セバスチャン・ベッテルは、母国グランプリであるドイツGPに特別なカラーリングのヘルメットを用意した。
これまで紺とシルバーを交互に配置するデザインだったが、その部分をグレーとホワイトに変更。トップのラインなど、各所にゴールドが使用され、ゴージャスな印象に仕上がっている。
バイザーの「GIVES YOUR WINGS」のステッカーもヘルメットのカラーに合わせて、グレーのものが採用されている。
セバスチャン・ベッテル ドイツGP ヘルメット 画像


セバスチャン・ベッテルは、母国グランプリであるドイツGPに特別なカラーリングのヘルメットを用意した。
これまで紺とシルバーを交互に配置するデザインだったが、その部分をグレーとホワイトに変更。トップのラインなど、各所にゴールドが使用され、ゴージャスな印象に仕上がっている。
バイザーの「GIVES YOUR WINGS」のステッカーもヘルメットのカラーに合わせて、グレーのものが採用されている。


2009年F1第9戦 ドイツGPのフリー走行1回目が10日(金)、ニュルブルクリンク・サーキットで行われた。
前戦イギリスGPから3週間のインターバルを置いての開催となるドイツGP。ニュルブルクリンクは昨日は雨が降り、低温のなかでフリー走行はスタートした。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのは、レッドブルのマーク・ウェバー。イギリスGPで1-2フィニッシュを飾ったレッドブルが幸先のよいスタートを切った。
2番手はブラウンGPのジェンソン・バトン、3番手タイムはフェラーリのフェリペ・マッサが記録した。
トヨタ勢は、ヤルノ・トゥルーリが4番手タイムを記録。母国GPとなるティモ・グロックは19番手タイムだった。
中嶋一貴は、9番手タイムでセッションを終えている。
F1ドイツGP フリー走行2回目は、このあと現地時間14時(日本時間21時)から開始される。
| 順位 | ドライバー | コンストラクターズ | ベストタイム | 周回 |
| 1 | マーク・ウェバー | レッドブル | 1分33秒082 | 19 |
| 2 | ジェンソン・バトン | ブラウンGP | 1分33秒463 | 18 |
| 3 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1分33秒745 | 21 |
| 4 | ヤルノ・トゥルーリ | トヨタ | 1分33秒795 | 23 |
| 5 | ジャンカルロ・フィジケラ | フォース・インディア | 1分33秒839 | 26 |
| 6 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分33秒840 | 23 |
| 7 | ニコ・ロズベルグ | ウィリアムズ | 1分33秒902 | 26 |
| 8 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル | 1分33秒909 | 13 |
| 9 | 中嶋一貴 | ウィリアムズ | 1分33秒952 | 25 |
| 10 | フェルナンド・アロンソ | ルノー | 1分34秒148 | 16 |
| 11 | ニック・ハイドフェルド | BMW | 1分34秒221 | 25 |
| 12 | ルーベンス・バリチェロ | ブラウンGP | 1分34秒227 | 17 |
| 13 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン | 1分34秒483 | 14 |
| 14 | ロバート・クビサ | BMW | 1分34秒694 | 23 |
| 15 | ネルソン・ピケJr | ルノー | 1分34秒738 | 24 |
| 16 | セバスチャン・ブルデー | トロ・ロッソ | 1分34秒827 | 27 |
| 17 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ | 1分34秒878 | 28 |
| 18 | ヘイキ・コバライネン | マクラーレン | 1分34秒893 | 26 |
| 19 | ティモ・グロック | トヨタ | 1分34秒911 | 23 |
| 20 | エイドリアン・スーティル | フォース・インディア | 1分35秒092 | 6 |

ブリヂストンが、2009年のF1第9戦 ドイツGPの展望をタイヤサプライヤーの立場から語った。
ブリヂストンは、2年ぶりにドイツGPの舞台となるニュルブルクリンク・サーキットでミディアムとスーパーソフト両コンパウンドを使用する。
ニュルブルクリンク・サーキットはブリヂストンにとって歴史的に重要な場所だ。1981年4月、ノルドシュライフェ・サーキット(ニュルブルクリンク・サーキットの北コース)で行われたフォーミュラ2選手権レースで、ティエリー・ブーツェンのブリヂストンタイヤ装着BMWエンジン搭載マーチ812マシンがトップでゴール、ブリヂストン装着車がヨーロッパのメジャーなレースで初めての優勝を達成したからである。
安川ひろし (ブリヂストン・モータースポーツ推進室長)
「ドイツはブリヂストンにとって良いマーケットであり、ブランド知名度が大変高い地域の一つです。私たちのF1参戦はこのブランド知名度の向上に大いに貢献し、数多くの主要自動車メーカーの母国であるドイツで私たちは常に大きな支持を得ています。ブリヂストン・モータースポーツがレース参加を開始した活動初期の歴史に深く関わる場所を訪れることは、いつも楽しみなものです」
浜島裕英 (ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長)
――ニュルブルクリンクの課題は何か?
「ニュルブルクリンクは高速、中速、低速コーナーが混在している面白いレイアウトで、ドライバーとチームにとって適切なセットアップを見つけることが課題になります。私たちが用意するミディアムとスーパーソフトコンパウンドはレースをエキサイティングなものにするでしょう。セクター1とセクター3は、中間セクターよりもタイヤのグリップ力、トラクション、そしてブレーキ・パフォーマンスが必要になります。また高低差のあるエキサイティングなコースです。様々なライン取りが可能な第1コーナーでは、シケインがオーバーテイク・ポイントになります。ブレーキ・バランスも重要で、減速時にタイヤをロックさせたり、フラットスポットを作ったりしないよう注意する必要があります」
――ニュルブルクリンクならではの気象条件への配慮はあるか?
「私たちが前回このサーキットを訪れたときは、大変エキサイティングなウェットレースになりました。ドイツのアイフェル地方にあるニュルブルクリンクでは、しばしば予想できない天候の変化を経験することがあります。この時期は1年でもとても暑いのですが、たとえ夏であっても、私たちは以前ここでかなりの低温を経験したことがあります。ニュルブルクリンクでのブリヂストンの歴史を振り返ると、DTMレースがあった4月の週末に雪が降ったこともありました。ですから、まったく予想ができないのです」
浜島裕英のF1 ドイツGP 解説
「ニュルブルクリンクはタイヤにとってそんなに苦しいサーキットではないですね。ただ、バーレーンよりはタイヤにとってきついですから、ソフト側を上手く使いこなせるかが重要ですね」
「注目は勝負所となるスタート直後の1コーナーと、シケイン(ターン13)。1コーナーで失敗すると、4コーナーで抜かれてしまいますから。その後はずっと抜けませんが、シケインの飛び込みでもインを刺されてしまいます。その後の最終コーナーも厳しく、ここで失敗するとまた1コーナーで抜かれる可能性がある。意外と抜きどころがありますよ」
「あとは、ここに限った話ではありませんが、混み合った1コーナーでは幅広のフロントウイングがタイヤを切らないか心配ですね」
「ブラウンGP追撃の最右翼、ベッテル選手を筆頭に、グロック選手、ハイドフェルド選手、ロズベルグ選手、スーティル選手と、多くのドライバーにとっての母国レースとなるドイツGP。彼ら「ドイツ勢」の走りに注目しましょう」
開催日程:2009年 F1 ドイツGP

ティモ・グロックは9日、ドイツGPが週末に開催されるニュルブルクリンクで、新しいデザインのヘルメットを披露した。
パナソニック “キッズ・スクール”デザインコンテストは、ティモ・グロックがドイツGPの週末に着用する、新しいヘルメットのデザインコンテストであり、ドイツの学校に通う5歳から17歳の170名を超える子どもたちから応募があった。
ティモ・グロックはハンガリーGP以降、通常のデザインのヘルメットに戻す。
ティモ・グロックは、シルバーストンで行われた前回のイギリスGPで、厳選された応募作品を審査。ニュルブルクリンクから400キロメートルほど北東にあるバート・リップスプリンゲに住む、6歳のトム・ルカ・ホフマン君を優勝者に選んだ。トム君が描いたデザインは、ティモが運転するF1カーが、応援する人たちの前を通る様子を表現している。
パナソニック・トヨタ・レーシングのVIPゲストとして、家族と一緒にニュルブルクリンクに招待されているトム君。昨日、チームのモーターホームを訪れ、採用されたイラストが描かれたヘルメットを自らティモにプレゼントし、ティモからはサイン入りのヘルメットのレプリカを受け取った。この様子は、ニュルブルクリンクのパドックにいるテレビ関係者、報道カメラマンに公開された。
ティモ・グロック 「小さな子どもなのに、細かいところまで良く描かれているので、トム君のイラストに感心した。それが、トム君のデザインを選んだ理由。このヘルメットを被り、
地元のファンの前で、レースをすることを楽しみにしている。ヘルメットは幸運のお守りだ!」
またティモ・グロックは、ドイツGP限定ヘルメットを国連世界食糧計画のチャリティー・オークションに出すことを決めた。
国連世界食糧計画であり、パナソニック・トヨタ・レーシングのパートナーであるALJ社協賛プログラムである “Fill the Cup(コップを満たそう)”のロゴは、すでにTF109のフロントウィングに掲出されており、今回のティモ・グロックの活動はこれに連動することとなる。このパナソニックの“キッズ・スクール”デザインコンテストは国連世界食糧計画・飢餓撲滅活動への貢献となっている。


フェリペ・マッサが、F1ドイツGPへ向けての心境を語った。長い休暇の間、マッサはリラックスした時間を過ごしたようだ。
フェリペ・マッサ (フェラーリ)
今週初めにヨーロッパに戻って、サンパウロ以来となる、いつもより長い休暇をとった。妻との時間を楽しみたかったから、楽しい時間というより、静かな時間だったかな。妻は妊娠していて、11月に僕たちの初めての子供を産む予定だ。好都合なことにF1シーズンが終わったあとに赤ちゃんが生まれるんだ。完璧だね!全てがうまくいっているし、僕がまもなく“パパ”になるなんて最高の気分だよ。
それ以外では、友達のカートレースに参加した。真剣なものではなくて、楽しむために小さな125ccのカートを運転したんだ。グランプリの間の特別な週末にレースをしなければならなかったよ!
現在、僕はマラネロのファクトリーにいて、水曜の午後にドイツに旅立つつもりだ。他のF1ドライバーやミハエル・シューマッハが呼んだみんなとNazionale Piloti teamのサッカーの試合があるんだ。ゲームは、いつもチャリティでプレーしているヴィースバーデンで行われるので、観客が来てくれるのを期待しているよ。僕はストラーカーとしてプレーする。うまいのかと聞かれれば、レーシングドライバーとしてはかなり良いフットボールプレイヤーだと答えるだろうけど、新しいキャリアが待っているほどではないよ!
マラネロで僕は、フェラーリ599XXのプレゼンテーションに参加していた。599XXは、FXXと似たようなプログラムさ。オーナーは実際に、様々なレーストラックでファクトリーの完全なサポートのもとで走行して、この“テストマシン”の技術開発に貢献できるんだ。フィオラノで弟と父と一緒に数周してみたけど、助手席の彼らに刺激的な時間を与えることができたよ。素晴らしいクルマだし、ドライブするのが楽しいクルマだ。
木曜日にニュルブルクリンクに到着して、再びF60に乗るのを楽しみにしている。ニュルブルクリンクのレイアウトは、シルバーストンの高速コーナーより合っていると思う。タイヤをいかに働かせるかにかかっている。キミと僕は金曜日にいくつか新しいコンポーネントを試すけど、現段階で週末の予想をするのは不可能だ。シーズン前半は予測するのがとても厳しかったし、シーズン後半も何かが変わるとは思わっていないよ。
開催日程:2009年 F1 ドイツGP

キミ・ライコネンが、F1ドイツGPへの意気込みを語った。
キミ・ライコネン (フェラーリ)
統計では正反対だけど、僕はドイツでのレースが好きなんだ。特にニュルブルクリンクはね。僕は4回ポールポジションを獲得しているけど、勝ったことはない。こことホッケンハイムは、僕にはあまり運がないのかもしれないね。例えば最後のレース。僕はポールポジションを獲得したけど、スタートしてすぐに土砂降りになって、レースは中断された。再びスタートしたとき、僕は完璧な戦略で3位にいたけど、そのあとハイドロリックのトラブルでリタイアしなければならなかった。
現実的に、今年の僕たちの目標は優勝ではない。パフォーマンス面で、上位と比較してまだ前進しなければならない。今回のレースに新しいソリューションを持ち込むためにチームが先週とても一生懸命に作業していたのはそれが理由だ。トラックは、シルバーストンよりもF60の特性に合っているはずだけど、金曜のフリープラクティスで明らかになるだろう。競争力をつけるには、優れたトラクションとブレーキングでの安定性が必要だ。予測して、ファンに約束するのはいつだって難しいけど、今年すでに一回の表彰台を獲得していることを考えれば、すでに良い結果だ。
僕たちにとってかなり困難なシーズンが終わるまで、まだ9レースある。僕たちの目標は、リーダーが僕たちより何ポイント多いかは考えずに全てのレースで全力を尽くすことだ。リーダーとのギャップを縮めるために、僕はチームの作業と能力を本当に信頼しているよ。
いつもより長い休みの間、僕はフィンランドに夏を楽しみにいったよ。家族や親友と一緒にテニスを楽しんだよ。7月の終わりにフィアット・グランデプント・アバルトでフィンランド・ラリー(1000 Lakes Rally)への参加を可能にしてくれたフェラーリにお礼を言いたい。それはチャンピオンシップラリーのデビューになる。シーズン中のテストがなくなったので、たくさんの時間があるし、忙しさを保つためにもレースに参加するのは素晴らしいことだ。先日すでにテストをしたけど、僕のアプローチは変わらない。F1とは関係ないことだし、純粋な喜びがある。
開催日程:2009年 F1 ドイツGP

ティモ・グロックが、2009年F1ドイツGPが開催されるニュルブルクリンクについて語った。ドイツ人ドライバーであるティモ・グロックにとって、ニュルブルクリンクでのレースは母国グランプリとなる。
ニュルブルクリンクでのこれまでの体験を教えてください。
初めて行ったのは2000年のことで、当時の僕はADACフォーミュラ・ジュニアでレースしていた。それが僕のカーレースでの最初のシーズンだったんだ。それ以来、僕は頻繁に足を運んできた。特に、2004年にF1にステップアップする前はね。と言うのも、基本的に僕が参加するレースは全てドイツ国内で開催されていたから、ニュルブルクリンクは僕にとって第二の故郷のようなものなんだ。また、これまでニュルブルクリンクでのレースでは、たいてい成功を掴んできた。参加したレースのほとんどで優勝か、もしくは表彰台を獲得しているんだ。
ニュルブルクリンクでの一番の思い出は?
良い思い出はたくさんあるが、その中で最高のものは、多分2007年のGP2だろう。その前年は競争力のあるクルマに乗れず、中団グループで苦戦していたため、その年は、あのコースで唯一の悪い思い出でもある。でも、2007年にGP2がニュルブルクリンクに戻った時、僕はiスポーツに所属していたから状況は大きく変わっていた。僕は後続に0.5秒以上の差をつけてポールポジションを獲り、メインレースで優勝し、続くスプリントレースでは5位でフィニッシュした。あれは僕のタイトル争いにとっても、本当に良い週末だった。僕がニュルブルクリンクでレースしたのはあの時が最後なんだ。だから、今回もそうした良い戦績を持続できたらと思っている。
あなたにとってニュルブルクリンクでレースするのは、特別なことなのでしょうか?
今の状況下で、ニュルブルクリンクでレースするのは最高の気分だ。自分の国にいるわけだし、数多くの僕のファンがグランドスタンドに陣取ってくれて、その上、家族や友人たちが周囲にいてくれるからね。また、トヨタの母国レースの一つでもあるため、チームにとっても特別なレースになる。ただし、F1やGP2でのレースを始める前までは、母国でのレースは別に珍しくも何ともなかった、ということも言っておかないとね。なぜなら、僕はドイツのレース界で育ったわけで、レースは全てドイツ国内で開催されていたからさ! 国際レースの舞台に移ってからは、ドイツでレースするのは、たとえあったとしても年に1度か2度になった。その時からドイツでのレースが僕にとって本当に特別なものになったんだ。
現在のコースのF1用レイアウトの中で、好きなコーナーはありますか?
好きなコーナーはないが、コースの左カーブから右カーブへと連続するシューマッハS字コーナーは楽しめるね。昨年までは全開で行けたけど、新レギュレーションになったので、今回は違うかもしれない。その部分以外は、全体的に良い流れが続くコースだ。ただし、改修された第1セクターはかつてよりも幾分遅くなったし、全体的に追い越しは非常に困難だ。
母国グランプリでレースする時は更にやる気が増すものでしょうか? それとも、いつもより大きなプレッシャーがかかるのでしょうか?
母国レースだからと言って、いつも以上のプレッシャーは感じない。あらゆることがポジティブだよ。サーキットが変わっても、僕のやる気は特に変わらない。僕は常に自分の全てを出し切り、チームのために好成績を挙げるべく、最善を尽くしている。確かに、自分の母国レースで成功するのはいつもより少しだけ嬉しいかもしれないが、僕のラップタイムやレースの最後に得られるポイント数がそれで変わることは全くない。全てのレースが重要だし、もし自分の100パーセントを出していないとしたら、そのドライバーは自分の仕事をきちんとやっていないということになる。
ニュルブルクリンクの北コースをどう思いますか?
本当に強烈な印象のコースだし、かつてF1カーでレースしていたなんて、本当に信じられないことだ。僕は8年前に初めてあそこをクルマで走ったが、あの場所には本当に驚かされた。全長22キロもあるレースコースなんて、それまで一度も見たことがなかったからね! 乗用車であそこを走っている時ですら、そのスピードと興奮を実感できるんだから、F1カーで走ったらもの凄かったに違いないと思う。コーナーがたくさんありすぎて、全部の名前を覚えられないしね! でも、1周全体を走りながら、次にどのコーナーが来るのかは分かる。これは重要なことだ。どのコーナーも素晴らしいから、特に好みのコーナーはない。とにかく、クルマで走るのが本当に楽しいコースだね。
初めて北コースを走って以降、どの位の頻度でそこを走っていますか?
それ以降、それほど頻繁には走っていない。多分10周程度だろう。でも、2、3週間前にトヨタ・オーリスで走ったよ。とても楽しかったね。2、3周しただけだったけど、それでも素晴らしい興奮を味わえた。かつて僕は頻繁にテレビゲームで遊んでいて、そのゲームで北コースを走っていたんだ。今はその時間はないけどね。
ドイツのファンとの関係は如何ですか?
F1に来てから、毎年益々多くのドイツ人のファンのサポートを感じている。グランドスタンドに大勢のファンが来てくれるのは嬉しいね。トヨタの帽子とシャツを身に着けているファンのみんなを目にすると、良い気持ちになる。今のF1グリッドにはドイツ人が5人いるから、ドイツ人のファンにとっては応援するドライバーがたくさんいるんだ。だから、ニュルブルクリンクやホッケンハイムに来ると、僕たちみんなが本当に自分たちの家に来たかのように感じるんだ。ニュルブルクリンクにとってトヨタは地元のチームといえるから、僕たちはたくさん応援してもらえるだろうし、みんなが期待しているような結果を彼らにプレゼントできればいいなと願っている。
もしF1ドライバーでなかったとしたら、ドイツGPを見に行きますか?
それに答えるのは難しいね。と言うのも、今の自分がいる状況と全く違う状況にいた場合、自分が何をするか想像するのは簡単じゃないからね。でも、週末の間ずっとキャンプ場で大音量の音楽を流しながら、たくさん飲んで、とにかくF1に情熱を傾けているファンを見たことがある。彼らは本当に楽しんでいる様子だった。多分、テレビから得られる情報の方が多いだろうけど、あの雰囲気はその場にいなければ得られない。だから、僕だったら、実際のレースが行われている場所で、そうしたファンのみんなと一緒にいるだろうね。
開催日程:2009年 F1 ドイツGP

中嶋一貴が、F1ドイツGPへ向けての抱負を語った。
中嶋一貴 (ウィリアムズ)
「シルバーストンのあと、丸々一週間休みがあったので、友達とノルフェーに行きました。たくさんドライブして、景色を見に行きました。天気も良くて、ヨーロッパの最北端を訪れるのは、本当に興味深かったです。でも、実際はかなり寒かったです!そのあとは毎日ファクトリーにいって、ドイツに備えてシミュレーターとジムでのトレーニングをしていました」
「シルバーストンは、第1スティントまで良いレース週末でした。そのあと向上するのは難しく、チャンスを逃してしまい、ポイントを犠牲にしてしまいました。懸命にトライしなければならない問題ではないです。ただ、すべてがうまくまとまるのを待っています」
「ニュルブルクリンクは、シルバーストンのようにトリッキーなトラックですが、シルバーストンと違ってより立体的で中低速なサーキットです。周囲の気温が低く、タイヤの温度を得るのに天候が大きな要素になるでしょう。セットアップは、かなり直接的ですね。ニュルブルクリンクでF1マシンでレースをしたことはなく、GP2マシンだけです。でも、良いレースができていたので、その経験が役に立つことを期待しています。シミュレーションでも多くのラップをこなしたので、うまく準備できていればいいですね」
「世界でも美しい場所ですし、何度も訪れているケルンにとても近いので、トヨタに多くの日本人の友達がいます。ドイツ人のファンは、本当に情熱的ですが、今年はセバスチャン・ベッテルとニコが素晴らしい仕事をしているので、より熱くなるでしょうね」
開催日程:2009年 F1 ドイツGP

ニコ・ロズベルグが、F1ドイツGPへの意気込みを語った。ドイツ国籍のロズベルグにとって、ニュルブルクリンクでのレースはホームグランプリとなる。
ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
「シルバーストンの周辺は忙しい週末だった。チームのホームグランプリだったので、週末に向けて多くのマーケティングやメディア業務をするために早くに英国に行った。そのあとレースも忙しかったので、ドイツの前に3週間休めたのは素晴らしいことだったし、リラックスした時間を過ごせた。モナコの自宅に帰って、友達とあったり、トレーニングをしていた。また、イビザに短い旅行に行って、ビーチで過ごしたりもした」
「シルバーストンでのパフォーマンスは、トルコと同様にだいぶ楽観的にさせてくれた。チームは開発面で本当に素晴らしい仕事をしているし、それがトラックで表れている。シルバーストンでは再び5位に入って、そのポイントでコンストラクターズの順位をさらに上げることができた。これから残りのシーズンでもそのような進歩をし続ける必要がある。うまくいけば、もうすぐ表彰台もいけるかもしれないね」
「ニュルブルクリンクは、シルバーストンとは非常に異なるサーキットだ。コーナーの平均速度がずっと遅いからね。クルマのセットアップはかなり異なるので、正しい方向性を見つけて、クルマから最大限を引き出せるように金曜日にたくさんのテストをする予定だ。FW31は非常に一貫性があるし、今年は比較的全てのトラックで速さがある。だから、良い状態を維持できると高い望みを持っている」
「僕のホームグランプリなのでドイツに行くことは僕にとって少し特別なんだ。サーキットは、ホッケンハイムとともに、最も良く知っているサーキットだ。地元の観客の前でレースをすることは本当に興奮するし、特にドイツのファンはスポーツに本当に熱狂的なので、素晴らしい環境になるだろうね。前回のレースからの長い休みを終えて、今はトラックに戻るのが待ちきれないし、さらに良い結果をだせれば、僕にとってパーフェクトな週末になるだろうね」
開催日程:2009年 F1 ドイツGP

ルノーは、シーズン後半の巻き返しを図り、F1ドイツGPでフロントウイングやエンジンカバーをはじめ、マシンに多くの新パーツを投入する予定だ。
今年、ルノーはまだ表彰台を獲得できていないが、ニュルブルクリンクでは特にエアロ面での多くアップグレードを予定しており、シーズン後半の巻き返しには楽観的だ。
「全てのレースで新しい開発を導入しているし、ニュルブルクリンクでも、シルバーストンで評価した新しいフロントウイングを含め、理にかなったアップグレードを持ち込む」とエンジニアリング・ディレクターのパット・シモンズは語る。
「メカニカルアップグレードと同様に新しいリアホイールフェアリング、エンジンカバーを持ち込むつもりだ」
「マシンに最大スピードを与える重要な要素なので、我々は常にエアロに重点を置いている。だが、ただマシンにパーツを装着するよりも、むしろエアロのユーザービリティに取り組んでいる。全てのコーナーでマシンから最大限を引き出すためにエアロマッピングを調査している」
開催日程:2009年 F1 ドイツGP