年は2~3の異なるチームが上位を争うことになればいいね」

    2015年12月:フェルナンド・アロンソ
    「フェラーリでは素晴らしい5年間を過ごしたけどお、2位で終了した。新たなモチベーションと信頼できる新たなプロジェクトが必要だった。そして、それが再びチャンピオンになる唯一の方法だ」

    2015年12月:エリック・ブーリエ
    「カスタマーではワールドチャンピオンに勝つことはできない。不可能だ。ワークスチームとして他のエンジンメーカーと進むことがその道だった」

    2016年2月:エリック・ブーリエ
    「ホンダとマクラーレンとの間にアンバランスが状況のようなものは常にあるかもしれないが、1つの事は完全に統一されている。マクラーレンは明日にでも勝ちたい。それはホンダも同じだ。今はお互いの期待に応えることが重要だ」

    2016年4月:ロン・デニス
    「我々はホンダを信じているし、望んでいたよりは少し時間がかかっているが、我々はホンダと成し遂げるつもりだ」

    2016年5月:ロン・デニス
    「メルセデス後の次のワールドチャンピオンはマクラーレンだと信じている。我々は他の人よりも前にその目標に到達できると信じている。チャレンジングではあるが、我々の技術力を信じているし、ホンダの固い信念を信じている」

    2016年5月:フェルナンド・アロンソ
    「僕たちがメルセデスの支配を最初に止めることができるか? まだわからないけど、それは可能だ。レッドブルはトップチームだけど、このF1で大きなエンジンメーカーを持っていないのは厳しいし、フェラーリは常に競争力があるが、いつも最後のひとつが欠けている」

    2016年5月:長谷川祐介 (ホンダF1プロジェクト総責任者)
    「マクラーレンでの問題がすべてがパワーユニットに起因しているわけではありません。来年、ワールドチャンピオンに勝つためには全ての関係者が改善する必要があります。我々は2017年にメルセデスに挑戦する計画を立てています。フェルナンドが勝てるように競争的なクルマを持てるよう努めていきます」

    2015年6月:フェルナンド・アロンソ
    「コミットメントを目にすると幸せな気分になるし、いつかこのプロジェクトは勝てると思う。その日が短期、中期的、長期的になるかはわからない。ただ、マクラーレン・ホンダのこのパートナーシップはいつか勝つだろう」

    2016年7月:エリック・ブーリエ
    「チームとして改善していると思う。数年前には大きなプレッシャーがあったが、今は関係は良くなっている。メルセデス、ルノー、フェラーリと比較すれば、彼らはエンジンを改善するのに3年かかった。ホンダは少ない時間でそれをやっている。だが、我々は良くなっているし、私の意見では信頼性に関してはすでにフェラーリと同じくらい高いと思ってる。エネルギー面では遅れているし、より多くのスピードとパワーが必要だ。マクラーレンの責任は改善を続けることだ」

    2016年9月:ジェンソン・バトン
    「パワーユニットはかなり進んでいるけど、デプロイメントも進んでいる。たぶん僕たちはベストのデプロイメントを得ているかもしれない」

    2016年12月:ザク・ブラウン (マクラーレン エグゼクティブディレクター)
    「全員がとても興奮している。クルマの詳細を見て回り、今年のクルマのすべてのレポートを見て、改善点を見つけているので、全員が来年にむけて気合を入れている」

    2017年2月:エリック・ブーリエ
    「ファクトリーの周りには我々がコーナーを回ったとの感覚がある」

    2017年3月:ザク・ブラウン
    「我々は長期的な契約を結んでいる。我々は彼らとともに多くのチャンピオンシップに勝て来た。彼らには適切な人材があり、我々にも適切な人材がいる。我々は協力して仕事をしていく」

    2017年3月:フェルナンド・アロンソ
    「正直、マクラーレン・ホンダは、チャンピオンシップを争い、近年のメルセデスの支配をストップされるという点で、メルセデスの唯一の挑戦者だ。もうチームを変えるつもりはない」

    2017年3月:ザク・ブラウン
    「今の計画はホンダのエンジンをクルマに載せることだ。我々は自分たちが進んでいる方向性に満足しているが、少し時間はかかるだろう」

    2017年6月:マンスール・オジェ (マクラーレン株主)
    「我々がF1でこれほどまで競争力がなかったことは一度もない。プジョーと酷い一年を過ごしたが、今回のホンダは仕事を完全に過小評価している」

    2017年6月:エリック・ブーリエ
    「我々のオプションがどのようなものかを詳しく語りたくはない。我々の優先はホンダとワールドチャンピンを獲得することだ。だが、どこかの時点でそれが達成可能なのかどうかを決断する必要がある。我々は深刻な懸念を抱いている。アップグレードを逃し、彼らが投入すると話していたレベルのアップグレードも届いてない。そう長くは耐えられない。限界に近づいている」

    2017年6月:長谷川祐介
    「結果という点で、当然ながら、パフォーマンスと信頼性を大きく改善させる必要があります。すべてのことをやっていくつもりです。我々はすべてのことをやっていく必要がありあす」

    2017年7月:ザク・ブラウン
    「我々は、レース、そしてチャンピオンシップでの勝ち方を知っているビッグチームだ。大分部のチームは我々の現状を見て残念に思っていると思うが、彼ら(メルセデスとフェラーリ)は我々の現状を見て喜んでいると思う。彼らが我々にあまり近づいてほしくないと考えるのは理解できる。我々は最終的にホンダが仕事を成し遂げてくれると考えている。彼らは過去にそうしてきた。我々はもっと速いペースで開発を進めていく必要がある」

    2017年8月:ザク・ブラウン
    「フェルナンドはパワーユニットをあまり信頼できていないので、我々、特にホンダは彼に大幅な改善を果たすことをすぐに示す必要がある」

    201年9月:フェルナンド・アロンソ
    「ここにいることにかなり満足しているし、僕たちはチャンピオンシップに勝つためのパッケージを得られると信じている。僕がここに到着してからチームは過去3年間で多くの改善を果たしてきた。僕たちには才能があり、設備もある。ただちょっと競争力が欠けている。それが最も重要なことだけどね。でも、僕たちは来年の数字がどうなるかを見ていくつもりだし、それを見て決断を下すつもりだ。

    2017年9月:ザク・ブラウン
    「マクラーレン、ホンダともに当初望んでいたような結果を得ることはできなかった。そこにはさまざまな理由があるが、決してホンダとマクラーレンのどちらか一方の努力が欠けていたわけではない。ただ、今は、それぞれが別々の道を歩みだす時が来たのだと考えている」

    2017年9月:エリック・ブーリエ
    「決定的な瞬間は、バルセロナのテスト後だった。他のエンジンメーカーとの話し合いを含め、短期間で状況を改善するために、我々はホンダを支援し、仕事をしようとしていた。詳細を語るつもりはないが、彼らがシーズンにむけて合意していたターゲットを再び逃していることは明らかだった。そして、夏までに我々がこのまま続けるかどうかを決断する必要があることがわかった。過去3年間を見れば、信用を失い、新しいスポンサーを獲得するという点では大惨事だった」

    2017年9月:山本雅史 (ホンダ モータースポーツ部長)
    「マクラーレンと組んでみて分かりましたが、企業の規模が大きいと、とてもシステマチックになります。もちろん、それが大きな強みであることは間違いないのですが、同時に変化に適応していくことは難しくなります。その点、トロ・ロッソはまだ成長途上にある企業です。例として、両チームを別々の料理として比較すると、マクラーレンは非常に洗練されたフランス料理だとしましょう。トロ・ロッソは、新しい食材を加えることができるような自家製の美味しいシチューのようなものです。我々はそれをすることに興奮しています」