カテゴリー: フランコ・コラピント

  • フランコ・コラピント F1カナダGP予選10番手「完璧な一日だった」

    フランコ・コラピント F1カナダGP予選10番手「完璧な一日だった」

    フランコ・コラピント(アルピーヌ)は、2026年F1カナダGP予選でQ3進出を果たし10番手を獲得した。スプリントでも13番手スタートから9位まで順位を上げるなど、週末を通して高い競争力を示している。

    開幕当初は苦戦が続いていたアルピーヌだが、ここ数戦でパフォーマンスは大きく改善。コラピント自身も、マシンへの信頼感と一体感が戻ってきたと語った。

    フランコ・コラピント「完璧な一日だった」
    「今日は完璧な一日だった」とフランコ・コラピントはコメント。

    「スプリントも予選も本当に良かった。レースペースはとても強力だったし、ポイント争いにかなり近づいていた」

    「予選でも最初から最後まで全開でプッシュできて、とても良いラップを刻めた。マシンへの自信もあったし、この結果には本当に満足している」

    「今日の位置までマシンを持ってくるために、チーム全員が本当に素晴らしい仕事をしてくれた」

    「ファクトリーのみんなも、このポジションで戦ってポイント争いができるよう、本当にハードワークを続けてくれている。みんなを誇りに思う」

    「自分自身についても誇りに思っている。今年の流れをしっかり立て直せたと思うし、今日は良い仕事ができた」

    フランコ・コラピント(アルピーヌ) カナダGP

    プレスリリースでは、スプリントで惜しくもポイントを逃した悔しさも口にした。

    「スプリントでは13番手スタートから9位まで上がれたし、前日よりずっと良いペースがあった。周囲のマシンとも戦えていた」

    「アービッド・リンドブラッドを追いかけて最後の1ポイントを狙っていたけど、届かなかった。すごく近かっただけに少し悔しい」

    「でも、ペース面ではかなり強かったと思う。中古ミディアムと新品ミディアム、そして周囲の新品ハード勢との比較でも、僕たちは明らかに一歩前にいた」

    予選では再びリンドブラッドと接近した戦いとなり、Q3進出を果たした。

    「またアービッドの近くで戦っていたけど、彼らは今日は本当に強かった。だから10番手は、おそらく僕たちが狙えた最高の結果だったと思う」

    「スプリントで見せたパフォーマンスを考えれば、明日も良い結果を出せる自信がある」

    「雨予報も出ているけど、それは全員にとって未知数だ。状況にしっかり対応してベストを尽くしたい」

    コラピントは、現在のマシンについて「2024年の感覚に近づいている」とも説明した。

    「今のマシンは、F1最初の年だった2024年の感覚に近い」

    「限界までプッシュできる感覚が戻ってきているし、とても良い状態だと思う」

    「今年はシーズン序盤こそペース不足だったけど、テスト自体は悪くなかった。そして今はすべてが噛み合い始めている」

    「ここ数戦は本当に強い走りができているし、前の方で戦い、ポイント争いにも加われている」

  • リオネル・メッシ F1ドライバーのコラピントにエール「自分の物語を生きるべき」

    リオネル・メッシ F1ドライバーのコラピントにエール「自分の物語を生きるべき」

    リオネル・メッシが、F1マイアミGPで自己最高7位を獲得したフランコ・コラピント(アルピーヌ)にエールを送った。

    インテル・マイアミでプレーするメッシは、マイアミGP期間中にパドックを訪問。アルゼンチン期待の若手ドライバーであるコラピントと交流し、その才能を高く評価した。

    メッシは地元ポッドキャスト『Lo del Pollo』で、コラピントとの初対面について次のように語った。

    「実のところ、彼とはこれまで一度も接点がなかった。彼はヘルメットをくれて、いつか僕に会いたいとも思ってくれていた」

    「共通の知り合いがいて、先日ようやく実現した。彼が練習に立ち寄ることができて、そこで会った。本当に素晴らしい」

    “公の存在”として送ったメッシの助言
    メッシは、急速に知名度を高める22歳のコラピントに対し、脚光を浴びることの難しさにも言及した。

    「彼は自分自身の物語を生きるべきだと思う。そして多くのことに備えなければならない。公の場に立つと、良いことも悪いことも、あらゆる方向から自分に向かってくる」

    「特に悪い時期には、身近な人たち、家族、自分の周囲の支えが必要になる。結局、それが困難な時間を乗り越える助けになるからだ」

    「物事がうまくいっているときは、ずっと簡単だし、人も近づいてくる。でも大事なのは、物事がうまくいっていないときに誰がそばにいるかを知ることだ」

    コラピントにとっても“夢の時間”に
    一方、コラピントにとっても、メッシとの交流は特別な体験となった。

    「この7日間で多くの夢がかなった。うれしいし、この瞬間を楽しんでいる。レオがここに来てくれたのを見られた」

    「彼が家族全員で僕を応援しに来てくれたことは、とても特別だ。僕のアイドルであり、すべてのアルゼンチン人にとってのヒーローに再び会えたのは素晴らしかった」

    コラピントはマイアミGPで7位入賞を果たし、F1キャリア自己最高成績を記録。アルピーヌも2026年シーズン序盤で中団上位争いを展開しており、コンストラクターズランキング5位につけている。

  • アルピーヌF1 ブリアトーレ コラピント称賛「毎レースで期待するレベル」

    アルピーヌF1 ブリアトーレ コラピント称賛「毎レースで期待するレベル」

    アルピーヌF1のフラビオ・ブリアトーレは、2026年F1マイアミGPを振り返り、フランコ・コラピントのパフォーマンスに満足感を示した。一方で、ピエール・ガスリーについては結果を逃した要因に言及し、チーム全体としての課題も明確にした。

    マイアミではアルピーヌが明確に5番手の戦力として機能し、両マシンが予選最終セッションに進出。決勝ではコラピントが6ポイントを獲得し、コンストラクターズランキングでもハースF1チームを上回る5位に浮上した。競争力の向上は数字でも示された形だ。

    コラピントに求める“基準”を明確化
    フラビオ・ブリアトーレはコラピントの週末について、チームが求める基準に達していたと強調した。

    「フランコは本当にポジティブな週末を終えた。彼は我々が毎レースウィークで期待しているレベルで走った」

    「マシンは競争力があるし、我々の目標を達成するためには、両ドライバーとチーム全体から、こうしたパフォーマンスを毎週積み重ねていく必要がある」

    この発言は、アルピーヌが今後のシーズンにおいて“安定した再現性”を重視していることを示している。単発の好結果ではなく、継続的なポイント獲得が求められている段階に入った。

    ガスリーの取りこぼしと開発の課題
    一方で、ピエール・ガスリーの結果については明確に悔しさをにじませた。

    「ピエールにとっては残念な結果だ。ここでは明らかにポイントを狙える競争力があったが、回避可能なアクシデントによってそのチャンスを失った」

    「彼は他のドライバーの重大な判断ミスの被害者だったが、無事でよかった。現代のF1の安全性のおかげだ」

    さらにブリアトーレは、今回投入されたアップデートが必ずしも期待通りの効果を発揮しなかった可能性にも言及した。

    「カナダまでの2週間で多くの分析を行う必要がある。特にいくつかの新パーツが、ピエールに期待していたパフォーマンス向上をもたらさなかった可能性についてだ」

    5番手定着へ向けた現実的な視線
    アルピーヌは現在コンストラクターズ5位につけており、レッドブルら上位勢の背後で確固たるポジションを築きつつある。

    「我々はコンストラクターズ選手権で5位にいる。過去ではなく、これから何を達成できるかに目を向けている」

    また、週末運営に関してはFIAとF1の判断にも言及した。

    「レース開始を3時間前倒しし、天候を見極めながら予定通り開催できるようにしたFIAとF1の決断には称賛を送りたい」

    アルピーヌにとってマイアミは、純粋なパフォーマンスと運用の両面で手応えと課題が交錯する週末となった。コラピントが示した“基準”を両ドライバーで再現できるかどうかが、今後の順位争いの鍵を握る。

  • アルピーヌF1 マイアミGPスプリント予選で今季初の2台SQ3進出

    アルピーヌF1 マイアミGPスプリント予選で今季初の2台SQ3進出

    アルピーヌF1は、2026年F1マイアミGPのスプリント予選でフランコ・コラピントが8番手、ピエール・ガスリーが10番手に入り、今季初めて2台そろってトップ10グリッドを獲得した。

    新たなアップグレードを投入したマイアミで、アルピーヌは中団勢の中で存在感を示した。コラピントは「中団勢と比べると僕たちは良さそうだ」と語り、A526の理解が進みつつあることに手応えを示した。

    コラピント「ようやくリズムをつかみ始めている」
    フランコ・コラピントは、金曜唯一のプラクティスでA526に問題を抱えながらも、スプリント予選では8番手を確保した。これは自身のあらゆる予選形式におけるベストタイにあたる結果であり、アルピーヌにとっても週末の流れを変える内容となった。

    「うれしい。かなり厳しかった状況を立て直すことができたし、理解するまでに少し時間がかかったけど、ようやくリズムに入り始めて、足りていなかったペースの一部を理解し始めていると思う」とコラピントはスプリント予選後に語った。

    「知っているトラックで、スプリント週末というより難しい状況の中、一日を通して良いラップを走れた。今日はすべてがとてもポジティブだった」

    「このブレイクは、僕たちにとって一度リセットして、もう一度進み、どこに取り組むべきかを理解するうえで良い時間だったと思う。僕たちは正しい方向にかなりうまく取り組めたと思う。今日のパフォーマンスには満足しているけど、もちろん週末はまだ始まったばかりだ」

    「ペースは良さそうだと思う。中団勢と比べると、僕たちは良さそうだ」

    ガスリーは10番手もホイールスピンに不満
    一方のピエール・ガスリーは、スプリントを10番手からスタートする。アルピーヌは今季ここまで、中国GPで一度だけダブル入賞を記録しているが、ガスリーは開幕3戦すべてでポイントを獲得しており、チームのランキング5位タイを支えてきた。

    ただし、ガスリー自身は今回のスプリント予選の内容に満足していない。過度なホイールスピンに苦しんでおり、現状のままではレースで厳しくなると認めた。

    「あまり良くない。今朝からとても難しかった。僕の側で何かがうまく機能していないのが見えていて、ホイールスピンがかなり多い」

    「残念ながら、その原因を突き止めるだけの時間が本当に十分にはなかった。でも感触は良くなかったので、明日に向けて改善するために懸命に取り組まなければならない。今の状態のままだと、レースでは苦戦すると思う」

    「それでも、2台をトップ10に入れられたのは良いことだ。ただ、まだ引き出せるポテンシャルはかなり残っている」

    アップグレード効果を示したアルピーヌ
    アルピーヌにとって、マイアミのスプリント予選はアップグレードの方向性を確認するうえで重要なセッションとなった。コラピントは中団勢との比較で競争力を実感しており、ガスリーも不満を抱えながらトップ10に入ったことで、A526にはまだ改善余地が残されている。

    スプリント本番では、コラピントが8番手、ガスリーが10番手からスタートする。中団グループの中でアルピーヌが実際にどれだけレースペースを維持できるかが、今回のアップグレードの評価を左右することになる。

  • コラピントの将来に不透明感 アルピーヌF1で立場揺らぐ 角田裕毅が浮上

    コラピントの将来に不透明感 アルピーヌF1で立場揺らぐ 角田裕毅が浮上

    フランコ・コラピントの将来に不透明感が広がっている。アルピーヌF1チーム内での立場に揺らぎが生じているとされ、2027年に向けたドライバー市場の中で、その去就が焦点となりつつある。

    コラピントは商業面・政治面の強力な後ろ盾を持ち、母国アルゼンチンでの大規模イベントにも登場するなど注目度は高い。しかし、アルピーヌ内部の環境や近年のドライバー起用方針を踏まえると、長期的なシート確保は安泰とは言えない状況だ。

    アルゼンチンでの存在感と高まる注目
    週末にブエノスアイレスで開催されたデモンストレーションイベントで、コラピントは旧型アルピーヌをドライブし、さらにファン・マヌエル・ファンジオの伝説的マシンであるメルセデスW196のレプリカも走らせた。

    このイベントには約60万人の観衆が集まったとされ、アルゼンチンGP復帰への機運の高まりとともに、コラピントの存在感を強く印象づけるものとなった。

    揺らぐシートと浮上する代替候補
    こうした注目度の高さとは裏腹に、コラピントの立場は安定しているとは言い難い。アルピーヌは近年、ドライバー起用においてドライな判断を下してきたチームであり、状況次第では早期の方針転換もあり得る。

    その中で、2027年に向けた候補として名前が挙がっているのが角田裕毅だ。現在レッドブルのリザーブドライバーを務める角田裕毅は、複数のチームから関心を集めているとされ、アルピーヌもその選択肢のひとつと見られている。

    角田裕毅

    ブリアトーレ体制がもたらす不確実性
    アルピーヌの意思決定には、アドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレの影響力も指摘されている。かつてF1に参戦したネルソン・ピケJr.は、ブリアトーレのマネジメントについて次のように語っている。

    「僕にとって最大のミスは、フラビオをマネージャー兼メンターにしたことだった」

    「それは僕と両親のミスだった。心から信頼できる人がいなかった」

    「彼は6人、7人、あるいは8人のドライバーを抱えていた。僕はその中の単なる一人に過ぎなかった」

    「彼は自分自身の利益を最大化するために、パズルのようにドライバーを扱っていた」

    現在もチーム内で影響力を持つとされるブリアトーレの存在は、ドライバーの立場をより流動的なものにしている可能性がある。

    ピケJr.は若手ドライバーに対しても警鐘を鳴らしている。

    「もしフランコに適切な導きがあるなら、彼の利益を守らなければならない。それが最も重要なことだ」

    「多くのドライバーを抱える大きなマネジメントに所属している場合、自分が最優先ではなくなる。本当に自分のために立ち上がってくれる存在が必要だ」

    2027年に向けたシート争いの行方
    コラピントは現在、ブレット・スポーツ・マネジメントに所属しているが、アルピーヌ内部の力学やドライバー市場の変動を踏まえると、その将来は依然として不透明だ。

    角田裕毅の動向とあわせて、2027年に向けたアルピーヌのシート争いは、今後さらに注目を集めていくことになりそうだ。

    Source: GMM

  • フランコ・コラピントに50万人超が熱狂 F1アルゼンチンGP復活へ機運高まる

    フランコ・コラピントに50万人超が熱狂 F1アルゼンチンGP復活へ機運高まる

    フランコ・コラピントのデモ走行が、F1に対するアルゼンチンの情熱が今も衰えていないことを証明した。約20年ぶりに同国のドライバーがF1マシンを走らせたこのイベントには、50万人を超える観客が詰めかけ、その熱狂ぶりはシリーズ側に強烈なメッセージを送るものとなった。

    チケットは数週間前に完売し、無料エリアには早朝から長蛇の列が形成された。混雑や導線の不備に不満も出たが、ファンゾーンや走行が始まると雰囲気は一変し、単なる展示イベントを超えた“国を挙げた祭典”へと変わった。

    50万人が示したF1復活への現実的な根拠
    コラピントのマネージャーであるマリア・カテリネウは、この熱狂ぶりが他のF1ドライバーにも衝撃を与えていると明かした。

    「他のF1ドライバーたちは、コラピントが受けているサポートを見て信じられないと言っている。ランド・ノリスでさえ、あれだけ多くの人に応援されるならフランコの友達になりたいと言った。これは本当に素晴らしいことだ」

    アルピーヌのパートナーエクスペリエンス責任者ルカ・マッツォッコも、この光景に驚きを隠さなかった。

    「これはクレイジーだ。信じられない。私はイタリア人だから情熱は理解しているし共有もできるが、それでも信じられない」

    30年以上F1に関わってきた同氏は、この熱狂をフェルナンド・アロンソがルノー時代にスペインで受けていた支持にしか例えられないと語る。

    「どのレースにもフランコのファンは大勢いるし、結果がどうであれ関係ない。この情熱は言葉にできない」

    歴史と現在をつないだ演出が生んだ共鳴
    イベントは単なる走行にとどまらず、アルゼンチンのモータースポーツの歴史を強く意識した構成となった。

    コラピントは2012年型のロータス・ルノーE20でドーナツターンを披露し、V8エンジンのサウンドを響かせながら観客を熱狂させた。

    さらに1950年代スタイルのヘルメットを着用し、フアン・マヌエル・ファンジオがタイトルを獲得したメルセデスW196ストリームライナーをドライブ。アルゼンチン国旗を掲げながら観客に応える姿は、過去と現在を結びつける象徴的な瞬間となった。

    観客席に近い位置でマシンを止め、ファンと交流する姿も含め、コラピントが短期間で国民的ヒーローとなった理由が明確に示された。

    フランコ・コラピント F1 アルゼンチングランプリ

    F1開催を現実に引き寄せた“証明イベント”
    最終走行ではさらに攻めた走りを披露し、大量のスモークとドーナツで観客を沸かせた。エンジンの熱でマシンが炎上しかけるハプニングすら、この日の熱量を象徴する出来事となった。

    終了後、コラピントはバスの上からファンに語りかけた。

    「今日は本当に素晴らしい一日だった。世界最高のファンだし、僕たちはF1に対してこの国がレースを開催するにふさわしいことを示している」

    このイベントは単なるデモ走行ではない。観客動員、熱量、歴史性、そして現役ドライバーの存在というすべての要素が揃った“開催可能性の実証”だった。

    アルゼンチンでのF1復活は長年議論されてきたテーマだが、今回のコラピントの走行は、その議論を一段階引き上げた。

    シリーズ側がこの熱狂を無視し続けることは、もはや難しくなっている。

  • フランコ・コラピント F1日本GPベアマン事故で誹謗中傷 マネジメントが声明

    フランコ・コラピント F1日本GPベアマン事故で誹謗中傷 マネジメントが声明

    フランコ・コラピント(アルピーヌ)は2026年F1日本GPで発生したオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)の大クラッシュに関与したもう一台のドライバーだったが、FIAの公式見解でも一連の出来事において責任はないとされている。

    しかしレース後、SNS上ではコラピントに対する批判や中傷が広がった。これを受けて同選手のマネジメントを担当するBullet Sports Managementが声明を発表し、ドライバーを擁護するとともに冷静な対応を呼びかけた。

    エネルギー差が招いた50Gクラッシュ
    問題のインシデントはスプーンカーブ進入で発生した。

    コラピントはエネルギー回収モードに入っていた一方で、ベアマンはエネルギーをデプロイしており、両者の間には時速約48kmに達する速度差が生じていた。

    ベアマンは追突を避けるため回避行動を取ったが、マシンはコントロールを失い横向きにウォールへ激突。衝撃は50Gに達した。

    幸いにもベアマンに大きな負傷はなく、右膝の打撲にとどまった。

    「不当な批判」マネジメントが声明
    レース後、Bullet Sports ManagementはSNSを通じて次のように説明した。

    「忘れたいレースとなった。フランコはセーフティカーのタイミングに不運を強いられ、ポイント争いのチャンスを失った」

    「また、オリバー・ベアマンのクラッシュにつながったインシデントについても無視することはできないが、フランコに責任はない」

    「これはFIAの公式声明でも確認されている通り、新しいエネルギーマネジメント規則の結果だ」

    さらにSNS上での反応についても言及した。

    「それにもかかわらず、フランコは不当な批判やヘイトを受けている。彼にふさわしい愛とサポートを示してほしい」

    続く投稿でも状況を強調した。

    「みんな心配しないでほしい。フランコは万全のサポートを受けている」

    「彼は想像以上に強い。否定的なコメントや中傷が彼に影響を与えることはない」

    「ヘイターにエネルギーを使うのではなく、フランコの応援に使ってほしい」

    「彼は信頼できる人々に囲まれており、安全で幸せな状態が保たれている」

  • ハースF1 小松礼雄「コラピントに責任はない」ベアマン事故原因は50km/h差

    ハースF1 小松礼雄「コラピントに責任はない」ベアマン事故原因は50km/h差

    ハースF1チーム代表の小松礼雄は、2026年F1日本GP決勝で発生したオリバー・ベアマンの大クラッシュについて詳細な分析を明かした。事故は22周目のスプーンで発生し、約50km/hという異常な速度差が背景にあったという。

    今回のクラッシュは、2026年レギュレーションによって生まれたエネルギーデプロイの影響が強く関係しており、チーム側も事前から懸念していた問題だった。

    小松礼雄「コラピントに責任はない」
    小松礼雄はまず、フランコ・コラピントに非はないと明確に述べた。

    「コラピントは一貫した動きをしていたし、まったく彼の責任ではありません」

    そのうえで、当時の状況について説明した。

    「我々はあの区間でより多くデプロイしていた。通常周回でも20km/hの差がありました」

    「オーバーテイクボタンを押したことで速度差は50km/hになった。クロージングスピードは非常に大きく、そこで少し見誤った」

    小松礼雄は今回のクラッシュを「小さな判断ミス」としながらも、レギュレーション由来の構造的な問題が大きいと指摘する。

    「こうしたレギュレーションではクロージングスピードが問題になると以前から話していた。今回はそのひとつの事例になってしまった」

    「もちろん本人も自分を責めている。ただ50km/hの差は非常に大きい。これは教訓になる」

    「大きなけがにならなかったことが何よりです。膝は痛めましたが、彼は大丈夫です」

    ハースF1チーム オリバー・ベアマン フランコ・コラピント

    FIAは4月に評価会議を実施へ
    FIAは声明の中で、2026年レギュレーションは導入当初から継続的に検証が行われており、開幕数戦のデータを踏まえた見直しを予定していたと明かした。

    4月にはFIA、各チーム、パワーユニットメーカー、ドライバー、FOMが参加する複数の会議が開催され、エネルギーマネジメントを含む規則運用の最適化が議論される。

    とりわけエネルギー配分に関する調整は慎重なシミュレーションと詳細な分析を必要とするため、現時点で具体的な変更を断定する段階にはないとされる。安全性は引き続き最優先事項と位置付けられている。

    今回の事例は、レギュレーションによって生じるクロージングスピードの問題を象徴するケースとなった。今後の制度調整に直結する議論へと発展する可能性がある。

  • フランコ・コラピント F1日本GP ベアマン事故の実態「異常な速度差だった」

    フランコ・コラピント F1日本GP ベアマン事故の実態「異常な速度差だった」

    フランコ・コラピント(アルピーヌ)は、2026年F1日本GP決勝で発生したオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)の大クラッシュについて、「非常に奇妙だった」と振り返った。

    22周目、スプーンカーブで発生したこの事故は、極端な速度差の中で起きたもので、ベアマンはコラピントをオーバーテイクしようとした際に芝生へはみ出し、スピンしてバリアに激突。衝撃は50Gに達した。

    コラピント「まるで座っている標的のようだった」
    コラピントは事故当時の状況について、次のように説明した。

    「正直に言って本当に奇妙だった。自分はまるで座っている標的みたいな状態だった」

    「速度差があまりにも大きくて、まるで自分がアウトラップで相手がプッシュラップをしているかのようだった。本当に異様だった」

    「僕たちは全開で走っているコーナーなのに、彼は僕より50km/h以上速かった。かなり奇妙だし、ストレートではない区間でこういうことが起きると一気に不安定になる」

    さらにコラピントは、バックミラー越しに見た決定的な瞬間についても明かした。

    「ミラーを見たら彼が芝生の上でスピンしていた。それでも僕を追い越していった。つまり、それだけ速度差があったということだ。あるポイントでは本当に危険になる」

    「彼が無事で本当に良かった。パドックで歩いているのを見たけど、問題なさそうだった」

    FIAに課題提起「速度差は危険な領域にある」
    この事故を受け、コラピントはFIAに対して現行マシンの特性に関する見直しを求めた。

    「こういうことは比較的よく起きている。僕は何も動いていないし、問題はそこではない」

    「重要なのは速度差だ。片方が50km/hも速いと、それが危険になる。メルボルンでも同じようなことがあった。あの時は自分の方が100km/h速い状況だった」

    「今のマシンで起きていることをもっと理解して、問題を減らす必要があると思う。オーバーテイクも同じで、かなり人工的だ。テレビで見ても分かるように、50km/h速いマシンが一気に抜いていく。今後FIAとともに見直すべき点だ」

  • F1中国GP接触事故 コラピント陣営が訴え「オコンへの死の脅迫をやめて」

    F1中国GP接触事故 コラピント陣営が訴え「オコンへの死の脅迫をやめて」

    フランコ・コラピントを支援するマネジメント会社が、2026年F1中国GPでの接触事故を受け、エステバン・オコンに対する「死の脅迫」をやめるようファンに緊急の呼びかけを行った。

    上海での決勝では、ピットアウト直後のコラピントとオコンがターン2で接触。両者はスピンを喫し、オコンにはスチュワードから10秒ペナルティが科された。コラピントは10位でポイントを獲得した一方、オコンはトップから1周遅れの14位に終わった。

    ターン2で接触 オコンは責任を認める
    コラピントは32周目にこのレース唯一のピットストップを行い、ハードタイヤからミディアムタイヤへ交換した。

    しかし、ピットレーンからコースへ復帰した直後、ピットストップ前から争っていたエステバン・オコンと再び並ぶ形になった。

    そのまま2台はターン2へ進入し、オコンがコラピントのイン側に飛び込もうとした際にアルピーヌのマシンへ接触。結果として2台ともスピンを喫した。

    オコンはこの件の責任を受け入れ、スチュワードから10秒ペナルティを科された。そのペナルティは2度目のピットストップで消化した。


    コラピント陣営がSNSで異例の呼びかけ
    レース後まもなく、フランコ・コラピントの関係者が所属するブレット・スポーツ・マネジメントは、ソーシャルメディアを通じてファンに向けたメッセージを発信した。

    「どうかエステバン、彼の家族、そしてハースF1チームに対して、憎悪や死の脅迫を送らないでほしい」

    「それでクラッシュがなかったことになるわけではないし、フランコのファン全体の印象を悪くするだけだ。前向きで敬意ある応援を続けてくれてありがとう」

    コラピントは10位入賞 オコンは14位
    この接触がありながらも、フランコ・コラピントは10位でフィニッシュし、2024年アメリカGP以来となるポイント獲得を記録した。

    一方のエステバン・オコンは14位に終わり、トップからは1周遅れという厳しい結果になった。