カテゴリー: ホンダF1

  • 「マックス・フェルスタッペンは王座獲得で一皮むけたはず」と元F1王者

    「マックス・フェルスタッペンは王座獲得で一皮むけたはず」と元F1王者

    マックス・フェルスタッペンは2021年にF1ワールドチャンピオンを獲得したことによって今後のF1キャリアにむけて“良い場所”に置かれたと1978年のF1ワールドチャンピオンであるマリオ・アンドレッティは考えている。

    物議を醸しているものの、ファイナルラップでルイス・ハミルトンをオーバーテイクするという劇的な展開で自身初のF1ワールドチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペンは、王座が自分の人生を変えることはないと述べている。

    しかし、マリオ・アンドレッティは、自身の経験に基づいて、F1の新しいワールドチャンピオンが、よりゆったりとしたリラックスした態度で今後のF1での挑戦に取り組めるようになったと考えている。

    「自分が望むすべてだと言うことができるが、自分の究極の目標を達成すると、肩から多くのプレッシャーが下りるものだ」とマリオ・アンドレッティはRacingNews365に語った。

    「よりリラックスすることほど良い状況はない。そのような心理状態にいるときは、物事をさらに良くするだけだ。彼はとても良い場所にいる。彼はとても激しく戦い、おそらくそれを繰り返すことを楽しんでいる。それが人を動かし、人をやる気にさせる。しかし、少なくともひとつそれを経験している。それは巨大だ」

    「私に表現できるのは、究極の目標である何かを達成してそのような状況にいるとき、私の考えがどうだっただけだがね」

    「ついにそれを達成するときは『なんということだ』という気持ちだ。そこからは物事はすべて良くなっていく!」

    また、マリオ・アンドレッティは、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを倒したおかげで、F1ファンだけでなく、ライバルにも別の見方をされると強調した。

    「そのようなことを達成すると、通常、ファンは異なる評価をする」とマリオ・アンドレッティは個人的な経験から語る。

    「あのようなオレンジ色のプルーム(煙)などを見せることで、フェルスタッペンのファン層がどれほど強いかを知ることができた。スタンドは彼らで満員だった!」

    「彼らの信頼を正当化した。そしてそれを達成した今、彼らは特別な評価をしていることを知っている。それはすべて良いことだ」

    「これらはすべてポジティブであり、そのために仕事をして、そのために汗を流している」

    「それは決して簡単なことではない。だからこそ、最終的にそれを達成すると、適切な人々が実際にそれを評価し、彼らはそれを示すようになる。物事は決して同じではなく、より良くなるだろう」

    「敬意もある。ライバルがそれを示すかどうかにかかわらず、ライバルからもある程度の敬意を払われることになる」

  • Honda Racing THANKS DAY 2021-2022、第4期ホンダF1マシンが集結

    Honda Racing THANKS DAY 2021-2022、第4期ホンダF1マシンが集結

    ホンダは「Honda Racing THANKS DAY 2021-2022」に出演予定のライダー・ドライバー、マシンの情報を公開。第4期ホンダF1マシンが集結する。

    今回で13回目の開催となるHonda Racing THANKS DAYは、さまざまなレースに参戦しているホンダが、モータースポーツファンの皆さまへの感謝を込めて贈るファン感謝祭。2年3か月ぶりの開催となる今回のイベントでは、国内外のレースで活躍中の選手が、カテゴリーを越えてコラボレーションする、Hondaならではの多彩なコンテンツが用意される。

    「Honda Racing THANKS DAY 2021-2022」では、2輪・4輪が走行・展示イベントが行われ、2輪ではMotoGPのRepsol Honda Team 93号車(マルク・マルケスのマシン)、LCR Honda IDEMITSU 30号車(中上貴晶のマシン)、4輪ではSUPER GT、スーパーフォーミュラのマシンがデモ走行を実施。現時点で参加するドライバー・ライダーは国内カテゴリーが中心となっている。

    また、昨年でF1から撤退した第4期ホンダF1のエンジンを搭載したマシンが展示される。明記はされていないが、リストに掲載されているRB16Bは、F1トルコGPを走った“日の丸”カラーのバージョンだ。

    <展示されるF1マシン>
    レッドブル・ホンダ RB16B(2021年)
    アルファタウリ・ホンダ AT02(2021年)
    レッドブル・ホンダ RB16ショーカー (2020年)
    トロロッソ・ホンダ STR14(2019年)
    トロロッソ・ホンダ STR13(2018年)
    マクラーレン・ホンダ MCL32(2017年)
    マクラーレン・ホンダ MP4-31(2016年)
    マクラーレン・ホンダ MP4-30(2015年)

    2年3か月ぶりの開催となる今回のイベントは、2022年2月6日に鈴鹿サーキットで開催される。

  • 角田裕毅、2年目の課題は「ピエール・ガスリーを倒せるようになること」

    角田裕毅、2年目の課題は「ピエール・ガスリーを倒せるようになること」

    アルファタウリF1の角田裕毅は、2022年にチームメイトのピエール・ガスリーを倒すために「何を改善しなければならないか」を知っていると主張する。

    F1バーレーンGPのデビュー戦でポイントを獲得した角田裕毅だが、その後は一連のミスとクラッシュによって自信を喪失。だが、夏休み後に復調し、最終戦F1アブダビGPでは予選・決勝で初めてチームメイトのピエール・ガスリーを上回った。

    角田裕毅は32ポイントを獲得してランキング14位でフィニッシュ。ピエール・ガスリーは、3倍以上の110ポイントを獲得してランキング9位で終えている。

    最終的に角田裕毅のポイント不足が、アルピーヌF1とのコンストラクターズチャンピオンシップ5位争いに影響し、アルファタウリF1は13ポイント差でランキング6位でシーズンを終えた。

    「2022年は僕にとって本当に重要な一年になります」と角田裕毅はGPFansに語った。

    「チームのクルマのペースがどうなるかはわかりませんが、自分はパフォーマンスは発揮する必要があります。もちろん、チームメイトを倒す必要があり、より安定したレースをしなければなりません」

    「でも、今は自分が改善しなければならないことの詳細を分かっています。これを改善すれば、彼を倒すことができると思いますし、チームメイトを倒し、一貫したレースができるはずです」

    「それがすべてですし、僕が前進するために見たすべての材料です。そういう意味では、本当にいい準備の年だったと思います」

    今年、F1は、先行マシンの乱気流によって失われるダウンフォースを低減することでレースの改善を目指したまったく新しいマシンコンセプトを導入する。

    「クルマが良ければ、一貫してポイントを獲得して、いい結果を出すという希望があります」と角田裕毅は付け加えた。

    「たとえ、マシンが悪かったり、ペースが悪い場合でも、まだマシンを開発することができます。それに自分自身のためにマシンをより速く開発する方法は分かっています」

  • デイモン・ヒル 「フェルスタッペンのタイトルの勝ち方は物足りない」

    デイモン・ヒル 「フェルスタッペンのタイトルの勝ち方は物足りない」

    元F1王者デイモン・ヒルは、マックス・フェルスタッペンが2021年のF1ワールドチャンピオンを獲得した物議を醸した状況は、彼のファンにとって“物足りない”ものであり、“不公平”だったとさえ感じているに違いないと語る。

    最終戦F1アブダビGPでのF1レースディレクターのマイケル・マシの意思決定について広く議論され、精査されている。

    マイケル・マシは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間にいた周回遅れ車両だけ通過することを許し、その結果、ファイナルラップでレースは再開。フェルスタッペンは新品のソフトタイヤでハミルトンを攻撃することができ、ターン5でオーバーテイクしてレース勝利とF1ワールドチャンピオンを獲得した。

    ルイス・ハミルトンとメルセデスF1のファンの大多数は、マイケル・マシがハミルトンに不利益をもたらしたと感じており、記録的な8回目のF1ワールドチャンピオンを盗まれたとされ語っている。

    だが、デイモン・ヒルは、シーズン最終戦のレースでの論争は、マックス・フェルスタッペンとレッドブルのファンたちでさえ“物足りない”結果であると感じているはずだと語る。

    「なので、そこには多くの不快感がある」とデイモン・ヒルは語った。

    「だが、オランダの陣営にとって、それはチャンピオンシップを決定するための満足のいく方法だっただろうか? 物足りないと言わなければならない」

    「決定がどのように行われたかという観点から見ると、一部のマシンがアンラップすることを許され、他のマシンは許されなかったので、それは不公平だったかもしれないと思う

    「それ自体が不公平だ。その結果、2人のタイトルの主人公に焦点が当てられた。あのようなモーターレースやチャンピオンシップを運営してはいけないと思う。すべての競技者にルールを等しく適用する必要がある」

    マックス・フェルスタッペンに抜かれて、リードを取り戻す試みに失敗した直後、ルイス・ハミルトンは無線で「これは操作された男だ」と語った。

    デイモン・ヒルはそうと呼ぶには至らなかったが、マイケル・マシは最終ラップバトルのプレッシャーにさらされていたと感じている。

    「操作は非常に強い言葉だ」とデイモン・ヒルは語った。

    「マイケル・マシは、このエキサイティングでスリリングなレースを2人のドライバーの間で起こせるようプレッシャーをかけられていたと思うので、ある意味でそれは操作されたと思う」

    「彼は両側からプレッシャーがかかっていたが、おそらくマックスをフィールドに通させようとしたことでさらにプレッシャーがかかった。だから、彼はマックスとルイスの間のマシンだけをアンラップさせたのだと思う」

    デイモン・ヒルは、同じイギリス出身のルイス・ハミルトンが今シーズン再びグリッドに戻り、再びメルセデスF1にラインナップされると菅耐えている。

    ルイス・ハミルトンがF1を引退する可能性があるという憶測について質問された1996年のF1ワールドチャンピオンは「彼はキャリアの終わりに近づいている。あと何年できるかは分からないが、銀行にはたくさんのお金がある。『自分ができることはすべてやった』と思うかもしれない」とコメント。

    「しかし、8回目のタイトルは魅力的すぎると確信している。彼は戻ってきて、それを手に入れて、これらすべての亡霊から逃れたいと思うはずだ」

  • 【動画】 レッドブル・ホンダF1 2021年シーズン ダイジェスト

    【動画】 レッドブル・ホンダF1 2021年シーズン ダイジェスト

    レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得した2021年のF1世界選手権のダイジェスト動画を公開した。

    ホンダF1のラストイヤーとなることが決まっていた2021年シーズン。ホンダは2022年に導入を計画していたF1エンジンを1年前倒しして投入。レッドブルの2021年F1マシン『RB16B』は初めてメルセデスF1に挑戦できるマシンとなった。

    チームにはアレクサンダー・アルボンに代わって経験豊富なセルジオ・ペレスが加入。これまで実現しなかったメルセデスF1と“2台で戦う”という体制を整えた。

    開幕戦こそルイス・ハミルトンに獲られたが、第2戦でマックス・フェルスタッペンがシーズン初勝利を挙げる、第6戦ではセルジオ・ペレスが移籍後初勝利。第5戦から第10戦までホンダに1988年以来となる5連勝をもたらした。

    マックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPでのタイヤバースト、F1イギリスGPとF1イタリアGPでのルイス・ハミルトンのクラッシュ、F1ハンガリーGPでバルテリ・ボッタスに追突される不運もあったが、それ以外の18戦で、10勝、優勝以外はすべて2位フィニッシュという安定した成績を残して自身初のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

  • 角田裕毅、真価を問われる2年目 「言い訳は通じない。結果を求めていく」

    角田裕毅、真価を問われる2年目 「言い訳は通じない。結果を求めていく」

    アルファタウリF1の角田裕毅が、ルーキーシーズンを振り返るとともに、2年目となる2022年シーズンについての豊富を語った。

    昨年、7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてアルファタウリF1でデビューを飾った角田裕毅は、開幕戦バーレーンGPで9位入賞という好スタートを切ったが、その後はクラッシュなどのミスが多発し、次第に自信を失っていく。

    だが、チームの拠点となるイタリアへの転居、チームメイトのピエール・ガスリーというお手本、そして、アレクサンダー・アルボンがコーチ役についたこともあり、後半戦は自信を取り戻し、最終戦F1アブダビGPでは自己ベストとなる4位入賞でシーズンを締めくくった。

    2021年シーズンを振り返り、角田裕毅は「一言で言うと学びのシーズンでした」と振り返る。

    「4歳からレースをやってきて、初めてこんなに苦戦するレースが続いたシーズンでした。葛藤しながらも学ぶことが多かったです」

    「プレシーズンからいい感じで、開幕戦バーレーンGPではポイントを獲り、ペースも良かったので、F1をやや甘く見るようになっていました」

    「ヘルムート・マルコ(レッドブル モータースポーツアドバイザー)さんいも表彰台を狙っていけと言われました。自信を持ちすぎていた部分もあって、第2戦の予選でクラッシュしてしまいました」

    「その結果、自信がどんどん失っていき、負のスパイラルにどんどん陥っていきました。クラッシュしないように言われていましたし、クラッシュするたびに自分が乗れる時間が削られていくので、将来的にも良くないので、少しペースダウンしながら、クラッシュしないことだけを心がけて走っていました。クラッシュはなくなったんですけど、そのぶんだけペースは遅いですし、チームにとって良い結果を出せないということが続いてしまった」

    「何かを変えなければいけないときに、トルコGPでシャシーを変えるということになり、そこから負のスパイラルを変えることができました。さらにアルボンをコーチ役に就けてもらじ、そこから少しずつですけどアプローチを変えて、F1やレースウィークに対する考え方も変わっていって結果も少しずつ良くなっていきました」

    「ハイライトだと思っているのはブラジルGP。結果的には良くなかったんですけど、フリー走行1回目の後すぐに予選という流れでしたが、最初から飛ばすことができて、惜しくも予選3回目には行けませんでしたが、今まで感じていた負のスパイラルが少しずつ消えていった感じがしました」

    「最後の2戦のサウジアラビアとアブダビでは良い結果を残すことができました。特にアブダビはホンダ最終年ということもあって結果を残したかった。ホンダさんへの感謝を胸に4位で終われたので、本当に良かったと思います」

    「アブダビでは、開幕戦で持っていた自信をさらに超えることができましたし、クルマへの理解を本当につかみ取ることができず苦戦したんですけど、負のスパイラルから抜け出したことで、今年に向けて良い感触で終えられた最終戦だったかと思います。アップダウンもあり、かなり厳しいかったですけど、逆にほとんどのシチュエーションを経験できたので良かったと思います」

    チームメイトのピエール・ガスリーは、110ポイントを獲得してランキング9位というチームのリードドライバーにふわさしい活躍をした。角田裕毅はガスリーが“良いお手本”になったと語る。

    「彼は昨シーズンで4シーズン目を迎えていて、経験があるドライバーです。開幕戦からレースウィークの過ごし方が違っていました。周りの人やチーム全員を巻き込んで競争力を向上させていました」

    「序盤は僕も分かっていなかったということもありますが、サーキットにいる時間は彼よりも短かった。そうしたこともあり、何かを変えないといけないと感じたときに彼を真似てみようと思いました。彼と自分のドライビングの違いもロガーで見ることができるし、彼がレースウィークをどう過ごしているのかなどを参考にしました」

    「自分自身として、負けず嫌いで頑固なところもあって、他人を真似ようとか思わなかったですが、結果を見ればそうせざるを得ない部分がありました。ガスリー選手は自分をレベルアップしてくれた存在です」

    2021年も新型コロナウイルスの影響でF1日本GPは2年連続で中止に。ホンダF1とともに鈴鹿サーキットで凱旋レースをすることは叶わなかった。

    「鈴鹿での日本GPは一番楽しみにしていたので本当に残念でした。日本のファンの前で走ることが夢でしたし、2012年に小林可夢偉選手が日本GPで表彰台を取ったときには自分もそこにいて憧れていました。そういうことをいつか自分も鈴鹿でしたいと思っていました」

    「また、鈴鹿サーキットは一番走ったコースだ。鈴鹿のレーシングスクールに入ったときも一年間ずっと走っていてました。自分の性格的には飽きやすいですがが、鈴鹿に関してはまったく飽きない。今年開催できればうれしいと思っているが、お客さまの安全も大事なので、いろいろ状況がよくなって今年は鈴鹿で走れることを願っています」

    2年目となる2022年シーズンは、レギュレーション変更によってF1マシンは大きく様変わりする。

    「2022年のマシンは、まだまったく分からないです。どれくらい競争力があるかは言えないですし、想像もできないです。ただ、18インチタイヤになって大きく変わったんじゃないかと思います」と角田裕毅は語る。

    「とにかく動きがシャープになって、リアクティブというかハンドルを曲げた瞬間に動くようになりました。オーバーテイクを増やすように設計されたクルマなので、ダウンフォースはどうしても去年よりは低いので、特に高速コーナーにかけて去年のクルマよりも滑りやすいというか、グリップが少ないなと感じました。ただ、リアはけっこう滑ったりするんですが、18インチタイヤはコントロールしやすいなと思いました」

    「タイム的には遅くなると思うんですが、ボクが乗っていたF2に近いんじゃないかなと感じました。今、イタリアでは24時間のシフト体制で毎日マシンを作っているので、競争力に関してはチームに任して、あとは自分のパフォーマンスを上げるように集中していきたいと思います」

    2022年の抱負について角田裕毅は「2022年は自分だけでなくチーム全体とってチャレンジの年になります」と語る。

    「今シーズンはルーキーイヤーではなく、言い訳も通じないので、結果を求めて毎戦、毎戦死に物狂いで戦っていきたいです」

    「マシンのパフォーマンスを最大限引き出してポイントを獲っていきたい。そして、今シーズンは日本GPで日本の皆さまの前で戦えることを祈っています」

  • セルジオ・ペレス 「全く異なるマシンに対応するには時間が足りなかった」

    セルジオ・ペレス 「全く異なるマシンに対応するには時間が足りなかった」

    セルジオ・ペレスは、F1でテストとプラクティス時間が限られていることが、以前に運転していたものとは“まったく異なる哲学”のレッドブルのF1マシンへの“スローな適応”に貢献したと考えている。

    セルジオ・ペレスは、2021年にレーシング・ポイントからレッドブルに加入。マックス・フェルスタッペンにとってのレッドブルでの4人目のチームメイトとなった。

    当初、セルジオ・ペレスは、非常にアグレッシブなドライビングスタイルを必要とすることで知られるレッドブル RB16Bでパフォーマンスを発揮することに苦労したが、F1アゼルバイジャンGPで自身2度目となる優勝を果たした。

    その後、トルコ、アメリカ、メキシコで表彰台を獲得したセルジオ・ペレスは、最終戦アブダビGPでルイス・ハミルトンを抑えてマックス・フェルスタッペンのF1ワールドチャンピオン獲得に貢献するなど、力強い形でシズンを終えた。

    レッドブル・レーシングとの初シーズンを振り返ったセルジオ・ペレスは、大きく異なる哲学のF1マシンと、プレシーズンテストでの走行時間不足(昨年はチーム合計で3日間に退縮)がいかに迅速な挑戦を困難にしたかを説明した。

    「これまでずっと運転してきたものと非常に異なる哲学のマシンに到達したという事実を考慮に入れなければならない」とセルジオ・ペレスは語った。

    「その点ではスローな適応だったと思う。でも、まったく異なるマシン、非常に異なるエンジンなので、新しいチームで学ぶべきことはたくさんあるし、基本的にテストはなかった」

    「最初のレースまでに1日半のテストをした。でも、丸一日はひたする空力類のことをやった。だから、最初のレースまでに何もしなかったに等しい」

    「だから、考慮しなければならない多くの側面がある。でも、全体として、それは有望なシーズンだったと思う。もちろん、もっと多くのことを望んでいたけど、それは仕方ないことだ」

    「とにかくプッシュし続けなければならない。ポジティブな日もあれば、ネガティブな日もあった。でも、僕たちは一緒にいる時間が長ければ長いほど、チームとして強くなるだけだ」

    昨年、セルジオ・ペレスのパフォーマンスは、8月に署名された2022年の新しい契約で報われた。今年は、新しいシーズンに向けてオーバーホールされた技術規制に適応するために、F1チームは6日間のテストを実施することができる。

    金曜日のプラクティスセッションが90分から60分に短縮されたため、昨年は以前シーズンに比べて練習時間が短縮されるという課題に直面していたが、これによりセルジオ・ペレスはレッドブルの2022年F1マシン『RB18』を理解するための時間を増やすことができる。

    「奇妙に聞こえるかもしれないけど、時間は足りていない」とセルジオ・ペレスは語った。

    「マシンでの、限られた量のテスト、限られた量のプラクティウが影響を与えたと思う。なぜなら、すべてのサーキットが異なるからだ」

    「それで、私が走らせたのは非常に異なるマシンだったので、おそらく少し難しくなった。ここでそうなったのは僕だけではない。他の非常に優秀なドライバーが自分のマシンを攻略するのに苦労していたのを見たことがあると思う」

  • ホンダF1 山本雅史MD 「F1撤退というホンダの決定は早すぎたと思う」

    ホンダF1 山本雅史MD 「F1撤退というホンダの決定は早すぎたと思う」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務めた山本雅史は、ホンダがF1を撤退するのは早すぎたと感じており、いつかF1に戻ってくることを期待していると語る。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰し、アルファタウリ、そして、レッドブルにF1パワーユニットを7年間供給したホンダは、2020年10月に2021年シーズンをもってF1から撤退することを発表した。

    エンジンパートナーを失うことになったレッドブルは、他のサプライヤのカスタマーになることは選択せず、ホンダからF1エンジンの知的財産権を引き継ぎ、ミルトンキーンズの敷地内に独自のエンジン部門となるレッドブル・パワートレインズを設立。ホンダやライバルチームのスタッフを獲得して準備を進めている。

    マクラーレンとの3年間の苦闘の後、ホンダF1は最終的にエンジンを大幅に改善し、レッドブルが支配的なメルセデスF1と競争できるまで向上。2021年にマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを倒してF1ワールドチャンピオンを獲得することに貢献した。

    ホンダF1の労働がようやく成果を挙げ始めたとのタイミングでF1を徹底するのは早すぎると感じるかと質問された山本雅史は「個人的にはイエスです」と同意する。

    「ですが、もちろん、それは会社の決定ですし、会社がどの方向に進みたいかを理解しているので、最終的にはそれを受け入れる必要があります」

    「しかし、私は常に想像力を持っているので、いつかホンダがF1に戻ることを願っています」

    山本雅史は、ホンダがF1から撤退するのは悲しいことだと認めるが、マックス・フェルスタッペンでドライバーズチャンピオンシップを獲得できたことは「安心ではなく満足」であり、ホンダは最終的に目標を達成し、未完のビジネスを残すことはないだろうと語った。

    「もちろん悲しいことですが、2020年10月から分かっていたことですし、2021年にタイトルを獲得するためにプッシュしなければならないことは分かっていました」と山本雅史は説明した。

    「我々は考え方を変えて、異なる方法で決定を検討しました。我々はまだ残っている時間ですべてを提供しようとしました」

    「昨年はチャンピオンシップを勝ち取ることに集中しましたが、今はF1での仕事をやり切ったと思っています。自分たちで設定した時間枠内でしたが、目標を達成することができました」

    「最初に、トロロッソとパートナーシップを結び、1年後にレッドブルが参入しました。我々の目標と彼らの目標は、3年以内にチャンピオンシップに勝つことでした。まさにそれが2021年に起こりましたし、特にこれに多大な努力を払ったので、それは素晴らしいストーリーだと思います」

    山本雅史は、ホンダは、レッドブルが社内でF1エンジンを正常に稼働させるという“チャレンジング”な努力を引き続きサポートし、2022年のF1エンジン仕様はホンダの栃木県さくら市にある工場で設計されたものであると付け加えた。

    「レッドブル・パワートレインズがアルファタウリとレッドブルで良いパフォーマンスを発揮できるようサポートします。しかし、確かにそれは違った関係になるでしょう」と山本雅史は語った。

    「チャレンジングなことですが、彼らはすべてを社内に持つことで、より強く、より統合されたチームになりたいと望んでいることも事実です。ホンダとして、プロジェクトを成功させるために、リソースで可能な限りサポートしたいと考えています」

  • ホンダ 「新生HRCの技術でレッドブルのF1参戦を支えていく」

    ホンダ 「新生HRCの技術でレッドブルのF1参戦を支えていく」

    ホンダのブランド・コミュニケーション本部長を務める渡辺康治が、2022年のホンダのモータースポーツ活動を概説。F1に関しては新生HRCでレッドブルのF1活動をサポートしていくとした。

    ホンダは、2021年にパワーユニットサプライヤーとして参戦したF1世界選手権において、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンがドライバーズチャンピオンを獲得。ホンダF1に1991年のアイルトン・セナ以来30年ぶりの栄冠をもたらした。

    ホンダは、今シーズンからこれまで二輪レース活動を運営してきたホンダ・レーシング(HRC)に四輪レース活動機能を追加し、ホンダのモータースポーツ体制を強化。

    昨年でホンダとして撤退したF1に関して、レッドブル・グループからの要請のもと、ホンダF1の技術を用いたパワーユニットでF1に参戦するレッドブル・グループ傘下のレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリにパワーユニットを供給するレッドブル・パワートレインズをHRCが支援していく。

    「ホンダは、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリのパートナーとして、新生HRCを通じて、さくらから、そしてサーキットサイドでもレッドブル・パワートレインズへサポートを提供し、両チームのF1参戦を技術で支えていきます」と渡辺康治は語った。

    また、レッドブルとの育成に関する協力関係も強化。欧州では、F2、F3に加えて、フランスのF4へも日本人ドライバーの育成派遣を共同で行い、野村勇斗と荒尾創大が参戦する。

    また、日本ではレッドブルドライバーが鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)から名称を変更するホンダレーシングスクール鈴鹿(のアンバサダーに就任。世界トップレベルのドライバーの技術を若手に伝えていく。

    日本のフォーミュラで行っているレッドブルとのジョイントの育成プログラムも継続する。2023年からはHPDとジョイントでフォーミュラ・リージョナル・アメリカのトップドライバーを招聘するスカラシップも開始する。

  • ホンダ、育成組織の名称を「Honda Racing School Suzuka」に変更

    ホンダ、育成組織の名称を「Honda Racing School Suzuka」に変更

    ホンダは、鈴鹿サーキットでモータースポーツで世界に通用する選手を育成することを目的とし運営している「鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)」の名称を「Honda Racing School Suzuka(HRS Suzuka)」に変更する。

    HRS Suzukaは、ホンダとの連携を強化し、四輪においては、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の対象となるFIA-F4、スーパーフォーミュラ・ライツ(SFL)、SUPER GT(GT300)などの国内カテゴリーから海外育成までを一気通貫で指導できる包括的な体制を構築する。

    二輪においては、Honda Team Asiaや、HRC(ホンダ・レーシング)による国内育成システムとの連携をこれまで以上に構築していく。

    鈴鹿サーキットレーシングスクールは、1992年に「鈴鹿サーキットレーシングスクールジュニア(SRS-J)」を開校。翌、1993年に次世代のドライバー育成機関「鈴鹿サーキットレーシングスクールカート(SRS-Kart)」、そして1995年に本格的フォーミュラ・ドライバー育成を目的とした「鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラ(SRS-Formula)」を開校し、トップライダー、トップドライバーを講師に迎え運営している。

    これまでに数多くの卒業生が、「MotoGP(FIMロードレース世界選手権)」、「F1(FIA フォーミュラ・ワン世界選手権)」などの世界トップカテゴリーレースをはじめ、国内外の二輪・四輪それぞれのフィールドで活躍している。