カテゴリー: スクーデリア・フェラーリ

  • フェラーリ F10、エンジン搭載方法に秘密?

    フェラーリ F10、エンジン搭載方法に秘密?

    フェラーリ F10の速さの秘密は、エンジンの搭載方法に隠されていると複数のメディアが報じている。

    フランスのAuto HebdoとイタリアのLa Gazzetta dello Sportは、フェラーリは、F10のV8エンジンを3.5度の角度をつけて設置していると報道。

    マシン前部に向かって傾斜をつけるというアイデアは、1979年のアロウズA2で採用された。

    31年ぶりにF1で採用されたとみられるこの処理によって、マシンの下を通過する気流を増加させて、より複雑で大型化した「ダブルディフューザ」へより多くの空気を送り込んでいるという。

    フェラーリのテクニカルディレクターであるアルド・コスタは「新しいフェラーリは非常に興味深い機械的ソリューションを持っている。その大半はボディワークの下に隠れている」と述べている。

    報道によると、この処理によってF10のラップタイムが「コンマ数秒」速くなったとしており、実際にF10はヴァレンシアで最も競争力のあるマシンだった。

    デザイナーのニコラス・トムバジズは「ディフューザは非常に重要だ。パフォーマンスを最大限にするため、我々はリアを改良し、各種パーツをさらに統合した」とコメント。

    「F10では、昨シーズンに比べて(ディフューザ)かなり大きくなっており、効率も高い」

    エンジン前傾設置の欠点は、マシンのリアの重心が高くなるため、ハンドリングに影響する可能性があるとされている。

    関連:
    ・フェラーリ、F10を発表 – 2010年1月28日
    ・フェラーリ F10 (主要諸元)

  • フェラーリ、F10のテストペースに現実的

    フェラーリ、F10のテストペースに現実的

    バレンシア合同テストでフェラーリ F10は素晴らしいペースをみせたが、フェラーリのステファノ・ドメニカリ代表は慎重だ。

    「地に足をつけ、仕事に集中している。2009年シーズンの不調から回復するまでには、まだまだ長く険しい道が続くということは、ここスクーデリアでは全員が理解している。リカルド・トルモ・サーキットでの3日間の合同テストの手応えは上々だったが、それを結果に結びつけるのは時期尚早だ」

    「特に今年は、テストでのラップタイムの扱いには気をつけなければいけないということを、我々は重々承知している。イタリアのサッカー用語を使って説明すると、今はまだ“8月のサッカー”だ」

    「2009年シーズン末の我々のパフォーマンスがどれほど酷いものだったかを忘れてはならない。その穴を埋めるには、やるべきことや解決しなければならない問題が山積みだ。合同テストでは、ほかのチームがどれだけの燃料を積んで走っていたのか分からないので、レーストラックでの相対的な強さを知ることは不可能だ。もしかすると、かくれんぼが好きなチームがいて、まだマシンを公開していないかもしれない」

    「満足していることを挙げるなら、それはマシンの信頼性だ。1,400km以上のドライブは、スタートとしてはとても良い出来だ。テストでの重労働や、レーストラックデビュー前の数週間にわたるシミュレーションでの努力が必ず実を結ぶようにしなければならない」

    「バレンシアでは、ブリジストンの新しいタイヤの動きや燃料積載量との関連などが分かってきた。しかし、このデータは相対的なものだ。バレンシアはタイヤに厳しいトラックではないし、気温もシーズン最初の3戦の例になるものではなかった」

    ドライバーについては次のように語る。

    「2人とも、総合的にとても満足している様子だった。マシンの信頼性に関しては特に喜んでいた。2人はモチベーションが高く、レースに対する強い情熱を持っているので、もし我々が軌道に乗っていなければ、もどかしい思いをしたことだろう。マッサもアロンソも、マシンにはまだ改良しなければならない部分が山ほどあることを承知しているし、どこを改良するべきかという指摘もたくさんくれた」

    最後にドメニカリは警告を発した。

    「F1に奇跡は起こらない。速く走りたければ、何ヶ月も働き詰めて、やっと同じだけの力とモチベーションを備えた競争相手に対抗出来る。すべてが当たり前だと思ってはいけないの。印に惑わされてはいけません。まったくの誤解である場合も考えられる。我々の世界では、サッカーのように、良くも悪くも同じ結果が2つでも揃えば形勢が大逆転するわけではない」

  • ヴィタリー・ペトロフ、ルノーでのテスト初日に満足

    ヴィタリー・ペトロフ、ルノーでのテスト初日に満足

    ヴィタリー・ペトロフは、3日にバレンシア合同テストに参加。ルノー R30での初走行を行ったペトロフは、75周を走行し、1分13秒097を記録。全体の6番手でテストを終えた。

    ヴィタリー・ペトロフ
    「マシンでの初日は本当に楽しかったし、全てが順調だった。マシンはGP2と比較して非常に印象的だったし、パワーとブレーキパフォーマンスを経験することは楽しかった。30周くらいで快適に感じ始めたし、マシンの限界を理解し始めた。エンジニアと作業するのも初めての機会だったし、全てが本当にうまくいったので満足している」

    アラン・パーマン(チーフ・レースエンジニア)
    「今回はヴィラリーのR30での初日だったし、彼がマシンに慣れて、快適に感じてもらうことに集中した。ブレーキ、パワー、ダウンフォースなど多くのことに慣れなければならなかったが、うまく対応していたし、良い仕事をしていた。全体的にマシンでの最初の周は成功だったし、マシンについて多くの貴重な知識が得られた。今は来週のヘレスでの作業を組み立てることを楽しみにしている」

    関連:F1バレンシア合同テスト最終日:フェルナンド・アロンソがトップタイム– 2010年2月3日

  • フェルナンド・アロンソ Q&A:フェラーリ F10での初テストを終えて

    フェルナンド・アロンソ Q&A:フェラーリ F10での初テストを終えて

    フェルナンド・アロンソが、フェラーリでの初テストを終えた感想を語った。

    フェルナンド、初日、初テストはどうでしたか?マシンの第一印象はいかがですか?
    いい感じだよ。僕にとって、フェラーリでの初めてとなる重要な一日だった。今朝や昨晩はとても感情的になったよ。周回数でもトラック時間的にも一日を最大限に使えたと思うし、感覚はいいね。マシンの中では、シート、ペダル、ステアリングホイール、ヘルメットなど多くのことを調整した。僕にとって新しいブランドだからね。

    ブレンボブレーキで走ったことがなかったので、それも初めての経験だった。多くのことに対応して、多くのことをチェックしたけど、初日2日間のフェリペの仕事のおかげで、マシンには良いペースがあった。セットアップやクルマに時間をとられることがなかったので、本当に大きな助けになった。フェリペのセットアップは午前中に走行を続けるのに十分良かったので、ただマシンに慣れることに集中できた。

    4万人くらいの観客がいましたね。どのような気持ちでしたか?
    とても良い気分だったよ。今日は休日でも週末でもない平日なのに、みんなチーム、僕を応援してF1を楽しむためにここにきてくれた。前にも言ったけど、スペインでのF1はここ5〜6年なので新しい。だから、ファンの応援をとても誇りに思っているし、彼らが一日を楽しんでくれて、応援を続けてくれることを願っている。バレンシアでの2月3日、8時間の走行、113周。ドライバーとして最高だよ。

    フェラーリの特別な雰囲気を感じましたか?
    そうだね。フェラーリでの初日からあったよ。何度も繰り返しているけど、ここの感覚、雰囲気、みんなの情熱は素晴らしい。ガレージにいて、メカニックのみんなとイタリア語で話すのは最高だよ。ユーモアのセンスがスペインととても似ているので、これまでとっても楽しいよ。人生を楽しんでいる。

    マクラーレンへの移籍と比較していかがですか?
    チームに到着するときのモチベーションは多かれ少なかれ似ていた。ビッグチームへの到着だしね。でも、正直なところ、マクラーレンは文化や特性は同じでは違ったので、すこし冷たい感じがしたかな。でも、彼らも非常にプロフェッショナルだった。ある意味、クルマが速ければ快適なんだ。でも、ここはもう少し、少なくとも僕にとってフェラーリは非常に特別なんだ。

    今日は、ミハエル・シューマッハやジェンソン・バトンのような他のワールドチャンピオンとのトラック共有を楽しみましたか?
    そうだね。良い偶然だったし、今年はルイスとともに4人いることいなる。ファンや僕たちにとっても非常に面白いチャンピオンシップになるだろうね。2人のイギリス人がいるマクラーレン、2人のドイツ人がいるメルセデス、2人のラテン系がいるフェラーリ。ファンも何種類かにわかれるだろうね。

    スペインでの期待は高いです。
    そうだね。期待はいつだって高いし、確かにフェラーリの人達は僕たちに多くの期待をしているけど、今年言ったように僕たちは全力を尽くして、競争力をつけて、プロフェッショナルに徹して、速くなるだけだ。それができれば、みんな満足してくれるともう。残念ながら勝てなかったとしても、それは僕たちが100%を尽くさなかったのではない。他が良い仕事をしたということになるだろう。

    多くの人が、フェラーリを打ち負かすためのチームとしてこのテストを離れると思っています。それには同意しますか?
    いいや、そうは思わない。まだ初日だし、今も言ったように少なくとも僕にとってのプライオリティは完全に快適になることだ。発見することはたくさんあるし、学ぶこともたくさんある。

    僕たちが3日間でトップに立ったとしても、燃料搭載量などが関係していると思うし、もしくは本当に僕たちに競争力があるのかもしれない。でも、競争力をつけるには確実に多くのラップを重ねる必要があるし、マシンが強くて、全てのグランプリでフィニッシュできなければならない。クルマを強くしなければならないし、バーレーンや最後のヘレステストまで僕たちはパフォーマンスは求めないと思う。

    でも、最初の感覚は良いものでしたよね?
    第一印象はいいね。去年もとてもよかったけど、よくQ3を逃すことがあった。だから、とても慎重になっているよ。良い初日だったけど、フェリペの初日2日間の走行のおかげでマシンが非常に運転しやすいことがわかったし、彼からのインフォメーションは助けになった。初日や2日目に走っていたら、もっと難しかっただろうね。

    関連:F1バレンシア合同テスト最終日:フェルナンド・アロンソがトップタイム– 2010年2月3日

  • ジャンカルロ・フィジケラ、フェラーリからル・マン・シリーズに参戦

    ジャンカルロ・フィジケラ、フェラーリからル・マン・シリーズに参戦

    ジャンカルロ・フィジケラは、2010年にル・マン・シリーズへ参戦する契約を結んだ。

    ジャンカルロ・フィジケラは、今年はフェラーリのリザーブドライバーを務めることになっている。

    しかし、ル・マン・シリーズを主催するACO(フランス西部自動車クラブ)は、フィジケラが2010年のル・マン・シリーズに「シーズンを通して」参戦すると発表。

    完全なエントリーリストは数日以内に発表されるが、フィジケラはLMGT2クラスにAFコルセからフェラーリF430で参戦するとみられている。

    2010年のル・マン・シリーズは、F1の日程と2戦が重なっている。スパ1,000kmはスペインGPと、シルバーストンでの1,000kmレースはイタリアGPと日程が重なっている。

  • フェラーリ:F1バレンシア合同テスト初日

    フェラーリ:F1バレンシア合同テスト初日

    フェラーリは、初日のF1バレンシア合同テストで、フェリペ・マッサがトップタイムを記録した。

    フェリペ・マッサは、フェラーリの新車F10でこの日最多となる102周を走行。1分12秒574というトップタイムを記録した。

    フェリペ・マッサ
    「今日の結果は嬉しいね。僕たちは非常にいい働きができたし、何キロも全く問題なく走行することができた。マシンの第一印象はとてもいいね」

    「F60よりも操作しやすいし、セットアップもラストもうまくいき、とりわけグリップが大きいので楽しく走ることができた。まだ先があるけど、非常にいいスタートを切ったと言えるね。最速ラップ?特に気にしていないけど、トップの座にいるというのは良いものだよ!今日は自分自身にも満足している。みんなのところに戻ってくることができて本当に嬉しいし、すべてが以前のままだ。100周以上走ったけど、体力的、精神的には、もう100周できたと思うよ」

    「ミハエルとはまだ話をしていいけど、先日ちょうど彼のそばを通りかかったときに挨拶したよ。F1にとって彼の復活は非常に素晴らしいことだ。彼が赤いヘルメットで灰色のマシンに座る姿を見るのは不思議な気がするね」

    「今日はソフトコンパウンドをたくさん試し、すごく良いと思ったけど、まだ結論を出すには早すぎる。高温の場合の動きや摩擦も見ていかなければならない。また、燃料の搭載量を変えて走ってみましたけどマシンはどのコンディションの場合も非常にバランスが良くて心強かったよ!」

    関連:F1バレンシア合同テスト初日:フェリペ・マッサがトップタイム

  • フェラーリ、F10のシェイクダウンを断念

    フェラーリ、F10のシェイクダウンを断念

    フェラーリは、合同テスト前に予定していたF10のシェイクダウンを中止することに決定した。

    フェラーリは、プロモーションフィルムの撮影も兼ねてフィオラノでフェリペ・マッサがF10の初走行を行う予定だったが、28日と29日の二日とも雪と氷によりF10を走らせることができなかった。

    F10のトラックデビューの延期は、フェオラノの最終チェック後、29日午前に決断された。

    フィオラノのコース自体には問題はなかったが、ランオフエリアが凍結した雪で覆われており、コースオフした場合にクルマを損傷してしまう可能性があったとのこと。

    したがってフェラーリ F10は、2月1日にバレンシアのリカルド・トレモ・サーキットで行われる合同テストで初走行することになる。

    関連:
    ・フェラーリ、F10を発表 – 2010年1月28日
    ・フェラーリ F10 (主要諸元)

  • ルカ・ディ・モンテゼーモロ、バレンティーン・ロッシを語る

    ルカ・ディ・モンテゼーモロ、バレンティーン・ロッシを語る

    フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長が、バレンティーノ・ロッシのフェラーリ加入の可能性について語った。

    フェラーリF10の発表会で、あるジャーナリストがバレンティーノ・ロッシのフェラーリ加入について質問した。

    「ロッシは友人だし、エミリア-ロマーニャ州出身の議論の余地のないチャンピオンであり、フォーミュラ1とエンジンの熱心なファンで、潜在的なフォーミュラ1チャンピオンでもある」とモンテゼーモロは返答。

    「2011年に可能性があるなら、そしてロッシ自身そうしたいと考えていて、F1のテストに参加してF1に慣れているのならぜひそうしたいと思っている」

    ルカ・ディ・モンテゼーモロは、兼ねてから主張してきたサードカーについて以下のように述べた。

    「もうすこし話題の範囲を拡げたいです。つまり、そのことは、サードカー導入の可能性に関連してくるが、フェラーリにはサードカーは不要だと思う。小規模なチームからはかなり反対の声が上がっているのはよくわかっている。私は、フォーミュラ1の利益と参加可能性のある新チームの利益という視点から話をしてきました。サードカーはまた、若手ドライバーの成長を促すのに役立つかもしれないが、フォーミュラ1のドライブ未経験の若者が、訓練やテストを受けることなくレースに参加するのは正しいことだとは言わない」

    またモンテゼーモロは、サードカーだけでなく、他チームへのカスタマーカー提供の可能性についても言及した。

    「いいアイディアがある。フェラーリは、アメリカ、ドイツ、またはオーストラリアのチームにマシンを喜んで提供するし、シーズン中各チームがその車を管理することに異存はない。そうすることで、各チームは自らの手で最初から車両を製作するのに比べれば、予算を大きく節減できるだろう。そして、その分の予算を才能ある強いドライバーに渡すこともできるし、特別な可能性を持った若いドライバーを試すこともできるだろう。私は、ドメニカリに、我々のような一部のチームが他のチームに車両を引き渡すことができるか調べるように指示を出した」

  • フェラーリ、すでにF10のBバージョンに着手?

    フェラーリ、すでにF10のBバージョンに着手?

    フェラーリは、すでにF10のBバージョンに着手しているとされている。

    イギリスのタイムズ紙は、イタリアのメディアがF10の初期のパフォーマンスについてこぞって噂していることに言及。

    報道では、昨シーズン中盤にF60の開発を捨ててまでF10に注力したにも関わらず、マシンは「チームが望んでいたほど良くない」恐れがあるという。

    元フェラーリドライバーであるゲルハルト・ベルガーは「アロンソとでさえ、フェラーリの全体的なパッケージはかつてのシューマッハほど強くはない」とスイスのBlick紙にコメント。

    「今の彼らは(ジャン)トッド、(ロス)ブラウンを失っているし、しばしばデザイナーの(ローリー)バーンさえも過小評価している。正しい人物なしでは、すぐに失われてしまう」

    関連:
    ・フェラーリ、F10を発表 – 2010年1月28日
    ・フェラーリ F10 (主要諸元)

  • ルカ・ディ・モンテゼーモロ 「シューマッハ騒動の真犯人は私」

    ルカ・ディ・モンテゼーモロ 「シューマッハ騒動の真犯人は私」

    フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、F10の発表会でミハエル・シューマッハをF1復帰へと目覚めさせてしまったのは自分だと述べた。

    「私はシューマッハのことが好きだ。この騒ぎの真犯人は私だ。というのも、シューマッハのレース復帰への願望を目覚めさせてしまったのは私だかだ」とモンテゼーモロは述べた。

    「正直なところ、彼がフェラーリ以外の車をドライブするところを見るとは思っていなかった。シューマッハは他の人々と同様、競争相手であり、戦いの相手だ。とはいえ、彼が我々の開発から何か資料を手に入れているかもしれないという可能性については心配していない」

    スクーデリア・フェラーリ所属ドライバーの状態について、モンテゼーモロ会長は次のように述べた。

    「2005年、フェラーリがライコネンを迎え入れたとき、アロンソも選択肢として検討していた。そのアロンソがいま人生においてあるべき時を迎え、フェラーリに加入しようとしている」

    「アロンソは成熟しているが、若くて強く、2005年と2006年の2度、我々を100%叩きのめしてワールドチャンピオンを獲得している。ドライバーに関する限り、なんの問題もありません。いっそうの情熱をバックに持つマッサが居るし、今お話ししたアロンソ、それにサードドライバーとしてフィジケラ、非常に経験豊富なテストドライバーとしてマルク・ジェネとルカ・バドエルの2名もいる」