カテゴリー: ホンダF1

  • レッドブルF1首脳、メルセデスの心理戦は「無駄な努力」

    レッドブルF1首脳、メルセデスの心理戦は「無駄な努力」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、トト・ヴォルフもしくはメルセデスF1の心理戦を“雑音”だと見なしている。

    F1アゼルバイジャンGPの週末、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、レッドブルのチーム代表のクリスチャン・ホーナーを“おしゃべり”だとこき下ろした。

    ヘルムート・マルコは、2021年のF1タイトルを巡る直接対決のなかで、それらレッドブル・ホンダF1を妨害するための無駄な努力だと考えている。

    「我々はそのレベルには行かない」とヘルムート・マルコは RTL に語った。

    「我々はレースに完全に集中している。このような雑音は、少なくとも私にとっては何の意味もない」

    実際、ヘルムート・マルコは、レッドブルのリアウイングの柔軟性が高すぎるという物語全体を“コップの中の嵐(ささいなことで大騒ぎすること)”と呼んだ。

    ヘルムート・マルコは、メルセデスが今でもレッドブルのピット装備のいくつかについて不平を言っているが、チームはメルセデスとのコース上での戦いに集中し続けることを誓った。

    「このようなチャンスがあれば、それを掴み取る必要がある。我々はそれを掴み取っていく」とヘルムート・マルコは言いました。

    「我々全員が、長い間メルセデスの支配に苦しんでいる」

    ヘルムート・マルコは、メルセデスF1が反撃を仕掛けていると語り、“メルセデスのカスマター”、おそらくアストンマーティンでさえ、最近、レッドブルのスタッフを“密猟”するために“大規模な努力”をしていることを明らかにした。

    だが、ヘルムート・マルコは、それらの努力は失敗したと語る。

    「我々全員が、このワールドタイトルを勝ち取るための情熱、興奮、そして渇望を持ったチームとして一緒にいる」とヘルムート・マルコは語った。

    「メルセデスは常にエンジン出力で1秒の予備のアドバンテージを持っていいた。だが、もはやそれはない」

    「我々は最初から競争力のあるマシンを送り出した。これからは細部が重要になる」

    そして、メルセデスF1がレッドブルが及ぼす圧力の結果は、メルセデスの最近の過ちとパフォーマンスの奮闘の“完全”な理由である、とマルコは主張する。

    だが、ヘルムート・マルコは「あのような2つのレースはシーズン全体のベンチマークにはなり得ない」とし、メルセデスはモナコやバクーのストリートよりもポール・リカールで強いはずだと警告した。

  • マックス・フェルスタッペン、初日最速「僕たちには強力なエンジンがある」

    マックス・フェルスタッペン、初日最速「僕たちには強力なエンジンがある」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年 F1フランスGPの初日に最速タイムをマークした。

    最初の走行をミディアムでスタートしたマックス・フェルスタッペンは、2ターン目のソーセージ縁石を超えた際にフロントウィングにダメージを負う。RB16Bのデブリを拾うためにバーチャル・セーフティカーが導入された。

    残り30分で、マックス・フェルスタッペンは予選シミュレーションのためにコースに出る。新品ソフトタイヤで、セクター3とセクター3で区間ベスト、セクター2での自己ベストタイムを記録し、バルテリ・ボッタスを0.008秒上回った。

    いつものように、1時間のセッションの最後の3分の1はロングランのペースに集中するために使用され、ラップタイムの大部分が改善されず、マックス・フェルスタッペンは初日のタイムシートのトップでセッションを終えた。

    「セッション中にはうまく改善しできた思う」とマックス・マックスは2回目のプラクティス後に語った。

    「最初のセッションでは、完全に満足していなかった。FP2の開始時も素晴らしいものではなかった。しかし、2セット目のタイヤでは、マシンのフィーリングが大幅に改善した」

    「ここはチャレンジングだ。風が強いので、完璧なラップをするのは難しい。風はさまざまな方向からトラックに流れ込み、ラップごとに変わる可能性がある。そのため、コーナースピードを判断するのが難しい。でも、結局のところ、それは誰にとっても同じだ」

    「僕たちには良いペース、強力なエンジンがある。明日のために十分に準備することができる」

    2021年 F1フランスGP FP2 結果・タイム
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分32秒872
    2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) – 1分32秒880
    3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分33秒125
    4.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) – 1分33秒340
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分33秒550
    6.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分33秒685
    7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ) – 1分33秒696
    8.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分33秒698
    9.キミ・ライコネン(アルファロメオ) – 1分33秒786
    10.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分33秒822
    11.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) – 1分33秒831
    12.セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1分33秒921
    13.角田裕毅(アルファタウリ) – 1分33秒955
    14.ダニエル・リカルド(マクラーレン) – 1分34秒079
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) – 1分34秒447
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分34秒632
    17.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) – 1分35秒266
    18.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) – 1分35秒331
    19.ミック・シューマッハ(ハース) – 1分35秒512
    20.ニキータ・マゼピン(ハース) – 1分35秒551
  • セルジオ・ペレス 「実際の実力よりも低い結果。いい勢いは続いている」

    セルジオ・ペレス 「実際の実力よりも低い結果。いい勢いは続いている」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は、2021年 F1世界選手権 第7戦 F1フランスGPの金曜フリー走行を12番手で終えた。

    フリー走行1回目で4番手タイムという好スタートを切ったセルジオ・ペレス。だが、フリー走行2回目で、ソフトタイヤを履いたアタックラップで、スロー走行していたマシンに引っかかり、タイムシート上では12番手に終わった。

    「今日はトラフィックでいい走りができなかったので、タイムシート上は実際の実力よりも低い結果となってしまった」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「僕はこの位置で終わったけど、マックスはいいポジションで一日を終えている。僕らはセッション中にいくつか変更を行ったので、今夜は何が機能したのかを確認して、明日は混戦の中に入れるようにペースを向上させられればと思う」

    「バクーとは大きく異なるコースだけど、いい勢いは続いているし、マシンの理解も進んでいるので、今日の内容からも多くのポジティブな要素を得られている」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) 2021年 F1フランスGP
    セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) 2021年 F1フランスGP

    セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) 2021年 F1フランスGP
    セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) 2021年 F1フランスGP

  • 角田裕毅 「間違いなくマシンに対する自信を取り戻せている」

    角田裕毅 「間違いなくマシンに対する自信を取り戻せている」

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、2021年 F1世界選手権 第7戦 フランスGPの金曜フリー走行を13番手タイムで終えた。

    FP1は、序盤からコースオフするマシンが続出。角田裕毅も、アタックラップへと向かう直前の最終コーナーで、タイヤが冷えていたためにスピンを喫したが、マシンにダメージはなく、すぐにプラン通りの走行を行うことができた。

    FP2も中団勢もタイム差が近く、6~8番手はわずか0.013秒差。角田裕毅は13番手だったものの、6番手とのタイム差は約0.25秒だった。

    「今日はいい一日でした。ポールリカールでの走行経験があるので、ここフランスでのアプローチは、過去数戦よりも少し楽になりました」」と角田裕毅はコメント。

    「FP1ではスピンしてしまいましたが、今日の2セッションを通じて進歩を果たせたと思います。FP2ではセットアップについてやや苦戦しましたが、うまく適応できて、一日の終わりにはマシンの挙動に満足することができました」

    「間違いなくマシンに対する自信を取り戻せていますし、バクーでの結果もその一助になっています。予選に向けて、やるべきことははまだ多いですし、非常に僅差となっているので、混戦になると思いますが、速さは確実にあると思います」

    2021年 F1フランスGP FP2 結果・タイム
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分32秒872
    2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) – 1分32秒880
    3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分33秒125
    4.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) – 1分33秒340
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分33秒550
    6.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分33秒685
    7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ) – 1分33秒696
    8.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分33秒698
    9.キミ・ライコネン(アルファロメオ) – 1分33秒786
    10.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分33秒822
    11.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) – 1分33秒831
    12.セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1分33秒921
    13.角田裕毅(アルファタウリ) – 1分33秒955
    14.ダニエル・リカルド(マクラーレン) – 1分34秒079
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) – 1分34秒447
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分34秒632
    17.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) – 1分35秒266
    18.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) – 1分35秒331
    19.ミック・シューマッハ(ハース) – 1分35秒512
    20.ニキータ・マゼピン(ハース) – 1分35秒551

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 2021年 F1フランスGP フリー走行
    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 2021年 F1フランスGP フリー走行

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 2021年 F1フランスGP フリー走行
    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 2021年 F1フランスGP フリー走行

  • ホンダF1、2基目の新PUを投入「機能確認を含めて多くのデータ収集」

    ホンダF1、2基目の新PUを投入「機能確認を含めて多くのデータ収集」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年 F1世界選手権 第7戦 F1フランスGPの金曜フリー走行を振り返った。

    ポールリカール・サーキットで開幕したF1フランスGPの初日は、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンがFP2でトップタイムをマーク。しかし、各マシンのタイムは非常に僅差で、激しい戦いを予感させる結果となった。

    今回のレースから、レッドブル・レーシングの2台とスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーのマシンに2基目のPUを投入している。第2戦のクラッシュ時に2基目を投入している角田裕毅については、これまでのPUを継続して使用している。

    「5月のスペインGP以来となるパーマネントサーキット、ポールリカールでのフランスGP初日が終了しました」と田辺豊治はコメント。

    「今日は快晴となり、外気温、路面温度ともに比較的高い状況下でセッションが行われました。今回のレースでは、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手、ペレス選手とスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手のマシンに新たなPUを投入しています」

    「両チームともに大きな問題の発生はなく、基本的なプログラムを消化して新PUの機能確認を含めて多くのデータ収集ができました」

    「今回もライバルとは非常に僅差となりそうです。僅差では、ほんの小さなパフォーマンスの差が結果に大きく影響しますので、チームと一緒に細部に至るまでデータを確認し、最適化を進めていきます」

    2021年 F1フランスGP FP2 結果・タイム
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分32秒872
    2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) – 1分32秒880
    3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分33秒125
    4.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) – 1分33秒340
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分33秒550
    6.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分33秒685
    7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ) – 1分33秒696
    8.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分33秒698
    9.キミ・ライコネン(アルファロメオ) – 1分33秒786
    10.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分33秒822
    11.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) – 1分33秒831
    12.セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1分33秒921
    13.角田裕毅(アルファタウリ) – 1分33秒955
    14.ダニエル・リカルド(マクラーレン) – 1分34秒079
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) – 1分34秒447
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分34秒632
    17.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) – 1分35秒266
    18.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) – 1分35秒331
    19.ミック・シューマッハ(ハース) – 1分35秒512
    20.ニキータ・マゼピン(ハース) – 1分35秒551
  • ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP プレビュー

    ポールリカール・サーキットで行われる第7戦フランスGPは、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーにとってはホームGPとなる。

    2020年はコロナ禍の影響で開催がなく、2年前の2019年はマックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが10位と苦戦。しかし、今季はここまでモナコ、アゼルバイジャンと連勝して迎えるだけに、1991年以来の3連勝を目指して全力で臨む。

    ホンダF1として、フランスGPで最後の勝利は、同じくポールリカールで開催された1989年のアラン・プロスト。表彰台は、マニ・クールが開催地となった1991年のアイルトン・セナ以来となる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「アゼルバイジャン・バクーでのレースを終え、今週からは欧州での3連戦が始まります。その初戦は、フランスのポールリカールで開催されます。今回の舞台となるポールリカール・サーキットは、南仏の風光明媚な海岸線から少し内陸に入った丘陵地帯に位置するサーキットです。4本のストレートが、低・中・高速コーナーでつながれている、とてもテクニカルなレイアウトですので、マシンにはストレートでのスピードと速度域の異なるコーナリングでの性能の両方が求められる難しいサーキットです。今回は、レッドブル・レーシング・ホンダにとってはチャンピオンシップをリードして迎えるレース、そしてスクーデリア・アルファタウリ・ホンダにとってはガスリー選手の母国GPとして、ともに大切な一戦になります。また、この3連戦はフランスを皮切りに始まり、その後、オーストリアでの2連戦が控えています。こちらもレッドブルにとってはホームレースとなるため、我々にとっては3戦すべてが非常に大事な戦いになります。どのレースも、ここまでの戦いと同様に僅差の争いになると思いますが、いい結果を残せるよう、チームとともに十分な準備をして臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「もちろん、バクーでは勝ちたいと思っていましたし、僕らが勝利に向けて進んでいたことは明らかですが、こうしたことが起きるのがレースです。自分たちの手の内でない部分のことなので、僕らは継続して前進していくのみです。まだチャンピオンシップをリードしていますし、リードを広げたかったという思いは当然ありますが、しょうがないことです。2台のマシンがチャンピオンシップでトップを争うことができて、ポイントを獲得できるというのは素晴らしいことです。それがどういう効果をもたらすかは、バクーがいい例になったと思います。チェコ(ペレス)がコンストラクターズチャンピオンシップでメルセデスに対するリードを拡大してくれたのはよかったですし、彼自身もドライバーズチャンピオンシップで3位につけています。(ポイントリーダーでフランスGPを迎えるのは)いい気分ですが、メルセデスがこうした“通常の”サーキットでは再び強力になるはずだと思っているので、プッシュし続けなければいけないですし、まだ決して十分ではないので最後の最後まで進化し続ける必要があります。シーズンここまで、僕らにとっては上々の展開ですが、まだ多くのレースが残っていることを忘れてはいけません。ここまでのレース結果と、チャンピオンシップをリードできていることには満足していますが、大事なのはアブダビの時点でもリードできているかということです。ポールリカールは高速サーキットです。ラップの終盤にかけて高速コーナーが連続して、タイヤデグラデーションにもかなり気をつけなければなりません。ランオフエリアが広く、スペースがたくさんあるので、普段あまり見ない光景ですが、過去2戦のストリートサーキットとは全く異なります。またここに行くのが楽しみですし、表彰台の頂点に立てればと思います」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「レッドブル・レーシング・ホンダでの初勝利は、心から誇りに感じています。1月の初めから取り組んできた多くの努力による勝利で、ハードワークは必ず報われることを示せました。チャンピオンシップを争えるマシンが2台揃っていることが分かったことも、チーム全体を大きく勢い付けますし、僕ら全員が本当に勝ちたいと思っています。(赤旗中断からスタンディングスタートでの再開となり)たった2周ですべてを失うかもしれないと思っていましたし、ポールポジションで追われる立場のレースとなっていました。だから、完璧なスタートを決めようと思っていました。さまざまな理由からうまくいきましたが、僕らのスタートがうまく決まっても、ルイス(ハミルトン/メルセデス)のブレーキに問題が起きるなんて誰も予想がつかないことなので、運がよかったと思いますし、最終的にはすべてがうまく機能しました。レース後にステファノ(・ドメニカリ/F1 CEO)に『まるでショーみたいだね!』と話しましたが、彼も『ファンにとっては素晴らしかったね』と言っていました。僕らはとてもいいチームだと思います!マックス(フェルスタッペン)は最高の走りをしていて、勝利にふさわしく、レースウイークを通じて完璧でした。ただ運がついてこなかっただけです。アレックス(アルボン)は、エンジニアとともにシミュレーターで大きな貢献をしてくれました。移籍してきたとき、彼がこんなにオープンに接してくれるとは思っていませんでしたが、マシンの挙動を詳しく説明してくれて、初日から彼がそばにいてくれてとてもよかったです。本当に感謝していますし、彼がチームと多くの仕事に取り組んでくれてありがたいと思っています。まだ6戦を終えただけですし、これまでも言ってきたように、いまどの位置にいるのかではなく、最終戦のアブダビをどの位置で終えるかが重要ですから、コツコツと取り組み続けて、マシンのポテンシャルを最大に引き出していかなければなりません。長年F1の世界にいるので、いろいろなことが起こるのは分かっています。足元をしっかりと見て、過去は振り返らずに前を向き続けていくべきです」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「バクーでの表彰台はいい成果となりました。レースウイークを通じて調子はとてもよく、フリー走行ではすべてがうまくいき、マシンはとても快適で、確かなポテンシャルがありました。土曜にはさらにマシンを改善でき、FP3でトップに立てたのも印象的ですし、予選ではトップからわずかな差で、初めてポールポジション争いのチャンスがありました。4番グリッドからいい結果を出せると思っていましたが、レースは厳しく、特に第2スティントでは少しパワーを落とさざるを得ない状況でした。チームワークによって、問題が起きても正しい判断をできましたし、予選、レース戦略、ピットストップもうまくいきました。ユウキ(角田裕毅)も、簡単ではないこのコースで土曜からペースがよく、チームとして好調なレースウイークだったと言えます。今季の序盤は、予選がよくてもレースでうまくいかないことがありましたが、ここ2戦はミスなく素晴らしい仕事ができています。これが僕らに必要だったことで、それが3位表彰台という形で報われて最高です。そして表彰台獲得後という、とてもいいタイミングで、ここでポールリカールでのホームレースを迎えられます。フランスのみんながとてもエキサイトするはずですし、この先のシーズンについて、みんな熱くて大きな期待を寄せてくれています。ここまで発揮してきたパフォーマンスレベルがあるので、これからのレースでどんな結果が出せるのか楽しみですし、今週末もこれまでと同じアプローチで取り組んでいきます。正直なところ、過去にポールリカールではいい結果が出せていません。F1で初のフランスGPでは、オープニングラップでオコン(エステバン/現アルピーヌ)と接触してリタイアを余儀なくされましたし、2019年もいいレースウイークとは言えず10位に終わりました。ただ、バクーも今年までは好結果が出せていなかったので、この傾向が続いて今週末も変化が起こせればと思います。サーキットは、過去2戦とは異なり、ランオフエリアがとても多く、リスクは高くありませんが、最終セクターにある左から切り返して進入する長い右コーナー “ボーセ”のような、他にはないようなコーナーがあり、難易度は高くテクニカルなコースです。マシンについては、まずはこの独特のレイアウトに合わせた最適なセットアップに取り組むことから始めていきます。主催者は、1日1万5000人の観客を入れると聞いていますが、僕のホームレースにはファンの皆さんにいてほしいと思っていたので、とてもうれしいです。みんなとレースウイークの感動を分かち合えるのはいいことですし、昨年モンツァで優勝できたので、僕がグランプリウイナーとしてホームの観衆の前でレースをするのは初めてのことになります。とても特別なレースになりますし、待ちきれない気分です。バクーでの表彰台で注目も集まっているので、メディア対応もたくさんありました。レースウイーク前に燃え尽きてしまいたくはないので、できるだけうまくこなしていきたいと思います」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「バクーまでは苦戦が続いていたので、結果を出せていい気分でした。それまでのレースと比べて、普段以上にいい準備ができていましたし、FP1の時点で準備が整っていると感じていました。バクーの前の週にイタリアへと引っ越して、ファクトリーで過ごす時間を多く取れたので、レースウイークでのアプローチを学ぶとともに、マシンが抱えていたその時点での課題を確認できました。レースウイークへのアプローチを少し変えて、(チームとの)会話も増やすことができて、うまくいきました。予選では初めてQ3進出を果たし、レースに向けたアプローチについて、自分なりの新たなスタンダードを確立できたと思います。結果についても上々で満足はしていますが、リスタート後に順位を落としたことは残念でした。アゼルバイジャンの後はイタリアに戻っていました。気候も食べ物もよくて、ファクトリーで過ごしてエンジニアと話す時間も多く取れました。シミュレーターセッションのためにはUKへ移動しなければなりませんが、イタリアへの引っ越しは正しい判断でしたし、とてもポジティブです。僕はF3時代にポールリカールで2回のレース経験があり、ポルトガル、モナコ、バクーといった全く経験のないサーキットとは状況が異なるのはポジティブな要素になります。F1マシンではまた違うはずですし、一周の中でもセクター3がカギになり、タイヤのデグラデーションも重要なファクターです。コースはフラットですし、過去2戦と違って、ウォールもありません。とても広いランオフエリアがあるので、限界を探っていく中で、そこまで注意深くなる必要がなくなります。セットアップの面では、低速の90度コーナーがないので、僕らのマシンが好調だったアゼルバイジャンとはかなり異なると思います。すべての面で、全く異なるコースです。楽しみにしていますし、またポイント獲得ができればと思っています」

  • レッドブル・ホンダF1 「フランスよりオーストリアでの2連勝が現実的」

    レッドブル・ホンダF1 「フランスよりオーストリアでの2連勝が現実的」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今週末にポール・リカール・サーキットで開催されるF1フランスGPでマックス・フェルスタッペンは優勝に手が届かないかもしれないと認め、オーストリアでの2連勝の方が“現実的”だと語る。

    レッドブル・ホンダがメルセデスを上回ったモナコとバクーでの過去2戦はいずれも市街地サーキットが舞台だった。

    今週末からヨーロッパでの3連戦が幕を開けるが、ヘルムート・マルコは、より“ノーマル”のレイアウトとなるポール・リカール・サーキットでは再びメルセデスF1が調子を取り戻すはずだと予想する。

    「2人の間で非常に接戦となるだろう」とヘルムート・マルコは RTL に語った。

    「ル・カステレは独自の特徴を持つサーキットだ。他のどこにも存在しない非定型の路面だ。勝てるかどうかはすべてその日のコンディションと気温に依存する」

    「彼がオーストリアで2勝を達成できる願っている。そっちの方がより現実的だと思う」

    ホンダF1は、今週末のF1フランスGPで改良を加えたエンジンを持ち込む可能性があると報じられている。

    ヘルムート・マルコは既存の仕様で「何の問題もない」と主張しているが、メルセデスとフェラーリは前戦F1アゼルバイジャンGPで今季2基目となる主要エンジンコンポーネントを投入。ホンダも今週末からスタートする3連戦のどこかで新品エンジンを投入する可能性は高い。

    また、今週末のF1フランスGPでは、特にモナコでの勝利を陰から支えてテスト兼リザーブドライバーのアレクサンダー・アルボンが不在となる。

    昨年までレッドブル・ホンダF1のレギュラードライバーを務めていたアレクサンダー・アルボンは、今季今季DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)にエントリーしており、今週末はイタリアのモンツァで開幕戦が行われる。

    代わりにユーリ・ヴィップスがシミュレーターでの作業を担当するが、それでも、何かの事情でレッドブルとアルファタウリのドライバーが今週末のF1フランスGPに出場できない場合には、アレクサンダー・アルボンがDTM出場をとりやめてポール・リカールに来ることになっているとヘルムート・マルコは語うr。

    「アルボンが両チームのリザーブドライバーであることに変わりはない」とヘルムート・マルコは Speed Week に語った。

    「もし誰かが抜ける場合には、彼はすぐにイタリアからフランスに飛行機でやってくる」

  • セルジオ・ペレス 「パトリシオ・オワードはF1で十分に通用する」

    セルジオ・ペレス 「パトリシオ・オワードはF1で十分に通用する」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、同じメキシコ出身のパトリシオ・オワードは、F1で十分に通用する才能を持っていると考えている。

    アロー・マクラーレンSPからインディカーに参戦するパトリシオ・オワードは、2021年に素晴らしいスタートを切っており、前戦デトロイトでは今季2勝目を上げてチャンピオンシップをリードしている。

    マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンとの賭けにより、インディカーで勝利を挙げたパトリシオ・パワードは、アブダビで開催されるポストシーズンテストでマクラーレンのF1マシンをテストするチャンスを獲得した。

    マクラーレンとの繋がりにより、パトリシオ・オワードはいつかF1グリッドに参加するとの噂に繋がっている。

    セルジオ・ペレスは、才能の面ではパトリシオ・オワードはF1で十分に通用すると考えている。

    「素晴らしかったね。2つの週末で、僕たちがF1で優勝し、次にインディカーで優勝したので、僕たちの国にとって素晴らしいことだ」とセルジオ・ペレスは語った。

    「正直、パトは素晴らしい才能だと思う。インディカーがF1とどれだけ違うか、そして。彼がF1にどれだけ早く適応できるかの問題だけだと思う」

    「彼には世界最高のドライバーと競争する才能があるのは確かだと思う」

    パトリシオ・オワードと同じように、セルジオ・ペレスはF1アゼルバイジャンGPで勝利を収め、通算2勝目を挙げた。

    レースの大部分でセルジオ・ペレスは常にDRS圏内にいたルイス・ハミルトンを抑えた。

    二人が互角に戦えるマシンで直接対決したのは初めてであり、それによってセルジオ・ペレスは7回のF1ワールドチャンピオンをより理解できたと語る。

    「メルセデスに乗っているハミルトンを抑えるのは他のドライバーと同じではない」とセルジオ・ペレスは語った。

    「彼がどれほど優れているか、彼がどのように彼のキャリアを管理しているか、彼がプッシュする瞬間、彼がセーブ瞬間などを理解することができた」

    「これは僕のキャリア全体で彼との最も近いレースだったと思う。彼の振る舞いについて多くのことを理解した。彼は基本的に最初から最後まで息つく暇も与えてくれなかった」

  • ホンダF1、日本勤務の技術者もレッドブルF1エンジン部門へ転職の可能性

    ホンダF1、日本勤務の技術者もレッドブルF1エンジン部門へ転職の可能性

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、F1撤退後の2022年に日本で勤務していたF1技術者がレッドブルF1に新設されるエンジン部門に転職する可能性があることを認めた。

    ホンダの今シーズン限りでのF1撤退という決定を受け、レッドブルは2022年からホンダF1エンジンの知的財産権を引き継いで自社で運用するエンジン部門『レッドブル・パワートレインズ』を設立し、準備を進めている。

    2022年からF1エンジンは凍結されるが、燃料のエタノール混合率を現在の7.5%から10%に増やしたいわゆる『E10』への対応など、技術的な変更を控えている。

    ホンダF1は、2022年以降に自動車メーカーのサポートがなくなるレッドブルの2つのF1チームのために最終的な技術的なプッシュを検討。山本雅史は、今シーズン末で正式にF1を離れる前に新しいエンジンを完成させることを検討していることを Auto Hebdo に明らかにした。

    「それは我々が話をしていることです」と山本雅史は認めた。

    「個人的に、我々がF1を離れることは悲しいです。ホンダが留まっていればよかったのですが、その決断を尊重し、理解しています」

    ホンダは、F1撤退の理由として、2025年のカーボンニュートラル達成のためにF1に従事している技術者のリソースを集中させるためだと説明している

    しかし、山本雅史は、現在、英国でレッドブルにいるホンダの何人かのスタッフが新しいレッドブル・パワートレインズのオペレーションに移ることを認めていた。

    そして、次のステップは、日本に拠点を置いているホンダの技術者である可能性がある。

    「現時点では、これらの従業員がレッドブルに転職する予定はありませんが、シーズンの終わる頃には状況が変わっている可能性があります」と山本雅史は認めた。

    その間、ホンダは2021年のF1エンジン開発に全力を注ぐことを誓っている。現在、レッドブルとマックスフェルスタッペンはメルセデスとのタイトル争いで接戦を繰り広げている。

    「メルセデスと戦えるようにするために我々としてもできる限りのことをしたと確信しています」と山本雅史は語った。

    「レッドブルもこの新しいエンジンで我々の最後のシーズンを最大限に活用する機会を与えてくれました」

    「パワーに関しては、エンジンは互いに非常に接近しています。現在の違いは主にサーキットとコンディションによるものです。我々はエンジンの開発を続けなければなりません」

  • ピエール・ガスリー 「将来について話すののまだ時期尚早」

    ピエール・ガスリー 「将来について話すののまだ時期尚早」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、自身の将来がすぐに解決されるとは思っていないと語る。

    レッドブル・レーシングから降格させられた後、ピエール・ガスリーはアルファタウリ・ホンダF1で安定して優れた結果を残しているが、レッドブルF1の上層部には再びガスリーを昇格させる気はなく、アルピーヌF1への移籍が噂された。

    だが、ピエール・ガスリーと交代でアルピーヌF1を追われると考えられていたエステバン・オコンは、チームとの契約を2024年まで延長。フェルナンド・アロンソも2022年末まで契約を結んでおり、ガスリーがアルピーヌF1に移籍する扉は閉ざされた。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーはアルファタウリの“理想的なアンバサダー”だと語り、レッドブル・レーシング昇格ではなく、アルファタウリで継続していることを示唆していた。

    しかし、ピエール・ガスリーはそれらの議論はまだ行われておらず、最終的にはレッドブルが彼の運命を決定することになると語った。

    「僕の将来について話すのはまだかなり時期尚早と思う」とピエール・ガスリーはF1フランスGPに先立つFIAドライバー記者会見で記者団に語った。

    「僕サイドでは、物事はレッドブルの手に委ねられている。結局のところ、僕たちが一緒に続けるか、アルファタウリと続けるか、レッドブルと続けるか、もしくは他のオプションを選ぶかは、彼ら次第だ」

    「これは、現時点ではまだ実際に話し合っていないことだ。今後数週間から数か月のうちに、僕たちが何をしたいと思ったいるかを理解できると思う」

    アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストも、ピエール・ガスリーの続投を強く望んでいる。F1アゼルバイジャンGPでの表彰台の後、トストはガスリーを現在のF1グリッドにいる“絶対的なトップドライバーのひとり”と評している。

    レッドブル・レーシング自身も、セルジオ・ペレスがF1アゼルバイジャンGPで勝利した後、2022年もマックス・フェルスタッペンとパートナーを組むことを急いで決定するつもりはないと述べている。