カテゴリー: FIA F2

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、ピットインのロスが響き12位でフィニッシュ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、ピットインのロスが響き12位でフィニッシュ

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、序盤4番手を好走もピットインのロスが響き 、フィーチャーレースを12位でフィニッシュした。

    FIA F2選手権第7戦イギリスは3日(日)、フィーチャーレースを迎えた。岩佐歩夢は予選の順位通り3列目5番手からのスタート。前日の不安定な状態から天候は回復し、シルバーストンは好天とった。午前10時5分、気温16℃、路面温度32℃のドライコンディションでフォーメーションラップがスタートした。

    好スタートで前車をパスした岩佐歩夢は、第1コーナーまでに2台を抜き4番手となった。2周目、後続にアクシデントが発生し、セーフティカーが導入される。4周に渡る先導走行後、6周目からレースは再開された。前後と1秒程度の差で4番手を走行する岩佐歩夢は、11周目にタイヤ交換のためピットイン。この際、左リアタイヤの交換作業に時間を費やし大きくタイムロスを喫した岩佐歩夢は16番手までポジションを落とし、同じ戦略でピットインを行ったなかでも9番手となってしまう。

    14周目に前車をパスして15番手となった岩佐歩夢ですが、その後はなかなか前を抜けずに接近した状態での走行が続く。中団はマシンが連なり、DRSの効果が使えないためにオーバーテイクが難しく、岩佐歩夢は15番手のままレースは終盤を迎える。

    24周目からタイヤ交換を終盤に設定したマシンがピットインし、岩佐歩夢は11番手に浮上。しかし、ペースに勝るタイヤ交換をしたばかりのマシンに先行を許し、28周目には13番手にポジションを落とす。岩佐は最終ラップに1台をオーバーテイクし12番手に上がり、レースはチェッカーフラッグを迎えた。

    FIA F2選手権は全14戦中7戦を終え、スプリントレースで9ポイントを加算した岩佐歩夢は、38ポイントでランキング13位となっています。

    「レース前、グリッドに着く走行中にブレーキにトラブルが発生し、グリッド上で修復してのレーススタートでした」と岩佐歩夢はコメント。

    「スタートは、完ぺきと言っていいほどうまくいき、ポジションを2つ上げて4番手になり、その後のペースもまずまずという状況でした。ソフトタイヤでのスタートでしたが、ソフトではややマシンはピーキーで、リアタイヤが厳しくなることは予想していて、実際その通りでしたが、前との差を見ればそれほど悪いペースではなかったと思います」

    「ピットインでのミスは大きなロスになってしまいました。とても残念で悔しいことですが、自分もチームもコンスタントにパフォーマンスを発揮することを目指している状況なので、今後同じミスを繰り返さないようにすることが大事だと思います」

    「ハードタイヤでのパフォーマンスはよかったです。マシンは完ぺきと言える状態でしたが、前をなかなか向けずにポジションをばん回することができませんでした。ペースはこちらがよかったですが、前もDRSが使える状況だったためオーバーテイクのチャンスはあまりありませんでした」

    「今回はピットでのロスがなければ、悪くても5位、うまくいけば3、4位を狙えたと思いますが、結果については言っても仕方ありません。しかし、自分としてはこの週末、ミスなくやるべきことをやれたという気持ちはありますし、マシンのペースも十分上位を戦えるもので、ポジティブであることに変わりはありません」

    「7月はこの後もレースが続きますので、まずは自分のやるべきことをしっかりやることに集中し、それができれば結果はついてくると思っています」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2度目の表彰台と初のファステストラップ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2度目の表彰台と初のファステストラップ

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第7戦で2位表彰台を獲得。F2で初となるファステストラップも記録した。

    FIA F2選手権第7戦が、イギリス・シルバーストンで幕を開けた。7月1日(金)に予選が行われ、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、初めてのコースながら2セット目のアタックで6番手タイムをマーク。リバースグリッドとなるスプリントレースで、3列目5番手の好グリッドを得た。

    スプリントレースは小雨が降るウエットコンディションとなり、気温15℃、路面温度20℃という状況の下、午後5時にフォーメーションラップがスタートした。セーフティカー先導で2周に渡りフォーメーションラップが行われ、ローリングスタートでレースがスタート。フォーメーションラップが1周追加されたため、21周のレースは20周となった。ローリングスタートのため順位変動はなく、各車は舞い上がる水しぶきを避けて、一定の距離を保つレース序盤となった。

    雨が上がり、路面がところどころ乾き始めた5周過ぎから、ウエットタイヤのマネジメントに差が出始め、ペースを上げられないマシンが現れる。5番手を走行する岩佐歩夢は、6周目にペースを上げて2台をパスし、3番手にポジションを上げた。8周目にはターン9でオーバーテイクを決めて2番手に浮上し、トップを追う。

    タイヤマネジメントに気を配りながらトップを追う岩佐歩夢だが、トップも3秒強の差をコントロールしながら走行を重ね、差が詰まらないままレースは終盤に。残り5周となった16周目にはトップと4秒の差があったが、タイヤに余力を残す岩佐歩夢がスパートを開始し、ペースを上げる。

    17周目にファステストラップをマークして差を縮めると、18、19、ファイナルラップと連続してファステストラップを更新しトップに迫った。しかし、0.9秒及ばずチェッカーフラッグを迎え、岩佐歩夢は2位でフィニッシュ。第4戦スペイン以来の2位表彰台を獲得した。また、岩佐歩夢はF2で初のファステストラップを記録し、1ポイントを加算。このスプリントレースで合計9ポイントを獲得した。

    「うれしい結果ではありますが、悔しいレースでもありました」と岩佐歩夢はコメント。

    「最後のスピードは明らかに勝っていて、あと1周あれば余裕で抜けるペースはあったと思います。レース序盤からタイヤマネジメントには気を遣い、2番手になってからも前との差を見ながらタイヤをセーブしていました。

    「残り9周くらいで前がプッシュし始めたのはわかりましたが、自分としてはまだ早いという感じで、残り6周くらいの時に無線でエンジニアと話し自分もプッシュを開始しました。結果的にはプッシュを始めるのが遅かったという反省はありますが、その判断が非常に難しいコンディションだったとも思います」

    「これまで、速さはあっても結果を出せていなかったことが課題でしたが、今回の2位という結果がいいきっかけになるようにしたいです。フィーチャーレースも、自分のやるべきことをしっかりやれば結果はついてくると思いますので、やるべきことを準備してレースに臨みたいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • 人種差別発言でレッドブルF1解雇のユーリ・ビップスのF2参戦継続に批判

    人種差別発言でレッドブルF1解雇のユーリ・ビップスのF2参戦継続に批判

    FIA-F2は、人種差別発言を行ったユーリ・ビップスが、2022年シーズンの残りの期間にレースを続けることを許可したハイテックグランプリの決定に「驚いた」と声明を発表した。

    レッドブルF1のリザーブドライバーを務めていたユーリ・ビップスは、先週Twitchでゲームのストリーミング配信に人種差別的な言葉を使用したことが判明したことで職務停止処分となり、その後、レッドブルF1のジュニアドライバープログラムから解雇された。

    エストニア出身のユーリ・ピップスは、黒人への差別用語である“ニガー”を使用したことで広く批判されているが、FIA-F2は、シリーズとしては、ハイテックグランプリとは異なる決定を下しただろうと公式に述べた。

    「ユーリ・ビップスが関与した最近の事件を受けて、F2は、いかなる環境においても人種差別的または差別的な言葉の使用は許されないことを再確認したいと思う」とFIA-F2は公式声明で述べた。

    「今日のハイテックグランプリの決定は驚くべきものであり、我々ならば下さなかった決定だ。我々は彼らと状況を注意深く監視し、そのような行動が適切に対処されていることを確認していく」

    ユーリ・ビップスは、人種差別用語を使用した後、すぐさま謝罪を行い、ハイテックグランプリは彼の行動に「ショックを受けて愕然とした」としつつも、F2カレンダーの残りの部分でビップスが彼らのためにレースを続けることができることを確認した。

    ハイテックグランプリのボスであるオリバー・オークスは「私はユーリがシーズンの残りの期間、ハイテックでF2シートを維持することを決定した。これは、私たちが真剣に議論した決定だ」と語った。

    「彼がハイテックでシーズンを終えることを許可することは、彼の行動を通して、彼が自分の人間性を示す機会だ。私は、使用されている言語がまったく受け入れられないと思うことを明確にしたが、彼に自分自身を挽回する機会を与えることにした」

    「ハイテックグランプリは包括的な労働力を採用しており、人種差別的な行動や攻撃的な行動をいかなる形でも容認したことはない。とはいえ、誰もが間違いを犯すことのできない社会に住んでいるなら、心から謝罪し、贖いの機会を得て、そこから学ぶことができる。それが社会というものではないだろうか?」

    「なぜ彼がそのようなことを言ったのかは分からない。なぜ彼がその時間にコール・オブ・デューティをストリーミングしてプレイしていたのか分からない。彼のキャリアにとってはるかに有益なことがあったはずだ!」

    「私が知っていることは、彼の行動の結果として彼の契約がレッドブルによって終了されたことが彼にとって破滅的な経験であり、当然のことながら厳しい罰であるということだ」

    「現実には、その罰が十分であるかどうかについて全会一致の合意はないだろう。そして、それは完全に理解できる」

    FIA-F2は、今週末シルバーストンで開催されるイギリスグランプリのサポートレースとして開催される。

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、フィーチャーレースは最終ラップでクラッシュ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、フィーチャーレースは最終ラップでクラッシュ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第5戦モナコのフィーチャーレースをリタイアで終えた。

    FIA F2選手権第5戦モナコは29日(日)、フィーチャーレースを迎えた。心配された降雨には見舞われず、ドライコンディションでのレースとなった。予選のペナルティーでベストライムを抹消された岩佐歩夢は6列目12番手からのスタートとなった。

    午前10時05分、天候は曇り、気温24℃、路面温度29℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。好ダッシュを決めた岩佐歩夢は、11番手で第1コーナーを通過。ヘアピンでもアウト側を周りポジションアップし、1周目を10番手で終えた。スーパーソフトタイヤでスタートした岩佐歩夢は、8周目にピットインしソフトタイヤに交換する。このピットインによって17番手までポジションを下げたが、その後にピットインするクルマが続き、15周目には14番手までばん回した。

    19周目、アクシデントでコース上にストップするクルマが出てセーフティカーが導入される。ソフトタイヤでスタートする戦略を採ったマシンが続々とピットインした。22周目にリスタートした時点で全車がピットインを終え、岩佐歩夢は入賞圏内の10番手となっている。

    前車に迫るもののポジションを上げることはできないまま、岩佐歩夢は10番手でレース終盤を迎えた。37周目のターン12、接近する集団の中で前を抜こうとした岩佐歩夢はラインを外して後続に先行を許し11番手にダウン。その後も岩佐歩夢はペースの落ちた前車に迫りポイント獲得を目指し攻め続ける。

    最終ラップの42周目、ヘアピンコーナーでオーバーテイクを仕掛けインを突いた岩佐歩夢だったが、ステアリングを切り込んできた前車と接触し、ガードレールに突っ込む形でストップ。岩佐歩夢はチェッカーフラッグを受けることなく、レースを終えた。

    「雨は降らずドライコンディションになったので追い抜きが厳しく、戦略的にポジションを上げることを選択してスーパーソフトでスタートしました。結果的にSCによって、逆の戦略の方に運が味方した部分はありましたが、それでもポイント圏内の10番手を走行していたのは悪くなかったと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    「集団のなかで、前のバトルでスキができてオーバーテイクを狙ったのですが、ラインを外してしまい後ろに抜かれたのは自分のミスでした。最後の接触は、あそこでは仕掛けるしかなかったと思いますし、今後に向けても攻めの姿勢を見せることは大事なことなので、後悔はしていませんしポイント獲得を狙って攻めるべきポイントだったと思います」

    「今回のモナコでは、マシンにスピードがあることが確認できたのはポジティブな点です。しかし、それが結果につながらないのは問題であり、大きな課題だと認識していますので、自分はもちろん、チームともコミュニケーションを取りながら、次に向けてしっかり準備をしていきたいと思います」

    岩佐歩夢 レッドブルF1育成 モナコ

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、スプリントレースは19位 / FIA F2 第5戦

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、スプリントレースは19位 / FIA F2 第5戦

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、伝統あるモナコの市街地コースで開催されているFIA F2選手権第5戦の予選でペナルティーを科され19番手スタート。スプリントレースも19位で終えた。

    5月26日(木)にフリープラクティス、27日(金)に予選が行われた。ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は予選をA組(奇数ゼッケン)で走行。

    最終ラップで2番手の好タイムを出したが、フィニッシュ直前に出たイエローフラッグに関わる規則違反となり、ベストタイム抹消と10グリッドダウンのペナルティーを科された。その結果、28日(土)のスプリントレースで、岩佐歩夢は10列目19番手からのスタートとなった。

    スプリントレースは、F1予選のアクシデント処理に時間がかかり、予定から25分遅れの午後6時5分、気温26℃、路面温度40℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。ポールシッターがエンジンストールで発進できない混乱状態となったがアクシデントにはならず、上位は順位変動なく第1コーナーをクリアした。19番手からスタートした岩佐歩夢は好ダッシュでポジションを上げ、1周目を15番手で終える。

    前車の背後に迫るもののなかなか抜くことのできない岩佐歩夢は、9周目のラスカスコーナーでインを突きオーバーテイクを仕掛けるが、2台は接触し前車はコース上にストップ。このアクシデントによりセーフティカーが導入された。14番手に上がった岩佐萃ですが、接触の際にフロントウイングを損傷し、セーフティカー先導走行中にピットインを余儀なくされる。このピットインで17番手にポジションを落とした岩佐歩夢に、アクシデントの責任ありと裁定が下され10秒加算のタイムペナルティーが科された。
    14周目にレースが再開され、岩佐歩夢は前車の背後に迫りオーバーテイクのチャンスを伺うが、17番手からポジションを上げることはできずに30周のレースを終えた。岩佐歩夢は17番手でフィニッシュ後、ペナルティーの10秒加算により19位となった。

    「流れの悪いレースになってしまいました」と岩佐歩夢は語る。

    「レースでのペースは悪くなく、マシンバランスもよくて、周りと比べても速さがありました。なかなか抜くことができないコースですが、前が少しミスをしたのでリスクの少ないターン18で仕掛けましたが接触してしまい、フロントウイングにダメージを負って交換せざるを得ませんでした」

    「接触の影響でアライメントが狂いタイヤにダメージが出たのですが、それでも周りのペースにはついていくことができました。仕掛けたことは後悔していませんし、結果的に押し出す形になってしまったのでペナルティーについても異論はありません。自分自身にとってはいい経験になったと思っています」

    「結果はともかく、レースペースやマシンバランスについてはポジティブですし、課題も見えたので、フューチャーレースに活かせるよう準備したいと思います」

    岩佐歩夢

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、最後尾からの追い上げで12位フィニッシュ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、最後尾からの追い上げで12位フィニッシュ

    FIA F2選手権第3戦スペインは22日(日)、フィーチャーレースを迎えた。金曜日に行われた予選で6番手となった岩佐歩夢は、3列目6番手からのスタート。

    午前11時35分、気温31℃、路面温度40℃のコンディションでフォーメーションラップがスタート。前日のスプリントレース同様、スタートで好ダッシュを決めた岩佐歩夢は4番手まで上昇したが、第1コーナー進入での位置取りで2台に先行を許し、6番手で第1コーナーを通過。その後ポジションをキープして6番手で1周目を終えた。

    前車に迫りオーバーテイクのタイミングを伺っていた岩佐歩夢は、3周目に前車をパスしようとするが、前車がトラブルを起こし急激にペースダウン。避け切れなかった岩佐歩夢はフロントを接触させてダメージを負い、ピットインを余儀なくされた。スローダウンしたマシンはコース上にストップし、セーフティカーが導入されている。

    18番手までポジションを落とした岩佐歩夢は、セーフティカーが解除された次周の8周目にタイヤ交換のため2回目のピットインを行った。このピットインにより岩佐歩夢は最後尾の20番手となっている。

    早いタイミングでタイヤ交換を行った岩佐歩夢は、タイヤをマネージメントしながらも追い上げ態勢に入り、先行車のピットインなどで24周目には11番手までポジションを上げる。25周目、ペースの落ちた前車をパスしてポイント圏内の10番手まで浮上した。しかしその後、タイヤ交換を行いペースに勝る後続にパスされ27周目には14番手にダウン。それでも岩佐歩夢はタイヤを保たせて踏みとどまり、レース終盤の35周目、36周目に前車をオーバーテイクして12番手にポジションを上げ、37周のレースを12番手でフィニッシュした。

    好位置からのスタートで上位が期待された岩佐歩夢だが、フィーチャーレースは0ポイントに終わり、スプリントレースで8ポイントを加算したもののシリーズランキングは11位にダウンした。しかし上位とは僅差の争いとなり、次戦以降の巻き返しが期待される。

    「アンラッキーなレースでした」と岩佐歩夢はコメント。

    「ソフトタイヤでスタートして長く保たせる戦略を考えていたので、アクシデントがなければ上位にいけただけにとても悔しい結果です。スタートは位置取りも含めてうまくいきポジションを上げられたのですが、1コーナーまでの位置取りでポジションを戻しました」

    「前のマシンはハードタイヤでのスタートでペースに差があって、抜くために差を詰めていたところで急にペースダウンされたので、どうしようもありませんでした。接触してフロントウイングにダメージを負い、それを巻き込んだ時にアライメントも狂ってしまったようで、レースを通してバランスがおかしくなってしまいました」

    「それでもペースを作ってタイヤマネージメントもうまくいき、終盤にペースを上げてオーバーテイクできたことはポジティブな部分だと思っています」

    「次のモナコは初めてのコースで、わずかなミスでクラッシュしてしまうと、レースウイークを台無しにしてしまうので、しっかり準備して臨みたいと思います」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2位フィニッシュでF2初表彰台

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2位フィニッシュでF2初表彰台

    レッドブルF1とホンダの育成ドライバーである岩佐歩夢が、2022年FIA F2選手権第4戦でF2初表彰位だとなる2位フィニッシュを果たした。

    FIA F2選手権第4戦がスペイン・バルセロナのカタルニアサーキットで開催され、5月21日(土)はスプリントレースが行われた。ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、前日に行われた予選で6番手のタイムを出し、予選トップ10がリバースグリッドでスタートするスプリントレースでは3列目5番手からのスタート。

    午後5時40分、気温33℃、路面温度43℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。ポールシッターがフォーメーションラップをスタートできず、マシンはピットに戻され、ポールポジション不在でスタートが切られた。岩佐歩夢はスタートで好ダッシュを決めてポジションアップ。第1コーナーを2番手で通過しトップを追う。

    タイヤに厳しいコースで、前半のタイヤマネジメントがカギを握るレースだけに、岩佐歩夢はトップと1秒前後の差で2番手をキープする。6周目、スピンしコースオフしたマシンがストップしたためセーフティカーが導入された。マシンの回収に少し時間がかかり、10周目にレースはリスタート。岩佐歩夢は2番手をキープして、レースは後半戦に入った。

    岩佐歩夢のペースは悪くなかったが、トップのマシンはさらにハイペースで岩佐歩夢との差を広げる。DRS圏外となる1秒以上の差をつけられた岩佐歩夢は、1秒以内に迫る後続との差を意識しながらのレースとなった。レース終盤、岩佐歩夢はペースを上げてトップを追うが、2秒以上に開いた差を詰めることはできず、しかし後続との差を広げ危なげなく2番手でフィニッシュした。

    今シーズン最上位の2位となった岩佐歩夢は、F2で初の表彰台を獲得。8ポイントを加算し、ランキング上位との差を縮めた。

    「2位という結果はとてもうれしいですし、自分としてもいいレースができたと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    「大きなポイントはスタートでした。スタートに関してはイモラでミスもあり、チームともミーティングを重ねて改善すべき点でしたから、それが成果となったことは自信になりました。タイヤマネジメントについてはうまくできたと思いますが、最後少しタイヤを余らせてしまったようなので、その点はフィーチャーレースに向けての改善ポイントだと思っています」

    「F2での初めての表彰台はうれしかったですが、F3の時も初めてが2位で、優勝ではない悔しさもあります。2位という結果は現状のマシンやドライビングなど全体のポテンシャルからいってすごくいい結果だとは思っていないので、この結果をキープしていけるようにがんばります。フィーチャーレースは長く、タイヤ交換もあるので、しっかりと自分のレースができるように準備して臨み、それができれば結果はついてくると思います」

    岩佐歩夢 レッドブルF1 ホンダF1

  • FIA-F2 第3戦:岩佐歩夢、スプリントレースで9位フィニッシュ

    FIA-F2 第3戦:岩佐歩夢、スプリントレースで9位フィニッシュ

    FIA F2選手権第3戦がイタリア・イモラのエンツォ・ディノ・フェラーリ・サーキットで開催され、4月24日(土)にスプリントレースが行われた。前日のフリープラクティスと予選は降雨に見舞われスケジュールは大幅に変更。今季初のウエットコンディションとなり、赤旗が多発する状況だった。

    ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、初のコース、F2で初のウエットタイヤでの走行となったが、難しいコンディションを克服し予選2番手を獲得。スプリントレースではトップ10がリバースグリッドとなるため、5列目9番手からのスタートとなった。

    午後5時55分、気温18℃、路面温度25℃のドライコンディションでフォーメーションラップがスタート。岩佐歩夢はスタートで若干出遅れたがポジションを守り9番手をキープした。その後、岩佐歩夢の後方でアクシデントが発生し、レースは1周目からセーフティカーが導入された。ストップしたマシンを排除し、レースは5周目に再開されたが、岩佐歩夢は再開直後に後続にパスされ10番手にポジションを下げた。

    10周目に上位者がトラブルで脱落し岩佐歩夢は9番手となり、ペースを上げて前車に迫りポジションアップのチャンスをうかがう。しかし1秒以内の背後には迫るものの、オーバーテイクまでには至らずレースは後半戦に入った。接近した状態で周回を重ねた岩佐歩夢だったポジションは変わらず、入賞目前の9番手で25周のレースを終えた。

    岩佐歩夢(DAMS)
    「自分としてはよくない結果だと思っています。まずスタートの出だしが遅く、ポジションを上げることができませんでした。これについてはクラッチのフィーリングの問題があり、自分の感覚とデータでやや違うところがあるので、これから詳しくチェックします。そしてスタートから数周のペースがかなり遅かったです。これはフロントタイヤの温度が上がらず、アンダーステアが強くなってしまったためでした。スタート前のウォームアップを慎重にやりすぎたことで温度が上がり切らなかったと思われますので、今後改善すべき点です。レース後半はペースもよくなり、ラップタイムを見てもマシンはよい感じだと思います。ただ、いろいろなトライをしましたがオーバーテイクが難しいコースで、ポジションを上げることはできませんでした。フューチャーレースはフロントロウからのスタートですが、あまり結果を気にせずに、まずは課題を改善することを目標にして、その先に結果がついてくるものだと考えます」

  • 岩佐歩夢:2022年 FIA-F2選手権 第2戦サウジアラビア レポート

    岩佐歩夢:2022年 FIA-F2選手権 第2戦サウジアラビア レポート

    レッドブルF1のジュニアドライバーであり、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)に所属する岩佐歩夢が、サウジアラビアで開催された2022年FIA F2選手権の第2戦を迎えた。

    FIA F2選手権第2戦サウジアラビアはジェッダ・ストリートコースを舞台に、3月26日(土)スプリントレースが行われた。市街地の公道を使用したコースは、高速でランオフエリアがあまりない特徴的なサーキット。

    ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、初のストリートコースでのレースながら前日の予選で6番手となり、リバースグリッドとなるスプリントレースでは4番手からのスタートとなった。

    午後3時30分、気温24℃、路面温度35℃のドライコンディションでフォーメーションラップがスタート。好スタートを切った岩佐歩夢は、1台をパスして3番手で第1コーナーに入った。しかし、その後ペースに勝る後続にパスされ1周目を4番手で終えた。

    1周目、後方でクラッシュが発生し、セーフティカー(SC)が導入される。コースクリアのために5周に渡るSC先導となり、その後にレースは再開された。岩佐歩夢はリスタート直後の第1コーナーで1台にパスされ5番手にダウンした。リスタート時に後続で多重クラッシュが発生し、再びSCが導入される。SC先導中にトップのマシンがピットロードに入り後退し、岩佐歩夢は4番手になる。7周に渡るSC先導走行のあと、14周目からレースが再開された。

    15周目、ペースの上がらない岩佐歩夢に後続2台が襲いかかり、2台にパスされた岩佐歩夢は6番手にポジションを落とした。後続の追い上げから必死にポジションを守る岩佐歩夢だが、やはりペースが上がらず18周目に2台にパスされて8番手にダウン。その直後、岩佐歩夢を抜いた1台がスピンし7番手を取り戻した。最終ラップ、背後に迫るマシンからポジションを守り切った岩佐歩夢は、終始苦しい展開ながら7番手でフィニッシュ。レース後、上位車にペナルティが科されたため、岩佐歩夢は6位に繰り上がり3ポイントを獲得した。

    岩佐歩夢
    「全体としてペースの悪いレースになってしまいました。ウォームアップとスタートまではうまく行っていたのですが、レースになって1周目からブレーキの温度管理に問題が出てしまい、思うようなペースで走ることができませんでした。右リヤの温度が低いと警告が出て、それを改善しようとブレーキバランスをいじったり、温めようとしたりしている中で、マシン全体のバランスが崩れてしまい、ペースを上げることができない状態でした。これについてはエンジニアと改善する方法を話し合いますが、自分自身の反省として、カーボンブレーキの理解が足りない部分があったのかもしれません。クルマも、後ろに着くとペースが落ちるなどレースに合っていないところもあったので、それもフィーチャーレースに向けて改善して臨みたいと思います」

    岩佐歩夢

    27日(日)にはフィーチャーレースが行われた。予選6番手の岩佐歩夢は、3列目6番手からスタート。午後4時35分、気温26℃、路面温度36℃のコンディションでフォーメーションラップが始まったが、スタートの態勢が整わずフォーメーションラップがやり直しとなり、レース周回は27周となった。

    若干スタートで出遅れた岩佐歩夢は、後続に迫られますがポジションを死守し、1周目を6番手で終える。4周目、メインストレートで前車に並んだ岩佐歩夢は、第1コーナーでオーバーテイクを決めて5番手に浮上。ソフトタイヤでスタートした岩佐歩夢は、10周目にピットインしタイヤ交換を行い、11番手でレースに戻った。

    11周目、ソフトタイヤでスタートしたマシンがピットインを終えた時点で岩佐歩夢は9番手になるが、その後あまりペースが上がらず、12周目、13周目と立て続けに後続に抜かれ11番手にポジションを落とした。レース後半になってもあまりペースを上げることができず、前車との差は徐々に広がる状況となった。

    レース終盤、戦略の異なるマシンのピットインが行われ、24周目に全車がピットインを終えた時点で岩佐歩夢は7番手にポジションを上げた。しかし最終盤でも前を追うペースはなく、岩佐歩夢は7番手を守り切りレースを終えた。前日のスプリントレースに続いて入賞を果たした岩佐歩夢は6ポイントを加算。トータル10ポイントでランキング10位に浮上している。

    岩佐歩夢
    「結果としては、十分とは言えない結果に終わりました。スタートからソフトタイヤでのペースはよく、オーバーテイクもできる状態だったのですが、タイヤを交換してから少しバランスが悪く、ペースが上がらない状況になってしまいました。アンダーステアの症状が出て、アウトラップもかなり遅く、その後もなんとかアジャストしようとしましたが、なかなかうまくいかず、ようやくバランスがニュートラルになってきたのはレースが終わる頃でした。それでも、なんとかポジションを守って、ポイントを獲得できたのは少しポジティブなところだと思います。ミディアムタイヤとマシンの相性も悪かったようなので、具体的に何が悪かったのかはこれからしっかりチェックして、次に備えたいと思います」

  • 岩佐歩夢:2022年 FIA-F2選手権 開幕戦バーレーン レポート

    岩佐歩夢:2022年 FIA-F2選手権 開幕戦バーレーン レポート

    レッドブルF1のジュニアドライバーであり、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の一環としてヨーロッパを拠点に活動する岩佐歩夢は、2022年FIA F2選手権にステップアップ。バーレーンで初戦を迎えた。

    今シーズンのFIA F2選手権はレースフォーマットが変更され、土曜日に予選順位上位10位がリバースグリッドとなるスプリントレースが、日曜日に予選順位でスタートしタイヤ交換が義務付けられるフィーチャーレースが行われる。

    岩佐歩夢は3月19日金曜日に行われたフリープラクティスで2番手と好調な滑り出しを見せたものの、予選ではアウトラップでスピンしコースサイドにストップ。ノータイムの結果で22番手となった。

    3月20日土曜日午後7時40分、スプリントレースのフォーメーションラップがスタート。気温17℃、路面温度21℃のコンディションで、岩佐歩夢は最後尾、11列目22番手からのスタート。

    好スタートを切った岩佐歩夢は第1コーナまでに3台をパスし19番手に浮上。3周目に1台がスピンしセーフティカーが導入。岩佐歩夢は18番手となる。6周目にレースが再開され、タイヤマネージメントに気を配りながらも前車をパスした岩佐歩夢は8周目に14番手までポジションを上げた。

    14周目に1台を抜き、15周目に2台が接触し脱落し、残り8周時点で岩佐歩夢は11番手となる。レース終盤、タイヤが厳しくなりペースが落ちるクルマが出始めるが、岩佐歩夢歩はペースを上げて前との差を詰め、19周目、21周目、22周目に前車をオーバーテイクしポジションアップ。入賞圏内の8番手でチェッカーフラッグを受けた。

    最後尾からのスタートながら、終盤の追い上げで8位入賞を果たした岩佐歩夢は、F2初レースでポイント獲得を果たした。

    岩佐歩夢
    「最後尾からのスタートでしたが、8位という結果でリカバリーが果たせたことはうれしく思います。予選はクルマもドライバーも悪くない状況だったので、とても残念な結果でした。自分としてもかなり落ち込んだのですが、チームからも励ましてもらい、リフレッシュできて立ち直れたことが大きな一因だと思います。データからも、速さがあることは分かっていたので、レース前には切り替えてポジティブにレースを迎えることができました。スタートはうまくいって、3台をパスすることができました。その後のタイヤマネージメントも悪くなく、レース終盤はペースの落ちたクルマを比較的スムーズにパスすることができました。しかし、タイヤマネージメントについてはもっと詰められるところがあるので、しっかり改善点を見つけて次に臨みたいと思います。初めてのF2のレースでしたが、接近した戦いなどはF3と大きな違いはないと感じましたが、タイヤマネージメントはよりシビアなものなので、今日の経験を活かしたいと思います。明日のフィーチャーレースは全くの未知数で、今日のレースとは別の戦いになると思っています。改善すべき点をしっかり出して、自分のポテンシャルをちゃんと発揮することを目標にがんばります」

    岩佐歩夢 FIA-F2選手権 ホンダ レッドブルF1

    前日のスプリントレースで8位入賞を果たした岩佐歩夢は、タイヤ交換が義務付けられるフィーチャーレースに挑んだ。予選順位でのスタートとなるため、岩佐歩夢は最後尾22番手からのスタート。

    午後1時40分、気温28℃、路面温度44℃と、前日とは全く異なるコンディションの下フォーメーションラップがスタート。温度の高いコンディションを考慮し、スタートではハードタイヤでスタートするドライバーが多い中、岩佐歩夢はソフトタイヤを選択。その戦略が功を奏し、岩佐歩夢はスタートダッシュを効かせてポジションアップに成功する。スタートで18番手に上がった岩佐歩夢はその後もオーバーテイクを重ね、1周目を14番手で終了。ハードタイヤ勢にペースで勝り、7周目には入賞圏内の10番手にまでポジションを上げた。その後も岩佐歩夢のペースは落ちることなく、アグレッシブな攻めの走りを重ねて12周目には7番手に上がり、さらに上位に迫る勢い。

    ソフトタイヤの保ちが予想以上と見たハードタイヤ勢は早めのタイヤ交換に切り替え、14周目から続々とピットイン。ソフトタイヤながらあまりペースの落ちない岩佐歩夢はその間にポジションを上げて、15周目にトップに立つ。

    19周目にピットインした岩佐歩夢はピット作業に若干時間を費やし10番手でレースに戻る。ペースを上げる岩佐歩夢は再び上位を追撃し、オーバーテイクを決めて24周目には7番手までポジションを戻し、さらに上位に迫る。

    27周目、スピンしたマシンがコース上にストップしセーフティカー(SC)が導入された。この間にピットインした数台のマシンのタイヤ交換作業にトラブルが発生し、SC解除が延びる。結局1時間の時間制限を目前にして、31周目にレースが再開。残り1周の戦いとなった。タイヤコンディションとペースの速さから岩佐歩夢のポジションアップが見込まれたが、レース再開とともに岩佐歩夢はスローダウン。最終ラップの戦いに加わることなく、最後尾までポジションを落としピットインし、レースを終えた。結果は16位となり、連続入賞目前だった岩佐歩夢にとっては悔しいレースとなった。

    岩佐歩夢
    「今日のレースは、かなりいい形で進められました。タイヤ戦略も少数派のソフトタイヤでのスタートでしたが、それがうまく働いていいレースだったと思います。最後はSC中にウォーターポンプが故障し水温が上がってエンジンが壊れてしまいました。タイヤもペースもまだまだいけたので、5番手まで上がることは可能だっただけに、とても悔しい結果です。マシンはペースがあり、自分のドライビングもソフト、ハードのタイヤにうまく対応できたので、チームにも自分にも収穫があったレースとポジティブに捉えたいと思います。今後の課題としては、まず今回の予選のようなミスを犯さないことと、一発の速さがまだ足りないと思っています。次のサウジアラビアは高速コーナーばかりのコースで、自分のドライビングスタイルとして、ハイスピードへの対応は課題の一つなので、うまくアジャストさせるチャンスと考えてトライしたいと思います」