カテゴリー: ホンダF1

  • F1 角田裕毅、ホンダ NSX GT3 Evoでノルドシュライフェでデモ走行

    F1 角田裕毅、ホンダ NSX GT3 Evoでノルドシュライフェでデモ走行

    角田裕毅が、2023年2023年9月9日にニュルブルクリンクで開催されるプレミアショーイベントにホンダ NSX GT3 Evoを駆って参加することを所属チームのスクーデリア・アルファタウリが発表した。

    角田裕毅は、ダニエル・リカルドやセバスチャン・ベッテルなど、F1ショーランで実施する豪華なラインアップに加わり、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェをドライブする最年少ドライバーとなる。

    「ニュルブルクリンクで走るのは初めてなので、9月のイベントをとても楽しみにしています。ホンダ NSX GT3 Evoは素晴らしいクルマで、最高レベルのGT3レースで勝利を収めた実績のあるクルマです」と角田裕毅はコメント。

    「ノルドシュライフェは伝説的なサーキットで、グランツーリスモのゲームでも体験したことがありますが、とても楽しんでいます」

    2020年、角田裕毅はレッドブルジュニアチームとホンダジュニアの一員として、FIAフォーミュラ2選手権でセンセーショナルな3位入賞を果たした。この年、角田はスーパーライセンスに必要なポイントを獲得し、F1での初シート獲得につながった。 裕毅は4歳のとき、父親と一緒に日本の中井カート・サーキットでカートレースを見始めた。

    歴史あるノルドシュライフェは1927年にオープンし、73のコーナー、急な上り坂、1周300メートルの下り坂があり、今日まで数え切れないほどの勝利とモータースポーツの大興奮の舞台であり続けている。このサーキットのハイライトのひとつはカラッチョラ・カルーセルで、荒れたコンクリートスラブが続く急カーブでは、各ドライバーが汗を流すことになる。レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンクでは、約3万人のモータースポーツ・ファンが、感動的なF1ショー・ランや、目を見張るようなショーのハイライトを期待することができる。さらに、観客はニュルブルクリンク耐久シリーズの12時間レースを間近で体験することができる。

  • レッドブルF1代表、アストンマーティン・ホンダのアドバンテージを疑問視

    レッドブルF1代表、アストンマーティン・ホンダのアドバンテージを疑問視

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、アストンマーティンF1チームが2026年にホンダのF1パワーユニットに切り替えることでアドバンテージを得られるかどうか疑問を抱いている。

    ホンダが6番手のエンジンサプライヤーとして2026年にF1復帰することが発表され、F1に新しいパワーユニット規定が導入されるとアストンマーティンはホンダのワークスチームとなる。

    アストンマーティンは今年、レッドブルの最有力候補としてスタートしたが、スペインGPでダブル表彰台を獲得したワークスメルセデスにコンストラクターズ選手権で追い抜かれた。

    今でもアストンマーティンを最も近いライバルとして見ているかと尋ねられたホーナーは「彼らは良いチームを作っている」とメディアに語った。

    「ホンダがこのスポーツを続けているのを見るのはいいことだ。彼らは明らかに、1年半前、2年前の状態から大きくUターンした」

    「しかし、彼らの決断は、いろいろな意味で、我々に長期的な将来についての決断を迫り、メーカーに頼るのではなく、自分自身の未来をコントロールすることになった」
    「レッドブル・パワートレインズに投資することで、すべてを1つの屋根の下に収めることができるようになった」

    「2026年に向けての大きな課題だが、私たちはとても楽しみにしている。チームの長期的な展望と、エンジンエンジニアとシャシーエンジニアが同じ屋根の下に座って完全に統合されたドライブトレインを実現することの長寿と競争力のために、長期的には利益をもたらすだろう」

    「アストンマーティンは競争力のあるエンジンを手に入れるだろうが、すでに競争力のあるエンジンを持っている」とホーナーは付け加え、アストンマーティンとメルセデスの既存のパートナーシップを指摘した。

    「彼らのアーキテクチャは現在別のチームによって決定されているため、おそらくさらなる独立性を達成することになるだろう」

    「そして、キャップ内でそれらは非常に高価だ。譲渡可能なコンポーネントには多額の税金がかかる」

    「つまり、カスタマーでいることは彼らにとってコスト効率が悪い」

  • アストンマーティンF1 「ホンダとメルセデスの間でバランス調整」

    アストンマーティンF1 「ホンダとメルセデスの間でバランス調整」

    アストンマーティンF1のチーム代表であるマイク・クラックは、2026年に予定される将来のエンジンサプライヤーの交換に向けて、チームがメルセデスとホンダの間で「バランス調整」を行っていることを認めた。

    アストンマーティンF1は、2021年にグリッドに復帰して以来、メルセデスのカスタマーであり、それ以前のフォース・インディア/レーシング・ポイントでもメルセデスのF1エンジンを使用していたが、ホンダのワークスチームとなるため、2026年には縁を切ることになる。

    この動きは、2022年のコンストラクターズで7位フィニッシュから2023年には表彰台の常連となったチームの大きな前進であり、上昇軌道の継続を意味する。

    しかし、切り替えまでにはまだ2シーズン半以上あるため、マイク・クラックはホンダだけでなく、現在のサプライヤーであるメルセデスAMGハイパフォーマンスパワートレインの両方に敬意を示さなければならないと認識した。

    「確かにバランスを取る行為だ」とマイク・クラックはChannel 4に語った。

    「しかし、最も重要なのは、自分たちが持っているものを尊重することだと思う」

    「我々が長年にわたって受けてきたサービスを尊重しているし、彼らは非常にプロフェッショナルだ」

    「本当に素晴らしい例をひとつ挙げよう。昨日、エンジンパートナーからの報告書を見たとき、我々のクルマが例として使われていた。それは我々のチームワークのレベルを示しており、これを25年まで維持できることを本当に願っている」

    メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、アストンマーティンがカスタマーを離れることにそれほど動揺しておらず、それはメルセデスエンジンのパワーマンスが悪いせいではないと認識した。

    「彼らがメルセデスのカスタマー状況からホンダに切り替えることは、パワーユニットとは何の関係もないと思う」とトト・ヴォルフは語った。

    「パワーユニットの点では我々は競争力があると思うが、彼らは常に自分たちを解放して真のワークスチームになることを望んでおり、それを彼らはやっている」

    「彼らは独自のパワーユニット供給契約を結んでおり、独自の燃料供給業者を擁しており、今後数か月以内に稼動する大規模なファクタリーを建設中だ」

    「ローレンス(・ストロール)の目標は決して小さいものではない。競争力を発揮してチャンピオンシップに勝ちたいなら、それが必要な一歩だと思う」

  • アストンマーティンF1代表、ホンダ用ギアボックスは「予算上限がネック」

    アストンマーティンF1代表、ホンダ用ギアボックスは「予算上限がネック」

    アストンマーティンF1のチーム代表であるマイク・クラックは、「恐ろしい」コストがかかるギアボックスに関するF1の予算上限規制を簡素化するよう求めている。

    現在、アストンマーティンF1は、ギアボックスをパワーユニットサプライヤーであるメルセデスから入手しているが、2026年からホンダのパワーユニットを搭載するため、新たにホンダのエンジンに合わせたギアボックスを用意しなければならない。

    マイク・クラックは、ギアボックスはパフォーマンスの差別化要因ではないため、特定の予算上限ルールに含めるべきではないと考えている。

    「最近のギアボックスを他のモータースポーツカテゴリーと比較すると、ギアボックスはもはやパフォーマンスの差別化要因ではありません」とマイク・クラックはメディアに語った。。

    「ギアボックスのパフォーマンスは誰でも多かれ少なかれ同じだが、ギアボックスのコストは特に他のカテゴリーと比較すると膨大だ」

    「したがって、コストキャップの世界では、パフォーマンスに差がないのであれば、これほど複雑なテクノロジーを採用することに意味があるのかという疑問を持たざるを得ない。つまり、どのチームも、パフォーマンスにまったく差がないギアボックスのために、年間800万~900万ドル(約11億円~12億円)を償却している」

    FIAとの協議
    クラックは、この問題を簡素化するためにFIAと話し合いを行ってきたという。

    「我々はスポーツ全体をより持続可能なものにするために、もっとシンプルな技術で費用対効果のよりシンプルな高いギアボックスを作ることができないものか、そして、必要な年間生産台数をもっと少なくすることができないかをFIAと話し合ってきた」とクラックは語った。

    「パドックの総額が年間1億円以上だとすると、他のカテゴリーに目を向れば、それが必要なのかと自問することもできるだろう」

    「それが、我々が交渉を行っている理由であり、スポーツとして、このような疑問を持ち、全体をもう少しシンプルにすることが理にかなっているのかを考えなければならないと思う」

    完全な標準化は求めていない
    クラックは、何らかの形での標準化が選択肢になり得ると考えているが、すべてのチームに標準ギアボックスを用意する必要があるとは考えていない。

    「コスト削減を達成する方法についてリストは長くなる可能性がある」とクラックは説明した。

    「しかし、例えばF1のディファレンシャルのように、ある意味で他のカテゴリーとは比べてユニーク技術を維持することで、健全な妥協点を見出すことができるのではないだろうか」

    「だが、シームレスシフトは、ギアの量やサイズを議論したり、ある程度の標準化を導入したりすることは可能だ。可能性はある」

    「全員に共通のギアボックスとまでは言わないが、コストを削減するために、設計仕様など導入することは可能だ」

    アストンマーティンとホンダの新しいパートナーシップは2026年に始まる。

    クラックは「理論的には2025年に向けて自分たちで作ることは可能だが、我々は226年まで現在のパートナーと契約している」と語り、メルセデス

  • メルセデスF1代表 「アストンのホンダへの切替はエンジン性能とは無関係」

    メルセデスF1代表 「アストンのホンダへの切替はエンジン性能とは無関係」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、アストンマーティンが計画しているホンダF1ワークス契約への切り替えは、メルセデスのF1エンジンが衰退していることを示しているとは考えていない。

    F1モナコGPに先立ち、アストンマーティンはメルセデスのパワーユニットを捨て、2026年に始まる新しいエンジンレギュレーションに合わせてホンダの公式ワークスチームとなることを発表した。

    この切り替えにより、2009年以来、さまざまな形でメルセデスのパワーユニットを使用してきたアストンマーティンとドイツノメーカーとの間の長年にわたるカスタマー契約は終了することになる。

    しかし、メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、間近に迫った変更がチームの現在のパフォーマンスレベルの反映したものだとは考えておらず、むしろ、アストンマーティンが“ワークス”のステータスを獲得することは、将来的にワールドチャンピオンシップを勝ち取るというチームの高い野望を示すものだと言う。

    「彼らが「メルセデスのクライアントからホンダに乗り換えたからといって、パワーユニットがどうこうということはないと思う」とヴォルフは語った。

    「パワーユニットの点では我々は競争力があると思うが、彼らは常に自分たちを解放して真のワークスチームになりたいと考えていた。それが彼らがやっていることだ」

    「彼らは独自のパワーユニット供給契約を結び、独自の燃料サプライヤーを擁し、今後数ヶ月で稼働する大規模なファクトリーを建設中だ」

    「ローレンス(ストロール/アストンマーティンオーナー)の目標は決して小さいものではない。競争力を発揮してチャンピオンシップに勝ちたいなら、それが必要な一歩だと思う」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 ホンダF1

  • 角田裕毅 「アストンマーティンとホンダF1は興味深いマッチング」

    角田裕毅 「アストンマーティンとホンダF1は興味深いマッチング」

    角田裕毅は、2026年にアストンマーティンF1チームとともにF1に正式復帰するホンダのウィッシュリストに載ったことを喜んでいるが、移籍を検討するには時期尚早だと語った。

    ホンダは先週、2026年シーズン以降にアストンマーティンとワークス体制で提携することを発表。記者会見では角田裕毅がプロジェクトの候補者として挙げられた。

    23歳の角田裕毅は2016年からホンダのフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに所属し、F1への道のりでホンダからサポートを受けている。

    ホンダは、アストンマーティンで角田裕毅を走らせたいかどうか直接尋ねられたHRCの渡辺康治社長は、2026年のF1ドライバーについて真剣に議論するには時期尚早だが、ホンダは少なくとも角田が候補になることを望んでいると述べた。

    「彼はもともと我々の学校の出身で、F1では非常にうまくいっています」と渡辺康治は語った。

    「彼が成功するのを見るのはとてもうれしいことです。しかし、将来について言えば、まだ3年あるので、どうなるかを言うのは早すぎます。今はその話をする時期ではないと思います」

    「しかし、我々は彼が候補になることを望んでいます。しかし、最終的な決断を下すのはチーム次第です」

    角田裕毅は、自分がチームの候補として考えられていることは嬉しいが、移籍は「遠すぎて考えられない」と主張した。

    「ホンダの復帰にとても興奮しています」とアルファタウリからF1に参戦している角田裕毅は語った。

    「ホンダファミリーの一員として、彼らがF1の環境に戻ってくるのを見るのは嬉しいことです」

    「2021年にレッドブルで非常に充実した1年を過ごした後、彼らがスポーツを去ったのは本当に残念でした」

    「ですから、それは彼らにとって良いことだと思います。。彼らはチャレンジが好きだし、アストンマーティンでまた成功したシーズンを過ごせることを願っています」

    角田裕毅は、自身の長期的な将来をめぐる憶測や、HRCの渡辺康治社長のコメントに反応し、追加のプレッシャーは感じておらず、2026年は考えるにはあまりにも先の話だと述べた。

    「2026年までまだ3年あります。それによるプレッシャーはあまり感じていません。それまではとにかく証明しなければならないことがたくさんあります」と角田裕毅は語った。

    「でも、彼が正しいことを言っているのはいいことです。少なくともリストには載りたいと考えています。自分のスキルを証明することになります」

    「でも同時に、明らかにレッドブルは長い間僕をサポートしてきたし、僕はレッドブルの一員なので、その時の僕たちがどう感じるか、そしてレッドブルもどう感じるか状況を見なければなりません」

    アストンマーティン・ホンダへの移籍の報道を軽視はしているものの、角田裕毅はこのプロジェクトに興奮している。

    「昨年、さくらにあるホンダの工場を初めて訪れましたが、ファクトリーの運営方法はまさに驚異的でした」と角田裕毅は続けた。

    「本当にクレイジーで、超細密です。みんなと話しをしましたが、彼らは本当にプロフェッショナルでう。2015年にホンダがF1に復帰して以来、彼らは急速に進歩し、今ではチャンピオンシップを争っています」

    「だから、彼らにとっても、アストンにとっても、いいことだと思います。彼らは大きく進歩しているので、この2つが組み合わされば、間違いなくライバルにとって脅威となるでしょう」

    「興味深いマッチングです。どうなるか楽しみです」

  • アストンマーティンF1代表「アロンソはホンダF1交渉に関与していない」

    アストンマーティンF1代表「アロンソはホンダF1交渉に関与していない」

    アストンマーティンF1のチーム代表であるマイク・クラックは、フェルナンド・アロンソはホンダとエンジンサプライヤーとして契約するための交渉に関与していないと断言した。

    アストンマーティンは、2年前の正式な撤退を覆してF1復帰を切断したホンダと2026年から提携することになる。

    2021年シーズン終了後に撤退する前、ホンダはレッドブルと何シーズンも成功を収め、新しいレッドブル・パワートレインズ部門に技術サポートを提供し続けている。

    しかし、翌年から始まるエンジン規制の新しいサイクルに先駆けて、2025年末にホンダとレッドブルのすべての提携が終了する予定だ。

    ホンダとのパートナーシップ先立ち、マイク・クラックは「目標は変わっていない。我々は年々改善したいと考えている」とコメント。

    「一歩を踏み出したが、2022年は一歩を踏み出すことができなかった。だから、だから、来年に向けて、すでに最初の挑戦が始まっている」

    「そして、我々は改善すると確信しているが、それはコース上のポジションを改善するという意味ではない。非常に相対的な競争だ」

    フェルナンド・アロンソはホンダとの間に歴史があり、マクラーレンでレースをしていた2015年から2017年までホンダとの困難な時期を耐えてきた。

    その期間、アロンソはホンダのF1パワーユニットを公に批判していたが、両者は、再び一緒に仕事をすることに何の問題もないと主張している。

    マイク・クラックによれば、ホンダとアストンマーティンの提携交渉には、アロンソも、チームメイトのランス・ストロールも関与していなかったという。

    「フェルナンドは議論には関与していなかったが、常に情報を把握していた」とマイク・クラックは語った。

    「彼はランスと同様、チームの重要なメンバーであるため、あらゆるトピックでそうしているように、我々は彼の考えや意見を聞きたかった」

    「だから、ドライバーとはとてもいい関係が築けていると思うし、見ていても、ラジオを聞いていても、常に2人が関わっているのが分かると思う」

    「幸運にもペドロ(デ・ラ・ロサ)もある程度の関与しており、全体としてとても強いチームだ。 ドライバーもいれば、エンジニアもいる、みんなの意見が重要な1つの大きなグループだ」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 ホンダ フェルナンド・アロンソ

  • レッドブルF1、ホンダの心変わりに恨み節 「内燃エンジンが撤退理由では?」

    レッドブルF1、ホンダの心変わりに恨み節 「内燃エンジンが撤退理由では?」

    レッドブル・レーシングF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダがこれほどまで早くにF1に復帰すると知っていたら、レッドブルは独自のパワートレイン部門を設立することはなかったと主張する。

    先週、ホンダは2026年シーズンからアストンマーティンF1チームと提携すると発表した。ホンダは、事実上ワークス関係でアストンマーティンF1チームの要求に合わせてパワーユニットを設計、生産することになる。

    ホンダは2020年10月、翌シーズン限りでF1から撤退する意向を発表した。

    クリスチャン・ホーナーによると、ホンダのF1撤退という決断の鍵となったのは、F1が内燃エンジンに固執していることだったという。

    だが、それ以来、F1は新しいパワーユニットレギュレーションを発表し、パワーユニットの電化の側面を約20パーセントから50パーセントに引き上げることになった。また、完全なサステイナブル燃料も義務付けられ、内燃エンジンに新たな息吹を吹き込むことになった。

    こうした変化は、ホンダをF1復帰へと心変わりさせるには十分だった。

    しかし、ホンダのこの決断はレッドブルにとっては遅すぎた。レッドブルはその時点で、レッドブル・パワートレインズという独自のプロジェクトに着手しており、その後フォードと契約を結んでいる。

    レッドブル・パワートレインズ
    「確かに高価な決断だった」と、ホーナーは計画の変更について語った。

    「我々はカスタマーであることを超えて成長した。「パワーユニットを敷地内、キャンパス内に置き、シャシーと完全に統合し、エンジンとシャシーのエンジニアが隣り合わせになることで生まれる相乗効果を考えれば、長期的には大きなメリットがあると思っている」

    「ホンダの撤退がなければ、我々はこのような飛躍を遂げることはなかっただろう。したがって、多くの点で、ホンダには、我々に独自のエンジン施設を作るための後押しをし、それによって雇用を創出し、提供してくれたことに感謝すべきだ」

    「もちろん、フォードとのパートナーシップは、将来に向けて特にエキサイティングなものであり、レッドブルと株主がこのプロジェクトにコミットしていることは明らかだ」

    「ホンダの決断を知っていたら、我々は同じ決断をしただろうか? 絶対にしなかった」

    「しかし、我々は決断し、それにコミットした。そして、我々が関与すればするほど、長期的にはグループにとってより多くのメリットがあると考えている」

    マックス・フェルスタッペンもホンダのF1復帰に苦言
    マックス・フェルスタッペンも、レッドブルにとってホンダを失うことは「残念」だと認める。

    「僕たちの側としては、もちろん、すべてがどのよう展開したかは少し残念だ」とフェルスタッペンは語った。

    「なぜなら、数年前、彼らは『やめる』と言い、その後レッドブルは独自のエンジン部門を設立したけど、ある時点で彼らは『やっぱり続ける』と言った。残念ながら、すでにエンジン全体を自分たちで構築するプロセスに入ってしまうと、もう一緒に作業することはできない」

    「ちょっと残念という感じだね。僕たちは彼らと常にとても良い関係を築いてきたけど、彼らがアストンマーティンに行くのを見るのはちょっと残念だ。でも、僕たちとしても、2026年以降、フォードとともに何が起こるか非常に楽しみにしている」

    「それが現実だ。数年前、僕たちは彼らが去ると思っていたけど、今では彼らは残り、アストンマーティンと一緒に行動を共にする。アストンマーティンにとって、それは本当に良いことだ。彼らは素晴らしいエンジンを持っているし、それは誰もが知っている」

    ホンダF1

    ホンダとの対談
    フォードとの提携を決めたのは、ホンダと提携を維持するための話し合いをした結果、結局何の成果も得られなかったためである。

    それは、ホンダがパワーユニット供給の面でレッドブルへのサービスを継続するため、F1撤退が撤回された後でもあった。

    「ここ数年、大切なパートナーであるホンダと多くの話し合いをしてきた」とホーナーは語った。

    「当初の契約では、彼らは2022年末までに完全にF1から撤退し、我々はエンジンの組み立てを自分たちで担当することになっていた」

    「そこで我々はホンダに残留して2025年末までエンジンの組み立てを続けるよう説得することができた」

    「そして、昨年の秋から冬にかけては、電動化に関して何か連携ができないかという話し合いをしました。というのも、内燃エンジンは、彼らが継続を望んでいないものだったからだ」

    「しかし、正直なところ、それを実現するためには、両者の間であまりにも多くの妥協が必要だった」

    「そこで、我々はフォードととのオプションを採用することに決めた」

    持続可能な未来
    アストンマーティンとの契約を発表した際、ホンダはF1における電動化の進展と、それが将来的にロードカーに与える影響の重要性を強調した。

    これはホーナーにとって納得できないポイントであり、議論の中で、燃焼力の有無がネックになっていたと指摘した。

    「これは内燃機関が死んでいないことを示している」とホーナーは述べた。

    「ホンダが撤退したのは電動化のためだったが、内燃エンジンにはまだ命が残っている」

    「おそらく、持続可能な燃料とゼロエミッション、そして2026年に向けてフォーミュラ1が目指す方向性によって、内燃エンジンは再び彼らにとって重要なものになったのだと思う」

    「だから、もしかしたら、完全に持続可能なV8やV10に戻るかもしれない…」

  • アストンマーティンF1、ホンダ用ギアボックスの自社生産に向けてFIAと協議

    アストンマーティンF1、ホンダ用ギアボックスの自社生産に向けてFIAと協議

    F1での究極の成功を目指してホンダと提携するアストンマーティンF1チームの次のステップは、ギアボックスを自社で製造することだ。

    レーシング・ポイントとアストンマーティンのアイデンティティにまたがるローレンス・ストロール所有の時代を通して、そしてチームがフォース・インディアとして知られる以前でさえ、シルバーストーンに本拠を置くチームはメルセデスからエンジンとギアボックスの両方を購入してきた。

    しかし、アストンマーティンとホンダは先週、2026年からワークス協力に向けて提携することを発表。チームはアストンマーティン・ホンダとして独自にギアボックスを設計・製造する決断を下した。

    「2026年以降、リアサスペンションとともにギアボックスも自社製にすることを目指している」とアストンマーティンF1チームの代表であるマイク・クラックは確認した
    。

    「今週末から新しいファクトリーへの引っ越しを開始する。その後、ギアボックスの自社開発を開始する予定だ。まだ2年半もある」

    しかし、クラックは、F1はチームに独自のギアボックスの製造やライバルチームからの購入を義務付けるルールを見直すべきだとも主張している。

    「現代のF1ギアボックスは、他のモータースポーツカテゴリーと比較して性能にほとんど差がない」とクラックはコメント。

    「新しいものを開発し製造するのは確かに難しいが、不可能ではない。問題はコストだ」

    「性能の差はほとんどないのに、年間800万ドルから900万ドル(約11億円~12億円)もかかる。今こそ考え直す時だと思う」

    「スポーツ全体をより持続可能なものにするために、よりシンプルな技術でコストパフォーマンスの高いギアボックスを開発する方法をFIAと協議いるところだ」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 ホンダ

  • レッドブルF1代表 「ホンダF1の復帰を知っていたらエンジン部門は作らなかった」

    レッドブルF1代表 「ホンダF1の復帰を知っていたらエンジン部門は作らなかった」

    レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ホンダがF1に復帰することが分かっていれば、チームが独自のエンジンプロジェクトを進めることは「絶対になかった」と認めた。

    今週初め、ホンダはアストンマーティンのエンジンサプライヤーとして2026年にF1に復帰することを発表した。このニュースは、ホンダがF1からの撤退を発表してからわずか3年弱の出来事だ。

    ホンダがF1撤退を決定したのは、2021年にレッドブル・レーシングがタイトルを獲得する直前のことであり、彼らのチャンピオンシップの成功は、ホンダの優れたF1パワーユニットに起因するものであった。

    ホンダは引き続き現行F1エンジンの管理に関与し続けるが、レッドブルは2026年の新エンジンレギュレーションに向けて独自のF1パワーユニットを製造することを決定した。

    F1モナコGPの週末を前に、マックス・フェルスタッペンはホンダが2026年以降、レッドブルと協力しないことを「残念だ」と認めた。

    クリスチャン・ホーナーもフェルスタッペンの考えに同調し、ホンダが後からF1復帰することを知っていれば、レッドブル・パワートレインズを設立しなかっただろうと述べた。

    「まあ、確かに高価な決断だった」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「レッドブルの長期的な展望を考えると、カスタマーチームであることを超え、パワーユニットを敷地内、キャンパス内に置き、シャシーと完全に統合し、エンジンとシャシーのエンジニアが隣り合わせになることで生まれる相乗効果によって、長期的に大きなメリットが生まれると思っている」

    「ホンダの撤退がなければ、我々はこのような飛躍を遂げることはなかったでだろう。多くの点で、我々は独自のエンジン施設を設立する推進力を与えてくれたことに感謝する必要がある。その結果、雇用が創出され、そして、もちろん、フォードとのパートナーシップを築くことができた。それは特にエキサイティングだ」

    「レッドブルと株主のプロジェクトに対するコミットメントだ。今日のホンダの決断を知っていたら、同じ決断を下しただろうか? 絶対になかった。だが、我々はそれを成し遂げ、全力で取り組んでいる。我々が関与すればするほど、長期的にはグループにとってより多くの利益が得られると考えている」

    レッドブル・レーシング ホンダF1

    クリスチャン・ホーナーは、ホンダのアストンマーティンとの復帰はF1全体にとってポジティブなニュースでしかないと考えている。

    これで2026年のエンジンメーカーは、ホンダ、レッドブル・フォード、メルセデス、フェラーリ、ルノー(アルピーヌ)、アウディの6社となった。

    「ホンダにとってはポジティブなことだと思う」とホーナーは付け加えた。

    「F1にとってもポジティブなことだ。ホンダは偉大なブランドであり、このスポーツにおいて偉大なレガシーを有している。我々はこれまで、そしてこれからも、2年半にわたって、彼らと素晴らしい関係を築き、供給し続けることができるだろう」

    「もちろん、ホンダが2020年に撤退を発表し、それによって我々は、どのような戦略的なルートが私たちにとってベストなのか、長期的な観点から決断を迫られた。我々はレッドブル・パワートレインズを設立し、彼らはレッドブル・パワートレインのテクニカルサプライヤーになることに同意し、素晴らしい協力関係を築いてきたが、もちろんこれからはエンジンメーカーとして独自の道を歩んでいく」