カテゴリー: ホンダF1

  • フェルナンド・アロンソ F1モナコGPで今季初ポイント「チーム全員へのご褒美」

    フェルナンド・アロンソ F1モナコGPで今季初ポイント「チーム全員へのご褒美」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は2026年F1モナコGPで11位でチェッカーを受けたが、レース後にセルジオ・ペレス(キャデラックF1)へ10秒加算ペナルティが科されたことで10位に繰り上がり、チームに今季初ポイントをもたらした。

    予選20番手からスタートしたアロンソは、序盤から大胆な戦略を採用。3周目にミディアムタイヤからソフトタイヤへ交換し、1ストップで走り切るプランを選択した。

    アストンマーティンは決勝序盤に両ドライバーを早めにピットへ呼び込み、ミディアムタイヤからソフトタイヤへ交換。1ストップ戦略で完走を目指した。

    レース終盤にはストロールが19コーナーでバリアに接触してリタイア。その後のセーフティカー導入でアロンソは新品ソフトタイヤへ交換した。

    さらに同じ19コーナーでシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュし、路面損傷の確認のため赤旗中断となる。最終リスタート後、アロンソは11位でフィニッシュ。その後、ペレスへのペナルティが決定したことで10位へ繰り上がり、アストンマーティンは今季初ポイントを獲得した。

    アロンソ「チーム全員へのご褒美だった」
    アロンソはレース後、積極的な戦略が実を結んだと振り返った。

    「1周目とリスタートではかなりリスクを取ったし、その時点でいたポジションを何とか守ろうとした」とアロンソはコメント。

    「今日は本当に難しいレースだった。でも僕たちは3周目にピットインするという攻撃的な戦略を選び、残りを1ストップで走り切ることを考えていた」

    「赤旗後のリスタートは僕たちに有利に働いたし、利用できるチャンスは確実につかんだ」

    「レース運びはうまくできたと思うし、チーム全員にとって今季初ポイントという素晴らしいご褒美になった」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) F1 モナコGP

    「前で何か起きるのを待っていた」
    レース後のインタビューは、ペレスへの裁定が下る前に行われた。そのためアロンソ自身は11位フィニッシュという認識で取材に応じていた。

    「今日はペースがなかった。僕たちが望んでいたほど速くなかったし、それは分かっていたことだった」

    「だからスタートでは非常にアグレッシブに攻めた。1コーナー、3コーナー、そして5コーナーでもポジション争いをして、その後は自分たちの位置を守りながら前で何か起きるのを待っていた」

    「実際にペナルティやアクシデントが起きて、ポイント争いに近づくことができた。あるいはポイント圏内に入れたかもしれない。もしそうなればチームにとって嬉しいことだ」

    「僕たちはニューウェイを信じている」
    また、週末にパドック入りしていたエイドリアン・ニューウェイへの期待について問われると、アロンソは現在の苦境を認めながらも将来への希望を語った。

    「ある意味で、僕たちは彼の手に委ねられていると思う」

    「だから僕たちは自分たちの取り組みを信じている」

    「シーズン序盤が厳しいものになっているのは間違いない。問題はエンジンだけではなく、プロジェクト全体にある。バルセロナやバーレーンに持ち込むべきものが遅れていることも含めて、僕たちは状況を理解している」

    「それでもシーズン後半には希望を持っている」

    「まだシーズンは終わっていない。僕たちにとっては後半戦から新しいシーズンが始まるかもしれない」

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    ・アストンマーティン・ホンダF1反撃へ ニューウェイ「夏休み前にアップデート投入」

  • ホンダF1 モナコGPで今季初ポイント獲得「チームと共に努力を続けた結果」

    ホンダF1 モナコGPで今季初ポイント獲得「チームと共に努力を続けた結果」

    アストンマーティン・ホンダF1は、2026年F1モナコGPでフェルナンド・アロンソが10位に入り、今季初ポイントを獲得した。

    モンテカルロ市街地コースで開催された第6戦モナコGPは、セーフティカーや赤旗が絡む波乱の展開となった。そのなかでアロンソは粘り強いレースを展開し、最終的に10位でフィニッシュ。一方、ランス・ストロールはレース終盤のアクシデントにより完走を果たせなかった。

    ホンダ「結果は努力の積み重ね」
    ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、レース後に週末を振り返った。

    「昨日の予選を終えてから、レース中のあらゆるシナリオに備えてAston Martin Aramco Formula One Teamとディスカッションを重ねました。実際に、今日のレースでは様々な状況への対応が求められ、チームと密に連携しながら、各場面に応じた適切なPUモードのオプションをドライバーに示せるよう努めました」

    モナコではレース中に複数回のセーフティカーや赤旗が発生し、戦略面でも難しい判断が求められた。ホンダはアストンマーティンと連携しながら状況ごとに最適なパワーユニット運用をサポートしたという。

    「PU性能を反映した結果ではない」
    アロンソの10位は今季最高順位となったが、折原伸太郎は今回の結果を冷静に分析している。

    「アロンソ選手の10位という結果は今シーズン最上位ですが、これはモナコ特有の状況によるものであり、必ずしもPUのパフォーマンスを反映した結果ではありません。しかし、この順位は、チームおよびドライバーと共に努力を続けた結果だと捉えています」

    開幕から苦戦が続くアストンマーティン・ホンダF1だが、今回の1ポイントはチームにとって大きな意味を持つ結果となった。

    ホンダF1 本田技研工業

    ストロール車の課題分析を継続
    一方で、ストロールは厳しい週末を過ごした。

    「残念ながらストロール選手はアクシデントに見舞われました。週末を通してドライバビリティの課題に直面しており、コーナー進入時の減速フェーズにおいて顕著に表れていました。引き続きHRCさくらの施設のサポートのもと、チームと共に原因の特定と改善に向けた分析を継続していきます」

    アストンマーティン・ホンダF1は依然として厳しい状況に置かれているものの、モナコで獲得した今季初ポイントを足掛かりに、巻き返しを目指すことになる。

  • アストンマーティン・ホンダF1が今季初ポイント獲得 アロンソが10位昇格

    アストンマーティン・ホンダF1が今季初ポイント獲得 アロンソが10位昇格

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダF1)が2026年F1モナコGPで10位となり、チームに今季初ポイントをもたらした。

    開幕前にはエイドリアン・ニューウェイ加入と新レギュレーションによる躍進が期待されたアストンマーティンだったが、2026年シーズンは厳しい戦いが続いている。ホンダ製パワーユニットの開発遅れやマシン全体の競争力不足に苦しみ、ランキングでは最後尾グループに沈んでいた。

    振動問題は改善されたもののペース不足は解消されておらず、モナコGP予選ではアロンソとランス・ストロールがグリッド最後尾の2台となった。

    波乱のレースでポイント圏目前まで浮上
    決勝はセーフティカーや赤旗、複数のリタイアが発生する荒れた展開となった。

    キミ・アントネッリ(メルセデス)が優勝した一方で、7台がリタイア。ペナルティも相次ぎ、多くのドライバーが順位を落とした。

    そのなかでアロンソは着実に周回を重ね、チェッカーフラッグ時点では11位でフィニッシュ。ポイント圏まであと一歩という位置だった。

    ペレスのペナルティで順位繰り上がり
    当初10位でフィニッシュしていたのはセルジオ・ペレス(キャデラック)だった。

    キャデラックF1にとっては参戦初ポイント獲得となるはずだったが、レース終盤の赤旗再開時にグリッド位置を誤ったとして審議対象となった。

    スチュワードは映像やマーシャリングシステムのデータを確認した結果、ペレスの右フロントタイヤがスターティングボックスの外側にあったと判断。標準的な処分として10秒加算ペナルティを科した。

    ペレスは10位から15位へ降格し、完走者中最下位となった。

    この裁定によってアロンソが10位へ繰り上がり、アストンマーティン・ホンダは待望の今季初ポイントを獲得した。

    苦境が続くアストンマーティンに小さな光
    2026年シーズンのアストンマーティンは、コンストラクターズランキング最下位争いを強いられる苦しい状況が続いている。

    それだけに、わずか1ポイントとはいえ今回の結果はチームにとって大きな意味を持つものとなった。

    一方で、チームメイトのランス・ストロールは終盤に路面が損傷していた最終コーナー付近でクラッシュを喫しリタイア。チームとしては明暗が分かれる週末となった。

  • アロンソ「アストンマーティン・ホンダF1は全てが足りない」 予選惨敗に苦言

    アロンソ「アストンマーティン・ホンダF1は全てが足りない」 予選惨敗に苦言

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダF1)は、2026年F1モナコGP予選でQ1敗退を喫した後、AMR26の問題点を厳しく指摘し、マシン全体に根本的な欠陥があるとの認識を示した。

    モナコはマシン性能よりもドライバーの腕が重要視されるサーキットとして知られるが、その舞台でもアストンマーティンは最後尾グループに沈んだ。アロンソは18番手、ランス・ストロールは最下位に終わり、チームの苦境が改めて浮き彫りとなった。

    モナコでも見えなかった復活の兆し
    アロンソはセットアップ変更を試みたものの、問題はそこではないと説明した。

    「セットアップは変更した。でもセットアップの問題ではない。車にはもっと根本的な問題があって、車高を変えるだけでは解決しない」

    「モナコは特殊なサーキットだから、もう少し速く走れるかもしれないという希望はあった。でもフリー走行の段階で、ここでも僕たちが遅いことは分かっていた」

    シーズン序盤から続く苦戦についても、状況は変わっていないと認めた。

    「同じことの繰り返しだし、うんざりしている。毎週末、『夏休み明けまでアップデートはない』『グリッド後方で戦うことになる』と言い続けている」

    「できる限り速く走ろうとしているし、僕自身は良いラップをまとめられたと思う。2台のアストンマーティンでお互いをプッシュしようとしたけれど、それ以外に戦う相手はいなかった」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    マシン全体に問題が存在
    アロンソは、単一の弱点ではなくマシン全体に課題が存在すると説明した。

    「改善はない。シフトアップもシフトダウンも難しい」

    「フロントがまったく入っていかない。モナコでは正確に運転し、ウォール際まで寄せるためにフロントの反応が必要だ。でも僕たちにはマシンへの信頼感が足りなかった」

    さらにアロンソは、問題がパワーユニットだけではないことを強調した。

    「僕たちは2~3秒を見つけなければならない。その中にはエンジン、ギアボックス、コーナーでのエネルギー回生との連携、ストレートでのエネルギー使用、空力パッケージ、そしてマシンの哲学そのものが含まれている」

    「どこを見てもコンマ数秒ずつ失っている。そのすべてを集めて、夏休み後の新パッケージにまとめようとしている」

    ベルギーGP投入予定の改良型に期待
    アストンマーティンは現在、大規模アップデート版となる「AMR26B」の投入を進めており、チーム内ではベルギーGPでの導入が目標とされている。

    今回のアロンソの発言は、ホンダ製パワーユニットだけでなく、ギアボックス、エネルギーマネジメント、空力、さらにはマシンコンセプト全体に課題があることを示唆するものだった。

    エイドリアン・ニューウェイ加入による再建への期待は依然として大きいが、アロンソの言葉からは、現状のAMR26がグリッド最後尾を争うレベルにあるという厳しい現実がうかがえる。ベルギーGP以降の大型アップデートが、アストンマーティン・ホンダF1にとって本当の転機となるかが注目される。

  • アストンマーティン・ホンダF1に出口見えず デラロサ「トンネルの先に光はない」

    アストンマーティン・ホンダF1に出口見えず デラロサ「トンネルの先に光はない」

    アストンマーティンのチームアンバサダーであるペドロ・デ・ラ・ロサが、2026年F1シーズンに苦戦するチームの現状について厳しい見解を示した。

    ホンダ製ワークスパワーユニットへの移行初年度となる今季、アストンマーティンはコンストラクターズランキング最下位に低迷しており、モナコGPでも改善の兆しは見えていない。

    フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは金曜プラクティスで下位に沈み、競争力不足が改めて浮き彫りとなった。そんな状況のなか、デ・ラ・ロサはチームが依然として厳しい局面にあることを認めた。

    「トンネルの先の光」はまだ見えない
    「間違いなく、まだ見えていない。我々は今いるべきではない場所にいる。特に、こんな状況になるとは予想していなかっただけに難しいスタートになっている」とデ・ラ・ロサは語った。

    「今の我々には非常に扱いが難しいマシンがあり、ドライバーたちはベストを尽くしている。安全かつ信頼性を保ちながら可能な限り速く走らせるために、本当に素晴らしい仕事をしている。しかし難しい状況だ」

    さらに、改善への期待を語ること自体にも慎重な姿勢を示した。

    「実際に光が見えたとき、そしてアップグレードが投入されて事実に基づいて話せるようになったときに答えたい。我々はこれまで何度も“将来どうなるか”“トンネルの先の光”について話してきたが、少し同じことを繰り返し過ぎている気がする」

    ドライバーへの負担は増す一方
    シーズン序盤に深刻だった振動問題は解消されたものの、AMR26のパフォーマンス不足は依然として大きな課題となっている。

    アストンマーティンは今後数戦にわたって大規模アップグレードの予定がなく、ライバルが開発を進める中で防戦一方の状況が続いている。

    「全員にとって難しい。特にドライバーにとってだ。彼らはマシンを運転し、そのマシンと向き合い、メディア対応もしなければならない。そして毎週末、同じ問題について同じような質問に答え続けている」

    「今後数戦はアップグレードもない。しかしアップグレードが来ることは分かっている。ただ、それはまだ先の話だ」

    デ・ラ・ロサは、それでもアロンソとストロールがチームを支え続けていると強調した。

    「モチベーションはある。彼らは非常に協力的で、シミュレーターでもチームでも、レースチームでもファクトリーでも懸命に働いている。しかし、自分たちが望んでいる場所にいないときは、すべてがより複雑になる」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アロンソの問題は一部改善
    モナコGPではアロンソが再びマシンの不安定な挙動に苦しみ、「ランダムなダウンシフト」や強いアンダーステアを訴えていた。

    ただし、シーズン序盤から続いていたシートの問題については改善が見られたという。

    「フェルナンドはFP1後にシートについて無線で何も言わなかった。それはポジティブなことだ」

    「火曜日にこのサーキットで行った作業、つまり2025年仕様のシートを2026年マシンへ適合させる試みがうまく機能したことを意味している」

    一方でストロールは依然としてシートに不満を抱えており、課題は残っている。

    「ただ、ランスはシートの問題を訴えていた。まだ解決しなければならない問題はあるが、正しい方向には進んでいる」

    勝負は夏以降
    アストンマーティンは現在、大規模なアップグレードを夏場に投入する計画を進めている。

    「ファクトリーの裏側では本当に多くのことが進んでいる。それらのアップグレードや大きな変更が、夏頃には結果をもたらしてくれると信じている」とデ・ラ・ロサは説明した。

    しかし現時点では、その期待はまだ理論上のものでしかない。

    モナコGPの週末は、アストンマーティンが依然として苦境の真っただ中にあることを改めて示した。ホンダとの新体制で再建を目指すチームにとって、本当の勝負は夏以降となりそうだ。

    アストンマーティンF1の苦戦は想定外だった
    デ・ラ・ロサの発言で印象的なのは、単なる成績不振ではなく「予想していなかった低迷」であることを率直に認めた点だ。

    2026年の新レギュレーションとホンダとのワークス体制は、本来であれば飛躍の契機となるはずだった。しかし実際には開発の遅れとマシン特性の問題が重なり、アロンソとストロールは下位争いを強いられている。

    アストンマーティン首脳陣は夏以降のアップグレードに期待を寄せているが、ライバル勢も同様に開発を続けている。現状を考えると、一度失った競争力を取り戻すのは容易ではない。

    それでもデ・ラ・ロサが繰り返したように、チーム内部では大規模な改善作業が進められている。アストンマーティンが本当に“トンネルの先の光”を見ることができるのか。その答えは夏休み明けの数戦で明らかになりそうだ。

  • フェルナンド・アロンソ F1現行マシンを酷評「モナコで運転した中で最悪」

    フェルナンド・アロンソ F1現行マシンを酷評「モナコで運転した中で最悪」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2026年F1モナコGPの金曜プラクティス後、現行のハイブリッドF1マシンに対する不満を改めて表明し、「ハイブリッドカーはレースをするべきではない」と痛烈に批判した。

    アロンソは以前から、エネルギーマネジメントへの依存度が高まった現代F1に否定的な立場を取ってきた。モナコではその姿勢をさらに強め、「これまでモナコで運転した中で最悪の世代のマシンだ」と語った。

    「モナコで運転した中で最悪の世代のマシン」
    アロンソは、現在のパワーユニットとエネルギー回生システムがドライビングの一貫性を損なっていると説明した。

    「おそらくモナコで運転した中で最悪の世代のマシンだ」

    「バッテリーの充電方法、ブレーキングやリフトオフなどによって、マシンのエンジンブレーキ特性に大きな不安定さが生まれている。ある時はエンジンブレーキが強く、ある時は弱い。プッシュできる時もあれば、できない時もある」

    「バッテリーが完全に満充電になると、それ以上は充電されない。するとエンジンブレーキがなくなり、まるで押し出されるような感覚になる」

    「これは単純にルールの問題だ。ハイブリッドカーはレースをするべきではない。それだけだ」

    アロンソは、ドライバーがコーナー攻略よりもバッテリー残量やエネルギー回生を意識しなければならない現状に不満を抱いており、現在のF1が本来のレーシングカーから離れてしまったと考えている。

    フェルナンド・アロンソ フォーミュラ1カー

    アストンマーティンの苦戦も不満を増幅
    もっとも、アロンソの発言はアストンマーティンの現状とも無関係ではない。

    今季のAMR26はグリッド後方に沈む苦戦が続いており、アロンソ自身もブレーキングやギアチェンジ時の不安定な挙動を繰り返し訴えている。モナコのFP1でもシケイン進入時にマシンをコントロールしきれず、バリアに接触した。

    アロンソは現行マシンについて次のように説明した。

    「今はブレーキング時に大量のエネルギー回生を行っている。リアアクスルがブレーキング中に大きくバッテリーを充電するんだ」

    「そのうえでダウンシフトがあり、次のギアを入れるためにエンジンのブリッピングとも連動させなければならない」

    「今年は多くのことが同時に起きていて、僕たちはまだそのレベルに達していないように思う」

    アロンソはAMR26を「一貫性がなさすぎる」と評しており、慢性的なアンダーステアにも悩まされているという。セットアップ変更を重ねても根本的な改善には至っていない。

    金曜プラクティスでは最後尾付近に低迷
    モナコGPの金曜プラクティスでは、アストンマーティン勢は厳しい状況に置かれた。

    FP2ではフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが、キャデラックF1のバルテリ・ボッタスとともにタイムシート最後尾グループに沈み、チームの苦境を象徴する結果となった。

    アロンソは以前からハイブリッド時代のF1に批判的だったが、競争力不足に苦しむ現在の状況が、その不満をさらに強めていることは間違いない。

    それでも44歳の元ワールドチャンピオンは、自らの立場を変えるつもりはないようだ。モナコでの発言は、現行F1の技術的方向性に対する現役ドライバーからの最も強烈な批判のひとつとなった。

  • エイドリアン・ニューウェイ健康不安説を否定 デラロサ「休みなく働いている」

    エイドリアン・ニューウェイ健康不安説を否定 デラロサ「休みなく働いている」

    アストンマーティンF1のアンバサダーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサは、最近浮上していたエイドリアン・ニューウェイの健康不安説を否定し、その仕事ぶりとリーダーシップを高く評価した。

    2026年F1シーズン開幕以降、ニューウェイがグランプリ会場に姿を見せていなかったことから、一部メディアでは健康上の問題によってシルバーストンでの業務にも支障が出ているとの報道が流れていた。

    しかしアストンマーティンはこれを否定。ニューウェイ本人もモナコGPに姿を見せ、チームに帯同した。金曜日のFIA公式記者会見に出席したデ・ラ・ロサは、ニューウェイについて問われると、自身がマクラーレン時代に共に働いた頃と何も変わっていないと語った。

    「ニューウェイは何も変わっていない」
    ペドロ・デ・ラ・ロサは、ニューウェイの現状について明確に否定した。

    「エイドリアンに違いは何ひとつ見当たらない」とデ・ラ・ロサは語った。

    「彼は休みなく働いているし、その仕事に対する姿勢は本当に並外れている」

    さらにデ・ラ・ロサは、ニューウェイを特別な存在にしている最大の理由として、ドライバーの意見に耳を傾ける姿勢を挙げた。

    「彼は僕がこれまで一緒に仕事をしてきた誰よりも、ドライバーの話を聞くエンジニアのひとりだ」

    「元ドライバーとして、それは本当に尊敬できることだ」

    「今の時代はデータがすべてのような世界だ。エンジニアに話していても、彼らは画面ばかり見ていて、データが正しいのか、それともドライバーが正しいのか分かっていないこともある」

    2005年オーストラリアGPで見せたニューウェイの凄み
    デ・ラ・ロサは、ニューウェイがいかにドライバーの感覚を重視しているかを示すエピソードとして、2005年オーストラリアGPでの出来事を紹介した。

    当時マクラーレンのテスト兼リザーブドライバーだったデ・ラ・ロサは、走行後にニューウェイからひとつの質問を受けたという。

    「彼は僕に『なぜターン1でこれ以上速く走れないんだ?』と聞いた」

    「僕は『ターン1に進入してステアリングを切るとアンダーステアになってしまうからです』と答えた」

    するとニューウェイは、そのコーナーの頂点でどれくらいステアリングを切っているかを手で示すよう求めた。

    「僕が手で示すと、彼は『6度だな』と言った」

    「そして『風洞では6度以上ステアリングを切る状況になると、クルマが十分なヨーを発生できず、向きを変えられないことが分かっている』と説明した」

    ニューウェイはその情報を持ち帰り、次戦までにフロントウイングへ変更を加えた。

    「次のレースではクルマのステアリング感度が大きく改善されていた」

    「それがエイドリアンなんだ。彼はドライバーの話を聞く」

    エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アストンマーティン再建への期待
    デ・ラ・ロサは、ニューウェイの最大の強みはアイデアを実際の成果へ結びつける能力にあると語った。

    「ニューウェイを特別な存在にしているのは、本当に結果を出すことだ」

    「彼がチームにいるのは素晴らしいことだ」

    「彼は偉大なリーダーであり、僕たち全員にとって本当の刺激になっている」

    「そしてアストンマーティンに加わった多くの若いエンジニアたちにとっても大きなインスピレーションになっている」

    現在のAMR26は、2026年シーズンの中でも期待を大きく下回るマシンとなっている。ニューウェイの長いF1キャリアにも成功だけでなく失敗は存在するが、状況を立て直せる人物がいるとすれば、それはニューウェイ自身だというのがデ・ラ・ロサの見方だ。

    ただし、その成果が現れるまでには時間が必要になるかもしれない。

  • フェルナンド・アロンソ F1モナコGP予選21番手「今のパッケージでのベストラップ」

    フェルナンド・アロンソ F1モナコGP予選21番手「今のパッケージでのベストラップ」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は2026年F1モナコGP予選で21番手に終わり、チームメイトのランス・ストロールとともに最後尾列から決勝に臨むことになった。

    アストンマーティンは金曜日からペース不足に苦しみ、夜通しセットアップ変更を行ったものの改善は限定的だった。アロンソはマシンの根本的な問題を指摘し、シーズン後半に予定されるアップデート投入まで厳しい状況が続くとの見方を示した。

    アロンソ「今のパッケージでのベストラップだった」
    アストンマーティンはモナコで期待されたパフォーマンスを発揮できず、アロンソは現状の限界を認めた。

    「昨日と大きな違いはなかったし、単純に僕たちにはペースがない」

    「モナコには少し期待を持って来たけれど、マシンへの信頼感があまりなく、週末を通してフロントのグリップが不足していた」

    「今日は今のパッケージで可能な限り最高のラップができたと思う」

    チームはAMR26のパフォーマンス改善を目指して作業を続けたが、アロンソは予選後も状況は変わらなかったと説明した。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) F1 モナコGP

    「セットアップではなく根本的な問題」
    予選後のインタビューでアロンソは、今回の不振がセットアップによるものではないと強調した。

    「本当に厳しい週末だった。モナコではもう少し良い結果を期待していた」

    「でも昨日のフリープラクティスの時点で、僕たちはペースがないと感じていたし、ブレーキングやダウンシフトでマシンへの信頼感がなかった」

    土曜日に改善があったかと問われると、アロンソは首を横に振った。

    「そうでもない。状況はほぼ同じだ」

    「僕たちはいろいろなセットアップを試したけれど、これはセットアップの問題ではない。マシンの根本的な問題なんだ」

    さらにアロンソは、短期的な解決策は見当たらないとの認識を示した。

    「だからシーズン後半にアップデートを投入するまでは、誰にとっても厳しい状況が続くだろう」

    「それでも僕たちは強く、そして団結して戦い続けるつもりだ」

    決勝のモナコGPは78周で争われる。オーバーテイクが難しい一方で、セーフティカーや戦略による順位変動も起こりやすいだけに、アストンマーティンはレース展開の混乱を生かしてポジションアップを狙うことになる。

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  • ランス・ストロール F1モナコGP予選「グリップがなく結果は予想通りだった」

    ランス・ストロール F1モナコGP予選「グリップがなく結果は予想通りだった」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)は、2026年F1モナコGP予選を22番手で終えた。チームは週末を通じてマシンバランスとドライバビリティに苦しみ、フェルナンド・アロンソも21番手に終わるなど厳しい一日となった。

    チームはAMR26のパフォーマンス向上を目指してセットアップ変更を続けたが改善には至らず、モナコの市街地コースで苦戦。決勝ではセーフティカーや戦略を活用した巻き返しを目指す。

    ランス・ストロール(アストンマーティン)は、2026年F1モナコGP予選を22番手で終えた。チームは週末を通じてマシンバランスとドライバビリティに苦しみ、フェルナンド・アロンソも21番手に終わるなど厳しい一日となった。

    アストンマーティンはAMR26のパフォーマンス向上を目指してセットアップ変更を続けたが改善には至らず、モナコの市街地コースで苦戦。決勝ではセーフティカーや戦略を活用した巻き返しを目指す。

    ストロールは予選後、マシンの状況について次のように語った。

    「週末を通して同じ問題に苦しんでいた。マシンは扱いが難しく、グリップもなかったので、この結果は予想していたものだった」

    「チームは各セッションの間にさまざまな変更を試してくれたが、ダウンフォースもパワーも不足していて、正直あまり楽しい状況ではなかった」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) モナコGP

    予選後のインタビューでは、モナコでの走行そのものも厳しいものだったと認めた。

    予選に向けて一晩で状況は改善しましたか?

    ランス・ストロール:いいや、これまでと同じだった。

    予選でのフィーリングはどうでしたか? モナコを走ること自体は楽しめましたか?

    ランス・ストロール:いや、グリップがなくて、マシンがしっかり決まっていないと分かっている状態では、ここを走るのはあまり楽しくない。

    「それほど楽しめる体験ではなかった。でもリビエラの景色は素晴らしいし、天気も良くて太陽も出ている。それは良かった」

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  • ホンダ F1モナコGP予選 折原伸太郎「期待したグリッドに届かなかった」

    ホンダ F1モナコGP予選 折原伸太郎「期待したグリッドに届かなかった」

    アストンマーティン・ホンダF1は、2026年F1第6戦モナコGP予選で苦戦を強いられた。フェルナンド・アロンソは21番手、ランス・ストロールは22番手に終わり、2台揃ってQ1敗退という厳しい結果となった。

    モナコ入り前には予選での上位進出も期待されていたが、狭く曲がりくねった市街地コースで十分なパフォーマンスを発揮できず、後方グリッドから決勝に臨むことになった。

    ホンダ F1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、予選後に次のように振り返った。

    「モナコ入りする前は、予選でもう少し良い結果を期待していました。全体的なパフォーマンス向上に向けて取り組むべきことは多く、FP1から継続して改善に取り組んできました」

    「ドライバビリティの向上を図り、ドライバーがより自信を持ってコーナーへ進入できるよう努めましたが、今回は期待していたグリッドポジションには届きませんでした」

    「今後に向けてさらに改善を進める必要がありますが、明日の決勝では何が起こるかわかりません。あらゆる状況に備え、適切な判断と対応ができるよう準備を進めます」

    モナコでは予選順位が結果を大きく左右する一方で、セーフティカーやアクシデントによって展開が大きく変わることも少なくない。アストンマーティン・ホンダF1は厳しいグリッドからのスタートとなるが、決勝での巻き返しを目指す。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

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