カテゴリー: ハースF1チーム

  • ハースF1チーム 「ニキータ・マゼピンを優遇することはない」

    ハースF1チーム 「ニキータ・マゼピンを優遇することはない」

    ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、2021年のF1世界選手権でニキータ・マゼピンを優遇することはないと主張する。

    ハースの2021年のF1ドライバーではミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハが最も有名で人気があるが、チームメイトのニキータ・マゼピンは、父親のドミトリー・マゼピンの会社ウラルカリが新しいタイトルスポンサーに就任してチームをサポートしている。

    「チームでは両方のドライバーが平等だ」とギュンター・シュタイナーは n-tv に主張した。

    「(ドミトリー)マゼピンも『私の息子にはアドバンテージはない』と言っている」

    ギュンター・シュタイナーは、ハースF1チームとロシアの肥料会社ウラルカリとの間で締結された契約によっても立場が裏付けられていると述べた。

    「ウラルカリはメインスポンサーだが、アドバンテージを持つ権利はない」とギュンター・シュタイナーは語った。

    「それではスポーツではない。そして、いずれにしろ、我々はそのようなことはしない。それが私がスタンスだ」

    ギュンター・シュタイナーは、ハースF1のオールルーキーラインナップのプロ意識にこれまでのところ嬉しい驚きを感じていると語った。

    「ハースには若いドライバーがいなかったので、彼らがどれほど準備が整っているかにさらに驚いている」とギュンター・シュタイナーは語った。

    ギュター・シュタイナーは、ハースF1チームはバーレーンで良いプレシーズンテストを行うことができたが、シーズンの終了時点で最下位に沈んでいる可能性があることを認めた。

    「我々が上位に顔を出すことはない」とギュンター・シュタイナーは微笑んだ。

    「しかし、我々はすでにそれを知っていた」

    ギュンター・シュタイナーは、ハースF1チームにすべてのリソースを2022年のF1マシンに集中させるように命じており、来年はドライバーに“より鋭い武器”を与えることを望んでいると宣言した。

    ニキータ・マゼピンも、その戦略に不満はないと語る。

    「シンプルな状況だ。チームの計画が何であれ、結果を最大化するのがドライバーの仕事だ」とニキータ・マゼピンは語った。

    「F1キャリアを始めるには良い時期だと思う。チームも僕のような若いドライバーを助けるには非常に有用だ。そこは想定していなかった」

  • F1ボス 「ニキータ・マゼピンは行動する前に100回考える必要がある」

    F1ボス 「ニキータ・マゼピンは行動する前に100回考える必要がある」

    ニキータ・マゼピンは、F1ドライバーとなった今、何か行動する前に“100回”考える必要があるとF1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは警告する。

    今年、ハースF1チームからF1デビューするニキータ・マゼピンは、昨年12月に自身のInstagramにクルマの後部座席に座る女性の胸をまさぐる動画を投稿。すぐに動画を削除したものの、ソーシャルメディアで拡散して大炎上。ハースF1に解雇を求める運動に発展した。

    しかし、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、ニキータ・マゼピンのスーパーライセンスが剥奪されることはないと断言する。

    「彼はF1でドライブする」とステファノ・ドメニカリはニキータ・マゼピンについて語った。彼の父親で億万長者のドミトリー・パゼピンの会社ウラルカリはハースF1チームの新しいタイトルスポンサーとして息子のチームをサポートする。

    「彼がしたことは容認できないが、彼は自分の行動について公式に謝罪しました」

    しかし、FIAのジャン・トッド会長と同様に、ステファノ・ドメニカリも、ニキータ・マゼピンは自分がF1ドライバーであることを自覚しなければならず、これが最初で最後の警告になる可能性があると語る。

    「1つのことを心に留めておくことが重要だ。F1でドライブする場合、自分が信じられないほどのプラットフォームの大使であることを認識しなければならない」とステファノ・ドメニカリは語った。

    「それに対して大きな責任があります。何かをする前に100回考える必要がある。それは我々にドライバーが我々の価値観を表していると言う機会を与えている」

    「彼はそれを理解したと思う。今、彼は行動を起こし、彼が教訓を学んだことを示さなければならない」

  • ハースF1のニキータ・マゼピン 「ジョビナッツィにクラッシュしそうだった」

    ハースF1のニキータ・マゼピン 「ジョビナッツィにクラッシュしそうだった」

    ハースF1のニキータ・マゼピンは、F1プレシーズンテスト2日目にアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)の後ろを走ったときに“クラッシュしかけた”経験について語った。

    ニキータ・マゼピンは、F1バーレーンテスト2日目の午前中のセッションを担当し、76周を走行して総合14番手でテストを終えた。

    セッション中、アントニオ・ジョビナッツィに抜かれてターン1に入ったニキータ・マゼピンは、ターン3の出口でジョビナッツィのマシンにクラッシュしようになり、その過程でコントロールを失った。

    ニキータ・マゼピンは、別のF1マシンに注意深く追従して、後ろを走行したときにどれだけダウンフォースが失われるかを確認したかったと説明した。

    「F1マシンには多くのダウンフォースがあり、他のマシンに続くと多くのダウンフォースを失うことは既知のトピックだ」とニキータ・マゼピンは語った。

    「走行は限られているし、バーレーンでのレース開始時には多くのマシンが目の前にいる可能性が高いため、失うであろうダウンフォースの量を体験したかった」

    「それを経験することができました。ウィンドスナップが大きかったので、ほとんどクラッシュしかけた。少し心配な瞬間だったけど、試せて良かった」

    アントニオ・ジョヴィナッツィとの状況についてニキータ・マゼピンは「アントニオは燃料が少なく、連続したラップをしていなかった。僕はレース距離全体を走っていたので、ペースが遅くかった」とコメント。

    「彼は僕を追い抜いて、僕は後ろに留まり、自分の方法を学びたかった」

    ハースF1チームは、バーレーンでの2日目にチームの中で最も多くのラップを完了し、合計162ラップを完了した。

    ニキータ・マゼピンは、彼とチームメイトのミックシューマッハのF1経験とテストがわずか3日に制限されていたため、できるだけ多くのラップを重ねたいという願望を繰り返した。

    「僕たちは現在の状況にいるわけだし、チームの計画に関係なく、ドライバーの仕事はそれを最大化することであり、僕の目標は可能な限り前進することだ」とニキータ・マゼピンは付けした。

    「今年は走る量が非常に限られているので、多くのラップを重ねることが重要だ。ラップを重ねるほど、マシンに慣れ、F1で10歳以レースをしている人たちと競争できるようになる」

    「それは今日70周を完了したことで得られる大きな利点だ。開発に関しては、僕たちはマシンを作るための良い基盤を持っていると思う。そして、その基盤が2022年の開発をさらに進めるのに役立つことを願っている」

  • グロージャン 「インディカーの後援から撤退したハースの決定は理解」

    グロージャン 「インディカーの後援から撤退したハースの決定は理解」

    元ハースのF1ドライバーであるロマン・グロージャンは、自身のインディカーを後援する計画から撤退したジーン・ハースの決定を「完全に理解できる」と語る。

    ハースF1での活動が終了した数か月後、ロマン・グロージャンは、デイル・コイン・レーシングからインディカーに参戦することが決定。アメリカへと渡ることになった。

    当初、ハースF1チームのオーナーであるジーン・ハースは、ロマン・グロージャンがF1以外でモータースポーツのキャリアの新しい章を開くことを手助けするために、インディカーでの活動をサポートすることを申し出ていた。

    しかし、F1バーレーンGPで奇跡的な生還を果たしたロマン・グロージャンの激しいクラッシュを受け、ジーン・ハースはグロージャンをサポートするという決定を覆した。

    「彼には妻と3人の子供がいる。命を落とす可能性のあるもののためにお金を与えることは考えられないと彼に伝えた。とにかく私は、彼は家にいて、家族のケアをする必要があると感じた」とジーン・ハースはその理由を語っている。

    しかし、ロマン・グロージャンは最終的にインディカーのシートを確保。オーバルやインディ500以外のロードコースとストリート・サーキットでレースをする契約をデイル・コイン・レーシングと結んだ。

    ロマン・グロージャンは、スポンサーを撤回することを決定した元F1ボスのジーン・ハースに悪い感情は持っていないと語る。

    「プロジェクトを後援することについて、クラッシュの前後にハースと話し合っていたのは確かだ」とロマン・グロージャンは The Race に語った。

    「F1でハースの最初からレースをし、その後も続けて、インディカーにカラーをもたらすことができれば素晴らしいストーリーかもしれないと感じた」

    「明らかに彼らは異なる決定をした。彼らには彼らの理由と選択があったと思う。完全に理解できる」

    デイル・コイン・レーシングは、ロマン・グロージャンの51号車の“オーバル要員”として、ハースF1のリザーブドライバーで、グロージャンがクラッシュした後の2戦で代役を務めたピエトロ・フィッティパルディを起用することを決定している。

    しかし、バーバー・モータースポーツパークとラグナ・セカで2回のインディカーのテストを実施したロマン・グロージャンは、少なくとも1戦はオーバルレースに参戦する可能性を検討している。

    「まだそれについて実際に話はしていない」とロマン・グロージャンは語った。

    「やりたいと思う可能性は高いと思う。でも、最初のレースがどうなるか見てみよう。そうすれば評価できる」

  • ミック・シューマッハ、F1での略称表記は父と同じ『MSC』

    ミック・シューマッハ、F1での略称表記は父と同じ『MSC』

    ハースF1のミック・シューマッハは、2021年のF1世界選手権のタイミングモニターで父と同じ『MSC』の略称表記で表示される。

    フェラーリのジュニアドライバーであるミック・シューマッハは、今年ハースF1チームでF1デビュー。父親であるミハエル・シューマッハがベネトンとフェラーリで当時の記録である91勝を達成した後、メルセデスF1でスティントの後に2度目のF1引退をしてから9年が経過した。

    ミック・シューマッハは、3月12日(金)にF1プレシーズンテスト初日の午前中のハースF1の走行を担当し、レギュラードライバーとして公式走行を実施。イニシャルが同じであるため論理的ではあるが、タイミングモニターには父であるミハエル・シューマッハと同じ、懐かしの『MSC』と表示された。

    ちなみにF2時代は『SCH』と表記され、こちらもミハエル・シューマッハがフェラーリに移籍するまでの1991年から1996年までの表記と同じだった。

    ミック・シューマッハは、『シューマッハ』という名前をF1に復活させることを誇りに思っており、プレッシャーではなく、頑張るためのモチベーションになっていると語る。

    「シューマッハの名前を背負うことがプレッシャーだと言ったことは一度もない。これからもそんなことを言うことは決してない」とミック・シューマッハは語った。

    「僕はこの名前をF1に戻せることをとてもうれしく思っている。そのことを心から誇りに思っているし、自分の名前を幸せに感じている。僕にとって、それは後押しのようなものであり、全力を尽くして、一生懸命に仕事をするための日々のミチベーションになっている」

    ミック・シューマッハは、テスト初日の午前にギアボックストラブルに見舞われ、15周の走行で9番手タイムとなる1分36秒127でセッションを終了。午後からはニキータ・マゼピンがテストを引き継ぐ。

    ミック・シューマッハ ハースF1

  • ハースF1チーム、2021年F1マシン『VF-21』の実車をお披露目

    ハースF1チーム、2021年F1マシン『VF-21』の実車をお披露目

    ハースF1チームは、プレシーズンテストに先立ち、2021年F1マシン『VF-21』の実車をお披露目した。

    ハースF1チームは、3月4日(木)にレインダリング画像で2021年F1マシン『VF-21』のカラーリングを公開。タイトルスポンサーに就任したロシアの肥料会社ウラルカリの白・赤・青のカラーリングを披露していた。

    ハースF1チームは、プレシーズンテスト初日となる3月12日(金)に現地時間の午前にニキータ・マゼピンとミック・シューマッハが『VF-21』の実車をお披露目。すでに前日にシェイクダウンを実施したことで画像と動画が公開されているが、改めて正式に実車を披露した。

    ハースF1 VF-21のカラーリングは、ロシア人ドライバーであるニキータ・マゼピンとウラルカリを広告するチームが、国際スポーツでのロシア国旗の使用を禁止する規則を“回避”しようとしているのではないかと世界反ドーピング機構が調査に乗り出している。

  • ニキータ・マゼピン 「ミック・シューマッハとの対戦を楽しみにしている」

    ニキータ・マゼピン 「ミック・シューマッハとの対戦を楽しみにしている」

    ハースF1のニキータ・マゼピンは、チームメイトでF2チャンピオンのミック・シューマッハと対戦するのを楽しみにしていると語る。

    ハースF1のルーキーペアは、以前にもチームメイトとしてレースをしたことがある。ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハは、シングルシーターにステップアップする前のカートで同じチームに所属していた。

    F1に向かう途中でミック・シューマッハがF3とF2のチャンピオンを獲得したため、ニキータ・マゼピンはジュニアカテゴリーでタイトルを獲得していない。マゼピンの最高成績は、2018年のGP3でのランキング2位であり、アントワーヌ・ユベールに敗れている。

    ニキータ・マゼピンは、昨年のF2選手権をランキング5位で終え、チャンピオンのミック・シューマッハに51ポイント差をつけられている。それでも、ニキータ・マゼピンは、今シーズン、ミック・シューマッハと同じマシンで戦うことを楽しみにしていると語る。

    「以前に同じマシンで競争したときには彼を倒したことがある。同じマシンで戦ったときにミックに倒されたこともある。誰が勝つか分からない。彼は非常に優れたレーシングドライバーであり、それは明らかな事実だ」

    「だから、この挑戦は間違いなく非常に興味深いものになると思う。そして、今年の第23レースでその質問にもっと正確に答えることができるだろう!」

    今季、ニキータ・マゼピンの父親であるドミトリー・マゼピンは、株主であるウラリカリを通じてタイトルスポンサーとしてハースF1を支援している。。

    同じような状況にあるランス・ストロール、ニコラス・ラティフィ、ランド・ノリスに対して、不公平な見方をされているかと質問されたニキータ・マゼピンは、ドライバーは実力だけではF1には進めないと考えており、完全なパッケージの観点からそれらを精査する必要があると語った。

    「F1は競歩ではありません。F1に到達するには、実際にはパッケージが必要だ。そして、すべてのドライバーが何らかの方法で特定のパッケージを取得している。したがって、チームに参加するには、周囲にチームが必要だ。対処しなければならないのは僕だけではない」とニキータ・マゼピンは語る。

    「でも、僕は家族を誇りに思っているので、あまり気にしてない。父のことを誇りに思っているす、これをネガティブに受け止めているわけではない。」

    「また、F1で自分自身を証明しなければならないのは挑戦だし、それを成し遂げるつもりだということも付け加えておきたい」

  • ハースF1チーム、2021年F1マシン『VF-21』のシェイクダウンを完了

    ハースF1チーム、2021年F1マシン『VF-21』のシェイクダウンを完了

    ハースF1チームは、2021年F1マシン『VF-21』のシェイクダウンを完了。ニキータ・マゼピンによる初走行を収めた動画を公開した。

    2月にはVF-21のシャシーが完成していたハースF1チームだが、ファクトリーが英国にあり、エンジンを供給するフェラーリがイタリアを拠点としていることで、ファイヤーアップが延期されていた。フェラーリのスタッフは、英国への入国時とイタリアへの帰国時に二重に検疫に入る必要があり、実用的とは見なされなかった。

    ハースF1チームは、プレシーズンテストのために移動したバーレーンでフェラーリと合流し、ようやくファイヤーアップを完了。そして、テスト前日となる3月11日(木)にフィルミングデーを利用してバーレーン・インターナショナル・サーキットで新車『VF-21』のシェイクダウンを完了させた。

    今年、ロシアの肥料大手ウラルカリをタイトルスポンサーに迎え、『ウラルカリ・ハースF1チーム(Uralkali Haas F1 Team)』として参戦するチームは、2021年F1マシン『VF-21』にロシア国旗のカラーである白・青・赤のカラーリングを採用。世界反ドーピング機関(WADA)の調査対象となっている。

    現在、ロシアは、アスリートが国際スポーツに出場することを禁止する2年間の禁止措置を受けている。これは、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)によって課され、ロシアが国ぐるみで後援したドーピングプログラムにへの罰則となる。これにより、ロシア出身のスポーツマンまたはアスリートはユニフォームにロシア国旗を掲げることはできず、WADAのメンバーであるFIAによって認可されたイベントを含む公式のイベント会場で国歌が演奏されることはない。

    ただし、アスリートのユニフォームやアクセサリー(F1の場合はマシン)にロシアの色を使用することは許可されており、FIA(国際自動車連盟)、CAS(スポーツ仲裁裁判所)は、ハースF1のカラーリングを受け入れているが、WADAは調査対象としている。

  • ハースF1チーム、ロシア国旗カラーの2021年レーシングスーツを公開

    ハースF1チーム、ロシア国旗カラーの2021年レーシングスーツを公開

    ハースF1チームは、2021年のレーシングスーツを公開。F1マシン『VF-21』と同じくロシア国旗のカラーである白・青・赤が採用された。

    ロシアの肥料大手ウラルカリをタイトルスポンサーに迎え、同社の大株主の息子であるロシア人のニキータ・マゼピンを起用するロシアのハースF1チームは、2021年F1マシン『VF-21』にロシア国旗のカラーである白・青・赤のカラーリングを採用。世界反ドーピング機関(WADA)の調査対象となっている。

    ハースF1は、タイトルスポンサーのウラルカリのカラーだと主張しているが、ウラルカリのロゴはグリーンとオレンジであり、以前にスポンサーをする際にはそのカラーリングを採用している。

    ハースF1チームは、2021年のレーシングスーツを公開。アルピーヌ製のレーシングスーツはホワイトがベーストとなり、赤のラインとブルーのスポンサーロゴが入る。

    ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハのレーシングスーツにはロゴ関連でいくつかの違いがある。

    モスクワ州立大学グローバルプロセス学部の4年生であるニキータ・マゼピンの腹部にはFIA-F2時代と同じように同大学のロゴが入り、ハースのロゴは左胸に入れられる。

    ミック・シューマッハは、腹部にハースのロゴが入り、右胸には自身のスポンサーである『1&1』のロゴが入る。

    ニキータ・マゼピン:ハースF1チームミック・シューマッハ:ハースF1チーム

  • ハースF1チーム、2021年F1マシン『VF-21』のエンジンをようやく初始動

    ハースF1チーム、2021年F1マシン『VF-21』のエンジンをようやく初始動

    ハースF1チームは、2021年F1マシン『VF-21』に搭載されるフェラーリ製F1エンジンをようやく初始動

    通常、F1チームは新車のシェイクダウン前にシステムをチェックするために、可能な限り早い段階でファクトリーで車体とパワーユニットをつなげ、初めてパワーユニットを始動する“ファイヤーアップ”を実施する。

    しかし、ハースF1チームに関しては、エンジンの作業に必要なフェラーリのエンジニアが英国に渡航することができず、バンベルのファクトリーでパワーユニットを始動っせることができていなかった。

    フェラーリのスタッフは、英国への入国時とイタリアへの帰国時に二重に検疫に入る必要があり、実用的とは見なされなかった。

    同じ理由で、ハースF1チームは、英国でVF-21のフィルミングデーやシェイクダウンを実施せず、代わりに3月12日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットでプレシーズンテストが開始されると同時に『VF-21』での初走行を実施することを選択した。

    先月、ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ファイヤーアップはバーレーンに到着するまで延期されることを明らかにしていた。だが、フェラーリのF1パワーユニット自体は大幅な変更が施されているものの、シャシーは多くが昨年から引き継がれているため大きな懸念事項ではないと主張していた。

    「ファイヤーアップはバーレーンで行われる」とギュンター・シュタイナーは語っていた。

    「いずれにしろ、すべてのフライアウェイレースでは、エンジンはマラネッロに戻り、そこからレーストラックに戻り、すぐにマシンに搭載されていた。したがって、それは新しいことではない」

    「だが、キャリーオーバーカーとは言え、まだいくつかの新しいパーツがあるので理想的ではない。できるだけホームでやっておきたいと思うものだ」

    「できない場合は、方法を見つける必要があるが、我々は大丈夫だと思っている。初めて起動したときの音が良ければ問題ない!」

    そして、ハースF1チームは3月10日(水)、2021年F1マシン『VF-21』に搭載するフェラーリの新型F1パワーユニット『065/6』の初始動が無事に完了したことをソーシャルメディアの動画で明らかにした。

    英国への渡航制限の影響を受けたチームはハースF1だけではない。エンジン部門がフランスにあるアルピーヌF1は、新車『A521』の発表とその後のシルバーストンでのシェイクダウンのためにフランスから渡航したエンジニアが検疫する義務があった。

    また、アルファタウリでは、英国を拠点とするホンダF1のエンジニアが、1月初旬に角田裕毅のプライベートテストを実現するためにイタリアで早期に自己隔離を実施し、2月初旬のファエンツァのファクトリーでのAT02のシェイクダウンとイモラ・サーキットでのフィルミングデーのサポートをした。