カテゴリー: ハースF1チーム

  • ベアマンがオコンを酷評 F1モナコGP FP1で無線応酬「なんて馬鹿なんだ」

    ベアマンがオコンを酷評 F1モナコGP FP1で無線応酬「なんて馬鹿なんだ」

    ハースF1チームのエステバン・オコンとオリバー・ベアマンの間で、F1モナコGPのFP1中にチーム無線を通じた緊張したやり取りが明らかになった。

    オンボード映像では、セッション序盤にオコンがベアマンのマシン後方を近い距離で走行している様子が確認された。その後、オコンはレースエンジニアのローラ・ミュラーから、前方のベアマンとの間隔を空けるよう促された。

    FP1序盤に起きたハース同士の不満
    ミュラーはオコンに対し、「少し間隔を空けてもいい」と伝えた。

    これに対してオコンは、ベアマンに2度アタックラップを妨げられたと主張し、怒りをにじませた。

    「そうだね、でも彼も僕のラップを2回も台無しにする必要はないだろう! ファストラップで……」とオコンは無線でコメント。

    これを受けてベアマンも、「なんて馬鹿なんだ」と反応した。

    さらにベアマンは、「エステバンのあれは本当に愚かだった」と続けた。

    不安定な関係性に再び注目
    オコンは過去にもセルジオ・ペレスやフェルナンド・アロンソとのチームメイト関係で緊張を抱えた経緯があり、今回のやり取りはハース内部の関係性に再び注目を集めるものとなった。

    2026年F1シーズン序盤、オコンは開幕5戦でわずか1ポイントにとどまっている。一方のベアマンは中国GPでの5位を含む3度の入賞を記録しており、モナコGPを前にオコンを17ポイント上回っている。

    両者の将来は今季終了後も保証されていないとされており、ハース内の力関係はチームのドライバー市場にも影響を及ぼす可能性がある。

    小松礼雄とオコンは不仲説を否定
    一方で、オコンとハースF1チーム代表の小松礼雄は最近、マイアミGPで両者が激しく対立したという噂を否定している。

    「正直に言って、完全なでたらめだ。本当に信じられない」とオコンはコメント。

    「さっき小松礼雄と話していたところだ。僕が見た記事では彼のことをリョウ・コマツと呼んでいて、それもかなり面白かったし、マイアミで僕たちが大きな口論をしたようなことまで書かれていた。でも、それは完全なナンセンスだ」

    「正直に言って、すべて作り話で、完全なでたらめだ」

    「僕が言ったように、このチームに来たのは、小松礼雄を長く知っていて、彼と素晴らしい関係を築いているからだ」

    「それはずっと変わっていないし、人々が言っているようなことは何も起きていない」

    「完全に事実ではない。僕は自分がやるべきこと、チームとともに果たすべき仕事に完全に集中している」

    今回のFP1での無線は、即座にチーム内対立を意味するものではない。ただし、狭くクリアラップの確保が難しいモナコで、チームメイト同士の走行位置と無線での不満が表面化したことは、ハースにとって無視できない火種となる。

    Source: PlanetF1

  • オリバー・ベアマン「いつかはフェラーリF1」 ルクレール契約延長後も夢は不変

    オリバー・ベアマン「いつかはフェラーリF1」 ルクレール契約延長後も夢は不変

    オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)は、シャルル・ルクレールがフェラーリとの複数年契約延長を発表したことを受け、自身も将来的にフェラーリF1で走ることが目標だと認めた。一方で、現在はハースでの成長に集中していると強調している。

    モナコGPを前に、フェラーリはルクレールとの契約延長を発表した。2016年にフェラーリ・ドライバー・アカデミーへ加入し、2019年からフェラーリのレギュラードライバーを務めるルクレールは、今後も数シーズンにわたってチームに残留することになる。

    ベアマンもまた2022年にフェラーリ・ドライバー・アカデミーへ加入したドライバーだ。2024年のF1サウジアラビアGPでは体調不良のカルロス・サインツJr.の代役としてフェラーリからF1デビューを果たし、7位入賞を記録した。その後、2025年からハースF1チームでフル参戦を開始し、2026年シーズンも好調なスタートを切っている。

    ルクレール残留を歓迎 「彼は赤が似合う」
    モナコGPの木曜日メディアデーで、将来的なフェラーリ昇格の可能性について質問されたベアマンは、まずルクレールの契約延長を祝福した。

    「まず第一に、シャルルが契約を更新したのは本当に素晴らしいことだ」とオリバー・ベアマンはコメント。

    「彼は長い間フェラーリにいて、多くの成功を収めてきた。そして、まださらに成功を求めている」

    「みんなもそうだと思うけど、僕にはシャルルは赤いマシンに乗っている姿しか想像できない。契約更新を見ることができて本当にうれしいし、しかも母国レースの前だから彼にとっても特別なことだろう」

    そして自身の将来については率直にこう語った。

    「もちろん、いつかフェラーリに行くことは僕の目標だ」

    「でも今はハースでの仕事に集中しているし、とても楽しんでいる」

    さらに、ルクレールの契約延長発表前にフェラーリから何らかの連絡があったのか問われると、その可能性を否定した。

    「いや、それは僕には関係のないことだ。彼自身の契約の話だし、シャルルが更新したことを本当にうれしく思っている」

    「母国で発表するのも素晴らしいことだと思う」

    「僕の側は何も変わらない。ハースでの活動を続けながら、この旅をとても楽しんでいるし、本当に多くのことを学んでいる。疑問も不安もない。ただ学び続けて改善していくだけだ」

    カナダGPで見えた課題と収穫
    ベアマンは2026年F1カナダGPで10位入賞を果たしたものの、チームのアップグレード導入後のマシン理解には苦労したことを明かした。

    「カナダは厳しかった」

    「僕たちはアップグレードによって良い前進を期待して週末に入った」

    「最終的には期待していた改善は見られたけど、その代わりにマシンの特性が少し扱いづらくなった」

    「理解するために多くの周回が必要だったし、それがカナダでの状況だった」

    「それでも最後には良い結果を出せたので、その点については満足している」

    その後のインターバルでデータ解析を進めたことで、モナコではより良い状態で臨めると考えている。

    「この1週間でしっかり理解を深めることができた。どんな状況でマシンが機能するのか、どの作動ウインドウに入れるべきなのかを把握できたと思う」

    「今週末はもっとパフォーマンスを発揮できるマシンになることを期待している」

    モナコはハースに有利な可能性
    ベアマンは、ハースの弱点であるストレートスピード不足がモナコでは大きな問題にならないと見ている。

    「そうなることを期待している」

    「僕たちの最大の問題はストレートスピードだった。このサーキットではそれがそれほど不利にならないはずだ」

    「だから、いつもより競争力を発揮できると思う」

    ただし、モナコ特有の予選重視の週末になることも理解している。

    「このレースが難しいことは分かっている」

    「すべては予選次第だ。レースそのものがメインイベントではないと言ってもいい」

    「だから土曜日に良い結果を出せるよう最大限集中するし、僕も全力を尽くす」

    フェラーリ昇格という長期的な目標を隠さなかったベアマンだが、現時点ではハースで経験を積みながら成長することを最優先に据えている。ルクレールの契約延長によってフェラーリのシートがさらに遠のいたようにも見えるが、21歳のイギリス人ドライバーは焦る様子を見せていない。今は結果を積み重ね、自らの価値を証明することに集中している。

    【関連】
    ・2026年F1モナコGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)
    ・F1-Gate.comの速報通知をiPhoneで受け取る方法

  • 小松礼雄 F1キャリアの原点は佐藤琢磨との偶然の出会い

    小松礼雄 F1キャリアの原点は佐藤琢磨との偶然の出会い

    小松礼雄(ハースF1チーム代表)が、自身のF1キャリアの出発点となった佐藤琢磨との偶然の出会いを明かした。

    大学時代に英国の草の根モータースポーツに関わっていた小松礼雄は、シルバーストンで若き佐藤琢磨と出会い、その後の活動を通じて実戦データ、シミュレーション、ドライバーとの直接作業を結びつけていくことになった。

    シルバーストンで見かけた日本人ドライバー
    当時、小松礼雄は地元ドライバーのアンドリュー・デアハンティが参戦する英国サルーンカー選手権のチーム運営を手伝っていた。あるシルバーストンのレースミーティングで、レーシングスーツ姿の日本人ドライバーが原付で通り過ぎるのを目にした。

    そのドライバーが、当時ダイヤモンド・レーシングから英国F3選手権のナショナルクラスに参戦していた佐藤琢磨だった。

    「ある日、シルバーストンでレースをしていたときのことを覚えています。僕は車の下にいてアンチロールバーを交換していたんですが、ふと見上げたら、レーシングスーツを着た日本人の若い子が原付に乗っていました。だからもちろん、お互いに挨拶しました。当時、日本人同士が会うことはあまりありませんでした」と小松礼雄はコメント。

    「そのときは特に何も思いませんでした。でも、僕たちが英国サルーンカーのレースに出るときにクアッドバイクがありませんでした。それで『彼は英国F3で走っていると言っていたから、クアッドバイクを持っているはずだ』と思って、彼のチームであるダイヤモンド・レーシングに借りに行きました」

    「クアッドバイクを借りて、自分たちのレースを終えて、それを返しました。それで『彼のレースがもうすぐだから、見に行こう』と思いました。その年、彼はナショナルクラスに出ていました」

    佐藤琢磨の速さが関係を変えた
    小松礼雄はそのレースで、佐藤琢磨の走りに強い印象を受けた。当時、ナショナルクラスではマーティン・オコンネルが圧倒的な存在だったが、佐藤琢磨はその相手をすぐに破った。

    「そこにマーティン・オコンネルというアイルランド人のドライバーがいました。彼はとても優秀で、ナショナルクラスのレースをすべて勝っていました。でも資金はありませんでした。シルバーストンで琢磨を見たら、彼はいきなりその相手に勝ちました。僕は『すごい、君は速い。マーティン・オコンネルに勝ったんだ。彼はみんなに勝っていたのに』と言いました。すると琢磨が『本当ですか? 次はスラクストンでレースがあります。見に来ませんか?』と言いました」

    「それでスラクストンを見に行って、話をして、彼が僕よりちょうど1歳年下だと分かりました。彼は『来年はチャンピオンシップクラスに出ます』と言いました。僕は『来年から博士課程を始めます。こういうことに興味があります。一緒に何かやりませんか?』と言いました」

    博士課程と現場データが結びついた瞬間
    この出会いは、小松礼雄にとって理論と実践を結びつける大きな転機になった。博士課程で扱っていたシミュレーションや最適化の研究を、佐藤琢磨との実地作業に持ち込むことになった。

    「翌年の英国F3では、すべてのテストとほとんどのレースに行って、いろいろなことをやりました。僕は博士課程でシミュレーション最適化のプログラムを書いていました」

    「でも、それを実際に琢磨と一緒にサーキットで試していました。実データ、タイヤデータ、ダンパーデータを集めていました。シャシーデータを得るためにダラーラのエンジニアとも仕事をしました。理論面、数学面、実践面、そして琢磨のようなドライバーと直接仕事をすること、そのすべてが組み合わさりました」

    「1年目の彼のチームメイトはベン・コリンズ、『ザ・スティグ』でした」

    「そして2年目は素晴らしかったです。2年目は博士課程に集中するためにあまり関わりませんでしたが、琢磨とアンソニー・デビッドソンでした」

    佐藤琢磨

    佐藤琢磨からつながったHRD入り
    博士課程の終盤、小松礼雄は仕事を探していた。最終的にドイツF3のコリン・コレスのチームからレースエンジニアのオファーを受けたが、それは本当に望んでいた道ではなかった。

    「仕事が見つかりませんでした。そして最後に得たオファーは、ドイツF3のコリン・コレスのチームでのレースエンジニアでした。ドイツで彼に会って戻ってきたのを覚えています。オファーをもらって、『いいことだ。ドイツF3でレースエンジニアとして仕事が決まった』と思いました。当時は競争力もありました。でも、特にそれをやりたいとは思っていませんでした」

    英国に戻ると、佐藤琢磨から電話が入った。

    「英国に戻ったら、電話が鳴りました。それが琢磨でした。琢磨は『就職面接はどうでしたか?』と言いました。僕は『大丈夫でした。仕事はもらえましたが、特にやりたいわけではありません』と言いました」

    「すると彼は『そうですか。もしまだ可能性があるなら、HRDの田中さんが話したがっています。本当に大丈夫ですか?』と言いました。それでHRDの田中さんに会いに行きました。当時、オトマー・サフナウアーが副社長で、2003年に仕事をもらいました。そこから琢磨はテストドライバーでした。そして2004年にBARホンダへ移りました」

    小松礼雄のF1キャリアは、単なる就職活動の延長ではなく、佐藤琢磨との偶然の出会いから始まった現場での積み重ねによって形作られた。クアッドバイクを借りに行った一度の接点が、英国F3での実践、HRD入り、そしてBARホンダへの移籍につながっていった。

  • オリバー・ベアマン F1首位アントネッリに刺激「僕にもできるはずだ」

    オリバー・ベアマン F1首位アントネッリに刺激「僕にもできるはずだ」

    オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)は、2024年のFIA F2でチームメイトだったアンドレア・キミ・アントネッリの成功が、自身の自信にもつながっていると語った。

    2026年シーズンのF1でアントネッリはメルセデスのエースとして活躍し、ジョージ・ラッセルを抑えてランキング首位を快走している。一方のベアマンはハースF1チームで経験を積む立場にあるが、かつて同じカテゴリーで競い合った仲間たちの活躍を目の当たりにし、自らの将来にも大きな希望を見出している。

    F2で苦楽を共にしたアントネッリとの思い出
    2024年、オリバー・ベアマンは急病で欠場したカルロス・サインツJr.の代役としてサウジアラビアGPでフェラーリF1からデビューし、いきなり入賞を果たした。その後もハースF1チームから数戦に出場し、F1での経験を積んだ。

    しかし当時の主戦場はFIA F2であり、同じプレマでアンドレア・キミ・アントネッリとチームメイトを務めていた。

    そのシーズン、アントネッリはランキング6位、ベアマンは12位に終わったものの、両者とも翌年のF1昇格を果たした。さらにF2王者のガブリエル・ボルトレトやランキング2位のアイザック・ハジャーもF1へとステップアップし、2024年世代は一気にグランプリの舞台へ進出した。

    メルセデスの激しい戦いを見て感じたこと
    ベアマンはポッドキャスト『Drive To Wynn』で、カナダGPで繰り広げられたアントネッリとラッセルのバトルについて語った。

    「2人とも本当に高いレベルで戦っている」

    「カナダで彼らが戦う姿を見るのは本当に楽しかった。お互いを限界までプッシュしながらも、常にリスペクトを保っていた。チームメイト同士ではそれがとても重要なんだ」

    「とても見応えのある戦いだったし、キミがトップ争いをしているのも嬉しい。彼のことはよく知っている。F2でチームメイトだったからね」

    ベアマンは、若手同士がF2からF1へと駆け上がり、トップカテゴリーでも結果を残している姿に特別な思いを抱いているという。

    ハジャーやアントネッリの活躍が自信につながる
    ベアマンは、レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンと肩を並べるアイザック・ハジャーにも言及し、自身のモチベーションになっていると明かした。

    「僕自身はいまトップ争いをしているわけではないし、トップ4チームのマシンにも乗っていない」

    「でも、彼らがチームメイトやトップ争いのライバルたちと互角に戦っている姿を見ると、自分にも自信が湧いてくる」

    「僕はF2やF3で彼らと戦ってきた。そして今、彼らはF1で最高のドライバーたちと戦っている。それを見ると、自分にもいつか同じことができるはずだと思える」

    「若いドライバーたちが成功しているのを見るのは本当に励みになる。僕もその若手のひとりだし、できるだけ早くあの位置で戦いたいと思っている」

    2024年世代がF1の勢力図を変え始めている
    アントネッリ、ハジャー、ボルトレト、そしてベアマン。F2を戦った若手たちはわずか2年足らずでF1の中心へと近づきつつある。

    アントネッリはすでにタイトル争いの主役となり、ハジャーもレッドブル・レーシングで存在感を発揮している。ベアマンはまだトップチームのシートを手にしていないが、同世代の成功は自身の可能性を信じる大きな材料になっている。

    F1の世代交代は確実に進んでおり、ベアマンもまた、その流れの中で次に飛躍する若手のひとりとして注目されている。

  • オリバー・ベアマン 2027年F1“大移籍市場”を予測「多くの契約が変わる」

    オリバー・ベアマン 2027年F1“大移籍市場”を予測「多くの契約が変わる」

    オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)は、2026年F1シーズン終了後に大規模なドライバー移籍市場が動き出すとの見方を示した。2026年F1レギュレーションによって勢力図が大きく変化したことで、多くのドライバーやチームが2027年に向けた判断を見極めているという。

    2026年はパワーユニットと空力レギュレーションの大刷新によって各チームの競争力が大きく変化しており、シーズン序盤を終えた段階でも、依然として勢力図は流動的な状況にある。

    ベアマンは、その不確実性こそが今後の契約交渉に大きな影響を与えると考えている。

    2027年F1シーズンへ向けて“大移籍市場”を予想
    ベアマンは、多くのドライバー契約が2026年末で満了を迎えることを踏まえ、各陣営が現在の競争力を注視していると説明した。

    「今年の終わりは重要だと思う。なぜなら、多くのドライバーが契約満了を迎えるからだ」とベアマンはPress Associationに語った。

    「みんな2026年の勢力図がどうなるかを見たがっていたし、それが2027年をどうするかの判断材料になる」

    「かなり大きな移籍市場になると思うし、多くの移籍が起きると思う」

    2026年F1マシンの競争力はまだ完全には固まっておらず、今後のアップデートによって勢力図が変化する可能性も残されている。そうした状況の中で、ドライバーたちは将来有望なチームを慎重に見極めている。

    フェラーリ昇格への焦りは否定
    フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身のベアマンは、以前から将来的なフェラーリ昇格候補として名前が挙がっている。しかし本人は、そのタイミングについて焦りはないと強調した。

    「もちろん、僕はフェラーリと契約しているし、彼らは最初から僕を信頼してくれている。だから最終的な目標がフェラーリであるのは自然なことだ」

    一方で、現在はハースF1チームでの成長に集中しているという。

    「今はハースとともに築き上げていくことが目標だし、僕たちが進んでいる方向性にはすごく満足している」

    “期限”よりも成長を優先
    ベアマンは、自身の将来について明確な期限を設けていないことも明かした。

    「タイムリミットなんてないし、問題もない」とベアマンは語った。

    「自分の価値を証明し続けている限り、僕は良い環境にいると思っている」

    フェラーリ側から具体的なキャリアプラン提示を求める必要性についても、冷静な姿勢を崩さなかった。

    「いつまでに何をしなければならない、という期限もない。それにはあまり興味がない」

    「僕は成長を続けたいし、このチームに勝つチャンスを与えたい。そして楽しみ続けたい」

    「もちろん、多くの契約は変わるだろう。でもそれは僕の仕事じゃない。僕はマシンを走らせるだけだ。他の人たちが対応してくれている」

    “どんなチャンスにも準備はできている”
    ベアマンは、自身の成長に対しても強い自信を示している。

    「どんな可能性に対しても準備はできていると感じている。それが重要なんだ」

    「F1に最初に参戦した頃と比べると、安定感はかなり改善されたと思う。1年前と比べても大きな前進だと言える」

    「特に安定性という面ではかなり進歩している」

    また、チームメイトであるエステバン・オコンの将来に関する憶測についても、意図的に距離を置いていると説明した。

    「そういう噂に気を取られても、パフォーマンスは良くならない」

    「2027年にエステバンが隣にいるかどうか、あるいは僕が別の場所へ行くことになるかどうかに関係なく、一番大事なのは自分のベストを尽くすことだ」

    「それが結果的に、自分にとって最善の未来につながると思っている」

  • 小松礼雄 ハースF1の2027年体制に言及 オコン去就「言葉が一人歩きする」

    小松礼雄 ハースF1の2027年体制に言及 オコン去就「言葉が一人歩きする」

    ハースF1チーム代表の小松礼雄は、エステバン・オコンの将来について明言を避け、チームがすでに2027年のドライバーラインアップを評価し始めていることを事実上認めた。

    オコンをめぐっては、2026年シーズン中のシート喪失説まで浮上し、本人が怒りをもって否定したばかりだった。小松礼雄はモントリオールでフランス人ドライバーを公に擁護し、メディアの憶測を「低レベルな報道」と批判していたが、将来の編成について問われると慎重な姿勢に転じた。

    小松礼雄「今ごろから来季ラインアップを考え始める」
    小松礼雄は、ハースF1チームが来季以降の体制を検討する時期について、すでにその段階に入っていると説明した。

    「チームのラインアップをいつ考え始めるのかというと、だいたい今ごろ、5月、6月、7月ですね」と小松礼雄はコメント。

    「今は誰もが来年のドライバーを探していると思います。我々だけではなく、すべてのチームがそうです」

    オコンとベアマン継続には明言せず
    小松礼雄は、エステバン・オコンとフェラーリ育成出身のオリバー・ベアマンを継続する考えがあるのかと直接問われたが、明確な保証は避けた。

    「その質問に答えると、少し騒ぎになるかもしれません」と小松礼雄はコメント。

    「なぜなら、私の言葉を取り上げて『ああ、小松礼雄がそう言ったのだから、もう決定している』と言われるからです」

    「エステバンを残すと言われるかもしれませんし、解雇すると言われるかもしれません。完全に文脈から切り離されてしまうので、その質問には答えません」

    ハースF1の将来ラインアップに注目
    ベアマンにはより大きなチャンスとの関連が取り沙汰され、トヨタと結びつきのあるジャック・ドゥーハンがリザーブに控える。

    さらに、複数のF2有望株もチーム内で検討されているとされ、ハースF1の将来ラインアップには引き続き注目が集まっている。

    Source: GMM

  • ハースF1チーム カナダGPで苦戦も入賞 ベアマンが貴重な1ポイント獲得

    ハースF1チーム カナダGPで苦戦も入賞 ベアマンが貴重な1ポイント獲得

    ハースF1チームは2026年F1カナダGP決勝で、オリバー・ベアマンが10位入賞を果たし1ポイントを獲得した。一方、エステバン・オコンはブレーキングに苦しみ14位でレースを終えた。

    低グリップかつ不安定なコンディションのなか、ハースF1チームは週末を通してバランス面に苦戦。それでもベアマンは混乱の多いミッドフィールド争いを生き残り、チームに貴重なポイントを持ち帰った。

    小松礼雄「厳しい状況でも1ポイントを持ち帰れた」
    チーム代表の小松礼雄は、難しい週末だったと認めつつも、課題と収穫の両方が見えたレースだったと振り返った。

    「非常に難しいレースでした。スタート時のタイヤ選択は本当に難しく、霧雨による低グリップコンディションでもありましたが、少なくとも我々は正しいタイヤでスタートできました。デグラデーションも非常に低かったです」

    「今週末ずっと抱えていたバランス問題によって、両ドライバーともフロントタイヤを機能させ続けること、そしてブレーキロックを抑えることに苦労しました。その点で、オリーは非常に良い仕事をしてくれましたし、エステバンはもう少し苦戦していましたが、根本原因は同じだと考えています」

    「ピットストップが遅れた理由については理解できていますので、改善していかなければなりません。それでも1ポイントを持ち帰れたのはポジティブですし、なぜ今週末パフォーマンスを発揮できなかったのかも理解しています。重要なのは、ここからどう対応していくかです。解決策を見つけ、クルマを改善し、オペレーションも向上させていきたいと思います」

    ベアマン「苦しい週末で得た1ポイント」
    オリバー・ベアマンは、内容的には満足できるものではなかったとしながらも、ポイント獲得を前向きに受け止めた。

    「今日のパフォーマンスを考えると、僕たちがポイントに値したかどうかは分からないが、受け取るよ。逆に、十分に値する走りをしても何も得られなかった週末もあったからね」

    「全体的に見れば、僕たちにとって本当に難しい週末だったが、それでもポイントを獲れたのは良かった。もっと上を狙えたと思うが、ピットストップが遅かったので、その理由を理解する必要がある」

    「今日は非常に滑りやすく難しいコンディションだったし、1周目に役立つと思ってユーズドソフトでスタートすることを選んだ。ただ、結局フォーメーションラップが3周追加されたので、その恩恵があったかは分からない。大きな笑顔で帰れるわけではないが、モナコで強く戻ってくるまで1週間ある」

    オコン「ブレーキングに問題があった」
    エステバン・オコンは、アップデート投入後のマシンに苦戦していたことを明かした。

    「控えめに言っても厳しかった。ブレーキング時に何かがうまく機能しておらず、ずっとロックアップしていたので、そこを掘り下げる必要がある」

    「予選後にクルマを新しいアップデート仕様へ変更したので、まともに走れたラップは2周だけだった。でも、チームとしてすべてを持ち帰って分析していく」

    ハースF1チームは厳しいコンディションのなかでもポイントを持ち帰り、課題と収穫の両方を得た週末となった。チームはアップデートパッケージの理解を進めながら、次戦モナコGPでの巻き返しを目指す。

  • オリバー・ベアマン F1出場停止危機が後退 罰則点2点が失効

    オリバー・ベアマン F1出場停止危機が後退 罰則点2点が失効

    オリバー・ベアマン(TGRハースF1チーム)は、F1カナダGPスプリントを前にスーパーライセンスのペナルティポイント2点が失効し、出場停止のリスクが後退した。

    ベアマンはカナダGP週末を迎える時点で合計10点を抱えていたが、2025年5月23日にモナコGPのプラクティスで赤旗中にカルロス・サインツをオーバーテイクした件による2点が12か月を経て消滅。これにより現在は8点となった。

    出場停止ライン目前から一歩後退
    FIAのペナルティポイントは、付与された日から12か月後に失効する。ベアマンは一時、12点到達による1戦出場停止まであと2点という状況にあったが、今回の失効により危機はやや緩和された。

    ただし、依然としてグリッド上で最も多い8点を保持しており、レーシングブルズのリアム・ローソンを2点上回っている。

    次に失効するのは、2025年イギリスGPで赤旗中に高速でピットレーン入口に進入しクラッシュした件による4点で、失効日は2026年7月5日。これはイギリスGP決勝当日にあたる。

    残るペナルティポイントの失効予定
    ■ 4点:2026年7月5日失効
    2025年イギリスGPで赤旗中にピットレーン入口へ高速で進入しクラッシュ

    ■ 2点:2026年9月7日失効
    2025年イタリアGPでカルロス・サインツと接触

    ■ 1点:2026年11月8日失効
    2025年サンパウロGPスプリントでリアム・ローソンに対して危険と判断される走行

    ■ 1点:2026年12月7日失効
    2025年アブダビGPで防御時に複数回進路変更

    ベアマンにとってカナダGP以降の数戦は、依然として慎重なレース運びが求められる期間となる。7月5日に4点が失効すれば状況は大きく改善するが、それまでは小さな違反でも出場停止リスクが再び現実味を帯びる。

  • ハースF1代表 小松礼雄が激怒 オコンとの“不仲説”と角田裕毅への関心を完全否定

    ハースF1代表 小松礼雄が激怒 オコンとの“不仲説”と角田裕毅への関心を完全否定

    ハースF1チーム代表の小松礼雄が、エステバン・オコンとの不仲説を「完全なデタラメ」として強く否定した。

    発端となったのは、マイアミGP後に浮上した“オコンと小松礼雄の関係悪化説”だった。さらに、角田裕毅がレッドブル陣営を離れ、トヨタ支援を受けるハースF1チームへ移籍する可能性まで報じられていた。

    しかし、小松礼雄はカナダGP木曜のメディア対応で、こうした報道を痛烈に批判した。

    「まったく根拠がありません」 小松礼雄が報道を一蹴
    小松礼雄は、モントリオールでオコン本人とマネジメント陣と話し合いの場を持ったことを明かしたうえで、今回の報道について怒りをあらわにした。

    「正直、あの記事がどこから出てきたのかまったく分かりません。ブラジル人ジャーナリストの名前が引用されていましたが、まったく根拠がありません。完全なデタラメです」

    「そういうデタラメを書きたいなら勝手にすればいいですが、それは本当にジャーナリズムなんですか? 何を達成したいのか理解できません。完全におかしいです。まったく根拠がありません」

    さらに小松礼雄は、マイアミGPでオコンと口論になったという報道も全面否定した。

    「マイアミでエステバンと問題があったという話ですが、一体どこから出てきたんですか? 私はマイアミでエステバンと一度も口論していません」

    「こういうデタラメが勝手に広がり、誰も情報源を確認しないまま上乗せして書いていく。そんなものがジャーナリズムなんですか? ただのゴシップです」

    オコンやマネジメント陣にも影響
    小松礼雄は、今回の騒動がチームやオコン本人に不要な混乱をもたらしたとも語った。

    「完全な時間の無駄です。エステバンも心配しますし、マネージャーも心配します」

    「エステバン自身、マイアミで我々の間に問題がなかったことは分かっています。今朝も笑いながらこの件について話したばかりです。一体なんなんですか、これは?」

    また、日本メディアの一部報道についても苦言を呈している。

    「日本のサイトの中には、角田裕毅を獲得したいとか、そういう話を作りたがっているところもあります。でも、それもまったく根拠がありません」

    ハースF1チーム エステバン・オコン

    ジュリアン・セラソリも“マイアミ衝突説”を否定
    今回の騒動では、ブラジル人ジャーナリストのジュリアン・セラソリが、YouTubeチャンネル『UOL Esporte』で語った内容が発端として広く拡散された。

    セラソリは番組内で、「小松礼雄はオコンに満足していない」「オコンがシーズンを最後まで戦えるか分からないという話も聞いている」といった趣旨の発言を行っていた。

    ただし、その後自身のSNSで、「2027年のハースF1チームにおけるラファエル・カマラの状況について話していた」と説明。そのうえで、「マイアミGPでの衝突や内部トラブルについては何も聞いていないし、その件についてコメントもしていない」と補足している。

    一方で、エステバン・オコン本人と小松礼雄は、今回の“不仲説”を強く否定している。

    オコンは「その記事は完全に作り話だった。根拠なんて何もなかった」と反論し、「僕がこのチームに加わった理由のひとつが小松礼雄なんだ」と信頼関係を強調。小松礼雄も「マイアミでエステバンと一度も口論していない」と説明している。

    実際の発言は、YouTubeチャンネル『UOL Esporte』内で確認できる(ポルトガル語)。
    Source: https://www.youtube.com/watch?v=jtZ6cu18Zro

    ハースF1の2027年構想にも注目
    オコンは2026年末まで契約を結んでいるが、ハースF1チームでは将来的なドライバー構成にも注目が集まっている。

    オリバー・ベアマンはフェラーリ育成として高い評価を受けており、さらにトヨタとの関係強化が進むなかで、平川亮やトヨタ系若手の名前も取り沙汰されている。

    そのため、2027年に向けたシート争いが様々な憶測を呼び込んでいる状況だ。

    ただ少なくとも現時点で、小松礼雄は“オコンとの不仲説”について完全否定している。

  • エステバン・オコンが“確執説”を全面否定 ハースF1チーム離脱報道は「作り話」

    エステバン・オコンが“確執説”を全面否定 ハースF1チーム離脱報道は「作り話」

    エステバン・オコン(ハースF1チーム)は、F1カナダGPを前に、自身と小松礼雄との不仲説やチーム離脱の噂を全面否定した。

    2026年F1マイアミGP後、一部メディアではオコンと小松礼雄の関係悪化が報じられ、シーズン途中でチームを離脱する可能性まで取り沙汰されていた。しかし、オコンはモントリオールのパドックで「根拠のない作り話だった」と強く反論した。

    「作り話だった」 オコンが報道を一蹴
    オコンは、小松礼雄との関係について次のように語った。

    「その記事は完全に作り話だった。根拠なんて何もなかったし、本当の情報源も存在していなかった」

    「僕がこのチームに加わった理由のひとつが小松礼雄なんだ。長い付き合いがあるし、F1で最初のレースエンジニアでもあった」

    さらに、騒動の発端となった記事についても皮肉を交えて語った。

    「マイアミで言い争いなんてなかった。でも最初の記事を読んだ時、彼の名前を“Ryo Komatsu”って書いてあったんだ。だから、その時点で読むのをやめた」

    噂が周囲にも悪影響 「家族やスポンサーにも影響した」
    一方でオコンは、事実無根の報道であっても周囲への影響は大きかったと認めた。

    「結局のところ、僕も人間だからね。ここまで話が大きくなると、スポンサーにも家族にも影響するし、周囲のみんなに影響が及ぶ」

    「こういう話を捏造しても、何の責任も問われないなんて普通じゃない。平然と嘘を書くことができてしまう」

    オコンはさらに、これまでF1キャリアでこうした経験はなかったと説明した。

    「F1でこんなことは今まで経験したことがなかった」

    「大事なのは、チームの中で自分たちがやっている仕事だ。小松礼雄が満足してくれていて、僕がしっかり仕事をしていると理解してくれている限り、それが一番重要だ」

    エステバン・オコン ハースF1チーム

    ハースF1チームはカナダGPでアップデート投入
    ハースF1チームはマイアミGPで大規模アップデートを投入しなかった数少ないチームのひとつだったが、今週末のF1カナダGPでは新パッケージを投入する。

    オリバー・ベアマンは週末を通して新仕様を使用し、オコンはスプリント後から予選にかけて新パーツを投入する予定となっている。旧仕様との比較評価を行う狙いだ。

    オコンはアップデートへの期待も口にした。

    「このアップデートがどんな効果をもたらすのか楽しみにしている。トップ10争いに戻る助けになってくれればいいね」

    「マイアミは僕たちにとって少し厳しい週末だったからね」

    苦戦する2026年シーズンで揺れるハースF1チーム
    2026年シーズンのオコンはここまで苦戦が続いている。日本GPで10位に入り1ポイントを獲得したのみで、チームメイトのオリバー・ベアマンが4戦とスプリント2戦で17ポイントを積み重ねている状況とは対照的だ。

    そうした成績差が、今回の“確執説”や“放出説”につながった側面もある。ただ、オコン自身は小松礼雄との信頼関係を改めて強調しており、少なくとも現時点ではハースF1チーム内部に深刻な対立は存在しないことを明確に否定した。