カテゴリー: F1ドイツGP

  • F1レースディレクター、物議のホッケンハイムのランオフは「問題なし」

    F1レースディレクター、物議のホッケンハイムのランオフは「問題なし」

    F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、ホッケンハイムの最終区間のランオフエリアは問題ないとの見解を示した。

    今季初のウエットレースとなったF1ドイツGPでは、多くのドライバーがターン16/17のランオフエリアで犠牲となった。フェラーリのシャルル・ルクレールはその区間の舗装は“容認できない”と批判している。

    同じランオフエリアでは、ルイス・ハミルトン、ニコ・ヒュルケンベルグも止まり切れずにクラッシュを喫しており、カルロス・サインツ、キミ・ライコネン、ランド・ノリスもあわやクラッシュというコースオフを喫している。

    原因は路面に水が溜まったことでアクアプレーニングが発生したことによる。ホッケンハイムのその部分はドラッグレースのコースとしても使用されている。

    だが、マイケル・マシは、レース後に検査を実施したが、トラックの他の部分と変わらないと語った。

    「ドラッグストリップは問題ないように見える。別日に調査を行っており、レース後の水が溜まった状態でももう一度調べた。問題はなかった」

    「セバスチャン(ベッテル)でさえ、それは通常ではトラックの最も滑りにくい部分の1つだと言っているし、他の塗装されたランオフとまったく同じであると言っても過言ではない」

    「できる限り滑らないようにした塗料でペイントしているが、ペイントが施されていないランオフエリアよりは滑りやすいものだ。そのような部分の一つだったと思っている」

    ホッケンハイムのその部分の路面には批判の声が挙がってはいるが、通常、ドライバーはミスをした際に罰せられるランオフエリアを設置することにはオープンだとマイケル・マシは語る。

    それはそもそもコースオフすべきではないというメッセージなのかと質問されたマイケル・マシは「その通りだ。そもそもトラック・リミット・コントロールと呼ばれている」と語った。

    ドライバー側は改善を要求してはいるものの、2020年にホッケンハイムでF1ドイツGPが開催される可能性は低い。

  • 【動画】 レッドブル・ホンダ、F1最速ピットストップ“1.88秒”を記録

    【動画】 レッドブル・ホンダ、F1最速ピットストップ“1.88秒”を記録

    レッドブル・ホンダは、2019年 F1ドイツGPの決勝レースでF1最速=世界最速のピットストップ記録を更新する“1.88秒”で作業を完了させた。

    レッドブル・ホンダは、前戦イギリスGPで以前にウィリアムズが記録したタイムを0.01秒上回る1.91秒を記録していたが、F1ドイツGPでは46周目にマックス・フェルスタッペンがインターミディエイトからソフトに交換したピットストップを1.88秒で完了された。

    優勝したマックス・フェルスタッペンは5回のピットストップを行っているが、他にも25周目にインターミディエイトからミディアムに交換した際に2.04秒、41周目に新品のインターミディエイトに交換した際に2.11秒を記録している。

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「今日はピットクルーもすばらしい仕事をしてくれたので、それに報いるためにも、我々のチーフメカニックであるフィル・ターナーに表彰台でコンストラクターズトロフィーを受け取ってもらった」とピットクルーを称えた。

  • メルセデス、今季初めて表彰台を逃す“破滅的”な結果 / ドイツGP

    メルセデス、今季初めて表彰台を逃す“破滅的”な結果 / ドイツGP

    メルセデスは、F1ドイツGPの決勝で、ルイス・ハミルトンが11位、バルテリ・ボッタスがリタイアでレースを終えた。

    アルファロメオ勢のリタイアによりルイス・ハミルトンが9位に繰り上がってノーポイントは免れたが、今季初めて表彰台を逃した。

    トト・ヴォルフ(チーム代表兼CEO)
    「心底傷ついた。今日は破滅的な結果だった。レースのスタートはそれなりだったし、良いペースがあった。そこからはインシデント、クラッシュ、トリッキーなコンディション、判断ミスが次々と起こり、序盤に1-2を走っていたはずが終わってみれば0ポイントだ。ルイスのインシデントはピットエントリーのすぐ近くで起きたため、彼が入っていた時に準備ができておらず、その後も間違った判断をしてしまった。バルテリは他の多くのドライバーのようにクラッシュしてしまい、我々にとってはさらに悲惨な1日となった。我々のF1での200戦目のレースは長く経験した中で最も困難な1日となったが、我々は勝利の喜びで団結するのと同様に、痛みの中で団結する。今日は自分たちの過ちを見つめ、そこから学ぶための日だ。そして、来週末は強くなって戻ってこなくければならない」

    アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア)
    「非常にフラストレーションの溜まる日だった。2台とも大量ポイントを獲得できるチャンスがあったが、それを手に入れられなかった。それはいつだって苦痛だ。天候は対応が容易でなく、雨が降ったり止んだりで、中盤はまずまずの調子だったものの、雨が激しくなったタイミングでドライタイヤを履いてしまった。バルテリについてはマックス(フェルスタッペン)の1周後にミディアムを履かせた。それ自体は問題なかったが、インターミディエイトに戻すチャンスを得るためにはセーフティカーが出た際にもっと早く反応するべきだったし、それが彼のポジションに響いた。ルイスは最悪のタイミングとなってしまい、コンディションが悪化していたのでソフトでの走行を止めるつもりが、シャルル(ルクレール)がコースオフを喫したのと同じ場所で、その翌周にルイスもまたコースを飛び出してしまった。バルテリの受け入れ準備を整えていたため、ルイスがノーズ交換を必要としたタイミングで用意ができておらず、大きくタイムを失った。そういったことがありながらも、次のセーフティカーでは2番手と3番手につけていた。だが、ドライタイヤへの切り替えに慎重になりすぎてしまい、2台ともポジションを失うことになった。それを考えると、ルイスはペナルティを受けていたので、もっと早くに消化しておくべきだったと思う。みんなが飛びついたときには大量のポジションを失っていた。その後、売れた路面でどちらのドライバーもターン1でスピンを喫し、それによって我々のレースはほぼ終わってしまった。本当に悔しいが、こういったことが改善を助けることもある。来週にまたブダペストでトラックに戻ってくることを楽しみにしている」

    ルイス・ハミルトン(9位)
    「何というクレージーなレースだ。長い間、チームとして経験したなかで一番難しいレースのひとつだった。レースをコントロールしていると思ったが、スリックに交換するリスクを冒し、そこからレースが崩壊した。ターン16で膨らんだが、まるで氷の上のようだった。ウオールにぶつかってウィングを破損した。ミスをしてその代償を支払った。先頭を走っていたのに11位でフィニッシュした。どうしてこうなったのかまだよくわからないが、それでもとても辛いし、レースが終わってほっとしている。体調が100%でないときは結果を出すのが難しいものだ。次戦までに体調を戻す必要がある。このような1日を経験したら、そこから学ぶものだ。今の僕たちは、ハンガリーに向けて立て直すことが重要だ。最下位から2位まで追い上げたセブのために喜んでいるし、ダニールとトロ・ロッソが表彰台に立ったのもよかった。おめでとう」

    バルテリ・ボッタス (リタイア)
    「本当にタフなレースだったし、とても落ち込んでいる。コースはトリッキーだった。路面はとても滑りやすく、コンディションは常に変化していった。とてもミスがしやすくて、最後には僕もミスをしてしまい多くのポイントを失うことになった。今日、僕にとってはルイスとのポイント差を詰めるいい機会だった。だが、ノーポイントに終わったのは最終的に自分のせいだったなのでがっかりしている。表彰台を獲得する良いチャンスがあったし、(ランス)ストロールをパスするためにハードに攻めていた。ターン1では限界に近づいていて、突然リアを失ってコースオフしてしまった。クルマを立て直す時間はなかったと思う。チームみんなのためにもとても残念だけど、ハンガリーで強くなって戻ってくるために全力を尽くす」

  • F1ドイツGPでリタイアを希望していたルイス・ハミルトン

    F1ドイツGPでリタイアを希望していたルイス・ハミルトン

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ドイツGPの9位入賞を自らの手で捨てるところだった。

    ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンだが、ターン16でクラッシュを喫してフロントウイングを破損。その後はパフォーマンスが低下して入賞争いから転落していった。

    フロントウイングを交換したルイス・ハミルトンだが、他にも空力パーツを失っており、無線で『どうすればこんなに酷くなるんだ?』と問いかけていた。

    その直後、ルイス・ハミルトンはターン1でコントロールを失った『ペースがない。クルマの何かがおかしい』と無線で訴えた。

    レースエンジニアのピーター・ボニントンは「前回のセクター3はパープルだった」と鼓舞するもの、その2周後にルイス・ハミルトンはターン1でスピンを喫した。

    なんとかレースを続行することができたルイス・ハミルトンだがチームから「フラップを調整する必要があるか知らせてくれ」と伝えられ、「リタイアしよう」と返答。

    だが、ピーター・ボニントンは「駄目だ、ルイス、駄目だ。常にチャンスはある」と却下した。

    ルイス・ハミルトンは11位でレースをフィニッシュ。しかし、アルファロメオ勢の降格によって9位に繰り上がり、チャンピオンシップでバルテリ・ボッタスとの差を41ポイントに広げている。

  • ニコ・ロズベルグ 「マックス・フェルスタッペンに相応しい勝利だった」

    ニコ・ロズベルグ 「マックス・フェルスタッペンに相応しい勝利だった」

    元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、大波乱の展開となったF1ドイツGPでの勝利はマックス・フェルスタッペンに相応しいものだったと称賛する。

    フロントローからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、スタートでの出遅れ、スリックタイヤでのスピンなどを乗り切り、レッドブルとホンダF1に今季2勝目をもたらした。

    過去3戦で2勝を挙げたマックス・フェルスタッペンは、コンストラクターズ選手権2位のバルテリ・ボッタスとの差を22ポイントまで縮めた。

    ニコ・ロズベルグは、刻々と変化するコンディションのおけるマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスを称賛する。

    「フェルスタッペンには素晴らしいレースペースがあったし、すべてをうまくやってのけた。この勝利に相応しい」とニコ・ロズベルグは自身のYoutubeチャンネルで語った。

    「すでにシーズン2勝目であり、メルセデスのボッタスからわずか22ポイント差だ。彼は全体的にフェルスタッペンよりも優れたマシンであるフェラーリ勢よりもはるかに優れている」

    「今年の彼は素晴らしい。今シーズンは非常によくやっているし、現在ルイスとも63ポイント差だ。シーズンの折り返しとしては非常に印象的だ」

  • トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトが3位表彰台 / ドイツGP

    トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトが3位表彰台 / ドイツGP

    トロロッソ・ホンダは、F1ドイツGPのダニール・クビアトがチームにとって11年ぶりとなる3位表彰台を獲得。アレクサンダー・アルボンも自己ベストとなる6位でフィニッシュし、ダブル入賞を果たした。

    フランツ・トスト (チーム代表)
    「今日のレースは、とてもエキサイティングなF1の一戦となった。フェルスタッペン、優勝おめでとう! そしてホンダF1にとって、このPU時代の競争の中での2勝目は、たいへんすばらしい結果だ!」

    「そして、ダニール・クビアトには誰よりも大きな『おめでとう』を言いたい。彼の3位表彰台は成るべくして成した結果だったと思う。今日のような難しいコンディションの中、彼は数々の巧みなオーバーテイクを見せ、最後の最後までミスなくレースに集中していた。雨は我々の味方となってくれたようだ。雨の神に感謝しなければならない。ダニールのタイヤ交換のためのピットインのタイミングは早くリスクがあったが、結果的に表彰台獲得という結果につなげることができた。そのようなすばらしい作戦を立てたチームには賞賛の言葉を送りたい。エンジニアたちがセットアップですばらしい仕事をしてくれたおかげで、今日は最高のマシンでレースができた。そしてアルボンの今日のレースで見せたパフォーマンスにもとても満足している。このように目まぐるしく変化するコンディションの中、F1マシンで走行することは、彼にとって初めての経験だったにも関わらず、6位でレースを終えるのには重要であったし、タイヤマネージメントもしっかりコントロールできていたと思う。トロロッソのチームのみんなに、今日のすばらしいレースに貢献してくれたことに感謝する。次戦のブダペストでのレースでは過去にもいい結果を残している。またすばらしいレースができるのを楽しみにしている」

    ダニール・クビアト(3位)
    「F1での2度目のチャンスとなる今シーズン、こうして表彰台にまた戻って来ることができて最高の気分だ。再び表彰台に上ることは難しいのではないのかと思っていたので、信じられないぐらいうれしい。今はいろいろな感情が高ぶって、少し落ち着く時間が必要かもしれない。トロロッソにとってベッテルがモンツァ(2008年イタリアGP)で優勝して以来の表彰台という、すばらしい結果になった。そんな記念すべき日に貢献することができ、とても幸せだ。チームのみんな、一人一人のおかげです、本当にありがとう。ここのところ、自分のキャリアの中でもっとも良い状態だと感じていた。今シーズンは自分自身でも成長し、冷静に考えることを覚え、上位争いができる準備は整っていると感じていたので、今日のこの結果で自分自身に、そして周りの支えてくれた人たちに証明することができた。この結果を一度とは言わず、また何度も繰り返せるようにしていきたい。今日のようなレースは簡単なものではなく、あのタイミングでのピットインの判断はとても難しいものだった。チームと僕にとってともに勝つも負けるも半々の確率だったが、今日は共に表彰台を勝ち取ることができたすばらしい結果になった」

    アレクサンダー・アルボン(6位)
    「いいレースになった! このサーキットでのウエットコンディションでマシンがどう反応するか確かではなかったので、スタートは少し慎重になった。F1で初めてこのようなコンディションで走行したが、満足のいくパフォーマンスを見せることができたと思っている。レースペースもよく、すこし運もあったし、最初のピットストップのタイミングの判断も正しい時を見定められた。4番手を走行していた時は「さあ、行くぞ!」ととても興奮した。残念ながらウエットタイヤからドライタイヤに替えるための2回目のピットストップはタイミングを逃し、ダニール(クビアト)の一周後に入ることになり、その間に4台に抜かれてしまった。途中まで4番手で走行できていたからか、6位という結果が残念に感じてしまうのは可笑しいかもしれないね。あの厳しい予選から決勝にはここまで持ち直してくれた、チームのすばらしい働きに感謝している」

  • レッドブル・ホンダ、マックス・フェルスタッペンが今季2勝目 / ドイツGP

    レッドブル・ホンダ、マックス・フェルスタッペンが今季2勝目 / ドイツGP

    レッドブル・ホンダは、F1ドイツGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが今季2勝目となる優勝。ピエール・ガスリーはリタイアでレースを終えた。

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「今日のマックスとチームのパフォーマンスは信じられないほどで、5回のピットストップを経ての優勝となった。マックスはこの難しいコンディションでも集中して、すばらしいペースを発揮して勝利をつかみ取った」

    「ホンダF1にとってはダブル表彰台という最高の結果になったし、トロロッソと、昨日父親になったばかりのダニール・クビアトにも心からおめでとうと言いたい。今日はピットクルーもすばらしい仕事をしてくれたので、それに報いるためにも、我々のチーフメカニックであるフィル・ターナーに表彰台でコンストラクターズトロフィーを受け取ってもらった。ピエールについては、いい展開が訪れた時間帯もあったし、トップ5以内でフィニッシュも可能だっただけに残念だ。アルボンとの接触は私も目にしたが、幸いにも両者にケガはなかったし、ピエールもここからばん回してくれるだろう」

    マックス・フェルスタッペン(優勝)
    「このようなレースで優勝できて最高だし、ホンダF1とともに今季2勝目を挙げられたのもすばらしいことだ。スタートで何が起きたのか自分でもよく分かっていないが、右側のグリッドにいたマシンはみんなグリップが低かったように思う。クラッチをつないだときにはひどいスタートになっていたが、冷静にメルセデスの後ろにつけた。気流が乱れ、路面が乾いてタイヤにも厳しくなっていたので、パスするのはたいへんだった。そこからは、戦略の判断がすべて当たった。スリックタイヤに変えたときには360度回るスピンを喫してしまったが、幸いにも走行を続けることができた。再びインターミディエイトを履いてからはレースをリードしてペースをコントロールすることができたし、マシンのペースを十二分に発揮した。先頭に立ってからはなるべくリスクを避けたが、全体的な感触もよくなっていた。とても難しいコンディションで、サバイバルレースになったし、変化する状況への対処は簡単ではなかった。チームの判断はすべて正しく、他チームの状況やセクタータイムを注視しながら適切な情報を与えてくれた。最高のチームだし、みんなが連携していい仕事をしてくれた。僕にとってはこれまでで最も難しいレースの一つで、そこでトップに立てたのは最高の気分だ。ウエットでのドライビングを楽しんだが、それはマシンがよかったからこそだと思う。自分の腕とマシンの両方が力を発揮できてのこの結果に、とても満足している。(母国オランダのカラーである)オレンジを身につけたファンがたくさん来てくれたし、首位に立ってその光景を目にするのはすばらしかった。チームのみんなに感謝している。たいへんだったけど、最高の決勝日になった」

    ピエール・ガスリー(リタイア)
    「常識では考えられないようなレースだった。雨やクラッシュ、それにともなうセーフティカーとピットストップによって、まるで運試しのような戦いになった。自分にも多くのチャンスがあっただけに、それをつかめずリタイアに終わったのはとても残念だ。レース終盤、僕はアレックス(アルボン)と数周にわたって争っていたが、接触してフロントウイングが外れ、それによってパンクしたためにマシンを止めざるを得なかった。言うべき言葉が見つからないが、こういうレースでポイントを獲得できなかったのは悔しく感じている。スタートでは、ホイールスピンを喫してスピードを上げられず、ターン1にかけてポジションをかなり落としたことで追い上げがたいへんだった。今日のようなコンディションでは、いつピットインするのか、もしくはしないのかという判断に運が絡むものだ。ただ、ペースはよかったので、次戦のハンガリーに向けてプッシュし続けていく。チームとホンダF1にとっては、今日のマックスの勝利によって多くのポイントを稼げてすばらしい結果になったと思う」

  • フェラーリ、セバチャン・ベッテルが最後尾から2位表彰台 / ドイツGP

    フェラーリ、セバチャン・ベッテルが最後尾から2位表彰台 / ドイツGP

    フェラーリは、F1ドイツGPの決勝で最後尾からスタートしたセバスチャン・ベッテルが2位表彰台を獲得。シャルル・ルクレールはリタイアでレースを終えた。

    マッティア・ビノット(チーム代表)
    「なんというレースだ! 週末を通してマシンはあらゆるコンディションで機能していた。ドライだったレース終盤には猛暑に対応しなければならなかった金曜日よりもはるかに路面が低かったが、今日はマシンの速さを証明できた」

    「ウエットでもうまくいっているので、当然、考慮すべき重要な部分だ。セブを思うと本当にうれしい。今回の素晴らしい2位は最高の自信の後押しになる。週末を通して素晴らしかったし、今日は最後尾から巻き返す見事な走りを披露した。シャルルについては、彼も今日のチャンスを逃したことはわかっているが、乗り越えてくれるだろう。まだ多くのレースがあるし、彼が非常に速いことは疑いようのない事実だ。今日も本当に素晴らしいパフォーマンスを見せていた。今日はもう少し得られたかもしれないのも確かだが、これがレースだ。今朝、マシンがレースを走れるように修復するために必死に頑張ってくれたガレージのクルー全員に感謝している。難しいこともいろいろとあったが、こういう時にこそ、チームの力が垣間見えるものだし、それが重要なことだと思っている」

    セバスチャン・ベッテル(2位)
    「大変なレースだった。トリッキーなレースだったが、宝くじみたいで楽しかった。長いレースだったので、すべてを覚えていない。滑りやすいコンディションをインターミディエイトで走ったときなどはとてもきつかった。視界が悪かったが、スタート直後と最初の数周でいくつも順位を上げた。そのあとはインターミディエイトの感触があまりよくなかったので、リズムに乗るのがかなり難しく、タイヤのデグラデーションもかなり高かった。グリップ不足なのかトラックが油っぽいせいなのか、タイヤが劣化しているせいなのかは判断しにくかった。正直、このようなレースでは最後の数周まで、何もあてにならない。最後のセーフティカーが出動したときは8位くらいかなと思った。たくさんの判断を下さなければならなかったが、僕たちはほぼトラックに留まりレースを続けた。スリックでトラックが乾き始めるというコンディションでは感触が良くなったので、順位をたくさん上げることができた」

    シャルル・ルクレール (リタイア)
    「期待外れな週末の終わり方になってしまった。良いスタートを切り、かなりトリッキーなコンディションの中で前を切り開いていた。チームは素晴らしい仕事をして、勝利を争えるように僕を2番手にしてくれた。戦略は正しかったし、クルマの感触も良かった。でも、ターン16でミスをしてクルマのコントロールを失ってしまった。ウオールにヒットしてそれでレースは終わった。悔しいし、チームにも僕たちのファンにも申し訳なく思う。セブ(ベッテル)は今日素晴らしい仕事をしたし、このリザルトは彼にふさわしい。今週末は僕たちのマシンはずっとウエットでもドライコンディションでも良いパフォーマンスを発揮していた。それはポジティブだ。集中力を保って、次のハンガリーでもう一度ベストを尽くさなければならない」

  • レーシングポイント、ランス・ストロールが4位入賞 / ドイツGP

    レーシングポイント、ランス・ストロールが4位入賞 / ドイツGP

    レーシング・ポイントF1チームは、F1ドイツGPの決勝で、ランス・ストロールが4位入賞。新生チームにとってベストリザルトなった。セルジオ・ペレスがリタイアでレースを終えた。

    オトマー・サフナウアー(チーム代表)
    「なんというレースだ! スタートからフィニッシュまでまるでジェットコースターに乗っているようだったが、ランスが4位でゴールして獲得した12ポイントはチーム全体の物凄い努力の結果だ」

    「ランスの戦略は何度かサイコロを転がしたものの、最後にドライタイヤに切り替えたタイミングが完璧だったし、一瞬だがランスがレースをリードする場面もあった。表彰台に上れるように全力を尽くし、ボッタスはしっかりと抑えられているようだった。終盤のセーフティカーがなければ、結果に繋げられたかもしれないが、4位は本当に満足している。非常にトリッキーなコンディションでランスが素晴らしい走りを披露してくれた。セルジオがそこに加われなかったことは残念だが、このようなウエットレースはしばしば運次第となる。序盤は全車がグリップに苦戦しており、セルジオはターン10の出口でグリップを失った。それでも、全体としてはチームにとって最高の1日だったし、お祝いできる結果だ」

    ランス・ストロール(4位)
    「本当に満足している。なんてアメージングな日だ! 今日の午後に起きたあらゆることを考えれば、4位は最高の気分だ。僕はレースの大半を後ろの方を走っていた。数回スピンしたし、ピットには5回も入った! 4位でフィニッシュするのは特別ではあるけど、表彰台を逃がしてしまったことはがっかりしている。決定的な瞬間はスリックでの2周目か3周目のターン8で犯したミスだと思う。そこでダニール(クビアト)に前に出られてしまった。自分たちより速いクルマを抑えようとベストを尽くしたけど、残念ながら、表彰台にはわずかに手が届かなかった。今日のレースは、決してあきらめてはいけないことを示す好い例だった。最後まで何が起きるかはわからない。チームにとってこの結果がいかに大きな価値があるかを見るのは素晴らしいことだ。コントロールラインを過ぎてピットウオールでみんながお祝いしているのを見るのは本当に特別だ。この重要な結果はチームのみんなのためのものだ。今日はこの瞬間を楽しみたい」

    セルジオ・ペレス(リタイア)
    「まずはミスを犯してしまったことをチームに謝りたい。今日はチームのために大量ポインントを獲得できる最大のチャンスを逃してしまった。このようなコンディションでの最初のルールはミスを犯さないことだが、やってしまった。パワーが出始めてたときにリアがアクアプレーニングに見舞われた。リアのコントロールを失ってリカバーできなかった。成す術がなかった。自分自身にとてもがっかりしている。ガレージからレースを見るのは辛かったが、ランスが素晴らしいレースを戦ったことは僕もうれしい思う。僕たちにはこういうポイントが必要だったし、全員にとって後押しになる。今週末は間違いなく前進を遂げられたと思っている。今はハンガリーを楽しみにしているし、もっと強くなって戻ってこられることを願っている」

  • マクラーレン、カルロス・サインツが5位入賞 / F1ドイツGP

    マクラーレン、カルロス・サインツが5位入賞 / F1ドイツGP

    マクラーレンは、F1ドイツGPの決勝で、カルロス・サインツが5位、ランド・ノリスがリタイアでレースを終えた。

    アンドレアス・ザイドル(チーム代表)
    「今回のレースは様々なことが起こり、正直、終わったばかりの今はすべてをまとめるのが難しい。メインのライバルに比べて難しいレース週末だったので、重要なポイントを獲得できたのは素晴らしい結果だ」

    「カルロスは素晴らしい走りを見せた。特にレース中盤にコースオフを喫した後はエンジニアリングチームと協力しながらバトルを繰り広げ、5位入賞を果たした。今朝、バッテリーパックとMGU-Kを交換する必要があり、今日のランドのスターティングポジションはさらに妥協を強いられた。ポジションを上げ、カルロスがスピンしたあとは彼の前を走っていたが、残念ながらレース途中でランドのマシンはすべてのエンジンパワーを失い、カルロスと同じようなレースを戦ってポイントを獲得するという可能性は消えてしまった。今回も貴重なポイントを獲得でき、堅実なレース週末を過ごすことができ、現場とファクトリーを含めたチームのみんなに心から感謝している。パフォーマンスだけでなく、作業環境という点でも、特に今週末の序盤の暑さは非常に大変だったであり、チャレンジングな週末だった。次はハンガリーだ。さらなる進歩を続けていくことが目標だ」

    カルロス・サインツ(5位)
    「とても激しく、F1にとって良い日曜日になった。自分に関しては5位にとても満足している。表彰台のチャンスがあったのは間違いないし、それをものにできていたと言うのは簡単だ。でも、セーフティカー中に5番手にいて、周りが誰もピットに入らないという状況でピットストップしてスリックに変えるというのはとても難しい判断だった。僕たちは入らないという決断をして、もっと後ろにいた人たちはそのリスクを冒す余裕があった。全体としては正しいタイミングで正しい判断ができた。賢いレースができたし、プレッシャーがかかる状況でうまくマネジメントできていた。チームにおめでとうと言いたい」

    ランド・ノリス(リタイア)
    「視界が悪かったし、ウエットを履いてもとても滑りやすく、スタートはトリッキーだった。最初のセーフティカーでピットに入らずに順位を上げていたので全ては順調に思えた。振り返ってみれば、あれは間違った判断だったかもしれないけどね。インターに交換するためにピットインした後もいくつか順位を上げてスリックに交換するまでは良いペースで走っていた。その頃、路面はちょうどドライでも十分走れるくらいに乾いていた。そのピットインの直後にバックストレートでトロロッソの前に出た。うまくいきそうに見えたけど、クルマのパワーを失った。大波乱のレースでポイントが獲得できていたのは間違いないので残念だ」