カテゴリー: ハースF1チーム

  • 小松礼雄 ハースF1代表として日本GP凱旋「鈴鹿はレース戦略で挑む」

    小松礼雄 ハースF1代表として日本GP凱旋「鈴鹿はレース戦略で挑む」

    ハースF1のチーム代表を務める小松礼雄が、2024年F1第4戦日本GPへの意気込みを語った。

    チーム創設時から率いてきたギュンター・シュタイナーの後を継いで、今年からハースF1のチーム代表となった小松礼雄にとって、今年の鈴鹿サーキットはチーム代表としての初の凱旋レースとなる。

    今年、ハースF1チームは、第2戦サウジアラビアGPでのアグレッシブな戦略で10位入賞、第3戦オーストラリアGPでダブル入賞と、通常ならビッグ5チームが占めてしまうポイントを獲得してきた。

    しかし、ハース VF-24は高速コーナーが弱点だと小松礼雄は語り、鈴鹿サーキットでは戦略が重要になると語る。

    「今年はまったく異なるサーキットで3つのレースを行ってきましたが、3つのイベントのうち2回、ジェッダで1ポイント、メルボルンで3ポイントを獲得できたことを本当に嬉しく思っています」と小松礼雄はコメント。

    「我々は自分たちの力を示してきました。特にメルボルンでは、予選のペースよりも決勝のペースのほうがいいことがわかりました。同時に、メルボルンの予選ではVF-24の弱点が明らかになりました。残念ながらサーキットに求められる条件という点では鈴鹿でも少し似たような結果になるでしょう。鈴鹿は高速コーナーがあるセクター1がありますからね」

    「バーレーン、ジェッダのセクター1、そしてメルボルンで高速コーナーを見たとき、我々のマシンは高速コーナーではまだ通用しないことがわかりました。そのため、鈴鹿はセクター1が大きな挑戦になるでしょ」

    「鈴鹿はオーバーテイクが簡単なサーキットではないので、予選でパフォーマンスを発揮するために必要な高速性、グリップ、バランスの不足をどう処理するかが重要になります。それは我々にとってのチャレンジになると思いますが、いくつかアイデアがあるので、その面を改善するために金曜日にいくつかの実験を行うつもりです」

    「レースペースについては、メルボルンと同様、予選のペースよりも強くなると思うので、レース戦略を考えて、鈴鹿でより良いレース戦略を持つことで、それをどう生かすことができるかを検討する必要があります」

    ハースF1チーム 日本GP

  • 元ハースF1代表ギュンター・シュタイナー マイアミGPのアンバサダーに就任

    元ハースF1代表ギュンター・シュタイナー マイアミGPのアンバサダーに就任

    元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーがマイアミGPのアンバサダーに就任した。

    シュタイナーは2016年のハース創設時から昨冬までチーム代表を務めたが、2023年のコンストラクターズ選手権で最下位に終わったため、契約は更新されなかった。

    しかし、58歳のイタリア人であるシュタイナーはSky Germanyのアナリストとしてバーレーンでパドックに戻り、先週末のオーストラリアGPではトップ3のインタビューを担当した。

    そして今回、シュタイナーは5月に開催されるマイアミGPのアンバサダーも務めることになり、F1カレンダーに最近追加されたグランプリのひとつをアピールする手助けをする。

    「今年の私のお気に入りのレースの一つとなったマイアミグランプリのアンバサダーを務めることができて興奮している」とシュタイナーは語った。

    「私はアメリカでF1が驚異的な成長を遂げているのをこの目で見てきたが、特にマイアミのようなレースがサーキットの一部となっている場合には、F1は今後も成長し続けるポテンシャルを大いに秘めている」

    「主催者の大胆なビジョンが反映されたこのイベントは、アメリカのスペクタクルとF1レースが組み合わされ、トラックや街全体が活気に満ちている」

    ハースF1チーム

    シュタイナーは20年前からアメリカに在住しており、同地で複合材料のビジネスを展開しているが、F1のNetflixシリーズ『Drive to Survive』での多彩な出演のおかげで有名になった。

    彼は現在、チームのひとつで積極的な役割を担わなくても、シリーズの象徴的存在であり続けるようだ。

    マイアミGPのタイラー・エップ社長は「ギュンターはあらゆる年齢層のF1ファンによく知られた名前になっており、我々のレースにとって完璧なアンバサダーだ」と語った。「彼はスポーツの競争心を体現しており、アメリカにおけるF1がどうなり得るかについて明確なビジョンを持っている」

    「彼のような経験、評判、そして率直さを持つ人物が我々のイベントに加わることで、レースウイークエンドは間違いなく盛り上がり、新たなレベルへと昇華するだろう」
    F1.comの最近のコラムでシュタイナーは、F1での現役を離れている時間を楽しんでいるが、機会があれば指導的役割に戻る可能性も否定していないと語っている。

    「今シーズンに先立ってハースを去って以来、人生は順調だ」とシュタイナーは書いた。 「ここ数週間は、約10年間でF1から離れたのは初めてだ。今回は私にとって良い時間だった」

    「時間が経てば経つほど、私がハースに長く滞在しすぎていたことが分かる」

    「将来的にはF1に戻ってくるだろうが、それは正しいプロジェクトであり、正しく行われる必要がある」

  • 角田裕毅のオーストラリアGPを称賛も「戦略ミス」とハースF1小松礼雄

    角田裕毅のオーストラリアGPを称賛も「戦略ミス」とハースF1小松礼雄

    ハースF1のチーム代表を務める小松礼雄は、F1オーストラリアGPでのケビン・マグヌッセンの「信じられなほどのチームプレー」を称賛。彼が戦略判断に「腹を立てた」のには理由があると擁護し、チームが間違ったタイミングでマグヌッセンをピットに呼び込んだことでマグヌッセンが2つ順位を落としたことを認めた。

    サウジアラビアと同様、ハースF1チームは2人のドライバーの戦略を分け、ニコ・ヒュルケンベルグはハードタイヤでオープニングの長いスティントを走り、その後VSC下のミディアムタイヤでピットインした。

    より新しいタイヤを履いたヒュルケンベルグはマグヌッセンの後ろに迫った。マグヌッセンは、先のピットコールで明らかにイライラしていたにもかかわらず、きちんとポジションを譲ってチームメイトにペースを使わせた。

    ジョージ・ラッセルが終盤にアクシデントに見舞われたため、二人とも順位を上げ、最終的にふたりは9位と10位でフィニッシュした。

    マグヌッセンがヒュルケンベルグを助けたのは2戦連続で、ジェッダではヒュルケンベルグのために後続車両を抑えた。

    「ケビンの最初のピットストップで2つポジションを落としてしまった」と小松礼雄は語った。

    「そんなことは起こるべきではなかった。しかし、それ以外はすべて素晴らしかった」

    「ピットストップは素晴らしかったし、第2スティントではドライバーたちが再び協力してくれた。VSCのおかげでケヴはハードタイヤ、ニコはミディアムタイヤを履いた」
    「やはりニコの方がペースが良かった。しかし、ケビンの戦略はすでに損なわれており、それは彼のせいではなく、チームのせいだった」

    「したがって、ケビンが怒るのには十分な理由があった。だが、そのあとは違った。我々が交換を申し出たとき、彼はすぐにそれを実行した。彼はこういうチャンスがどれだけ重要かを知っている。とにかく正しかった」

    2025年までペアを維持することについて尋ねられた小松礼雄は「これまでそのことについては考えていない。ドライバー市場が非常にオープンであることは承知している。すぐに考える必要がある」と語った。

    「しかし現時点では、最初の4、5レースを終えるまでは、チームとして協力することに全力で集中している」

    「正直に言って、今日のケビンには脱帽だ。まさに信じられないほどのチームプレイだ。本当に素晴らしい」

    ハースF1チーム
    小松礼雄は、マグヌッセンをステイアウトさせるべきだったところでアレックス・アルボンがストップしたのでチームが反応したと説明した。

    「アルボンはピットインした」と彼は言った。「彼はすでに我々はアンダーカットしていた。だから、次の周にピットインするべきではなかった」

    「しかし、我々はそうした。理由もなくアルボンにアンダーカットを許してしまった」

    「(エステバン)オコンを見てみると、彼は最初のスティントでより長く走り、基本的に我々をオーバーカットした。それで我々は2つのポジションを失った。とにかく正しくなかった」

    「ミッフォフィールドのすべてがこれほどタイトな状況で、我々はこうしたミスを繰り返すわけにはいかない」

    小松礼雄は、ヒュルケンベルグがジェッダで「ベスト・オブ・ザ・ベスト」だった中で、両ドライバーが角田裕毅のRBに負けたのは悔しいと認めた。

    「角田選手は我々よりペースが良かった」と彼は語った。

    「しかし、繰り返しになるが、もし我々が最初のラウンドのピットストップを適切に行っていれば、その後の第2スティントでのペースで彼ともっともっと接近して戦えたと思う」

    「しかし、まずは自分たちをその立場に置く必要がある。だが、完全に角田の功績であり、今日の彼のペースは良かったと思う」

    「しかし、もし我々がケビンに対して完璧な仕事をしていれば、ケビンには最後まで彼と戦うチャンスがあったと思う。それが私たちがやるべきことだ」

  • ハースF1 小松礼雄 オーストラリアGPのダブル入賞は「予想以上の結果」

    ハースF1 小松礼雄 オーストラリアGPのダブル入賞は「予想以上の結果」

    ハースF1チームのチーム代表を務める小松礼雄が、ダブル入賞を果たした2024年F1第3戦オーストラリアGPの決勝レースを振り返った。

    ハースF1チームは、アルバート・パーク・サーキットで開催されたオーストラリアグランプリでニコ・ヒュルケンベルグが9位、ケビン・マグヌッセンが10位でフィニッシュし、ダブルポイントフィニッシュに成功した。

    16番グリッドからハードタイヤを履いてスタートしたヒュルケンベルグは、長いファーストスティントを走り、メルセデスのルイス・ハミルトンがストップして導入されたされたバーチャルセーフティカー(VSC)期間中の17周目にピットインしてミディアムタイヤに交換した。

    12番手に浮上したヒュルケンベルグは、チームメイトのマグヌッセンをパスして36周目にピットイン。ピットストップの段階でウィリアムズのアレックス・アルボンをかわして10番手をキープしていたが、58周の最終ラップでメルセデスのジョージ・ラッセルがクラッシュしてしたため9位となった。

    14番手からミディアムタイヤでスタートしたマグヌッセンは、7周目にハードタイヤに交換し、34周目に再びピットインしてハードコンパウンドのもう1セットを履いた。最終スティントでアルボンを追い抜いて11位となり、ラッセルのリアイアにより10位となった。

    この結果、ハースF1チームは2022年のオーストリアGP以来となるダブルポイントフィニッシュを達成し、2024年には2戦連続のトップ10入りをマークした。

    ハースF1チーム オーストラリアGP

    「2022年のオーストリアGP以来のダブルポイント獲得という素晴らしい一日だった」と小松礼雄はコメント。

    「特に昨日の予選の後、レースペースはもっと良くなると予想していたと言ったが、ダブルポイントを獲得できたことは予想以上だった」

    「最後のポジションを獲得するためには、すべてを完璧にこなさなければならない。今日は完璧ではなかったので、いくつか改善しなければならない点もあるが、全体的にはチームのためにとても満足している」

    「両ドライバーとも素晴らしい走りを見せてくれたし、ピットストップのクルーたちも、ここぞというときにドライバーたちを前に出してくれた。素晴らしいチームワークだ。とても満足している」

  • ヒュルケンベルグ 「F2でコケたらベアマンのF1での活躍は忘れ去られる」

    ヒュルケンベルグ 「F2でコケたらベアマンのF1での活躍は忘れ去られる」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、オリバー・ベアマンがフェラーリから見事なF1デビューを飾ったとしても、F2での活躍がなければ「2日で忘れ去られる」だろうと語った。

    ジェッダのフェラーリでカルロス・サインツの代役を務めたこのティーンエイジャーの7位への印象的な走りにより、2025年にハースF1チームのレースシートに昇格するのではと多くの注目を集めている。

    ベアマンは昨シーズンのFP1セッションにハースF1チームから2回参加し、今年は6回のプラクティスセッションを予定している。

    しかし、ヒュルケンベルグはベアマンがF1昇格の見通しに気を取られるよりも、F2での当面の仕事に集中すべきだと考えている。

    チームメイトのケビン・マグヌッセンとベアマンの隣でシートを確保する可能性を感じているかと尋ねられたヒュルケンベルグは、「それを言うのはとても早いし、早すぎると思う」とAutosportに答えた。

    「まず第一に、彼はF2で大きな仕事を抱えていると思う。そこでうまくやらなければ、このジェッダでのレースは2日で忘れられてしまうだろう。このビジネスがどのように機能するか知っているはずだ」

    「だから、F2で結果を残さなければならないというプレッシャーは、彼にかなりかかっていると思う」

    F1のチャンスを与えられたとき、若いドライバーが輝くことがより重要だという指摘に対して、ヒュルケンベルグは「彼はジェッダでそれを100%やってのけた」と語った。

    「でも、彼は明らかにフェラーリのジュニアだ。もし彼がF2でも好調を維持すれば、いずれは間違いなくチャンスを得られると思う」

    ニコ・ヒュルケンベルグ

    ヒュルケンベルグはベアマンのデビュー戦のパフォーマンスを称賛しながらも、フェラーリのマシンが彼のポテンシャルを高めたと振り返った。

    「結局のところ、彼は2番目に良いクルマに乗っていた。それがいかにパワフルで価値があるか、そしてそれがどのような違いを生むかがわかるだろう」とヒュルケンベルグは付け加えた。

    「だから、ミッドフィールドの他の全員にとっても、そして僕たちにとっても、それを見るのはある意味少し厳しいことだ。でもそういうことなんだ」

    ヒュルケンベルグがベアマンのサウジアラビアGPでの活躍を評価したのと同じように、マグヌッセンも18歳のベアマンが将来チームメイトになる可能性について質問された。
    「若い彼がレースをしているのを見ると、彼のキャリアや人生に共感できる。だから彼のの幸運を祈っている」とマグヌッセンは語った。

    「ニコはとても有能なチームメイトだ。僕たちはチーム内でとてもいいダイナミズムを持っていると思うし、とてもうまくいっている。経験豊富なドライバーたちがいることは、僕らがチームとして歩んでいる道のりに役立っていると思う。

    「僕たちは二人のドライバーと所有するマシンで今持っているものを最大限に活用するだけであり、それは問題なく進んでいると思う」

  • ケビン・マグヌッセン F1オーストラリアGPのデビュー戦表彰台から10年

    ケビン・マグヌッセン F1オーストラリアGPのデビュー戦表彰台から10年

    ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、F1初レースで表彰台を獲得してからの10年間を振り返り、再び登壇するのに10年も待ち続けていることを「悔しい」と認めた。

    2014年にメルボルンでマクラーレンからデビューしたマグヌッセンは、優勝したニコ・ロズベルグと当時のレッドブルのダニエル・リカルドに次ぐ3位でフィニッシュし、F1界を驚かせた。リカルドは後にレース失格となり、マグヌッセンは2位に昇格した。

    マクラーレンのデビュー戦で表彰台に上ったマグヌッセンは、後に7度のワールドチャンピオンに輝くルイス・ハミルトンが2007年に達成した偉業を模倣した。しかし、ハミルトンがその後197回の表彰台を記録したのに対し、マグヌッセンはアルバート・パークでの運命の日以来、表彰台に上がれていない。

    10年後に同じサーキットで話したマグヌッセンは、この事実を悔しいと認めた。

    オーストラリアGP前の記者会見で、2014年の表彰台獲得をどう振り返ったか尋ねられたマグヌッセンは「そんなに考えていないよ!すごく久しぶりで、まるで遠い昔のことのように感じるよ」と語った。

    ケビン・マグヌッセン F1 オーストラリアグランプリデビュー戦でF1初表彰台を獲得し、ピットレーンで歓声を浴びるマグヌッセン。

    「あれからいろいろなことがあった。初レースで表彰台に上れたことは誇りに思うし、同時に10年間も表彰台に上れなかったことはとても悔しい」

    「だから複雑な気持ちだ。でも素晴らしい週末だったし、ここに来るたびにあの感覚が戻ってくる。F1での初レースは、どこでゴールしても特別なものだ。最初の週末で表彰台に上れたのは本当にうれしかったし、たくさんの思い出ができた」

    一方、木曜日の記者会見にはリカルドも同胞のオスカー・ピアストリとともに出席し、2人はどちらが先にアルバート・パークの表彰台に上がるかと質問された。

    オーストラリアグランプリリカルドは2014年の失格前の記録を塗り替えることを熱望していた。

    リカルドは2014年に表彰台を祝ったが、記録簿にはそのことは記されていない。

    「10年前、実際にそれが起こった。僕はその上に立っていた!」リカルドは語った。

    「待ってみるしかない。もちろん、僕らにとっても、どのドライバーにとっても、ホーム表彰台に立つことは夢なんだ。でも僕らがそこにたどり着くには、おそらく昨年のようなレースが必要だろうね。でも、ベストを尽くすよ」

    「表彰台に上がるには、2人とも幸運が必要だと思う」とピアスは皮肉交じりに付け加えた。「でも、とても特別なものになるだろうね」

  • ハースF1 小松礼雄 「プレシーズンの悲観論を覆したの驚くべきこと」

    ハースF1 小松礼雄 「プレシーズンの悲観論を覆したの驚くべきこと」

    ハースF1のチーム代表を務める小松礼雄は、チームがプレシーズン前の悲観論が間違っていたことを証明できたことは「驚くべきこと」だと認めた。

    1月にギュンター・シュタイナーを引き継ぎ、今季初めてチームの指揮を執る小松礼雄は、アメリカ資本のハースF1チームが昨季の不振から立ち直ることを目指している。

    昨季はニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンがリアタイヤのデグラデーションに悩まされ、新シーズンを前に小松礼雄はハースが序盤戦は下位に沈むだろうと予想していた。

    しかし、バーレーンでQ3に進出したヒュルケンベルグは、サウジアラビアで今季初ポイントを獲得。シーズン前の悲観的な見方を考えると、これはショックだったか尋ねられた小松礼雄は「驚くべきことです」と答えた。

    「我々は最小のチームなので、冬の間に得たすべての成果は、他の全員が最低限でも見つけているはずだと想定しなければなりません」

    「プレシーズンのその時点では、レースタイヤの管理の問題には何も取り組んでいなかったので、それが私のベースラインであり、出発点であると想定する必要がありました」

    好調なパフォーマンスにも関わらず、小松礼雄はサーキットの異なる特性が上位におけるチームの立場の認識を変える可能性があると警告した。

    「マシンは昨年よりも優れていますが、ラップタイムの差はサーキットに依存しており、はるかに高速になるとそこは変化します」と小松礼雄は語った。

    「つまり、(ウジアラビアでは我々の予選ベストは12位だったはずで、それは明らかでしたが、バーレーンでは我々はQ3でした」

    「レースでは、我々は強いクルマを持っていたと今でも信じていますが、我々はその1ポイントを他の多くのドライバーたちと争っています」

    「チームのためにとても嬉しく思います。全員が自分の役割を果たしましたし、ジェッダではレースチームとして運営的には完璧でした」

  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「下位F1チームの入賞には型破りな戦略が必要」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「下位F1チームの入賞には型破りな戦略が必要」

    ハースF1チームのドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグは、ポイントを獲得するにはグリッドの半分が「常識」から離れ、「型破り」な戦略に舵を切る必要があると考えている。

    ヒュルケンベルグは2023年の好調な予選フォームをバーレーンでの開幕戦に持ち込み、10番グリッドにつけたものの、レースではスタートが悪く、ターン1でアストンマーティンのランス・ストロールと接触してフロントウイングを破損して16位に後退した。

    さらにサウジアラビアGPでは、ストロールのクラッシュによるセーフティカーピリオド中にピットに入らず、チームメイトのケビン・マグヌッセンが後続マシンを引き止めるという作戦を味方につけて、15番手から10位まで順位を上げてポイントを獲得した。

    ヒュルケンベルグは、トップ5チームのパフォーマンスを考えると、ある意味でこのような多様な戦略が下位チームがF1でポイントを獲得するためにはますます必要になってきていると語る。

    「(サウジアラビアGP)今回のようなレースでは、トップ5チームがレースに残れば、トップ10を占めることになると思う」とヒュルケンベルグは語る。

    「だから、いつも何か型破りなことや、あまり論理的でないことは、あるいは常識的でないと思われることをしなければならないと感じている」

    「運を少し押し上げ、何か違うことをし、自分自身をオフセットさせなければならない。過去と同じように、それはしばしば報われてきた」

    2022年のグランドエフェクトカーへの移行とコストキャップの導入はフィールドを縮めるために考案されたものだが(サウジアラビアのQ1では上位19台が1.355秒差)、レッドブル、フェラーリ、メルセデス、マクラーレン、アストンマーティンはコンストラクターズチャンピオンシップの上位半分に地位を確立した。

    ニコ・ヒュルケンベルグ ハースF1チーム

    ジェッダでのマグヌッセンは、2度の10秒ペナルティ(アレックス・アルボンとの接触と、RBドライバーの角田裕毅をパスしようとした際にトラックを離れてアドバンテージを得たこと)ですでに大きなダメージを負っていた。

    その後、ハース勢が11番手と12番手を走行していたときに、マグヌッセンは、エステバン・オコン、アルボン、角田裕毅、ローガン・サージェント、ダニエル・リカルドといったマシンの列を遅らせた。

    ハースF1のチーム代表である小松礼雄は「素晴らしいチームワークの賜物だと思う」と説明した。

    「我々は10位、つまり1ポイントを目指して戦っていたが、相手は他の8人のドライバーだったので、チャンスをつかむにはすべてが完璧でなければならなかった」

    「(マグヌッセンが)ポイント争いから外れたことが分かったとき、我々は素晴らしい決断を下した。そしてケブは目標ラップタイムを設定しながら素晴らしい走りで彼らを抑え、ニコは完璧な走りを見せた」

  • ハースF1チームには「勝利への野心が欠けている」とジョーダンが批判

    ハースF1チームには「勝利への野心が欠けている」とジョーダンが批判

    元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンが、ハースF1チームにはF1で勝つという野心が欠けていると批判した。

    ハースF1チームは、その名を冠した創設者ジーン・ハースが資金の大部分を提供する独立したチームとして2016年にF1に参戦した。ハースのビジネスモデルはF1の中でも独特で、内部開発だけに頼るのではなく、フェラーリやダラーラとのパートナーシップやコラボレーションに大きく依存している。

    ほとんどのコンポーネントを自社で製造する代わりに、ハースはフェラーリと緊密な技術提携を結んでいる。このようなアプローチにより、チームはパートナーの専門知識、リソース、コンポーネントを活用し、シャシーの設計と組み立てに集中することができる。

    ハースのモデルはF1で戦うためのコスト効率と戦略的コラボレーションを重視したものだが、元チーム代表であるギュンター・シュタイナーが最近示唆したように、それが限界に達したと考える者も多い。

    「F1はハースがスタートしたときから、この5年で変わってしまった。F1はまったく別のゲームになっている」と2016年にチームを軌道に乗せるのに貢献したシュタイナーは主張した。

    「F1を理解しているのなら、目を開いて他のチームが何をしているのか見る必要があるが、ハースはそれをしていない」

    「ハースのやり方では、ある段階から何もできなくなる。もはや時代を表すものではない」

    エディ・ジョーダンは、そのモデルのメリットを超えて、チームが下位に低迷し続けていることを考慮すると、ハースF1がこのスポーツの最高レベルで戦うというコミットメントに疑問を投げかけている。

    かつてグランプリに参戦していた彼は、ハースがオーナーの 「勝利への願望」の欠如によって重荷になっていると考えており、積極的に勝利を追い求めることなく、ただF1に参加することで満足しているのではないかと示唆している。

    ハースF1チーム

    「もし私だったら、エンジニアリング、マシンのスピード、仕事をこなす能力に注意を向けるだろう」とジョーダンはデビッド・クルサードのポッドキャスト “Formula for Success “で語った。

    「特にニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンは、ジョーダン時代の直後に彼と仕事をしたことがあるが、仕事をこなせる才能あるドライバーだ。そこに問題はない」

    「問題は目の前の仕事へのコミットメントだ。彼らは長い間F1に在籍しているが、私はチームが前進するのを見たことがない」

    「グランプリで勝つという願望?私はそれを見ていない」

    「人材のことであろうと、中古のフェラーリのエンジンであろうと――アルピーヌのルノーエンジンよりフェラーリエンジンのほうがいいのは確かだがね」

    「空力とジーン・ハースが適切な人材を配置できるかどうかにかかっている。彼はまだそれをやっていない」

    「レーストリムでのマシンは問題なさそうだ。でも、予選では?チャンスはない。クルマはアルピーヌよりわずかに良いだけだ」

    デビッド・クルサードも「改善の余地は確かにある」と同意した。

  • ギュンター・シュタイナー 「ハースF1チームに長くいすぎた」

    ギュンター・シュタイナー 「ハースF1チームに長くいすぎた」

    ハースF1チームの元チーム代表であるギュンター・シュタイナーが1月にF1チームを去ったことを振り返り、「ハースに長くいすぎた」と認めた。

    ハースF1チームがコンストラクターズランキングで最下位に沈んだ2023年シーズンの惨状を受け、チームのアメリカ人オーナーであるジーン・ハースは進歩のなさに我慢の限界を感じ、シュタイナーとの契約を更新しないことを決めた。

    代わりにハースは元サーキットサイドエンジニアリングディレクターの小松礼雄をチーム代表に昇格させ、シュタイナーは開幕戦バーレーンGPからテレビ解説者としてパドックに復帰した。

    F1.comで初めてコラムを執筆したシュタイナーは、この冬にじっくりと考える時間を得たことで、もっと早くハースF1チームを去るべきだったと認識しているというと語った。

    「今シーズンに先立ってハースを去って以来、人生は順調だった」とシュタイナーは書いた。

    「ここ数週間は、約10年間でF1から離れたのは初めてだ。今回は私にとって良い時間だった」

    「時間が経てば経つほど、自分がハースに長く滞在しすぎていたことが分かる」

    「F1から離れると、やるべきことが明確になる。そこにいる間は否定して、できると思っていてもできないんだ」

    ハースF1チーム

    シュタイナーは、表彰台争いとは無縁のマイナーポイント争いのつらさが、彼の熱意を削ぎ始めていたと説明した。

    ハースは2016年、最初の2グランプリでロマン・グロージャンがオーストラリアGPで6位、バーレーンGPで5位に入り、シーンに登場したが、その後、2018年オーストリアGPでグロージャンが4位入賞を果たしただけで、それ以上の成績を残すことはできなかった。

    「我々が持っていたものを使えば、まだ7位、8位、9位を目指して戦うことはできるが、他と同じ武器がなければ表彰台を目指して戦うことはできない」とシュタイナーは付け加えた。

    「長期的にそうすることは、私が人生でやりたいことではない。また7位にはなりたくない。それはもうやった。私は戦えるようになりたい。上位で戦いたい」

    「トト・ヴォルフがメルセデスに移籍したとき、当時のチームはトップではなかった。確かに最初はエンジンのアドバンテージがあったけれど、彼は中期的に成功するためにすべてをセットアップした。 そして彼らは8度のコンストラクターズチャンピオンに輝いた」

    「レッドブルも同じだ。そこに到達するまでにどれくらい時間がかかった?毎年、彼らは良くなり続けた。その忍耐と長期的な計画が必要だ」

    シュタイナーは、状況が整えば将来的に現役復帰する可能性も否定せず、次のように述べた。

    「将来的にF1に戻ってくることはあるだろうが、それは適切なプロジェクトで、適切に行われる必要がある」