カテゴリー: ホンダF1

  • レッドブルF1首脳 「岩佐歩夢はF1への道を切り開くことができる」

    レッドブルF1首脳 「岩佐歩夢はF1への道を切り開くことができる」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今年FIA-F2に参戦することが決定した岩佐歩夢が「F1への道を切り開く」ことを期待していると語る。

    レッドブル・ジュニアチームとホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトのドライバーである岩佐歩夢は、2022年にDAMSからF1のフィーダーシリーズであるFIA-F2に参戦する。

    2020年にフランスF4を圧倒的な強さで制した岩佐歩夢は、2021年にFIA-F3に参戦し、ランキング12位で終了。シーズン終了後のアブダビF2テストで好パフォーマンスを見せ、DAMSへの加入が決定した。

    DAMSとレッドブル・ジュニアチームとは歴史があり、多くのF1ドライバーを輩出している。カルロス・サインツはF1に到達する前の2014年にフォーミュラ・ルノー3.5でタイトルを獲得。ピエール・ガスリーはGP2での最初のフルシーズンをDMASで戦った。また、今年ウィリアムズF1でタッグを組むアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィはDAMSでチームメイトだった。

    岩佐歩夢は「DAMSでF2の1年目を迎えることができてとても興奮しています」とコメント。

    「12月のテストで一緒に仕事をし、クルマとチームについて多くのことを学びました。プレシーズンテストに先立って多くの役立つデータを収集しました」

    「今年はいくつかの新しいトラックに挑戦することになります。これは挑戦ですが、シーズンを通して自分のスキルを伸ばすことを楽しみにしています」

    「フランスのF4でレースをしていたときにル・マンに住んでいたので、この地域に拠点を置くチームとF2で競うのは素晴らしいことです。バーレーンに到着し、3月2日から4日にテストするためにDAMSでトラックに戻るのが待ちきれません」

    岩佐歩夢の先輩ドライバーである角田裕毅も、FIA-F3で1年を経て、FIA-F2でランキング3位に入ってF1スーパーライセンスを獲得。昨年、アルファタウリからF1デビューを果たしている。

    アルファタウリの現在のドライバーであるピエール・ガスリーの契約は2022年までとなっており、レッドブルは次のF1ドライバー候補の5名をFIA-F2に送り込んでいる。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「再びDAMSと仕事をすることをとてもうれしく思っている」とコメント。

    「歩夢は若くて有望な日本人ドライバーであり、F1への道を切り開くことができると期待している」

    「彼は昨年F3で才能を発揮したので、F2シーズンを成功させることができると確信している。 2022年の歩夢の発展を見ることに興奮しており、トラックでのポジティブな結果を楽しみにしている」

  • ホンダF1、レッドブルに供給する2022年型F1エンジンは「昨年の進化型」

    ホンダF1、レッドブルに供給する2022年型F1エンジンは「昨年の進化型」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務めた山本雅史は、彼らがレッドブルのために構築する2022年型のF1パワーユニットは、革命ではなく、2021年のユニットの進化型であることを確認した。

    ホンダは、2021年限りでF1から正式に撤退したが、知的財産権を移行するレッドブル・パワートレインズの製造体制が整うまで日本でF1パワーユニットを製造。2025年まで有償で保守を続けるとされている。

    ホンダF1がレッドブルに供給する2022年型のF1パワーユニットは、マックス・フェルスタッペンが2021年のF1ワールドチャンピオンを獲得したものとほぼ同じユニットとなる。そもそも2021年は、2022年に導入を予定していたものを前倒しして開発された。

    しかし、2022年はエタノール含有量のパーセンテージレベルが10%に増加するE10燃料が導入されるという重要な変更がある。

    「レギュレーションはすべてをアップデートすることを許可してますが、今年(2021年)の優れたパーツを使用しています。E10燃料のために物事を変更しなければならないので、それを行っていきます」と山本雅史はRacingNews365.comに説明した。

    F1は、2022年の開幕戦をもってF1エンジンの開発を凍結し、ホンダF1のパワーユニット製造プロセスの研究開発側への関与は大幅に減少しする。

    2022年型のホンダのF1パワーユニットが来月のプレシーズンテストでコースに出るときにHONDAのバッジが付けられるかどうか、またはマシン自体のステッカーを通してホンダの関与が可視化されるかどうかはまだ明らかにはなっていない。

    だが、ホンダとレッドブルのパートナーシップは良好な状態にあり、山本雅史はまだ議論が続いていると語る。

    「そこはまだ決まっていないので、成り行きを見守りましょう」と山本雅史は説明した。

    「そのような決断を下すには時間がかかります。ホンダに関連する何かがあるべきかどうかについて話し合っています」

    ホンダF1は、マクラーレンに供給しながらパワーと信頼性を求めて奮闘したハイブリッド時代の初期に数年にわたる混乱を経験した後、彼らのエンジンプログラムが明確な一歩を踏み出し始めたのはレッドブルチームに切り替えたときだった。

    ポイントは表彰台になり、表彰台は勝利になり、勝利は最終的に成功したチャンピオンシップとなった。だが、ホンダの公式の関与がピークに達したタイトル獲得のシーズンでホンダのF1プロジェクトは終了することになった。

    これは、ホンダがF1からワークスチームとして撤退した2008年と非常によく似た状況だ。わずか数ヶ月後、ホンダのF1プロジェクトが開発した2009年のブラウンGPのマシンがF1シーズンを支配し、両方のタイトルを獲得している。

    ホンダはもはやリスクを冒そうとしないのではないかとの見解に山本雅史は反対した。

    「我々はリスクを冒しますが、基本はレースです。良いビジネスがなければ、またはビジネス側で安定していなければ、レースを行うことはできません」と山本雅史は語った。

    「それで今回はそれが起こったのかもしれません。この決定を下すタイミングとしてはかなり悪いものでした」

  • ホンダ 「新生HRCは二輪・四輪を連携して強いレースブランドを目指す」

    ホンダ 「新生HRCは二輪・四輪を連携して強いレースブランドを目指す」

    ホンダは1月14日(金)に『2022 モータースポーツ参戦体制発表』を実施。ホンダの三部敏宏社長が登壇し、新生HRCについて説明した。

    「Hondaは創業期からレースとともに育ち、レースを通じて人と技術を磨いてきた会社です。そして、夢を描き、勝利にこだわるというレーシングスピリットは、創業者に始まり、多くの先人達のさまざまな困難への挑戦を経て、現代に生きる私たちへも変わらず伝承されています」と三部敏宏は語った。

    「そうした意味からも、モータースポーツは『Hondaカルチャー』の大きな結晶のひとつであり、それを忘れることなく、今シーズンも多様なカテゴリーのレースにチャレンジしていきます」

    「また、モータースポーツをサステナブルでより魅力的な存在にすることを目指して、電動化に加えてカーボンニュートラル燃料や燃焼技術の領域にもチャレンジしていきます。その過程で磨かれる技術は、モータースポーツの領域だけではなく様々な製品に反映され、将来のHondaを支えていく事になります」

    「そして、今シーズンからは、これまで二輪レース活動を運営してきた株式会社ホンダ・レーシング(HRC)に四輪レース活動機能を追加し、Hondaのモータースポーツ体制を強化してまいります。二輪・四輪の分野でそれぞれが持っている技術・ノウハウの相互連携と運営の効率化を図ることで、より強いレースブランドを目指してモータースポーツ活動に取り組み、HondaのDNAであるモータースポーツを将来に向けて確実に継承していけるような強い基盤を築いてまいります」

    「2022年も世界中のモータースポーツファンの皆様やHondaファンの皆様、そしてお客様のご期待に応えられるよう、二輪・四輪を合わせた新しいHRCのもと、Hondaは引き続きモータースポーツ活動に力を注ぎ、これからもチャレンジを続けてまいります」

    四輪モータースポーツ活動
    2021年は、パワーユニット(PU)サプライヤーとして参戦したFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)において、Red Bull Racing Honda(レッドブル・レーシング・ホンダ)のマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得し、Honda F1に1991年のアイルトン・セナ選手以来30年ぶりの栄冠をもたらしました。今シーズンはRed Bull Group(レッドブル・グループ)からの要請のもとに、Hondaのパワーユニット(PU)技術を用いたPUでF1に参戦するレッドブル・グループ傘下のScuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)とRed Bull RacingにPUを供給するRed Bull Powertrains(レッドブル・パワートレインズ)をHRCが支援していきます。また、Scuderia AlphaTauriでF1参戦2年目を迎える角田裕毅(つのだ ゆうき)選手に続いて、世界最高峰カテゴリーを目指している日本人若手ドライバーのFIA フォーミュラ・ツー選手権(F2)などへの参戦をサポートしていきます。

    国内レースでは、SUPER GT GT500クラスにNSX-GTの新モデルを投入し王座奪還に挑みます。また、昨年タイトルを獲得した全日本スーパーフォーミュラ選手権においてはチーム体制の変更を行い、連覇を目指します。

    開催5年目を迎えるFIAワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)に加え、世界各地で活況なTCRシリーズや耐久レースに向けては、CIVIC TYPE Rをベースとした「CIVIC TCR」を、北米・アジア・欧州のGT選手権や耐久レースに向けては「NSX GT3 Evo」を引き続き供給します。

    北米においてはインディカー・シリーズに参戦する6チーム17台に、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)を通じてエンジンを供給します。また、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権ではHPDが供給するAcura(アキュラ)ブランドのマシン「ARX-05」でふたつのチームが参戦します。

    二輪モータースポーツ活動
    2021年、Hondaは、ダカールラリー2021で、1987年以来の1-2フィニッシュにより、2年連続二輪車部門の総合優勝を獲得しました。またRepsol Honda Team(レプソル・ホンダ・チーム)のトニー・ボウ選手がFIMトライアル世界選手権およびFIM X-Trial世界選手権でタイトルを獲得し、前人未到の30連覇を達成しました。

    2022年も、現在開催中のダカールラリー2022をはじめ、ロードレース、モトクロス、トライアルの世界選手権 最高峰クラス、およびFIMスーパーバイク世界選手権に、HRCが運営するワークスチームで参戦し、タイトル獲得を目指します。
    また世界選手権では、ワークスチームだけでなく、有力なサテライトチームの参戦もサポートします。さらに、日本をはじめとするさまざまな国や地域においては、各国のHondaの現地法人や販売会社が参戦体制を構築し、ロードレース、モトクロス、トライアルでの選手権獲得を目指します。

    若手育成では、今シーズンもMotoGPのMoto2・Moto3クラスに参戦するHonda Team Asia(ホンダ・チーム・アジア)へのサポートを継続し、また、ステップアップの場として、FIM ジュニアGP Moto3ジュニア世界選手権のサポートを継続します。加えて、若手育成のプログラムとしてIDEMITSU Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)を引き続き活用し、世界で活躍できるライダーのさらなる発掘・育成に取り組みます。

  • ホンダ/レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2022年はDAMSからF2に参戦

    ホンダ/レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2022年はDAMSからF2に参戦

    レッドブルF1とホンダの育成ドライバーである岩佐歩夢が、2022年にDAMSからFIA-F2選手権に参戦することが発表された。

    ホンダは1月14日(金)に東京オートサロンで『2022 モータースポーツ参戦体制発表』を実施。育成ドライバーである岩佐歩夢がFIA-F2にステップアップすることが発表された。

    昨年、岩佐歩夢は、Hitech GPからFIA-F3に初参戦し、合計52ポイントを獲得して、シリーズランキング12位で、2021年シーズンを終えた。

    12月16日から18日にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われるF2合同テストではDAMSから参加。2022年はそのDAMSからFIA-F2に参戦することが決定した。

    ホンダは今シーズン限りでF1から撤退するが、F1でのワークスパートナーシップが終了した後も、モータースポーツ全般で関係を継続していくことを発表。ホンダの展開する育成プログラム「ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」とレッドブル・グループが主催するプログラム「レッドブル・ジュニアチーム(Red Bull Junior Team)」で連携は継続される。

  • 【ライブ配信】 ホンダ 2022年 モータースポーツ参戦体制発表

    【ライブ配信】 ホンダ 2022年 モータースポーツ参戦体制発表

    ホンダは、1月14日(金)に2022年 モータースポーツ参戦体制発表を実施。18時からYotubeでライブ配信する。

    昨シーズン限りでF1から撤退したホンダは、二輪レース活動を運営していたホンダ・レーシング(HRC)に四輪レース活動機能を追加し、ホンダのモータースポーツ体制を強化。レッドブル・グループへのF1参戦活動に関する支援もHRCが行っていく。

    また、ホンダは日本におけるモータースポーツのプレゼンス向上に向けて重要となる日本人ドライバーの育成への取り組みをレッドブル・グループと継続。

    ホンダの展開する育成プログラム「ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」とレッドブル・グループが主催するプログラム「レッドブル・ジュニアチーム(Red Bull Junior Team)」で連携。角田裕毅に続くF1をはじめとした世界のトップカテゴリーで活躍する日本人の若手ドライバーを共同で育成していく。

    今回の『2022 モータースポーツ参戦体制発表』では、ホンダの代表執行役社長である三部敏宏から、二輪、四輪のモータースポーツ体制、そして、HRCの活動が説明される。

  • ホンダF1 山本雅史MD 「将来的にホンダがF1に戻ることを期待している」

    ホンダF1 山本雅史MD 「将来的にホンダがF1に戻ることを期待している」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務めた山本雅史は、ホンダが将来的にF1に戻ってくると信じている。

    昨シーズン限りでホンダは正式にF1から撤退したが、レッドブル・レーシングとアルファタウリのF1パワーユニットプログラムを引き継いだレッドブル・パワートレインズとのパートナーシップを通じて関与を継続している。

    ホンダF1は、レッドブルが2023年にプログラムの全責任を負う前に、今シーズンも引き続き日本でF1パワーユニットを組み立て、運用をサポートする。

    マックス・フェルスタッペンが2021年のF1ドライバーズタイトルを獲得してF1を去ったホンダだが、モータースポーツの頂点で最終章を終えていない可能性があり、山本雅史は歴史は繰り返される可能性があると語る。

    「個人的には、ホンダがF1に戻ってくることを期待していています」と山本雅史はFormula1.comに語った。

    「ホンダの若者たちがモータースポーツに情熱を注ぎ、彼らが上級管理職に戻ってくることを説得できるかどうかにかかっています。しかし、歴史は繰り返されていものですし、それが実現することを願っています」

    第4期のホンダのF1での活動は、2つの構成に分かれており、マクラーレンとの3年間の大規模な闘争と、その後のレッドブルおよびトロロッソ/アルファタウリとのリセットと繁栄のコラボレーションがある。

    過去7年間の道のりを振り返り、山本雅史は誇りと達成感を感じていると語る。

    「一部は新型コロナウイルスのパンデミックによって、物流上の困難に対処しなければならなかったですが、昨シーズン、我々は非常に強力なライバルと戦い、F1の世界でトップに立ちました」と山本雅史は語った。

    「これは、レースドラックだけでなく、すべてのエンジニアとメカニックの懸命な努力によるものです。彼らは、最も困難な時期でも決して諦めず、その過程で多くの技術的進歩を遂げました」

    「私たちは、テクノロジーと従業員の正当性と有効性を証明することができました」

    ホンダの業績を振り替り、山本雅史は、マクラーレンを含むそのパートナーとその成功に貢献したドライバーを強調した。

    「もちろん、タイトルを獲得したレッドブル・レーシング、そして、困難な3年の後、オープンマインドで我々を迎えてくれて、一緒に前進することができたスクーデリア・アルファタウリという偉大なパートナーが果たす主要な役割がなければ、このような結果を達成することはできませんでした」

    「2015年にこの時代が始まったマクラーレン、我々と一緒に働いてきたすべてのドライバーを忘れてはなりません。常に可能な限り最高の結果を達成するために最大限の努力を払ってくれました」

    「マックス・フェルスタッペンがドライバーズ世界選手権で優勝するのに役立つことができ、我々はこのプロジェクトは成功したと言えます」

    山本雅史は、ホンダを退職し、レッドブル・パワートレインズに移籍すると報じられている。

  • アルファタウリF1、2022年F1マシン『AT03』がクラッシュテストに合格

    アルファタウリF1、2022年F1マシン『AT03』がクラッシュテストに合格

    アルファタウリF1は、2022年F1マシン『AT03』がクラッシュテストに合格したことを発表した。

    大幅なレギュレーション変更が導入され、接近したレースを生み出すためにF1マシンの基本設計は、空力に依存する哲学からグラウンドエフェクトカーに移行する2022年は、F1チームにとって勢力図を変える大きなチャンスだと捉えられている。

    アルファタウリF1は「AT03の最初のステップが完了した。ファエンツァのファクトリーでは多くのことが起こっているが、我々はF1クラッシュテストに合格した!」とソーシャルメディアで発表した。

    アルファタウリF1の2022年F1マシン『AT03』は、レッドブル・テクノロジーズのパーツを合法的に可能な限り多く使用。ホンダF1からレッドブル・テクノロジーズに納品されるF1エンジンを搭載する。

    アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、「今年は、予算上限に関する限り、我々にとって最も難しい年になると思う」と語る。

    「2021年には予算上限をはるかに下回り、問題はなかったが、2022年には上限が1億4000万ドルになり、レッドブル・テクノロジーから新しい部品を購入すると上限に達する」

    「この状況は私たちを困難にする可能性があるので、我々は最初から非常にうまく計算をしなければならないだろう」

    アルファタウリF1は、2022年もピエール・ガスリーと角田裕毅のドライバーラインナップを継続する。

  • アルファタウリF1代表 「2022年は予算上限で最も困難なシーズンになる」

    アルファタウリF1代表 「2022年は予算上限で最も困難なシーズンになる」

    アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、2022年は予選上限のレベルまで支出することになり、管理するのが複雑な状況に陥る可能性があると語る。

    2021年のF1世界選手権、F1チームは1億4500万ドルという予算上限で運営された最初のシーズンだった。上限は2022年には1億4000万ドルまで下げられる。

    アルファタウリF1は、2021年に予算上限を超えることはなかったが、2022年は親チームであるレッドブルから購入が必要なパーツにより、上限に達する可能性がある。

    2022年の新しいレギュレーションにより、F1マシンの外観は一新される。アルファタウリF1の2022年F1マシン『AT03』では、レッドブル・テクノロジーのパーツを合法的に可能な限り多く使用することになる。それには費用がかかり、アルファタウリF1は予算上限に達することになる。

    フランツ・トストは、すべての支出を絶えず注意しなければならない課題に直面すると考えている。

    「今年は、予算上限に関する限り、我々にとって最も難しい年になると思う」とフランツ・トストはAutosprintに語った。

    「2021年には予算上限をはるかに下回り、問題はなかったが、2022年には上限が1億4000万ドルになり、レッドブル・テクノロジーから新しい部品を購入すると上限に達する」

    「したがって、その状況は我々を困難にする可能性があるので、我々は最初から非常にうまく計算をしなければならないだろう」

    ただし、アルファタウリF1と他のすべてのチームは、最終的に1億4000万ドルに固執する必要はないかもしれない。

    1シーズンで21戦以上のグランプリが開催された場合、1ラウンドごとに追加の120万ドルが許可される。したがって、23戦が計画されている2022年には、追加で240万ドルの手当てを受けることになる。

    また、スプリントレースの週末にはF1チームごとに30万ドルが追加される。2022年に6回のスプリント予選が予定されている。また、スプリント予選中にマシンをリタイアさせたクラッシュダメージを修復するために追加の10万ドルを追加できる。

    したがって、アルファタウリF1が、実際に新しい1億4000万ドルの制限に懸念を抱いているとしても、それをわずかに超えられる可能性がある。

    だが、新型コロナウイルスは再び世界中で猛威を振るっており、計画されている23のレースのうち2つがキャンセルされるもあるため、それを頼りにするのは賢明なアプローチではありません。

    また、2戦以外が中止になる可能性も除外できない。カレンダーが21戦を下回ると、逆に上限から120万ドルが差し引かれることになる。したがって、フランツ・トストが主張するようにアルファタウリF1が支出に細心の注意を払うことが不可欠となる。

  • レッドブルF1首脳 「ペレスのハミルトンへの防御はフェアだった」

    レッドブルF1首脳 「ペレスのハミルトンへの防御はフェアだった」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、メルセデスF1のルイス・ハミルトン“危険”だと評したF1アブダビGPでのセルジオ・ペレスのハミルトンに対する防御は“かなりフェア”なものだったと主張する。

    ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンは、同ポイントでヤス・マリーナ・サーキットでの最終決戦に臨み、ポールポジションはフェルスタッペンが獲得したものの、決勝ではスタートでハミルトンがリードを奪った。

    そこからルイ・ハミルトンは快適なバッファーを築き、マックス・フェルスタッペンにはいくつかのサポートを必要だった。ハミルトンとフェルスタッペンがほぼ同じタイミングで1回目のピットストップを行った後、セルジオ・ペレスは摩耗したタイヤでステイアウトし、ハミルトンを抑えた。

    最終的にセルジオ・ペレスは、ルイス・ハミルトンから8秒を奪うことに成功し、マックス・フェルスタッペンを再び戦場に戻した。

    ルイス・ハミルトンは、チーム無線でセルジオ・ペレスのドライビングを“危険”と評したが、ヘルムート・マルコは同意ない。

    「彼は2周でハミルトンを8秒遅くしたが、非常に公平な方法でだった」とヘルムート・マルコはServusTVに語った。

    「もちろん、彼は再び 『危険な運転』と言った。我々はそれを知っている」

    「彼は信じられないほど忠実でチームプレーヤーだ。もちろん、我々は彼と特定のシナリオについて話し合い、彼はそれらを遂行する。彼は、不平を言ったり、反抗したり、質問したりすることはない」

    また、ヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンと比較してより高いダウンフォースのセットアップを走らせていたことを明らかにした。これにより、最終セクターで追加のパフォーマンスを得ることができ、ハミルトンとのバトルを支援した。

    「マックスとはわずかに異なるだけだったが、彼はより多くのダウンフォースを持っていたので、セクター3でより速かった」とヘルムート・マルコは明らかにした。

    「そして、それも彼があの防御を実行することをより簡単にした」

    マックス・フェルスタッペンも、チームメイトを称賛することに熱心であり、セルジオ・ペレスの介入が自分をタイトル争いに戻してくれたと語っている。

    マックス・フェルスタッペンは最終的にセルジオ・ペレスをクリアした後、ルイス・ハミルトンにオーバーテイクすることができなかったが、終盤にセーフティカーが導入された際に、メルセデスF1にはルイス・ハミルトンを“ピット”に入れて、リードを維持するのに十分なアドバンテージを持っていなかったと述べた。

    マックス・フェルスタッペンは最終ラップではるかにフレッシュなタイヤをうまく利用してルイス・ハミルトンをパスし、初のF1ワールドチャンピオンを獲得しており、セルジオ・ペレスが縮めたギャップは決定的に重要だった。

    「チェコがしたことは信じられないほどだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「メルセデスはセーフティカーに止まらなかったので、それは最終的に僕たちのレースにもなった。もちろん、チェコがなければ、僕はワールドチャンピオンにはなれなかっただろう」

    セルジオ・ペレスが、ルイス・ハミルトンの最も歓迎されない障害物となったのは初めてではなかった。彼はF1トルコGPでも同じことを行い、サーキットの隅々まで使ってハミルトンを抑え、最終的には5位フィニッシュに制限した。

    ヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスがレースでは自分の力を発揮できるが、予選のパフォーマンスは依然として弱点だと考えている。

    「たとえば、トルコでも彼を抑えていた」とヘルムート・マルコはF1トルコGPの戦いを思い出しながら語った。

    「彼には1つの弱点がある。それは予選だ。しかし、レーススピードでは、彼は完璧にそこにいる」

  • ホンダF1、2022年のE10燃料で失われる20馬力の挽回に苦戦?

    ホンダF1、2022年のE10燃料で失われる20馬力の挽回に苦戦?

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ライバルメーカーはE10燃料への切り替えによるパフォーマンスの低下をすでに取り戻していると理解しているが、2022年のホンダのF1エンジンはまだ旧型の馬力に追いついていないと語る。

    2022年シーズンは、空力ルールの変更以外にもF1パワーユニットに関連した多くの変更がある。

    今シーズンからF1チームは化石燃料と10%エタノールを混合したE10燃料を使用する必要があり、さらにF1エンジンの開発は3年間の凍結される。

    当初エンジンメーカーは、新しい燃料への移行によって約20馬力低下する可能性があると主張していたが、すでに一部の燃料供給業者、特にフェラーリと提携しているシェルはこれを克服した兆候がある。

    レッドブル・レーシングは、ホンダのF1撤退によって、独自のエンジン運用部門であるレッドブル・パワートレインズを設立したが、事実上、2025年までホンダF1が設計・開発したF1パワーユニットを継続して使用することになる。

    ヘルムート・マルコによれば、フェラーリとアルピーヌはE10燃料への切り替えによるパフォーマンスの低下の多くを戻したと理解しているが、2022年のホンダのF1エンジンはまだ旧型よりもダウンしていると語る。

    「ホンダは適応するために大規模に取り組んでいる」とヘルムート・マルコは物Auto Motor undSportに語った。

    「ポジティブなことを聞いているが、パフォーマンスはまだ2021年と同じではない。だが、全般的にレーストリムでどのように見えるかを待つ必要がある」

    メルセデスF1は、すでに2022年型のF1パワーユニットのファイアーアップを完了している。昨年、F1パワーユニットの信頼性のトラブルに見舞われたメルセデスだが、“今季型の開発とのバランス”を理由に修正は見送った。

    フェラーリはシェル、アルピーヌはBPカストロール、レッドブル/ホンダはエクソンモービル、メルセデスはペトロナスが燃料パートナーを務めている。

    また、ヘルムート・マルコは、2021年にライバルのメルセデスF1との最後まで戦いに巻き込まれたにもかかわらず、レッドブルは2022年マシン『RB18』の開発はスケジュール通りに進行していることを明らかにした。

    RB18の開発はすべて計画通りに進んでいるかと質問されたヘルムート・マルコは「反対の情報は何も与えられていない」と語った。

    「我々は24時間体制で働いています。英国人はそれほど休むような人ではない。彼らはボクシングデーしか知らない」

    2022年の目標を尋ねられたヘルムート・マルコは「主な目標は世界選手権のタイトルだ」とコメント。

    「だが、このような大きなルールの変更では、確信が持てないものだ」

    「メルセデスと我々には、ポテンシャル、人々、そして、継続性がある。再び、他のドライバーが参加することのないハミルトンとフェルスタッペン最高レベルでの決闘になるだろう」

    エンジンメーカーは、2022年のF1エンジンを開発するためにできるだけ多くの時間をかけたいと考えており、メルセデスF1以外のファイアーアップは数週間先になるかもしれない。

    F1パワーユニットの他の要素は、3月18日から20日までバーレーンで開催されるオープニングレースの週末までホモロゲーションされる必要がないため、2月21日から23日にバルセロナで行われるプレシーズンテストで走行するF1パワーユニットは完成型ではない可能性がある。