カテゴリー: FOTA

  • 2010年F1、給油禁止は導入の見込み

    2010年F1、給油禁止は導入の見込み

    2010年シーズンのF1は、2009年のレギュレーションが継続されることになったが、給油禁止は導入されるようだ。

    FOTAとFIAとの和平協定の一部として、予算制限を含む2010年レギュレーション案は廃止となり、来年も2009年レギュレーションが継続されることになった。

    それにより、給油禁止などF1チームの間で合意されていた変更も一旦白紙に戻った。

    ただし、現在FOTAでは2010年レギュレーションの変更に必要な作業が行われており、給油禁止は間違いなく議題として取り上げられることが予想されている。

    FOTAの情報源は情報源は「満場一致を必要とするいくつかの改正があるだろう。給油やその他いくつかの点に関してであり、今後数週間以内には完了するだろう」としている。

    燃料給油補給の輸送には多額のコストがかかり、また戦略の要素がレーシングの改善にほとんど寄与しないため、チームは給油禁止を推進している。

    2010年のF1は、給油禁止のほか、KERSの廃止、ポイントシステムの変更などが導入されるとみられている。

  • マックス・モズレー激怒、FIA会長辞任を再考

    マックス・モズレー激怒、FIA会長辞任を再考

    FIA会長のマックス・モズレーは、FOTAがメディアに対して事態を“意図的”に誤った方向に導いているとし、FIA会長辞任を再考する考えをみせている。

    24日の世界モータースポーツ評議会で、FOTAとFIAは和平協定で合意に達し、F1分裂の危機を回避。2010年のF1エントリーリストが正式に発表され、マックス・モズレーが10月のFIA会長に再出馬しなことが発表された。

    しかしその24時間、マックス・モズレーはFOTAとの合意の本質に対して“嘘の主張”がなされていると激怒。FIA会長辞任を再考するとの姿勢をみせた。

    マックス・モズレーは、FOTA会長にルカ・ディ・モンテゼーモロに書簡を送付。FOTAに対しての怒りをあらわにした。

    「メディアを誤った方向に導こうというFOTAの故意の試みを受け、現在、私は選択肢をオープンに考えている」

    「少なくとも10月までは、私はオフィスで完全な権威を持ったFIA会長である。その後FIAのリーダーを決めるのは、FOTAではなく、FIAの加盟メンバーだ」

    「我々は昨日、最近のF1における危機を終わらせた。この基本的な部分とは、我々双方がメディアに対し積極的で真実の報告を提示することだった。」

    「したがって、FOTAがミシェル・ボエリがF1を担当するとメディアに知らせたことについて驚いている。私が追い出されたというのは虚偽であり、10月以降私がFIAのどんな役職にもいないとしてしまうのはFIA法令を見てみても間違いである」

    「さらに、メディアに対して私が独裁者であると示唆した。これは1980年代以降、F1の規則や手続きを議論し投票してきた26人の世界評議会メンバーだけではなく、過去18年間に私と世界評議会が行ってきた一切を民主的に是認してきたFIA全122ヶ国の代表に対しても、甚だしく侮辱的な批判である」

    「我々が行った合意に生き残りのチャンスを望むなら、FOTAはすぐに行動を正さなければならない。嘘の声明を訂正し、これ以上の声明を出すべきではない。午後の会見で、正しく訂正し謝罪するべきだ」

    「F1は、私や他の外部のどんな助けもなしに25の強いチームによって完全に管理されている。一度決着がつけば、私にとってさらにF1に関わる必要はない。同様に10月にFIA会長選に出馬しないという長い間抱いてきた計画もあった。そのため、昨日、私はこの2点において認めることが可能だったのだ」

  • FOTA、次期FIA会長にはF1と無関係の人物を希望

    FOTA、次期FIA会長にはF1と無関係の人物を希望

    FOTAは、マックス・モズレーのあとを継ぐFIA会長の最有力候補がフェラーリの元チーム代表ジャン・トッドであるとの報道を暗に否定した。

    FOTAがマックス・モズレーを辞任が発表され、次期FIA会長にはジャン・トッドがマックス・モズレーから個人的推薦を受けて会長職に就くと噂されている。

    しかしボローニャでのFOTA会議において、FOTA副会長でありTMG社長のジョン・ハウェットは「今も昔も我々とは無関係な人物がよい」と語った。

    「その方がバランスがとれるだろう」

    しかし、FIA会長はF1チームではなく、FIAの122の加盟クラブによって選出される。

    マックス・モズレーは、誰が後継者になろうとも、最終的に自分よりも「FOTAが気に入る」かどうかを疑問視しているが、静かな生活を送るためモナコからロンドンの自宅に戻るのを楽しみにしている。

    引退後の彼の最初のプロジェクトは回想録になる予定である。

    「非常に面白くて暴露的な話で盛りだくさんになるだろう」

    一方、FOTAは25日、FIAとの規約をめぐる争いの次のステップは、バーニー・エクレストンとの新しいコンコルド協定の締結だとしている。

  • 次期FIA会長候補にジャン・トッド

    次期FIA会長候補にジャン・トッド

    マックス・モズレーが10月にFIA会長を退くことを発表したことで、早くも誰が次のFIA会長の座につくかに注目が集まっている。

    マックス・モズレーの退任は、FIAとFOTAとの和平協定の一部となっているが、マックス・モズレーは「彼らが私の後任を気に入るかどうかは関係ないことだ」と発言している。

    次期FIA会長の最有力候補にあがっているのは、モナコ自動車連盟会長のミシェル・ボエリ。

    しかし、マックス・モズレーは、「ボエリがFIA会長のポストに興味があるとは思えない。彼はあまりに年を取りすぎている」と否定。

    FIA副会長のヘルマン・トムツィクは、自ら出馬を否定している。

    候補として長く名前が挙がっているのが、元フェラーリのチーム代表だったジャン・トッドだ。

    マックス・モズレーは「除外はしない」とジャン・トッド出馬の可能性をほのめかしている。

    F1チームの間で、ジャン・トッドが受けのよい選択肢とは思えないが、モズレーはチームに発言権はないとしている。

    「一名以上の候補がいるならば、推薦するつもりだ」とモズレーはコメントしている。

  • ウィリアムズ、FOTA復帰を望む

    ウィリアムズ、FOTA復帰を望む

    ウィリアムズは、除名処分となったFOTAへの再加入を望んでいる。

    ウィリアムズとフォース・インディアは、FIAとFOTAの和平協定が合意される前にFOTAの団結を破り、2010年のF1世界選手権に無条件でエントリーを提出。FOTAを除名処分となった。

    ウィリアムズのCEOであるアダム・パーは、FOTAがウィリアムズとフォース・インディアを再加入させてくれることを期待している。

    「そう願っている。我々全員が望んでいることだと思う」とアダム・パーは語る。

    「我々とフォース・インディア、そして新しいチームが、進行中の議論に加わることは、きわめて重要なことだと思う」

    FOTAは、25日(木)にボローニアで会議を開き、予算キャップに代わるコスト削減案の詳細を決定するとみられている。
    ウィリアムズ、フォース・インディア、3つの新しいチーム(マノー、カンポス、USF1)は、2010年の予算キャップを前提にエントリーを提出したが、チームは参戦コストを2年以内に1990年初期のレベルまで削減することを約束している。

    また、自動車メーカーチームが2010年に新規参入するチームに対して技術支援を行うことに合意している。

    アダム・パーは、予算キャップに代わる選択肢について、より詳しく知りたいと語る。

    「多くの詳細がどのように達成されていくのか、そして何が目標なのかを考えている」

    加えて、3つの新チームが搭載を予定しているコスワースエンジンについても未解決なままだ。コスワースエンジンは、2006年スペックのものが使われ、より高い回転数制限が与えられるとされるとしている。

    「エンジンは4年前のものだ。他よりも燃費が悪いのは明らかだ」とマックス・モズレーは主張している。

  • 2010年 F1エントリーリスト 正式発表

    2010年 F1エントリーリスト 正式発表

    6月24日(水)にパリで世界モータースポーツ評議会が開催され、保留となっていた2010年のF1エントリーリストが正式発表された。

    FOTAが新シリーズ立ち上げを宣言し、分裂の危機に瀕していたF1だが、FIAとFOTAは妥協案に合意。F1分裂は回避され、正式に2010年 F1参戦リストが決定。既存のF1チーム全てが来年もF1に参戦し、新たな3チームを加えた13チームで2010年 F1世界選手権は戦われる。

    問題となっていた予算制限は破棄され、2010年シーズンのF1は、2009年と同じF1レギュレーションで実施される。

    この合意にはチーム側が2年以内にF1参戦コストを1990年初期のレベルまでに削減し、自動車メーカーチームが2010年に新規参入するチームに対して技術支援を行うことが約束されている。

    また、FIA会長のマックス・モズレーは、今年10月の会長選に立候補しないことを発表した。

    ■FIA プレスリリース (2009年6月24日)

    2009年6月24日パリで世界モータースポーツ評議会が開催され、以下の決定が下された:

    FORMULA ONE WORLD CHAMPIONSHIP
    現在参戦中のチームはすべて、FIA F1世界選手権に参戦する。

    代替シリーズあるいはチャンピオンシップはなく、2010年以降の規約は、2009年レギュレーションおよび2009年4月29日以前に同意されたレギュレーションとなる。

    この合意の一部として、チームは2年以内にチャンピオンシップ参戦コストを1990年代初期のレベルに削減する。自動車メーカーチームは、2010年の新規参入チームを技術協力によって支援することに同意した。

    さらに自動車メーカーチームは、F1を管理運営する組織としてFIAの恒久的かつ継続的役割に同意した。また彼らは、2012年までFIA F1世界選手権の商業協定を締結し、その期間が終わり前に再交渉を行い契約を延長することに同意した。

    全チームは、1998年コンコルド協定における規定の更新版を順守する。

    以下のチームが2010年フォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップの参戦が認められた。

    チーム コンストラクター
    スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
    (SCUDERIA FERRARI MARLBORO)
    フェラーリ
    (FERRARI)
    ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
    VODAFONE McLAREN MERCEDES)
    マクラーレン・メルセデス
    (McLAREN MERCEDES)
    BMWザウバーF1チーム
    (BMW SAUBER F1 TEAM)
    BMWザウバー
    (BMW SAUBER)
    ルノー F1チーム
    (RENAULT F1 TEAM)
    ルノー
    (RENAULT)
    パナソニック・トヨタ・レーシング
    (RENAULT F1 TEAM)
    トヨタ
    (TOYOTA)
    スクーレリア・トロ ロッソ
    (SCUDERIA TORO ROSSO)
    STR・未定
    (STR TBA)
    レッドブル・レーシング
    (RED BULL RACING)
    RBR ・未定
    (RBR TBA)
    AT&T ウィリアムズ
    (AT&T WILLIAMS)
    ウィリアムズ・トヨタ
    (WILLIAMS TOYOTA)
    フォース・インディア F1チーム
    (FORCE INDIA F1 TEAM)
    フォース・インディア・メルセデス
    (FORCE INDIA MERCEDES)
    ブラウンGP フォーミュラワン・チーム
    (BRAWN GP FORMULA ONE TEAM)
    ブラウン・未定
    (BRAWN TBA)
    カンポス・メタ・チーム
    (CAMPOS META TEAM)
    カンポス・コスワース
    (CAMPOS COSWORTH)
    マノー・グランプリ
    (MANOR GRAND PRIX)
    マノー・コスワース
    (MANOR COSWORTH)
    チームUS F1
    (TEAM US F1)
    チームUSF1 コスワース
    (TEAM US F1 COSWORTH)

    この新しい合意とF1の安定した将来を見通しを考慮し、FIA会長マックス・モズレーは今年10月の再選挙に出馬しないことを決定した。

  • ルカ・ディ・モンテゼーモロ、マックス・モズレーの貢献を称賛

    ルカ・ディ・モンテゼーモロ、マックス・モズレーの貢献を称賛

    FOTA会長を務めるフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ社長は、F1分裂の危機を回避すべく懐柔的な態度を示したFIA会長マックス・モズレーの貢献に敬意を表した。

    「彼は問題の解決に非常に素晴らしい働きをした」とモンテゼーモロは語る。

    「合意に達するには、皆が同じように協力しなければならない」

    ルカ・ディ・モンテゼーモロは、F1は政治を忘れ、FIAとFOTAはF1を発展させるチャンスとして和解に集中すべきだと呼びかける。

    「論争はF1にとって、そして特に一般大衆にとって好ましくない。F1素晴らしいスポーツであり、F1は保護されるだけでなく再生されるべきだ」

    マックス・モズレーは、この同意が敗北とは考えていないと語り、新チームを呼び込みコストを削減するという目的を達成したことを強調した。

    「彼らは、望んでいる規約と安定性を手に入れた。我々は、新チームとコスト削減を手に入れた。だから、非常に有益なことだ」

    モズレーは、現在の任期が切れた後にFIA会長を続けることは考えていなかったとつけ加えた。彼は24日、分裂回避の契約の一部として10月に再選を目指さないことを発表した。

    「私に限って言えば、チームは以前から私を10月に辞めさせようとしていた。今でもそうだ。彼らが私の後任を気に入るかどうかに関係なくね」

    FOTAは、2010年に導入されるコスト削減の枠組みを確定させるために明日ボローニアで会議を開くことになっている。

  • FIAとFOTA、F1分裂回避で合意

    FIAとFOTA、F1分裂回避で合意

    FIA会長のマックス・モズレーは、FOTAの分裂シリーズを回避するために、今年のFIA会長選に立候補しないことでFOTAと合意に達したと語る。

    今日開催される世界モータースポーツ評議会を前に、マックス・モズレー、F1の商業権保有者であるバーニー・エクレストン、FOTA会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは、昨晩から今朝にかけて解決に向けて会議を行った。

    マックス・モズレーは、F1分裂を回避する取引の一部として、今年のFIA会長に再出馬しないことで合意したと語る。

    合意は、FOTAが分裂シリーズを取り止め、新しいコンコルド協定にサインすることが条件になっているとみられている。

    「分裂はない」とマックス・モズレーは語る。

    「我々はコスト削減に合意した。チャンピオンシップは1つだ。だが、目標は2年以内に1990年代前半の支出に戻ることだ」

    FIAは、今日の午後に2010年 F1世界選手権のエントリーリストを発表するとみられている。

    関連:
    2010年 F1エントリーリスト 正式発表 - 2009年6月25日

  • フェラーリ、FIAに対して法的措置

    フェラーリ、FIAに対して法的措置

    フェラーリが、FIAに対する新たな法的手続きを進めていることが明らかになった。

    マックス。モズレーは、フェラーリとFOTAに対する提訴の撤回を宣言したが、フェラーリは22日に法廷手続きを開始した。

    ローザンヌの法廷で行われるこの法廷手続きは、5月にパリの裁判所に棄却された2010年規約の差し止め要求とは完全に別ものとして扱われる。

    フェラーリは、このスイスでの提訴は、チームの「手続きおよび規約の適用、拒否権などFIAとの協定における契約上の権利」を守るためであると述べている。

    フェラーリの情報源は、モズレーがFOTAに対する提訴を撤回したが、フェラーリがそれに倣い、法的措置を撤回することは絶対にないと述べている。

    今週24日(水)に世界モータースポーツ評議会が開催されるが、マックス・モズレーは、FOTAが分裂シリーズ計画を棚上げすればFIA会長を辞任する用意があるとも報じている。

  • マックス・モズレー、FIA会長再選に意欲

    マックス・モズレー、FIA会長再選に意欲

    FIA会長のマックス・モズレーは、FOTAによる“不当な”攻撃を考慮し、再びFIA会長に立候補するつもりだと語る。

    FOTAは、マックス・モズレーの退任を計画しているとされるが、モズレーは彼らの望みに屈するつもりはないと語る。

    マックス・モズレーは火曜日にFIAメンバーに手紙を送り、FOTAチームによる脅迫を阻止することはFIAメンバーにかかっていると主張した。

    「ここ数週間にわたり、反体制チームの目的が私をFIA会長から辞任させることだということがますます明らかになった。昨年、信任を受け、私は2008年5月16日に今年10月に再選を志さないつもりだとの意向を記した」

    「しかし、私に委ねられた信任への攻撃を考慮し、私は今、再選を目指さないという当初の決定が本当に正しいかどうか熟考しなければならない」

    「FIAメンバーのためであり、自動車産業、F1チームを運営する個々の会社ではなく、民主主義で選出されたリーダーによってFIA単独で決めることだ」

    マックス・モズレーは、分裂シリーズ計画やF1統治の変更を求める欧州自動車工業会ACEAのコメントは、FIAの権限に対する攻撃であると語る。

    「これはF1世界選手権を管理するFIAの権利への攻撃だ。だが、さらに悪いことにそれはFIA全体の構成と目的への不当な批判であり、直接的な挑戦だ」

    「それを許すFIAの会長はいない。我々はチャンピオンシップにおけるFIAの権利を保護し、反体制のF1チームに違法行為を思いとどまらせるために必要な場合に備えて、法的措置も準備している」

    マックス・モズレーは、分裂シリーズに関係する自動車メーカーの役員が、新しいシリーズに財政支援を提供することに満足するかどうかにも疑問を投げかける。

    「現在の論争のきっかけとなったのは、F1のコストを削減させるというFIAの試みだった。独立チームを存続させるには、コスト削減は必要不可欠だ」

    「独立チームなしでは、チャンピオンシップは都合のいいように出入りする自動車メーカーに完全に依存することになる」

    「関係する5つのマニュファクチャラー全てが、大変な財政難で税金に頼っているときなのに驚きだ。それらのF1チームは、F1のコスト削減を避けるために分裂シリーズをほのめかしている」

    「親会社の役員が、貴重なリソースをそのようなことに浪費することを許可するかどうかはわからない」