カテゴリー: ホンダF1

  • ピエール・ガスリー、100ポイントの壁を突破「スーパーハッピー」

    ピエール・ガスリー、100ポイントの壁を突破「スーパーハッピー」

    アルピーヌF1のピエール・ガスリーは、F1サウジアラビアGPで6位入賞を果たし、シーズンで初めて100ポイントを突破した。

    これまでのピエール・ガスリーのフルシーズンでのベストポイントは、レッドブルとトロロッソで走った2019年の95ポイントだったが、1レースを残して100ポイントクラブに加入した。

    ピエール・ガスリーは、6番手スタートと6位フィニッシュ。100ポイントの壁を突破しただけでなく、7位のシャルル・ルクレール、8位のカルロス・サインツのフェラーリ勢を上回った。

    「スーパーハッピーだ。僕たちにとってもう1つのトップ6であり、2台のフェラーリの前でフィニッシュした。とても素晴らしい」とピエール・ガスリーはレース後に記者団に語った。

    「僕サイドでは100ポイントを達成したことになる。それはシーズンの高い目標だったし、それを達成できたこと、そして、チームにも本当に満足している」

    前戦F1カタールGPでは、アルファタウリ・ホンダF1のレースペースを“衝撃的な遅さ”だと語っていたピエール・ガスリーだが、少なくともジェッダ・コーニッシュ・サーキットのコーナーでは改善が見られた。

    だが、ライバルのアルピーヌF1は、エステバン・オコンが4位でフィニッシュし、アルファタウリ・ホンダF1に対するチームのアドバンテージを29ポイントに広げ、コンストラクターズ5位をほぼ確実なものとした可能性がある。

    ピエール・ガスリーは、アルファタウリ・ホンダF1はアルピーヌがシーズン後半にどこからパフォーマンスを見い出したのかを解明しなければならないと語る。

    「厳しかった。ストレートではメインのライバルに比べてかなり遅かったので、もう少し分析する必要がある」とF1サウジアラビアGPでのアルファタウリ・ホンダのペースについてピエール・ガスリーは語った。

    「コーナーでは、カタールとは違ってかなり競争力があったと思うし、最終的に僕たちは速かったので、最後にダニエル(リカルド)を捕まえることができた」

    「でも、僕たちはアルピーヌのペースを持っていなかった。彼らはシーズン終盤に何かを見つけたようだ」

    「レビューするけど、客観的には6位であり、それについて本当に満足していいと思う」

    ピエール・ガスリーのチームメイトである角田裕毅にとって、レースはシャルル・ルクレールへのセンセーショナルなオーバーテイクを含む有望な瞬間もあったが、セバスチャン・ベッテルと衝突したことで台無しになり、その過程でフロントウィングを破壊して14位でフィニッシュ。

    5秒ペナルティと2点のペナルティポイントを科された角田裕毅は、セバスチャン・ベッテルにクラッシュについて謝罪した。

    「最後のスタートはうまくいったけど、最初の2つは多くのポジションを失ってしましました」と角田裕毅は振り返った。

    「オーバーテイクのミスはもう少し待つべきだったし、ベッテルとの衝突してしまいました。完全に僕のせいだったし、セバスチャンに謝罪します」

  • アルボン 「フェルスタッペン/ハミルトンのバトルは“カオスの極み”」

    アルボン 「フェルスタッペン/ハミルトンのバトルは“カオスの極み”」

    レッドブルF1のリザーブドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとのコース上でのバトルはF1サウジアラビアGPで“カオスの極み”に達したとし、スチュワードの影響力が大きくすぎると感じたと語った。

    2021年のF1タイトル争いは、同点で最終決戦を迎えることになったが、F1サウジアラビアGPでのレースは間違いなくこれまでで最も物議を醸すレベルに達した。

    マックス・フェルスタッペンには合計で15秒のペナルティが科された。レース中のディフェンシブなドライビングはコース外でアドバンテージを得たとして5秒ペナルティ、ポジションを返そうとして減速したことでハミルトンが追突した“不安定”なブレーキングには10秒ペナルティが科された。

    レッドブルF1のリザーブ兼テストドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間のドラマを“カオスの極み”と表現し、コース上ではなく、スチュワードによって決定されすぎていると感じていると語った。

    「醸成だと思う。各レースでますます醸成されている。『オーケー、あれは近いものだった』というようにね。今年、数回そのようなことがあった」

    「でも、なんて呼べばいいかは分からないけど、正直、この戦いはカオスの極みだと思う」とアレクサンダー・アルボンはF1 Nationのポッドキャストで語った。

    「僕はそれを楽しんでるし、僕たち全員がそれを楽しんでいると思う。でも、その多くはコースではなくスチュワードルームで行われているようだ」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンがDRS検知ポイントでマックス・フェルスタッペンの後ろに留まって、DRSを取得しようとしていたことが接触につながったと考えている。

    アレクサンダー・アルボンも同じ見解をしめしており、ルイス・ハミルトンも後にマックス・フェルスタッペンにDRSを与えたくなかったことを認めた。

    「ドライバーとして、皆さんは特に分かっていると思うけど、彼が追かせようとする前でさえ、マックスが何をしているかを明白だった」とアレクサンダー・アルボンは説明しました。

    「ルイスもマックスが何をしているのを知っていた。DRSサインがどんどん近づいてきて、彼ら二人ともが自分が前にいないことを確認しようとして、ほぼ歩行速度になっていた。それが何らかの接触があったポイントだった」

  • レッドブルF1首脳 「ハミルトンのブレーキテストの主張はいただけない」

    レッドブルF1首脳 「ハミルトンのブレーキテストの主張はいただけない」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、コース上でマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンとホイール・トゥ・ホイールで戦っているのと同じくらい、コース外でメルセデスとハードに戦うと誓った。

    レッドブルF1上層部は、マックス・フェルスタッペンが“ブレーキテスト”をしたことによって接触したというメルセデスF1のチーム代表のトト・ヴォルフとルイス・ハミルトンの告発とレース後の10秒ペナルティに怒りを露わにした。

    レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「今日はすべての決定が我々に不利だった」と語った。

    「そういう言い方はしたくはないが、F1は今日チャーリー・ホワイティングを恋しく思っている。このような状況では、あのレベルの経験を持った男性がここで必要だった」

    しかし、メルセデスF1のトト・ヴォルフを含め、多くの人がマックス・フェルスタッペン攻撃性が限度を超えていたと反対している。

    トト・ヴォルフは「ウイングが壊れて、数回コースを外れていたかもしれない」と語った。

    「ここでそのように内輪の恥を晒したくはないが、評価して、分析する必要がある。非常に困難で、おそらく限度を超えている」

    「我々はただ最高の者が勝つクリーンなチャンピオンシップがしたいだけだ。その結果がマックスなのであれば、私も穏やかでいられるだろう。しかし、それはフェアなゲームでなければならない」

    だが、ヘルムート・マルコは、最終決戦にむけてトト・ヴォルフとの論争のギアを下げるつもりはない。

    「まず、ハミルトンがとても怒っていたこのいわゆる“ブレーキテスト”について反論することができる」とヘルムート・マルコはSky Deutschlandに語った。

    「これほど奇妙なものはほとんど見たことがない」

    「私たちのデータでは、ブレーキ圧の変化は見られていない。ハミルトンが誤算しただけだ。その後、ペナルティが科せられ、マックスのタイヤは2つの大きなカットで損傷した」

    「フィニッシュラインを越えられただけでも満足しなければならない」

    ヘルムート・マルコは、レッドブルがスチュワードによって不当に扱われていると信じている。

    「このようなことを続けるわけにはいかない」とヘルムート・マルコはServusTVに語った。

    「マックスが牙をむけばすぐにペナルティが科せられるが、ハミルトンが彼をコース外に押し出しても何も問題にはならない」

    「このよなことを続けるわけにはいかない。受け入れられない」と彼はに語った。

    「現在、すべてを評価し、特定の事項についてFIAに報告する予定だ」

    また、Bildには「事実で私たちの見解を立証できれば、新しい評価がなされることを期待している。そうすれば、ハミルトン側にペナルティが科せられると思う」と語った。

    史上最も過酷なF1タイトルの戦いの中心にいるのかと質問されたヘルムート・マルコは次のように答えた。

    「セナ対プロストがクラッシュしたのは鈴鹿での1レースだけだった」

    「我々は何ヶ月もの間、メルセデスとそのような決闘を戦ってきました。だが、そのような決闘で一方に偏った決定しかないということはことはあり得ない」

    マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが同ポイントで臨む最終戦F1アブダビGPに何を期待するかと尋ねられたヘルムート・マルコは次のように答えた。

    「まず第一に、今日の結果がもう一度分析され、最善の場合にはそれが修正されることを期待している」

    「だが、我々はそのレースで勝たなければらない」

    一方、今季のコンストラクターズタイトルに関しては、メルセデスがレッドブル・ホンダに28ポイント差をつけている。

    しかし、ヘルムート・マルコはレッドブルにとってコンストラクターズタイトルをとることはそれほど重要なことではないと語る。

    「今日、彼ら(メルセデス)は大きくリードを広げた。だが、我々はドライバーズタイトルの方に集中している。我々は自動車メーカーではない」

  • 「ブラジルでは問題なかった走りに突然ペナルティを科された」

    「ブラジルでは問題なかった走りに突然ペナルティを科された」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1ブラジルGPでは許容できると見なされていたディフェンシブなドライビングが、F1サウジアラビアGPでは突然許されなくなった理由が確信できていないと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、F1サウジアラビアGPで2回、スチュワードによってルイス・ハミルトンからリードを争ったときにコースから外れたと判断された。

    1回目のインシデントに関しては、レッドブルF1は、赤旗後のリスタートでマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンにポジションを返上するというスチュワードからのオファーを受け入れたが、2回目のインシデントに関しては、コース外でアドバンテージを得たとして5秒ペナルティを科された。

    2回目の裁定は、減速してコース上でポジションを返そうとしたマックス・フェルスタッペンにルイス・ハミルトンが追突するという別のインシデントを引き起こした。このブレーキングにはレース後に10秒ペナルティが科されている。

    だが、マックス・フェルスタッペンは、F1ブラジルGPではリードを維持するために自分自身とルイス・ハミルトンがコース外に出たがスチュワードは何もアクションを起こさなかったこともあり、彼らの彼らのスタンスが変わった理由について途方に暮れている。

    レース後の記者会見でマックス・フェルスタッペンはターン1での行動について「彼はブラジルと同じように走っていた。もちろん、僕はブレーキを遅らせた。ある時点で少しオフラインになったと思う。ワイドになったけど、彼もコーナーを作れたわけではなかった」

    「だから、基本的に僕たち2人ともコーナーを逃していた、それなのに僕がペナルティを受けるというのは公平ではないと思う」

    「僕たち二人が白線の外を走ったときに、ペナルティを受けるのが僕だというのはおかしい。ブラジルでは問題なかったけど、突然ペナルティが科せられた。僕たち二人ともコーナーを作らなかったことは皆さんならはっきり分かると思う」

    マックス・フェルスタッペンは、レース後のインラップ中に線で、F1はレースよりもペナルティを重視していると語った。

    記者会見までに少し冷静になる時間があるにもかかわらず、マックス・フェルスタッペンはその考え方を維持した。

    「ラップの前半で言ったけど、最近は実際に適切なF1レースよりも白線とペナルティについて話していると思う。それは少し残念だ」とマックス・フェルスタッペンは改めて確認した。

  • マックス・フェルスタッペンの表彰台セレモニー退場に批判の声

    マックス・フェルスタッペンの表彰台セレモニー退場に批判の声

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、F1サウジアラビアGPの表彰台セレモニーを途中で退席したことが話題となっている。

    マックス・フェルスタッペンは、F1サウジアラビアGPで3戦連続でルイス・ハミルトンの後塵を拝して2位でフィニッシュした。

    レースは、ホイール・トゥ・ホイールのバトルをして、お互いをコース外に追い出し、さらには衝突するという辛辣なものだった。マックス・フェルスタッペンは、コース外でアドバンテージを得たことに対する5秒ペナルティ、さらにルイス・ハミルトンの追突を招いた“不安定”なドライビングに対する10秒ペナルティと2回のペナルティを科された。

    ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンが“ブレーキテスト”をしたと無線で伝え、“クレイジー”だと叫んだ。

    スチュワードは、「33号車のドライバーによる急ブレーキはスチュワードによって不安定であると判断されたため、衝突の主な原因であり、この種の事故には10秒の標準ペナルティが課せられる」と述べた。

    レース後のペナルティは結果を変えず、マックス・フェルスタッペンは2位を維持した。トロフィーとローズウォーターのボトル(サウジアラビアではシャンパンなし)を受け取るために表彰台に上がると、フェルスタッペンはすぐに退場した。

    「シャンパンがなかったからね。面白くなかった」とマックス・フェルスタッペンはSky Sportsに語った。

    しかし、そのマックス・フェルスタッペンの行動を、一部のファンや専門家は非難している。

    BBCのスポーツコメンテーターであるスライマン・フォラリンは「マックス・フェルスタッペンは自分が悪いスポーツマンであることを確認した」

    「彼は慣習として祝うことなくステージを降りた。彼の弁解をする人はどこかにいるか?」

    「マックス・フェルスタッペンは表彰台を降り、自分がスポーツマンのようなものであることを強調している…」とSunのルーク・ガーデナーは語った。

    しかし、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、マックス・フェルスタッペンの明らかな失望に少し共感している。

    「彼は後ろを歩いた」とマーティン・ブランドルはSky F1に語った。「彼はその一部を望んでいない」

    「彼はリードを返還しなければならなかったことに非常に憤慨していると感じている。リードを返還したが、接触があた」

    デビッド・クロフトは「フェルスタッペンは今夜、あの表彰台で祝うことを望んでいない。以前はグロープを外していなかったが、今は確かに外れている」と語った。

  • レッドブルF1代表 「最後に何が起きようとも力を必ずすべて出し切る」

    レッドブルF1代表 「最後に何が起きようとも力を必ずすべて出し切る」

    レッドブル・レーシング・ホンダのチームプリンシパルがメキシコ / ブラジル / カタールの3連戦とラスト2レースについて語った。

    ドライバーズ / コンストラクターズ両選手権のチャンピオン争いが近年で最も激しい接戦となっている中、3大陸にまたがる極めてタフなトリプルヘッダーが開催された。メキシコ、ブラジル、そしてカタールでの3GPではマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが素晴らしいドライブを見せ、優勝1回・2位2回・3位1回・4位2回のリザルトを残した。

    この結果、ドライバーズ / コンストラクターズ両選手権のチャンピオン争いは僅差のまま2021シーズン最終2戦へ向かうことになった。ドライバーズは、マックスがルイス・ハミルトンから8ポイント差の首位に立っており、コンストラクターズでは、レッドブル・レーシング・ホンダがメルセデスを5ポイント差で追っているため、最終戦アブダビが終わるまでエキサイティングな展開が続くことになる。

    F1初開催を迎えるサウジアラビアGPへ向けて出発する前に、レッドブル・レーシング・ホンダのCEO兼チームプリンシパルを務めるクリスチャン・ホーナーが直前3レースを振り返るとともに2021シーズン最終2レースへの展望を語った。

    一定の結果を得たトリプルヘッダー
    「トリプルヘッダーの10日間で9時間の時差を経験した。特にブラジルは、貨物の到着が遅れたためにひときわ過酷だった。それでも、チームがトリプルヘッダーというチャレンジに極めてスムーズに対応した。また、一定のリザルトと共に終えられたのは素晴らしい功績だ。コンストラクターズでメルセデスとのポイント差を縮められたのも評価できる」

    メキシコ / ブラジル / カタールでの試練
    「メキシコGPはチームとチェコにとって濃密な週末となった。チェコへの声援とF1を欲する気持ちは前例のないレベルだった。ファンがあまりにも多かったので、ホテルへ戻るのもひと苦労だった。コース上ではダブルポディウムという、戦いを続けられる素晴らしいリザルトを手にできた。チェコはメキシコGPでラップリードを記録した史上初のメキシコ人ドライバーとなり、またメキシコ人ドライバー初の母国GP表彰台を記録したので、彼にとっては特に良いリザルトだった」

    「一方、ブラジルは私たちにとってこれまでとは異なるチャレンジになった。マックスは週末を通じて素晴らしいドライブを披露したが、ルイス(・ハミルトン)のマシンのアドバンテージは絶大だった。そのオーバーテイク能力は桁違いで、いとも簡単に追い抜いていくさまはまるで別カテゴリーのようだった。ルイスは10番グリッドからスタートしても、必ず優勝争いに絡んでくるドライバーだが、彼が19周目までに他の全ドライバーをパスしたあと、マックスは50周に渡り彼を抑え込むことができた。この事実は、マックスの傑出したドライブを証明するものだ」

    「カタールについては、マックスは予選で一連の不運な状況に見舞われ、アンラッキーなことにグリッドペナルティを受けたが、降格からのリカバリーは見事だった。レースではメルセデスの方が速く、2位は私たちが得られる最大限のリザルトだった。しかし、ストレートスピードで久々にメルセデスと互角に渡り合えていたのは良かった」

    最大限に高まるプレッシャー
    「キャリア初のF1タイトルを争っている状況は緊張を伴うが、今シーズンを通じてマックスが示している成熟ぶりは極めて印象的だ」

    「マックスはリラックスしており、チャンピオン争いのプレッシャーにも信じられないほど上手く対応している。彼は過去最高のドライビングを見せていると思う。好例が、カタールでルイスを捕まえられる気配が感じられない中での『楽しんでみよう』という無線での発言だ。マックスは率直な物言いをする人物で、自分の考えをはっきりと伝えてくる。そして彼にスポーツ心理学者はついていない。彼は自分ひとりでこの状況に対処している」

    プレッシャーの扱い方
    「ドライバーズ / コンストラクターズ両選手権を手に入れるために、私たちは懸命な努力を重ねてきた。あと数レースを残すのみだが、チャンピオン争いは極めて接戦だ。マックスはわずか8ポイント差でドライバーズをリードしており、コンストラクターズはトップまで5ポイント差だ。選手権終盤でこの位置につけるために、私たちは過去数シーズン戦い続けてきた」

    「私たちはタイトル争いで首位に立ちたい。今シーズンは緊張の連続だが、私たちには自分たちにわざとプレッシャーをかけているところがある。経験を重ねてきたおかげで、私たちは『自分たちではコントロールできないこと』ではなく『自分たちでコントロールできること』だけを意識している。重要な局面では特にそうだ」

    「私はこのチャンピオンシップ争いを心から楽しんでいる。メルセデスとルイスに互角の勝負を挑めていることもあり、本当に素晴らしいシーズンを送れている。世の中にはプレッシャーに晒されることで本領を発揮する人と、プレッシャーを避ける人がいるが、私は常にプレッシャーの中で最高の仕事をしてきたと自負しているし、今シーズンもそれは変わらない。コース外では多少邪魔が入るが、レースがスタートすれば、レース以外のすべてが些細なものになる」

    「F1は人命救助ではなく、ただのスポーツだ。だからこそ、ある程度大局的に眺める必要がある。F1は熾烈な競争だが、世界には他にも大事なことが存在する。だから私は家族と一緒に過ごし、犬たちと散歩に出かけている。そうすることで緊張を解いている」

    「スポーツやチームに対する意見は人それぞれだ。しかし、他人の視点に左右されながら自分の人生を生きることはできない。自分の考えに心地よさを感じながら、それを貫く必要がある」

    ラスト2レース
    「これからサウジアラビアでの初レースに臨むが、サーキットは強烈なイメージだ。非常に高速で、最初のセクターは鈴鹿にも似ているが、コンクリートウォールに囲まれている! サウジアラビアGPは大きなチャレンジになるだろう。数多くの興奮とドラマが待ち受けているはずだ」
    「F2のレースを注意深く観察することになるだろう。数字上はパワーサーキットに見えるので、メルセデスに有利なサーキットと言えるし、彼らもそう考えているかもしれないが、実際に走り出してみなければ分からない」

    「サウジアラビアの翌週は最終戦アブダビへ向かう。2020シーズン、私たちは2014シーズンから続いていたメルセデスのアブダビGP連勝記録を止めたが、今シーズンはコースレイアウトが大幅に変更された。最大限の準備をして最終戦に臨み、全力を尽くして結果を待ちたい」

    「このチャンピオンシップの最後に何が起きようとも、私たちは持てる力を必ずすべて出し切る。今年は素晴らしいレースが続き、緊張溢れる戦いが展開されてきた。賛否両論が生まれてきたが、今シーズンは多くのオーディエンスを惹きつけることもできている。その一端を担えているのは嬉しいことだ」

    サー・フランク・ウィリアムズ氏の逝去に寄せて
    「サー・フランク・ウィリアムズ氏逝去の報を受け、深い悲しみを覚えている。彼は真のジェントルマンであり、真のレーサーだった。少年時代の私はウィリアムズチームのファンだった。私がF1の世界に入ってからも、彼はいつも私のために時間を割いてくれた。彼のF1への情熱は絶大な影響力を持っていた。レッドブル・レーシングを代表し、ウィリアムズ家の皆様にお悔みを申し上げるとともに、ウィリアムズ氏がF1にもたらしたすべてに感謝したい」

  • ホンダF1 田辺豊治TD 「最終戦を前に同点に踏みとどまれたのはポジティブ」

    ホンダF1 田辺豊治TD 「最終戦を前に同点に踏みとどまれたのはポジティブ」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1サウジアラビアGPの決勝について記者会見で振り返った。

    F1サウジアラビアGPを終えて、ドライバー、コンストラクター共にチャンピオンシップ争いはヤス・マリーナ・サーキットでの最終戦まで持ち越されることになった。

    「今年、初戦からここまで戦ってきて、最終戦を前に同点となりました。ここで踏みとどまって戦いを挑んでいるのは、よい形で進められてきたということだと思います」と田辺豊治はコメント。

    「昨年までを見ていただければわかるように、ここまでもつれる形はなかったですし、ずっとチャレンジし続けて、ここにいるというのは、我々の挑戦にとってはポジティブだと思っています」

    「あちら(メルセデス)も同じ心境でいると思いますが、精神戦、技術面、両方で負けないように最後のレースを迎えたいとも思います」

    タイトルを賭けた重要な戦いという点で、今回のレースではスチュワードやFIAにもミスがあった。

    「クリーンなレースを期待していた中でいろいろなアクシデントが起こりました。そういった状況で、迅速な判断がなされたかどうかという点に関しては疑問はあると思ます」

    「ただ、我々はそうした議論や判断を行なう輪の外にいるため、外から見ている立場ではという話ですけどね」

    マックス・フェルスタッペンは、F1サウジアラビアGPでもアグレッシブな戦いをみせた。

    「とにかく最終戦に向けて最善をつくすということです。もちろんドライバーも常に最善を尽くしていますし、最終戦もそうしてドライビングをしてほしいと思います。私からは特に言うことはありません」と

    いよいよ今週末は、ホンダF1としても最終戦となるアブダビGPだ。

    「アブダビは今年コース改修が行なわれており、ラップタイムも速くなると予想されています」と田辺豊治はコメント。

    「ホンダF1としてはその新しいデータを元にシミュレーションして、レースに備えていくことになります。レースをご覧いただく方には新しいレイアウトになったところでどのくらい変化があるかに注目して見ていただき、レースを楽しんでいただければと思います」

  • レッドブルF1代表、過剰な規制に皮肉 「チャーリーが恋しい」

    レッドブルF1代表、過剰な規制に皮肉 「チャーリーが恋しい」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、現在のF1は“過剰に規制されている”と感じており、元F1レースディレクターの故チャーリー・ホワイティングを恋しく思うと皮肉った。

    F1タイトル争いを展開するマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは、日曜日のF1サウジアラビアGPで多くのインシデントを起こし、レース後にスチュワードを訪問した。

    クリスチャン・ホーナーは、ルールが多すぎて、スチュワードとレースディレクターのマイケル・マシには管理しきれていないとし、2019年に突然亡くなった長年のF1レースディレクターであるチャーリー・ホワイティングの規律が、日曜日のジェッダでの混沌としたレースではかけていたと付け加えた。

    「あまりにも長い間言っていることだが、我々は過剰に規制されている」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「10台分の車間距離についてのルールがあるが、リスタート時のフォーメーションラップはフォーメーションラップではない」

    「ルールが多すぎるように感じる。今日、スポーツはチャーリー・ホワイティングを恋しく思ったように感じだ。申し訳ないが、彼の経験は…」

    「明らかに苛立たしいことだが、マイケル(マシ)とスチュワードにとってはムス香椎ことだ。特にこのタイプの会場、デブリ量、コーナーのタイプがあるこのタイプのサーキットではね。だが、それは誰にとっても同じだ」

    「今日、彼らが管理には厳しいレースだったと思う。明らかにそこにはたくさんのデブリがあった」

    「レースでコントロールには追跡するのが困難なさまざまなインシデント、セーフティカー、バーチャルセーフティカー、リスタートがあり、明らかに前後に多くのトラフィックがあった」

    「レースには今後数週間にわたって詳細に議論される多くの教訓があったと思う」

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが2週間前のF1カタールGPでグリッドペナルティを科された後、サウジアラビアでの日曜日のレース中に5秒のペナルティを課されるなど、レッドブルは最近のスチュワードの決定に失望していると付け加えた。

    「明らかに、2週間前のドーハでのように、今日はほぼすべての決定が我々に不利だった。昨日は2つのインシデントが発生したが…控えめに言っても変動が多い」とクリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンがイエローフラッグ無視とニキータ・マゼピンへの進路妨害がお咎めなしとなったフリー走行3回目に言及した。

  • レッドブルF1首脳 「メルセデスと同じ扱いを受けていない」

    レッドブルF1首脳 「メルセデスと同じ扱いを受けていない」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1サウジアラビアGPを終えて、F1スチュワードはレッドブル・ホンダがメルセデスと「同じ扱いを受けていない」と主張した。

    ルイス・ハミルトンは、大荒れとなったF1サウジアラビアGPを制し、残り1戦でランキング首位のマックス・フェルスタッペンと同ポイントに並んだ。

    F1サウジアラビアGPでも、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンは激しいバトルを展開し、シルバーストンやモンツァのようにコース上で衝突した。

    37周目にはルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンに追突して、二人はレース後にスチュワードに召喚された。フェルスタッペンは、その前のコース外からオーバーテイクのあと、ハミルトンに順位を譲ろうとして、大幅に減速していた。

    レース後、マックス・フェルスタッペンの動きには10秒ペナルティが科された。スチュワードは、両ドライバーがインシデントを回避できた可能性はあるが、フェルスタッペンに「大きな過失」があったと判断。「突然かつ大幅」に行われた「不規則な」ブレーキングが、最終的な衝突を引き起こしたした。

    3位のバルテリ・ボッタスに16秒差をつけていたため、最終的にマックス・フェルスタッペンの2位に変更はなかったが、2点のペナルティポイントが加算された。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンからマシン10台分も離れていたことを罰せられなかったことを指摘し、レッドブルはスチュワードから公平な扱いを受けていないと語った。

    「我々のエンジニアは、マックスのブレーキングが一定だったこと、ハミルトンが言ったようなブレーキテストをしなかったことを証明できるよう準備をしている」とヘルムート・マルコは語った。

    「マックスが減速したあと、彼は我々のマシンに追突した。不運なことに、フェルスタッペンはリアタイヤに2つの切り傷ができた。あまりに深い傷だったので、それ以上攻めることができなかった。減速せざるを得なかった」

    「それが1つだ。次に、2回目のリスタートで、ハミルトンはマシン10台分以上離れていた。ベッテルは同じことをしてブダペストでペナルティを受けた。しかし、彼(ハミルトン)は、この行為で、スタートのためにタイヤを準備することができた」

    「その後、彼はマックスをコースアウトさせたが、罰せられなかった。我々は同じ扱いを受けていないと感じている」

    また、ヘルムート・マルコは、レース中のマックス・フェルスタッペンの攻撃性が「限度を超えていた」というルイス・ハミルトンの主張に同意しない。

    「彼が冷静になる理由などないと思う。メルセデス対レッドブルの戦い、マックスとルイスの戦いだ。シルバーストンの出来事、ブダペストの出来事を思い出してほしい。それを忘れてはならない」とヘルムート・マルコは述べた。

  • アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅のトライは正しい判断」

    アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅のトライは正しい判断」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、F1サウジアラビアGPの決勝を振り返った。

    F1サウジアラビアGPで、アルファタウリ・ホンダF1は角田裕毅が6位入賞。角田裕毅はセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)との接触によりフロントウイングを破損し、更に5秒のタイムペナルティを受け14位でレースを終えた。

    「まず初めに、ジェッダでのこの最高のイベントの開催に際して、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子に祝意を表する。実に素晴らしいサーキットだった」とフランツ・トスト。

    「しかしながら来年に向けての改善点があるとすれば、コーナーの増設だろう。そうすればアクシデントに巻き込まれたマシンも少なくなり、長時間の赤旗を避けることができると思う」

    「我々に関しては、ピエールがP6からのスタートだったが、最初のスタートはあまり上手くいかず、ファーストラップは8位での通過。裕毅はP8からスタートし、彼もまたいくつか順位を落としてしまった。しかし赤旗に救われその後は少しポジションを取り戻すことができた」

    「2回目の赤旗の際は、ピエールは特に良い仕事をしてくれたし、P6を取り戻してチェッカーフラッグが振られるまでその座を守ってくれた。素晴らしいレースを繰り広げ、またもや力強いパフォーマンスを見せてくれて最高だ」

    「裕毅もファイナルスティントで多くの点を改善し、数台をオーバーテイクしてポジションをP9まで上げてくれたが、残念ながらその後コーナー1でベッテルと接触してしまった。彼のトライとオーバテイクは正しい判断であったと思っている。しかし結果的に接触し、フロントウィングにダメージを負ってしまうことになってしまった。その後はパーツの交換を余儀なくされ、マシンにハードタイヤを装着したが、その後は力強いラップタイムと共に良いレースを繰り広げてくれた」

    「全体としては、ピエールが6位獲得、裕毅も週末を通して本当に素晴らしいパファーマンスを見せてくれたので、初めてのサウジアラビアは我々にとって良い経験となった。アブダビでの最終レースを楽しみにしている」