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  • トロロッソ・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで ブレンドン・ハートレーが10位入賞を果たして自身初のポイントを獲得。ピエール・ガスリーは12位でレースを終えた。

    2018年のF1世界選手権 第4戦アゼルバイジャンGPは、強い風が吹く中で決勝レースが行われた。レース開始時の気温は17℃、路面温度は26℃、風の影響で肌寒く感じるコンディションとなった。

    予選をアクシデントで終えたトロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーが17番手からウルトラソフトタイヤで、ブレンドン・ハートレーが19番手からソフトタイヤでスタートした。

    オープニングラップにクラッシュが発生し、早くもセーフティカーが導入される。ブレンドン・ハートレーはすぐさまピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換。クラッシュの混乱や多くのマシンがピットインしたことにより、ピエール・ガスリーは9番手、ブレンドン・ハートレーは13番手に大きくポジションアップを果たす。レースは5周目に再開し、リスタートでガスリーは7番手までポジションを上げる。しかし、その後徐々に順位を落とし、10周目には13番手にダウンすると、13周目にピットイン。ソフトタイヤに交換した。

    20周終了時点で、ブレンドン・ハートレーは13番手、ピエール・ガスリーは16番手を走行。23周目にはハートレーがピットインし、スーパーソフトタイヤに交換した。このピットインによって、ガスリーが15番手、ハートレーは16番手となり、レースは後半戦に入る。

    26周から39周までは、ピエール・ガスリーが14番手、ブレンドン・ハートレーが15番手での走行が続く。40周目、11周を残してレッドブルの2台が接触し、再びセーフティカーが導入。このタイミングで多くのマシンがピットインを行い、ガスリーとハートレーもウルトラソフトタイヤに交換する。この時点で、ガスリーが11番手、ハートレーが12番手と、入賞目前のポジションをキープ。セーフティカー中にもクラッシュが発生し、長いセーフティカー先導走行となったが、レースは47周目に再開。残り5周の激しい戦いが幕を明けた。再開早々にトップのマシンがパンクによりリタイアする波乱が起こる中、ガスリーも他車と接触し、そのダメージが影響し12番手に。代わってハートレーが残り2周で10番手に浮上した。

    波乱続きの51周を走り抜き、ブレンドン・ハートレーは10位でチェッカーフラッグを受け、自身初のポイントを獲得。トロロッソ・ホンダにとっても2戦ぶりの入賞となった。ピエール・ガスリーは12位でレースを終えている。

    第5戦スペインGPは、バルセロナ郊外のカタルニア・サーキットで5月11日(金)~13日(日)に行われる。

    ブレンドン・ハートレー (10位)
    「いろいろなことが起こったレースでした!僕自身は何事もなく走行できましたが、中団争いに加わる程のペースはありませんでした。オーバーテイクするべき場面でも、前を走行するマシンに十分に近づけませんでした。周りではたくさんのレーシングアクシデントやドラマがありましたが、それらに巻き込まれることなく、F1で初めてのワールドチャンピオンシップのポイントを獲得することができました。最高の気分です!特に昨日のことがあったので、レースではしっかりと完走することが重要だと思っていました。レース中のペースはまずまずでしたが、ウルトラソフトタイヤで走行した終盤は前方のマシンに追いつける程の感触はありませんでした。もう少し他のマシンを抜きにかかれたらとも思いますが、まずはポイントが獲得できたことを喜びたいです。この勢いで次戦もいいレースにしたいと思います」

    ピエール・ガスリー (12位)
    「スタートは本当によく、最初の1周で17番手からトップ10圏内までポジションアップできましたが、それをキープするのにとても苦労しました。ストレートで背後からのマシンを抑えることができず、何台かにオーバーテイクされてしまい、大変でした。最後のセーフティカー後のリスタート時、マグヌッセン選手との接触で壁に追いやられてしまい、フロアの半分とミラーが破損し、ステアリングも曲がってしまいました。そこまでは他チームのリタイアやアクシデントに巻き込まれることなくレースができたので、ポイント獲得もできたはずだっただけに、この結果はとても残念です」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「全体的にみると、我々にとっては厳しいレースウイークでした。昨日の予選で苦戦したため、17番手と19番手という位置からのスタートとなってしまいました。Q1でニアミスがあったラップでは、ピエールがかなりいい走りをしていたので、Q2に進むことができなかったのはとても残念でした。しかし、よく考えてみれば、彼らの間で大きなアクシデントが起きなかったことをまずは喜ばなくてはなりません。そして、今日のレースについては、ブレンドンのF1での初ポイントを祝いたいと思います!バクーでのレースは難しい一戦になると予想はしていましたが、この週末のパフォーマンスは期待していたレベルではありませんでした。次戦ではさらに上位の結果を目指して、引き続きチームとともに改善に努めます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「2人のドライバーともに何度かの混乱を避けながら、サバイバルとなったレースを完走してくれました。ガスリー選手は序盤と終盤のセーフティカー直後にはトップ10圏内を走行しただけに、最終盤のマグヌッセン選手との接触は残念でした。ただ、そのすぐ後ろを走っていたハートレー選手が他車のミスなどによるチャンスを逃すことなく、彼にとって初めてとなる貴重な1ポイントを獲得できたことはよかったです。今日のレースでは、直線でのスピード不足に苦しんだ部分がありました。チームとともに分析を行い、パッケージとしての熟成を進めると同時に、パワー向上のための開発をさらに推し進める必要性を感じています」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果:ルイス・ハミルトンが逆転優勝!

  • ホンダF1 「パワー向上のための開発を推し進める必要性を感じている」

    ホンダF1 「パワー向上のための開発を推し進める必要性を感じている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

    グリッド後方からスタートすることになったトロロッソ・ホンダ勢だったが、特にピエール・ガスリーは混乱をうまく切り抜けて一時は7番手を走行するパフォーマンスを見せる。

    2回目のセーフティカー直後にはポイント圏内9番手につけていたピエール・ガスリーだが、リスタート後にケビン・マグヌッセンと接触して後退。12位でレースを終えた。

    一方、ブレンドン・ハートレーは、彼らの事故の隙をついて順位を上げ、自身F1初ポイントとなる10入賞を果たした。

    「2人のドライバーともに何度かの混乱を避けながら、サバイバルとなったレースを完走してくれました」と田辺豊治はコメント。

    「ガスリー選手は序盤と終盤のセーフティカー直後にはトップ10圏内を走行していただけに、最終盤のマグヌッセン選手との接触は残念でした」

    「ただ、そのすぐ後ろを走っていたハートレー選手が他車のミスなどによるチャンスを逃すことなく、彼にとって初めてとなる貴重な1ポイントを獲得できたことはよかったです」

    「今日のレースでは、直線でのスピード不足に苦しんだ部分がありました。チームとともに分析を行い、パッケージとして熟成を進めると同時に、パワー向上のための開発をさらに推し進める必要性を感じています」

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  • トロロッソ・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの予選で ピエール・ガスリーが17番手、ブレンドン・ハートレーはアタックが19番手だった。

    第4戦アゼルバイジャンGP2日目は、FP3と予選が行われた。前日のような日差しはなく、曇り空で時折り強い風の吹くコンディションとなった。午後2時からのFP3では、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにマシンのセッティングを進めました。

    大きなトラブルなく周回を重ね、ガスリーは16周の走行で13番手、ハートレーは11周で20番手となってセッションが終了した。

    午後5時、気温22℃、路面温度26.5℃というコンディションで予選が開始された。Q1で、ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにウルトラソフトタイヤでアタックを開始するが、ハートレーは2箇所でイエローフラッグが出ていたために、1回目のアタックを断念しピットに戻る。ガスリーは1回目のアタックで1分44秒496をマークし、2回目のアタックに備えた。

    セッションが残り6分を切った時点で、ガスリーとハートレーはコースインし、2回目のアタックへ。先にアタックに入ったハートレーは、バリアに軽く接触しタイヤがパンク。スローダウンを強いられた。ターン15手前でスローダウン走行中のハートレーに、アタック中のガスリーが引っかかり、ギリギリで避けたガスリーはコースオフを喫した。

    このアクシデントで、ガスリーはタイムアップを逃して17番手という結果。Q2進出を果たせなかった。ハートレーは、結局予選でのアタックを一度もできないまま終わり、タイムを記録できなかった。この結果、明日の決勝では、ガスリーが9列目17番手から、ハートレーは10列目19番手から51周のレースに挑む。

    アゼルバイジャンGPの決勝レースは29日(日)午後4時10分(日本時間午後9時10分)にスタートする。

    ピエール・ガスリー (17番手)
    「今日のアクシデントは今までレースをしてきた中で一番怖い瞬間でした!時速320kmに達する場所で、ブレンドンにクラッシュしてしまうところでした。ブレンドンが急激にスピードを落としたのを見て避けようとしました。しかし、彼が左右のどちらに行くかが分からず、危うく接触しそうになりましたが、なんとか避けることができました。Q2に進出できず、とても残念です。2回目のアタックでは0.6~7秒ほどタイムを詰めながら走行していたのでQ2進出は目前だったのですが、残念ながら厳しい結果に終わった中国GPの無念を晴らすことは叶いませんでした。チームとして残念な予選結果となってしまいましたが、クラッシュを回避できたのは幸いだと思います。このような状況を誰も望んではいないのですが、チームメート同士で絡んでしまうのはこれが2回目なので、再発防止に向けた解決策を見出す必要があると思っています」

    ブレンドン・ハートレー (19番手)
    「今日は本当に残念な一日となりました。Q1での最初のアタックラップがイエローフラッグで中断されてしまったため、タイムが出せていない状況でした。その後のラップでは順調に走行を進め、マシンの状態にも満足していたのですが、イン側の壁に軽く接触してしまいました。最初はマシンに損傷はないと思っていましたが、左コーナーを走行中にパンクしていることに気付き、壁への激突を避けるためにスピードを落としました。ただ、そのすぐ後ろをピエールが高速で走行していたので、これは完全に僕の判断ミスでした。ミラーを見て左側へ避けようとしたのですが、彼の行きたい方向と同じになってしまいました。今日のことは僕に責任があると感じています。このような事態が起きてしまったことがとても残念ですし、ピエールにはとても申し訳ないことをしてしまったと思っています」

    ジェームス・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「今日の予選は、残念ながら悪い意味で、波乱に富んだ一日となりました。ブレンドンはイエローフラッグによってアタックできず、最初の走行を無駄にしなければなりませんでした。一方のピエールは順調に走行してタイムを出せました。レースウィークでよく目にすることではありますが、Q1が進むにつれて路面状況が著しく改善されていき、2回目のアタックではピエールのペースも上がったので、このままこのラップを終えればQ2進出は安全圏内だと確信していました。しかし、ピエールの先にはパンクでスローダウンしたブレンドンがいて、2台の速度差が大きな状態でニアミスを引き起こしてしまいました。幸いピエールのドライビングのおかげで衝突を避けられましたが、タイヤやバッテリーの状況、それに残り時間を考えるともう一周アタック出来る余地がなく、ピエールは予選をそのまま諦めることとなってしまいました。いいペースで走行できていたため、このような結果になってしまったことはとても残念です。Q3進出まではもしかしたら叶わなかったかもしれませんが、それに近いところまではいけたと思いますし、そうなっていれば、(予選のトップ10は予選と同じタイヤを使用しなくてはいけないので)明日のレースでのタイヤの磨耗状況次第では良いポジションを得られたと言えていたかもしれません。今となっては“たられば”の話ですし、明日は期待していたグリッドからのスタートとはならないものの、経験上ここでのレースは予測不可能なことが起こるので、波乱万丈で忙しい日曜日の午後となるでしょう。今夜中にチームと戦略を練り、明日挽回できるよう努めたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の予選は、ガスリー選手がQ2に進出できるペースでアタックを続けていただけに、チームメート同士が絡む不運なアクシデントにより2台ともにQ1敗退となったことは非常に残念でした。PUとしては、ロングストレートと低速コーナーが組み合わされたこのサーキットでエナジーマネジメントを最適化するため、昨日からドライバーやチームのエンジニアとコミュニケーションを取りながら、さまざまなトライをしています。ただ、パッケージとして最適なバランスを得ることは非常にチャレンジングだと感じています。これからは明日のレースに焦点を当てて準備を進めます」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 予選:セバスチャン・ベッテルが3戦連続ポール!

  • ブレンドン・ハートレー 「完全に僕のミス。ピエールに申し訳ない」

    ブレンドン・ハートレー 「完全に僕のミス。ピエールに申し訳ない」

    ブレンドン・ハートレーは、F1アゼルバイジャンGPの予選Q1でのあわや大事故のアクシデントについてチームメイトのピエール・ガスリーに謝罪した。

    アクシデントはF1アゼルバイジャンGPの予選Q1の終盤に起こった。ブレンドン・ハートレーはウオールにヒットして左フロントタイヤがパンクしてスローダウン。そこにアタック中のピエール・ガスリーがほぼ全開で近づき、間一髪で事故を避けた。

    結果、ピエール・ガスリーはエスケープに逃れざるを得ず、ペースはあったもののQ1敗退を喫している。

    ブレンドン・ハートレーは、このインシデントは自分のミスだと認めたが、ピエール・ガスリーがアラックラップ中でそこまで接近していることに気づいていなかったと述べた。

    「あわや大惨事だったし、かなり動揺している」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「その前にラップを決めることができていなかったし、2回ともイエローフラッグが出ていた」

    「その後、ウオールに接触して、左コーナーで問題があることがわかり、スローダウンした。ピエールがあれほど近づいていたとは気づかなかった」

    「もちろん、僕はスピードを半分まで落としていたし、どれくらい問題が酷いかを調べようとしていた。完全に僕の失敗だった。ウオールがあって、彼らが来ているのが見えなかったのもの問題だった」

    「僕は大きな間違いを犯してしまったし、彼に申し訳なく思う。邪魔をしてしまったし、大きな事故を起こしかねなかった。僕の責任だし、彼に心から謝らなければならない」

    「内容には落胆している。良い一日ではなかった」

    関連:
    ・【動画】 トロロッソ・ホンダ:予選Q1であわや大事故の同士討ちニアミス
    ・F1アゼルバイジャンGP 予選:セバスチャン・ベッテルが3戦連続ポール!

  • ホンダF1 「パッケージとして最適なバランスを得るのはチャレンジング」

    ホンダF1 「パッケージとして最適なバランスを得るのはチャレンジング」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1アゼルバイジャンGPの予選を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、予選Q1でブレンドン・ハートレーがパンク。そこにブラインドコーナーを立ちあがってきたピエール・ガスリーが近づき、あわや大事故というチームメイト同士が絡む不運なアクシデントもあり、ピエール・ガスリーが17番手、ブレンドン・ハートレーが19番手で予選を終えることになった。

    ホンダF1のテニカルディレクターを務める田辺豊治は「今日の予選は、ガスリー選手がQ2に進出できるペースでアタックを続けていただけに、チームメイト同士が絡む不運なアクシデントにより2台ともにQ1敗退となったことは非常に残念でした」とコメント。

    「パワーユニットとしては、ロングストレートと低速コーナーが組み合わせられたこのサーキットでエナジーマネジメントを最適化するため、昨日からドライバーやチームのエンジニアとコミニュケーションを取りながら、さまざまなトライをしています。ただ、パッケージとして最適なバランスを得ることは非常にチャレンジングだと感じています」

    「これからは明日のレースに焦点を当てて準備を進めます」

    関連:
    ・【動画】 トロロッソ・ホンダ:予選Q1であわや大事故の同士討ちニアミス
    ・F1アゼルバイジャンGP 予選:セバスチャン・ベッテルが3戦連続ポール!

  • トロロッソ・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アゼルバイジャンGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの2回のフリー走行で、ピエール・ガスリーが9番手/15番手、ブレンドン・ハートレーが12番手/18番手タイムだった。

    27日(金)、2018年のF1世界選手権 第4戦アゼルバイジャンGPのFP1、FP2が行われた。バクーの市街中心部に設定されたストリートコースは、長い直線とタイトなコーナーが組み合わされており、とても特徴的で難易度の高いコース。

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはGP2でこのコースを経験しているが、ブレンドン・ハートレーは初めての走行。FP1では、開始早々にガスリー車のパワーユニットの調整に若干時間を費やし、ガスリーは18周の周回にとどまったが、ハートレーは順調に32周を走行。このセッションを、ガスリーは9番手、ハートレーは12番手で終えている。

    FP2では、ウルトラソフトタイヤによるアタックとロングランを行い、ガスリーが15番手、ハートレーが18番手。両ドライバーともマシンに大きな問題はなく、予定通りの周回を消化し、マシンのセッティングを進めている。

    パワーユニットとしては、ストレートが長く厳しいコースなので、燃費とエネルギーマネージメントに重点を置いた調整と、サーキット特性に合わせたドライバビリティーの調整を行い、トラブルなく初日を終えた。

    アゼルバイジャンGPの2日目となる28日(土)は、午後2時(日本時間午後7時)よりFP3、午後5時(日本時間午後10時)より予選が行われる。

    ピエール・ガスリー (9番手/15番手)
    「バクーでの初日でしたが、ここは市街地サーキットであり、とても難しいコースです。FP1で僕は4、5周ほどしか満足に走ることができませんでした。いくつかマシンに問題があったため、あまり周回を重ねることができませんでしたが、9番手でセッションを終えられたことにはとても満足しています。コースは汚れてクリアではありませんでしたが、レースウィークのスタートとしてはとてもよかったと思います。午後にはコース状況も改善されましたが、マシンのバランスとグリップにあまりいい感触を得られず苦労しました。改善するべく、今夜中に解決策を見出さなければなりません。中団の戦いはとても僅差なので、FP3までにできることをすべて行い、明日の予選でいい結果につなげたいと思います」

    ブレンドン・ハートレー (12番手/18番手)
    「今日は問題のない一日でした!バクーは僕にとって初めてのコースでしたが、楽しんで学べました。すぐに慣れてスピードに乗った走りもできましたし、このストリートコースを楽しみました。走行も順調で、10番手以内に食い込むことができるかと思いましたが、セッションは残念ながら後方で終えることとなりました。まだ時間はあるので、今夜はマシンのさらに細部までチェックを行い、予選順位を少しでも上げられるように努力したいと思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフ・エンジニア)
    「バクーは今までのサーキットとはかなり違ったことを求められるコースです。特に、2kmのストレートにおける空力面での調整がカギとなるため、このコースに特化した空力コンポーネントを持ち込みました。今朝はコースが汚れていて埃っぽく、グリップもなかなか得られなかったため、序盤はタイムを出せずにいました。路面状況の問題によってフロントがロックしやすく、制御できなくなる症状を、どのドライバーも感じていたと思います。難しい状況の中、さらにピエールのマシンにはいくつかの問題を発見しました。パワーユニットに多少の変更が必要となったほか、空力テストもいくつか行いました。したがって、ベストな状態を引き出すことができず、ピエールにとっては不本意なFP1の結果となってしまいました。一方、ブレンドンにとっては問題のない一日となりました。FP1ではいくつかのメカニカルテストを実施し、FP2に向けて空力調整も行うことができました。路面温度が下がったので、タイヤを上手く作動させるための調整作業も行いました。FP2は問題なく走行できたものの、特にロングランでは期待していたペースでの走行とはなりませんでした。もっとタイムアップができるはずなので、今夜の作業で明日に向けて改善するべき所を見つけたいと思います。スリップストリームがこのコースのカギです。最終コーナーから先ではスリップで少なくとも0.4~5秒を稼げます。これで最速タイムを出したチームもありましたが、私たちはスリップなしでのタイムでした。予選でスリップを作り出してタイムアップすることは難しいですが、考慮すべき要素だと思います。今夜はやるべきことが沢山あるので、チーム一丸となって取り組みたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今回のアゼルバイジャンGPは、ストリートサーキットで行われています。そのため、今日のセッションは埃っぽい路面から始まり、走行を重ねるたびに徐々にトラックコンディションが改善されていきました。午前のFP1開始直後に、ガスリー選手のパワーユニットの調整のために少しだけマシンを止めることはありましたが、全体としては予定していたパワーユニットのプログラムをほぼすべて消化でき、スムーズな一日となりました」

    関連:
    ・F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドがトップ
    ・F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ

  • ホンダF1 「予定していたPUのプログラムはほぼすべて消化できた」

    ホンダF1 「予定していたPUのプログラムはほぼすべて消化できた」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1アゼルバイジャンGP初日のフリー走行を振り返った。

    前戦中国GPでは苦戦を強いられたトロロッソ・ホンダ。今回の舞台となるバクー市街地コースは、超ロングストレートがカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが9番手/15番手、ブレンドン・ハートレーが12番手/18番手タイムとタイム的には下位に沈んだ。

    しかし、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ホンダとしては予定していたパワーユニットを消化でき、スムーズな一日だったと語る。

    「今回のアゼルバイジャンGPは、ストリートサーキットで行われています。そのため、今日のセッションは埃っぽい路面から始まり、走行を重ねるたびに徐々にトラックコンディションが改善されていきました」と田辺豊治はコメント。

    「午前のFP1開始直後に、ガスリー選手のパワーユニットの調整のために少しだけマシンを止めることはありましたが、全体としては予定していたパワーユニットのプログラムをほぼすべて消化でき、スムーズな一日となりました」

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  • トロロッソ・ホンダ:2018 F1アゼルバイジャンGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:2018 F1アゼルバイジャンGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が1アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースの見所とレースにむけての意気込みを語った。

    バクーの超ロングストレートはカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。

    ピエール・ガスリー
    「バクーは非常にエキサイティングなコースです。まず、ウォールが張り巡らされたストリートサーキットなので、通常に比べてリスクが倍以上になります。さらに、特徴であるロングストレートもサーキットを非常に面白いものにしていると思います。トップスピードはとんでもない速さです! 昨年の最高速は信じられないものでした。その分、ドライバーにとっては走っていてすごく楽しいサーキットではありますが、同時にリスクも高いです。いまはバクーに行くのが楽しみです。2017年はリザーブドライバーとしてレースを観戦しましたが、シーズンを通して最もエキサイティングなレースの一つだと感じました。今年は、自分がドライブできるので、うれしいですね。僕たちにとっていい結果になることを期待しています。城の近くの低速コーナーは、シーズン中で最もタイトな箇所かもしれません。ここではかなり低速で通過するので時間がかかりますが、急げばすべてを台無しにしてしまうこともあり得ます。毎ラップ、バリアから数cmのところを走るので、面白いですが本当に集中していなければなりません。通常のコースでは、縁石で少しはみ出しても、芝に触れてタイヤがほこりを巻き上げる程度で済みますが、ここでは違います。もし数cmでもはみ出そうものなら、そのまま壁に激突してそれでおしまいなんです。コースの中盤にはかなりテクニカルな箇所があり、そこでのオーバーテイクは不可能です。これを抜ければ長いストレートが待ち受けているので、ここではチャンスがあるでしょう。ストレートでもバリアが近いので、通常よりも体感速度が速くなります。特にターン1でブレーキングするときが顕著ですね。GP2に参戦していたときには、ここで2位表彰台を獲得しました。18番グリッドからスタートして2位に入れたので、僕にとっては記憶に残るレースの一つとなっています」

    ブレンドン・ハートレー
    「初体験のサーキットで走れるのを、楽しみにしています。これまでのキャリアでいくつのコースを走ったのか数えたことはないですが、初めて走るサーキットはいつもわくわくするものです。バクーは、とてもユニークな市街地コースで、ミスのできないコーナーがいくつもあります。このようなコーナーは本当に面白くて、いつも楽しく走れますし、ほかのドライバーたちも同じように感じていると思います。シミュレーターでは、城壁のそばを走るときに、僕の好きなコースであるマカオの風景を思い出しました。今週末は楽しくなると思いますし、シーズン4戦目が待ち遠しいです。今は、レースに向けてシミュレーターで走ったり、過去のレース映像を見たりと、できる限りの準備を進めているところです。レースウイークでは、金曜に走る最初の10周以内でスピードに乗れるように頑張ります。シミュレーターの作業は、その多くがエンジニアのマシンセットアップを進めるために行われています。しかし、新しいサーキットに挑む場合には、ドライバーのために行われる作業の割合が高くなります。もちろん、実際にコースで走ってみるまで分からないことはいくつもあります。バンプの数、風向きや、刻一刻と変わる路面コンディションなどは、体験しないと分かりません。でも、僕はこれまでに多くのサーキットを走ってきた経験があるので、それらの知識を総合して、新しいサーキットについてイメージすることはできます。例えば、あるコーナーを走っているときに、過去に走ったサーキットの似たようなコーナーと比べることができるんです。このように、新しいコースについて学ぶ際には、経験が非常に役に立ちます。シミュレーターで走る際には、実物のサーキットにできる限り近づけて作業を行いますが、どこまで忠実かはもちろん分かりません。縁石は一緒か、同じだけのグリップが得られるか、ほかの要素はないのか、タイヤラバーの乗りはどうか?など、シミュレーターからすべてを知ることは不可能です。ですから、過去のレース映像を見て、ドライバーがどのラインで走っているかを見るのは、新しいサーキットに挑むときに役立ちます。コースを自分の目で確認できる、木曜日のコースウォークが待ちきれません!」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「長距離移動の連続だった開幕からの3戦を終え、今回はヨーロッパの東端、アゼルバイジャンでのレースになります。バクー市街地サーキットは、旧市街にあるタイトなセクションと、2キロに及ぶロングストレートを持ち、同じように市街地を走るモナコやシンガポールとは異なるトラックレイアウトになっています。PUにとっては厳しいサーキットなので、燃費とエネルギーマネジメントが重要になります。今年のアゼルバイジャンGPは第4戦での開催になったため、例年より早い時期にレースがあります。気温や路面温度も高めだった過去3年より下がると見込まれるので、それに合わせてセットアップを進めます」

    関連:2018 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「バクー市街地コースのロングストレートは“チャレンジング”」

    ホンダF1 「バクー市街地コースのロングストレートは“チャレンジング”」

    ホンダは、2018年にF1パワーユニットを進歩させているが、F1アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースのロングストレートは“チャレンジング”だとホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は語る。

    過去3年間、ホンダは他のパワーユニットメーカーと比較してエネルギー回生システム(ERS)のデプロイメントに苦労しており、ドライバーがロングストレートで防御するのが困難な状況となっていた。

    バクー市街地コースはターン1への1.3kmの全開セクションを備えており、またデプロイメントをフルに活用することが求められるためERSへの要求が高い。

    ホンダにとってバクーのロングストレートはどうかと質問された田辺豊治は「チャレンジングです!」と RACER にコメント。

    「もちろん、改善する必要のあるエリアがいくつかあります。中国はストレートでのパフォーマンスという点では落胆するような結果ではなかったと思います。全体的なパッケージは改善しています」

    田辺豊治は、多くのストレートがあるバーレーンでピエール・ガスリーが4位入賞を果たしたことでトロッソのパフォーマンス能力を確認できたのはホンダにとって良いことだったとし、今後は定期的に中団バトルで高い順位でフィニッシュできるように一貫性を高めることに焦点を当てていくと語る。

    「車体、パワーユニットだけでなく、ドライバーも含めたパッケージとしての競争力を確認することができました。特に我々の場合は開幕戦は駄目で、2戦目は満足できるものでしたが、中国では期待外れな結果でした」

    「我々はパフォーマンスを改善できると信じていますし、このポジションに留まっているつもりはありません。もっと改善したいと思っています。全体的な競争力は確認できましたが、抜け出しているわけではありません。中国ではウィナーと表彰台に大きな変化がありました・・・」

    「我々は目標として具体的なポジションは設定してません。常に言っているように、パフォーマンスと信頼性を発展させて、シーズン中に段階的な改善を目指していきます」

    関連:2018 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「バクーではPUの燃費とエネルギーマネジメントが重要」

    ホンダF1 「バクーではPUの燃費とエネルギーマネジメントが重要」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースでのパワーユニットに関するポイントを語った。

    昨年、バクーでのレースは、3度のセーフティカー出動と赤旗中断により、大波乱の展開となった。超ロングストレートはカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。

    「長距離移動の連続だった開幕からの3戦を終え、今回はヨーロッパの東端、アゼルバイジャンでのレースになります」と田辺豊治はコメント。

    「バクー市街地サーキットは、旧市街にあるタイトなセクションと、2キロに及ぶロングストレートを持ち、同じように市街地を走るモナコやシンガポールとは異なるトラックレイアウトになっています。パワーユニットにとっては厳しいサーキットなので、燃費とエネルギーマネジメントが重要になります」

    「今年のアゼルバイジャンGPは第4戦での開催になったため、例年より早い時期にレースがあります。気温や路面温度も高めだった過去3年より下がると見込まれるので、それに合わせてセットアップを進めます」

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