カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダ、シーズン中盤から2009年マシンの開発に集中

    ホンダ、シーズン中盤から2009年マシンの開発に集中

    ホンダは、スペインGPに向けてアップデートを行った後は、大きなアップデートは一度のみで、2009年のためのマシンの開発に集中する予定であることが明らかになった。

    2009年のF1レギュレーションは、スリックタイヤの復活やエアロの制限、そしてKERSシステムの導入など、これまでのF1マシン開発とは異なるアプローチが必要になる。

    ホンダは、スペインGPに向けてアップデートを予定しているが、ホンダのチーム・プリンシパルであるロス・ブラウンは“autosport”に対し、シーズン中盤から開発リソースを2009年マシンに費やす予定であることを語った。

    「(スペイン向けのアップデートは)発表からメルボルンの間ほど大きくはないが、おおよそ中間くらいで、かなり良いステップだ。伝統的に全てのチームが最初のヨーロッパレースに向けて改善を行う。だから我々もそれを考慮に入れなければならない。しかし、その部分の開発手法にはとても満足している。」

    「シーズン中盤にもうひとつのアップデートを行う計画がある。そして、それ以降はリソース全体を2009年に集中させるだろう。2009年のプログラムはすでに始めているが、月ごとにより多くのリソースを当てていく。シーズン中盤のアップデートの空力作業は、6月前半、早くて5月後半には終了するだろう。それ以降は来年に集中するつもりだ。」

  • ホンダ、16歳のドライバーと契約

    ホンダ、16歳のドライバーと契約

    ホンダ・レーシングF1チームは、カートレースで活躍中の16歳のイギリス人、ウィル・スティーブンズと長期でのドライバー契約を結んだことを発表した。

    スティーブンズは、世界における若手カートドライバーの中で、次世代を担う、優れたドライバーの一人と評価されている。2008年シーズンは、名門トニーカートレーシングチームから、数あるヨーロッパで開催されるレースの中、FIA-CIK KF1クラスに参戦。また、WSKインターナショナルシリーズでも活躍し、日本で行われるワールドカップにも出場予定である。

    2007年は、スティーブンズは、FIA-CIK KF2ヨーロピアン、FIA-CIK KF2アジアパシフィック、さらにインターナショナルオープンマスターKF2クラスで優勝した。2006年にはWSKジュニア ICA インターナショナルでチャンピオンを果たした。2005年はMSA イギリスジュニアカートでチャンピオン、この他にも国を代表する5つのタイトルを獲得している。

    今後、スティーブンズはジュニアクラスでの参戦を通じ、Hondaのサポートを受けながら、F1に通用するレベルまでパフォーマンスを高めていくことになる。

    スティーブンズは、チームが拠点とする、イギリス・ブラックリーにあるファクトリーを訪れ、チームプリンシパルのロス・ブロウン、CEOのニック・フライと面会し、ファクトリー内の施設を見学した。

    ウィル・スティーブンズ
    「チームに加わることをとても誇りに感じている。F1を目標にしてきたが、僕のキャリアをさらに前進できるすばらしい機会を与えてくれたと思う。これからサポートしていただくHondaをはじめ、僕のキャリアのために、これまで支えてくれた全ての皆さんに感謝したい。期待に応えるために、ベストを尽くしたい。」

    ロン・メドーズ Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
    「ウィルが、チームに加入してくれることをうれしく思う。ウィルは、カートを通じ、前途有望なキャリアを積んできた。彼のF1ドライバーになるという夢の実現に向け、彼の能力を引き出し、サポートすることを楽しみにしている。われわれは、F1参戦にあたり、モータースポーツ界で通用する若手の育成に取り組むことを重要なことと認識している。今後、われわれのサポートにより、ウィルがどれだけ成長を遂げるのか楽しみだ。」

  • ホンダ、バリチェロ11位&バトンはリタイア

    ホンダ、バリチェロ11位&バトンはリタイア

    ホンダは、2008年F1第3戦バーレーンGP決勝レースで、ルーベンス・バリチェロは11位完走。ジェンソン・バトンは19周でリタイアした。

    スタート後、バトンは1コーナーまでに、8番手に上がる。しかし5コーナーで右の後輪がパンクしたために、緊急ピットインを余儀なくされる。これで一旦は、20位まで後退。バリチェロは、接触を避けようとして一時は14番手まで後退するも、13番手で1周目を終える。

    緊急ピットイン後のバトンは、最速タイムを出すなど、順調なペースで走行する。しかし19周目。デビッド・クルサード(レッドブル)を激しく追っていたバトンは、8コーナーでクルサードと接触。フロントウイングを失い、再びピットイン。しかし、車体のダメージが大きく、次の周で3度目のピットインに向かい、そのままリタイアとなった。

    バリチェロは、前半、ジャンカルロ・フィジケラ(フォースインディア)の後ろを追う展開。22周目に、フィジケラとともに1回目のピットイン。完ぺきなピットワークにより、フィジケラの前に出て、13番手でコースに復帰した。そして後半42周目、9番手まで上がったところで、2度目のピットイン。11番手とスタートから1つ順位を上げ、前を行くフェルナンド・アロンソ(ルノー)を激しく追う。アロンソを上回るペースで走行し、終盤は0.6秒に迫ったものの抜ききれず、11位でチェッカー。ポイント獲得は果たせなかった。

    ルーベンス・バリチェロ (11位)
    「マシンのペースからいえば、今日はいいレースだった。僕のスタートはそうよかったわけではなく、ほかのドライバーもいて1周目は大混乱だった。衝突を避けることができたが、その中でいくつかポジションを落とした。フィジケラに引っかかって大幅にタイムロスしたが、1回目のピットストップのときに、チームがとてもすばらしい仕事で僕を彼の前に送り出してくれた。そこからは、マシンの感触がよく、前の集団との差を詰めていくことができた。全体として、バーレーンはとてもポジティブな週末だった。マシンはQ3に進出するのに足るだけの速さを見せ、今日のレースでのラップタイムもよかった。信頼性が高く、今シーズン3戦目を走りきれ、成功のうちに終えることができたと思う。今日このサーキットでは、長い直線でオーバーテイクするのに必要なスピードが欠けていたことが残念だ。これからの数戦を通じて、僕らはさらに進歩するだろうし、ポイント獲得へ挑戦できる自信がある」

    ジェンソン・バトン (リタイア)
    「スタートはよく、ラインを外れていくつかポジションを上げることができた。その後、5コーナーの入り口で何があったのかよくわからない。誰かがぶつかって、僕のタイヤはパンクし、ピットに入らなければならなかった。そのせいで、僕のレースは最初の周から台なしになってしまった。タイヤを交換したあとは、マシンのペースがとてもよく、バランスも満足いくものだった。今のマシンにとってすばらしいラップタイムだっただけに、1周目でポジションを落としたのが残念だ。クルサードは苦戦しているようで、僕はあっという間に彼に追いつき、8コーナー入り口でパスしようとした。彼がブレーキを踏んだとき、エイペックス手前で彼のインを突くだけの隙間があることがわかっていたから、パスしにいった。残念ながら、彼がレーシングラインに寄せてきたので、僕はどこにも行けず、減速する間もなかった。マシンのリアに大きなダメージを負い、リタイアするしかなかった。すごくいいレースになったはずだから、こういった終わり方は本当にがっかりだ。しかし、予選でトップ10に入れたこと、そして、今日のレースペースは、今週末のポジティブな面だった。これから、たくさんの新しいアップデートを予定しているバルセロナに向けて集中し、僕らはさらに前進できると信じている」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「ジェンソンはすばらしいスタートを切ったが、残念ながら、パンクでいいポジションでの争いから脱落した。しかし、彼のはじめのペースは、トップ集団にも引けをとらないものだった。ルーベンスは、フィジケラの後方でタイムをロスしたが、それがなければポイントを獲得できるだけの速さがあった。我々がセットアップ作業を続ける中、一戦ごとに予選もレースペースもよくなっている。4日間のバルセロナテストがあり、そこでメインとなる空力アップデートを評価する。ほかのチームも改良してくるのは明らかだが、我々がどこよりも大きな一歩を踏み出せることを期待している。また、新しい空力パッケージの効果を見極めるため、メノルカ島で直線を使ったテストも行う予定だ」

  • ホンダ:バーレーンGP予選 ジェンソン・バトンが9番手

    ホンダ:バーレーンGP予選 ジェンソン・バトンが9番手

    ホンダは、F1 バーレーンGPの予選で、ジェンソン・バトンは、今季チーム初のトップ10入りとなる9番手を獲得。ルーベンス・バリチェロは12番手だった。

    予選開始時刻の午後2時の気温は、辛うじて30℃を超えない程度。第1セッションは、バトンが最初のアタックで11番手。バリチェロも100分の2秒差で12番手につけた。この時点で、5番手から16番手までが1分33秒台という大接戦。5分間の赤旗中断後、10数台のマシンが一気に最後のアタックに飛び出した。ここで二人はともに、1分32秒台に入るタイムを叩き出し、バトン5番手、バリチェロ9番手で、第2セッションへと進んだ。

    第2セッションの1回目のアタックを終えた時点で、バリチェロは1分32秒581を出して10番手。バトンは1分32秒676で13番手。トップ10のボーダーラインは、1分32秒台前半に引き上げられた印象だ。2回目のアタック。バトンはさらにタイムをコンマ3秒以上縮める1分32秒362のタイムで10番手に。11番手のマーク・ウェバー(レッドブル)とは、100分の1秒差だった。一方のバリチェロは、トップ10にコンマ14秒及ばず、12番手だった。

    今季初めて最終セッションに進んだバトン。10番手のフェルナンド・アロンソ(ルノー)に100分の5秒差をつける1分35秒057のタイムを出し、9番手でフィニッシュした。トップ10には、BMW、フェラーリ、マクラーレン、トヨタ、ウィリアムズ、ホンダ、ルノーの7チームが食い込む結果となった。

    ジェンソン・バトン (9位)
    「今日の予選セッションはすばらしかった。第3セッションに進出して9番手を獲得し、明日は路面のきれいな側に並ぶことができるのは、チームにとっても僕自身にとっても、とても満足な結果だ。今朝は少し苦戦していたが、予選前には問題を解決でき、午後にはマシンの感触がよくなった。このポジションからであれば力強いレースを期待できる。明日のことを考えると、とても興奮する。開幕2戦から大きな変更を施したわけではなく、ただひたすら今のパッケージを最大限に生かそうと懸命に取り組んだ。新しい空力パッケージを開幕戦の直前に投入したこともあって、マシンはまだ僕らにとって馴染めないものだ。だから、ここまでの進化に満足している。レースごとに僕らは前進しているし、マシンに新しいアップデートを施す次戦のバルセロナでも、さらに前進する自信がある」

    ルーベンス・バリチェロ (12位)
    「昨日からマシンに数多くの改良を施せたので、今日の予選にはとても満足している。エンジニアは夜を徹して本当にいい仕事をしてくれた。残念ながら、ギアボックストラブルを抱えたため、第2セッションの走行に影響が出た。それがなければ、トップ10に入ることができたという自信がある。僕はこのトラックが好きだし、明日もマシンパフォーマンスがよければ、ポイントを狙える位置にいると思う。このサーキットでは、わずかなミスがタイムロスにつながる。重要なことは、集中力を保ち、ブレーキワークに自信を持つことだ。これができれば、いいレースになると思う」

    スティーブ・クラーク レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア
    「ジェンソンが今シーズン初めて予選でトップ10に入ったことは、明らかに満足のいくことだ。彼は最後のセッションに、オプションタイヤ(ソフト側)を残していなかったため、5番手以内に迫るチャンスはなかったのだが、それでもアロンソの前に出ることができたのは、明日に向けて好材料になる。ルーベンスも最終セッションに進める速さがあったが、最後のアタックでギアボックストラブルが発生し、チャンスを失った。ルーベンスは1セットのみのオプションタイヤで第2セッションに進出できたため、明日のレースでは新しいセットを使えるアドバンテージがある。風向きが重要なカギとなるだろうし、スタート時にはグリップが低くなっている可能性もある。我々は比較的、ダウンフォースが多めのマシンを走らせているため、これがうまく機能することを期待している。このサーキットのランオフエリアは広く、セーフティカーが入ることはそう多くないだろう。これまで、一度しかそういったことは起きていない。オーバーテイクの機会があり、特にタイヤがグリップを失い始めてからは多くなるだろう。金曜日からレースセットアップにはとても満足している。ジェンソンのマシンは、予選最終セッションの燃料搭載量にもかかわらず、いい走りをしていた」

  • ホンダ:バーレーンGP初日 バトンは11番手

    ホンダ:バーレーンGP初日 バトンは11番手

    ホンダは、F1 バーレーンGPの初日のフリー走行を行い、ジェンソン・バトンは11番手、ルーベンス・バリチェロは16番手だった。

    初日のバーレーンは、細かい砂が積もってコース上の汚れがひどい。2台が本格的に周回に出たのは、1時間半のセッションが残り30分となってからだった。バトンは16周を走って18番手、バリチェロは12周で19番手だった。

    午後になると、気温30℃、路面温度41℃まで上がった。2回目フリー走行では、Honda勢は最初から積極的に周回を重ねる。序盤は、ハード側のプライムタイヤで、バトン9番手、バリチェロ10番手のタイムを出す。その後は、ソフト側のオプションタイヤに履き替え、ロングランに専念。バトンは33周、バリチェロは35周をこなし、11番手、16番手で初日を終えた。

    ジェンソン・バトン
    フリー走行1回目 18番手 1分34秒915
    フリー走行2回目 11番手 1分33秒710
    「ここ数日かけて大量の砂がレーシングライン上に吹き込んでいたため、午前の路面は本当に汚れていた。僕らはコンディションが回復するまで、最初のセッションの前半には走行せずに様子を見守り、午後のセッションで距離を稼いだ。午後のセッションで何人かのドライバーが出ていったあとに路面はとてもきれいになり、それからずっとコンディションがよかった。今日はいいテストができ、タイヤ比較でいくつかの価値ある結果を得た。これが、この週末に向けたいいベースとなるだろう。まだいくらかセットアップ作業が残っているし、バランスも改善しなければならないが、全体としていいスタートだった。今週末は予選でトップ10に入りたい。厳しい挑戦で、ライバルのパフォーマンスについては明日の午前にならなければわからないが、僕らはきっとうまくやれると思う」

    ルーベンス・バリチェロ
    フリー走行1回目 19番手 1分35秒174
    フリー走行2回目 16番手 1分33秒966
    「シーズン最初のオーストラリアGPとマレーシアGPの2戦がとても暑かったから、ここの天候にはしっかりと順応できている。ここは高温だが乾いているから、それほどドライバーにとって体力的な負担とはならない。僕自身の健康状態のことを言えば、気分は悪くないし、たった1カ月で3戦をこなすのは、最高のトレーニングになる。ここ2戦でマシンの信頼性が示されているから、こういった天候下でのマシンオペレーションはまったく心配していない。僕が今日一番取り組んだことは、ブレーキワークだ。2回のセッションの大半をこれに費やした。僕らの目標は、マシンセットアップを通じて、高次元でブレーキを使うために、このサーキットが要求するレベルを明確にすることだった。残念ながら、セッションの終わりになってもまだ課題が残り、新品タイヤではブレーキに確信が持てず、タイムをロスした。明日もこの作業を続ける」

    スティーブ・クラーク レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア
    「フリー走行1回目の初めは、ほとんどグリップがなかった。これは予想していたことであり、我々のプログラムでは、最初のセッションでは基本的な作業しか予定していなかった。ここのグリップレベルの回復は早く、2回目のセッションは我々にとって非常に実りあるものだった。とても細かくほこりっぽい砂が、内部コンポーネントにダメージを与える可能性があり、特にエンジンにとっては危険だ。予選とレースでは、強風の予報が出ている。これによってトップスピードやコーナーでのパフォーマンスに影響が出るだろう。このことを計算に入れ、ギアレシオや空力のセットアップを決定する必要がある。今日のフリー走行はとてもうまくいき、2台ともがレースに向けたセットアップ作業を行った。予選ではトップ10に入る可能性もあるといえる」

  • バリチェロ、「RA108は競争力がある」

    バリチェロ、「RA108は競争力がある」

    バリチェロは、最初の2戦を終え、RA108のパフォーマンスに自信を見せた。

    シーズンの最初の3つのフライアウェイは、30度を超える天候により、ドライバーの体力が非常に要求される。僕は、集中的なフィットネス療法によってシーズンのはじめに確実にコンディションがピークを持っていけるようにうまく準備できてる。オーストラリアとマレーシアのレースは、次週のバーレーンで予想される強烈な熱に対して良い補強ができていることがわかった。熱が僕やマシンにとって問題になるとは思っていない。

    シーズンの最初の2レースは、チームにとってとても励みになったし、マシンのパフォーマンスには満足している。特に非常にタフなコンディションだった両方のレースで完走したことにはね。マレーシアは、土曜日のプラクティスで走行できなかったので、レースセットアップを妥協しなければならず、僕にとってチャレンジとなった。しかし全体的にRA108は競争力があるし、よいレースパフォーマンスをみせた。

  • ロス・ブロウン、「RA108はトップ10に接近している」

    ロス・ブロウン、「RA108はトップ10に接近している」

    ホンダのロス・ブロウンは、最初の2戦を終えてのRA108の実力と今後の展開を語った。

    先週末のマレーシアでのレースは、ホンダチームがプレシーズンの調子から安定して進歩を続けていることを示した。2台のマシンが確実にレースを完走したことが特に嬉しかったし、マシンのパフォーマンスとドライバーが週末に最大限の結果を成し遂げたことには励まされた。マレーシアでのレースは、RA108のライバルとの相対的なポジションが非常に正確にわかったし、ヨーロッパシーズンに向けた開発を続けるために貴重なデータを与えてくれた。

    最初の2レースは、RA108が中団での力強い競争する能力があり、トップ10走者に接近していることが証明された。しかし、ポイントの獲得は、現在のパフォーマンスレベルの能力以上を達成しなければならない。バーレーンでそれを狙う一方で、我々の次の開発物が到着するヨーロッパシーズンでは、より現実的な目標になる。素晴らしいシーズンのスタートのあとで、チームのスピリッツはとても良いし、我々は皆、次の数週間にわたって前進し続ける自信を持っている。

  • ジェンソン・バトン、予選トップ10入りを期待

    ジェンソン・バトン、予選トップ10入りを期待

    僕はバーレーンの大ファンなんだ。国もそうだし、サーキットは本当に楽しいよ。マシンを本気でプッシュできるいくつかの素晴らしい高速セクションがあるんだ。

    ブレーキング時の度胸が速いラップの鍵になる。マシンのパフォーマンスを信じなければいけないし、効果的に止まることができるという完全な自信がなければいけない。

    バーレーンは多くのオーバーテイクのチャンスがあるね。特にロングストレートのあとのターン1でね。みんな意外にも早くブレーキを踏む傾向にあって、順位を上げる重要な場所だ。最もチャレンジングなセクターはたぶん、コーナーに入るブレーキングを非常に速くアプローチするターン14だろう。内側のホイールをロックさせないように注意しなければならない。ターマックに舞う砂もチャレンジングだ。グリップレベルがどう変化するかわからないからね。

    シーズンがはじまってからテストの機会がなかったので、非常に暑いバーレーンのレースでパフォーマンスを最大にするために、オーストラリアとマレーシアで集めたデータを使うことになるだろう。予選でトップ10に入れることを期待しているよ。

  • ホンダ、バトンは10位

    ホンダ、バトンは10位

    ホンダは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ジェンソン・バトンは10位、ルーベンス・バリチェロは13位完走だった。

    ホンダ勢は、11番グリッドのバトンがソフト側のオプションタイヤ、14番グリッドのバリチェロがハード側のプライムタイヤを履いて、レースに臨んだ。

    ほぼレース3分の1となる16周目あたりから、各車次々にピットへと向かう。Honda Racing F1 Teamの2台は20周目の時点で、バトン7番手、バリチェロ14番手までポジションを上げる。そしてバトンは22周目、バリチェロはその2周後の24周目に最初のピットイン。レース折り返しとなる28周目で、バトン11番手、バリチェロ15番手で走行を続ける。

    43周目。バトンは再び7番手まで上がったところで、最後のピットイン。10番手でコースに復帰する。一方のバリチェロは39周目のピットインで12番手に。しかしピットレーンでの速度違反に問われ、ドライブスルーのペナルティを科されてしまう。これで13番手に後退。

    レース終盤、バトンはタイムを更新し、上位陣を上回るペースで走行を続けるものの、10位でチェッカー。ポイント獲得はならなかった。バリチェロは13位完走だった。

    ジェンソン・バトン (10位)
    「今日はレースを完走できてよかったし、この週末からたくさんの有益なデータを得た。今のマシンパフォーマンスからいえば、10位という順位にはとても満足だ。僕らの前にいたマシンはほとんど完走しているから、全体的に見て、今日のポジションは、僕らの今のポジションをよく表していると思う。僕らは正しい方向に進んでいて、常にマシンについての理解を深めている。だから、このままハードワークを続けて、2週間後のレースに向け、引き続き開発していきたい」

    ルーベンス・バリチェロ (13位)
    「残念ながら、僕の週末は土曜午前のフリー走行で走れなかった時点で、妥協せざるを得なかったと思う。これにより、レースでバランスが欠けていた。レースの間は、アンダーステアに悩まされた。ピットレーンのスピード制限区間終了のマークがはっきりしていなかったから、2回目のピットストップのあとに、ドライブスルーペナルティを取られた。ポジションを1つ落とすだけで済んだとしても、運がなかった。これまでの2週間でたくさんのことを学び、マシンの信頼性にはとても勇気づけられた。パフォーマンス面でやることはまだたくさんあるが、ヨーロッパラウンドを控え、これから数週間で行う開発プログラムで、実現できると思う。とても接近した中団のグループの中で、僕らはとてもコンペティティブだし、今日、2台ともがタフなレースを戦い抜いたことが励みになる。僕らはポジティブな経験からも、ネガティブな経験からも何かを学び取っていくし、これからのレースで前進し続ける自信がある」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「この週末は、メルボルンと比べて全体的にスムーズに進み、ミスしたドライバーも少なかった。メルボルンが例外的な結果になりがちなのに対し、セパンはマシンパフォーマンスが表れやすい。ルーベンスが3回目のフリー走行でトラブルを抱えたにもかかわらず、ジェンソンが10位、ルーベンスもそのすぐ後ろでフィニッシュできたことは、大変勇気づけられる結果であり、より実力に近いペースを反映している。これからやることはとてもたくさんあるが、我々はまさに一歩ずつ進歩し始めたところだ。次の段階はバルセロナ(スペインGP)で、新しい空力パッケージを持ち込み、サスペンションコンポーネントも改良するつもりだ。もちろん、どのチームもアップデートしてくるが、我々の開発ペースは目覚ましいと思っている。ヨーロッパラウンドで、グリッドを上げることを期待している」

  • ホンダ:マレーシアGP予選 バトンは11番手

    ホンダ:マレーシアGP予選 バトンは11番手

    第2戦マレーシアGP予選で、ホンダのジェンソン・バトンは、トップ10入りにわずかに届かず、惜しくも11番手。ルーベンス・バリチェロは14番手だった。

    予選第1セッション。2度のアタックを終えた時点で、バトン10番手、バリチェロ14番手。そして、バトンとバリチェロはそれぞれ3度目のアタックに臨む。ともにタイムを更新し、バトン10番手、バリチェロ16番手で第2セッションへ進んだ。

    第2セッションでは、トップチームも雨を恐れて最初からアタックへと飛び出して行く。最初のアタックを終えた時点で、バトン10番手、バリチェロ15番手。そして終了2分前に、2度目のアタックに向かう。ともにタイムを縮めたものの、バトンは10番手のフェルナンド・アロンソ(ルノー)に100分の6秒及ばず、11番手。バリチェロも14番手で、最終セッション進出を果たすことができなかった。

    ジェンソン・バトン (11位)
    「11番手で、レースを右側のグリッドからスタートできるのがうれしい。天気は変わりやすく、雨の可能性もあったので、(予選第1セッションと第2セッションの)両セッションで早めにタイムを出しにいった。オプションタイヤ(ソフト側)で行った最後のアタックにはとても満足している。あと0.1秒で第3セッションに進むことができたのだが。一番の問題は、プライム(ハード側)とオプションの、どちらのタイヤを選ぶかだった。オプションタイヤには苦戦していたので、セッションのほとんどをプライムで走ったが、他の人はほとんどオプションタイヤを履いていた。だから、トラックにラバーが乗ったところで、第2セッションの最後にオプションタイヤを試してみたら、0.25秒縮めることができた。今日一番のペースで、いいラップを刻むことができたから、僕たちのポジションには満足だ」

    ルーベンス・バリチェロ (14位)
    「午前にギアチェンジのトラブルを抱え、あまり走行できなかったのが残念だった。予選で遅れを取り戻さなければならなかった。午後にはみんなの努力のおかげで前進でき、結果として14番手に入ったことに満足している。午前にもう少しマシンセットアップにかける時間があればよかったが、難しい状況の中でベストを尽くした。もし明日も変わりやすい天気が続くなら、トップ10から外れたこの位置のおかげで、戦略を調整することができる。午前のフリー走行のことを考えれば予選はよかったし、14番手というポジションからは、ポイント獲得に向けて戦えると思う」

    スティーブ・クラーク レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア
    「フリー走行の最初で、ルーベンスが6速にダメージを負ったが、FIAが定めるレギュレーションによって、この件はペナルティなしで修正できた。さらにダメージを負って、ギアボックスを交換することになってもいけないので、それ以上の走行を避けた。ルーベンスは、ジェンソンの走行とセットアップ変更に頼らざるを得なかったが、そのことで明らかに予選は厳しくなった。そんな状況の中、ルーベンスはとてもいい仕事をやり遂げ、中団のタイムがとても接近している中で、第2セッションに進出した。ジェンソンは、今日のトラックコンディションでそれほどバランスがよくなく、我々のマシンはオプションよりもプライムに合っているようだった。予選では、オプションタイヤのほうが速かったが、最大限に生かせないまま終わってしまった。予報では雨の可能性があると出ていて、11番手と14番手という我々のスタート位置からすれば、ウエットのレースのほうがいい。そうなれば、ポイント獲得の可能性もある。ドライのままであれば、中団の戦いはとてもタイトになるだろう。多くのドライバーが2ストップを選択し、さらにそのタイミングも重なると思う」