カテゴリー: フォース・インディア

  • レーシングポイント・フォースインディアへの賞金付与に全チームが合意

    レーシングポイント・フォースインディアへの賞金付与に全チームが合意

    レーシングポイント・フォースインディアへの分配金付与に全ライバルF1チームが合意。フォースインディアとしての参戦で資格を得ていた賞金を受け取ることが許された。

    ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収してオーナーシップが変わったフォースインディアは、F1ベルギーGPからチーム名称を変更。新チーム『レーシングポイント・フォースインディア』として参戦することが承認された。

    基本的に賞金は2つのカラムに分けられている。過去3年間で少なくとも2年間トップ10でフィニッシュしたチームは“カラム1”チームに属することになり、賞金基金の半分が均等に割り当てられる。その額は5000万ポンド(約71億5000万円)と推定されている。

    レーシングポイント・フォースインディアは、新チーム扱いとなるため、本来であればカラム1の資格はない。実際、2016年に新規参入を果たしたハースF1チームには2018年までカラム1の賞金は支払わない。

    当初はマクラーレン、ウィリアムズ、ルノーが新チームへの賞金付与に反対していたが、最終的に同意し、全会一致でカラム1の賞金がレーシングポイント・フォースインディアに分配されることになった。

    基金の残りの半分は、前年度のコンストラクターズ順位に基づき、“カラム2”の支払いに使われる。比率としては、1位が19%、以下比率は下がっていき、10位は4%を受け取る。

    レーシングポイント・フォースインディアは、このカラム2の賞金で最大の譲歩。フォースインディアは59ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権6位につけていたが、それは無効となり、0ポイントの最下位から再出発することになった。

    レーシングポイント・フォースインディアのチームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは「残り9チームが、サハラ・フォース・インディアが過去に獲得した賞金を我々が維持できるよう文書にサインしてくれた」とコメント。

    「最大の帰結は、我々が2018年のポイントを断念して0ポイントからスタートすることだ。それらはもはやエントラントではないサハラ・フォース・インディアに属しているためだ」

    「我々は残りのレースで出来る限り多くのポイントを獲得できるようベストを尽くし、シーズン終了時にどの位置で終えられるか見ていくつもりだ。それは翌年の賞金基金の一部を決定することになる」

    オトマー・サフナウアーは、エントリーの変更に同意してくれたライバルチームと他のF1関係者に感謝を意を表した。

    「私があまり理解していない理由により、株式売却から資産売却に移行した。一旦それが起こった場合、我々にはF1への新たなエントリーが必要になった。新しいエントリーを得るには短期間で多くの労力を要する」

    「幸いにもFIA、FOM、我々の仲間のコンペティター、コミュウニティないの我々の同僚のサポートにより、我々はそれを完了させることができた。我々をサポートしてくれたチームに感謝している」

    オトマー・サフナウアーは、レーシングポイント・フォースインディアという名称が一時しのぎのソリューションであることを認める。

    「我々のシャシー名としてフォースインディアでシーズンを開始したことがその理由だ。F1とFIAはシャシー名の変更は好まない。ファンを混乱させるという理由を私は理解している」

    「我々はファンのためにフォースインディアを維持することが賢明だと考えた。クルマはまだピンクであり、まだ同じスポンサー、同じドライバー、同じモーターホームを使用し、従業員も同じだ。見た目はまったく同じだ」

    「フォースインディアを取り除けば混乱していただろう。サハラの代わりにレーシングポイントをフォースインディアの前に加えた。ちょうどそれが古いものと新しいものを区別することができる」

    「レーシングポイントは英国で資産を所有する会社の名前にすぎない。それがその名前がそこに存在する唯一の理由だ」

    2019年のチーム名についてオトマー・サフナウアーは「我々は永続的で適切な名称を考えなければならず、かつF1コミッションに承認されなければならない」と述べた。

    また、オトマー・サフナウアーは、フォースインディアを救済したコンソーシアムを率いるローレンス・ストロールの息子であるローレンス・ストロールが、2018年シーズン途中にウィリアムズからチームに移籍する可能性を否定していない。

    「変更するのは不可能ではない。それは確かだ。だが、多くの合意が必要となる」とオトマー・サフナウアーは述べた。

    ランス・ストロールの現在のボスであるクレア・ウィリアウズもシーズン中の移籍が可能であることを示唆した。

    「F1には多くの紆余曲折がありますよね?」とクレア・ウィリアムズはコメント。

    「我々は過去数週間だけでもそれを目にしてきました。将来にどのようなことがもたらされるか成り行きを見守らなければなりません」

    「ローレンスが彼の息子とは別のチームを所有しているのは変なことかもしれないですが、それがF1です」

    「現時点でランスは我々と契約しており、今週末彼は我々のために走ります。情報が得られれば、すぐに共有します」

  • レーシングポイント、フォースインディアの資産のみを倍須臾

    レーシングポイント、フォースインディアの資産のみを倍須臾

    ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムは新たにレーシングポイント社を設立。フォースインディアF1チームの資産のみを買収し、今週末のF1ベルギーGPから『レーシングポイント・フォースインディア』として参戦を開始する。

    8月16日(木)、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムは、破産管財人の管理下に入っていたフォースインディアの将来を確保するための契約に合意。

    コンソーシアムには、ローレンス・ストロールのビジネスパートナーであるサイラス・チョウ、カナダの企業家アンドレ・デスマレー、モナコ・スポーツ&マネジメントのジョナサン・ダッドマン、ファッション業界のリーダーでマイケル・コースの最高経営責任者であるジョン・アイドル、通信投資家のジョン・マッコウJr.といった大物が名を連ねている。

    ローレンス・ストロールは、F1チームの親会社としてレーシングポイント社を設立。2010年からフォースインディアでCOO(最高執行責任者)を務めてきた、オトマー・サフナウアーをチームプリンパル兼CEOに任命した。これまで副チーム代表を務めてきたボブ・ファーンリーはチームを離脱するが、それ以外の上級管理職に変更はない。

    レーシングポイント・フォースインディアは、2018年のF1世界選手権をこれまでと同様にピンク、ホワイト、ブルーのカラーリングのマシンで参戦するが、新たなエントリーと見なされることで、フォースインディアがシーズン前半に獲得していた59ポイントを失い、0ポイントからシーズン後半戦を戦うことになる。また、議論となっていたフォースインディアとして割り当てられる予定だった賞金も受け取ることはできないと考えられている。

    ローレンス・ストロールは「月曜日に私はシルバーストントブラックリーの従業員の前に立ち、近年のこのチームの成果を称賛した」とコメント。

    「どんな企業でも、その強みはそれを支えている人材であり、このような才能ある人々のグループとともに新しい旅を始められることは大きな特権だ」

    「幸運にも私は多くの成功したビジネスを確立し、成長させてきたが、このチームを次のレベルに引き上げる気かはおそらく最もエキサイティングなチャレンジだ」

    「仲間の株主ととにみ、我々は新しいリソースに投資し、最高レベルでレースを続けられるように従業員にフレッシュなエネルギーをもたらしていく」

    「我々全員がモーターレースに情熱を持っている。我々はフォースインディアのレーサーの精神を認識しており、今後チームをさらに特別なものにするために高いモチベーションを持っている」

    レーシングポイント・フォースインディアのチームプリンシパル兼CEOに就任したオトマー・サフナウアーは「夏休みから戻り、今後のベルギーGPにむけて準備を進めるなかで、移行期間中のスタッフ全員の決意と忠誠心に感謝したい」とコメント。

    「現在、新たなオーナーシップ下でチームの将来が確実になった今、我々はベストを尽くし、レースをすることに集中することができるう」

    「我々には素晴らしい経営陣がおり、新しい時代を始めるにあたり、この安定性は極めて貴重だ。過去10年にわたってこのチームの成功に貢献してくれたボブ・ファーンリー、そして、今日のフォースインディアを作ってきた以前の株主のサポートに感謝したい」

  • ランス・ストロール 「父が僕を起用してくれることを願っている(笑)」

    ランス・ストロール 「父が僕を起用してくれることを願っている(笑)」

    ランス・ストロールは、今シーズン終了を待たずしてウィリアムズを離れて新生『レーシングポイント・フォースインディア』で走る可能性を否定していない。

    今年、競争力のかけるウィリアムズで散々なシーズンを過ごしているランス・ストロール。父親のローレンス・ストロールは、息子をより競争力のある環境でレースをさせるためにコンソーシアムを結成して破産寸前だったフォースインディアを買収した。

    F1ベルギーGPで木曜記者会見で自身の将来について質問されたランス・ストロールは「現時点で僕はウィリアムズにいる。今後どうなるかはわからない。父がどのような決断をするか見てみよう」とコメント。

    「彼はナイスガイだ。彼が僕を起用していることを願っているよ!(笑)」とランス・ストロールは冗談ぽく語った。

    「まあ、現時点で僕の方は何も変わっていないよ。僕はまだウィリアムズのシャツを着ているし、今週末レースをする。100%集中しているし、自分の仕事にコミットしている。

    「一方で僕の父に怒ったことは本当に喜ばしいことだ。彼はフォースインディアを素晴らしい財政上の機会をみなした。彼らは長年苦労していたけど、彼は会社に多くのポテンシャルがあると見た。彼はビジネスマンだ。彼はクルマ、F1にずっと情熱をもっている。彼は400人の雇用を救ったし、将来、非常に競争的で健全な会社を築けると信じている。彼のために嬉しく思う」

    ランス・ストロールは、今シーズン終了を待たずしてウィリアムズからフォースインディアに移籍すると噂されている。

    「何も保証されていないけど、今は今週末にだけ集中していくつもりだし、いつものように全力を尽くすつもりだ。将来がどうなるかは見てみるつもりだ」とランス・ストロールはコメント。

    「今はとにかく週末ごとに取り組んで、何が起こるか見てみるつもりだ。僕はウィリアムズにコミットしているし、ウィリアムズと契約している。去年はいくつか成功を収めたし、今は彼ら(フォースインディア)を倒そうと頑張っている」

    父は契約の状況について逐一情報を提供してくれていたかと質問されたランス・ストロールは「ノー」とコメント。

    「彼は自分のデューディリジェンスを行っていたし、予想以上の結果をおさめたと考えている。彼らは自分たちの持っているもので本当に良い仕事をしたし、彼は多くの機会、多くのポテンシャルを見ている」

    「彼らは非常に難しい立場にいる。彼は、会社の成長を助け、出来る限り競争力のあるものにできると信じている。現時点で僕はウィリアムズにいるし、今後自分に何が起こるか見てみるつもりだ」

    「彼のフォースインディアでの活躍を祈っている。彼にとって間違いなくエキサイティングな未来だ。でも、僕はとにかく今週末、残りのシーズンに集中している」

    フォースインディアは、今週末のF1ベルギーGPから新チーム『レーシングポイント・フォースインディア』として再出発を切ることが決定。今シーズンここまで稼いだ59ポイントは失効となり、0ポイントからシーズン後半をスタートする。

  • 新F1チーム『レーシングポイント・フォースインディア』が誕生

    新F1チーム『レーシングポイント・フォースインディア』が誕生

    フォース・インディアは、今週末のF1ベルギーGPから新しいチーム名『レーシングポイント・フォースインディア(Racing Point Force India)』として再出発することが決定した。

    財政難におり、破算管財人の管理下に入っていたフォース・インディアは、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムがチームを買収。しかし、前オーナーであるビジェイ・マリヤとサブラタ・ロイに関連する法的問題によってチームのエントリーの買収が完了せず、今週末のF1ベルギーGPへの参戦が危ぶまれていた。

    しかし、FIA(国際自動車連盟)は『レーシングポイント・フォース・インディア』として参戦することを承認。これにより、新チームとして参戦することになり、フォース・インディアが今シーズンの12戦で獲得した59ポイントは無効となり、0ポンントから再出発することになった。

    「FIAの司法および懲戒規則の第4条に基づく懲戒捜査と起訴後、サハラ・フォースインディアF1チームは、競技規則の第8.2条に従うことができず、即時、2018 FIA F1世界選手権からの除外を受け入れ、第6.2条に基づいてコンストラクターズ選手権ポイントを失う」とFIAは声明で述べた。

    レーシングポイント・フォースインディアは、以前に最高執行責任者(COO)を務めたオトマー・サフナウアーがチームプリンシパルおよびCOOを務めることが発表された。

    「新生レーシングポイント・フォースインディアは、今週末のベルギーで選手権する際にレースができることを嬉しく思う」とオトマー・サフナウアーはコメント。

    「これは我々にとって新しくエキサイティングな章を幕開けである。ほんの数週間前、将来は不確実で、400人以上の雇用が危険にさらされていた。これから新しいチームは、チームとしての我々の専門知識とコース上で成功する可能性を信じてくれたローレンス・ストロールが率いる投資家のコンソーシアムの支援を受ける」

    「我々は、このような歓迎される結果を達成することを支援し、最終的にスポーツとその多くのファンのために信頼してくれたFIA、共同管財人、そして、F1マネジメントのサポートに感謝している」

    F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは、チームが救済されたというニュースを“非常に喜ばしく思う”と述べた。

    「関係するステークホルダーと協力して、シルバーストンを拠点として働く数百人の人々の生活を守れたことを非常に喜ばしく思っている。F1には競争力のある有能なチームがグリッドを埋めることが非常に重要であり、我々はレーシングポイント・フォース・インディアが今後ますます強さを増していくとか確信している」

    FIAのジャン・トッド会長もレーシングポイント・フォース・インディア誕生のニュースを歓迎していると述べた。

    「力強く、ポイティブな成果が達成されたことを非常に嬉しく思うとともに、レーシングポイント・フォースインディアのシーズン途中のエントリーを歓迎する」とジャン・トッドはコメント。

    「F1で財政的に安定した環境を作り出すことは、スポーツが直面する重要な課題のひとつであるが、FIA、共同管財人、レーシングポイント、F1マネジメントのハードワークのおかげで、現在、我々は非常に優秀な従業員全員の将来を守ることができる状況にあり、シーズン後半にむけて公平で規制された選手権大会を開催していくことができる」

    サハラ・フォースインディアF1チームの名前でエントリーしていたチームのマシンはすでに車検に合格している。しかし、チームのモーターホーム、トラック、ピットウォールからブランディングは削除されている。

    FIAは、今週末のF1ベルギーGPのエントリーリストで、レーシングポイント・フォースインディアのドライバーとしてセルジオ・ペレスとエステバン・オコンを記載している。

    今回、2018年のF1世界選手権ではフォースインディアの名前が残ることになったが、来季からは『レーシングポイント』として参戦することが予想される。

  • フォース・インディア、法的問題でF1ベルギーGP欠場の危機

    フォース・インディア、法的問題でF1ベルギーGP欠場の危機

    フォース・インディアは、チームの買収プロセスに関連する法的問題によってF1ベルギーGP欠場の危機に立たされている。

    先月、チームの親会社であるフォース・インディア・リミテッドは破産管財に管理下に入り、フォース・インディアは管財人のFRPアドバイザリーによって買収プロセスが開始された。

    その後、FRPアドバイザーリーは、ウィリアムズのドライバーであるランス・ストロールの父であり、カナダの富豪ローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムからの入札を受け入れ、合意に至った。

    しかし、F1選手権へのエントリーを保有するフォース・インディア・リミテッドの正式に買収するには、資金難に陥った前オーナーのビジェイ・マリアとサブラタ・ロイに関連するインドの13の債権銀行の同意が必要となった。さらに飲料会社のディアジオも債権が回収されるまで抵当権を申請したことで買収プロセスに遅れが生じた。

    Racefans の報道によると、その結果、同意が時間内に届かなかった疑惑があり、フォース・インディアの売却は親会社の完全な譲渡に基づいておらず、資産の譲渡しか行われていないという。

    横槍を入れたのは、同じくフォース・インディアの買収に入札していたロシアの化学品メーカーであるウラルカリ(Urakali)だ。

    「管財人が設定した期限が切れていたにも関わらず、承認のための救済契約は裁判所に提出されていなかった。ウラルカリの見解では、救済の選択肢は管財人に提案された期限や条件のもとでは達成できなかったことを確認している」とウラルカリは声明で述べている。

    その結果、ローレンス・ストロールのコンソーシアムは、F1世界選手権への適切なエントリーを保持していないことになり、F1ベルギーGPへの参戦が認められない可能性があるという。

    現在、FIA(国際自動車連盟)を含めたすべての関係者の法的チームは今週末のF1ベルギーGPへのフォース・インディアの参戦を保証するための解決策を見い出すために懸命に取り組んでいるという。

    スパ・フランコルシャンに到着したフォース・インディアの機材からはチームロゴが消されており、サハラを含め、ビジェイ・マリヤとサブラタ・ロイに関連したスポンサーロゴも外されている。

  • フォース・インディア、副チーム代表のボブ・ファーンリーが離脱

    フォース・インディア、副チーム代表のボブ・ファーンリーが離脱

    フォース・インディアの副チーム代表を務めていたボブ・ファーンリーが、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムによるチームの買収に伴いチームを離れたことが明らかになった。

    ボブ・ファーンリーは、ジョーダン、ミッドランド、スパイカー、チームが新しいオーナーシップの元でリブランドされていくなかでチームに在籍し、2008年にフォース・インディアとなって以来、副チーム代表の役割を務めてきた。

    チーム代表のビジェイ・マリヤが法的問題で英国を離れることができずにグランプリに帯同できなかったため、過去2年間、ボブ・ファーンリーは実質的なチーム代表としてFIAやF1組織に関連する案件にも対応してきた。

    ボブ・ファーンリーは、先週、ランス・ストロールからチームの新たな組織の一員として残ることはないことを伝えられたと報じられている。チームの買収プロセスに携わった最高執行責任者(COO)を務めるオトマー・サフナウアーは、新体制でチームプリンシパルを務めることが明らかになっている。

    フォース・インディアは、チームの買収プロセスに法的問題があったことが指摘されており、今週末のF1ベルギーGPに参戦できるかどうかはまだ不明な状況となっている。

  • フォース・インディア、今季中にチーム名変更が実現の可能性

    フォース・インディア、今季中にチーム名変更が実現の可能性

    フォース・インディアは、FIA(国際自動車連盟)に関連する法的問題を適切に対処されたことを納得させることができれば、今シーズン中にも新しいチーム名でF1を戦うことができる可能性がある。

    新しいエントリーの状況がスパまでに解決されない場合、FIAはチームがフォース・インディアのままでF1ベルギーGPに参戦することを許可すると考えられている。

    破産管財人の管理下に入っていたフォース・インディアは、ローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムによって救済することが発表された。

    しかし、前オーナーのビジェイ・マリヤとサハラ・グループを取り巻く法的問題によって、2週間の期限内に正式な手続きを完了できないという予期せぬ事態が発生した。

    契約が成立するには13のインドの銀行の同意が必要であり、またビジェイ・マリヤに貸与された飲料会社ディアジオからの担保もあると考えらえている。

    また、フォース・インディアの買収に入札していたロシアの化学品メーカーであるウラルカリ(Urakali)は、入札手順が不適切だったと批判している。

    「管財人が設定した期限が切れていたにも関わらず、承認のための救済契約は裁判所に提出されていなかった。ウラルカリの見解では、救済の選択肢は管財人に提案された期限や条件のもとでは達成できなかったことを確認している」

    先週、ローレンス・ストロールは、戦略を変更し、チームに運営に必要なマシン、シルバーストンのファクトリー、設備などを購入している。

    理論的にエントリーは依然として管財人の管理下のままフォース・インディアに属していることになり、物理的な資産はなにもない状況となっている。

    通常、エントリーはチーム売却の重要な要素とみなされている。新しいオーナーが、数十億円の賞金を含めたフォース・インディアの全ての権利を取得するには全チームの合意が必要になるが、ルノー、マクラーレン、ウィリアムズの3チームがそれを拒否したとされている。

    だが、上記の状況により、チームは本来科せられていたであろうペナルティを受けずに新たなスタートを切ることになる。

    FIAのスポーティングレギュレーションでは、チームは11月30日までに次のシーズンのエントリーを取得する必要があるが、期限を変更する余地は残されている。

    “選手権で競技するための申請は、添付の付則2に用意されたエントリーフォームに、付則7に従い算出されたエントリーフィーを、申請する年度の前年の11月30日までに支払うという確約を添えて、申請する年度の前年の10月21日から11月1日の間にFIAへ提出することができる。その他の期間の申請は、参加余地があり、FIAによって決められた遅延エントリーフィーを支払う場合にのみ考慮される。エントリーフォームはFIAより入手可能で、FIAは申請書受領後30日以内に申請者にエントリーの可否を通知する。審査を通過した者は自動的に選手権のすべての競技会にエントリーされることとなり、当該申請者のみが競技会に参加することとなる”

    したがって、新オーナーがチームを置き換えるための余地はまだ残されており、レギュレーションではローレンス・ストロールにとってはマイナーな遅延エントリーフィーを支払えばいいことになる。

    既存チームからの新しいエントリーを作成するプロセスは複雑なものとなっており、FIAのレギュレーションだけでなく、コンコルド協定も考慮されなければならない。

    もうひとつの法的な問題は、フォース・インディアのF1エントリーはASNを介して提出されたことにある。

    すでにチームはロゴからサハラ・グループのロゴを外しており、スパ・フランコルシャンに到着したチームのモーターホームや機材からはフォース・インディアのロゴは外されており、ビジャイ・マリヤに関連するキングフィッシャーやUBグループのスポンサーロゴは消されている。

    Force Inisa

  • フォース・インディア、サハラ・グループとの関係を解消

    フォース・インディア、サハラ・グループとの関係を解消

    フォース・インディアは、サハラ・グループとの関係を解消。すでにチームロゴや公式パートナーからサハラのロゴは削除され、ホームページやソーシャルメディアなどのチーム名表記はすべて「フォース・インディア F1チーム」に書き換えられている。

    2011年10月、インドの複合企業サハラ・インディア・パリワールはチームの株式の42.5%を買収し、チーム名は「サハラ・フォース・インディア」に変更された。

    しかし、先月にチームは破産管財人の管理下に入り、今月新たにカナダの大富豪でランス・ストロールの父親であるローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムが買収。チームのオーナーシップは変更された。

    今季の参戦名は「サハラ・フォース・インディア」であるため、FIAは公式発表としてその名称を継続することになるが、今後、チームはプレスリリースなどの表記を含め、フォース・インディアF1チームとして活動していくことになるだろう。

    2019年のチーム名称変更についてはまだ不透明な状況となっている。新しいオーナーが数十億円の賞金を含めたフォース・インディアの全ての権利を取得するには全チームの合意が必要になるが、ルノー、マクラーレン、ウィリアムズの3チームがそれを拒否したとされている。

  • セルジオ・ペレス 「ルノーに移籍しなかったことに後悔はない」

    セルジオ・ペレス 「ルノーに移籍しなかったことに後悔はない」

    セルジオ・ペレスは、かつてルノーに移籍する機会があったことを明かし、フォース・インディアに残留したことを後悔はしていないと述べた。

    今年、フォース・インディアは財政難に陥り、厳しいシーズンを過ごしていた。だが、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムがチームを救済。チームの財政面と将来は確保された。

    セルジオ・ペレスは、チームが破産管財人に管理下に入るきっかけとなる訴訟を起こし、結果としてチームの405名の従業員の将来を救うことになった。2019年もチームに残留することは確実だとされている。

    2011年にザウバーでF1デビューを果たしたセルジオ・ペレスは、2013年にマクラーレンで期待外れなシーズンを過ごした後、フォース・インディアに移籍。それ以来ドライバーを務めており、キャリアで8度の表彰台を獲得している。

    セルジオ・ペレスは、ルノーで元チームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグと再会する機会があったが、フォース・インディアに残留することを選んだことを明かした。

    「ルノーと契約しなかったことを後悔はしていない。この2年間、僕はベスト・オブ・ザ・レストという素晴らしい結果を残しているからね」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「チームとして、僕たちは2度、ルノーの前でコンストラクターズ選手権4位になっている」

    ルノーは、2019年のニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとしてダニエル・リカルドを獲得している。

  • セルジオ・ペレス、2019年のフォース・インディア残留を示唆

    セルジオ・ペレス、2019年のフォース・インディア残留を示唆

    セルジオ・ペレスは、2019年もフォース・インディアに残留することを示唆している。

    F1は夏の“シャットダウン”期間ではあるが、2019年の“シリーシーズン”は例年にも増して激しく動いている。ダニエル・リカルドのルノー移籍、フェルナンド・アロンソのF1離脱、そして、カルロス・サインツのマクラーレン加入と次々の来季のシートのドミノが倒れ始めている。

    次の注目はフォース・インディアだ。カナダの大富豪であるローレンス・ストロールがチームを管財人の管理下から救済したことで、息子のランス・ストロールは確実だと見られている。

    その場合、現在、フォース・インディアのどちらかのドライバーがシートを失うことになるが、セルジオ・ペレスは新しいオーナーシップのもとで残留することになりそうだ。債権者としてチームを提訴したペレスだが、その動きは結果としてチームと405名の従業員の将来を救うことになった。

    FOX のジャーナリストを務めるルイス・マニュエル・ロペスは「ちょうどチェコと話をしたところだ」と語る。

    「彼はフォース・インディアの契約自動延長のために残り数日であることを確認した」

    セルジオ・ペレス自身も「2019年はとても魅力的なチームになるだろう」と語っている。

    また、マクラーレンで誰がカルロス・サインツのチームメイトを務めるかという問題もある。マクラーレンはまだその決断を下すことはないとしている。

    現在、ドライバーを務めるストフェル・バンドーンはシート喪失の危機にあるとされ、育成ドライバーのランド・ノリスは後任候補に挙げられている。ストフェル・バンドーンはザウバーへの移籍が噂されている。

    元F1テストドライバーのバス・ラインダースは「現在の期間はストフェルのキャリアを傷つけている。彼はそれにふさわしくない」とオランダ誌 Formule 1 にコメント。

    「来年はもっと良くなるかもしれない。おそらく彼は別のチームにいくうことになるだろう」

    Auto Motor und Sport にジャーナリストを務めるトビアス・グルーナーは、エステバン・オコンがマクラーレンのカルロス・サインツのもう一人のチームメイト候補だと語る。

    「マクラーレンはフランス人(オコン)に手を差し伸べたと言われている」とトビアス・グルーナーは語っている。

    マクラーレンは、トロロッソからジェームス・キーを早期に獲得するためにランド・ノリスを引き渡す可能性が報じられており、エステバン・オコンの方がマクラーレンのシートを獲得する可能性が高いと考えている者も多い。