投稿者: dbcheck

  • トヨタ:ダブル入賞でコンストラクターズ5位(ブラジルGP)

    トヨタ:ダブル入賞でコンストラクターズ5位(ブラジルGP)

    トヨタは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ティモ・グロックが6位、ヤルノ・トゥルーリが8位でフィニッシュ。ダブル入賞を果たした。

    スタート直前に強い雨が降り、レース開始は10分遅れることになった。その後、雨は止み、晴れ間がのぞいたが、ウェットコンディションでレースは始まった。ヤルノ・トゥルーリは2番手を走行していたが、ドライタイヤに履き替えた後に、順位を落とすこととなった。

    レース終了間際に再び雨が降り出し、ウェットタイヤに交換するチームが多い中、トヨタはドライタイヤのままトラックに留まる決断をする。ティモ・グロックは一時4位まで順位を上げたが、最後の周回で順位を落とし、6位でフィニッシュ。図らずとも、ハミルトンのチャンピオンシップ獲得をドラマチックに演出するカタチとなった。

    ヤルノ・トゥルーリは8位でフィニッシュ。2台ともにポイントを獲得し、トヨタは、コンストラクターズポイント5位で2008年のシーズンを締めくくった。

    ティモ・グロック (6位)
    「レース終盤で激しい雨が降り出したときに、ドライタイヤのまま走行したけれど、最後の周回で順位を維持することができなかった。出来る限りの力を出して頑張ったけれど、コース上にクルマをとどめておくのが困難で、最後の最後で順位を落としてしまった。今週末の序盤はバランスに手こずっていたから、トップ6は悪くないけれど、あと少しで4位に手が届くところだったから残念だよ。トヨタに入って初めてのシーズンが終わり、全体的な結果には満足している。シーズン序盤は決して楽ではなかったけれど、我々はクルマをどんどん改善していったし、1年を通して自分自身も進歩することができた。特にホッケンハイム以来、自分にとって状況は良くなっていった。目標だった20ポイントを獲得し、表彰台にも上がれたのは、良い成果だったと思っている。来年はさらに前進するために、今まで以上に一生懸命頑張っていくよ。」

    ヤルノ・トゥルーリ (8位)
    「波乱万丈なレースだったよ。良いスタートが切れて、1周目はフェリペ・マッサの後を追って良い走行ができた。路面が乾き始めて、ドライタイヤに履き替えた。そして不運にも、私よりも遅いフィジケラの後ろで身動きが取れなくなってしまったんだ。彼を追い抜けるトップスピードはなかったので、何周にも渡りかなりの時間をロスしてしまった。その後、彼から離れてからは、最も速いドライバーのうちのひとりになった。かなりペースを回復して、前を走るドライバー達とのギャップを詰めていったんだけれど、追いつくには十分ではなかった。レース終盤で雨が降り出したときにドライタイヤのままレースを続けることを選択して、最終的にポイントを獲得できた。2番手でスタートしたけれど、それを生かすことができなかったよ。けれど、全体を通して、素晴らしい選手権を戦えることができて満足している。今は、来年に向けてさらに大きな進歩を遂げることを目指すよ。最後に、リチャード・クレーガンと共に歩んだ5年間は素晴らしいものだったこと、また彼の新しいキャリアを心から応援していることを述べておきたい。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「ウェット、ドライ、最後にもう一度ウェットと変わりやすく、気まぐれな天候だったが、ヤルノもティモも最後まで全力で走ってくれティモ6位、ヤルノ8位と二人揃ってのポイント獲得で今シーズンを締めくくることが出来、二人のドライバーとそれを支えたチーム全員にお礼を言いたい。二人揃ってベスト5のレースファステストラップを出したことを見ても、車は十分に速かったといえる。ドライレースだったらもっと上位でフィニッシュできたのではとの思いは残るが、レース終了直前の雨のなか、最後までドライタイヤで果敢に攻めのレースをしたことは、チームの自信にもなり、来シーズンにつながるものと思う。最後に応援してくださったファンの皆様にお礼を申し上げるとともに、来シーズンはもっと強くなれるよう、努力を積み重ねていきたい。」

    山科忠 TMG会長 兼 チーム代表
    「今日はいろいろなことがあった1日だったが、両方のクルマがポイントを獲得してシーズンを終えることが出来たのは良いことだ。ティモはとても良い走りをし、彼の戦略は不安定な天候の中で功を奏した。レース終盤で、彼はドライタイヤのまま走行したが、4位を維持することは残念ながらできなかった。昨日の素晴らしい予選結果から、ヤルノには大きな期待を抱いていたが、天候が彼に味方をしなかった。最初のピットストップで問題が生じ、彼は少々時間をロスしてしまい、その結果、順位を落としてしまった。厳しいコンディションの中、彼はポイントを獲得するために良くやってくれた。ダブルポイントを獲得して、シーズンを終えることができて良かった。我々の進歩には満足しているが、目標はもっと高いところにあるので、さらなる進歩を遂げていきたい。今我々は、2009年にはさらに前進できるという自信をもって、冬に向かうことが出来る。」

  • ルノー:アロンソが2位表彰台(ブラジルGP)

    ルノー:アロンソが2位表彰台(ブラジルGP)

    ルノーは、F1ブラジルGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが2位表彰台を獲得。ネルソン・ピケJr.はリタイアに終わった。

    6番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、スタート直後に7番手に順位を落とすも、ヘイキ・コバライネンをパスし序盤は6番手でレースを進める。その後、コンディションがドライに変化してきた絶妙のタイミングでピットインして3番手に浮上。さらに戦略で2番手にあがり、終盤はキミ・ライコネンの猛追を抑え、見事2位表彰台を獲得した。

    この結果で、アロンソはヘイキ・コバライネンを抜きドライバーズチャンピオンシップで5位を獲得。シーズン序盤は苦しい戦いとなったが、後半は見事な戦いを見せ、アロンソの強さを再確認させた。

    母国GPとなったネルソン・ピケJr.は、オープニングラップの1コーナーでコースオフ。壁に接触し、1周も走行するなくレースを終えた。

    ルノーは、合計で80ポイントを獲得し、コンストラクターズ4位に輝いた。

    フェルナンド・アロンソ (2位)
    「今日の2位という結果は、とてもうれしい。コンディションは難しいものだったが、我々はそれでアドバンテージを得ることができた。できることは全て行い、チームは正しい判断を正しいタイミングでし、僕は、ライコネンに抜かれないよう最後までレースをコントロールした。チームにとって最高の結果だったし、シーズン
    終盤に向かっていい流れになった」

    ネルソン・ピケJr. (リタイア)
    「他のマシンにぶつかったのか、それとも単独のスピンだったのか、よく分からないが、3コーナーでリヤが流れてスピンを喫してしまった。自分のホームグランプリだったし、レースが荒れた分我々にもアドバンテージを得られるチャンスがあったと思うと、リタイアという結果はとても残念に思う。結果は結果として、この週末のチームのサポートに感謝したい」

    フラビオ・ブリアトーレ
    「とてもすばらしい結果だ。そして、すばらしいシーズンの締めくくりだった。チームのみんなにお礼を言いたい。今シーズンの後半は、いい結果を残すことができた。フェルナンドは、後半の8レースでは、誰よりも多くポイントを獲得した。ルノーには、我々に競争力が戻ったことをアピールすることが重要だったので、そのためのチームの努力を誇りに思う。フェルナンドとネルソンの今シーズンの努力にも感謝したい」

  • ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

    ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

    ホンダは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが13位、ルーベンス・バリチェロは15位完走だった。

    ホンダの苦しい1年が終わった。ホンダは、ドライタイヤへの変更など、先手先手で攻めのレースを行い、終盤の雨ではエクストリームウェットを装着するギャンブルに出たが、残念ながら雨はそこまで強く降ることはなかった。

    ホンダが2008年に獲得したポイントは14ポイント。フォース・インディアには勝ったが全体で9位という不本意な結果に終わった。

    シーズンの中盤から2008年に見切りをつけ、2009年の開発に焦点を合わせてきたホンダ。レギュレーションが大きく変わり、ロス・ブロウン体制の2年目となる来年こそが勝負の年となるだろう。

    ジェンソン・バトン (13位)
    「スタートは良く、最初のいくつかのコーナーで3つポジションを上げた。しかし、そこからはトラフィックにつかまって苦戦した。異例のタイミングでピットから呼ばれ、早めにピットストップを行い、トラフィックから抜け出すために3ストップ作戦に切り替えた。トラフィックから抜けたときには、マシンのパフォーマンスは悪くなかったが、残念ながら戦略がうまく働かなかった。その後、レースの終盤にウエットタイヤに変えるためもう一度ピットストップが必要となり、エキストリームウエットに切り替えたが、うまくいかなかった。この週末、フラストレーションの残るシーズンが終わったわけだが、僕らはそれに耐え、最後のレースまでモチベーションをキープしたことを誇りに思う。」

    ルーベンス・バリチェロ (15位)
    「荒れたレースで、今日の結果には天候が非常に大きな影響を与えた。僕らにとって、マシンパフォーマンスの面で非常に戦闘力を発揮できたレースで、最後のピットストップまでトップ10のすぐ後ろを走っていた。レース終了間際に雨が降ってきたとき、強い雨になった場合を考えてエキストリームウエットに換えるという賭けに出た。しかし、それはうまくいかず、タイヤが完全にオーバーヒートし、3周後に再びピットストップを強いられたときには、いくつかポジションを落としてしまった。僕らは今年、常にマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し、その成果により、シルバーストンでは表彰台に上ることができた。難しいシーズンに、常に前を向いて努力し続けたチームのみんなに、ありがとうを言いたい。」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「レース直前に降ってきた突然の雨が、例のごとくこのサーキットでの戦いをエキサイティングなものにした。遅れてレースがスタートしたときに、われわれはスタンダードウエットを選んでいたが、それは正しい選択だった。コンディションが良くなり、われわれは他チームより早めにドライタイヤに換え、それによって両ドライバーはポジションを上げることができた。続くラップで両マシンは並んで走行しており、2台ともトラフィックにひっかかっていたので、ジェンソンとルーベンスの戦略をわけることにし、ジェンソンは早めのピットストップを行い、ルーベンスは走行を続けた。この戦略は、その後レースが進むにつれ、結果としてルーベンスのほうに有利に働いた。レースの終盤に雨が降り出し、両ドライバーをピットに入れエキストリームウエットに換えた。ひどい雨になることを期待して大きな賭けに出たが、うまくいっていればポジションをさらにあげることができただろう。残念なことに、雨は期待したほどにはならず、他のすべてのマシンが選んでいたスタンダードウエットが範疇だった。しかしながら、われわれの位置からすれば、リスクを冒す価値はあった。今日、われわれは厳しい一年の最後の1ページを終え、これからすべての力を2009年に向けて集中させていく。最後に、ドライバーズチャンピオンシップを勝ち取ったルイス•ハミルトンと、コンストラクターズタイトルをキープしたフェラーリを祝福する。今年は非常にエキサイティングなシーズンであり、今日のレースはファンタスティックなチャンピオンシップ争いのフィナーレを飾るのにふさわしいものだった。」

  • BMW:ノーポイントでシーズンを終える(ブラジルGP)

    BMW:ノーポイントでシーズンを終える(ブラジルGP)

    BMWザウバーは、F1ブラジルGPで、ニック・ハイドフェルドが10位、ロバート・クビサが11位と、最終戦をノーポイントで終えた。

    ロバート・クビサは、ドライタイヤでピットスタートを選択したが、路面はまだウェットコンディションでその戦略は失敗に終わった。終盤にいくつかポジションをあげるも、ポイントには届かず11位でフィニッシュ。ドライバーズランキンングでキミ・ライコネンに抜かれ、4位でシーズンを終えた。

    ニック・ハイドフェルドは、雨が降り始めた終盤、真っ先にウェットタイヤに履き替えてチャンスを狙うも10位でフィニッシュ。ハイドフェルドもドライバーズランキングで順位をひとつ落とし、7位でシーズンを終えた。

    BMWザウバーとしては、135ポイントを獲得し、コンストラクターズ3位を達成した。

    ニック・ハイドフェルド (10位)
    「今日の最も大きな問題はスタートだった。あまりに多くホイールスピンさせてしまい、その場で文字通りスタックしてしまった。そのあと、いくつか良いオーバーテイクして、ポジションをあげた。後半、マシンのバランスはとても難しくなる傾向にあった。特にトゥルーリの後ろでは、ダウンフォースを失った。レースの後半では、マーク・ウェバーの後ろで彼と戦って、タイヤを痛めてしまった。8周で最初に雨が落ちたのをみたとき、ギャンブルをしてインターミディエイトにするためにピットに入った。失うものはなかった。僕は10位になったけど、残念ながら10位のままだった。とにかく、今日は良いレースではなかったけど、良いシーズンだったよ。ワールドチャンピオンおめでとう!」

    ロバート・クビサ (11位)
    「最後のレースでドライバーズチャンピオンシップの3位を失ったことは、間違いなく最高の状況とはいえない。僕たちは週末の間、あまりにミスが多かったし、それが結果になった。残念なことに、僕たちはトラックコンディションに関して間違った情報を持ってしまって、僕はドライでスタートした。レースの間、かなり長い時間にわたってエイドリアン・スーティルの後ろにつかえてしまった。ファイナルラップでなんとか順位をいくつかあげたけど遅すぎたよ。フェラーリ、そしてルイス・ハミルトン、おめでとう!」

  • ブリヂストン:F1ブラジルGP決勝レースを振り返る

    ブリヂストン:F1ブラジルGP決勝レースを振り返る

    ブリヂストンが、F1ブラジルGPの決勝レースを振り返った。

    サンパウロで開催されたシーズン最終戦ブラジルGPは、手に汗握るレースを5位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が、2008年FIA F1世界チャンピオンに輝いた。レース優勝者のフィリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)がチャンピオンシップを勝ち取るかと思われたが、フィニッシュ・ラインを目前に5位にポジションを取り戻したハミルトンの手にタイトルは渡った。

    マッサは2位のフェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)を13秒引き離してのレース優勝、3位のキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)はさらに3秒遅れた。4位はセバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロロッソ)、5位はハミルトン、ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)が6位完走。ヘイキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が7位、ヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)が8位でポイントを獲得した。

    ドライバーズ・チャンピオンシップは98ポイントのハミルトンが97ポイントのマッサに勝利。75ポイントのライコネンはロバート・クビサ(BMWザウバーF1チーム)と同ポイントだが、優勝回数の多いライコネンが3位を獲得した。172ポイントのスクーデリア・フェラーリ・マールボロがコンストラクターズ・チャンピオンシップに優勝、151ポイントのボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが2位。BMWザウバーF1チームは135ポイントで3位。

    今日のレースはスリリングなシーズンの素晴らしい最後を飾った。スタートの予定時間直前に突如雨が降り、10分スタートが遅延されることになった。ドライバー全員がブリヂストンのウェットタイヤでスタートを切ったが、雨は長くは続かず、その後すぐにピットインしてブリヂストンのドライタイヤに交換することになった。レースの最後10分で再び雨が降り始め、選手は続々とピットに戻ってウェットタイヤに交換するという慌ただしい様相を呈した。

    グロックはウェットへの交換の最後のピットインをせず、ドライタイヤで走り続けることを選択したが、4位を守り抜くことができずにチェッカーフラッグまであと僅かのコーナーを残しながらベッテルとハミルトンに抜かれ、これによってハミルトンはチャンピオンシップ優勝を掴んだ。レースの最速ラップタイムは36周目でミディアム・コンパウンドを装着してマッサが記録した1分13秒736。

    11月17日—19日に開催されるバルセロナのテストでは、2009年度仕様の2種類のスリックタイヤと2008年度のグルーブタイヤの1種類が使われる予定。次のグランプリは21週間後の3月27—29日に開催されるオーストラリアGP。

    安川ひろし(ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「素晴らしいレース優勝を果たしたフィリペ・マッサ選手とフェラーリ、そしてドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたルイス・ハミルトン選手とマクラーレン・メルセデスにお祝いを申し上げます。素晴らしいシーズンを締めくくる最高のレースでした。今日のレースのほどエキサイティングなレースはあまり観たことがありません。ブリヂストンは今年グランプリ出場200戦目を祝いました。我々ブリヂストンが初めてドライバーズ及びコンストラクターズ世界選手権優勝を祝ったのは、ミカ・ハッキネン選手とマクラーレン・メルセデスが勝利した10年前の事です。従って、今日、ルイス・ハミルトン選手がブリヂストン・タイヤでドライバーズ・タイトルを勝ち取る様子を見ることができたのは、我々にとっては名誉なことでした。ルイスはカート時代、GP2シリーズ、F1へとキャリアのほとんどをブリヂストン・タイヤで戦って来ました。また、フェラーリが我々ブリヂストンのタイヤで8回目のコンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたこともきわめて重要な出来事です。今シーズンは我々ブリヂストンがF1の公式タイヤサプライヤーとなった初年度です。全チーム、世界中のオーガナイザー、FIA、そしてF1に携わるスタッフを含む世界中のブリヂストン関係者の皆さんに感謝いたします」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)
    「2008年度ドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたルイス・ハミルトン選手、おめでとうございます。また、ホームグランプリで優勝を果たしたフェリペ・マッサ選手、コンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたフェラーリにもお祝いを申し上げます。今日は非常にエキサイティングなレースで、数々の素晴らしいバトルが展開されたことに、とても感謝しております。天気が明暗を分けたレースで、選手にとってはタイヤ選択が難しかったと思います。全員がウェットタイヤでスタートし、第2スティントでドライタイヤを選択しました。このようなコンディションでもレースのペースはとても良く、最後の雨が更にレースを興味深いものにしてくれました。今シーズンを振り返り、ブリヂストンの果たした役割にとても満足しています。年間を通して非常に僅差の戦いにすることができましたし、タイヤの問題もありませんでした。ブリヂストンのスタッフ、ドライバー、及びチームの皆さん全員に感謝します。2009年シーズン、そしてブリヂストンのスリックタイヤのカムバックを我々は楽しみにしています」

  • フォース・インディア:ダブル完走でシーズンを締めくくる(ブラジルGP)

    フォース・インディア:ダブル完走でシーズンを締めくくる(ブラジルGP)

    フォース・インディアは、F1ブラジルGPで、エイドリアン・スーティルが16位、ジャンカルロ・フィジケラは18位だった。

    結果は16位と18位だったが、フォース・インディアは、終盤の雨で両者がエクストリームウェットを履くというギャンブルに出るなど、最後までレースを戦いダブル完走でシーズンを締めくくった。特にフィジケラは、第2スティントで数周にわたってハミルトンを抑える素晴らしい走りを披露した。

    コンストラクターズランキングでは、ノーポイントで最下位に終わったフォース・インディアだが、新チームながら2008年シーズンを多いに盛り上げてくれた。

    エイドリアン・スーティル (16位)
    「今シーズンの良いフィニッシュだったと思う。少なくとも僕たちはチェッカーフラッグを見ることができた。僕たちの後に2台のクルマがいたし、素晴らしい結果だったよ。序盤はタイヤ選択で正しい戦略をとるのがかなり難しかった。インターミディエイトでスタートして、そのあとドライに戻してからはかなりうまく働いた。最初のセットは多くのグレイニングがでてしまったけど、2つ目は全く問題なかった。最後は、とても暗くて雨が酷くなりそうだったので、エクストリームウェットでギャンブルに出た。でも、雨はすぐに来てくれなくて苦しかったけど、全体的には僕たちができる最大限のことをしたよ」

    ジャンカルロ・フィジケラ (18位)
    「いろんなことが起こって、エキサイティングなレースだった。セーフティカーが出た後、ドライタイヤで行ったのは良い決定だったし、そのあとはとても良かったと思う。サーキットの最初の部分を通るのはとても難しかったけど、レースのこの部分は素晴らしかったよ。ターン1とターン2は特に酷くて、ほとんどドライブできなかった。でも、サーキットの残りの部分は、ドライラインがあって、それほど悪くなかった。ラップタイムはとても良くなっていったし、そのあと、僕は3位にいて、良いペースを維持していた。残念なことに、最初のピットストップでクラッチに問題が発生してしまい、順位を落としてしまった。両方のピットストップでクラッチがなくて、多くを失った。最後の雨では、僕たちには失うものがなかったので、エクストリームタイヤというギャンブルに出た。結果にかかわらず、レースは素晴らしいスタートだったし、満足できるパフォーマンスだったよ」

  • ウィリアムズ:中嶋一貴は不運な接触で17位(ブラジルGP)

    ウィリアムズ:中嶋一貴は不運な接触で17位(ブラジルGP)

    ウィリアムズは、F1ブラジルGPで、ニコ・ロズベルグが12位、中嶋一貴は17位だった。

    中嶋一貴にとっては、残念なレースとなってしまった。スタート後の1コーナーで、スピンしたデビッド・クルサードと接触。マシンは大きなダメージを負い、追い上げることは困難だった。最終的に17位でフィニッシュ。1年目のシーズンを納得のいくカタチで終えることはできなかった。

    中嶋一貴は、2008年シーズンのドライバーズランキングを15位で終えた。ウィリアムズは、コンストラクターズランキング8位だった。

    ニコ・ロズベルグ (12位)
    「全体的にレースには満足しているよ。こんなに難しいコンディションで、18番グリッドからスタートして12位でフィニッシュしたんだからOKだよ。良いレースができたと思うし、素晴らしいスタートを切って、全てがうまくいった。長いシーズンは終わった。今は冬を楽しみにしている。難しい一年でのチーム全員の努力に感謝しているし、チャンピオンシップを勝ったルイスにおめでとうと言いたい。彼は本当にチャンピオンに値していたよ」

    中嶋一貴 (17位)
    「とても残念なレースだったし、1コーナーでほとんど終わってしまった。クルマはボディワークとサスペンションに多くのダメージを負ってしまって、ペースがなくなってしまった。ハミルトンとマッサは素晴らしいチャンピオンシップ争いをしていたようだね。ルイス、おめでとう」

  • ルイス・ハミルトンのタイトル獲得のコメント (ブラジルGP)

    ルイス・ハミルトンのタイトル獲得のコメント (ブラジルGP)

    見事ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトン。タイトルは最終コーナーを回ってフィニッシュラインを通過するまでわからなかった。

    フェリペ・マッサがトップでチェッカーを受けた時点でハミルトンは6位を走行してた。タイトルを獲得するには5位以上でフィニッシュしなければならない。しかし、ラスト数コーナーでドライタイヤのティモ・グロックが失速。ハミルトンはなんとかグロックをパスして5位でフィニッシュ。それは、わずか数十秒の出来事だった。

    「言葉で言い表すのは不可能だよ。まだ言葉が出てこない」

    「家族全員がここにいる、父親もここにいる。本当に長い道のりだったし、多くの人たちのサポートがあった。チームは1年の間ずっと素晴らしい仕事をしたし、あらゆる犠牲を払ってきた。みんなのためにチャンピオンになれて、とてもゾクゾクしている」

    スタート直前の雨により、ウェットでスタートしたブラジルGP。ドライタイヤに変更してからは、ハミルトンのタイトルは安泰かと思われた。しかし、残り10周でインテルラゴスには再び雨が降り始めた。タイトルのデッドラインの5位を走行していたハミルトンは、最終コーナーでセバスチャン・ベッテルに抜かれ、6位に転落する。

    そして、チェッカーまで残り数コーナーとなったとき、ドラマは起きた。ドライタイヤを履いていたティモ・グロックが濡れた路面でペースが極端に下がった。

    「雨が降り始める前は、かなり落ち着いていた。タイヤは少し痛んでいたのでペースを維持するのに苦労していた。でも、彼らより前にいることができたし、それが全てだった」

    「そのあと、小雨が降り始めて、僕はどんなリスクも冒したくなかった。そして、ベッテルが僕を追い抜いて、彼の前に出なければならないと伝えられた。最終コーナーで僕はなんとかグロックをパスした。本当に素晴らしかった。神に感謝するしかないね」

    「僕がグロックを抜く直前に、チームから彼を抜かなければならないと言われた。それまでは僕はベッテルを抜こうと最大限に攻めていたんだ。僕の人生の中でも最も大変なレースのひとつだった」

    チェッカーを受けた時、ハミルトンは本当に優勝できたかわからなかったと語る。

    「『僕が獲ったの?僕が獲ったのか?』って叫んでいた。そのあと、ターン1でチームが教えてくれて、我を忘れてしまったよ。夢のようだった。」

  • 2008年 F1世界選手権 チャンピオンシップ結果

    2008年 F1世界選手権 チャンピオンシップ結果

    2008年 F1世界選手権のチャンピオンシップが決定した。

    ドライバーズチャンピンシップは最後のチェッカーから38秒後までもつれた。チャンピオンに輝いたのは、マクラーレンのルイス・ハミルトン。98ポイントを獲得したハミルトンは、2位のフェリペ・マッサ(フェラーリ)にわずか1ポイント差で初タイトルを獲得した。

    2位はフェリペ・マッサ(フェラーリ)、3位にはキミ・ライコネン(フェラーリ)、4位はロバート・クビサ(BMWザウバー)、5位はフェルナンド・アロンソ(ルノー)が続いた。フェルナンド・アロンソのシーズン後半での追い上げは見事だった。

    コンストラクターズチャンピオンシップには、171ポイントを獲得したフェラーリが輝いた。2位はマクラーレン(151ポイント)、3位はBMWザウバー(135ポイント)という結果となった。

    2008年 F1ドライバーズランキング

    順位 ポイント ドライバー チーム
    1 98 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    2 97 フェリペ・マッサ フェラーリ
    3 75 キミ・ライコネン フェラーリ
    4 75 ロバート・クビサ BMWザウバー
    5 62 フェルナンド・アロンソ ルノー
    6 59 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー
    7 52 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
    8 35 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ
    9 31 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ) トヨタ
    10 25 ティモ・グロック(トヨタ) トヨタ
    11 21 マーク・ウェバー(レッドブル) レッドブル
    12 19 ネルソン・ピケJr.(ルノー) ルノー
    13 17 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ) ウィリアムズ
    14 11 ルーベンス・バリチェロ(ホンダ) ホンダ
    15 9 中嶋一貴(ウィリアムズ) ウィリアムズ
    16 8 デビッド・クルサード(レッドブル) レッドブル
    17 4 セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ) トロ・ロッソ
    18 3 ジェンソン・バトン(ホンダ) ホンダ
    19 – ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア) フォース・インディア
    20 – エイドリアン・スーティル(フォース・インディア) フォース・インディア
    21 – 佐藤琢磨(スーパーアグリ) スーパーアグリ
    22 – アンソニー・デビッドソン(スーパーアグリ) スーパーアグリ

    2008年 F1コンストラクターズランキング

    順位 ポイント コンストラクター
    1 171 スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
    2 151 ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
    3 135 BMWザウバーF1チーム
    4 80 INGルノーF1チーム
    5 56 パナソニック・トヨタ・レーシング
    6 39 スクーデリア・トロロッソ
    7 29 レッドブル・レーシング
    8 26 AT&Tウィリアムズ
    9 14 ホンダ・レーシングF1チーム
    10 – フォース・インディア・フォーミュラ1チーム
    11 – スーパーアグリF1チーム
  • F1最終戦ブラジルGP:ハミルトンがワールドチャンピオン獲得

    F1最終戦ブラジルGP:ハミルトンがワールドチャンピオン獲得

    2008年F1最終戦 ブラジルGPの決勝レースが2日(日)、インテルラゴス・サーキットで行われた。

    タイトル争いは波乱の幕切れとなった。ラスト1周、フェリペ・マッサがトップでチェッカーを受けた時点で、ルイス・ハミルトンは6位を走っていた。

    しかし、4位を走っていたティモ・グロックが最終セクターで失速。最後の最後でハミルトンが5位に入り、1ポイント差で初のワールドチャンプオンに輝いた。

    ハミルトンは表彰台には乗らなかったものの、シーズン2年目にして初のタイトル獲得。黒人初、そして史上最年少のワールドチャンピオンが誕生した。獲得ポイントは98ポイント。

    コンストラクターズチャンピオンシップは、2年連続でフェラーリが獲得した。

    ブラジルGP 決勝

    順位 No. ドライバー チーム
    1 2 フェリペ・マッサ フェラーリ
    2 5 フェルナンド・アロンソ ルノー
    3 1 キミ・ライコネン フェラーリ
    4 15 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ
    5 22 ルイス・ハミルトン マクラーレン
    6 12 ティモ・グロック トヨタ
    7 23 ヘイキ・コバライネン マクラーレン
    8 11 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
    9 10 マーク・ウェバー レッドブル
    10 3 ニック・ハイドフェルド BMW
    11 4 ロバート・クビサ BMW
    12 7 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ
    13 16 ジェンソン・バトン ホンダ
    14 14 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ
    15 17 ルーベンス・バリチェロ ホンダ
    16 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
    17 8 中嶋一貴 ウィリアムズ
    18 21 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア
    – 6 ネルソン・ピケJr. ルノー
    – 9 デビッド・クルサード レッドブル

    ファステスト:1分13秒736 / フェリペ・マッサ(フェラーリ)