カテゴリー: スクーデリア・フェラーリ

  • フェラーリ:F1バーレーンGP初日

    フェラーリ:F1バーレーンGP初日

    フェラーリは、2010年F1開幕戦バーレーンGP初日のフリー走行で、フェリペ・マッサが7番手、フェルナンド・アロンソが9番手だった。

    フェリペ・マッサ (7番手)
    「今日は、良いタイムを出すことには専念せず、マシンの最適なバランスを探すこと、2種類のタイヤの比較、そして異なる燃料レベルでの走行に多くの時間を費やした。今日の結果に満足しているけど、フェラーリが他のチームに対してどれだけ競争力を持っているのかはわからない。フェラーリは、多くのチームから激しい戦いを挑まれるだろう。でも、日曜日のレースに向けて可能な限りの準備は整っている。明日の朝は予選だ。実は今日、私は少し熱があったけどシーズンの幕開けに向けて気持ちは 100%だ」

    フェルナンド・アロンソ (9番手)
    「僕にとって新しいチームでの初日だったので、いつもとは少し違った金曜日だった。日曜日のレースに向けてできるだけ準備を整えるために、ロングランでの一貫したパフォーマンスを得られるよう主に2種類のタイヤの比較に集中した。このような高い気温では特にリアタイヤのデグラデーションが早かったね。合同テスト後の予想はほぼ的を射ていたようで、4チームが優勝を争うことになると思う。でも、予想外に健闘するチームもいるかもしれない。例えばフォース・インディアだ。新しいコースは案外良いね。凹凸が少し多いけど、楽しんでドライブできるコースだ。自転車で下見したときには、これらの凹凸には気がつかなかった」

    クリス・ダイアー
    「今日はまずまずの仕事ができました。忙しいプログラムを組んでいたので、かろうじてすべてを終了できたというところです。唯一の問題は、アロンソのマシンのタイヤが空気漏れしたため、ロングランを中断しなければならなかったことです。多くのデータを収集したので、残りの日程でセットアップや戦略に利用することができます。パフォーマンスに関しては、フェラーリがほかのチームと比べてどうかと判断するのは難しいですが、明日の午後には明らかになります。サーキットの新しい部分はやや狭く、路面には凹凸が非常に激しい部分があります。しかし、マシンには特に影響は出ていません」

    F1バーレーンGP:初日結果
    ・F1バーレーンGP フリー走行2回目:ロズベルグがトップタイム
    ・F1バーレーンGP フリー走行1回目:スーティルがトップタイム

  • フェルナンド・アロンソ:F1バーレーンGPプレビュー

    フェルナンド・アロンソ:F1バーレーンGPプレビュー

    フェルナンド・アロンソが、新天地フェラーリで迎える2010年F1バーレーンGPへの意気込みを語った。

    フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
    「ついに僕たちはここへきた!激しい2ヶ月を終え、F1シーズン、そして僕のスクーデリア・フェラーリ・マールボロでの初シーズンがスタートしようとしている。すでに新しいチームに慣れているし、チャンピオンシップが待ちきれない。かなり興味深いスタートになるだろうね」

    「僕は月曜の午後にバーレーンに着いた。冬が終わっていないように思えるヨーロッパとこことでは気候がかなり異なる。ここは暑いけど、湿気はないので、実際には外にいてもかなり心地良い。クルマとタイヤが非常に高い気温でどのような機能するかをみることになるので、今週末は気候が重要なファクターになる。2月のテストでは25度以上ではドライブしなかったけど、ここの気温は30度を越える。このようなコンディションでタイヤがどのように働くか理解しなければならない。去年のリファレンスポイントも非常に関係してくるしね。新しいレギュレーションがそれほどでもないとすれば、今年の開幕戦は以前と比較してかなり改良されたトラックで開催される。今朝、エンジニアと一緒に自転車でトラックを見て回ったけど、とても異なっていたし、より誘導的なトラックになったと言える。かつての伝統的なストップ&ゴーのトラックではなくなった。ここのラップタイムはチャンプオンシップの全てのトラックで最も高くなるだろう。7キロを越えるスパよりもさらに高い。新しいセクションは中速コーナーが続いていて、過去と比べて高いダウンフォースが要求されるし、よりタイヤに厳しくなるだろう。金曜日の午前中にドライブしての判断になるけど、トラックがまだかなり汚れていることを忘れてはならない」

    「チャンピオンシップのスタートに対してのファンの期待が大きいことはわかっている。僕たちはうまく準備ができていると確信している。チームは、とても注意深く、献身的に作業してきたし、その結果がわかるだろう。僕たちは優れた信頼性レベルを示してきたし、パフォーマンスも最高レベルだ。F10は素晴らしいクルマだよ。何度も言ってきたけど、僕にとって、これまで運転してきたなかで最高のクルマだ。それは必ずしも全体で最高のクルマというわけではないし、タイトルを獲れるという意味ではない。テストでわかったことは、非常にバランスがいいということだ。小さなことだけど、ポジティブかネガティブかは十分な差になる。確かなことは今年のチャンピオンシップをしっかりとスタートするために全力を尽くすということだ。それはみんなに約束する」

  • フェリペ・マッサ:F1バーレーンGPプレビュー

    フェリペ・マッサ:F1バーレーンGPプレビュー

    フェリペ・マッサが、2010年F1開幕戦バーレーンGPへの意気込みを語った。

    フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    みんなが知っている理由のために最後のブログからずいぶん時間が経ってしまった。去年の6月25日からF1のレース週末に参加できなくなったのをとてもよく覚えている。再び戻るのを本当に楽しみにしている。何日もの冬季テストを終えて、僕たちがシーズンのスタートで向かわなければならない方向性は僕の中では明確だ。個人的には、再びレースができる素晴らしいことだと思う。

    ステファノ(ドメニカリ)がテストのあとに僕たちがフロントランナーだと主張したことには同意するけど、非常に長くタフなチャンピオンシップに向かうのでしっかりと地に足をつけていなければならない。今は違う名前だけど昨年タイトルを争ったメルセデス、それからレッドブルとマクラーレンを含め、ライバルはとても強いし、ウィリアムズやBMWから再建したザウバーのような他のチームもいる。去年パフォーマンスを発展させたフォース・インディアのようなチームもライバルになると思う。非常にタフで競争的になると思うし、僕たちの仕事はレースごとに着実にマシンを改善させることだ。

    今年は新しいチームメイトがいるし、テストではクルマが1台なので同じ日にドライブすることはなかったけど、冬にわたってお互いを理解することができた。一緒にデブリーフに取り組んだし、ほとんどの場合、フェルナンドと僕は前進するために同じような意見を持っていたと思う。僕たち二人はうまくいくと思う。彼はナイスガイだし、素晴らしいドライバーだ。僕たちが一緒にうまく働くと確信している。もう一度繰り返すけど、僕のチームメイトはワールドチャンピオンだし、実際には2度のワールドチャンピオンだ!それには満足しているし、チームにとってポジティブな要素だと思っている。ドライバーとして、チームメイトを打ち負かすのではなく、チャンピオンシップのグリッドにいる全てのドライバーを打ち負かすことを考えている。同じチームに2人の良いドライバーがいることは、開発面で良い方向にいくし、チームがより早く改善できるので、良いことだと思う。ここ数年のキャリアで僕には常に協力なチームメイトがいたし、それは今年も変わらないことだ。

    新しいレギュレーション、特に給油禁止によってレースにどのような影響がでるか興味深くなるだろう。最後のバルセロナテストでは、赤旗に遮られることもなくフルレースシミュレーションを完了することができたし、うまくいった。クルマは強いと思うし、速くて一貫性があり、タイヤはどのような燃料搭載量でもうまく働いていた。スタートでは重くて、次第に軽くなっていく。レースでは2種類のタイヤだけど、テストでは3種類の異なるブリヂストンタイヤを選択していたので、他チームのレースシミュレーションと正確に比較するのは難しい。でも、全体的な兆候は励みになった。最も重要な要因はクルマに信頼性があることだし、シーズンの序盤は特に重要だ。また予選仕様では軽い燃料なのでクルマは速い。フルタンクでの走行は興味深いチャレンジだ。レーシングドライバーとして、出来るだけクルマが速いことを望んでいる。軽い燃料のクルマはグリップが増すし、サーキットにもよるけどフルタンクと軽タンクでは、1周につき6秒くらいの違いがある。差は大きいし、2台の違うクルマのようだけど、効率的なクルマは両方の構成で良いだろうね。したがって、今年は燃費が重要なファクターになるだろう。燃費の悪いクルマは、他のクルマより15キロ多く燃料を積まなければならないし、それは1周につきコンマ3〜4秒くらいの違いになる。そのことを考慮して、僕たちは昨年の中盤からパワーと信頼性に影響を与えずにエンジンの燃費を改善するためにシェルと懸命に取り組んできた。燃料戦略も重要になる。まだマシンに10リッターある状態でレースをフィニッシュしたくはないからね。それは全ての周回でコンマ1秒余分に積んでいることを意味する。状況がどのように進展するかをみるのは非常に興味深いだろうね。

    ドライバーとして、カレンダーの最初がどのレースかはあまり気にはならない。でも、サキール・サーキットでは2回優勝しているので、僕にとっては特別だし、バーレーンでシーズンが始まるのは良いことだと言える。でも、今年はトラックレイアウトがかなり変わったし、ラップが長くなったので、僕たち全員にとって新しいチャレンジになるだろう。開幕戦で最も重要なことは、どのトラックであれ、正しい方向性でスタートして、ポイントを獲得し、良い結果を得ることだ。

    今回は、久しぶりのレースというだけでなく、父親になって始めてのレースでもある。僕たちの創設者であるエンツ・フェラーリは、ドライバーが子供を持てば遅くなると言ったと報じられている。彼には同意できないね!ミハエル(シューマッハ)に聞いてみなよ。彼は子供がいなかったときより、自宅に2人の子供がいてより多くのレースとタイトルに勝ったことがわかると思う。父親として本当に楽しんでいる。信じられない感覚だし、実際に人生におけるモチベーションにさえなっている。仕事に対してより一生懸命にさせてくれさえする。ポジティブなことだし、僕のキャリアにおいてさらなる幸運をもたらしてくれることを期待している。

    バーレーンに出発する前に、インテルラゴス・サーキットで新しいスポンサーであるサンタンデール銀行が主催するイベントに参加して、2年前のブラジルGPで勝ったF2008をドライブするチャンスがあった。今は来週の金曜日にサキーツでF10に乗るのが待ちきれないよ。

  • フェリペ・マッサ 「僕にとってゼロからの再出発」

    フェリペ・マッサ 「僕にとってゼロからの再出発」

    フェリペ・マッサが、ガゼッタ・デロ・スポルト紙のピノ・アリエヴィのインタビューに応じた。

    準備はできていますか?
    いい予感がしているよ。どのチームよりも多く周回数をこなしてきましたし、ラップタイムも納得のいくレベルだった。

    ライバルたちの調子を確認しましたか?
    もちろんだよ! ラップタイムの結果だけではなく、レースシミュレーションも含め、常に他チームの調整具合は気にしているよ。たとえば、『レッドブルはあのタイヤを使ってあの走りなら、こっちのタイヤを使ったらこうなるな』という具合にね。その結果、強いチームが多いと感じている。レッドブル、マクラーレン、メルセデス、それにウィリアムズもかな。当然、フェラーリも入っている。

    あなたの友人のシューマッハが「(シューマッハ自身の)バーレーン優勝は無理」と発言後、そのコメントを撤回していますが、これについてはどう思われますか?
    彼は実力があるから優勝の可能性はある。でも、フェラーリも同じだ。

    シューマッハは、テストの短縮化を支持している数少ないドライバーのひとりですが…。
    41歳だったなら僕もそう考えるかもしれないけど、まだ28歳なのでテストを楽しんでいるよ。

    ほかのマシンに搭載されているもので、ご自身のマシンで試してみたいものはありますか?
    細かい部分はたくさんあるけど、風洞テストのデータを確認しないとコメントはできない。メルセデスは、良さそうな独自のノーズを使っているよね。マクラーレンは不思議だね…。結局のところ、うまく機能するかどうかの話だよ。

    新規参入チームが問題を抱えていますね。同じコースで戦うことになりますが、どうですか?
    危険因子にはなってもらいたくはない。参戦チームのタイムをみると、6〜7チームは1秒差の範囲内だけど、新規参入チームは4秒遅れていいる。 F1というスポーツにとっても、彼らにとってもよくない現象だ。言ってみれば、格の違うふたつのシリーズが同じコースで開催されるようなものだからね。新チームは苦しいシーズンになるだろう。でも、それは僕らにとっても同じことで、予選中に新チームの後ろについてしまったら大変だ。

    予選がさらに重要になるということですか? オーバーテイクができなくなるというのは本当ですか?
    いいや、それほど変わらないだろう。燃料を満載したマシンだとタイヤへの負担が大きくなり、ミスを犯す可能性が高くなる。この場合、後ろについているマシンが有利だろう。

    技術的には、タイヤの扱い方が今シーズンの鍵になると?
    サーキットにもよるが、摩耗の激しいコースではタイヤ交換が重要になるはずだ。

    燃料消費:ドライバーにできることは何ですか?
    燃料の消費を調整する方法はある。たとえば残り1周の時点でトラフィックにつかまったとして、搭載燃料の量が必要以上に多ければ、燃費を下げる走り方もできる。

    チームではベテランですね。
    初めて言われたよ…

    時間の経過:ベテランとして、チームの勝利に対する執念の深さはどれぐらいだと思いますか? 大事な質問です。
    最悪のシーズンを経験したフェラーリにとって、非常に重要な時期だし、駆け引きもあって難しいところだ。チームは有意義なチャンピオンシップになることを心から望んでいる。僕自身にとっては、あの事故もつらい時期だった。いまは集中している。100%準備オーケーだよ。

    あるレースの結果が悪かったとして、「昔のマッサじゃない」と言われると思いますか?
    そう言う人もいるかもしれない。そう言われることは覚悟しているので、気にしていないよ。まったく気にしていない。

    フェルナンド・アロンソとの関係に変化は?
    イタリア語で会話しているよ。議論もイタリア語だよ!

    2007年のニュルブルクリンクでのあの件は、だれもが覚えています。あのようなことは二度と起こさないと約束していますが…。
    僕らには共通点がたくさんある。生活の面でも、考え方の面でも。考え方が同じというのは、チームにとってもよいことだ。

    スペインのテストに集まったファンをご覧になりましたか? ブラジルのファンよりも情熱的だったのでは?
    すごかったね。ただ、イタリアやブラジルで同じようなテストが実施され、適正価格で公開されれば、同じぐらいのファンが集まると思う。

    父親になられて3カ月がすぎましたが、どうですか?
    「最高だよ。息子にメロメロだ。妻が毎日、息子の写真を携帯に送ってくれるんだ。これが今日送られてきたものだ! 幸せだね。僕を見ると笑顔をみせてくれる。性格がよくて、何をしてほしいのか僕に伝えるんだ。しっかりした子だ。それに、髪の毛が僕よりフサフサしているよ。

    この経験で何か変わりましたか?
    もっと働かなくてはいけなくなった。食べさせなくてはならない息子がいるからね。でも、マシンに乗ったら忘れるだろう。スピードが勝負だからね。

    バーレーンの日曜日:優勝のみを目指していますか? それとも、2009年の最終レースの展開を考えて、ほかのドライバーと接戦できる位置にいられれば十分ですか?
    最終レースのことは特に重視していない。会場にも行ってないからね。僕にとって、これは再出発だ。ゼロからのスタートだ。納得のいくレースができれば十分だよ。その結果が優勝であれば、最高だね。

  • フェリペ・マッサ 「新チームが危険じゃないことを願っている」

    フェリペ・マッサ 「新チームが危険じゃないことを願っている」

    フェリペ・マッサは、今シーズンからF1に加わる新チームの遅いペースが、チャンピオンシップにとっては良くないことであり、フロントランナーを危険にさらす可能性があると攻撃した。

    フェラーリは、F1エントリーの取り扱いを強く批判しているが、マッサも新チームのスピード不足に対して懸念を表明した。

    「彼らが危険じゃないことを願うよ」とマッサはCorriere della Seraのインタビューにコメント。

    「6〜7チームは1秒間隔だけど、それらのチームは4秒遅れている。スポーツにとって良くないし、彼らにとっても良くない。2つの違うシリーズのようだ」

    「彼らは苦労するだろう。予選で彼らが僕たちの前にいれば、僕たちだって苦しむかもしれない」

    ロータスとヴァージンはプレシーズンテストで数秒遅れだったが、時間と走行距離をえればスピードを得られると自信を持っているが、新顔のヒスパニア・レーシングは来週末のバーレーンまで走行しない。

    関連:フェラーリ、新チームを“口撃” – 2010年2月24日

  • フェルナンド・アロンソ:インタビュー

    フェルナンド・アロンソ:インタビュー

    フェルナンド・アロンソが、ガゼッタ・デロ・スポルト紙のピノ・アリエヴィのインタビューに応じた。

    アロンソ、イタリアは奇跡を待ち望んでいます。
    僕の父は、『一人前のドライバーはレースに勝ちタイトルを獲得することもできるが、そのドライバーはフェラーリに乗らずして何を成し遂げるのか。』といつも僕に言っていたんだ。だから僕は今ここにいる。準備は全て整った。レースで勝つためにフェラーリに来た。

    誰から競争心を受け継いだのですか?
    分からない。プディングを食べるときでさえ、僕は一番に食べ終えなければ気が済まない。子供の頃、学校からの帰り道、母と信号から信号まで競争したけど、母は僕が不機嫌にならないよう僕を勝たせなければならなかった。最悪な子供だったね。

    他にはないフェラーリならではのものとは何ですか?
    伝統、一貫性、情熱。マラネロでの初日以来、僕を背後で支えてくれる人たちは、僕の車に対する熱意と同じような熱意を見せてくれている。感性があり、愛する心がある。

    チームメイトはフェリペ・マッサですが、スキルもあり速いドライバーですね。マッサとはお互いに話をしますか?また、彼はあなたに何かアドバイスしてくれましたか?
    そうだね、マシンの挙動に関する技術面について話した。フェラーリとの関係はプライベート的なものでもあり、また皆それぞれ我が道を行くという感じでもある。

    ライバルは誰ですか?
    マッサ、ハミルトン、バトン、レッドブルの2人のドライバー(ウェバー、ベッテル)、シューマッハだ。シューマッハについては、カムバックするとは予想すらしていなかったよ。

    F1には、多くの素晴らしいドライバーがいますが、結局のところ、その違いは何ですか?
    トップを走るドライバーだ。ベストドライバーの10人の実力は極めて僅差だけど、仮にマシンを評価対象から除外するとしたら、タイヤとチームにかかってくる。100%の力を出し切った者が勝利する。 93%の能力を使うドライバーもいれば、97%の能力を使うドライバーもいる。19レースで99%の力を引き出せる者がいれば、彼がワールドチャンピオンになるだろう。

    あなたのご家族には常に仕事で危険に見舞われるという背景がありますね…
    僕の父は、鉱山の爆発物の責任者だった。父が勤務していた会社の倉庫で何度か爆発が起こり、何人かの人が亡くなった。でも、僕は幼かったので、全く危険な仕事だとは思っていなかった。

    では、今はどうですか?
    もちろん、危険の意味は理解している。一般道の走行を含め、車における危険はさらに恐ろしいものがあると考えている。レース開始直前にいろいろな感情がこみ上げてくるけど、チームの期待に応えるときは気力や緊張が最高潮に達する。でも、5〜6周走行するとストレスは消えてしまうよ。

    運命だと思いますか?
    そうだね、そう思うよ。僕たちのために全ては用意されており、皆それぞれ自分の運命を背負っている。

    いつからレースでお金を稼ぎ始めましたか?
    14歳のとき、カートの世界選手権で優勝し、チームを替えるようオファーがきた。僕は断ったけど、彼らは僕に全てのレースでシンボリックフィーを支払ってくれるようになった。それがプロになったきっかけといえる。

    あなたはレース日記を付けているのですか?
    いつも持ち歩いている。僕の気持ちを書き留めて、マシンについての変更内容や僕の所見についても書いている。全てのレースの前に、気になる点を調べて検討している。気になる点というのは緊張を生むものだ。アドレナリンと不安がミスを引き起こすことになる。

    決断は早い方ですか?慎重に考える方ですか?
    本当に素早い決断だった。

    噂によれば、あなたはアスナールのものまねが上手だと言われていますが…
    ええ、まあ。でも、ものまねが全てうまくいくとは限らないからね。

    しかし、あなたは大変素晴らしいマジシャンのようだとも聞いています。F1のライバルたちから真実を隠すことが重要なことですか?
    ありえないよ。常にみんなが見ているところで仕事をしているわけだから、トリックを使って騙すことなんてできない。

    フェラーリとの最初の重要なコンタクトはいつだったか教えて頂けますか?
    去年の夏、2010年の可能性について話し合ったときだ。最初は2011年のことについて話していたけど、それはまだかなり先の話だった。

    あなたはイタリアで認められていますか?
    そうだね、いつも同じような質問をされるよ。マドンナ・ディ・カンピリオでスキーをしていたとき、赤いフェラーリ・ジャケットを着た人から、『いつフェラーリに来るのですか。』と質問された。彼はわざわざ立ち止り、僕に質問してきたんだ。だから僕も負けじとすぐにこう言い返したよ。『ところで、あなたはいつフェラーリに来るのですか。』ってね。

    どこでイタリア語を学びましたか?
    特別な勉強をしたことはないけど、とにかくイタリア語で話すことだね。実際にイタリア語で書くのは、とても大変な作業だ。vやpの文字が2つ連なって重なるような単語は今まで経験したことがないので、そういう合字と格闘しているよ。

    あなたの奥さんラクエルは有名な歌手ですが、今まで彼女のショーを見に行かれたことはありますか?
    ほとんどないね。彼女は年間50回前後コンサートを行っているけど、僕が見に行くとしても、恐らく2回くらいだと思う。非常に低いパーセンテージだね…

    あなたがフェラーリに移籍することについて、彼女は何と言いましたか?
    彼女は喜んでいるよ。僕たちの生活のことやカーレースのことなど、いろいろと話をしている。

    あなたはサッカーファンだそうですが、ミラノ、インテル、ユベントス、それともローマ、どこのファンですか?
    僕は、母国スペインのチームであるレアル・マドリードにとって悪夢としかいえないミランとともに育った。だから、彼らを本当に尊敬しているよ。

  • ミルコ・ボルトロッティ、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに加入

    ミルコ・ボルトロッティ、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに加入

    フェラーリは、ジュール・ビアンキに続き、ミルコ・ボルトロッティ、ダニエル・ザンピエリ、ラファエル・マルチェロの3名がフェラーリ・ドライバー・アカデミーに加わったことを発表した。

    ミルコ・ボルトロッティは2008年、ダニエル・ザンピエリは2009年にイタリアF3に優勝したご褒美として、すでにフェラーリでテストを行っている。

    昨年F2でレースをしたボルトロッティは、2010年はアダックスからGP3に参戦、ザンピエリはポンス・レーシングからワールドシリーズ3.5に参戦する。

    15歳のラファエル・マルチェロは、ここ数年、国際的なカート選手権で頭角を現し、2010年にはJDモータースポーツチームからフォーミュラ・アバルトに参戦する予定になっている。

    また、フェラーリはフェリペ・マッサがスポンサーを務める新しいブラジルのレーシングシリーズ「フォーミュラ・フューチャー・フィアット」の主催者と契約。同シリーズ第1回の優勝者は、2011年にフェラーリ・ドライバー・アカデミーの門をくぐることができる。

  • フェリペ・マッサ、眼鏡の必要性を否定

    フェリペ・マッサ、眼鏡の必要性を否定

    フェリペ・マッサは、事故の影響で視力が弱まっているとの憶測を否定した。

    昨年のハンガリーGPの予選で頭部に損傷を負ったあと、フェリペ・マッサの視力が疑問視されていた。

    その後のレポートで視力は20-20に戻ったとされていたが、ここ数週間、マッサが眼鏡をかけている姿が目撃されていた。

    フェラーリ公式ウェブサイトのチャットで質問されたマッサは、F1マシンをドライブするため眼鏡は必要ないと語った。

    「いいや。少し近眼なので、夜に運転するときや映画を観るときに眼鏡をしている。スクリーンに書かれていることをきちんと読みたいからね」

  • マルク・ジェネ、スペインのテレビ局とコメンテーター契約

    マルク・ジェネ、スペインのテレビ局とコメンテーター契約

    フェラーリのテストドライバーを務めるマルク・ジェネが、スペインのテレビ局ラ・セクスタでF1解説を行うことが明らかになった。

    これまでラ・セクスタのF1解説はペドロ・デ・ラ・ロサが務めていたが、デ・ラ・ロサは今年ザウバーでのF1復帰が決定。マルク・ジェネが後任を務めることになった。

    EFE通信によると、マルク・ジェネは今年の全19戦で専門評論家を務めるとしている。

    マルク・ジェネは、今シーズン、アンソニー・デビッドソン、アレクサンダー・ヴルツとともにプジョーからル・マンに参戦することが決まっている。

  • フェルナンド・アロンソ 「バーレーンへの準備は整った」

    フェルナンド・アロンソ 「バーレーンへの準備は整った」

    シーズン前のテストを完了したフェルナンド・アロンソは、フェラーリが、バーレーンでの開幕戦に向けて100%準備ができていると語る。

    フェルナンド・アロンソは、バルセロナテスト2日目に2番手タイムを記録した。

    フェラーリ F10は勝てるクルマか尋ねられたアロンソは「わからない」と前置きした上で次のようにコメントした。

    「はっきりしているのは、僕たちが素晴らしい仕事をしているということだ。クルマはプレシーズンの間ずっとうまく働いていた。多くをドライの日に過ごせたのは幸運だった」

    「テストを始める前にリストを作成していて、今日最後のアイテムをチェックできたので、宿題をして、僕たちができるすべてをバーレーンに持ち込めると思う。どうなるか見てみるつもりだ」

    「ライバルと比較して僕たちがどれくらい速いかはわからないけど、ポテンシャルを100%引き出せると思う」

    アロンソは、F10がこれまでにドライブした最高のF1マシンだと主張するが、それが今年最強のマシンであることを意味するわけではないと認める。

    「これまでドライブした最高のマシンだけど、グリッドで最高のマシンという意味ではない」

    「開幕戦まで良いクルマかを知ることは不可能だ。でも、落ち着いているし、2月に実施したことにはとても満足している」

    「僕たちは完全な週末のシミュレーションを行ったし、マシンはうまく反応していた。バーレーンは心配していない」

    関連:F1バルセロナ合同テスト2日目:ニコ・ヒュルケンベルグがトップタイム – 2010年2月27日