カテゴリー: F1フランスGP

  • マーティン・ブランドル、ハミルトンの防御が“甘すぎた”との見解に反論

    マーティン・ブランドル、ハミルトンの防御が“甘すぎた”との見解に反論

    Sky Sports F1の解説者を務めるマーティン・ブランドルは、F1フランスGPでのルイス・ハミルトンのマックス・フェルスタッペンに対する防御が“甘すぎた”とのニコ・ロズベルグの評価に同意していない。

    ニコ・ロズベルグは、元チームメイトであるルイス・ハミルトンが、残り2周でタイトルのライバルであるマックス・フェルスタッペンにあっけなく順位を奪われてことについて「ドアを閉めろよ!」と批判した。

    ルイス・ハミルトン自身は、チェッカーフラッグが振られるまでのどこか時点で抜かれることは避けられなかったので、マックス・フェルスタッペンとのバトルで抵抗しぐることは「無意味」だったと語っている。

    マーティン・ブランドルは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間で起こったことをチェスの動きに例え、7回のF1ワールドチャンピオンの考え方に同意した。

    「フェルスタッペンを通したときのハミルトンが甘すぎたということに同意しない」とマーティン・ブランドルはSky Sports F1のフランスGP後のコラムで語った。

    「彼はタイヤが終わっていたし、レッドブルの挑戦スピードとDRSのアシストがあったことを考えれば、フィニッシュ前に抜かれるのは避けられなかった」

    「同じように、ハミルトンが以前にブダペストとバルセロナでフェルスタッペンを追い抜いたとき、フェルスタッペンはそれほど攻撃的ではなかった」

    「チェスの試合でキングを倒すのと少し似ている。負けは避けられない。タイヤに救いようのないフラットスポットを作ったり、フロントウィングをなくしたりするよりは、むしろ18ポイントをバッグに入れて、次の日の準備のために傷をなめておいた方がいい」

  • レッドブル・ホンダF1 「RB16Bが完全に合法であることを証明した勝利」

    レッドブル・ホンダF1 「RB16Bが完全に合法であることを証明した勝利」

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1フランスGPでの勝利は、RB16Bがレギュレーション違反などしていないことを証明したと語る。

    ポール・リカールのレース週末前、レッドブル・ホンダF1はメルセデスからRB16Bに違法なリアウイングを装着していると非難されていた。また、ピレリはF1アゼルバイジャンGPでのマックス・フェルスタッペンのタイヤ故障はチームが低いタイヤ空気圧を使用していたことが原因であることを示唆していた。

    FIA(国際自動車連盟)は、F1フランスGPの前にリアウイングの問題に対処するために剛性テストをさらに厳格化する技術指令を発行し、ピレリはリアタイヤ空気圧を上げた。

    そういったすべての変更にも関わらず、マックス・フェルスタッペンは残り2周でルイス・ハミルトンを抜いてレッドブル・ホンダF1は勝利を収めた。

    クリスチャン・ホーナーは、F1フランスGPでの勝利がレッドブル・ホンダF1が不当なアドバンテージを得るためにルールを破ったなどいないことを示していると語る。

    「ここ数週間にわたって多くの非難のコメントがあったと思うが、我々はルールを遵守していた」とクリスチャン・ホーナーは racingnews365.com に語った。

    「そして、我々が反応した方法は、我々のパフォーマンスがリアウイングの柔軟性に基づいていないという強さと深さを示していると思う」

    「我々は常にピレリの指示に従ってきた。そして、明らかに、今週末のタイヤ空気圧の上昇は、すべてのチームにとってチャレンジングだった。しかし、繰り返しになるが、エンジニアリングチームは、それに沿ってマシンを最適化する上で素晴らしい仕事をした」

    メルセデスのリアウィングに関する非難に応えて、クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコは、メルセデス W12のフロントウィングについて同じように問題を調査する必要があると主張している。

    報道によると、現在、レッドブルは公式の抗議行動を開始するまでには至っていないが、FIAに問題を調査するよう要請している。

    「FIAはそれに取り組んでいる」とレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは Sky Germany に語った。

    「十分な映像があります。リアウィングと同じような新しいテストが導入されると予想している。しかし、我々はFIAが何と言うかを待っている」

    前回のレース後、パドックでニコ・ロズベルグとトト・ヴォルフに話しかけたクリスチャン・ホーナーは、それは仕返しだったと語った。

    「ええ、それは基本的に仕返しだ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「今日はバルセロナの借りを返した。彼(トト)も数週間でフロントウィングを得ている」

  • セルジオ・ペレス、2戦連続表彰台も「週末は思ったほど良くなかった」

    セルジオ・ペレス、2戦連続表彰台も「週末は思ったほど良くなかった」

    セルジオ・ペレスは、F1フランスGPの終盤に苦戦するバルテリ・ボッタスを抜いて3位でフィニッシュし、レッドブル・ホンダとの2回目の表彰台を2戦連続で獲得した。しかし、バクーでの勝利の後、ペレスはポール・リカールでの週末に先立ってもっと多くのことを期待していたと認める。

    セルジオ・ペレスは、フランスでの週末を通してチームメイトで最終的にレースウィナーとなったマックス・フェルスタッペンのようなペースは見られなかったが、それでもフェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスに続く重要な4番グリッドを獲得した。

    しかし、決勝の初期段階で、セルジオ・ペレスは上位3名から離れた。レース後に、セルジオ・ペレスは何が起こっていたかを説明した。

    「最初の5周か10周くらいは風によってマシンは運転しずらかった」とセルジオ・ペレスは語った。

    「今日、僕たちは明らかにダウンフォースが少なかったので、後ろをついていくのはかなり困難だった。でも、その後、風は穏やかになり、路面も良くなり、リズムを掴み始めた。」

    他のほとんどのドライバーは20周前にピットストップを行ったが、レッドブルはセルジオ・ペレスの第1スティントを24周目まで伸ばすことを選択。その後、徐々に上位3名との差を縮めていき、49周目にペレスよりも7周早くにピットストップしてハードタイヤに苦戦していたバルテリ・ボッタスを抜いて3位でフィニッシュした。

    それは、レッドブル・ホンダF1のペレス/フェルスタッペン時代の最初のダブル表彰台となった。だが、セルジオ・ペレスは、ポール・リカールでの週末の仕事に完全に満足していないことを認め、あと数周あれば3位でフィニッシュしたルイス・ハミルトンを捕らえていただろうと付け加えた。

    「最初の数周と第1スティントの最後の5周を除けば、素晴らしいレースだったと思う」とセルジオ・ペレスは語った。

    「でも、残念ながら、僕が望んでいたほど良くはなかった。雨が降って、本当にコースがリセットされていたし、マシンに小さいリアウイングを走らせていたことでより高い代償を払ったとう。それは少し痛手だったけど、それもゲームの一部だ・・・ルイスを捕らえるには数周も足りなかったけど、全体としてはチームにとって良い結果だ」

    「今週末は思ったほど良くなかった」とセルジオ・ペレスは付け加えた。

    「ドライバーとして僕たちは勝つころだけを望んでいるし、とにかく懸命に仕事を続けて、改善を続け、与えられた素晴らしいマシンでもっと良い結果を出す必要がある・・・勝利という結果をね」

  • 【動画】 ホンダF1の田辺豊治&山本雅史、“レッドブル・ファイト”で転倒

    【動画】 ホンダF1の田辺豊治&山本雅史、“レッドブル・ファイト”で転倒

    レッドブル・ホンダF1は、F1フランスGP優勝後の記念撮影の動画を公開。恒例の“レッドブル・ファイト”でホンダF1の田辺豊治&山本雅史が転倒して逃げ遅れているシーンに“Sorry”とキャプションを加えた。

    F1フランスGPでは、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが優勝。ホンダF1にとっては30年ぶり、レッドブル・レーシングにとってもハイブリッド時代で初の3連勝となった。

    レッドブル・レーシングは、レース勝利後の記念撮影の後、レッドブル・エナジードリンクでシャンパン・ファイトならぬ“レッドブル・ファイト”をするのが恒例となっている。レッドブル・エナジードリンクをかぶるとベトベトになるため、撮影と同時にスタッフはダッシュで逃げる。

    だが、田辺豊治(61歳)、山本雅史(57歳)と高齢(?)の二人には座った体制からのダッシュは厳しいらしく、華麗に転倒してしまった。

    また、動画ではチーム代表のクリスチャン・ホーナーがあからさまなフライングをしており、ファンから“5秒加算、もしくは3グリッド降格ペナルティだ”とのツッコミが入った。

  • レッドブルF1、フランスGPでのホンダのF1エンジンの馬力アップを否定

    レッドブルF1、フランスGPでのホンダのF1エンジンの馬力アップを否定

    レッドブルF1は、ホンダのF1エンジンが改良されたため、マックス・フェルスタッペンがF1フランスGPで勝つことができたとのメルセデスF1の主張を否定した。

    ホンダF1は、ポール・リカールでマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスに新品のF1エンジンを供給したが、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは「彼らはエンジンで大きな前進を遂げた」と MTV によって語った。

    しかし、レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、その主張を否定した。

    「エンジンを改良することはできない。だから、私は彼が何について話しているのか分からない」とクリスチャン・ホーナーは、新型コロナウイルス時代の制限について言及した。

    「我々はより薄いリアウィングを使用した。それが我々の直線速度が良かった理由だ。ホンダは素晴らしい仕事をしているが、馬力の増加は見られなかった」

    理由が何であれ、ルイス・ハミルトンはレッドブルの前進に驚いた。

    「彼らはストレートで突然0.3秒速くなった」とルイス・ハミルトンは語った。

    「それがリアウィングだけなのか、それとも他の何かなのかを分析する必要がある」

    もうひとつ説明できることは、レッドブルF1がチャンスを掴み、メルセデスF1を倒して“パワーユニット時代”にタイトルを獲得するために開発を進めている一方で、メルセデスF1が2022年に集中するために今季マシンの開発を停止していることだ。

    「我々は来年に100%集中している」とトト・ヴォルフは Corriere delloSport に認めました。

    「このシーズンの後には多くのシーズンがあることを覚えておく必要がある。そのため、今シーズンは、速くするためには、空力ではなく、セットアップとタイヤの作業に重点を置いている」

    ポール・リカールでもうひとつメルセデスF1をおどろかせたのは、マックス・フェルスタッペンに“アンダーカット”されたことだ。

    「我々は改善を続けるためにそれを検討していく」とトト・ヴォルフは認めた。

    「だが、しっかりとしたレースカーができたと思うし、エキサイティングなレースを見れたのは良かった」

    そして、来週からはオーストリアのレッドブルにちなんで名づけられたサーキットでエキサイティングな2連戦が開催される。

    「パワーハングリーなサーキットだ」とルイス・ハミルトンは語った。

    「長いストレートがあるので、似たような展開を目にする可能性がある。調整や改善ができるかどうかを確認するのに3日間ある。僕たちが完全にすべてを最大化できるならば、彼らを手こずらせることができるだろう」

  • フェラーリF1代表 「ポール・リカールのタイヤ問題は2年前に認識していた」

    フェラーリF1代表 「ポール・リカールのタイヤ問題は2年前に認識していた」

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、F1フランスGPのチームの悲惨な結果は完全に予想外ではなかったし、ポール・リカールでのタイヤ問題は2年前に認識していた弱点だったことを認めた。

    予選ではカルロス・サインツが5番手、シャルル・ルクレールが7番手と順調なスタートを切ったフェラーリF1。決勝でも第1スティントでは両ドライバーがポジションを維持したが、ハードタイヤに交換した第2スティントは壊滅的なものとなった。

    2台はミッドフィールドのライバルを相手にポジションをズルズルと下げ、カルロス・サインツは11位、シャルル・ルクレールは2ストップに切り替えて16位でレースを終えた。

    レース後、マッティア・ビノットは「言うことはあまりない」と語った。

    「今日は我々に非常に疲れて難しいレースだった。タイヤに本来の仕事をさせることができなかったし、我々のパフォーマンスはタイヤによって本当に苦しんでいた」

    「マシンの本当のペースやパフォーマンス自体を反映しているとは思わないが、我々が学ぶ必要があることであり、近い将来ではなく、中長期的に取り組む必要がある」

    シャルル・ルクレールは、2019年のF1フランスGPを3位表彰台で終えているが、マッティア・ビノットは、悪夢のレースとなった2021年のレースの起源はその時にも明らかになっていたと認める。

    「このサーキットが難しいものになることは分かっていた」とマッティア・ビノットは語った。

    「タイヤに多くのエネルギーがかかるハイスピードコーナー、暑いコンディション。2年前に改めて見てみると、我々はここで本当に苦労していたし、それらは我々のクルマの特徴だと思う。我々にあまり適したトラックではない」

    「だが、いろいろと考えてみると2年前に問題が発生していた。我々はそれに対処すべきだったが、まだできていない。将来を見据えて、教訓を学び、解決するためにそれを使用することが重要だ」

    「我々にとって、来年に向けてそれを理解し、確実に取り組むことがより重要になってくる」

    「主な懸念は、それがもっと多くのレースで起こってしまうことだが、すべてのトラックで起こるわけではない。この状況に備える必要がある」

    一方、ピレリは週末に先立ってテクニカルディレクティブ(技術指令)を発行し、バクーでランス・ストロールとマックス・フェルスタッペンが抱えた問題を受け、チームにタイヤ空気圧を上げるよう強制。それでも、マッティア・ビノットはそれがフェラーリに悪影響を及ぼしたことを否定した。

    「いいや、変更が影響を与えたとは思えない」とマッティア・ビノットは語った。

    「規定を見ると、タイヤ空気圧が上げられたのはリアだけであり、問題はフロントのグレイニングだった。我々にとって準備は何も変わっていない。だから、答えはかなり明確にノーだと言える」

    F1フランスGPをノーポイントで終えたことにより、フェラーリはコンストラクターズ選手権3位の座をマクラーレンに明け渡し、ランド・ノリスとダニエル・リカルドが5位と6位で終えたことでその差は16ポイントとなった。

  • 2021年 F1フランスGP 決勝:ドライバーコメント(11位~20位)

    2021年 F1フランスGP 決勝:ドライバーコメント(11位~20位)

    2021年 F1世界選手権 第7戦 F1フランスGPの決勝で11位~20位だったドライバーのコメント。

    F1フランスGPでは、全20名のスターターが完走。誰もリタイアしなかったのは2019年のF1オーストリアGP以来となる。下位に沈んだドライバー、特にフェラーリはタイヤのデグラデーションに苦戦を強いられるレース展開となった。

    11位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「今日、パフォーマンスを発揮できなかったのは明らかだし、ペースも足りなかった。序盤からデグラデーションに本当に苦しだし、レーズ全体を通してその問題を抱えていた。最善の努力をしたけど、当初のポジションを維持するのは不可能だった。何が起こったのか分析して、問題を理解し、対応しなければならない。それができるチームがいるとすれば、このチームだ。オーストリアでのダブルヘッダーが待っている。僕たちは挽回できると確信している」

    12位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「本当にいい午後だった。角田(裕毅)を含め、コース上でいくつかオーバーテイクができたし、オコンとアルファロメオ勢の前でフィニッシュすることができた。コンディションはトリッキーで、グレイニングを抑えながらタイヤの温度を維持するのが難しかった。でも、マシンの感触は良かったし、戦略も本当にうまく機能した。実力で12位でフィニッシュできたことは素晴らしい成果だ。おそらく、これまでのチームとのベストレースだったと言っても過言ではない」

    13位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「1周目はとてもいい形で、ピットレーンからスタートしてポジションを3つ上げられました。タイヤコンパウンドの異なるアルファロメオ勢の後方で抑えられてしまったので、アンダーカットを試みようとハードタイヤに交換しました。このタイヤを履いてすぐにプッシュしなければならず、レースの終わりには完全にタイヤが終わってしまいました。今回も、F1でのレース経験を積み、走行距離を伸ばすことができたので、僕にとってはとてもいいことだと思います。もっと上位のグリッドからスタートし、ポイント獲得のチャンスを増やせるように、予選について取り組んでいかなければなりません」

    14位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は期待していよなレースではなかったし、全体的に期待外れな週末だった。今日は何かが欠けていると感じたし、見直さなければならない。どっちのタイヤでもペースがなかったし、かなり早くに劣化してしまい、ポイント獲得のためにプッシュできなかった。今週末から学んで、前進したい。次のレースは来週だし、強くなって戻りたい」

    15位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「過去数戦とは異なり、今日はポイントを獲得できるようなペースはなかった。昨日、シングルラップでは良かったので、今日何が起こったのか理解する必要がある。簡単なレースではなかったし、第1スティントはハードタイヤに苦労した。ミディアムでも十分に進歩を遂げることができなかった。オーストリアでクルマに戻るのを楽しみにしている。異なるトラック、異なるコンディションだし、違った良い結果を出せることを期待している」

    16位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日は非常に難しいレースだった。カルロスも僕も2つのコンパウンドに苦労した。終盤になって、もっとうまくやれることはないか確認するために、僕の方は新品のミディアムのセットに交換するためにもう一度ピットインした。でも、第1スティントと同じように3~4周は大丈夫だったけど、その後は大幅にデグラデーションが起きた。これは大きな弱点だし、今後にむけて改善するためにもこれから焦点を当てていかなければならないメインのことだ」

    17位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「最近の優れたパフォーマンスを再現することができなかったので原因を理解する必要がある。良いスタートを切ったけど、そこからタイヤマネジメントに苦労した。でも、それは全員が同じだったと思う。全体的に僕たちには最近楽しんでいたようなスピードがなかった。ミディアムに交換してペースははるかに良くなったけど、それまでにあまりに後方に沈んでいたし、ずっとブルーフラッグが出ていて最終ポジションに違いを生む出すことができなかった。このレースを分析して、オーストリアに向けて改善する方法を見ていきた」

    18位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「良いスタートを切って、序盤のコーナーは順調だった。でも、1周目の後、タイヤのグリップがなくなり、レースの多くでスライドしていた。残り12周目くらいから何かが改善して、ペースを見つけられたので、最後は悪くはなかったけど、何かインパクトを残すには少し遅すぎた。全体的にいくつか疑問符があるので、オーストリアでのレースに向けて調査して、状況を良くしていきたい」

    19位:ミック・シューマッハ(ハース)
    「全体的に見て、初めてQ2も進出できたし、非常にまともな週末を過ごせたと思う。レースは難しいだろうと思っていた。だから、僕は楽観的だった。それが重要だ。率直に言って、ウィリアムズや周りの人と戦うペースはなかったと思うけど、それは僕たちがもっと頑張らなければならないということだ。僕ももっと頑張らなければならない」

    20位:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「何が違ったことを試そうと思って代替戦略でスタートしたけど、逆に窮地に追い込まれたし、ベストではなかったと思う。多くのチームとドライバーが予想していたよりもタイヤ摩耗の増加に苦労していた。別のセットだったらタイヤがどうだったか判断するのは難しい。レースのスタートでチャンスがあったので、それをものにした。ただ、それ以降はレースの終わりまで十分なペースがなかった」

  • メルセデスF1、アンダーカットを許すことになった“0.5秒”を理解できず

    メルセデスF1、アンダーカットを許すことになった“0.5秒”を理解できず

    メルセデスF1は、日曜日のF1フランスGPで、なぜチームの計算モデルがマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンをアンダーカットする可能性を見落としていたのか理解できていないと語る。

    ルイス・ハミルトンは、オープニングラップでマックス・フェルスタッペンが1コーナーでコースオフしたことでリードを奪った。

    その後、2番手を走行していたマックス・フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタスのピットストップをカバーするためにその翌周にピットイン。その時点で翌週にピットインしたルイス・ハミルトンとの差は3秒あった。

    しかし、メルセデスF1陣営は、ルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンの後ろでコースに合流したことで驚かされた。

    マックス・フェルスタッペンは、ハードタイヤでほぼ完璧なアウトラップを披露したが、メルセデスF1はルイス・ハミルトンが前に出るには十分なタイミングだと確信していた。チームの計算モデルもそう算出していた。

    メルセデスのエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショヴリンは「その時点で我々はマックスに3秒強の差をつけており、アンダーカットを防げると考えていたが、そうはならなかった」と説明した。

    「今でも、モデルがなぜ大丈夫だという答えを出したのか完全には理解していない。したがって、まずは冷静になって理解するところから始めなければいけないのは明らかだ」

    マックス・フェルスタッペンの印象的なアウトラップを考慮しても、メルセデスF1は0.5秒のタイムロスは説明がつかないと語る。

    「ハードタイヤは良かったし、箱から出してすぐに良かった」とアンドリュー・ショブリンは付け加えた。

    「しかし、我々がまだポジションを失った理由を完全に理解していないので、詳しく調査する必要がある」

    「3秒のうち、2.5秒までは説明がつく。しかし、なぜあそこまで後ろからアンダーカットされたの原因は詳しく見ていく必要がある。我々はそれを想定できていなかった」

    メルセデスF1は、タイヤのバイブレーションの問題でバルテリ・ボッタスを17周目にピットインされたが、早期のタイヤ交換でハードタイヤが最後まで走る能力を危うくすることを恐れて、ルイス・ハミルトンを1周後にピットに入れることを避けた。

    「最後まで走り切るには不快なほど早かった。レースが終わったとき、それが事実だとわかったと思う」とアンドリュー・ショブリンは語った。

    「また、バルテリのマシンには懸念があった。バイブレーションがますます増加しており、それはラップごとに悪化していた。それは、信頼性の懸念のためにマシンをピットインさせなければならないレベルに達し始めていた」

    「本当に、彼がコース上で問題がないことを確認することに焦点が当てられていた。それが我々が彼をピットインさせた理由だ」

    「実際のところ、バルテリのストップがグリッドの上位のピットストップのトリガーとなった。そして、それがルイスに非常に長いスティントを強いる結果にもなった」

  • メルセデスF1 「レッドブル・ホンダより速いマシンで負けた」

    メルセデスF1 「レッドブル・ホンダより速いマシンで負けた」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1フランスGPではレッドブル・ホンダよりも速いレースパッケージを持っていたと考えているが、アンダーカットを過小評価していたと語る。

    マックス・フェルスタッペンがターン1でワイドになったとき、ルイス・ハミルトンがオープニングラップでリードを奪ったが、レッドブルのドライバーは最初のピットストップで前に戻った。

    その後、マックス・フェルスタッペンは2ストップ戦略を選択し、メルセデスF1にルイス・ハミルトンに再びピットストップするのを除外するよう促し、残り2周でで再びリードを奪い返した。

    「マシンのパフォーマンスは良かった。おそらく我々の方が速いマシンだったと思う」とトト・ヴォルフは語った。

    「我々はピットストップでレースに負けた。アンダーカットに対して十分なプロテクションがあると思っていたが、そうではなかった」

    「アンダーカットから保護するために3秒のしっかりとしたギャップがあったが、見た目ほど十分ではなかった。そこからは実際には後手に回ってしまった」

    「上位3台のマシン戦いは激しく、基本的には1ストップを続行することか2ストップにするかを選択しなければならなかったと思う」

    「(セルジオ)ペレスが邪魔をしていたので、2つのストップは我々にとって危険だった。そして、我々は今日それを間違えた」

    メルセデスF1は、バルテリ・ボッタスで最初のピットストップをトリガーした。3番目で戻ったボッタスは、アンダーカットを避けるためにマックス・フェルスタッペンが次の周でピットインすることを促した。

    メルセデスF1は、バルテリ・ボッタスがロックアップし、ターン4でワイドに走った後、ピットインを早めることになったと説明した。

    メルセデスのエンジニアリングチーフであるアンドリュー・ショヴリンは「我々は勝利し、2台のマシンが表彰台に上がる良い機会があったと思うので、結果はもちろん期待外れだった」と語る。

    「ルイスは最初のスティントでレースをコントロールしていた。どちらかといえば、デグラデーションに関しては少し良く見えていた」

    「我々は、増大するバイブレーションに苦しんでいるバルテリに足して自分たちでストップをトリガーした。それは明らかに私たちが入りたいと思っていたよりも早いものだったが、それは我々に選択肢がないレベルに達していた」

    「当然、マックスはバルテリから保護するために次のラップを入ったが、ルイスは3秒強のマージンを持っていたので、アンダーカットから十分に保護できると思っていた。だが、そうではなかった」

    「ピットストップは良かったし、ハードタイヤは明らかに速かったが、なぜ我々がポジションを失ったのかを理解するために詳しく調べる必要があることがたくさんある」

  • ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP 決勝レポート

    ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP 決勝レポート

    F1フランスGPの決勝は劇的な展開となり、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝、セルジオ・ペレスが3位に入り、チームにとっては今季初のダブル表彰台を獲得。この勝利で、ホンダF1パワーユニットは1991年以来の3連勝を果たした。

    戦略の違いによって結果が左右される僅差のレースだったが、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダもピエール・ガスリーが7位入賞。激しい中団争いでポイントを獲得した。

    午前中には雨が降ったポールリカール・サーキットだが、F1決勝のスタート時には路面も乾き、ドライコンディションでのレースとなった。

    前日の予選でクラッシュを喫した角田裕毅は、ギアボックスの交換に加えて、予選と異なる仕様のフロア装着とサスペンションセッティングの変更を行ったため、レギュレーションによって最後尾からのピットレーンスタートとなった。角田はスタートタイヤにミディアムタイヤを選択。トップ10スタートとなった他の3名も、予選Q2で使用したミディアムタイヤでのスタートとなった。

    ポールポジションからのスタートとなったフェルスタッペンは、スタートを上手く決めてターン1へ進入したが、出口で膨らんでしまい、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にリードを奪われる。ペレス、ガスリーはそれぞれ4番手、6番手をキープしてオープニングラップを終えた。

    角田は素晴らしい出だしを見せ、ハース、ウイリアムズのドライバーをオーバーテイク。その後、ホンダF1 PU勢の中で最初となる15周目にピットストップを行い、ハードタイヤに交換した。

    ガスリーは17周目にピットイン。ダニエル・リカルド(マクラーレン)に前を行かれる展開となってしまう。フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のピットインに反応して、18周目にピットへ。ここで見事なペースを見せ、ボッタスの前方に留まるだけでなく、その1周後にピットインしたハミルトンの前に出て、実質的なリードを奪います。その後、ペレスが24周目までピットストップを遅らせ、4番手でレースを進め4う。

    首位を走行していたフェルスタッペンだったが、後方のハミルトンからプレッシャーを受け続け、タイヤのデグラデーションも進んだことから、レッドブル・レーシング・ホンダは32周目に2度目のピットインを行うことを決断。ミディアムタイヤに交換して4番手でレースへ復帰すると、首位奪還を目指して追い上げを狙う。

    3番手のペレスとポジションを入れ替えたフェルスタッペンは、ファステストラップを更新しながらメルセデス勢との差を詰めていく。残り9周で、ボッタスを捕らえて2番手に浮上。この時点でハミルトンとの差は大きかったものの、ペースを緩めずに追撃する。その後、ペレスもボッタスへ追いつき、高速コーナーの“シーニュ”でアウト側から並びかけてオーバーテイク。レッドブル・レーシング・ホンダは2-3番手となる。

    フェルスタッペンは、残り2周でハミルトンに追いつき、ミストラルストレートのシケインでオーバーテイクを決めて、今季3勝目を挙げた。また、ファステストラップによる1ポイントも追加し、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを12ポイントに拡大した。

    ペレスも順位を守って3位でフィニッシュ。レッドブル・レーシング・ホンダは、2人のドライバーが合わせて41ポイントを獲得し、コンストラクターズチャンピオンシップでメルセデスに37ポイント差をつけてリードを守っている。

    ガスリーはランド・ノリス(マクラーレン)との激しいバトルを経て、36周目にカルロス・サインツをパスするなど、2台のフェラーリをオーバーテイク。その後、前方のマクラーレン勢へ迫り、7位入賞を果たして6ポイントを獲得した。

    角田は一時11番手まで浮上したが、終盤でタイヤが厳しくなったこともあり、13位でフィニッシュ。最後尾のピットレーンスタートから7つ順位を上げて完走を果たした。

    スクーデリア・アルファタウリ・ホンダはコンストラクターズランキング5位を守り、4位のフェラーリとの差を6ポイント詰めて今大会を終えた。

    次戦は、1週間後のシュタイアーマルクGP。その翌週のオーストリアGPまで、レッドブル・リンクでの2連戦。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のフランスGP決勝は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が優勝、ペレス選手が3位表彰台と、レッドブル・レーシング・ホンダとして2人のドライバーが表彰台に上がるとともに、モナコ、アゼルバイジャンに続く3連勝を飾ることができました。ポールポジションからスタートしたフェルスタッペン選手は、一度は2番手に下がったものの、メルセデスと異なる戦略を採り、ラスト2周でハミルトン選手を逆転。見事なパフォーマンスで優勝を獲得しました。終始4番手を走行していたペレス選手も、先行する3台との間隔を上手く見計らいながらレースを組み立てて、終盤ボッタス選手を抜いて3位フィニッシュ。マシンのパフォーマンス、ドライバーの腕、チームの戦略などすべてが上手く噛み合い、本当に素晴らしいレースになりました。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手も粘り強い走りを続けて7位、5戦連続で入賞を果たし、安定した力を見せています。Q1でのクラッシュから、車体側のパーツを交換したためにピットレーンスタートとなった角田選手は最後尾からいくつものオーバーテイクを見せて13番手と、昨日の予選から巻き返しを見せてくれました。今週末のパフォーマンス状況から予想されていた通りに、非常なタフなレース展開になりましたが、それぞれがきっちりとやるべきことを果たし、このような結果を得られたことはこの先シーズンを闘う上で大きな励みになります。またすぐにレースがやってきます、オーストリアでの2連戦に向けてこの勢いを維持していきたいと思います」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「この勝利は、チームの素晴らしい努力によるものです。さらに、このコースでダブル表彰台というのは、現場とミルトンキーンズのファクトリーのみんな、そしてホンダF1のハードワークの結果です。当然、自分で前に出て後続を突き放してという展開を望んでいましたが、F1ではそれが上手くいかないことはよくあるので、今日は本当に苦労しました。2チームが非常に僅差であることが分かったと思いますし、こうして戦略の差で残り2周で前に出て勝利を挙げられたことで、報われた思いです。スタート後のターン1でリアを失ってコースアウトし、ルイス(ハミルトン/メルセデス)に前を行かれたことで、簡単なレースにはなりませんでした。もちろんすぐに対抗しようと思いましたが、まだレースは長いことが分かっていたので、集中し続けました。最初のスティントでは、ルイスと戦えるペースはなかったので、リスクを取って先にピットへ入りましたが、正直ここでアンダーカットが成功して前へ出られるとは予想していませんでした。彼らはハードにプッシュして僕をパスしようとしてきましたが、運よく前に留まれましたし、ミスができないとも思っていました。終盤にかけて少し風が収まり、路面にラバーが乗ってきたことで、そのコンディションにマシンが合っていたので、2ストップ戦略を決断し、それがうまくいきました。最終的に、僕らチームは2台とも適切な戦略を採り、チェコ(ペレス)とともに表彰台に立てて最高の気分でした。オーストリアまでの数日はこの勝利を楽しみ、また戦っていきます」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「チームは最高の戦略で素晴らしい仕事を成し遂げました。いいタイミングで適切な判断をして、現場とファクトリーのメンバーはよくやってくれたと思います。最高の結果が出せたことは大きいですし、とてもうれしいです。ドライバーは常に勝利だけを目指すものなので、僕としては望んだ結果とは言えませんが、最高のマシンを手にしているわけですから、これからもハードワークを続け、改善していくことでさらにいい結果を得られればと思います。2戦連続の表彰台となり、多くのポイントを獲得できましたが、あと3周あればルイスもパスして1-2フィニッシュが果たせたと思うので、僕らにとってホームレースとなるオーストリアではそれが実現できるように、プッシュし続けていきます。2レース続けてシュピールベルク(レッドブル・リンク)でレースがあるのは、僕にとっていいことで、1週目でコースに合わせたマシンパフォーマンスについての理解を深め、2週目にはより高いベースラインから臨むことができます。この勢いを維持して、優勝争いに加われればと思います」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「いいレースができたと思います。手強いライバルの後ろでフィニッシュする形となりましたが、不満はありません。もちろん、心の底にはホームの観衆の前でグリッドから大きく順位を上げてフィニッシュしたかったという気持ちはありますが、難しいレースでしたし、僕らにできることをすべてやりきったと思います。ピットストップでは、リカルド(ダニエル/マクラーレン)とシャルル(ルクレール/フェラーリ)にアンダーカットを許し、2つポジションを落としてしまい、それが尾を引きました。このあとデータを見直して、何か違うことができたのかを確認しなければなりません。今日は持てる力をすべて出し尽くしました。素晴らしいバトルがありましたし、結果には満足しなければなりません。7位フィニッシュというのは僕らにとっていい結果ですし、ホームで貴重なポイントを獲得できました」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「1周目はとてもいい形で、ピットレーンからスタートしてポジションを3つ上げられました。タイヤコンパウンドの異なるアルファロメオ勢の後方で抑えられてしまったので、アンダーカットを試みようとハードタイヤに交換しました。このタイヤを履いてすぐにプッシュしなければならず、レースの終わりには完全にタイヤが終わってしまいました。今回も、F1でのレース経験を積み、走行距離を伸ばすことができたので、僕にとってはとてもいいことだと思います。もっと上位のグリッドからスタートし、ポイント獲得のチャンスを増やせるように、予選について取り組んでいかなければなりません」