カテゴリー: スクーデリア・フェラーリ

  • シャルル・ルクレールのマネージャー意味深発言「2027年F1市場は熱くなる」

    シャルル・ルクレールのマネージャー意味深発言「2027年F1市場は熱くなる」

    フェラーリF1が苦境に立つ中、将来を見据えた移籍市場の動きに注目が集まっている。

    シャルル・ルクレールのマネージャーを務めるニコラ・トッドは、2027年の新レギュレーション導入を前に「ドライバー市場が非常に熱くなる」と語り、トップドライバーたちがチーム残留か移籍かを再考する時期が来るとの見通しを示した。

    トッドの発言は、シンガポールGP後にマクラーレンF1のオスカー・ピアストリの将来をめぐる噂が高まる中でのもの。ピアストリはチームメイトのランド・ノリスとの衝突に不満を募らせており、フェラーリ移籍の可能性が再び浮上している。

    ルクレール「タイトルを争えるマシンが必要」
    トッドはシンガポールで『The Straits Times』に対し、次のように語った。

    「多くのドライバーが、自分のチームがどれだけ上手くやっているか、どれだけ良いマシンを作れるかを見てから、残留するか他のチームに移るかを決めるだろう」

    「ルクレールはマックス(フェルスタッペン)や他の数名と並ぶ世代屈指の才能だ。しかし、フェラーリがタイトルを争えるマシンを作らなければならないのも事実だ。現状では良いマシンだが、タイトルを獲れるほどではない。来年の新レギュレーションで非常に良いクルマを手に入れられることを願っている」

    ルクレールはこれまでも公の場でフェラーリへの忠誠を示してきたが、パフォーマンス面での停滞に苛立ちを隠していない。トッドの発言は、チームが2026年以降の競争力を確保できなければ、ルクレールが他チームへの移籍を検討する可能性を示唆している。

    2027年は「主力ドライバー総入れ替え」の年になる可能性
    2027年は、新レギュレーション初年度の2年目にあたり、開発の成否がチームの命運を大きく分ける時期。各ドライバーがその結果を見て次のキャリアを決断する“動乱期”となるのは確実だ。

    ルクレールがフェラーリに残るか、あるいは新たなプロジェクトに賭けるかは、2026年マシンの完成度次第。

    一方のピアストリも、マクラーレンで真のエースとして地位を確立できなければ、フェラーリやメルセデスが声をかける可能性が高い。

    この二人の動向は、2027年のF1ドライバー市場の「軸」になるだろう。

    Source: GMM

  • フェラーリF1に再び内紛報道 バスール代表と上級エンジニアが激論か

    フェラーリF1に再び内紛報道 バスール代表と上級エンジニアが激論か

    フェラーリF1チーム内で、フレデリック・バスール代表と上級エンジニアの間に激しい言い争いがあったとイタリア紙が報じた。SF-25の開発停滞と成績不振を背景に、チーム内では技術陣とマネジメントの対立が深まっているという。

    シンガポールGP後には、ルクレールの公然とした批判発言も波紋を呼び、チーム全体の士気低下が懸念されている。フェラーリ上層部は今週マラネロで緊急会談を予定しており、内部の分裂がいよいよ表面化しつつある。

    シンガポールGP後に激論 フェラーリ内で不満噴出
    フェラーリF1チーム内の緊張がさらに高まっているようだ。シンガポールGP予選後、フレデリック・バスール代表と上級エンジニアの間で激しい言い争いがあったとイタリア紙『コリエーレ・デッロ・スポルト』が報じた。

    同紙によると、口論の相手はサーキットエンジニアリング部門を統括するマッテオ・トニニャッリ氏で、マラネロ内部ではSF-25の進化の遅れに対する不満が噴出しているという。

    数名のエンジニアは、シャルル・ルクレールが公の場でマシンへの不満を口にしたことにも不快感を示している。
    ルクレールは「メルセデスは大きく前進したし、数戦前にはレッドブルもそうだった。しかし我々は違う。この状況では楽観的になれない」と語っていた。

    こうした不協和音の中で、ルクレールの将来にも疑問符がつき始めており、マクラーレンのオスカー・ピアストリが2026年以降に後任候補と目されているという。

    スクーデリア・フェラーリ

    バスール続投は“代案の不在”? フェラーリ上層部が緊急会談へ
    『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、フェラーリが最近バスールの契約を更新したのは「市場に代替候補がいなかったため」としつつも、「ジェスティオーネ・スポルティーバ(レーシング部門)内では部門間の方針に食い違いがある」と報じている。
    「来季序盤の結果が今季に似た形になれば、バスールの地位は再び危うくなるだろう」と同紙は警告している。

    さらに、スカイ・イタリアのマラ・サンジョルジョ記者によれば、フェラーリのジョン・エルカーン会長とベネデット・ヴィーニャCEOが今週マラネロを訪れ、緊急の協議を行う予定だという。

    「チームが暗黒期を抜け出すために、真剣かつ現実的な対話が必要とされている」とサンジョルジョ氏は伝えている。

    Source: GMM

  • フェラーリF1代表 安全性の懸念を一蹴「ハミルトンは30秒遅く走っていた」

    フェラーリF1代表 安全性の懸念を一蹴「ハミルトンは30秒遅く走っていた」

    フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは、F1シンガポールGP終盤に起きたルイス・ハミルトンのブレーキトラブルを巡り、安全性を欠いたとの批判を否定した。ハミルトンは左前輪の異常によりスパークを散らしながらコースオフし、最後までマシンを労りつつ走行を続けた。

    この状況にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが激しく反応し、「ブレーキがない状態で走るなんて安全なのか?」と無線で不満を爆発させたが、バスールは「安全性には問題なかった」と説明している。

    ブレーキトラブルと“リフト&コースト”戦略
    ハミルトンは終盤、アンドレア・キミ・アントネッリとの5位争いの最中に左前輪のブレーキトラブルに見舞われた。ターン16進入でスパークを上げながらコースを外れ、ペースを落とさざるを得なくなった。

    その後チームメイトのシャルル・ルクレールにポジションを譲り、ブレーキを労わりながらゴールを目指した。最終的にはアロンソが0.4秒差まで迫るも、トラックリミット超過のペナルティでハミルトンが8位、アロンソが7位という結果となった。

    レース後、バスールは「ブレーキのオーバーヒートは2周目か3周目から始まっていた」と説明。2025年型フェラーリSF-25の弱点である“リフト&コースト”による熱管理を強いられていたという。

    「ほぼ全レースをリフト&コーストで走らなければならなかった。数周だけプッシュした時のペースは悪くなかったが、レースの95%を守りの走りで終えることになった」

    スクーデリア・フェラーリ

    安全性への疑念を否定「安全側で走っていた」
    ハミルトンがブレーキに問題を抱えたまま完走したことについて、一部からは安全性への懸念も指摘された。しかしバスールは「我々はペースを調整していた」と強調し、危険な状態ではなかったと主張した。

    「安全面では問題なかった。ルイスは最後の数周で30秒もペースを落としていた。決して無理をしていたわけではなく、安全側だった」

    さらにバスールは笑いを交えてこう付け加えた。

    「もちろんターゲットは“安全に走ること”ではあるが、“30秒遅く走ること”ではないね」

    フェラーリに続く熱管理課題
    シンガポールの高温多湿な環境は、2025年のスクーデリア・フェラーリにとって依然として鬼門である。序盤からブレーキ温度を抑えるための“リフト&コースト”を強いられ、ストレートエンドの制動距離が安定せず、結果的にドライバーの信頼感を損ねた。

    今回のハミルトンの症状は偶発的なトラブルではなく、熱管理システム全体の限界を示すものとみられる。バスールの「安全だった」という発言の裏には、パフォーマンスを犠牲にしてでも完走を優先する苦しい現実が垣間見える。

    Source: Motorsport Week

  • ルイス・ハミルトン「フェラーリは必ず前進する」ブレーキ問題で失速も前を向く

    ルイス・ハミルトン「フェラーリは必ず前進する」ブレーキ問題で失速も前を向く

    ルイス・ハミルトンは、F1シンガポールGPでブレーキのトラブルに見舞われたものの、「フェラーリは必ず前進する」と誓い、チームへの信頼を強調した。

    マリーナベイ市街地サーキットで行われた決勝で、ハミルトンは8位でフィニッシュ。レース中に発生したブレーキの問題によってパフォーマンスを大きく損ない、有望だった結果が台無しとなった。

    7度のワールドチャンピオンは、このトラブルで40秒以上を失い、6位を走っていたシャルル・ルクレールにポジションを譲る形となった。その後、ブレーキをいたわりながらトラックリミットを越えた際に5秒ペナルティを受け、フェルナンド・アロンソの後方に順位を落とした。

    この結果、フェラーリはサマーブレイク以降、ウィリアムズよりもわずか6ポイント多く獲得したにとどまり、不振の流れを断ち切れずにいる。

    一方でハミルトンは、愛犬ロスコーを失った直後の週末に多くの励ましを受けたことを、Instagramでファンに感謝した。

    「辛い1週間を経て、家に帰れてほっとしている」とハミルトンはInstagramに投稿した。「シンガポールからの旅を振り返る時間を持ち、今感じている一番の感情は感謝だ。ロスコーを失ってから受け取ったサポートと愛情は、たとえ時に物事が暗く見える時でも、この世界にはたくさんの善意があることを思い出させてくれた。探せば必ず見つかるんだ」。

    ルイス・ハミルトン F1 フェラーリ

    フェラーリでの苦戦、それでも「確実に進歩している」
    2025年シーズンは、ハミルトンとフェラーリの双方にとって期待外れの年となっている。コンストラクターズ選手権トップ4チームの中で、フェラーリは今季まだ1勝も挙げていない。ハミルトン自身もフェラーリ加入後まだ表彰台に立っておらず、最高位は4位だ。

    それでもハミルトンは、チームの前向きな取り組みに目を向けている。

    「僕はポジティブな面にも目を向けている」とハミルトンは語った。「メディアの見出しはひとつの物語しか伝えない。つまり、うまくいかなかったり、運に見放されたりした話だけだ」。

    「でも僕が過去数か月間注目してきたのは、もうひとつの物語なんだ。物事がうまくいかないときに、このチームがどう反応するかという物語だ。どうやって立ち上がり、再び挑戦するかだ」。

    「昨日のレースはその完璧な例だった。戦略は正しかったけど、ブレーキの問題が起きたことで momentum(勢い)がつき始めたところで後退してしまった。今はファクトリーに戻ってこのレースから学び、次の戦いに備えるだけだ」。

    「このチームを本当に誇りに思っているし、彼らとティフォシがふさわしい結果を届けたいと思っている」。

    「僕はチームが進歩しているのを感じているし、毎レースに向けた努力を見ている。でもここはフェラーリだ。進歩だけでは十分じゃない」。

    「偉大さを手にするには、さらに前へ進み、より良くならなければならない。僕たちには一緒に達成できることがたくさんある。もし成功を積み重ね、必要な変化を起こしていければ、必ず到達できると信じている」

  • ルイス・ハミルトン ブレーキトラブルを説明「火花が見えた瞬間に冷やした」

    ルイス・ハミルトン ブレーキトラブルを説明「火花が見えた瞬間に冷やした」

    7度のF1世界王者ルイス・ハミルトンは、シンガポールGP終盤に発生したブレーキトラブルが自身のレースを台無しにしたことを明かした。ハミルトンはレース終盤、メルセデスのキミ・アントネッリを5位争いで追っていたが、ブレーキに問題が発生した。

    ハミルトンはブレーキの異常を抱えたままフェラーリを慎重に走らせ、チームメイトのシャルル・ルクレールにポジションを譲る形で順位を落とした。

    さらにアストンマーティンのフェルナンド・アロンソにも追い上げられたが、辛くも抑えて7位でチェッカーを受けた。

    しかしレース後、トラックリミット違反を繰り返したとして5秒加算ペナルティを受け、結果的にアロンソの後ろの8位に降格となった。

    「レース自体は悪くなかったけど、スタートがあまり良くなかった。追い抜くのが本当に難しくて、ずっとポジションが固定された状態だった」とハミルトン。

    「終盤はキミを追っていたけど、そこでブレーキが壊れた。左フロントから火花が出たのを見ただろう? そこからは冷やすためにペースを落とすしかなかった」

    「少し冷やしたら多少は戻ったけど、最後まで完全には回復しなかったんだ」

    チェッカー後、アロンソは無線で激しい言葉を放ち怒りをあらわにしたが、フェラーリのフレデリック・バスール代表は安全面の懸念を否定した。

    「安全性の面では問題ない。ペースを調整したからね」とバスール。

    「ルイスが最後のラップで全力で攻めていたわけじゃない。30秒も遅かった。安全の範囲内ではあったが、それが目標というわけではない。目標は『安全』であることではないんだ」

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ

    ハミルトン:フェラーリはまだマシンの潜在力を引き出せていない
    ハミルトンは、シンガポールでのフェラーリの結果(6位と8位)について「チーム全員が痛みを感じている」と語った。

    「まず、チームのみんなは毎週末本当に懸命に努力している。ケータリングからマーケティング、エンジニアまで、全員が全力を尽くしているんだ」

    「だからこそ、僕はチーム全体の痛みを感じている。だけど、残念ながら僕たちのマシンは前の連中と比べて十分なレベルに達していない。特に彼らはアップグレードを入れてきていて、僕たちはそれに追いつけていない。僕たちはギリギリのところで何とか差を詰めようとしているんだ」

    またハミルトンは、フェラーリが現時点でSF-25の潜在能力を十分に引き出せていないと認めた。

    「予選に関して言えば、まだマシンのポテンシャルを完全に引き出せていない。前戦でもそうだったし、今回もそうだ」

    「もしタイヤのパフォーマンスを完璧に引き出して、ピットレーンの出口で渋滞に巻き込まれなければ、今週末はグリッドで3番手か4番手にはつけていたと思う」

    「レースでは少なくとも前の何人かと同じぐらいのペースはあったけど、当然ながら彼らより速いわけではなかった」

    「予選の問題を解決できれば、非常に難しいけどね、今より少しはいい結果が得られるかもしれない。でも結局のところ、今の僕たちは4位、5位、6位あたりを争うのが精一杯なんだ」

  • シャルル・ルクレール エンジニアに激高「LICOをもう200メートルもやってる!」

    シャルル・ルクレール エンジニアに激高「LICOをもう200メートルもやってる!」

    シャルル・ルクレールは、F1シンガポールGPを7番グリッドからスタートした。ルイス・ハミルトンが6番手で、いずれもトップ5入りを逃した。だが、フェラーリ勢の決勝はさらに波乱含みの展開となり、終盤にはルクレールがレースエンジニアに怒りをあらわにする場面もあった。

    終盤、レースエンジニアのブライアン・ボッツィは無線で何度も「ブレーキの冷却をするため、LICO(リフト・アンド・コースト)を続けてほしい」と指示した。

    これは、最終的にハミルトンを襲ったブレーキトラブルを未然に防ぐためだった。

    ボッツィは「リアディスクのアンバランスが再び増加している。リアディスクを冷やしてくれ。残り11周。前方はローソンだ」と伝えた。

    数分後、さらに「LICOを続けてください(We need to keep doing the LICO, please)」と重ねたが、これに対してルクレールは苛立ちを隠さなかった。

    「文句を言うな。ふざけるな、俺たちはずっと200メートルのリフト・アンド・コーストをやってるんだ(Don’t even complain. For f**k’s sake, we are doing 200 metres of LICO all the time.)」と激しい言葉で応じた。

    レース序盤、ルクレールは好スタートを決め、チームメイトとキミ・アントネッリをかわしてトップ5に浮上。しかし最初のピットストップ後、アントネッリが背後に迫り数周にわたりプレッシャーをかけ続けた。最終的にアントネッリがオーバーテイクを成功させ、ルクレールは6番手に後退。

    一方、2ストップ戦略を取ったハミルトンは、新しいタイヤでチームメイトに迫る。フェラーリはハミルトンにアントネッリを追わせるため、ルクレールにポジション譲渡を指示。だがハミルトンは追走中にブレーキを失い、コーナーでオーバーラン。ルクレールはその隙を突いて再び前に出て、最終的に6位でフィニッシュした。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) F1シンガポールGP

    「信じられないほど扱いにくいマシン」──予選後の嘆き
    予選ではハミルトンがQ1をトップ通過し、フェラーリ勢も上位争いが期待されたが、結果的にルクレールは7番手、チームメイトもトップ5入りを逃した。ルクレールはレース後、マシンの難しさを次のように語った。

    「正直、いいラップじゃなかった。でもそれは僕のせいというより、週末を通してマシンが信じられないほど扱いにくかったからだ。コーナーごとに反応が違って、何かを学ぶどころか、何が起きてるのか分からない。とても難しかった。残念だけど、仕方ないね」

  • F1シンガポールGP:ルイス・ハミルトン 5秒ペナルティで8位に降格

    F1シンガポールGP:ルイス・ハミルトン 5秒ペナルティで8位に降格

    ルイス・ハミルトンはF1シンガポールGPで獲得した7位を失い、FIAスチュワードからペナルティを受けた。

    終盤、ソフトタイヤへ交換したハミルトンは、前方のシャルル・ルクレールとキミ・アントネッリとの差を猛烈に詰め、ラップによっては約4秒も速いペースを刻んだ。チームメイトのルクレールはこれを見てハミルトンを前に行かせ、メルセデス勢への攻撃を託した。

    しかし残り3周となったターン16でハミルトンのフロントブレーキが故障。以降の周回はほぼ惰性で走るしかなく、再びルクレールにポジションを譲り返すことになった。最終的にハミルトンはフェルナンド・アロンソにわずか0.4秒差で先行してフィニッシュしたが、ブレーキトラブル発生時点では43秒も前方にいたアロンソが、最終ラップには背後に迫る形となっていた。

    この終盤数周の間に、ハミルトンは複数回トラックリミットを逸脱しており、スチュワードがレース後に調査を開始。審議の結果、複数回コースを外れた行為に対し5秒のタイムペナルティが科され、40歳のハミルトンは最終順位を8位に降格。代わってアロンソが7位へ繰り上がった。

    スチュワードの声明は次のとおり。

    「スチュワードはチーム代表およびドライバーからの聴取を行い、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、映像、チームラジオ、オンボード映像を確認した」

    「審議の中で、ドライバーは複数回コースを外れたことを認め、ブレーキの問題をマネージするためだったと説明した。しかし、さらなる調査の結果、『ドライビングスタンダードガイドライン』で定められた免除リストに照らしても、これは正当な理由とは見なされなかった。そのため、通常の違反と同様のペナルティを適用する。この決定に対し、チーム代表およびドライバーからの異議はなかった」

    2025年F1 シンガポールGP 決勝 順位・結果(ペナルティ適用後)

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    7.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    9.オリバー・ベアマン(ハース)
    10.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12.角田裕毅(レッドブル)
    13.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    15.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    17.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    18.エステバン・オコン(ハース)
    19.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    20.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

  • ルイス・ハミルトン 「フェラーリはセッション運営を最適化する必要がある」

    ルイス・ハミルトン 「フェラーリはセッション運営を最適化する必要がある」

    7度の世界王者ルイス・ハミルトンは、シンガポールGP予選で6番手に終わったあと「フェラーリはセッションの進め方をもっと最適化する必要がある」と語った。

    ハミルトンはQ1でトップタイムを記録し、ポール争いに絡むかと思われたが、肝心のQ3では競争力が落ちてしまった。最終的にチームメイトのシャルル・ルクレールを今季5回目となる上回り6番手につけたが、ポールを獲得したジョージ・ラッセル(メルセデス)からは0.5秒以上遅れての結果となった。

    「週末を通して楽しめたし、調子も良かった。Q1ではとても強さを感じて、“もしかしたら上位争いができるかも”と思った」とハミルトンは語った。

    「でも、ピットレーンで待機している間にタイヤの温度を失い、アウトラップでタイヤを使ってしまう。そうした細かいことが積み重なって、セッション全体を最適化できなくなる。セッションをもっと良く運営できるよう改善が必要だ」

    フェラーリがこの問題をどう解決できるか問われると、ハミルトンはこう答えた。

    「バックグラウンドで話し合うことになると思う。会話を重ねてプロセスを改善していかないといけない。みんな全力で働いているけど、他のチームが何をしているのかを見て学ぶ必要がある。メルセデスは最初にコースに出て、タイヤの温度を失うことなく前方にいた」

    「僕らはピットレーンの端でエンジンを切って待機して、5〜6度も温度を落としてしまった。それをアウトラップで取り戻すのは難しい。Q3ではグリップがなくなって、タイヤのせいでパフォーマンスを0.5秒も失った。それがすごく残念だけど、明日はベストを尽くすよ」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ) F1シンガポールGP 予選

    フェラーリの課題はどこに?
    チーム代表のフレデリック・バスールは、パフォーマンス低下の一因はタイヤの準備と扱いにあると説明した。

    「アップダウンの激しい週末だった。FP1やFP2序盤では良いペースを見せていたが、今日はQ1までは問題なくても、その後ペースを少し失ってしまった」とバスールは英Sky Sports F1に語った。

    「我々だけでなく、タイヤや準備の面でもギリギリの状態だった。シャルルの最後のラップも第3セクターまでは良かったが、最後のセクターで全てを失った。今は明日に集中して、何ができるかを見ていく。チャンスはあるはずだ。レースは長いが、シンガポールはオーバーテイクが簡単ではない」

    元同僚バトンもハミルトンを称賛
    元チームメイトのジェンソン・バトンは、ハミルトンがルクレールを上回ったことを評価した。

    「マクラーレンからコンマ1秒半遅れは、普通なら“まずまず”とされるけど、今回は他のチームが入り混じった特殊な予選だった」と2009年のF1王者バトンは語った。

    「ルイスにとっては、小さな勝利でも重要だと思う。今季は厳しいシーズンを送っているから、ルクレールを上回るというのは大きな意味があるし、これが今後の自信につながるはずだ」

  • シャルル・ルクレール F1シンガポールGP予選「原因が分からないまま不振」

    シャルル・ルクレール F1シンガポールGP予選「原因が分からないまま不振」

    シャルル・ルクレールは、シンガポールGPで続いた不振に困惑していると語り、予選を通してフェラーリのマシンが「ナーバス」で「予測不可能」だったと表現した。

    ルクレールは今季5度目となるチームメイトのルイス・ハミルトンに予選で敗れた。それは驚くことではなかった。プラクティスを通してハミルトンの方が終始速さを見せていたからだ。

    ルクレールは最終ラップでミスを犯し、最終コーナーでオーバーステアによるスナップに見舞われた。

    ルクレールはこれまで、特にアゼルバイジャンのようなストリートサーキットで好調を示してきたが、バクーでも今年はペース不足に苦しんでいた。

    マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットでの予選を振り返り、ルクレールは「グリップを見つけるのが大変だった」と語った。

    「グリップ以外のすべてが問題だった。グリップを見つけるのが本当に難しかった」とルクレールはSky Sportsに語った。

    「本当に、本当にこのトラックではグリップを見つけるのに苦労している。残念なのは、通常バクーとここ(シンガポール)はシーズンの中でお気に入りのサーキットで、自分が強いトラックなのに、今回はまったくフィーリングをつかめなかったことだ」

    「クルマには多くのアンダーステアがあるけど、同時にすごくナーバスで予測不能なんだ。アンダーステアがあるときに強いのは自分の得意分野じゃないし、今週末はFP2から予選までずっとその状態だった」

    「クルマをより予測不能にしないようにしながら解決策を見つけようとしたけど、どの方向にも出口が見えなかった。シティサーキットではそんなこと望まないよ。すごくすごく厳しい週末だった」

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) F1シンガポールGP 予選

    ルクレールは「この苦戦がサーキット特有のものであることを願っている」とも語った。

    今年に入るまで、ルクレールは2019年以来アゼルバイジャンの予選で無敗だった。

    しかし今回はQ3でクラッシュし、決勝でもハミルトンに遅れを取った。

    ルクレールはこれまでシンガポールでも好成績を収めてきたが、今回は週末を通してハミルトンの後塵を拝した。

    現時点でルクレールは苦戦の原因を説明できず、「サーキット特有」であることを願っている。

    「サーキット特有のものだと願っているけど、今のところ説明はできない。ここ2戦でクルマを大きく変えたわけではないのに、なぜかフィーリングがよくないんだ」とルクレールは付け加えた。

    「どこからおかしくなったのか、振り返って理解しようとするつもりだ」

  • ルイス・ハミルトン F1シンガポールGP赤旗違反疑いも「違反なし」判定

    ルイス・ハミルトン F1シンガポールGP赤旗違反疑いも「違反なし」判定

    7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、シンガポールGPの最終プラクティス中に発生した赤旗違反の疑いについて調査を受けたが、最終的にペナルティを科されることはなかった。

    セッション開始15分後、レーシングブルズのリアム・ローソンがクラッシュし赤旗が提示された際、ハミルトンが規定に反して走行した可能性があるとしてスチュワードに注目された。

    現場では赤旗に対応して減速する様子が見られたが、その後ピットへ戻る途中でスピードを上げていた。

    プラクティス中の赤旗違反は通常、グリッド降格ペナルティが科される。ハースのオリバー・ベアマンは今季すでに2度、赤旗中の違反でグリッドペナルティを受けている。モナコでは赤旗中のオーバーテイクで10グリッド降格、シルバーストンでは赤旗中のピットレーンでのクラッシュで同様の処分を受けた。

    しかし今回は、スチュワードは規則違反がなかったと判断した。

    なぜルイス・ハミルトンは罰せられなかったのか
    「スチュワードは44号車(ルイス・ハミルトン)のドライバーおよびチーム代表から事情を聴取し、位置データ、映像、タイミング、テレメトリー、チームラジオ、そして車載カメラ映像を精査した」とスチュワードは声明で述べた。

    「30号車(リアム・ローソン)のインシデントにより赤旗が出された期間中、ハミルトンは一見して高い速度で走行していたように見えた。しかしテレメトリーデータの分析によれば、赤旗の提示からピットレーン進入までの間、ハミルトンは2025年FIA F1競技規定第37.6(a)条で定められた最小時間を上回っていたことが確認された」

    「ピットレーン進入時の速度は、同様の状況における他車よりわずかに高かったものの、ドライバーは終始完全に車両をコントロールしており、安全でない走行と見なされるような行為はなかった」

    「スチュワードは状況下でより大きな減速が望ましかったと考えるが、適用される規則に違反した証拠はないと結論づけた。」