投稿者: dbcheck

  • レッドブルF1 ジュニア育成責任者にメルセデスのグウェン・ラグルーを招聘

    レッドブルF1 ジュニア育成責任者にメルセデスのグウェン・ラグルーを招聘

    レッドブル・レーシングは7月27日(月)、2027年からグウェン・ラグルーをレッドブル・ジュニア・プログラムのディレクターに任命すると発表した。

    ラグルーはメルセデスで11年間にわたり若手育成部門を率い、ジョージ・ラッセルやアンドレア・キミ・アントネッリらをF1へ送り出した実績を持つ。2025年末に退任したヘルムート・マルコの後任として、レッドブルの将来を担う若手ドライバーの発掘・育成を指揮することになる。

    メキース代表「F1最高の人材育成者の一人」
    レッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表を務めるローレン・メキースの直属となるラグルーは、2027年からチームのリーダーシップ・チームにも加わる。

    メキースはラグルーの加入について、次のように歓迎した。

    「グウェンはF1界でも最高の人材育成者の一人だ。若手ドライバーを育てるうえで彼が持つ専門知識、リーダーシップ、そして情熱を私は身をもって知っている」

    「レッドブル・ジュニア・プログラムは、これまでもレッドブルの成功の礎だった。その指揮をグウェンに託すことは、次世代のF1人材育成を今後も重視していくという我々の姿勢を示すものだ」

    メキースはまた、20年以上にわたってジュニア・プログラムを築き上げたヘルムート・マルコの功績にも改めて敬意を表した。

    「今日あらためて、20年以上にわたってジュニア・プログラムを創設し率いてきたヘルムート・マルコの並外れた貢献に感謝したい」

    「彼のビジョン、献身、そして卓越した才能を見抜き育てる能力によって、このプログラムはF1のベンチマークとなった。その功績は計り知れない」

    さらにメキースは、ラグルーの招聘がチーム全体の強化策の一環であることを強調した。

    「オラクル・レッドブル・レーシングの新たな時代を築くうえで、グウェンのような人材を迎え入れることは我々の目標達成に不可欠だ」

    「組織のあらゆる分野で優れた人材を集め、高い競争力を持つ組織づくりを進めている。グウェンはその重要な一員となる。これまで築いてきた強固な土台をさらに発展させ、将来に向けてプログラムを進化させていく」

    レッドブル・レーシング グウェン・ラグルー

    メルセデスから新たな挑戦へ
    ラグルーは今回の決断について、メルセデスでの11年間を振り返りながら、新たな挑戦への意欲を語った。

    「オラクル・レッドブル・レーシングに加わることは、私にとって刺激的な新しい章の始まりだ」

    「メルセデスで忘れられない11年間を過ごしたあと、個人としてもプロフェッショナルとしても成長を続けるために、新たな挑戦を受け入れるべきタイミングだと感じた」

    また、レッドブルの育成システムの歴史と実績を高く評価した。

    「レッドブル・ジュニア・プログラムは、モータースポーツ界で最も尊敬され、成功を収めてきたドライバー育成プログラムのひとつだ」

    「F1史に残る数多くの才能を輩出してきた。その優秀なチームを率い、新たな歴史を築く機会を得られたことは本当に光栄だ。ローレンをはじめ、チーム全員と仕事ができることを楽しみにしている。この機会を与えてもらえたことに心から感謝している」

    最後にラグルーは、レッドブルの育成哲学をさらに発展させる決意を示した。

    「この素晴らしい土台の上に、プログラムが築いてきた偉大な伝統をさらに発展させ、未来に向けて進化させていきたい。そして、この20年間レッドブルが繰り返し実現してきたように、次世代のF1優勝ドライバーや世界チャンピオンを発掘し、育成し、送り出していきたい」

    レッドブル・ジュニア・プログラムはこれまでに、セバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルド、カルロス・サインツ、ピエール・ガスリーら数多くのトップドライバーを輩出してきた。ラグルーはメルセデスでラッセルやアントネッリらを育てた経験を生かし、2027年から次世代スターの発掘・育成という重要な役割を担うことになる。

  • アストンマーティンF1 AMR26Bで約1.8秒改善 データが示す劇的進化

    アストンマーティンF1 AMR26Bで約1.8秒改善 データが示す劇的進化

    アストンマーティンF1は2026年F1ハンガリーGPで投入した大規模アップデートによって、フェルナンド・アロンソが今季初のQ2進出を果たした。シーズン序盤から苦戦が続いていたAMR26Bは、新パッケージによってどれほど速くなったのか。

    今回のアップデートではノーズやフロア、サイドポッド、リアエンドまで広範囲に手が加えられた。予選結果だけでも改善は明らかだが、実際にどれだけタイムを短縮したのかを、予選データから検証する。

    シーズン前半でライバルとの差が拡大
    アストンマーティンは2026年シーズン開幕から10戦連続で通常予選ではQ2進出を逃してきた。カナダGPではフェルナンド・アロンソがスプリント予選でSQ2進出を決めたものの、SQ1でクラッシュを喫したため、その先へ進むことはできなかった。

    チームは信頼性問題への対応を優先した影響で、空力開発を意図的に遅らせていた。その結果、ライバルが継続的にアップデートを投入する中で相対的に競争力を失っていった。

    実際、開幕から第5戦までの予選では、週末最速タイムに対するアストンマーティンの平均差は4.028%だった。しかし第6戦から第10戦では5.311%まで悪化している。

    これはマシン自体が遅くなったという意味ではない。ライバル勢の開発が進んだことで、アストンマーティンだけが取り残されたことを示す数字だ。

    例えばポールポジションタイムを90秒と仮定すると、

    ・前半5戦:1分33秒625(トップとの差3.625秒)
    ・後半5戦:1分34秒780(トップとの差4.780秒)

    となり、ライバルとの差は約1.2秒広がった計算になる。

    F1には「開発を止めることは後退すること」という格言があるが、2026年前半のアストンマーティンはまさにその状況に陥っていた。

    ベルギーGPとの比較で約2%改善
    大型アップデート投入前最後のレースとなったベルギーGPでは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが1分44秒361でポールポジションを獲得。一方、アロンソのベストは1分50秒002で、5.405%の差があった。

    そしてアップデートを投入したハンガリーGPでは、ランド・ノリスのポールタイムに対してアロンソのQ2ベストは3.369%差まで改善した。

    単純比較では、

    5.405% → 3.369%

    となり、2.036ポイントもの改善が確認できる。

    もちろんスパ・フランコルシャンとハンガロリンクはコース特性が大きく異なるため、タイムをそのまま比較することはできない。しかし割合で見れば、アップデートによるパフォーマンス向上は非常に大きいことが分かる。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    90秒ラップ換算では約1.8秒速くなった計算
    90秒ラップを基準に計算すると、

    ・ベルギーGP相当(5.405%遅れ):1分34秒864
    ・ハンガリーGP相当(3.369%遅れ):1分33秒032

    となる。

    つまりアップデートによって約1.832秒もの改善があった計算になる。

    さらに同じ考え方で各サーキットに当てはめると、

    ■ベルギーGPで新アップデートを投入していた場合
    ・アロンソの理論タイム:1分47秒877
    ・実際より約2.125秒速い
    ・Q2進出には届かないものの、キャデラック勢の間に割って入れる水準

    ■ハンガリーGPでアップデートがなかった場合
    ・理論タイム:1分21秒380
    ・最後尾付近に沈んでいた可能性が高い

    ハンガロリンクでは理論上約1.572秒、スパでは約2.125秒改善したことになり、サーキットによって効果の大きさは異なるものの、大幅な前進だったことは間違いない。

    高速サーキットより中低速コースで効果が大きい可能性
    今回の分析から導き出される結論は、アップデート効果はサーキットによって変動するものの、90秒前後の標準的なラップタイムを持つコースでは約1.8秒の一発パフォーマンス向上ということになる。

    スパとハンガリーを両極端の例と考えれば、改善幅は約1.5~2.1秒の範囲に収まる可能性が高い。

    決勝ペースについては、アストンマーティンがロングランを十分に実施していないため現時点では判断できない。ただし、レースでキャデラック勢に対して平均0.7~0.8秒速いラップを維持できれば、このアップデートによるパフォーマンス向上は予選だけでなく決勝でも十分に再現されていると考えられる。

    今回の大型アップデートは、単なる予選順位の改善にとどまらず、シーズン前半に失っていた競争力を取り戻す第一歩となった可能性が高い。アストンマーティンは今後もザントフォールトやバクーで追加アップデートを予定しており、AMR26Bが中団争いの勢力図をさらに塗り替えるか注目される。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1で7戦連続トップ6「厳しい週末で最大限の結果」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1で7戦連続トップ6「厳しい週末で最大限の結果」

    アイザック・ハジャーは2026年F1第11戦ハンガリーGPで6位入賞を果たし、7戦連続となるトップ6フィニッシュを達成した。レッドブル・レーシング勢としてマックス・フェルスタッペンの2位獲得を支えながら、自身も厳しい週末の中で最大限の結果を持ち帰った。

    予選からマシンバランスに苦しんだレッドブルだったが、決勝では戦略とタイヤマネジメントを生かして挽回。ハジャーはロングスティントでフェルスタッペンのライバル勢を抑える役割も果たし、チームプレーでも大きく貢献した。

    「ミディアムタイヤで苦戦した」
    ハジャーはレースを振り返り、序盤のミディアムタイヤでの苦戦が、それ以上の結果を逃した要因だったと説明した。

    「今日は少し孤独で厳しいレースだった。スタートは良くて、この2戦で改善できた部分だと思う。でも数周後には前の集団が離れてしまった」

    「最初のミディアムタイヤのスティントで、今日これ以上の結果を狙うチャンスを失ってしまったと思う。あのタイヤでは十分なパフォーマンスがなかったので、その理由を詳しく調べる必要がある」

    「ハードタイヤに替えてからはペースが戻り、序盤にはなかった安定感を得ることができた」

    ハジャーは、与えられた条件の中で最大限の結果を引き出せたと評価した。

    「今日できることはすべてやり切った。もう一度6位で終えられたのは、挑戦的な週末を考えれば悪くない結果だ」

    「夏休み前にこの流れを維持できたことを誇りに思う。7戦連続トップ6という結果は、ここまで積み重ねてきた努力をよく表していると思う」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)

    メキーズ代表「7戦連続トップ6に値する走り」
    チーム代表のローラン・メキーズは、ハジャーの安定感を高く評価した。

    「ハンガリーGPは非常に力強いレースだった。マックス、アイザック、そしてチーム全員が素晴らしい仕事をしてくれた」

    「アイザックもまた非常に印象的なレースを見せ、7戦連続トップ6を達成した。驚くほど安定した走りを続けており、その結果に十分値するパフォーマンスだった」

    メキーズは、シーズン前半は浮き沈みがあったものの、レッドブルは着実に前進していると強調した。

    「過去4戦では一貫して表彰台争いに加わり、ライバルとの差も大きく縮めることができた。ミルトンキーンズの全員が勝利を争うための次の一歩へ向けて全力を尽くしている。後半戦でライバルたちと戦えることを楽しみにしている」

  • ホンダF1 アストンマーティンの前進に自信「今度はPUが上積みをもたらす番」

    ホンダF1 アストンマーティンの前進に自信「今度はPUが上積みをもたらす番」

    アストンマーティンとホンダは、F1ハンガリーGPで投入した新型マシン「AMR26B」の初陣を終え、大きな手応えを得た。10戦にわたる苦戦を経て、チーム内には久々に明るい雰囲気が戻り、ホンダも次戦オランダGPで導入予定の新パワーユニット(PU)がさらなる前進をもたらすとの自信を示している。

    ハンガリーGPでは、エイドリアン・ニューウェイが手掛けたAMR26Bが実戦デビュー。フェルナンド・アロンソは予選で今季初のQ2進出を果たし、決勝でも中団グループと互角に戦えるレースペースを披露した。

    チームはこのアップデートを2026年後半、そして2027年へ向けた開発の土台となる第一歩と位置付けている。

    AMR26Bが示した大きな進化
    ハンガリーGPでは、新型AMR26Bの進化が随所で確認された。

    新シャシーは約14kgの軽量化を実現し、高速コーナーでのパフォーマンスはライバル勢にも強い印象を与えた。カルロス・サインツJr.も「中団勢で最も空力パフォーマンスに優れたマシン」と評したほどだ。

    チーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックは、その評価に笑みを浮かべながらも詳細には踏み込まなかった。

    「ここでの目標は再び戦えるようになることだった。そして、それは達成できたと思う。アップデートパッケージは機能している。あとは次のステップへ進むだけだ」

    さらに、このパッケージにはまだ引き出せていないポテンシャルが残されているという。

    「まだ分からない。今後のレースでさらにパフォーマンスを引き出せるか確認していく。ランス(ストロール)はFP1のトラブルでFP2を走れず、セットアップを最適化する時間も不足していた。それでも良いスタートが切れたので、今後さらに何を引き出せるか見ていきたい」

    クラックはザントフォールトでの追加データ取得にも期待を寄せた。

    「ザントフォールトで、このパッケージからさらにパフォーマンスを引き出せるか確認したい」

    また、マシンの長所については多くを語らなかったものの、「軽量化され、ダウンフォースも増えている」と笑顔で説明した。

    タイヤ戦略でも進歩を証明
    決勝では、AMR26Bの改善が戦略面にも好影響を与えた。

    アストンマーティンは、多くのライバルがミディアムタイヤを選択する中、ソフトタイヤでスタートする積極策を採用。アロンソは36周にわたってソフトタイヤを維持し、アルピーヌ勢と互角のペースを維持した。

    クラックは、この戦略を支えたのはマシン性能の向上だと説明する。

    「タイヤ選択も忘れてはならない。今回も他とは異なるコンパウンドを選び、それが非常に良い判断だった。マシンにそれだけの力があれば、より攻めたタイヤ戦略を選択できる。エネルギーマネジメント、グリップ、タイヤ、戦略、そのすべてが連動している」

    また、レースペースについても「期待していた通りだった」と評価し、新型マシンがロングランでも競争力を示したことを強調した。

    ホンダF1 本田技研工業

    ホンダ「今度はPUが上積みをもたらす番です」
    一方、ホンダも新シャシーに大きな手応えを感じている。

    トラックサイド責任者の折原慎太郎は、金曜日のフリー走行で発生したエンジンのオシレーションについて、その原因と対策を説明した。

    「振動の問題ではなく、オシレーションの問題でした。冬季テストで経験したものとは異なります。FP1では両車で確認されましたが、解析の結果、燃焼特性とエンジン温度が関係していると考えられました」

    「新しいシャシーでエンジン温度も最適化されていなかったため、保守的な設定からスタートしました。その後、温度管理を最適化するため各種パラメータを調整し、セッションを重ねるごとにマージンも減らしていきました。その結果、オシレーションは改善し、この点では大きな前進を果たせました」

    ホンダは今週、ハンガロリンクでフィルミングデーを実施し、新仕様のADUOパワーユニットを初走行させる予定だ。200kmに制限された走行の中で、新PUと新シャシーの組み合わせを検証し、夏休み明けのオランダGP投入へ向けた最終確認を行う。

    折原は、その目的について次のように説明した。

    「何もご説明できないと言ってしまえば退屈な答えになってしまいますので、こう申し上げたいと思います。200kmのフィルミングデーを活用して、新しいシャシーと新しいパワーユニットを組み合わせて確認できる絶好の機会です。新しいパワーユニットがシャシーとどのように機能するのかを確認したいと考えています」

    さらに、AMR26Bが競争力を取り戻した今、次はホンダの役割だと責任感を口にした。

    「正直に申し上げると、プレッシャーはあります。ハンガリーでは非常に力強いレースペースを示すことができ、再び戦える位置まで戻ってきました。ここから前との差を縮めるためには、あらゆる改善が重要になります。ザントフォールトで新しいパワーユニットを投入することも非常に重要です」

    「現在はシャシーがしっかり機能しています。ですから、今度は私たちのパワーユニットがマシン全体にさらなる上積みをもたらせるはずです」

    今回のハンガリーGPは、アストンマーティンにとって復調への第一歩となった。AMR26Bが競争力のあるベースであることを証明した今、次なる焦点はホンダが投入する新仕様ADUOパワーユニットだ。シャシーとPUの両面が揃えば、アストンマーティンは中団争いからさらに上位へ迫る可能性を一段と高めることになりそうだ。

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1の戦略称賛「マシンは本当に力強かった」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1の戦略称賛「マシンは本当に力強かった」

    リアム・ローソンは2026年F1第11戦ハンガリーGPで8位入賞を果たし、レーシングブルズの戦略判断とマシンパフォーマンスを高く評価した。チームはダブル入賞を達成し、コンストラクターズ選手権でアウディを上回る5位へ浮上し、最高の形でサマーブレイクを迎えた。

    11番グリッドからスタートしたローソンは、オープニングラップで3つ順位を上げて8番手へ浮上。

    その後、一時はチームメイトのアービッド・リンドブラッドの後方まで下がったものの、2ストップ戦略によって終盤にフレッシュタイヤのアドバンテージを生かし、リンドブラッドをオーバーテイクして8位でフィニッシュした。

    ローソン「2ストップ戦略が勝負を決めた」
    予選では惜しくもQ3進出を逃したローソンだったが、決勝ではスタートで流れをつかみ、チームの戦略も完璧に機能したと振り返った。

    「今日は僕たちにとっていいレースだった。昨日の予選は厳しい内容だったから、1コーナーとオープニングラップは僕にとって本当に重要だった」

    「いいスタートを決めたあとも長いレースになることは分かっていたけど、マシンはレースを通して本当に力強かった」

    「2ストップ戦略という正しい判断をしてくれたチームには本当に感謝している。2台そろってポイントを獲得できたのは、シーズン前半戦を締めくくる最高の結果だ」

    ベルギーGPで入賞を逃したローソンは、この結果で即座に巻き返しに成功。今季43ポイントとしてドライバーズランキング9位へ浮上し、ピエール・ガスリーを1ポイント上回って前半戦を終えた。

    アラン・パーメイン「ほぼ完璧なオペレーションだった」
    チーム代表のアラン・パーメインは、ローソンとリンドブラッドのダブル入賞によってコンストラクターズランキング5位へ浮上したことを喜んだ。

    「今日は長く厳しいレースだったが、2台そろってポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権でも5位へ浮上するという素晴らしい結果を得ることができた。私たち全員が懸命に取り組んできた成果だ」

    「シーズン前半を締めくくる最高の結果になった。私たちは常にオペレーションの完璧さを目指しているが、今日はそれに非常に近い仕事ができた」

    パーメインは中団で争ったアウディとの直接対決にも言及した。

    「アウディとの戦いは非常に接戦だったが、最終的には私たちが上回ることができた」

    「マシンは予選でも決勝でも力強く、チームはそのパフォーマンスを完璧に結果へ結び付けた」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    リンドブラッド「開発の成果が結果につながっている」
    9番グリッドからスタートしたアービッド・リンドブラッドは終盤にローソンへ順位を譲ったものの、10位でフィニッシュし、6戦連続入賞を達成した。

    「今日もダブル入賞を果たし、コンストラクターズ選手権5位へ浮上できたのはチームにとって素晴らしい結果だ。本当に喜んでいる」

    「チームはマシン開発で素晴らしい仕事をしてきた。その努力が結果として報われているのを見るのは本当にうれしい」

    一方で、自身のスタートには改善の余地があったことも認めた。

    「スタートでは望んでいたほど順位を最大限に上げることができなかった。でも、そうした経験をシーズン後半へ生かしていきたい」

    ランキング5位で前半戦を折り返す
    今回のダブル入賞により、レーシングブルズはアウディを逆転してコンストラクターズランキング5位へ浮上。アルピーヌに5ポイント差をつけてサマーブレイクへ入ることになった。

    また、ローソンは今季43ポイントとなり、ニュージーランド人ドライバーとしては1967年にデニー・ハルムが記録した51ポイントに次ぐシーズン最多得点を記録。ワールドチャンピオンを獲得していないシーズンとしては、ニュージーランド人ドライバー史上最多ポイントとなった。

    さらにF1通算ポイントは87となり、クリス・エイモンの83ポイントを上回ってニュージーランド歴代3位に浮上。前にいるのはブルース・マクラーレン(196.5ポイント)とハルム(248ポイント)のみとなっている。

    ローソンはチームの躍進に手応えを示し、後半戦への意気込みを語った。

    「コンストラクターズ選手権5位でサマーブレイクを迎えられるのは、今年ここまでチーム全員が積み重ねてきた努力の証だ」

    「数週間しっかりリフレッシュしたあと、この勢いをザントフォールトへ持ち込みたい」

  • マレーシア開催でも大会名はF1バーレーンGP なぜ異例の名称に?

    マレーシア開催でも大会名はF1バーレーンGP なぜ異例の名称に?

    026年のF1世界選手権で、セパン・インターナショナル・サーキットが9年ぶりにカレンダーへ復帰することが決定した。しかし、復活するレースは「マレーシアGP」ではなく、「バーレーンGP」として開催されるという異例の形になる。

    一見すると奇妙な名称だが、その背景には中東情勢による開催中止と、F1、バーレーン、マレーシアの三者が合意した特別な開催スキームが存在する。

    なぜマレーシア開催なのに「バーレーンGP」なのか
    2026年のF1では、本来4月に開催予定だったバーレーンGPとサウジアラビアGPが、アメリカ・イスラエルとイランを巡る情勢悪化の影響で中止となった。

    F1は当初、10月4日の開催枠でバーレーンGPを復活させることを検討したものの、中東地域の緊張が続いたことで断念。その代替開催地として名乗りを上げたのがマレーシアだった。

    ただし、このレースは通常のマレーシアGPではない。

    開催費用の多くをバーレーン側が負担する特別契約が結ばれたため、イベント名はバーレーンGPを維持。さらにバーレーンのフラッグキャリアであるガルフ・エアがタイトルスポンサーとなり、正式名称は「ガルフ・エア・バーレーンGP・イン・マレーシア(Gulf Air Bahrain Grand Prix in Malaysia)」となる。

    つまり、開催地はマレーシアだが、イベントとしては「バーレーンGP」を継承するという、F1でも極めて珍しいケースとなる。

    セパンは2017年以来9年ぶりのF1復帰
    セパン・インターナショナル・サーキットは1999年から2017年までF1を開催してきたが、開催コストの上昇や観客動員の減少を理由にカレンダーから姿を消していた。

    しかし、今回の特別開催によって9年ぶりにF1が帰ってくることになった。

    F1会長兼CEOのステファノ・ドメニカリは今回の決定について次のようにコメントした。

    「2026年にマレーシアでバーレーンGPを開催できることを大変うれしく思う。F1は今回も適応力を発揮し、解決策を見つけ、世界中のファンに素晴らしいレースを届けられることを示した」

    「ファンにとっても素晴らしいニュースだ。完全なF1カレンダーを維持するとともに、歴史ある素晴らしいサーキットへ戻ることができる。マレーシアは素晴らしい国であり、セパンはF1の歴史において特別な場所だ。サーキットの観客にも、世界中のファンにも忘れられないレースになるだろう」

    バーレーンGP 2026年のF1世界選手権

    2026年終盤は3週連続開催が3回続く過密日程に
    マレーシアでの開催日は10月4日に設定されており、アゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間に組み込まれる。

    これにより、2026年シーズン終盤には3回の3週連続開催(トリプルヘッダー)が、それぞれ1週間のインターバルを挟みながら実施される過密スケジュールとなる。

    一方で、カタールGPとアブダビGPについては依然として開催の不透明さが残っている。仮に両大会が中止となった場合には、イモラがシーズン最終戦の代替候補として検討されているとされ、F1は年間22戦の開催数を維持したい考えだ。

    今回の「バーレーンGP・イン・マレーシア」は、地政学的リスクに対応しながらシーズン全体の開催数を守るために生まれた前例のない取り組みであり、2026年シーズンを象徴する特別なイベントとなりそうだ。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ アウディF1で待望の初入賞「ようやくすべてが噛み合った」

    ニコ・ヒュルケンベルグ アウディF1で待望の初入賞「ようやくすべてが噛み合った」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2026年F1第11戦ハンガリーGPで9位入賞を果たし、アウディに今季初ポイントをもたらした。シーズン開幕から幾度となく入賞のチャンスを逃してきたベテランドライバーは、「ようやくすべてが噛み合った」と喜びを語った。

    アウディはヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトで異なる戦略を採用。ミディアムタイヤでスタートしたヒュルケンベルグは2ストップ戦略を選択し、終盤にタイヤの優位性を生かして順位を回復。9位でチェッカーを受け、チームに貴重な2ポイントをもたらした。

    「ようやくすべてが噛み合った」今季初ポイントを獲得
    ヒュルケンベルグは、待望の今季初ポイント獲得について、これまで何度もチャンスを逃してきただけに特別な喜びがあったと明かした。

    「ようやく今季初ポイントを獲得できて本当にうれしい。今年はポイントを獲得できるだけのペースがありながら、さまざまな理由で結果につながらなかったレースが何度かあった」

    「それは本当に悔しかった。でも、それがレースというものだ。僕もチームもポテンシャルはあると分かっていたし、あとはすべてをうまくまとめるだけだった。そして今回は、ようやくすべてのピースが噛み合い、その成果を手にすることができた」

    また、予選から決勝までミスなく戦えたことが結果につながったと振り返った。

    「昨日の予選では持っている力を最大限に引き出し、今日も力強いレースができた。週末を通して全員が素晴らしい仕事をしてくれたし、その結果としてポイントという報酬を得ることができた」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディF1)

    夏休みは11戦を分析して後半戦へ
    ハンガリーGPを終えて夏休みに入るヒュルケンベルグは、前半11戦で得たデータを整理し、シーズン後半につなげたいと語った。

    「まずは11戦をしっかり振り返ることだ。たくさんの情報とデータがあるから、それを分析して消化したい。3週間の夏休みは長いようで短い。その後は8月末のザントフォールトに向けて準備を進めていく」

    チームとしても前半戦を総括し、さらなる前進を目指す考えだ。

    「ポイントを獲得した状態で夏休みに入れるのは本当に良いことだ。開幕からここまでで学んだことを振り返り、すべてを分析して、ザントフォールトではこの流れをさらに発展させたい」

    アウディは3戦連続ポイントを評価
    レーシングディレクターのアラン・マクニッシュは、チームが着実に前進していることを示す結果だったと評価した。

    「3戦連続でポイントを獲得できたことは、チームにとってまた一歩前進した証だ。ニコは週末を通して素晴らしい走りを見せ、力強いパフォーマンスを9位という結果につなげてくれた。ガブリエルも11位まで追い上げ、ダブル入賞まであと一歩だった」

    「マシンのパフォーマンスは競争力があり、チームもチャンスを最大限に生かすクリーンなレース運びができた。今回の進歩には勇気づけられている。夏休みでリフレッシュし、築き上げてきた土台をさらに発展させ、シーズン後半も開発を続けていきたい」

    ハンガリーGPで待望の今季初ポイントを獲得したヒュルケンベルグ。アウディは着実な進歩を示したまま夏休みに入り、ザントフォールトで迎えるシーズン後半戦ではさらなる飛躍を目指す。

  • カルロス・サインツJr. ピアストリとの接触を釈明「避けるのは不可能だった」

    カルロス・サインツJr. ピアストリとの接触を釈明「避けるのは不可能だった」

    カルロス・サインツJr.は、F1ハンガリーGPでオスカー・ピアストリと接触した一件について、自身には周回遅れを知らせるブルーフラッグが適切に表示されておらず、「避けることは不可能だった」と釈明した。

    また、FIAのブルーフラッグシステムに不具合があったことも考慮されるべきだったと主張し、この接触はレーシングインシデントだったとの見解を示した。

    39周目、ピアストリは首位走行後のピットストップを終えて周回遅れの集団に追いつき、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソと激しく順位を争っていたサインツJr.のウィリアムズとターン2立ち上がりで接触した。ピアストリはこの接触で大きなダメージを負わなかったものの、トップ争いで貴重なタイムを失った。一方のサインツJr.には5秒のタイムペナルティが科されたが、レース後にはFIAのブルーフラッグ表示システムに問題があったことが判明している。

    「周回遅れになるとは全く分からなかった」
    18位でフィニッシュしたサインツJr.は、当時の状況について、周回遅れになるという情報を全く受け取っていなかったと説明した。

    「その時点では、自分が周回遅れにされようとしているなんて全く分かっていなかった」

    「それに加えて、僕はフェルナンドと激しいバトルをしていて、コーナーでインに飛び込んで前に出ようとしていた」

    「オスカーがあそこにいるとは思っていなかったし、仮にそこにいたとしても、あの角度では僕の死角に入っていた」

    「だから正直、僕の側からすれば避けることは不可能だった」

    サインツJr.は、もう少し情報共有が適切であれば防げた可能性はあると認めつつも、レースでは起こり得る接触だったと語った。

    「もう少しコミュニケーションが良ければ助かったかもしれない。でも同時に、レースでは時々起こるようなレーシングインシデントだったと思う」

    カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・レーシング)

    ブルーフラッグの問題が裁定にも影響すべきだった
    サインツJr.は、ブルーフラッグのシステムトラブルがあった以上、スチュワードもその事情を考慮すべきだったと主張した。

    「正直、オスカーには本当に申し訳なく思っている。でも今回は、何が起きたのかについて僕には十分な理由があると思う」

    さらに、タイトル争いと表彰台を争う立場にあったピアストリも、状況を踏まえて慎重に走る余地があったのではないかとの見方も示した。

    「彼は表彰台を争っていた立場だったし、僕たち全員がブルーフラッグの問題を抱えていたことを考えれば、もう少し慎重なポジション取りができたかもしれない」

    「でも残念だった。5秒ペナルティは受け入れたし、それで構わない。18位を争っていた僕にとっては気にするようなものではなかった。それが現実だ」

    「彼のリタイア原因は僕ではない」
    ピアストリはその後、ギアボックストラブルによってリタイアを喫したが、サインツJr.は今回の接触がその原因ではなかったことを強調し、互いに事情は理解できるはずだと語った。

    「これはレーシングインシデントだ。何が起きたのかを知れば、彼も理解してくれると思う」

    「彼がリタイアしたのは僕や僕のミスが原因ではなかった。ただ接触があっただけだし、彼のレースにそれほど大きな影響を与えなかったことをうれしく思う」

    「とはいえ、僕たち全員がこうしたブルーフラッグの問題を抱えていた状況だっただけに、本当に難しいレースだった」

    FIAのブルーフラッグ表示システムの不具合は、今回のピアストリとサインツJr.の接触だけでなく、複数のドライバーからも問題視された。サインツJr.はペナルティ自体は受け入れたものの、自身の視界や状況だけでなく、システム上の問題も今回のインシデントを招いた一因だったと強調している。

  • ローレンス・ストロール アストンマーティンF1の進化を評価「数ある前進のひとつ」

    ローレンス・ストロール アストンマーティンF1の進化を評価「数ある前進のひとつ」

    アストンマーティンF1のオーナーであるローレンス・ストロールが、F1ハンガリーGPで投入した大規模アップグレードの成果を高く評価した。今季初めてQ1突破を果たすなど、長く苦しんできたチームに復調の兆しが見え始めている。

    2026年シーズン開幕から10戦にわたってアップグレードを投入できず、最後尾グループで苦戦を続けてきたアストンマーティン。

    だが、ハンガリーGPではエイドリアン・ニューウェイ主導で開発された16項目に及ぶシャシーアップデートを投入し、その効果が予選から表れた。

    16項目のアップグレードで今季初のQ1突破
    アストンマーティンは2026年の新レギュレーション導入以降、期待を大きく下回るシーズンを送ってきた。

    エイドリアン・ニューウェイが設計したAMR26はプレシーズンテストの段階から競争力不足が指摘され、さらに新たなパートナーとなったホンダ製パワーユニットも開発途上にあったことで、チームはキャデラックを含むライバル勢の後塵を拝する状況が続いていた。

    そうした中、ハンガロリンクに投入された16項目のアップグレードは、チームにとって今季最初の本格的な改良となった。

    ランス・ストロールは金曜日のフリー走行でトラブルに見舞われたものの、フェルナンド・アロンソは予選で今季初めてQ1突破を果たし、アップデートが正しい方向性であることを示した。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ローレンス・ストロール「これは始まりに過ぎない」
    決勝前のグリッドウォークでSky Sports F1のマーティン・ブランドルからアップデートの成果について問われたローレンス・ストロールは、開発に携わったチーム全員へ感謝を示した。

    「もちろん、我々は非常に大きな前進を果たした。これからも前進は続く。その第一歩だ。とても満足している」

    「これを実現してくれたファクトリーのスタッフ、すべての仲間の努力に感謝したい。本当に良いスタートになった」

    ストロールは今回の進歩を「数ある前進のひとつ」と表現し、さらなる改善が続くとの見通しも示している。

    ホンダPUアップグレードにも期待
    決勝ではランス・ストロールが13位、フェルナンド・アロンソが14位でフィニッシュ。ストロールにとっては2026年新レギュレーション下で最高順位となり、チームとしてもアップデートの効果を確認できる週末となった。

    アストンマーティンは夏休み明けのオランダGPで、ホンダが投入するパワーユニットアップグレードも控えている。シャシー性能の改善に続いてPUにも上積みが加われば、中団グループでの戦いをさらに有利に進められる可能性があり、後半戦での巻き返しに期待が高まっている。

  • キミ・アントネッリ F1ハンガリーGPで3位「ダメージを最小限に抑えられた」

    キミ・アントネッリ F1ハンガリーGPで3位「ダメージを最小限に抑えられた」

    アンドレア・キミ・アントネッリは、2026年F1ハンガリーGPで3位表彰台を獲得し、ドライバーズ選手権でのリードをさらに拡大した。

    メルセデスにとって厳しい週末となったハンガロリンクだったが、アントネッリは戦略をうまく生かして上位争いを展開。タイトル争いのライバルを上回る結果を残し、サマーブレイク前に理想的な形で前半戦を締めくくった。

    戦略でつかんだ3位表彰台
    予選ではマクラーレン勢やフェラーリ勢に及ばず4番手だったアントネッリ。しかし、黄旗区間での違反により3グリッド降格ペナルティを受け、7番グリッドから決勝に臨んだ。

    これまでのようなフロントロースタートとは異なる状況だったが、メルセデスは他車とは異なる戦略を選択。ライバルがピットストップを行う間に順位を上げた。

    当初は1ストップ戦略を目指したものの、タイヤの摩耗が限界に近いと判断され、最終的には2回目のピットストップを実施。その後、バーチャルセーフティカー(VSC)のタイミングでフェラーリ勢がピットインしたことで再び3位に浮上した。

    終盤は新品ソフトタイヤを履くフェラーリ勢の猛追を受けたが、ハードタイヤでポジションを守り切り、さらにルイス・ハミルトンがピットレーン速度違反によるタイムペナルティを受けたこともあり、3位フィニッシュを果たした。

    「厳しいレースだった。オーバーテイクが本当に難しかったから、戦略で勝負するしかなかった」とアントネッリは振り返った。

    「最初は1ストップを狙っていたけど、チームから『タイヤが限界に近い』と言われてピットに入った」

    「その後、バーチャルセーフティカーが出てフェラーリ勢がピットインした。僕はハードタイヤで、彼らはソフトタイヤだったから、本当に厳しい展開になると分かっていた。でも、何とか後ろに抑えることができた」

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)

    ランキング首位を50ポイント差に拡大
    メルセデスはハンガロリンクでライバル勢に後れを取った。ジョージ・ラッセルもスタート直後のアンチストール作動による後退から7位まで挽回したものの、本来の速さは示せなかった。

    それでもアントネッリは3位を獲得し、ラッセルとハミルトンの両タイトル争いのライバルを上回るポイントを獲得。ランキングではフェラーリ勢に対して50ポイントのリードを築き、ラッセルとの差もさらに9ポイント広げた。

    シーズン前半を理想的な形で終えたことについて尋ねられると、アントネッリは満足感を口にした。

    「いや、正直ここまでとは思っていなかった。もちろん、とても嬉しいよ。サマーブレイクに入る最高の形になった」

    「今日はダメージを最小限に抑えられたレースだったと思う。後半戦は間違いなく厳しくなるから、これからもプッシュし続けなければならない。僕たちはベストを尽くすつもりだ」

    ハンガロリンクでは苦戦を強いられたメルセデスだったが、アントネッリは難しい週末を表彰台という最高の形で締めくくり、タイトル争いでもさらに有利な立場を築いてサマーブレイクを迎えることになった。