F1を長年にわたって率いた元最高責任者のバーニー・エクレストンが、ポルトガルの空港で散弾銃を所持していたとして逮捕された。95歳のエクレストンは、クレー射撃のためにスイスからポルトガルへ銃を持ち込もうとしていたと説明している。
報道によると、エクレストンは月曜日、リスボン近郊のティレス飛行場で警察に拘束された。スイスからプライベートジェットで到着した後、機内の検査を受けた際に散弾銃が見つかったという。
「クレー射撃のために持ってきただけ」
エクレストンはDaily Mailの取材に対し、数時間にわたって足止めされ、「最初から最後まで面倒なことばかりだった」と振り返った。
「スイスからポルトガルへ、クレー射撃のために持ってきた銃があった。それだけのことだ。ポルトガルの自宅にも銃を持っていて、そちらは許可を得ている」
「到着して税関を通った。私はそこの人たちを知っているし、彼らはすべて問題ないと言っていた。何の問題もなかった。その後、警察官がバッグを調べたいと言ってきたんだ」
さらにエクレストンは、銃を持ち込むために必要とされる書類を所持していなかったことを明かした。
「彼らは『ブルーブック』を持っているかと聞いてきた。どうやら必要な書類らしいが、私はそういう書類を持って旅行することはない。そもそも、ほとんど書類を持ち歩かないんだ」
「逮捕すると言われたが、何時間もかかったように感じた末に、何とか話はまとまった。ただ、最初から最後まで面倒なことばかりだった」

妻が銃の処理のためリスボンへ
エクレストンによると、現在は妻のファビアナが問題を解決するためリスボンへ向かっているという。
「でも、どうやら解決できるようだ。ファビ(妻のファビアナ)がリスボンへ行って、銃を提出するか、持ち込むために必要な税金か何かを払うか、最終的には引き渡すことになる」
「私も行くと言ったが、結局行かなかった。今は自宅で、この件が片付くのを待っている」
銃をめぐる逮捕は4年間で2度目
エクレストンが銃の所持をめぐって逮捕されたのは、ここ4年間で2度目となる。2022年にはブラジルで飛行機に搭乗しようとした際、手荷物から拳銃が発見されて逮捕され、その後保釈された。
また、2023年には詐欺罪を認め、執行猶予付きの有罪判決を受けている。2015年に英国の税務当局から海外資産について尋ねられた際、シンガポールの信託に保有していた4億ポンド(約800億円)以上の資産を申告しなかったことが問題となった。
民事上の和解に合意した後、エクレストンには禁錮17カ月、執行猶予2年の判決が言い渡された。
エクレストンは約40年間にわたってF1の商業面を率い、2017年にリバティ・メディアがF1を買収した後、最高責任者の座を退いている。















