投稿者: dbcheck

  • ホンダF1 オランダGPで新仕様PU投入へ準備着々「有益なデータを収集」

    ホンダF1 オランダGPで新仕様PU投入へ準備着々「有益なデータを収集」

    ホンダF1は、2026年F1第11戦ハンガリーGPを総括し、アストンマーティンが投入した車体アップデートとパワーユニット(PU)の適合・最適化を進め、有益なデータを収集できたと明らかにした。また、サマーブレイク明けのオランダGPで投入予定の新仕様PUに向けた準備が順調に進んでいることも報告した。

    ハンガロリンクで行われた決勝では、アストンマーティン勢はランス・ストロールが13位、フェルナンド・アロンソが14位でフィニッシュ。アップデートパッケージの評価を進めながらレースを完走した。

    折原伸太郎「有益なデータを収集できた」
    ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、ハンガリーGPを次のように振り返った。

    「今週末のハンガリーGPでは、車体アップデートに合わせてパワーユニットとの適合や最適化に取り組みました。週末を通して多くの有益なデータを収集することができ、サマーブレイク明けのオランダGPに向けた準備を着実に進めることができたと考えています」

    今回の週末では、アストンマーティンが大規模な車体アップデートを投入しており、ホンダは新しい空力パッケージとPUのマッチングを重点的に確認。レース結果以上に、今後へ向けたデータ収集を重要視した週末となった。

    ホンダF1 本田技研工業

    オランダGPで新仕様PUを投入へ
    折原は、次戦オランダGPがホンダにとって重要な節目になることも明かした。

    「次戦オランダGPでは、新仕様のパワーユニットを投入する重要な節目を迎えます。その前に、サマーブレイク前の7月29日(水)に実施するフィルミングデーで、新仕様パワーユニットを搭載したAMR26を初めて走行させる予定です」

    ホンダはオランダGPで今季唯一となるPUアップデートを投入する予定で、今回のハンガリーGPで得られたデータを基に最終的な適合を進める。7月29日のフィルミングデーは、新仕様PUを実走で確認する最初の機会となり、ザントフォールトでの実戦投入に向けた重要なテストとなる。

  • F1ハンガリーGP 決勝 結果・タイムシート:ストロール13位 アロンソ14位

    F1ハンガリーGP 決勝 結果・タイムシート:ストロール13位 アロンソ14位

    2026年F1ハンガリーGP 決勝の結果・タイムシート。7月26日(日)にハンガロリンクで2026年のF1世界選手権 第11戦 ハンガリーグランプリの決勝レースが行われた。

    ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが13位、フェルナンド・アロンソが14位だった。

    ■ ノリスが今季初優勝でマクラーレン復活
    ランド・ノリスがポールポジションから今季初優勝を達成。序盤に首位を譲りながらも戦略とレースペースで逆転し、最終的には15秒以上の大差を築いてチェッカーを受けた。

    ■ フェルスタッペンが2位でレッドブルを牽引
    マックス・フェルスタッペンは2ストップ戦略で2位を獲得。マクラーレンには及ばなかったものの、苦しい週末から表彰台を手繰り寄せた。

    ■ アントネッリが7番手から3位でランキング首位固め
    アンドレア・キミ・アントネッリは7番グリッドから4つ順位を上げて3位フィニッシュ。終盤はフェルスタッペンを追い詰める走りを見せ、ドライバーズランキング首位をさらに固めた。

    ■ フェラーリはハミルトンのペナルティで4・5位
    ルイス・ハミルトンはチェッカー後に5秒加算ペナルティを受けて5位へ後退し、シャルル・ルクレールが4位に繰り上がった。速さを示しながらも表彰台には届かなかった。

    ■ レッドブルはダブル入賞を達成
    アイザック・ハジャーが6位に入り、フェルスタッペンの2位と合わせてレッドブル・レーシングはダブル入賞。戦略を活かして大量ポイントを持ち帰った。

    ■ アストンマーティンは16点アップデートが前進
    16点のアップデートを投入したアストンマーティンは、ランス・ストロールが13位、フェルナンド・アロンソが14位で完走。ポイント獲得には届かなかったものの、予選Q2進出に続き決勝でも両車が順位を上げ、パッケージ改善の効果を示した。

    ■ ピアストリは優勝争いから無念のリタイア
    序盤に首位を走行していたオスカー・ピアストリは、周回遅れとの接触やギアボックストラブルに見舞われてリタイア。有力な優勝候補だっただけに痛恨の結果となった。

    ■ 中団ではレーシングブルズとアウディが健闘
    リアム・ローソンが8位、アービッド・リンドブラッドが10位でレーシングブルズがダブル入賞。アウディもニコ・ヒュルケンベルグ9位でポイントを獲得し、中団争いで存在感を示した。

    ハンガリーGP 決勝

    F1ハンガリーGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン ― ― - 0 3
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング +15.080 +15.080 ↑ 2 2
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス +18.728 +3.648 ↑ 4 2
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ +23.840 +5.112 ↓ 2 3
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ +24.540 +0.700 - 0 3
    6 6 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング +55.488 +30.948 ↑ 2 2
    7 63 ジョージ・ラッセル メルセデス +57.503 +2.015 ↓ 1 2
    8 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1L +54.289 ↑ 3 2
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1L +2.349 ↑ 1 2
    10 17 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1L +20.668 ↓ 1 1
    11 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1L +0.978 ↑ 3 1
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1L +1.401 - 0 3
    13 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1L +10.399 ↑ 7 2
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1L +2.224 ↑ 2 2
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 2L +22.537 ↓ 2 2
    16 31 エステバン・オコン ハース 2L +8.983 ↓ 1 2
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 2L +39.870 ↑ 2 2
    18 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 2L +0.244 - 0 3
    19 87 オリバー・ベアマン ハース 2L +4.225 ↓ 2 2
    DNF 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン STOP ― ↓ 17 2
    DNF 11 セルジオ・ペレス キャデラック RETIRED ― ↑ 1 3
    DNF 77 バルテリ・ボッタス キャデラック RETIRED ― ↓ 1 1
  • F1ハンガリーGP予選 スピードトラップ:アルピーヌ最速 アストンマーティン最下位

    F1ハンガリーGP予選 スピードトラップ:アルピーヌ最速 アストンマーティン最下位

    2026年F1ハンガリーGP予選では、アルピーヌ勢がストレートスピードで他を圧倒した。フランコ・コラピントが336.6km/hを記録してトップに立ち、チームメイトのピエール・ガスリーも335.9km/hで2番手に続いた。

    一方、2026年からホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するアストンマーティンはスピードトラップ、フィニッシュライン速度ともに最後尾2台を占めた。AMR26Bのアップグレードでコーナリング性能は向上したものの、最高速では依然として厳しい状況がデータに表れている。

    スピードトラップはアルピーヌがワンツー
    ハンガロリンクは高ダウンフォースと優れたマシンバランスが求められるサーキットであり、最高速だけでは速さを測れないコースとして知られる。それでも、メインストレートでのスピードは重要な指標の一つだ。

    予選のスピードトラップでは、アルピーヌのフランコ・コラピントが336.6km/hでトップ。ピエール・ガスリーも335.9km/hを記録し、アルピーヌ勢が1位・2位を独占した。

    続いてアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が333.3km/h、ガブリエレ・ボルトレト(アウディ)が333.2km/h、ポールポジションを獲得したランド・ノリス(マクラーレン)が333.1km/hで続いた。

    トップ10は以下の通り。

    フランコ・コラピント(アルピーヌ) 336.6km/h

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 335.9km/h

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) 333.3km/h

    ガブリエレ・ボルトレト(アウディ) 333.2km/h

    ランド・ノリス(マクラーレン) 333.1km/h

    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) 332.8km/h

    オリバー・ベアマン(ハース) 332.0km/h

    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) 331.8km/h

    エステバン・オコン(ハース) 331.7km/h

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) 331.7km/h

    フェラーリ勢はルイス・ハミルトンが330.7km/hで16番手、シャルル・ルクレールが330.2km/hで19番手と、ライバル勢に対して最高速でやや見劣りする結果となった。

    一方、ホンダPUを搭載するアストンマーティンは、フェルナンド・アロンソが322.5km/hで21番手、ランス・ストロールが321.4km/hで22番手と最下位2台に沈んだ。AMR26Bの大型アップグレードによってコーナリング性能は改善されたものの、ストレートスピードは依然として課題であることが数字にも表れている。

    フィニッシュライン速度ではラッセルがトップ
    フィニッシュライン通過速度では、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が275.5km/hでトップを記録。ランド・ノリスが274.1km/h、アンドレア・キミ・アントネッリが273.9km/hで続いた。

    コラピントは273.0km/hで4番手、ニコ・ヒュルケンベルグが272.7km/h、アイザック・ハジャーとマックス・フェルスタッペンがともに272.5km/hを記録した。

    フェラーリ勢はシャルル・ルクレールが271.4km/hで12番手、ルイス・ハミルトンが270.9km/hで14番手。一方、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが266.4km/hで21番手、ランス・ストロールが263.9km/hで22番手となり、こちらでも最後尾2台を占めた。

    最高速とラップタイムは必ずしも一致せず
    今回のデータでは、最高速トップのアルピーヌ勢がストレートでは圧倒的な速さを見せた一方、ポールポジションはマクラーレンのランド・ノリスが獲得した。また、フェラーリも最高速ではライバル勢に及ばなかったものの、シャルル・ルクレールが2番グリッドを確保している。

    一方、ホンダPUを搭載するアストンマーティンはストレートスピードでは苦戦したものの、フェルナンド・アロンソはAMR26Bのアップグレードによって今季初のQ2進出を果たした。ハンガロリンクでは最高速だけではなく、コーナリング性能やマシン全体のパフォーマンスが予選結果を左右することを示すデータとなった。

  • フォーミュラE:ニック・デ・フリースが今季2勝目 東京E-Prixは波乱の展開

    フォーミュラE:ニック・デ・フリースが今季2勝目 東京E-Prixは波乱の展開

    ニック・デ・フリース(マヒンドラ・レーシング)が、フォーミュラE第15戦東京E-Prixで今季2勝目を挙げた。雨に翻弄された波乱のレースを制し、2026年シーズンのタイトル争いは最終戦ロンドンE-Prixへ持ち越されることになった。

    優勝争いだけでなく選手権争いも大きく動いた。18番グリッドからスタートしたジェイク・デニス(アンドレッティ・フォーミュラE)が驚異的な追い上げで3位表彰台を獲得し、ランキング首位に浮上。

    一方、ランキング上位だったミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)とパスカル・ウェーレイン(ポルシェ・フォーミュラEチーム)は苦戦を強いられ、タイトル争いは最終戦ロンドンで決着することになった。

    雨で再びタイヤ戦略が勝敗を左右
    東京では前日に続いて雨がレースを直撃。スタート前の降雨により、各チームはタイヤ内圧の設定という難しい判断を迫られた。

    路面が徐々に乾いていく展開を見越してドライ寄り、あるいは中間的な空気圧設定を選択したドライバーが大きく順位を上げる展開となり、上海E-Prix第2レースとよく似たレースとなった。

    この戦略を成功させたデ・フリースが終盤にトップへ浮上し、今季2勝目をマークした。

    キャシディ2位 デニスが18番手から3位
    シトロエン・レーシングは、チーム代表シリル・ブレ氏の逝去という悲しみの週末を迎える中、ニック・キャシディが2位でフィニッシュ。チームにとって大きな意味を持つ表彰台となった。

    18番手スタートのジェイク・デニスは、デ・フリースと同じくタイヤ戦略を成功させると終盤に猛烈な追い上げを見せ、3位でチェッカー。貴重な16ポイントを獲得し、ドライバーズランキング首位に立った。

    現王者オリバー・ローランド(日産フォーミュラEチーム)は4位、ジャン=エリック・ベルニュ(シトロエン・レーシング)が5位で続いた。

    終盤の赤旗もタイトル争いは最終戦へ
    レース終盤には多重クラッシュが発生し、残り2周で赤旗が提示された。その後は1周のスプリントで再開されたが、大きな順位変動はなく、デ・フリースがトップチェッカーを受けた。

    一方、ランキング上位につけていたミッチ・エバンスはリタイア、パスカル・ウェーレインも15位に終わるなど大きくポイントを失った。

    この結果、フォーミュラEの2026年ドライバーズタイトル争いは最終戦ロンドンE-Prixへ持ち越されることとなり、ジェイク・デニスがランキング首位で決戦を迎える。

    フォーミュラE 東京E-Prix(第15戦)

    2026 フォーミュラE 東京E-Prix(第15戦)決勝結果

    1位 ニック・デ・フリース(マヒンドラ・レーシング)
    2位 ニック・キャシディ(シトロエン・レーシング)
    3位 ジェイク・デニス(アンドレッティ・フォーミュラE)
    4位 オリバー・ローランド(日産フォーミュラEチーム)
    5位 ジャン=エリック・ベルニュ(シトロエン・レーシング)
    6位 ノーマン・ナト(日産フォーミュラEチーム)
    7位 セバスチャン・ブエミ(エンビジョン・レーシング)
    8位 ニコ・ミュラー(ポルシェ・フォーミュラEチーム)
    9位 テイラー・バーナード(DSペンスキー)
    10位 マキシミリアン・ギュンター(DSペンスキー)
    11位 フェリペ・ドルゴビッチ(アンドレッティ・フォーミュラE)
    12位 ゼイン・マロニー(ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム)
    13位 ルーカス・ディ・グラッシ(ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム)
    14位 ダン・ティクトゥム(クプラ・キロ)
    15位 パスカル・ウェーレイン(ポルシェ・フォーミュラEチーム)
    16位 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガーTCSレーシング)

    リタイア
    ミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)
    エドアルド・モルタラ(マヒンドラ・レーシング)
    ジョエル・エリクソン(エンビジョン・レーシング)
    ジョゼップ・マリア・マルティ(クプラ・キロ)

  • 2026年F1ハンガリーGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2026年F1ハンガリーGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2026年F1第11戦ハンガリーGPは、ランド・ノリス(マクラーレン)が今季初ポールポジションを獲得した。しかし、ハンガロリンクは「ポールポジションが勝利を保証しない」サーキットとして知られ、決勝ではタイヤ戦略が勝敗を大きく左右する可能性が高い。

    ピレリは1ストップと2ストップの所要時間が「ほぼ同等」と分析しており、各チームはレース中のアンダーカットやオーバーカット、さらにはタイヤコンパウンドの選択まで含めた柔軟な戦略対応を迫られることになる。

    ポールポジションでも安心できないハンガロリンク
    メルセデスが開幕から続けてきたポールポジション連続記録は、ハンガリーGPでついにストップした。これを止めたのはフェラーリではなく、大型アップデートを投入したマクラーレンだった。ランド・ノリスはFP3と予選をともにトップで終え、今季初ポールポジションを獲得している。

    一方で、ハンガロリンクは一般的なイメージとは異なり、ポールシッターが必ずしも勝てるコースではない。2020年以降、ポールポジションから優勝したドライバーはおらず、この10年間でもわずか3勝しか記録されていない。

    そのため決勝ではスタート順位以上に戦略が重要となり、ピットストップのタイミングやタイヤ選択がレースの流れを決定づけることになりそうだ。

    最速予想は2ストップ ただし1ストップとの差は極めて小さい
    シミュレーション上で最速とされる戦略は、ミディアム→ハード→ハード(2ストップ)となっている。

    推奨ピットウインドウは以下の通り。

    ・第1ストップ:16~22周目
    ・第2ストップ:40~46周目

    マクラーレン、フェラーリ、レッドブル・レーシング、メルセデスはいずれも新品ハードタイヤを2セット温存しており、この戦略を実行できる。

    ただし、これら上位チームはフリー走行でハードタイヤを使用していないため、実戦でのデグラデーションやパフォーマンスについては未知数というリスクも抱えている。

    ハンガリーGP 戦略

    ピレリ「1ストップと2ストップは同等」
    興味深いのは、ピレリが1ストップと2ストップの戦略差を極めて小さいと評価している点だ。

    モータースポーツディレクターのダリオ・マラフスキは次のように説明している。

    「私たちは常に複数の戦略が同等になることを目指している。そして今週末は、その狙い通りになった。このレースでは1ストップと2ストップは本当に同等だ」

    1ストップの基本戦略はミディアム→ハードで、ピットストップは26~32周目が最適とされる。

    2025年大会ではマクラーレンがランド・ノリスを1ストップ、オスカー・ピアストリを2ストップに分けて勝利を収めた。今年も上位勢が同様の戦略分散を採る可能性は十分ある。

    ハンガリーGP タイヤ

    中団勢はタイヤ残数が戦略を左右
    各チームが予選までに残したタイヤによって、採用可能な戦略も異なる。

    ソフトタイヤを多く残したレーシングブルズ、アウディ、アストンマーティンはソフト→ハード→ミディアムという積極策も選択可能だ。

    推奨ピットタイミングは以下の通り。

    ・第1ストップ:13~19周目
    ・第2ストップ:45~51周目

    逆にミディアム→ハード→ソフトという終盤勝負型もあり、この場合は17~23周目と50~56周目が目安になる。

    また、フェラーリはルイス・ハミルトンがQ1でミディアムタイヤを使用したことで、新品ソフトタイヤを1セット温存している。このため、ソフト→ハード→ミディアム、あるいはソフト→ハード→ハードといった他車とは異なる戦略を選ぶ可能性もある。

    一方、ウィリアムズとキャデラックは新品ミディアムを2セット残しており、ソフト→ミディアム→ミディアムという戦略も視野に入る。推奨ストップは14~20周目、44~50周目となる。

    ハンガリーGP 2026年のF1世界選手権

    暑さがタイヤを苦しめる決勝になりそうだ
    決勝では一時的な雨の可能性もあるものの、現時点ではレースへの影響は限定的とみられている。

    それ以上に注目されるのが気温だ。

    決勝日は週末で最も暑くなる見込みで、気温は約32℃、路面温度は56℃前後まで上昇する可能性がある。

    高い路面温度は特にリアタイヤへの負担を増大させるため、予選重視のセッティングを採用したマシンほどロングランではデグラデーションに苦しむ可能性がある。

    1ストップと2ストップの優劣がほぼないとされる今年のハンガリーGPでは、序盤の展開を見極めながら柔軟に戦略を変更できるチームが勝利へ最も近づくことになりそうだ。

  • 2026年F1ハンガリーGP 決勝 スターティンググリッド

    2026年F1ハンガリーGP 決勝 スターティンググリッド

    2026年F1 ハンガリーGP 決勝の暫定スターティンググリッドをFIA(国際自動車連盟)が発表した。

    予選ではランド・ノリス(マクラーレン)がポールポジションを獲得したが、2番手だったルイス・ハミルトン(フェラーリ)はオスカー・ピアストリを妨害したとして3グリッド降格のペナルティを受けた。これによりシャルル・ルクレールがフロントローに繰り上がり、ピアストリとマックス・フェルスタッペンもそれぞれ1列ずつ前のグリッドからスタートする。

    さらに、4番手で予選を終えたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)も、マックス・フェルスタッペンのスピンで提示された黄旗区間で十分に減速しなかったとして3グリッド降格。決勝は7番グリッドからのスタートとなり、ジョージ・ラッセル、アイザック・ハジャー、アービッド・リンドブラッドらが順位を繰り上げる形となった。

    ベルギーGP グリッド

    2026年F1 ハンガリーGP 決勝スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 1 ランド・ノリス マクラーレン 1 (-)
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 3 (↑1)
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 5 (↑2)
    4 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング 6 (↑2)
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 2 (↓3)
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 7 (↑1)
    7 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 4 (↓3)
    8 6 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング 8 (-)
    9 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 9 (-)
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 10 (-)
    11 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 11 (-)
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 12 (-)
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 13 (-)
    14 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 14 (-)
    15 31 エステバン・オコン ハース 15 (-)
    16 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 16 (-)
    17 87 オリバー・ベアマン ハース 17 (-)
    18 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 18 (-)
    19 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 19 (-)
    20 18 ランス・ストロール アストンマーティン 20 (-)
    21 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 21 (-)
    22 11 セルジオ・ペレス キャデラック 22 (-)
  • アストンマーティン・ホンダF1 今季初Q2進出 ニューウェイ「励みになる一歩」

    アストンマーティン・ホンダF1 今季初Q2進出 ニューウェイ「励みになる一歩」

    アストンマーティンF1のチーム代表を務めるエイドリアン・ニューウェイは、2026年F1第11戦ハンガリーGP予選でフェルナンド・アロンソが今季初のQ2進出を果たしたことについて、「励みになる一歩」と評価した。

    一方で、ハンガリーGPで投入した16項目に及ぶ大型アップグレードについては、さらなる開発が必要だとの認識も示している。

    アストンマーティンはハンガロリンクでAMR26Bに大規模アップデートを投入。アロンソは16番手で今季初めてQ1を突破し、苦戦が続いていたチームにとって前向きな結果を持ち帰った。

    ニューウェイ「正しい方向への励みになる一歩」
    ニューウェイは予選後、アップグレードパッケージが目標達成への第一歩になったと評価した。

    「今週末は他チームと戦える位置につけることを目標にしていた。その意味で、初めてQ2に進出できたことは、その方向へ向けた励みになる一歩だ」

    「フェルナンドは今日、マシンのポテンシャルを最大限に引き出してくれた。ランスも昨日は走行が限られていたにもかかわらず、最後のアタックではタイムを更新していたが、ターン12で追い風の影響を受けてグラベルにはみ出してしまった」

    ニューウェイは今回のアップグレードがまだ完成形ではないことも強調した。

    「アップグレードパッケージは、まだ開発を続けていく必要がある。我々は、さらに改善できる部分が残されていることも分かっている」

    アロンソは16番手で今季初のQ2進出
    アロンソはQ1を16番手で突破すると、Q2ではユーズドのソフトタイヤで最初のアタックに臨み、最後のアタックでは1分19秒808までタイムを縮めた。しかし16番手で敗退し、今季初のQ3進出には届かなかった。

    それでもトップ通過したランド・ノリスとの差は2.352秒、タイム比では103.037%まで縮めた。今回の予選ではキャデラックのバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレス、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボン、さらにハースのオリバー・ベアマンを上回る16番手を記録しており、これまで最後尾争いを強いられてきた状況から一歩前進した内容となった。

    一方のランス・ストロールは20番手に終わったものの、最終アタックではQ2進出圏内に迫るペースを見せていた。しかしターン12で追い風の影響を受けてマシンの向きが変わらず、アタックを完遂することができなかった。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ドライバーも進歩を実感
    アロンソもマシンの進化を実感している。

    「僕たちにとっては、より競争力のある週末になっているし、Q2に進出できたことは正しい方向への一歩だ。まだこのパッケージを最適化している段階で、マシンにはまだ引き出せるポテンシャルがある」

    「マシンは以前より一貫性があり、予測しやすくなったので、運転もしやすくなっている。明日もさらに学びながら、決勝で何ができるか見ていきたい」

    ストロールも「ダウンフォースとグリップが増えたことで、マシンは確実に前進した」と評価しつつ、「まだパワー不足があり、特に昨日走行時間を失ったことでバランス面には改善の余地がある」と課題も挙げた。

    大型アップデート初戦で今季初のQ2進出を果たしたアストンマーティン。ニューウェイは「励みになる一歩」と位置付けたが、チームは今回の結果を出発点と捉え、AMR26Bのポテンシャルをさらに引き出すための開発を続けていく。

  • F1ハンガリーGP予選 ピレリ総括:1ストップと2ストップは互角

    F1ハンガリーGP予選 ピレリ総括:1ストップと2ストップは互角

    ランド・ノリス(マクラーレン)が2026年F1第11戦ハンガリーGP予選でポールポジションを獲得した。一方で、ピレリは決勝について「1ストップと2ストップの総レースタイムに差はほとんどない」と分析しており、各チームが温存したタイヤセットの違いが戦略を左右するレースになるとの見方を示した。

    予選ではノリスが最後のアタックで1分17秒207を記録し、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を抑えてポールポジションを獲得。

    フェラーリ勢はQ1でミディアムタイヤ(C4)を使用した唯一のチームとなり、他チームとは異なるアプローチを採用した。

    予選はフェラーリだけが異なるタイヤ戦略
    予選ではフェラーリのみがQ1でミディアムタイヤを投入した。ハミルトンはC4で3周、ルクレールは8周を走行した後にソフト(C5)へ履き替えた。

    一方、ノリスはソフトタイヤ4セットを使い切る積極策を選択。最終アタックで自己ベストを更新し、ポールポジションを手にした。

    FP3でもソフトタイヤが主流だったが、リアム・ローソン、アストンマーティン勢、アウディ勢はミディアムタイヤも使用。ニコ・ヒュルケンベルグとローソンはC4でそれぞれ15周を走り、決勝に向けたロングランデータを収集した。

    FP3ではノリスが1分17秒939でトップタイムを記録し、ハミルトン、アンドレア・キミ・アントネッリが続いた。この日の路面温度は最高53℃、気温は29℃まで上昇し、決勝日はさらにわずかに暑くなると予想されている。

    ピレリ「1ストップと2ストップは互角」
    ピレリのモータースポーツディレクター、ダリオ・マラフスキは、シミュレーションでは1ストップと2ストップのレースタイムがほぼ同等になるとの見解を示した。

    「シミュレーションでは、ハンガリーGPの1ストップと2ストップ戦略に総レースタイムの差はない。予想以上にデグラデーションが大きかったことで、両戦略の優位性がほぼ並び、各チームは手元に残した新品タイヤの状況に応じて最適なシナリオを選択できるようになった」

    マラフスキは、1ストップならミディアムでスタートし、26~32周目にハードへ交換するプランが有力だと説明した。

    「2ストップでは、新品ミディアムを2セット残しているチームが2チームしかないため、終盤はハードタイヤを使うケースが多くなるだろう。1回目のピットストップは16~22周目、2回目は40~46周目が目安になる」

    F1 ベルギーGP タイヤ

    オーバーテイク困難で戦略はさらに複雑に
    マラフスキは、ハンガロリンク特有のオーバーテイクの難しさが戦略選択に大きく影響すると指摘した。

    「昨日も述べたように、トラフィックとオーバーテイクの難しさは依然として重要な要素であり、多くのチームが1ストップを選ぶ可能性がある」

    さらに、ソフトタイヤを決勝で使用する可能性も否定しなかった。

    「ソフトタイヤは高いグリップと十分な耐久性を示している。ソフト→ハード→ミディアム、あるいはミディアム→ハード→ソフトという戦略は主流より約10秒遅くなる見込みだが、前方に十分なギャップを築けるドライバーなら追加ストップを行っても順位を失わずに済む可能性がある。また、アンダーカットを狙う選択肢もある。状況は依然として流動的で、同じチームの2台でも異なる戦略を採ることになっても不思議ではない」

    デグラデーションが想定以上に大きくなったことで、1ストップと2ストップの優劣はほぼ拮抗している。各チームが残した新品タイヤの種類と枚数、そしてレース中のトラフィックへの対応が、ハンガリーGPの勝敗を左右する重要な要素となりそうだ。

  • F1バーレーンGP 2026年はマレーシアで開催決定 セパンが9年ぶりにF1復帰

    F1バーレーンGP 2026年はマレーシアで開催決定 セパンが9年ぶりにF1復帰

    2026年のF1バーレーンGPは、バーレーン・インターナショナル・サーキットではなく、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されることが正式発表された。

    FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の最終承認などを条件とするものの、10月2日から4日にかけて「Formula 1 Gulf Air Bahrain Grand Prix in Malaysia」として開催される予定だ。

    この決定により、セパンは2017年以来9年ぶりにF1カレンダーへ復帰。開催日はアゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間に組み込まれ、2026年シーズンの他の日程に変更はない。

    地域情勢を受けた異例の対応 セパンでバーレーンGPを開催
    今回の開催は、F1、FIA、バーレーン政府、マレーシア政府の合意によって実現した異例の措置だ。F1は「本来であれば開催できなかったグランプリを維持するための取り組み」と説明しており、地域情勢を踏まえながらも2026年の開催数を維持することを優先した。

    会場となるセパン・インターナショナル・サーキットは1999年にF1初開催を果たした名コースで、高速コーナーと長いストレート、そして突発的なスコールがレース展開を大きく左右するサーキットとして知られる。最後の開催となった2017年大会では、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが優勝を飾っている。

    チケット販売に関する詳細は後日発表される予定だ。

    ドメニカリCEO「F1の適応力を示す決断」
    F1のステファノ・ドメニカリCEOは、今回の決定について次のようにコメントした。

    「2026年にマレーシアがバーレーンGPを開催することを発表でき、大変うれしく思う。今回もF1は状況に適応し、解決策を見いだし、それを実現する能力を示した。これはF1を愛するすべての人にとって素晴らしい出来事だ」

    「この特別な結果を実現するためにビジョンと決断力を示してくださったバーレーンのハマド国王、サルマン皇太子、そしてマレーシアのイブラヒム国王と両国政府に心から感謝したい。また、プロセス全体を通じて協力してくれたFIAのモハメド・ビン・スライエム会長にも感謝する」

    「何よりも素晴らしいニュースなのはファンにとってだ。充実したF1カレンダーが維持されるだけでなく、歴史あるセパンへの復帰も実現する。マレーシアは素晴らしい国であり、セパンはF1の歴史の中でも特別な存在だ。現地のファンだけでなく世界中のファンに忘れられないレースを提供してくれるだろう」

    FIA「安全を最優先に全ての選択肢を検討した」
    FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は、安全面を最優先に判断を進めたことを強調した。

    「2026年バーレーンGPを歴史あるセパンで開催できることを誇りに思う」

    「このプロセスを通じて、FIA、FOM、そしてバーレーンのパートナーは、チーム、ボランティア、オフィシャル、関係者、ファンの安全と健康を最優先に、あらゆる選択肢を検討してきた」

    「マレーシアは長年にわたりF1の歴史に重要な役割を果たしてきた。今回の復帰はマレーシア・モータースポーツ協会との強固な関係、マレーシア政府の継続的な支援、そして国際的な協力体制の成果でもある」

    バーレーングランプリ

    バーレーンとマレーシア首脳も協力を強調
    バーレーンのサルマン皇太子兼首相は、両国の緊密な関係が今回の開催につながったと説明した。

    「両国の友好的な関係を基盤として、2026年10月2日から4日にかけてマレーシア・セパンでバーレーンGPを開催できることを誇りに思う」

    「これは世界中のファンにとって素晴らしい経験となるだろう。地域情勢が続く中でも、バーレーンはF1にとって安定した存在であり続け、関係者全員にとって成功した大会となるよう全力を尽くす」

    また、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相も「この協力は単なるスポーツイベントではなく、バーレーンとの強固な友情と信頼関係を示すものだ」と述べ、世界中のF1ファンをセパンへ迎え入れる準備が整っていることを強調した。

    今回の発表により、F1は地域情勢という難しい課題に対応しながら2026年シーズンの24戦体制を維持する見通しとなった。約9年ぶりとなるセパンでのF1開催は、往年のファンにとっても大きな注目を集めるイベントとなりそうだ。

  • ルイス・ハミルトン F1ハンガリーGP予選「ポールを逃した以上に審議が気になった」

    ルイス・ハミルトン F1ハンガリーGP予選「ポールを逃した以上に審議が気になった」

    ルイス・ハミルトンは2026年F1第11戦ハンガリーGP予選で、ポールポジションを逃した悔しさ以上に、オスカー・ピアストリへのインピーディング(走行妨害)の審議を気に掛けていたことを明かした。

    ハミルトンは予選2番手を獲得したものの、Q3終了後に審議対象となり、「明日はダメージリミテーション(被害を最小限に抑えるレース)になるだろう」とコメント。

    その後、スチュワードはインピーディングがあったと判断し、3グリッド降格ペナルティが科され、決勝は5番グリッドからスタートすることになった。

    「誰かの邪魔をしたかもしれない」
    予選直後のインタビューでハミルトンは、ポールポジションを逃したことよりも、審議の行方が頭から離れなかったと率直な心境を語った。

    「予選を通して僕たちは一番速かったから、ポールポジションは確実に手の届くところにあった。それを逃したのは残念だ」

    「でも今は、そのことよりも別のことで頭がいっぱいなんだ。ラップを終えたあと、誰かの邪魔をしてしまったかもしれない。正直、誰かが来ていることには気づいていなかったから、その状況を頭の中で何度も振り返っている」

    さらにテレビインタビューでは、ポールを逃したことよりも審議結果を気にしていたと明かした。

    「ラップそのものについては、それほど気にしていない。こういうことは起こるものだからね」

    「問題はその後だ。どういう裁定になるのか分からないけど、明日はたぶんダメージリミテーションになると思う」

    このコメントどおり、ハミルトンには最終的に3グリッド降格ペナルティが科されることになった。

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    Q3の戦略判断にも疑問
    ハミルトンは予選全体ではマシンに十分な競争力を感じていた一方で、Q3最後のアタックに向けたチームの判断には疑問を示した。

    「ランド、おめでとう。素晴らしいラップだった」

    「僕たちは週末を通して素晴らしい仕事をしてきたし、予選でもずっと手応えがあった。でも最後のQ3では最初にコースへ出た。それは正しい判断ではなかったと思う」

    「そのうえ最後のアタックでは、理由は分からないけれどグリップがなかった。シャルルも同じような状況だったと思う」

    「ここは僕が大好きなサーキットだし、マシンにも競争力はある。でも明日は厳しい一日になるだろう」

    5番グリッドから巻き返しを狙う決勝
    フェラーリはハンガロリンクで週末を通して高いパフォーマンスを示し、ハミルトンも予選ではポール争いを展開した。しかし、Q3終盤のインピーディングにより3グリッド降格という痛手を負い、決勝は5番グリッドからのスタートとなる。

    それでもレースペースには自信をのぞかせており、本人が語った「ダメージリミテーション」を乗り越えて表彰台争いへ加われるかが、決勝の大きな見どころとなる。