カテゴリー: FIA F2

  • F1レースディレクター 「ユベールの死亡事故調査には時間を要する」

    F1レースディレクター 「ユベールの死亡事故調査には時間を要する」

    FIA(国際自動車連盟)のF1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、スパ・フランコルシャンのF2レースで発生したアントワーヌ・ユベールの死亡事故について共有できる情報はほとんどないと語った。

    F2スパ大会では、オー・ルージュを駆け上がったラディオンで多重クラッシュが発生。アントワーヌ・ユベールが命を落とし、ファン・マヌエル・コレアも重傷を負ってロンドンの病院で治療が続けられている。

    事故後、FIAとベルギー当局はすぐに調査を開始したが、必ずしも順調には進んでいない。

    マイケル・マシは、事故調査の進展状況について「あまり語ることは出来ない」とコメント。

    「様々なエリアについて調査が進められており、もっと時間を要うする。特定のいくつかエリアにおいてベルギー当局に協力しており、現地の法律に従う必要もある。そのため、彼らの全国組織との手続きを進めているところだ」

    「それが行われていることのひとつだ。その一方で、我々は安全基準をもっと引き上げることなどについての話し合いを行っている」

    「今の私に言えるのは本当にそれだけだ」

  • アルテム・マルケロフ、事故死したユベールの後任としてF2に復帰

    アルテム・マルケロフ、事故死したユベールの後任としてF2に復帰

    アルテル・マルケロフは、F2のベルギー大会で悲劇的な事故死を遂げたアントワーヌ・ユベールの後任としてBWTアーデンからF2に復帰することが決定した。

    ロシア出身のアルテム・マルケロフは、2014年に当時のGP2シリーズでデビューし、5年間参戦していた。今年は日本でスーパーフォーミュラに参戦しているが、開幕5戦でポイントを獲得できていなかった。

    アルテム・マルケロフのF2復帰は今シーズン2度目となる。MPモータースポーツのジョーダン・キングの代役としてモナコ大会に出場し、両方のレースをトップ6で終えている。

    アルテム・マルケロフは、アントワーヌ・ユベールに敬意として、彼が使用していたカーナンバー19ではなく、カーナンバー22をつけてレースに出場する。

    「まず何より、僕はアントワーニの家族ためにベストを尽くしたいと思っている」とアルテム・マルケロフはコメント。

    「彼はとにかく優れたドライバーだったし、ずっとハッピーで僕たちを笑顔にしてくれる素晴らしい男だった。彼は才能をみんなに示していた」

    「このような状況で僕を信頼していくれたチームに感謝している。彼らのためにベストを尽くすつもりだ。僕たちはアントワーヌの記憶と一緒に走る」

    「残りのチャンピオンシップをBWTアーデンで走ることを本当に嬉しく思っている。僕のホームレースで再び走る本当に素晴らしいチャンスだ。力強い結果を残したいし、それを達成するために頑張るつもりだ」

    サウバー・ジュニアチームは、負傷したファン・マヌエル・コレアの代役としてロシア大会で同国出身のマテヴォス・イサアキャンを起用することを発表しており、20台がグリッドに並ぶことになる。

  • FIA、F2選手権とF3選手権の2020年 開催カレンダーを発表

    FIA、F2選手権とF3選手権の2020年 開催カレンダーを発表

    FIA-F2選手権とFIA-F3選手権の2020年の開催カレンダーが発表され、ポール・リカールがカレンダー落ちするとともに、ザントフォールドとバーレーンが両方のシリーズに加わった。

    両シリーズは、史上最多の22戦で開催されるF1のサポートレースとして開催されるが、主催者は2つのジュニアカテゴリーに柔軟性を与えた。F2とF3のどちらもF1の第2戦バーレーンGPが開催される3月20日に開幕。第2戦はオランダのザントフォールトで開催される。

    FIA-F2は12大会24レースのフォーマットが維持され、ポール・リカールがカレンダーから外れた。FIA F3は9大会18レースとなり、こちらもポール・リカールが外れている。

    FIAF2のCEOを務めるブルーノ・ミシェルは「来シーズン、カレンダーは再び12ラウンドで構成され、すべてがF1週末の一部として行われる。過去2年間でヨーロッパラウンドとフライアウェイの適切なバランスを取れたため、イベント開催数を同数に保つことができた」とコメント。

    「もっと多くのトラックがF2レースを望んでいたことを確認できたが、いつものように、コストを抑え、イベントの数を12に抑えることで、チャンピオンシップを手頃な価格に維持したいと考えている」

    2020年のFIA F2には、今年FIA-F3に参戦するホンダF1とレッドブルの育成ドライバーである角田裕毅がステップアップを果たすとみられている。

    FIA-F2:2020年シーズン開催カレンダー
    3月20~22日:サヒール(バーレーン)
    5月1~3日:ザントフォールト(オランダ)
    5月8~10日:バルセロナ(スペイン)
    5月21~23日:モンテカルロ(モナコ)
    6月5~7日:バクー(アゼルバイジャン)
    7月3~5日:シュピールベルグ(オーストリア)
    7月17~19日:シルバーストン(イギリス)
    7月31日~8月2日:ブダペスト(ハンガリー)
    8月28~30日:スパ・フランコルシャン(ベルギー)
    9月4~6日:モンツァ(イタリア)
    9月25~27日:ソチ(ロシア)
    11月27~29日:ヤス・マリーナ(アブダビ)

    FIA F3 2020年シーズン開催カレンダー
    3月20~22日:サヒール(バーレーン)
    5月1~3日:ザントフォールト(オランダ)
    5月8~10日:バルセロナ(スペイン)
    7月3~5日:シュピールベルグ(オーストリア)
    7月17~19日:シルバーストン(イギリス)
    7月31日~8月2日:ブダペスト(ハンガリー)
    8月28~30日:スパ・フランコルシャン(ベルギー)
    9月4~6日:モンツァ(イタリア)
    9月25~27日:ソチ(ロシア)

  • F2 | ファン・マヌエル・コレア、今も集中治療室で人工的な昏睡状態

    F2 | ファン・マヌエル・コレア、今も集中治療室で人工的な昏睡状態

    FIA F2のレースでのクラッシュで重傷を負ったファン・マヌエル・コレアは、小さな改善の兆しは見られるものの、今も集中治療室で人工的な昏睡状態に置かれている。

    ファン・マヌセル・コレアは8月31日(土)にスパ・フランコルシャン開催されたFIA F2のレース中にアントワーヌ・ユベールのマシンと高速で衝突。ユベールは数時間後に死亡が発表され、コレアは軽度の脊椎損傷と足を骨折し、リエージュの病院で手術を受けた。

    先週、ファン・マヌエル・コレアは、ロンドンの病院に移送されたが、強い衝撃の事故後にみられる合併症が現れ、急性呼吸不全に陥って人工的な昏睡状態に置かれている。

    ファン・マヌエル・コレアの家族は、容態についての最新情報を発表。バイタルサインは安定しているものの、予断を許さない状況であることを明らかにした。

    「我々の息子ファン・マヌエルは、イギリス・ロンドンの病院で今も集中治療室に入っており、妻と私が付き添っています。良い日も悪い日も、長い夜も短い夜もありますが、モータースポーツコミュニティや友人、家族、国、そして、ファンの方々のサポートを受けて、ファン・マヌエルのために祈り続けています」

    「ファン・マヌエルは、引き続き人工的な昏睡状態に置かれ、可能な限り肺を休ませるための努力がなされている。現在も体外式膜型人工肺(ECMO)の補助を受けており、多くの重要なバイタル数値がわずかな改善を示す一方で、悪化を示すものも少しあります」

    「医師団からは、ファン・マヌエルが改善の兆しを見せ続ける限り、たとえほんの少しであってもそれが今求められる全てだと説明されている。感染症はコントロールされており、呼吸器指標は安定した状態を保ち、全てのバイタルサインは安定しています」

    「我々は息子の強さと意志の力を信じており、このわずかな改善は彼が快方に向かうために努力を始めた兆候だと考えています。ですが、もう少し早くと願ってしまいます。医師団は観察を続け、必要に応じて包帯を交換し、骨折は複数あって深刻なものだと確認しています。ファン・マヌエルの肺がある程度の状態まで改善し、安全に次に進めると医師団が判断でき次第、追加手術が必要となります」

    「電話、テキスト、メールやソーシャルメディアを通じてメッセージを送ってくださった全ての皆さまに感謝しています。受け取ったメッセージは全てファン・マヌエルに読み聞かせています。皆さまのメッセージが彼の闘う力となり、決して諦めないための助けとなるでしょう。ファン・マヌエルが意識を取り戻した時に、これが唯一にして最大のモチベーターになるはずです」

    「今後もファンや友人の皆さまにはソーシャルメディア、またはInfo@JMCorrea.com宛に応援のメッセージをいただければ幸いです。改めて、皆さまのサポートに感謝を申し上げます」

  • アントワーヌ・ユベールの葬儀が営まれる…F1界の仲間らが最後の別れ

    アントワーヌ・ユベールの葬儀が営まれる…F1界の仲間らが最後の別れ

    アントワーヌ・ユベールの葬儀が9月10日(火)にフランスのシャトルで営まれ、F1ドライバーを含めた多くの仲間や関係や参列した。

    アントワーヌ・ユベール(22歳)は、8月31日(土)にスパ・フランコルシャンで開催されたFIA-F2のレースでの事故で命を落とした。昨年のGP3でチャンピオンを獲得したユベールは、ルノーF1チームのアカデミーに選出されるなど、将来を有望視されるドライバーだった。

    ノートルガム大聖堂の外壁には、巨大なアントワーヌ・ユベールの肖像画が掲げられ、室内の椅子にはヘルメットのコレクションなどが展示された。

    葬儀はシャルトル市のノートルダム大聖堂で営まれ、アントワーヌ・ユベールと幼少時代からF1ドライバーを目指して切磋琢磨してきたシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(トロロッソ)、エステバン・オコンをはじめ、フランス出身の4度のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロスト、フェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノット、FIA会長のジャン・トッドらが参列した。

    ジャン・トッドは葬儀後、「本日、シャルトルでアントワーヌ・ユベールと最後のお別れをしてきました。ご家族、関係者の方々に心からお悔やみ申し上げます」とTwitterで述べた。

    アントワーヌ・ユベールの葬儀が営まれる…F1界の多くの仲間が最後の別れ①アントワーヌ・ユベールの葬儀が営まれる…F1界の多くの仲間が最後の別れ②アントワーヌ・ユベールの葬儀が営まれる…シャルル・ルクレールアントワーヌ・ユベールの葬儀が営まれる…ピエール・ガスリー

  • F2イタリア大会レース2 | J.エイトケンが優勝 松下信治は5位入賞

    F2イタリア大会レース2 | J.エイトケンが優勝 松下信治は5位入賞

    FIA-F2選手権第10戦イタリア大会は、モンツァでレース2が行われ、ジャック・エイトケンが優勝。松下信治は3番手でゴールするもペナルティーで5位に降格。それでも連続入賞でランキング6位を守り、上位との差を詰めた。

    午前10時50分、雨は上がり路面もほぼドライだったが、ところどころ濡れた部分がある難しいコンディションでレースはスタートした。4列目8番手からのスタートとなった松下信治はスタートでポジションを上げることはできなかったが、8番手を死守し1周目を終える。

    7周目に上位車2台が接触し、松下信治は6番手に浮上。このアクシデントでVSC(バーチャル・セーフティカー)が発動された。VSCは1周で解除されたが、松下信治はVSCでの走行でプラス5秒のタイムペナルティーを科されてしまう。12周目、前車をパスし5番手に上がると、18周目には前車がコースアウトして4番手に。21周目にも前車がコースアウトして3番手にまでポジションを上げた。後続との差を広げたい松下信治はペースを上げて、3番手でフィニッシュするが、5秒加算の結果5位となりました。

    レース1の優勝とレース2での5位入賞で、今大会で31ポイントを得た松下信治はランキング6位。上位との差を縮めて、目標であるランキング4位以内まで37ポイント差とした。

    FIA-F2選手権第11戦ロシア大会は、ソチで9月27~29日に行われる。

    松下信治(レース2・5位)
    「結構路面が濡れていて、僕の得意のブレーキで抜くことができなかったです。奥まで行っちゃうとロックしてしまうし、乾いたラインは1本しかなくて、なかなか前をオーバーテイクすることができませんでした。VSCのペナルティーについては、僕として問題ないものだと思っていて、確認してもらっています。向こうはオートマチックにチェックしていて、以前も同じペナルティーが取り消されたこともあるので、こちらもデータをチェックしています。ペースは速かったですが、なかなか抜けない展開でした。不完全燃焼の部分はありますが、やれることは精一杯やったと思います。(今週末は)ランキングでも上との差を詰められたので、残り2戦、全力で目標を達成したいと思います」

    順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
    1 15 J.エイトケン Campos Racing 21 34’26.288
    2 16 J.キング MP Motorsport 21 +2.764
    3 4 N.デ・フリース ART Grand Prix 21 +6.530
    4 7 G.チョウ UNI-Virtuosi 21 +7.612
    5 2 松下信治 Carlin 21 +8.189
    6 9 M.シューマッハ PREMA Racing 21 +8.541

  • F2 | 松下信治、今季2勝目でランキング6位に浮上

    F2 | 松下信治、今季2勝目でランキング6位に浮上

    ホンダF1の育成ドライバーである松下信治が、モンツァで開催されたF2選手権第10戦イタリア大会のレース1で今季2勝目を挙げてランキング6位に浮上した。

    午後5時のレース開始時、モンツァは好天となり、気温23℃、路面温度33℃のコンディション。松下信治(Carlin)は、上位車が燃料規定の違反で予選ノータイムとなったため、グリッドが一つ繰り上がり3列目5番手からのスタートとなった。

    好ダッシュを決めた松下松下は、1コーナーでの混乱したポジション争いをうまくしのぎ、3番手に順位を上げる。2周目の1コーナーでは2番手とのブレーキング争いを制し2番手に。トップとの差を詰める松下は、5周目に首位を捕えてトップに立つ。ソフトタイヤでスタートした松下信治は7周目にピットインし、タイヤ交換。同じ戦略のマシンの中では、トップをキープしてレースに戻る。レース中盤、背後に迫られ、一時はコンマ5秒差まで詰め寄られるが、落ち着いたレース運びで事実上の首位をキープ。全車がタイヤ交換を終えた22周目に再びトップに立つと、後続との差を広げて、危なげなくトップチェッカーを受けた。

    松下信治は、第6戦オーストリア大会以来の勝利で、今季2勝目を飾り、シリーズランキングは6位に浮上。ランキング上位との差を大幅に縮めている。

    レース2は8日(日)午前10時50分(日本時間午後5時50分)にスタート。リバースグリッドにより、松下信治は4列目8番手から連続での表彰台を目指す。

    松下信治(レース1・優勝)
    「持っているものを出せたレースです。これで予選でのミスは償えたかな、と思います。モンツァは得意だし、ペースがいいこともわかっていたので、自分にとっては普通のレースでした。スタートがよかったのですが、(1コーナーは)ちょっと危なかったです。少し接触もありました。ダメージがなくてよかったのですが、最初に当たったのが原因で、結局途中で翼端板が飛んでしまいました。僕はブレーキが強いので、2番手に上がった時、(相手は)同じところでブレーキして止まれなかったのでしょう。トップに立った時は、相手が最初かなり飛ばしてタイヤが苦しくなったのだと思います。抜く時は普通に抜けました。タイヤを交換した後、背後に迫ってきましたが、あの段階では『抜かれてもいい』くらいの感じでした。ちょっと僕がプッシュすると、その分離れたので大丈夫だと思ったし、あそこで無理をするとこちらのタイヤにダメージが出てしまうので、あまり気にはしませんでした。レース2はペースも速くなるだろうし、タイヤマネージメントをうまくやって、また表彰台に上がれるようがんばります」

  • F2イタリア大会レース1 | ホンダF1育成の松下信治が優勝!

    F2イタリア大会レース1 | ホンダF1育成の松下信治が優勝!

    FIA F2イタリア大会のレース1が9月7日(土)に行われ、ホンダF1の育成ドライバーである松下信治(カーリン)が優勝を成し遂げた。

    前戦ベルギー大会で事故死したアントワーニ・ユベールの追悼大会の位置づけとなったレース。5番グリッドからスタートした松下信治は好スタートを切って3番手まで順位を上げると、5周目に松下信治にはトップに浮上する。

    8周目にミディアムタイヤに交換した松下信治は6番手でコースに復帰。23周目に先行マシンがすべてピットインしたことでトップに返り咲いた松下信治は後続とのギャップを管理してトップでチェッカー。開幕戦のレース1以来となる今季2勝目を挙げた。2位にはルカ・ギオット(UNI-Virtuosi)、3位にはニック・デ・フリース(ART Grand Prix)。佐藤万璃音(カンポス)は12位でレースを終えた。

    POS NO DRIVERS TEAMS
    1 2 N. Matsushita Carlin
    2 8 L. Ghiotto UNI-Virtuosi
    3 4 N. de Vries ART Grand Prix
    4 11 C. Ilott Sauber Junior Team by Charouz
    5 5 S. Sette Camara DAMS
    6 16 J. King MP Motorsport
    7 20 G. Alesi Trident
    8 15 J. Aitken Campos Racing
    9 10 S. Gelael PREMA Racing
    10 17 M. Raghunathan MP Motorsport
    11 3 N. Mazepin ART Grand Prix
    12 14 M. Sato Campos Racing
    13 6 N. Latifi DAMS
    9 M. Schumacher PREMA Racing
    7 G. Zhou UNI-Virtuosi
    18 T. Calderon BWT Arden
    1 L. Deletraz Carlin
  • FIA、F2で発生したアントワーヌ・ユベールの死亡事故の調査を開始

    FIA、F2で発生したアントワーヌ・ユベールの死亡事故の調査を開始

    FIA(国際自動車連盟)は、F2ベルギー大会でアントワーヌ・ユベールが命を落とした事故について調査を開始した。

    8月31日(土)にスパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF2のレース1。2周目にオー・ルージュでジュリアーノ・アレジがスピン。それを避けようとしたアントワーヌ・ユベールがラディオンでバリアにクラッシュしてコース上に戻り、そこにファン・マヌエル・コレアが高速で突っ込み、2台のマシンは大破した。

    悲しいことにアントワーヌ・ユベールは死亡が確認され、ファン・マヌエル・コレアは、両足の骨折と軽度の頸椎損傷で集中治療室に入った。

    この事故でレースは即座に中止され、翌日に予定されていたレース2も中止となった。F1ベルギーGPは予定通りに開催されたが、スタート前にはアントワーヌ・ユベールを追悼して1分間の黙祷が捧げられ、レースはユベールと同世代でカート時代から切磋琢磨してきた親友人であるシャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝し、勝利をユベールに捧げた。

    FIAレースディレクターを務めるマイケル・マシンは、事故について調査を進めていると語った。

    「すでに開始した調査もあり、ここから進めていく。FIAは技術部門、安全性部門、その他、FIAの様々な部署がすべて協力してすぐに調査をスタートさせている。RACB(ロイヤル・オートモービル・クラブ・オブ・ベルギー)や諸団体とも連携して取り組んでいく」

    「FIAがあらゆる深刻なインシデントに対して行っている調査と同様に完全かつ徹底的な調査を行えるようプロセスを進めていく。サーキットレースであろうとラリーであろうと、何であろうともこの姿勢は変わらない。インシデントのあらゆる局面を徹底的に調査していく」

    今回のインシデントはアントワーヌ・ユベールが、ターマックが敷かれたラディオンのランオフエリアでマシンのコントロールを失った後に発生しており、タイヤウオールに衝突したマシンはその反動でコース側に跳ね返されていた。

    マイケル・マシは、ターマック式のランオフエリアが事故の最大の原因だったのではないかとの見方を否定してもいる。

    「今後の懸念になるとは思っていない。それぞれのサーキットやそのコースが持つ個別の環境を調べる必要があると考えている」

    「ラディオンは最悪のランオフなわけではない。実際の、他ではピットレーンとして使われている出口用のピットロードであり、そう断言することはできないと思う」

  • F2 | ファン・マヌエル・コレア、両足骨折と脊椎損傷も容体は安定

    F2 | ファン・マヌエル・コレア、両足骨折と脊椎損傷も容体は安定

    FIA F2ベルギー大会で大クラッシュを喫したファン・マヌエル・コレアは、両足を骨折し、軽度の脊椎損傷を負ったが、病院で容体は安定している。

    レースの2周目、オー・ルージュでジュリアーノ・アレジがスピン。それを避けようとしたアントワーヌ・ユベールがラディオンでバリアにクラッシュしてコース上に戻り、そこにファン・マヌエル・コレアが高速で突っ込み、2台のマシンは大破した。

    アントワーヌ・ユベールは事故から1時間後に死亡が確認された。ファン・マヌエル・コレアはCHUリージュ病院に搬送され、集中治療室に入った。

    ファン・マヌエル・コレアのメディアチームは声明文を発表。手術を受けて、容体は安定していると述べた。

    「本日、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPでファン・マヌエル・コレアは恐ろしいアクシデントに巻き込まれた」

    「前方で起こったアクシデントの犠牲となったコレアに行き場所はなく、停止していたF2カーに接触した。コレアは両足の骨折と軽度の脊髄損傷を負い、手術を受けて集中治療室にいる

    「現時点では、ファン・マヌエル・コレアの容体は安定している。彼はヘリコプターで病院に搬送され、そこで手術を受けた。手術室に入るまでずっと意識を保っていた」

    「皆さんにはファン-マヌエルを想い、祈りながらも、アントワーヌ・ユベールの家族、友人の幸福も祈って欲しい。モータースポーツにいて我々はひとつの家族であり、今日、我々は大切な家族の一員を失った」

    「ファン・マヌエルの容体に関する最新情報は入手次第発表する」

    F2は、アントワーヌ・ユベールの死を受けて日曜日のレース2の中止を決定している。

    アルファロメオ・レーシングの開発ドライバーを務めるアメリカ出身のファン・マヌエル・コレアは、先週、ポール・リカールのプライベートテストに参加し、F1マシンで初走行を行っている。

    関連:F2 ベルギー大会 レース1 | 大クラッシュが発生して中止が決定