カテゴリー: F1ドイツGP

  • フォース・インディア:波乱のレースでダブル入賞 / F1ドイツGP

    フォース・インディア:波乱のレースでダブル入賞 / F1ドイツGP

    フォース・インディアは、F1ドイツGPの決勝レースで、セルジオ・ペレスが7位、エステバン・オコンが8位に入り、ダブル入賞でレースを終えた。

    セルジオ・ペレス (7位)
    「こんなにもクレイジーなレースでポイントを獲得できたんだから満足すべきだ。レース全体がとても忙しかったし、ずっと中団グループにいて周りのクルマと戦っていた」

    「第1スティントでは素晴らしい走りができたけど、ピットストップが遅れる不運があって、数秒を失ってしまった。その後は雨が降ってきてとてもトリッキーだったし、ラップ毎に新たな冒険だった。ルクレールを周回遅れにしようとしてスピンしてしまった。彼は僕を見ていなかったと思うし、リアエンドを失ってしまった。そのようなあらゆることのなかで生き残り、7位でフィニッシュできたことは良い成果だ。最終ラップでグロージャンにポジションを奪われたのは悔しいけど、今日はできることをすべてやった」

    エステバン・オコン (8位)
    「昨日の失望の後だし、僕たちにとっては素晴らしい結果だ。良いスタートを切って、序盤のラップでいくつかポジションを上げられることができたけど、それ以外の第1スティントはかなり退屈だった。ピットストップした直後に雨が降ってきた。あれがセルジオと僕に本当の違いをもたらしたと思う。雨の中をスリックでいくつかポジションを上げられることができたし、本当に楽しかった。バイザーにどのくらいの雨が当たっているか、ブレーキングポイントをきちんと当てられているかなどを基準にラップ毎に状況を評価しなければならなかったけど、ステイアウトすることに疑問は抱かなかった。タフな土曜日の後にポイントを獲得できたのは素晴らしい結果だ。僕たちは堅実なままだったし、戦略を信じていた。最終的にそれが成果を挙げた」

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  • ルノーF1:母国レースのヒュルケンベルグが5位入賞 / F1ドイツGP

    ルノーF1:母国レースのヒュルケンベルグが5位入賞 / F1ドイツGP

    ルノーF1は、F1ドイツGPの決勝レースで、ドイツ出身のニコ・ヒュルケンベルグが5位。カルロス・サインツは12位でレースを終えた。

    ニコ・ヒュルケンベルグ (5位)
    「結果にはとても満足している。レース前半はそんなにエキサイティングではなかったけど、終盤はいい展開になって、そのあと雨が降ってきた。コース上に留まっているのは大変だったけど、僕はそのようなコンディションを楽しんでいたし、いくつか順位を上げていくことができた」

    「チームにとって良いポイントだ。僕たちのシーズンのベストフィニッシュに並ぶものでもあるし、僕にとってはルノーとのベストフィニッスだ。もっとクレイジーなコンディションになったら嬉しかったけど、この結果を受け入れるつもりだ。僕たちは正しい決断を下した。僕たちは今日の5位に相応しい。僕たちはそのために懸命に頑張ってきたし、チームにとって嬉しい報酬だ。今日の僕たちは良い仕事をした」

    カルロス・サインツ (12位)
    「最終的に僕にとっては難しいレースだった。良いスタートが切れたけど、絞られて、少し勢いを失ってしまった。そのあとレースが落ち着いたし、雨が降って路面がかなり滑りやすく難しい状況になるまでポイント獲得にむけて良いポジションにいた。残念ながら、ベッテルがクラッシュする前にインターミディエイトに交換するためにピットに入った。少し不運なタイミングだった。トップ10でフィニッシュしたけど、ペナルティによってポイントを獲得するチャンスを失ってしまった。がっかりだし、何が起こったのか見てみるつもりだ」

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  • メルセデス:ハミルトンの大逆転勝利で母国レースで1-2 / F1ドイツGP

    メルセデス:ハミルトンの大逆転勝利で母国レースで1-2 / F1ドイツGP

    メルセデスは、F1ドイツGPの決勝レースで、14番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンが優勝。バルテリ・ボッタスも2位表彰台を獲得し、母国レースで1-2フィニッシュを達成した。

    ルイス・ハミルトン (優勝)
    「こんなレースは経験したことがない。グリッドについて、前のドライバーたちに追いつかなければならないことはわかっていた。それが僕の目標だった」

    「第1スティントはとても長かったし、タイヤがもう耐えられなくなっていたので、雨が降り始める前にピットインしなければならなかった。雨がどんどん降ってきて、かなりトリッキーになっていったけど、ここまで来て、それを諦めることなどできいなかった。特にチームが僕たちと契約を延長して信頼を示してくれた週末にメルセデスのために1-2を達成できるなんて物凄いことだ。今日はこのような結果が達成できるなんて全く考えもしなかったけど、とにかくプッシュし続けて、信じ続けていた。レース前はいつものように祈っていたし、その祈りが答えてくれたように感じている。今週末はネガティブなことが多かったけど、雨が降ってきて、そのようなすべてのネガティブなことを一掃してくれたように感じてる。リアルドリームだ。今日のことはずっと忘れない」

    バルテリ・ボッタス (2位)
    「このレースで勝ちたかったけど、今はチームのためにとても嬉しく思っている。ドイツのメルセデスのホームレースでパーフェクトな結果だ。今日は勝利のために戦っていたし、レース終盤はかなりいい展開になり始めていた。でも、残念ながら、タイヤ寿命という点で理想的ではないタイミングでセーフティカーが入ったのはちょっと不運だった。そこでレースを失った。ルイスは見事なカムバックを果たしたし、物凄いレースをしていた。彼のベストのひとつかもしれない。最終的に彼の方がセーフティカーのタイミングが少しラッキーだった。リスタートでいいチャンスがあったし、ルイスと僕は素晴らしいフェアなバトルをした。でも、彼は前に留まった。見ていてかなりエキサイティングだったはずだ。2台の同じクルマがコース上で戦うんだからね。インターミディエイトタイヤには交換しないことを決断した。リスキーだったけど、チームは雨が長くは続かないと落ち着いていた。それはまさに正しい判断だったし、チームを信頼して良かった。僕たちはハードにプッシュを続けていく。僕の番が来ると確信している」

    トト・ヴォルフ (メルセデス チーム代表)
    「なんて素晴らしいレースだ。最近のレースでは不運が相次いでいたが、ここホッケンハイム、メルセデスの地元で、1-2フィニッシュだ。今日は我々にとって運が好転したように感じている。2人のドライバーとツェッチェ氏が表彰台に立っているのは完璧なシーンだった。いつも通り、レースは土曜日ではなく日曜日が本番であり、時に最速マシンが勝たないこともある。今日はそうなった。ただ、勝利の喜びがありながらも、我々の思いはセルジオ・マルキオンネと彼のご家族と共にある。コース上ではライバルでありながら、コースを離れれば良き友人であり、彼の病に関する一報を聞いて胸が痛い。今回のようなグランプリをわずかなセンテンスでまとめるのは難しいが、雨が降り出した時にはいろいろとおもしろい形に展開した。バルテリは1ストップの計画を成功させられることに取り組んでいたが、あのタイヤを履いた彼は前にいたフェラーリ勢よりも調子が良かったように思う。同様に、ルイスもソフトタイヤで長く走りながらも素晴らしいペースを見せており、レース後半には上位勢に狙いを定める態勢に入っていた。セーフティカーが出動した際にはかなりの波乱が起き、かなりギリギリの発令だったので無線のトラフィックが激しく、最終的に1台がピットインして1台がコースにとどまることになった。これが我々にとってはあらゆるオプションをカバーする結果となり、レース再開と同時にバトルが始まった。これだけ多くの危機と、ここ数週間の不運を考えて、バルテリにはポジションを維持してほしいと求めた。もちろん、マシンの順番が逆であっても同じ要求をした。なぜなら、1台もしくは2台ともを失ような事態を避け、1-2を守るらなければならなかったからだ。シルバーストンのドラマと昨日の予選のことを考えれば、今回は夢のような結果であり、この予測不能さがスポーツの美しさだ。だが、我々の焦点はすぐにハンガリーへと切り替える。来週末にはまた一からやり直さなければならない」

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  • レッドブル:マックス・フェルスタッペンが4位入賞 / F1ドイツGP

    レッドブル:マックス・フェルスタッペンが4位入賞 / F1ドイツGP

    レッドブル・レーシングは、F1ドイツGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが4位入賞。ダニエル・リカルドはマシントラブルによるリタイアでレースを終えた。

    マックス・フェルスタッペン (4位)
    「かなりカオスなレースだったので、4位フィニッシュは良い結果だったと思うし、クルマはレースを通して強かった。後半に天候が変化したことで決断が難しい日だった」

    「最初に雨が降り始めたときにターン6で小さくスライドしたので、インターミディエイトに交換するためにピットに入ることに決めた。ピットを出てすぐにターン6に着いたら再び乾いていた。うまくいかないことがわかったし、できたかもしれないけど、残念ながら、雨は十分に続かなかった。このような決断がうまくいくときもあれば僕たちが今日経験したようにうまくいかないときもある。セーフティカーによって結果には影響がなかったけど、その時は試してみる価値があった。豪雨になるのがほんの少し遅すぎたし、もっと降っていたかもしれないけど、乾いたコンディションに合わせなければならなかった。僕たちはハンガリーで良い結果を出せる良い状態にあるはずだし、来週をすでに楽しみにしている」

    ダニエル・リカルド (リタイア)
    「最初の10~15周くらいはミディアムタイヤで本当に難しかったし、ほとんどグリップがなかった。レースは僕たちの方に向いていたと思うけど、最初の数周は本当に耐える必要があったし、1台ずつ抜いていかなければならなかった。一度クリーンエアに出た後は1分18秒台で走れていたし、その時点では競争力があったと思うけど、実際は今日は自分たちの実力を核にするチャンスは巡ってこなかった。ミディアムタイッヤで長く走れたはずだし、その戦略は終盤に機能していたと思う。29周目にダーン6でダウンシフトしたときに異音が聞こえて、コーナーの立ち上がりで加速したときにパワーを失い、エンジンが変な音を出し始めた。すぐに無線が入り、チームは路肩に寄せるように言ってくると思ったら、その通りだった。詳細はわからないけど、エンジンの何かの故障だ。今日はペナルティを受けていたのでかなりフラストレーションを感じている。いずれにしろ、そうなっていただろうし、それがレースだ。今シーズンはあまりに頻繁にこのような立場にいるような気がする。痛手だ。いつもそうだ。今回のレースのことは忘れてしまうかもしれないけど、観客のことは忘れないだろう。今日は来てくれたみんなに会うことができて本当に嬉しかったし、彼らは僕たちがここに来るのが最後になるかもしれないことを知っていると思う。彼らにとっては良いショーだったけど、僕にとってはそうではなかった。1週間後、僕たち全員が夏休みにい入る前に勝てることを期待している」

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル・レーシング チーム代表)
    「マックスは好スタートを決めてオープニングラップでキミにチャレンジすることができた。タイヤが全体的なレース戦略で重要な要素になり、状況はすぐに落ち着いた。一方でダニエルはエンジンペナルティを受けて後方からスタートし、良い進歩を果たしていた。あの時点で雨の脅威はあったが、いつくるかを正確に予想するのは困難だった。残念ながら、29周目にダニエルのエンジンが故障した。すでにペナルティを受けていたのでとりわけ失望している。マックスは1ストップ戦略で4番手を走っており、雨が降り出した頃はマックスを含めて数台が膨らんでいたので、ギャンブルに出てインターミディエイトタイヤに交換するためピットに呼び入れることにした。残念ながら、雨が十分に降らなかったのでインターミディエイトタイヤは駄目になってしまったので、マックスはソフトタイヤを履くためにもう一度ピットに戻らなければならなかった。我々のポジションは後ろからの脅威がなかったので、ギャンブルに出る価値はあったと思うが、今回は成果を挙げなかった。その後、セーフティカー導入で全体がひとまとめになったが、マックスは今日の我々のペースを物語る4位でラインを通過した」

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  • フェラーリ:キミ・ライコネンが3位表彰台 / F1ドイツGP

    フェラーリ:キミ・ライコネンが3位表彰台 / F1ドイツGP

    フェラーリは、F1ドイツGPの決勝レースで、キミ・ライコネンが3位表彰台を獲得。セバスチャン・ベッテルは単独クラッシュによるリタイアでレースを終えた。

    キミ・ライコネン (3位)
    「今日はかなり難しいレースだった。意外なことに、いくつかのコーナーではそれなりにグリップがあったし、逆にまったくないところもあった。特にターン2とターン6で雨を感じた。いつスローダウンするべきか、どこにグリップがあるかを伝えるのは難しい」

    「もちろん、ブレーキングゾーンでは自分で決断しなければならないし、予想よりもウェットだった場合はやれることはほとんどない。簡単なことではないけど、最高を判断をしようとしていたし、僕たちは適切な判断ができたと思う。セーフティカーが入り前が最もトリッキーな瞬間だった。雨が強くなっているように感じたけど、どういうわけかそれなりのグリップがあったけど、突然、グリップが酷くなった。ある時点ではバックマーカーと危険な瞬間があって、残念ながら、2位を奪われてしまった。いろいろな意味で今日はもっと良い一日にできたかもしれないけど、受け入れなければならない。その状況を考えれば、最大限に生かせたと思う」

    セバスチャン・ベッテル (リタイア)
    「あまり言うことはない。小さなミスが結果に大きく影響を及ぼした。コーナーであまりにブレーキが遅すぎて、フロントタイヤ、そのあとリアタイヤがロックしてしまい、どうやってもクルマを曲げることができなかった。その前までは全てを管理できていたと思う。僕たちにはペースがあったし、その時点までレースをコントロールしていた。僕のミスだし、がっかりしているけど、まだ自分たちの実力を示さなければならないとは思っていない。僕たちはあらゆる場所で競争力があることを示していたし、来週のハンガリーを楽しみにしている」

    マウリツィオ・アリバベーネ (フェラーリ チーム代表)
    「チームにとって特に緊張をはらんだ週末だったし、勝利を手にして、我々のクルマにその仕事ができることを示すことが重要だった。残念ながら、状況は計画通りには進まなかった。キミは素晴らしいレースを走り、表彰台を獲得した。これから我々は夏休み直前に最高の仕事をする決意をもってすぐにハンガリーに向かう」

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  • ルイス・ハミルトン、規約違反も優勝に影響なし / F1ドイツGP

    ルイス・ハミルトン、規約違反も優勝に影響なし / F1ドイツGP

    F1ドイツGPの決勝でトップでチェッカーを受けたルイス・ハミルトンは、レース終盤にピットエントリーとコースとの間の白線を横切ったことでスチュワードの審議を受けたが、順位に影響を与えるペナルティは科せられず、優勝が確定した。

    52周目。トップを走行していたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が雨でグリップを失いコースアウトしてリタイア。これによりセーフティカーが導入される。

    ここでメルセデスは急遽タイヤ交換のためのダブルストップを試みる。最初にピットに入ったのは2番手を走行していたバルテリ・ボッタス。しかし、ピット内は混乱してタイヤは用意されておらず、バルテリ・ボッタスのタイヤ交換にかなりの時間を要する。

    この時点で2番目にピットインする予定だったルイス・ハミルトンはすでにピットレーン入口に差し掛かっていた。メルセデスからの無線は「ステイアウトだ!インだ!いや、ステイアウトだ」とパニックになりながらも、土壇場でなんとかコース上に留まるように指示。ルイス・ハミルトンはぎりぎりでコースとピットレーン入り口の間にある芝生を乗り越えてコースに戻った。

    国際競技規約では、不可抗力である場合を除き、ピットレーンに進入するマシンがピットレーンとコースを隔てる線を横断することは禁じられている。

    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは無線のやりとりの一部が失われていたと主張している。

    「あの時、コース上はかなり混乱しており、正しい判断を下すのは非常に難しかった」とトト・ヴォルフはコメント。

    「無線のやり取りの一部が失われ、最終的には彼がステイアウトを決断した。しかし、結果的にはそれでギャンブルを分散できたので、我々にとってはよかった。あれが正しい判断だったことも分かっている」

    レース後、スチュワードはこの件を審議対象とし、ルイス・ハミルトンとメルセデスの代表者を呼び出して事情聴取を行った。その結果、スチュワードは、ルイス・ハミルトンは規則に違反したが、タイムペナルティには及ばない判断し、戒告処分に留めた。

    スチュワードは「スチュワードは映像および音声の証拠を見直し、カーナンバー44のドライバー(ルイス・ハミルトン)とチーム代表者から聴取した。当該ドライバーは明らかにコースとピットエントリーを隔てるラインを横断しており、ルールに違反していることは明白だ」と声明で述べた。

    「今回の違反に対する処分を決定するにあたり、我々は以下の軽減要素を考慮した。(i)当該ドライバーおよびチームは率直にミスを認め、ステイアウトするかピットに入るかについてチーム内で混乱があたことで違反に至ったと認めている。(ii)今回の違反がセーフティカー導入中に発生した事実。(iii)他の競技者にいかなる危険も及ぼしておらず、方向転換は安全な形で実行されていた。以上をすべて考慮し、また、上記のルールに関する過去の違反を踏まえた結果、我々は今回の場合における違反については戒告処分が適切なペナルティであるとの意見である」

    ルイス・ハミルトンは、2位のバルテリ・ボッタスと4.535秒差、キミ・ライコネンと6.732秒でフィニッシュしており、タイムペナルティが科せられていた場合は優勝を失う可能性があった。

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  • 【動画】セバスチャン・ベッテル、トップ快走中にクラッシュリタイア

    【動画】セバスチャン・ベッテル、トップ快走中にクラッシュリタイア

    セバスチャン・ベッテルは、トップ快走していたF1ドイツGPの決勝のレース終盤、濡れた路面で単独クラッシュ。母国レースをリタイアで終えることになった。

    ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、序盤はトップでレースをコントロール。戦略の違いで一時はキミ・ライコネンの後ろで耐える時間はあったものの、チームオーダーで前に出て以降は勝利は確実かと思われた。

    しかし、レース終盤にサーキットには局地的な雨が。セバスチャン・ベッテルは67周のレースの57周目にスタジアムセクションでコーナーを曲がり切れずにウォールにクラッシュ。まさかのクラッシュでレースを終えた。

    テレビクルーからこのような悲劇的な結果をどのように処理するかと質問されたセバスチャン・ベテルは「僕はウォールにいた。そして、そこから抜け出せないことを理解した。あなたならそれをどのように処理する?」と逆に質問だ。

    「大きなミスだったとは思わないけど、リタイアすることになったので大きな影響があった。でも、今夜眠れないほどではない。自分のミスだからね」

    「その時点まではすべてがスイートだったのでがっかりしている。僕たちに雨は必要なかったね」

    セバスチャン・ベッテルは、ポールポジションを獲得して、レースをリードした今週末のフェラーリのパフォーマンスをポジティブに受け止めていると語る。

    「僕たちには強いクルマがあるし、自信を持っていいと思う。他の誰よりもね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「とてもポジティブな週末だった。そのたったひとつの瞬間だし、僕のミスだった。チームに謝らなければならない。彼らはすべてを正しくやっていたし、僕に委ねられていた。小さなミスだったけど、大きな失望になった」

    レースではルイス・ハミルトンが優勝し、チャンピオンシップの首位を奪還。残り10レースでベッテルとの差は17ポイントとなった。

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • トロロッソ・ホンダ、モナコGP以来5戦ぶりのポイント獲得

    トロロッソ・ホンダ、モナコGP以来5戦ぶりのポイント獲得

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1ドイツGPのトロロッソ・ホンダの決勝レースを振り返った。

    レース中の降雨が明暗を分けるも、トロロッソ・ホンダの2台は粘りの走りでアゼルバイジャンGP以来となる2台揃っての完走を果たした。ブレンドン・ハートレーは10位入賞を果たし、アゼルバイジャン以来のポイント獲得。ピエール・ガスリーはタイヤ戦略が功を奏さず、14位に終わった。

    「後方グリッドからレースをスタートすることは、決して簡単なことではなかった。しかし両ドライバーともにいいスタートを切ってくれたし、レース中もそれぞれの状況に合わせたパフォーマンスを見せてくれたと思う」とフランツ・トストはコメント。

    「ブレンドンにとってはポイント獲得の一戦となり、とても喜ばしい結果になった。ピエールは、雨が降り始めた時に雨量がさらに増えると予想し、ピットストップを行いウエットタイヤへ変更する賭けに出たが、天候は味方せず、作戦成功とはならなかった。ピエールには大変申し訳なく思っているが、ときには挑戦することも必要であり、残念ながら今回は我々が選んだ作戦が奏功しなかった」

    「マシンのパフォーマンスはレース中に改善が見られ、いいラップタイムで走った周もあった。よかった面は自信に繋げ、次戦のブダペストでさらに強いチームのパフォーマンスを見せられるよう準備したいと思う」

    関連:
    ・ブレンドン・ハートレー 「耐久レースの経験を役に立てることができた」
    ・ピエール・ガスリー 「リスクを負ってでもタイヤ戦略に賭けた」
    ・ホンダF1 「ポイント獲得もパッケージにはまだ課題が多い」

  • ブレンドン・ハートレー 「耐久レースの経験を役に立てることができた」

    ブレンドン・ハートレー 「耐久レースの経験を役に立てることができた」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ドイツGPの決勝レースで10位入賞を果たし、アゼルバイジャン以来のポイント獲得した。

    予選18番手のブレンドン・ハートレーは、ペナルティーによるグリッド降格車が出たことでスターティンググリッドが2つ繰り上がり、8列目16番手からのスタート。スタートにはソフトタイヤを選択した。

    スタート、そして1周目は大きな混乱もなく過ぎ、ハートレーは18番手で走行を続けた。

    20周前後から、タイヤ交換のためにピットインするマシンが出始め、ハートレーも28周を終えてピットイン。

    終盤、雨が強くなり、52周目には、トップを走行していたマシンが雨でグリップを失いコースアウト。これによりセーフティカーが導入される。このタイミングで、ハートレーはピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換。終盤の追い上げを狙う。このセーフティカーの間に、タイヤ交換を行うマシンが相次ぎ、セーフティカー先導が終了する57周目には、ハートレーは9番手までポジションを上げた。

    残り10周となった終盤、激しい入賞争いが展開される。ハートレーは激しく追い上げてくる後続にパスされ、11番手でチェッカーフラッグを受けたが、前車にタイムペナルティーが科され、10位に繰り上がり入賞を果たした。

    ブレンドン・ハートレーはアゼルバイジャンGP以来のポイント獲得。チームにとってもモナコGP以来5戦ぶりのポイントとなった。

    「今日のレースにはとても満足している」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「レース序盤はウィリアムズの後ろで苦戦したが、いいバトルをすることができた。固めのコンパウンドのタイヤを使用していたときのほうがマシンのペースはよく、終盤でウルトラソフトを履いたら逆に難しく感じた。グロージャンに抜かれてしまったのは悔しかったが、彼のほうが明らかにペースはよかったので仕方のない結果だったと思う」
    「レース中は安全に走ることを優先し、雨が降り始めたときは一か八かコース上に留まることを選択した。コンディションが変わっていく中、チームと僕の間で密にコミュニケーションを取り、終盤ではその成果が現れたと思う」

    「耐久レースでの経験を今回の作戦成功に役に立てることができ、その結果ポイントをチームに持ち帰ることができて本当にうれしいレースになった!」

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • ピエール・ガスリー 「リスクを負ってでもタイヤ戦略に賭けた」

    ピエール・ガスリー 「リスクを負ってでもタイヤ戦略に賭けた」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ドイツGPの決勝レースを14位で終えた。

    予選17番手のピエール・ガスリーはパワーユニットを交換したことにより、ペナルティーを科され最後尾からのスタート。これはトラブルではなく、予選順位を考慮した上で、今後の戦いに向けて、パワーユニットのスペアを確保する目的で戦略的に交換を行ったもの。

    ソフトタイヤを選択したピエール・ガスリーは1周目に18番手にポジションを上げるが、3周目には20番手に下がる。

    20周前後から、タイヤ交換のためにピットインするマシンが出始めたが、雨が近づいている予報もあり、ガスリーはタイヤ交換を引き延ばす作戦へ。他車のピットインにより12番手までポジションを上げたガスリーは、タイヤが厳しくなり15番手まで後退するが、レースが終盤に向かう40周過ぎ、コースの一部に雨が降り始めた。雨は次第に強さを増し、インターミディエイトタイヤに交換するマシンが出始める。

    チームは雨が強くなることに賭け、ガスリーのマシンを43周目にウエットタイヤに交換。しかし、雨が収まり始めたことで、その作戦は功を奏さず、ペースの上がらないガスリーは46周目に再びピットに戻りウルトラソフトタイヤに交換。ポジションを19番手に落とした。

    それでも終盤粘りの走りを見せたピエール・ガスリーは14位完走を果たした。

    「戦略的理由でパワーユニット交換をし、最後尾スタートのペナルティーを受けたので、今日のレースは簡単な一戦にはならないと覚悟を決めて挑んだ」

    「失うものはなにもないことが、立てた戦略に忠実に戦うことを後押ししてくれたと思う。天気の変化を読むのが難しく、雨が強まることに賭けてウエットタイヤに変更したが、雨量は思ったより少なく増えることもなかった。乾いてきた路面によって、温まりすぎたウエットタイヤで走行を続けるのは困難だったので、戦略外のピットストップを急遽行いウルトラソフトタイヤに変更した」

    「結果この作戦は上手く作用はしなかったが、あのときはリスクを負ってでも遂行するべきだったと思う。今大会は思う通りになかなか運ぶレースではなかったが、気持ちを新たに来週のブダペストに向けて集中したいと思う」

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