カテゴリー: ホンダF1

  • 【WTCR】 ホンダ 「TC1規定のままなら完全に撤退していた」

    【WTCR】 ホンダ 「TC1規定のままなら完全に撤退していた」

    ホンダは、世界ツーリングカー選手権(WTCC)が2017年以降もTC1規定のままだったら同シリーズから撤退していたと述べた。

    WTCCは、2018年からTCR規定を採用して世界ツーリングカーカップ(WTCR)に生まれ変わる。その結果、空力開発に高いコストがかかったTC1時代は終わりを告げることになる。

    同シリーズ、2016年末にシトロエンとラーダが撤退し、2017年はマニュファクチャラーはホンダとボルボのみとなっていた。

    ホンダの9世代目となるシビック タイプRは、FK8をベースとした車両に置き換えられており、ホンダはTC1バーションでの新型モデルの開発にはコミットしないことを明確にしたとされている。

    ホンダ・ヨーロッパのモータースポーツマネージャーを務めるウィリアム・デ・ブラーケレールは「本当に難しい状況だった。後悔はするだろうが、我々は撤退していただろう。間違いなくね」と Autosport にコメント。

    「一番の理由はこのクルマはもう販売されていない。前世代のシビックであり、マーケティング的に意味をなさない」

    ホンダはTC1時代に、カスタマーチームのZengo Motorsportをサポートしており、2014年と2015年にはProteam RacingとNika InternationalがプライベーターとしてTC1シビックを走らせていた。

    「カスタマーが我々のクルマでレースを継続していたかどうか・・・それは大きな疑問だ」とウィリアム・デ・ブラーケレールは付け加えた。

    「私の意見を聞いても、それについてあまり好意的ではなかっただろう」

    「必然的にそれはまだシビックのレースであり、テレビで非常に露出される選手権なので、我々は最低限のレベルのパフォーマンスを得るためだけにカスタマーのサポートを強いられていただろう。それも適切なことではなかった」

    「おそらく、我々は『OK、我々は完全に撤退するし、ブランドイメージの利益に反したくないので、他のシビックレースは配慮したくはない』と言っていただろう」

    ウィリアム・デ・ブラーケレールは、TC1時代が予定より2年早く終わったことは“残念”ではあるが、ホンダはTC1が実用的ではないことが明らかになった後、ファクトリーチームの関与を制限し、TCRへの切り替えに賛成していたと付け加えた。

    「意見を聞かれるたびに我々はTCRへのスイッチに賛成していた」とウィリアム・デ・ブラーケレールは語る。

    「TC1に未来はなく、マニュファクチャラーはもう増えないことが明らかになると、撤退しなければならなかった。我々はまだとても良いレギュレーションだと考えていたので残念だったがね」

    「我々はチャンピオンシップに正式に関与するブランドが2社だけでは継続しなかっただろう。TC1を継続できないのは残念だが、TCR以外に選択肢はなかった」

  • トロロッソ・ホンダにとって3基のF1エンジン使用制限は“頭痛の種”

    トロロッソ・ホンダにとって3基のF1エンジン使用制限は“頭痛の種”

    トロロッソ・ホンダにとって、2018年の新しいF1エンジン制限は“頭痛の種”になる可能性がチーム代表のフランツ・トストは認識している。

    2018年からはF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    トロ・ロッソが新たにエンジンパートナーとして迎えるホンダは、過去3年間でパワーユニットの信頼性に苦しんできた。

    ホンダが3年間に投入したコンポーネントは、ICE(内燃機関)が56基、ターボチャージャーとMGU-Hが各61基、MGU-Kが48基、エネルギーストアが36基、コントロールエレクトロニクスが39基。(合計301基/144基)。エンジン関連のグリッド降格ペナルティは、F1復帰した2015年に305グリッド、2年目の2016年は140グリッドと半分以下となったが、パワーユニットを一新した2017年は初年度を上回る380グリッド降格ペナルティを科せられている。

    ホンダとの新しいパートナーシップの成功を確信しているフランツ・トストだが、それでも信頼性は問題をはらんでいることを認識していると語る。

    パワーユニットコンポーネントの使用数について質問されたフランツ・トストは「そこは主にホンダが耐久性をどのようにコントロールしていくかによるが、容易でないことは確かだ」と Speed Week にコメント。

    「ユニット数の削減は我々に頭痛の種を与えていくだろう」

    だが、フランツ・トストは、ホンダが信頼性を向上させてくれると楽観的に捉えている。

    「ホンダは素晴らしいインフラを提供している。そこは誰も異論は唱えないだろう」とフランツ・トストは語る。

    「彼らはとてもグレバーであり、技術者のモチベーションも高い。過去の欠点を認め、全員がそれを排除しようとしている」

  • ダカールラリー2018:ホンダのケビン・ベナバイズが2輪部門で総合2位

    ダカールラリー2018:ホンダのケビン・ベナバイズが2輪部門で総合2位

    ダカールラリー2018の最終ステージでホンダのケビン・ベナバイズはコルドバでのゴールラインをトップでフィニッシュ。約9000キロに及んだラリーを総合2位で終えた。

    2018年のダカールラリー最終日となった1月20日、コルドバ北部で競技区間120kmのステージ14が行われた。ルートには点在する渡河セクションがあり、その周囲には多くのラリーファンが詰めかけ、ペルーのリマから走り続けた勇者たちが迎えたこの日を祝福した。

    ダカールの慣例にならい、リバースグリッドスタートとなったこのステージで、Monster Energy Honda Teamのケビン・ベナバイズは、10時33分に84番手でスタート。途中2箇所設けられたウエイポイント(GPSで規定された通過点)を全体トップとなるタイムで通過し、ステージ優勝。また、この走りにより総合2位を確定させた。これまで、ケビン・ベナバイズは2016年に記録した総合4位から記録を伸ばした結果となる。そして、2013年にホンダがダカールに復帰してからの記録としては、2015年のパウロ・ゴンサルヴェスが獲得した総合2位とタイ記録となっている。

    また、今回のラリー直前の負傷により出走を取りやめたパウロ・ゴンザルヴェスの代役としてMonster Energy Honda Teamに加入したイグナシオ・コルネホも、最終ステージで快走を見せた。最終日を総合10位からスタートしたイグナシオ・コルネホ。しかし、総合11位から追い上げるライバルとの時間差がわずかしかなく、トップ10を守るためにこの最終ステージが大切な決戦の場となった。ウエイポイント1でライバルに29秒リードし、ウエイポイント2では3分弱までその差を広げる。そのリードをフィニッシュラインまで守り、総合10位を確定させた。イグナシオ・コルネホはステージ4で7番手タイムを記録したほか、チームライダーのサポートでも連携しながら、常に総合順位を15位以内として二週間を戦ってきた。結果総合でも10位となり、ダカールラリーのシングルフィニッシュ経験者が多いリザルトのなかで、その活躍を見せ、自身の夢を達成した。

    また、MEC TEAMからCRF450 RALLYに乗り参戦した2名のライダー、マーティン・デュプレシ(アルゼンチン)が総合18位、マーク・サミュエルズ(米国)は総合21位でラリーを完走している。

    ケビン・ベナバイズ (ステージ14 1位/総合 2位)
    「すばらしいダカールでした。私は本当に幸せで、とてもいい気分です。とてもタフでした。私たちは最後まで必死で戦いました。私たちにはいつもすばらしい戦略があったし、毎ステージでポディウムに上がり、ある時点では総合トップにもいました。ステージ10で起こったことに関しては残念ですが、私たちはいつも前を向いていなければなりません。十分に達成できる順位だと始めから確信はしていましたが、最終的に私たちは最後のステージで優勝し、総合2位でダカールを終える事ができたのです」

    イグナシオ・コルネホ (ステージ14 9位/総合 10位)
    「私達は戦略的にダカールを戦うためにスタートを切りました。ペルーで始まり、ボリビアで苦しみ、そしてアルゼンチンで取り戻すことができました。ステージを7位~15位ほどで走り、ダカールラリーでトップ10フィニッシュをする。これは数年前から計画していたものです。それが叶いました。Monster Energy Honda Teamとともにそれができたことを本当にうれしく思うと同時に、このチャンスを与えてくれて感謝しています。簡単なレースではありませんでしたが、トラブルなく終えることができました」

    本田太一 (Monster Energy Honda Team ラリー・プロジェクト・リーダー)
    「2018年のダカールラリーがコルドバでフィニッシュを迎えました。ケビン・ベナバイズ選手がファイナルステージで優勝、総合2位を獲得しました。ラリー中、たくさんの応援をいただいたことに感謝します。ありがとうございました。Monster Energy Honda Teamは、ここ、フィニッシュラインまで逆転を狙いチーム一丸となって勝利を目指してきました。残念ながら総合優勝は叶いませんでした。この結果をしっかりと受け止め次に進めたいと思います。
    チームのライダー、ラリーを共に戦ったスタッフ、スポンサーの皆さま、マシン開発やラリー関連を担当して下さったHondaのスタッフにも、改めて御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。ダカールラリーへの挑戦は続きます。引き続きチームへの応援をよろしくお願い申し上げます」

    関連:ダカールラリー2018 結果:カルロス・サインツが2度目の総合優勝!

  • トロ・ロッソ 「ホンダとのF1エンジン独占契約の恩恵を享受している」

    トロ・ロッソ 「ホンダとのF1エンジン独占契約の恩恵を享受している」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表フランス・トストは、2018年にホンダと独占的なパートナーシップを結んだことでF1マシンの設計上の恩恵を享受していると語る。

    マクラーレンとのパートナーシップを解消したホンダは、F1に残留することを選び、2018年からルノーのカスタマーだったトロ・ロッソにF1パワーユニットを独占供給する。

    フランツ・トストは、ホンダとの作業の初期段階に満足していると語り、すでに独占契約によってトロ・ロッソは他のカスタマーの要求に対処することがないことのメリットに感じていると述べた。

    「ホンダと一緒に大きな変化を迎えることになるだろう」とフランツ・トストは RACER にコメント。

    「我々は昨シーズンの最後の月からミーティングを開始しているが、協力関係は本当にうまくいっていると言わなければならない。彼らは信頼性のある強力なエンジンを生み出してくれると確信している」

    「トロ・ロッソはこの提携から利益しか見い出せないと思っている。今年、我々はホンダからエンジンの供給を受ける唯一のチームなので、我々はお互いにだけ集中することができる」

    「エンジンを車に合わせるためのあらゆる設計をする必要が出た際にすでにそれを目の当たりにしている。他チームに妥協を要求する必要はなく、我々が望むようにそれを進めることができる。ホンダに関しては非常に楽観的だ」

    ホンダとの契約は、トロ・ロッソにとって初のワークスパートナーシップであり、フランツ・トストはチームにとってエキサイティングなマイルストーンだと語る。

    「トロ・ロッソにとって新しいことであり、特別なことだ」とフランツ・トストは語る。

    「パフォーマンスを改善するためにこのチャンスを最高のカタチで生かせることを願っている」

    トロ・ロッソは、ホンダとのパートナーシップとの“第1号”となる2018年F1マシン『STR13』を2月25日(日)に発表する。

  • 「トロロッソ・ホンダは成功すると確信している」とフランツ・トスト

    「トロロッソ・ホンダは成功すると確信している」とフランツ・トスト

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダとの新たなパートナーシップは成功すると確信していると語る。

    昨シーズンはレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにとって激動の一年となった。シーズン後半に不可解な競争力の低下と信頼性トラブルが多発したことにより、最終戦でルノーにコンストラクターズ6位の座を明け渡すことになった。

    また、カルロス・サインツがホンダとのエンジン契約の一部としてルノーに移籍し、不調のダニール・クビアトを解雇したことで、シーズンをスタートした両方のドライバーがいなくなり、結果としてピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという二人のルーキーとともにシーズンを終えることになった。

    そして、2018年、トロ・ロッソはワークスパートナーとしてホンダを迎える。

    「トロ・ロッソの歴史で初めて、我々はエンジンパートナーと独占的に仕事をする。それは完全に新しいアプローチを提供し、新しいシャシーの設計から始まる」とフランツ・トストは Speed Week にコメント。

    「例えば、我々はデザイナーのアイデアに従ってパワーユニットの配置を設計することができた。これは我々が以前に直面した“食べるか死ぬか”という状況とはかなり異なるものだ」

    「トロ・ロッソは開発プロセス全体にもより関与している。我々はすでに様々な要素を最適化するためにトランスミッションで無数のテストベンチを完了している。もちろん、シーズンは厳しいチャンジだが、我々は喜んでそれを受け入れるつもりだ」

    マクラーレンがホンダとのパートナーシップを解消したのは、ホンダが競争力と信頼性のあるエンジンを製造できなかったことが主な原因だが「ホンダは素晴らしいインフラを提供している。彼らはとてもグレバーであり、技術者のモチベーションも高い。過去の欠点を認め、全員がそれを排除しようとしている」とフランツ・トストはコメント。

    また、マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられているが、フランツ・トストは、イタリア本部のスタッフが非常に異なる日本の文化を理解することが重要になることを理解していると語る。

    「日本の文化をより深く理解するためにセミナーやワークショップを開催しており、我々の従業員も大きな関心を抱いている」とフランツ・トストは Speed Week にコメント。

    「我々全員が日本には独自の文化があることを把握しているし、実際にそれを我々自身の文化と同期されることは本当にエキサイティングな課題のひとつだ」

    「もし我々にそれを達成できるという確信がなければ、このプロジェクトを進めることはなかっただろう」

    「予期しないメリットもかなりある。例えば、時差は今のところポジティブであることが証明されている。我々のメカニックが質問がある場合、午後に日本に送れば、彼らは翌日の朝に回答してくれる。それ以上に何が望める?」

    トロ・ロッソとホンダの契約は9月に確定し、その後、2つの組織はF1プロジェクトの統合プロセスを開始した。

    「実際、このような早くに決定することは稀なことだ」とフランツ・トストは語る。

    「2年前にフェラーリへの変更が12月に決定したことを思い出してほしい。だが、我々はそれをなんとか時間内に達成することができた。我々独自のトランスミッションを使用することでそのプロセスは簡素化されている」

    マクラーレンでの失敗を経て、ホンダはトロ・ロッソとの名誉挽回を熱望しており、パワーユニットのリソースが不足に事欠くことはない。

    フランツ・トストは、ホンダとの新しいプロジェクトはトロ・ロッソにとってステップアップだと語る。

    「このような評判の良い会社とのコラボレーションは、トロ・ロッソの認知度とファン数を拡大させていくだろう。スポンサーシップを探求することにも役立つと確信している」

    「チームの構造は変わらない。従業員の数は成功した未来のための健全な基盤だ」

    しかし、ホンダとの初年度となる2018年に関しては過度な期待はしていないとフランツ・トストは語る。

    「我々の現実的な目標はミッドフィールドだ。大まかに言えば、大きな変化は期待していない。まだメルセデスが強いと思っているが、もちろんレッドブルとフェラーリがタイトルを争うことを期待している。正直に言えば、フェラーリよりもレッドブルにより期待している」

    トロ・ロッソは、ホンダとのパートナーシップとの“第1号”となる2018年F1マシン『STR13』を2月25日(日)に発表する。

  • トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』を2月25日に発表

    トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』を2月25日に発表

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』を2月25日(日)にバルセロナで発表する。

    スクーデリア・トロ・ロッソは、2018年から新たにホンダをF1エンジンパートナーに迎え、「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦する。

    新生トロロッソ・ホンダは、2018年のプレシーズンテストがスタートする2月25日(日)のスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで2018年F1マシン『STR13』を発表する。

    すでにトロロッソ・ホンダ STR13は、FIAのクラッシュテストに合格しており、プレシーズンテストにむけて準備を進めている。2018年のトロロッソ・ホンダのドライバーは、ピエールガスリーとブレンドン・ハートレーが務める。

  • マクラーレン、ホンダとルノーのF1パワーユニット構造の違いを説明

    マクラーレン、ホンダとルノーのF1パワーユニット構造の違いを説明

    マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるティム・ゴスは、2018年F1マシン『MCL33』のシャシーデザインを妥協することなく、ルノーのエンジン構造に対応することができたと自信をみせている。

    マクラーレンは昨年9月のF1シンガポールGPの週末にマクラーレンとのパートナーシップを解消し、ルノーと新たに3年契約を締結。すでにホンダのエンジンを想定して設計に着手していたシャシーをルノーのエンジンに合わせるために変更する必要があった。

    ホンダからルノーのF1エンジンに変更することで、マクラーレンはこれまでよりも多くの馬力を得られるはずだが、ティム・ゴスはホンダとは異なるターボとエネルギー回生システムの異なるパッケージングへの調整には大きな課題があったことを明らかにした。

    「ルノーの構造は非常に異なる。2つの基本的なエンジン構造がある。メルセデス/ホンダのアプローチ、そして、フェラーリ/ルノーのアプローチだ」とティム・ゴスは Autosport にコメント。

    「本質的にターボチャージャーが配置される位置に違いがある。メルセデス/ホンダのアプローチはエンジンの前方にコンプレッサー、後方にタービンがあり、Vバンク内にMGU-Hが配置されている」

    「フェラーリ/ルノのアプローチは、エンジンの後方にコンプレーサーが配置してあり、その後ろにMGU-H、さらに後ろにタービンが配置されている」

    「それらはシャシーとギアボックスに対して非常に異なるアプローチが必要となる。現在、我々は両方の経験があるので、両方の良い点と悪い点を見極めることができる」

    「ルノーのアプローチにも気に入っている部分とやや不快感を感じる部分があるが、最終的に異なるエンジンへの移行するという決定がちょうど時間通りになされたことは幸運だった。後からではできないことだった」

    ティム・ゴスは、ルノーのF1パワーユニットをパッケージングするために燃料タンク、ギアボックス、リアサスペンションに影響が及んだと語る。

    「シャシー、冷却システムを再構成し、それに合わせてギアボックスを再構成する必要があった。だが、シャシーに大きな妥協をすることなく、時間内にそれを成し遂げることができた。かなり大きな変更だった」とティム・ゴスはコメント。

    「ルノーのエンジンはシャシーのさらに前方に配置される。ホンダの場合、エアインテークをエンジンの前に持ってくる必要があり、その容積は燃料セルから得ていた。結果として、シャシーは長くなっていた」

    「しかし、ターボチャージャーをエンジンの後ろに配置しなくてもよく、インボードサスペンションの途中に入れていた。それよってエンジンの後方ははるかに簡単な作業で終わっていた」

    「ルノーに移行すると、突然エンジンの前方がはるかシンプルになり、結果として相当量の燃料容量を取り戻すことできる。エンジンをさらに前に置くことができ、エンジンの空力ブロックとエキゾーストをシャシーの後方に動かせるのでかなり良好になっている」

    「しかし、ターボチャージャーがベルハウジング内に配置されているので、それに対応するためにリアサスペンションのインターナルを再設計して、ギアボックスの長くしなければならなかった」

    「だが、我々は素晴らしい仕事を成し遂げた。本当に素晴らしい仕事だ。非常に激しいものだった。我々はそれを並べかえるために2週間の努力を費やしてきたが、我々が何をする必要があるかはしっかりと把握していた」

  • ホンダ育成の福住仁嶺、レッドブルとアスリート契約

    ホンダ育成の福住仁嶺、レッドブルとアスリート契約

    ホンダの育成ドライバーである福住仁嶺が、レッドブルとアスリート契約を結んだことが発表された。

    昨年、福住仁嶺(20歳)は、ARTグランプリで2年目のGP3を戦い、バルセロナとヘレスのフィーチャーレースで優勝。チームメイトでチャンピオンを獲得したジョージ・ラッセル、2位のジャック・エイトケンに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。

    2018年、福住仁嶺はアーデン・インターナショナル(Arden International)からフォーミュラ2に参戦するとともに、レッドブル・ファミリーの一員としてTEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦。レッドブルのカラーリングを纏った15号車を走らせる。

    福住仁嶺は今季終了時点でF1スーパーライセンス取得に必要な40ポイントのうち、21ポイントを獲得しており、来季のフォーミュラ2を5位以上、もしくはスーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得するなど、合わせて20ポイントを獲得すればF1参戦に必須のスーパーライセンスを取得できることになる。

    ホンダは2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにF1エンジンを供給。ホンダとレッドブルの両方と契約を結ぶ福住仁嶺が日本人ドライバーとしてF1に参戦する日も遠くないかもしれない。

  • トロロッソ・ホンダ、空力責任者がチーム離脱

    トロロッソ・ホンダ、空力責任者がチーム離脱

    スクーデリア・トロ・ロッソで空力責任者を務めてきたブレンダン・ギルホームが離脱。チームは2018年にむけて空力部門の再編に直面することになった。

    ブレンダン・ギルホームは2013年7月にトロ・ロッソに加入。以前はメルセデスでプリンシパルエアロダイナミス、BMWザウバーで空力部門のグループリーダーを務めていた。

    トロ・ロッソではテクニカルディレクターのジェームス・キーと密接に協力してマシンを開発。この数カ月はホンダのF1パワーユニットを搭載するSTR13の開発に集中してきた。

    ブレンダン・ギルホームのチーム離脱の理由は明らかになっておらず、更新を空力部門の副責任者であるベン・マロックが昇格するのか、他の誰かが引き継ぐのかは発表されていない。

    また、今年トロ・ロッソはレースエンジニアにも変更がある。長年カルロス・サインツのエンジニアを務めてきたマルコ・マタッサは、この冬にフェラーリに移籍し、若手育成プログラムで働くことになっている。

    今年、ホンダのF1パワーユニットに切り替えるトロ・ロッソは、16日(火)にSTR13のシャシーがFIAのクラッシュテストに合格したことを明らかにしている。

  • トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』がクラッシュテストに合格

    トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』がクラッシュテストに合格

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』がクラッシュテストに合格したことを明らかにした。

    スクーデリア・トロ・ロッソは2018年シーズンにルノーからホンダのF1パワーユニットに切り替える。だが、決定がシーズン後半までもつれ込んだため、すでにルノーのF1パワーユニットを想定して設計を開始していたマシンをホンダ用に変更することを強いられた。

    トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジームス・キーは「(ホンダのパワーユニットを)同じスペースにはめ込むことはできない。それに適応するためいはかなりのレイアウト作業が必要だ」とコメント。

    「我々は可能な限りベストな方法でクルマを適応させた。その結果、シャシーデザイン、ギアボックスの動作方法などでまったく異なるアプローチをとることになった」

    トロ・ロッソは、ギアボックスのケーシングをチーム内で設計しており、デザインは前年モデルよりも短い新しいものとなっていると語る。

    「今年のもと比較して、ホンダのエンジンのためのレイアウトとサイズは異なる。コンセプトは同じだと思うが、アーキテクチャは異なる」とジョームス・キーはコメント。

    「インターナルのいくつかは引き継がれ、一部は変更され、一部はSTRボックス専用となっている。それ以外は我々が走らせてきたものにかなり近い」

    また、リアエンドに関してもレッドブル・レーシングと同じものを使用する予定だったが、ホンダにパワーユニットを切り替えたことで、変更することになった。

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは「我々は2018年にむけてまったく異なる計画を立てていた。レッドブル・レーシング、もしくはレッドブル・テクノロジーの完全なリアエンドを使用したいと思っていた」とコメント。

    「だが、我々は異なるエンジンのため、もはやそうではない。我々は成功するためにこのプロジェクトに人材を迎え入れる必要がある。だが、それは正常なプロセスだ」

    トロ・ロッソは16日(火)、2018年F1マシン『STR13』がFIAのクラッシュテストに合格したことを報告。ファクトリーでお祝いしている模様をTwitterで公開した。

    「我々はFIAのクラッシュテストに合格した。つまり、我々はレースをする準備が整ったということだ!」

    FIA(国際自動車連盟)が公表した2018年のF1世界選手権の暫定エントリーリストによると、2018年にトロ・ロッソは親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦するとされている。