投稿者: dbcheck

  • ニコール・シャージンガー

    ニコール・シャージンガー

    ブラジルGPの決勝レースの国際映像で、マクラーレンのピットにいる赤いワンピースの女性が気になった人がいるだろう。彼女の名はニコール・シャージンガー。ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンのガールフレンドである。

    ニコール・シャージンガーは、アメリカのポップミュージックグループ“プッシー・キャット・ドールズ”のメインボーカル。ハミルトンとニコールは、昨年11月のイベントで知り合い、交際に発展したという。

    ニコール・シャージンガーは、金曜からインテルラゴスのパドックを訪れハミルトンをサポートしていた。

    ニコールは、ハミルトンの父アンソニーや弟のニコラスだけでなく、マクラーレンCEOのマーティン・ウィットマーシュ、チーム代表のロン・デニス、チームメカニックとも親しげに話すなど、もはやマクラーレンの一員として歓迎されているようだ。

    劇的な結末で、初のワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンにとって、ニコール・シャージンガーはまさに“勝利の女神”だったに違いない。

    ニコール・ジャーシンガー 画像(ブラジルGP)

    ニコール・シャージンガー(画像) ニコール・シャージンガー(画像2) ニコール・シャージンガーとロン・デニス ニコール・シャージンガーとマーティン・ウィットマーシュ ニコール・シャージンガー(画像) ニコール・シャージンガー(画像) ニコール・シャージンガー(画像) ニコール・シャージンガー(画像)

  • ブルーノ・セナ、トロ・ロッソのテストにも参加か

    ブルーノ・セナ、トロ・ロッソのテストにも参加か

    ホンダのテストに参加することが正式発表されたブルーノ・セナだが、冬の間にトロ・ロッソでもテストを受ける予定である。

    現在、来季のシートが未確定なのはホンダとトロ・ロッソの2チーム。ブルーノ・セナは、その両チームと交渉を進めており、インテルラゴスでは、ホンダのテストに参加することが発表されていた。

    ブルーノ・セナは、2チームのテストを受けたあとに、来季の交渉をすることになるだろうと語る。

    「両チームでテストをする予定だ。正式な交渉は、それらのテスト次第だ」

    トロ・ロッソが、来季ドライバー決定のためにテストを行うかどうかは、まだ正式発表はない。

    セバスチャン・ベッテルのレッドブル移籍が決定しているため、トロ・ロッソのシートの1つは空席となっている。また、セバスチャン・ブルデーの残留も未決定であり、現状は2つシート空席の状態だ。

    トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーは、ベテランと若手のコンビを希望している。これまで若手枠には、セバスチャン・ブエミが最有力候補とされてきた。ベテラン枠に関しては、セバスチャン・ブルデーの残留の可能性とともに、佐藤琢磨の名前が挙がっている。

    9月のヘレスでは、セバスチャン・ブエミと佐藤琢磨がトロ・ロッソのテストに参加している。

    一部報道では、すでにトロ・ロッソが、2009年のドライバーとして、ブルーノ・セナに1,400万ドル(約13億8,000万円)のオファーをしたとも伝えられている。

  • ホンダ、ブルーノ・セナのテストを発表

    ホンダ、ブルーノ・セナのテストを発表

    ホンダは、ブルーノ・セナが、今月末、バルセロナで行われるウィンターテストに参加することを発表した。

    ブルーノ・セナがホンダのテストに参加することが決定した。テストは、11月17日(月)から19日(水)まで行われ、ホンダは、RA108のドライブを通じ、ブルーノ・セナの実力を試し、可能性を引き出すだという。

    ブルーノ・セナは、あのアイルトン・セナの甥。2005年にジュニアモータースポーツフォーミュラでフル参戦後、イギリスF3とGP2シリーズを通じ、キャリアを築いてきた。2008年のGP2シリーズでは、2回優勝し、自身としては2位で今シーズンを終えた。

    テストは、F1やそのシステムに慣れることからスタートし、ホンダは、テストを通じ、彼のパフォーマンス、テクニカル面でのスキル、そしてF1という大きな組織の中でチームに貢献できるかどうかを評価するという。

    ブルーノ・セナにとっては、初のF1テスト参加となる。

    ブルーノ・セナ

    「僕自身初めてとなる、F1でのテストの機会をもらい、すごく興奮している。ホンダとともにF1にドライブすることは、僕の夢だ。僕のモータースポーツでのキャリアはまだ4年目だが、ずっと前からF1でテストしたいと思っていて、F1にチャレンジする準備は万全だ。既に、ブラックリーのファクトリーを訪問し、エンジニアとテストに向けたミーティングを行った。みんなすごく協力的だ。ロス・ブロウンと一緒に仕事する機会を得られたことは、僕にとって本当に特別なことだ。2週間後にF1に乗ることを楽しみににしている。一方で、これがとても大きなチャンスだということも理解している。バルセロナに行く前にできるだけ多くを学び、僕のポテンシャルをチームに証明したい。いい走りができるかどうかは、僕自身にかかっている。」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「我々が来年のドライバーラインナップについて、いろいろな可能性を探っている中、ブルーノに、今月末に行われるテストに参加するチャンスを与えることができ、うれしく思う。今年のGP2でのすばらしい活躍は、彼がF1にステップアップできるかどうか証明するチャンスにつながるだろう。我々の目的は、来年に向け、ベストなドライバーを揃えることだ。今回、彼がF1でドライブする実力を備えているかを厳しく評価する予定だ。彼のパフォーマンスを楽しみにしている。この重要なテストにのぞむにあたり、これからの2週間、ブルーノは、ブラックリーを拠点に、シミュレーターを用い、エンジニアとともに準備を進めていく。」

  • ティモ・グロック、「チャンピオンシップへの影響には気付かなかった」

    ティモ・グロック、「チャンピオンシップへの影響には気付かなかった」

    ティモ・グロックは、ブラジルGPの最終ラップで、彼がチャンピオンシップに影響を与えるということに気付いていなかったと語る。

    ティモ・グロックは、図らずともハミルトンのチャンピオンシップ獲得をドラマチックに演出するドライバーとなった。

    6位を走行していたハミルトンは、最終ラップの最終コーナーでティモ・グロックを追い抜いて5位でフィニッシュしたことで、チャンピンシップ獲得を決めた。

    ティモ・グロックは、雨が降った終盤、ピットインせずにドライタイヤで留まる決断をした。しかし、このタイヤ選択が最終的にチャンピオンシップに大きな影響を与えることとなった。

    ティモ・グロックは、彼がチャンピオンシップの鍵を握るポジションにあったことには気づいていなかったことを認めた。

    「いいや。僕は自分のレースに集中していたんだ。僕がチャンピオンシップで魔法の役割にあることはわからなかったし、予期していなかった。」

    「僕はただベストを尽くそうとしていたし、結局はポーカーゲームだったんだ。僕たちはドライタイヤのままでいた。そして、最終ラップはあまりに雨が多すぎた。運が悪かったわけではないけど、ポーカーゲームは僕たちのためにはならなかった。」

    「4台のクルマが右、左、右、左と僕を追い越していったので、ルイスがどこで僕をオーバーテイクしたのかわからないんだ。僕たはただクルマをコース上にとどめることに集中していた。それが唯一の方法だった。」

    「明け渡すことが、ルイスかフェリペの助けになるとはわからなかった。今回のようなレース状況では、決して事前に計画することはできないし、まったくそれについて考えなかった。」

    「ラップタイムをみれば、直前のラップで僕は1分28秒だったし、最終ラップでは1分48秒だった。もはや運転できる状態ではなかったんだ」

    グロックは、フェリペ・マッサに対して申し訳なく思っているが、マッサも彼の立場を理解してくれていると語る。

    「彼は僕が最終ラップの最後にどうすることもできなかったと十分理解してくれていると思う。彼には申し訳なく思うけど、最終レースの終わりには、間違いなくチャンピオンシップが決まってしまうんだ。」

    「でも、主要なポイントはこれまでの17レースにあった。フェリペは、少し不運だったし、テクニカル問題でポイントを獲れないレースが多かった。やはり最終ラップでチャンピオンシップを失うことは厳しいことだと思う。でも、僕はベストを尽くしたし、それを変えることはできないんだ。」

  • ルノー、水曜日に2009年のドライバーを発表

    ルノー、水曜日に2009年のドライバーを発表

    ルノーは、今週5日(水)に2009年のドライバーラインナップを発表する。

    ルノーのチーム代表フラビオ・ブリアトーレは、ブラジルGPのレース後、2009年のドライバーラインナップに言及した。

    「水曜日にドライバーを確定する。それが発表になるだろうが、ドライバーが誰になるかは言えない」

    フェルナンド・アロンソの2009年の所属先に関しては、ホンダをはじめ様々な憶測がなされているが、シーズン後半にルノーが目まぐるしい改善をみせたことから、ルノー残留が有力視されている。

    アロンソとルノーの契約には、パフォーマンスによってチームを離れられるオプションが盛り込まれているとされているが、最終戦ブラジルGPを終え、ルノーはコンストラクターズで4位、アロンソもドライバーズチャンピオンシップで5位を獲得。十分に及第点だと思われている。

    セカンドドライバーに関しては、現時点では不明。ネルソン・ピケJr.はシーズン後半にパフォーマンスを向上させたが、チームはテストドライバーのルーカス・ディ・グラッシかロマン・グロージャンを起用するとも言われいている。

    「そのうちわかることだ。驚きはしないだろう」

  • F1最終戦ブラジルGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1最終戦ブラジルGP決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 Grande Premio do Brasil 2008

    1位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「エキサイティングな1日だった。全てを完璧に行い、ほぼタイトルを獲得しそうだった。僕がフィニッシュラインを越えたあと、レース・エンジニアのロブ・スメドレーが、ハミルトンが5位でフィニッシュして1ポイント差でタイトルを獲ったことを伝えたんだ。これがスポーツだし、受け入れなけなければならない。ルイスにおめでとうと言いたい。最もポイントを獲得した人がタイトルに相応しいんだ。チーム全員と、この素晴らしいシーズンのたくさんのサポートをとても誇りに思う。今は、僕たちの成し遂げた、つまりコンストラクターズタイトルを持ち帰ることに満足しなければならないね。チームにとってとても重要なことだ。浮き沈みのあるシーズンだったけど、良い時期からもミスからも多くを学ぶことができた。再びホームの観客の前で優勝できたし、忘れられない日になったから、胸を張ってインテルラゴスを離れることができるよ。今は家族や友達、そしてチームとお祝いをしたいね。僕たちはそれに値するよ!」

    2位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「今日の2位という結果は、とてもうれしい。コンディションは難しいものだったが、我々はそれでアドバンテージを得ることができた。できることは全て行い、チームは正しい判断を正しいタイミングでし、僕は、ライコネンに抜かれないよう最後までレースをコントロールした。チームにとって最高の結果だったし、シーズン
    終盤に向かっていい流れになった」

    3位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「チームがコンストラクターズタイトルを獲得できたので満足しているし、1ポイントでタイトルを逃したフェリペを残念に思っている。それがレースだし、僕たちはそれを生かさなければならない。特にステファノ・ドメニカリにとっては、チーム代表としての最初の年に、彼がどれ程のプレッシャーに対処しなければならなかったわかっているし、この結果は素晴らしい報いになると思うので幸せに思うよ。僕のレースは特にエキサイティングなものではなかった。スタートのトラック、特に最初の3つのコーナーはウェットで、ミスをしないようにとても注意したんだ。そのあと、最初のドライタイヤのセットではアンダーステアが多くて、トップのペースについていくのは苦しかった。2つ目のセットでは、だんだん良くなって、なんとかアロンソに接近することができた。そのあと、ウェットになったときはかなり接近したけど、フェリペがタイトルに勝つ可能性があったので、チームはリスクを避けるように伝えてきて、彼にアタックすることを止めたんだ。あまりポジティブではなかったシーズンは終わったので、来年挽回するためにベストを尽くすよ」

    4位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
    「難しい波乱のレースだった。4位という良い結果でシーズンを終えることができたので嬉しい。表彰台を願っていたが、レースではミスを犯さず、チームの努力にふさわしいリザルトを達成することができた。マッサ、アロンソ、そしてハミルトンと戦うことができて最高だった。本当に楽しかったよ!最後はコースアウトしないことだけを考えていたので、自分のポジションも分かっていなかった。そして、他のドライバーと同じようにルイスを抜くことに挑み、成功した。最終コーナーでティモを抜くことができたのは、彼がドライタイヤに苦しんでいたおかげだ。その時、ルイスは僕の後ろにいたが、レインタイヤに交換した最後のピットストップが終わるまでは、自分がどこを走っているのか確かではなかった。もちろん、自分が世界選手権の行方に影響を及ぼしているなんて気付いていなかった。どんどん暗くなっていったので、自分のバックマーカーが誰なのか分かりづらかったし、誰が自分の前を走っているのかも良く分からなかった。重要なのは5ポイントを獲得することができたことだ。素晴らしいシーズンだった」

    5位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「僕のキャリアの中でももっともドラマチックなレースだった。今の気持ちはなかなか言葉にならない。ここまで本当に長い旅だったが、自分にはいつも家族やチーム、パートナー、そしてファンのサポートがあった。僕たちは自分の仕事をやり抜いた。そのために誰もが犠牲を払ったが、ようやく報いることができたと思う」 「雨が降る前は楽な気持ちでレースをしていた。とくかくクリーンに走り抜くことだけを考えていた。その後、小雨が落ちてきた時は、『リスクだけは冒したくない』と思った。セバスチャン(ベッテル)にオーバーテイクされた後、もう一度彼の前に出なくてはタイトルはない、と無線が入った。自分では何が何だか分からなかった。ファイナルラップの最終コーナーでティモ(グロック)をオーバーテイクすることができた。キャリアの中でももっともタフなレースのひとつだ。『獲ったの? 僕が獲ったの?』と何度も無線で叫んでしまった。チェッカーを受けてクールダウンラップに入って初めて、チームの無線が聞こえた。自分がワールドチャンピオンだと分かった瞬間は、天にも昇るような気持ちになった」

    6位 ティモ・グロック (トヨタ)
    「レース終盤で激しい雨が降り出したときに、ドライタイヤのまま走行したけれど、最後の周回で順位を維持することができなかった。出来る限りの力を出して頑張ったけれど、コース上にクルマをとどめておくのが困難で、最後の最後で順位を落としてしまった。今週末の序盤はバランスに手こずっていたから、トップ6は悪くないけれど、あと少しで4位に手が届くところだったから残念だよ。トヨタに入って初めてのシーズンが終わり、全体的な結果には満足している。シーズン序盤は決して楽ではなかったけれど、我々はクルマをどんどん改善していったし、1年を通して自分自身も進歩することができた。特にホッケンハイム以来、自分にとって状況は良くなっていった。目標だった20ポイントを獲得し、表彰台にも上がれたのは、良い成果だったと思っている。来年はさらに前進するために、今まで以上に一生懸命頑張っていくよ。」

    7位 ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)
    「今日の最大のニュースは、ルイスがタイトルを獲ったこと。彼はタイトル確定に必要なことをやり遂げたんだ。スタッフの仕事ぶりもチャンピオンの称号にふさわしい。悪夢のブラジルから1年間、スタッフは気持ちを集中させて頑張り抜いた。みんなに『おめでとう』と言いたい。僕は冬の間にもう一度鍛え直して、来年の今頃はガレージの逆側にタイトルを持ってきたいね」

    8位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「波乱万丈なレースだったよ。良いスタートが切れて、1周目はフェリペ・マッサの後を追って良い走行ができた。路面が乾き始めて、ドライタイヤに履き替えた。そして不運にも、私よりも遅いフィジケラの後ろで身動きが取れなくなってしまったんだ。彼を追い抜けるトップスピードはなかったので、何周にも渡りかなりの時間をロスしてしまった。その後、彼から離れてからは、最も速いドライバーのうちのひとりになった。かなりペースを回復して、前を走るドライバー達とのギャップを詰めていったんだけれど、追いつくには十分ではなかった。レース終盤で雨が降り出したときにドライタイヤのままレースを続けることを選択して、最終的にポイントを獲得できた。2番手でスタートしたけれど、それを生かすことができなかったよ。けれど、全体を通して、素晴らしい選手権を戦えることができて満足している。今は、来年に向けてさらに大きな進歩を遂げることを目指すよ。最後に、リチャード・クレーガンと共に歩んだ5年間は素晴らしいものだったこと、また彼の新しいキャリアを心から応援していることを述べておきたい。」

    9位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「今日は運転が難しかった。ミドルスティントを長く取っていたが、ペースが出ずに苦しんだ。フリー走行で問題がいくつかあることは分かっていたので、レースでそれを解決しようとしたが、最終的にはほとんど解決できなかった。9位の結果は残念だ」

    10位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
    「今日の最も大きな問題はスタートだった。あまりに多くホイールスピンさせてしまい、その場で文字通りスタックしてしまった。そのあと、いくつか良いオーバーテイクして、ポジションをあげた。後半、マシンのバランスはとても難しくなる傾向にあった。特にトゥルーリの後ろでは、ダウンフォースを失った。レースの後半では、マーク・ウェバーの後ろで彼と戦って、タイヤを痛めてしまった。8周で最初に雨が落ちたのをみたとき、ギャンブルをしてインターミディエイトにするためにピットに入った。失うものはなかった。僕は10位になったけど、残念ながら10位のままだった。とにかく、今日は良いレースではなかったけど、良いシーズンだったよ。ワールドチャンピオンおめでとう!」

    11位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
    「最後のレースでドライバーズチャンピオンシップの3位を失ったことは、間違いなく最高の状況とはいえない。僕たちは週末の間、あまりにミスが多かったし、それが結果になった。残念なことに、僕たちはトラックコンディションに関して間違った情報を持ってしまって、僕はドライでスタートした。レースの間、かなり長い時間にわたってエイドリアン・スーティルの後ろにつかえてしまった。ファイナルラップでなんとか順位をいくつかあげたけど遅すぎたよ。フェラーリ、そしてルイス・ハミルトン、おめでとう!」

    12位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「全体的にレースには満足しているよ。こんなに難しいコンディションで、18番グリッドからスタートして12位でフィニッシュしたんだからOKだよ。良いレースができたと思うし、素晴らしいスタートを切って、全てがうまくいった。長いシーズンは終わった。今は冬を楽しみにしている。難しい一年でのチーム全員の努力に感謝しているし、チャンピオンシップを勝ったルイスにおめでとうと言いたい。彼は本当にチャンピオンに値していたよ」

    13位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
    「スタートは良く、最初のいくつかのコーナーで3つポジションを上げた。しかし、そこからはトラフィックにつかまって苦戦した。異例のタイミングでピットから呼ばれ、早めにピットストップを行い、トラフィックから抜け出すために3ストップ作戦に切り替えた。トラフィックから抜けたときには、マシンのパフォーマンスは悪くなかったが、残念ながら戦略がうまく働かなかった。その後、レースの終盤にウエットタイヤに変えるためもう一度ピットストップが必要となり、エキストリームウエットに切り替えたが、うまくいかなかった。この週末、フラストレーションの残るシーズンが終わったわけだが、僕らはそれに耐え、最後のレースまでモチベーションをキープしたことを誇りに思う。」

    14位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「かなり良いスタートを切ることができてポジションを守ることができたが、ドライタイヤに交換してからは運転が少し難しくなった。ミスを突かれてティモに抜かれてしまった。フィジケラに追いつくことができたが、最終ターンを上手く抜けることができずにオーバーテイクできなかった。これで、他の選手に距離を縮められてしまった。ヤルノがオーバーテイクを仕掛けてきたのは問題はないが、彼がブレーキングのタイミングを遅らせすぎたために、僕は草地の上に押し出されて6つポジションを落とすことになった。ヤルノに僕のレースが影響を受けたのはこれで連続2回目だ。その後は渋滞から抜け出せることができず、いくらかグレーニングも出ており、ずっと最終コーナーがうまくいっていなかったので、攻撃を仕掛けることはできなかった。最後はチームが雨が強まることに賭けてエキストリーム・ウェットに交換した。そのためにインターミディエイトのクビサにポジションを譲ってしまった。最高の週末とは言い難いね!」

    15位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
    「荒れたレースで、今日の結果には天候が非常に大きな影響を与えた。僕らにとって、マシンパフォーマンスの面で非常に戦闘力を発揮できたレースで、最後のピットストップまでトップ10のすぐ後ろを走っていた。レース終了間際に雨が降ってきたとき、強い雨になった場合を考えてエキストリームウエットに換えるという賭けに出た。しかし、それはうまくいかず、タイヤが完全にオーバーヒートし、3周後に再びピットストップを強いられたときには、いくつかポジションを落としてしまった。僕らは今年、常にマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し、その成果により、シルバーストンでは表彰台に上ることができた。難しいシーズンに、常に前を向いて努力し続けたチームのみんなに、ありがとうを言いたい。」

    16位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「今シーズンの良いフィニッシュだったと思う。少なくとも僕たちはチェッカーフラッグを見ることができた。僕たちの後に2台のクルマがいたし、素晴らしい結果だったよ。序盤はタイヤ選択で正しい戦略をとるのがかなり難しかった。インターミディエイトでスタートして、そのあとドライに戻してからはかなりうまく働いた。最初のセットは多くのグレイニングがでてしまったけど、2つ目は全く問題なかった。最後は、とても暗くて雨が酷くなりそうだったので、エクストリームウェットでギャンブルに出た。でも、雨はすぐに来てくれなくて苦しかったけど、全体的には僕たちができる最大限のことをしたよ」

    17位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「とても残念なレースだったし、1コーナーでほとんど終わってしまった。クルマはボディワークとサスペンションに多くのダメージを負ってしまって、ペースがなくなってしまった。ハミルトンとマッサは素晴らしいチャンピオンシップ争いをしていたようだね。ルイス、おめでとう」

    18位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「いろんなことが起こって、エキサイティングなレースだった。セーフティカーが出た後、ドライタイヤで行ったのは良い決定だったし、そのあとはとても良かったと思う。サーキットの最初の部分を通るのはとても難しかったけど、レースのこの部分は素晴らしかったよ。ターン1とターン2は特に酷くて、ほとんどドライブできなかった。でも、サーキットの残りの部分は、ドライラインがあって、それほど悪くなかった。ラップタイムはとても良くなっていったし、そのあと、僕は3位にいて、良いペースを維持していた。残念なことに、最初のピットストップでクラッチに問題が発生してしまい、順位を落としてしまった。両方のピットストップでクラッチがなくて、多くを失った。最後の雨では、僕たちには失うものがなかったので、エクストリームタイヤというギャンブルに出た。結果にかかわらず、レースは素晴らしいスタートだったし、満足できるパフォーマンスだったよ」

    –位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「他のマシンにぶつかったのか、それとも単独のスピンだったのか、よく分からないが、3コーナーでリヤが流れてスピンを喫してしまった。自分のホームグランプリだったし、レースが荒れた分我々にもアドバンテージを得られるチャンスがあったと思うと、リタイアという結果はとても残念に思う。結果は結果として、この週末のチームのサポートに感謝したい」

    –位 デビッド・クルサード (レッドブル)
    「とてもショックだ。最後のレースをこんな形で終わらせたくはなかった。ターン1は慎重にイン側のクルマのスペースを十分に取っていたが、残念ながらターン2でロズベルグに接触されてスピンしてしまった。それでも大丈夫だと思ったが、中嶋がクルマの前方に突っ込んできてフロントコーナーが取れてしまった。グリッドに着く前のワームアップラップは良い感じで、ウェットでも問題はなかった。チェッカーフラッグまでたどり着きたかった。普通ならば罰金ものだけれども、ファンのみんなのためにドーナッツをやるつもりだった。思い通りにはならなかったが、文句は言えない。ぼくは素晴らしい仕事に恵まれた。応援してくれたみんな、ありがとう。この4年間のレッドブル・レーシングのメンバー全員の努力にも感謝している。とても楽しい4年間だった。今後もチームと共に仕事を続けていくことを楽しみにしている。今週末のパドックのメンバーの気遣いには感動した。大勢の人々がわざわざ時間をとって「お疲れ様、これからも頑張って」と、声をかけてくれた。本当に嬉しかった。世界チャンピオンにはなれなかったけれども、それでも自分のキャリアに満足しているのだから、良い最後だと言えるだろう」

  • マクラーレン:ハミルトンが最年少王座に(ブラジルGP)

    マクラーレン:ハミルトンが最年少王座に(ブラジルGP)

    マクラーレンは、F1ブラジルGPで、ルイス・ハミルトンが5位、ヘイキ・コバライネンが7位完走だった。

    ルイス・ハミルトンが2年目にしてF1ワールドチャンピオンを獲得した。23歳10ヶ月25日でのワールドチャンピオン獲得はF1史上最年少となる。

    2008年のタイトル争いは、F1の歴史に残るであろうドラマチックな戦いとなった。5位以上でタイトルを獲得できるハミルトンだったが、終盤に降り出した雨の中、セバスチャン・ベッテルに抜かれ、ファイナルラップでは6位だった。しかし、ラスト数コーナーでティモ・グロックが失速。ぎりぎりのところでグロックを抜いたハミルトンは、5位でチェッカーを受け、見事初タイトルを獲得した。

    ハミルトンは合計で98ポイントを獲得し、2位のフェリペ・マッサにわずか1ポイント差でのタイトル獲得となった。

    ルイス・ハミルトン (5位)
    「僕のキャリアの中でももっともドラマチックなレースだった。今の気持ちはなかなか言葉にならない。ここまで本当に長い旅だったが、自分にはいつも家族やチーム、パートナー、そしてファンのサポートがあった。僕たちは自分の仕事をやり抜いた。そのために誰もが犠牲を払ったが、ようやく報いることができたと思う」 「雨が降る前は楽な気持ちでレースをしていた。とくかくクリーンに走り抜くことだけを考えていた。その後、小雨が落ちてきた時は、『リスクだけは冒したくない』と思った。セバスチャン(ベッテル)にオーバーテイクされた後、もう一度彼の前に出なくてはタイトルはない、と無線が入った。自分では何が何だか分からなかった。ファイナルラップの最終コーナーでティモ(グロック)をオーバーテイクすることができた。キャリアの中でももっともタフなレースのひとつだ。『獲ったの? 僕が獲ったの?』と何度も無線で叫んでしまった。チェッカーを受けてクールダウンラップに入って初めて、チームの無線が聞こえた。自分がワールドチャンピオンだと分かった瞬間は、天にも昇るような気持ちになった」

    ヘイキ・コバライネン(7位)
    「今日の最大のニュースは、ルイスがタイトルを獲ったこと。彼はタイトル確定に必要なことをやり遂げたんだ。スタッフの仕事ぶりもチャンピオンの称号にふさわしい。悪夢のブラジルから1年間、スタッフは気持ちを集中させて頑張り抜いた。みんなに『おめでとう』と言いたい。僕は冬の間にもう一度鍛え直して、来年の今頃はガレージの逆側にタイトルを持ってきたいね」

    ロン・デニス
    「本当にタフなレースだった。我々はタイトル獲得のためだけに冷静にレースを運んでいた。だが、終盤の降雨で一気に緊張が高まった。セバスチャンにパスされた時も、誰ひとり諦めてはいなかった。ルイスも諦めていなかった。ティモがドライのままだったので、絶対にチャンスはあると信じていたのだ。実際、ルイスがティモをオーバーテイクしてチェッカーを迎えた瞬間は、F1史に残るスリリングなフィニッシュになった。ルイスがチームにいることに誇りを覚える。また、このチームにも誇りを感じている。チームのひとりひとりが、誰もが素晴らしい仕事をしてくれた。メルセデスベンツをはじめとするパートナーにも感謝の意を表したい。コンストラクターズチャンピオンシップを獲得したフェラーリには、祝辞を贈りたい」

    ノルベルト・ハウグ
     「本当に、本当に嬉しい。スタッフ全員が1年間、素晴らしい仕事をやり抜いた。本当にありがとう! ルイスは去年、1ポイント差に泣いたが、今年は1ポイント差でフェリペ・マッサを下してタイトルに輝いた。おめでとう! 今日のルイスは大人だった。勝ち気を抑えて、必要なポイントを正確に獲得してくれたが、アグレッシブなタイプの彼が気持ちを抑えるのは容易ではなかったと思う。コンストラクターズタイトルを獲得したフェラーリにも、祝福の言葉を贈りたい。F1は今年も、素晴らしい感動とドラマを提供してくれた」

  • フェラーリ:マッサ、惜しくもタイトルを逃す(ブラジルGP)

    フェラーリ:マッサ、惜しくもタイトルを逃す(ブラジルGP)

    フェラーリは、F1ブラジルGPの決勝レースで、フェリペ・マッサが優勝、キミ・ライコネンが3位という結果だった。

    フェリペ・マッサは、わずか1ポイント差で涙をのんだ。ハミルトンと7ポイント差で迎えた最終戦ブラジルGP。ポールポジションからスタートしたフェリペ・マッサは完璧なレース運びでトップでチェッカーを受けた。この時点でハミルトンとは同ポイントでマッサはタイトルを掴みかけた。

    しかし、わずかその39秒後、ハミルトンが5位でフィニッシュラインを通過した。結果、1ポイント差でチャンピオンの座はマッサの手から滑り落ちた。

    だが、マッサは地元ブラジルGPで見事な優勝を遂げた。そして、フェラーリはコンスタトラクターズタイトルを獲得した。

    最後まで諦めないマッサの走りは、多くの感動を与えてくれた。そして、マッサの誇らしげな表情が、2008年シーズンを清らかに締めくくった。

    フェリペ・マッサ (1位)
    「エキサイティングな1日だった。全てを完璧に行い、ほぼタイトルを獲得しそうだった。僕がフィニッシュラインを越えたあと、レース・エンジニアのロブ・スメドレーが、ハミルトンが5位でフィニッシュして1ポイント差でタイトルを獲ったことを伝えたんだ。これがスポーツだし、受け入れなけなければならない。ルイスにおめでとうと言いたい。最もポイントを獲得した人がタイトルに相応しいんだ。チーム全員と、この素晴らしいシーズンのたくさんのサポートをとても誇りに思う。今は、僕たちの成し遂げた、つまりコンストラクターズタイトルを持ち帰ることに満足しなければならないね。チームにとってとても重要なことだ。浮き沈みのあるシーズンだったけど、良い時期からもミスからも多くを学ぶことができた。再びホームの観客の前で優勝できたし、忘れられない日になったから、胸を張ってインテルラゴスを離れることができるよ。今は家族や友達、そしてチームとお祝いをしたいね。僕たちはそれに値するよ!」

    キミ・ライコネン (3位)
    「チームがコンストラクターズタイトルを獲得できたので満足しているし、1ポイントでタイトルを逃したフェリペを残念に思っている。それがレースだし、僕たちはそれを生かさなければならない。特にステファノ・ドメニカリにとっては、チーム代表としての最初の年に、彼がどれ程のプレッシャーに対処しなければならなかったわかっているし、この結果は素晴らしい報いになると思うので幸せに思うよ。僕のレースは特にエキサイティングなものではなかった。スタートのトラック、特に最初の3つのコーナーはウェットで、ミスをしないようにとても注意したんだ。そのあと、最初のドライタイヤのセットではアンダーステアが多くて、トップのペースについていくのは苦しかった。2つ目のセットでは、だんだん良くなって、なんとかアロンソに接近することができた。そのあと、ウェットになったときはかなり接近したけど、フェリペがタイトルに勝つ可能性があったので、チームはリスクを避けるように伝えてきて、彼にアタックすることを止めたんだ。あまりポジティブではなかったシーズンは終わったので、来年挽回するためにベストを尽くすよ」

  • レッドブル:クルサード、わずか1コーナーのラストレース(ブラジルGP)

    レッドブル:クルサード、わずか1コーナーのラストレース(ブラジルGP)

    レッドブルは、F1ブラジルGPで、マーク・ウェバーが9位、引退レースとなったデビッド・クルサードは、接触により1周も走りぬくことなくレースを終えた。

    246戦目となるデビッド・クルサードのラストレースは、あっけなく終わってしまった。特別なカラーリングのマシンとレーシングスーツに身を包んでレースに挑んだクルサードだったが、オープニングラップのターン2でロズベルグに接触しスピン。さらに後ろからきた中嶋一貴と接触し、コース上でストップした。

    19994年、事故で亡くなったアイルトン・セナの後任としてF1デビューしてから14間。チャンピオンに輝くことはなかったが、デビッド・クルサードは多くのファイトをトラックに残してくれた。

    マーク・ウェバーは9位でフィニッシュ。レッドブルは、29ポイントを獲得し、コンストラクターズ7位で2008年シーズンを終えた。

    マーク・ウェバー (9位)
    「今日は運転が難しかった。ミドルスティントを長く取っていたが、ペースが出ずに苦しんだ。フリー走行で問題がいくつかあることは分かっていたので、レースでそれを解決しようとしたが、最終的にはほとんど解決できなかった。9位の結果は残念だ」

    デビッド・クルサード (リタイヤ)
    「とてもショックだ。最後のレースをこんな形で終わらせたくはなかった。ターン1は慎重にイン側のクルマのスペースを十分に取っていたが、残念ながらターン2でロズベルグに接触されてスピンしてしまった。それでも大丈夫だと思ったが、中嶋がクルマの前方に突っ込んできてフロントコーナーが取れてしまった。グリッドに着く前のワームアップラップは良い感じで、ウェットでも問題はなかった。チェッカーフラッグまでたどり着きたかった。普通ならば罰金ものだけれども、ファンのみんなのためにドーナッツをやるつもりだった。思い通りにはならなかったが、文句は言えない。ぼくは素晴らしい仕事に恵まれた。応援してくれたみんな、ありがとう。この4年間のレッドブル・レーシングのメンバー全員の努力にも感謝している。とても楽しい4年間だった。今後もチームと共に仕事を続けていくことを楽しみにしている。今週末のパドックのメンバーの気遣いには感動した。大勢の人々がわざわざ時間をとって「お疲れ様、これからも頑張って」と、声をかけてくれた。本当に嬉しかった。世界チャンピオンにはなれなかったけれども、それでも自分のキャリアに満足しているのだから、良い最後だと言えるだろう」

    クリスチャン・ホーナー
    「デビッドが最後のグランプリを第1コーナーでリタイヤしなければならなかったことは痛恨の極みだ。しかし、数多くのことを成し遂げた輝かしい長いキャリアだったと思う。これから彼は人生の新たな一歩を踏み出し、今後もレッドブル・レーシングに深く関わってくれることになる。コックピットから降りたデビッドと仕事をすることを我々も楽しみにしている。マークは難しいコンディションにも関わらず良いレースを戦った。1回目のピットストップで燃料を満タンにした。彼は最後までミスを犯さなかった。他のチームと同様に最後の数周はインターミディエイト・タイヤを使うことを選んだが、残念ながら9位完走は悔しいポジションだ。初の世界チャンピオンとなったハミルトンにお祝いを言いたい。チームはシーズンを通して本当に良く頑張ってくれた。後半は悔しい結果だったが、今後に期待したい」

    ファブリス・ロム、ルノー・プリンシパルエンジニア
    「チャンピオンシップ争いが最終コーナーまで続くという、驚くべき最後だった。ルイス、おめでとう。シーズンを通して素晴らしいドライブを見せていたので、当然の結果だと思う。マッサも良いレースを戦ったので残念だったが、今日は母国ファンの前で勝利を果たすことができた。我々に関しては、デビッドが最後のレースを1コーナーで終えるというドラマチックな結末だった。本当に残念だった。マークはとても良いレースだったが、ポイントを獲得することはできなかった。従って、我々は7位という結果だが、来年は再びポジションを取り戻すことができるだろう」

  • トロ・ロッソ:ベッテルがハミルトンを抑え4位入賞(ブラジルGP)

    トロ・ロッソ:ベッテルがハミルトンを抑え4位入賞(ブラジルGP)

    トロ・ロッソは、F1ブラジルGPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが4位、セバスチャン・ブルデーは14位だった。

    最終決戦を盛り上げたのは、間違いなくセバスチャン・ベッテルだろう。7番グリッドからスタートしたベッテルは、スタートで5位まで順位をあけ、ドライタイヤに履きかえたあとは、2位でマッサを追い詰める。その後、ピットストップで順位を下げるも、今度はルイス・ハミルトンを追い詰め、ファイナルラップではハミルトンをオーバーテイク。ティモ・グロックが後退するまでは、一時はハミルトンのチャンピオンを阻む存在となった。

    セバスチャン・ベッテル (4位)
    「難しい波乱のレースだった。4位という良い結果でシーズンを終えることができたので嬉しい。表彰台を願っていたが、レースではミスを犯さず、チームの努力にふさわしいリザルトを達成することができた。マッサ、アロンソ、そしてハミルトンと戦うことができて最高だった。本当に楽しかったよ!最後はコースアウトしないことだけを考えていたので、自分のポジションも分かっていなかった。そして、他のドライバーと同じようにルイスを抜くことに挑み、成功した。最終コーナーでティモを抜くことができたのは、彼がドライタイヤに苦しんでいたおかげだ。その時、ルイスは僕の後ろにいたが、レインタイヤに交換した最後のピットストップが終わるまでは、自分がどこを走っているのか確かではなかった。もちろん、自分が世界選手権の行方に影響を及ぼしているなんて気付いていなかった。どんどん暗くなっていったので、自分のバックマーカーが誰なのか分かりづらかったし、誰が自分の前を走っているのかも良く分からなかった。重要なのは5ポイントを獲得することができたことだ。素晴らしいシーズンだった」

    セバスチャン・ブルデー (14位)
    「かなり良いスタートを切ることができてポジションを守ることができたが、ドライタイヤに交換してからは運転が少し難しくなった。ミスを突かれてティモに抜かれてしまった。フィジケラに追いつくことができたが、最終ターンを上手く抜けることができずにオーバーテイクできなかった。これで、他の選手に距離を縮められてしまった。ヤルノがオーバーテイクを仕掛けてきたのは問題はないが、彼がブレーキングのタイミングを遅らせすぎたために、僕は草地の上に押し出されて6つポジションを落とすことになった。ヤルノに僕のレースが影響を受けたのはこれで連続2回目だ。その後は渋滞から抜け出せることができず、いくらかグレーニングも出ており、ずっと最終コーナーがうまくいっていなかったので、攻撃を仕掛けることはできなかった。最後はチームが雨が強まることに賭けてエキストリーム・ウェットに交換した。そのためにインターミディエイトのクビサにポジションを譲ってしまった。最高の週末とは言い難いね!」

    フランツ・トスト
    「ふたりとも良いスタートを切り、ベッテルは5位、ブルデーは8位にポジションを上げた。ベッテルは9周目に1回目のピットストップ。アロンソを抜くために第1スティントを短くしたが、これは成功した。しかし、2回目のピットストップはアロンソの方が遅かったので、抜き返されることになった。オープニングラップのセブの運転はとても良く、マッサをプッシュし、その後はアロンソを抑えてミスなく走り続けた。レース終盤彼の難しい路面コンディションの中で彼はハミルトンとグロックを抜いている。ブルデーは運悪くまたしてもトゥルーリと接触。これで、彼はポイント獲得のチャンスを失った。この数レースではスクーデリア・トロロッソは力強いパフォーマンスを発揮しており、その勢いが続くことを願っていた。このような形でシーズンを終えることになったのは残念だ。チームは今日も良く頑張ったと思う。戦略も効果的だった。ドライバーそしてレース及びファクトリーのチームメンバー全員に感謝する。また、レッドブルにも感謝したい。2009年を楽しみにしている」