カテゴリー: ダニール・クビアト

  • ダニール・クビアト 「ホンダF1が進歩したことは結果が証明している」

    ダニール・クビアト 「ホンダF1が進歩したことは結果が証明している」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、ホンダF1が大きな進歩を遂げたことは結果が証明していると語る。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1復帰を果たしたダニール・クビアトは、雨で大波乱となったF1ドイツGPで3位表彰台を獲得。雨で大波乱の展開となったF1ドイツGPで3位表彰台を獲得。トロロッソにとって11年ぶり2度目、自身にとってもレッドブル時代の2016年の中国GP以来となる3度目の表彰台となった。

    ダニール・クビアトは、ホッケンハイムでの表彰台は、ハンガリーで経験した初めての表彰台のときよりも人間的に丸くなった結果だと考えている。

    「あの頃にくらべると、精神的に少しタフなったと思う。いくつものレースウイークを過ごしながら、起きたことをすべて受け入れて、ハードワークを継続していくというのが、難しいこともあった。今は、一貫して物事に取り組めるようになってきた。仕事も、そのやり方も変わっていないけど、当時は少しだけ違いった」

    「当時、まだドライバーとしても、人間としても、自分自身を模索していたところだった。なにが正しいのか、なにが間違っているのか、分からないこともあったが、今ははっきりとしてきている。その感覚が、大いに役立つ」。結局のところ、それは小さなことだ。ドライブビングの才能だけではなく、いつ、どのように動くのが正しいのかを見極めて仕事をしていくかを考えることが大切だ。何にでも通じることだと思う」

    F1に復帰した今シーズンは、初めてホンダの一員として過ごすシーズンでもあるが、25歳のダニール・クビアトにとって、ホンダと一緒に仕事をし、そのメンタリティに触れることはいいことだと語る。

    「とても楽しんでいるよ。みんな一生懸命に仕事をするし、常にいいアイデアを持ち合わせている。現場のエンジニアは話しやすい人たちで、いつも気軽に彼らのもとを訪れている。ここ数年でホンダは大きな進歩を遂げたことは結果が証明しているし、これからもそうであってほしいね」

    F1ハンガリーでのレースを終えて、F1も夏休みに入った。だが、F1ドイツGPでの表彰台は前日にダニール・クビアトには第1子が誕生しており、「休み」という言葉はひょっとしたら正確ではないのかもしれない。

    「(休みじゃないかもというのは)本当だよね(笑)でも、家族と過ごす間も、学ぶべきことはたくさんあると思る。今後どうなるかは分からないけど、ガールフレンドのケリーとともに、いい両親になれると思っている。子育てを楽しむことができればいいなと思っている。そして、もうちょっと睡眠が取れるといいかな(笑)」

  • ホンダF1 特集 | ダニール・クビアトの表彰台

    ホンダF1 特集 | ダニール・クビアトの表彰台

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、久々の表彰台となったF1ドイツGPについて振り返った。

    F1ドイツGPの開幕前、ホンダF1はダニール・クビアトは2015年のハンガリーGPで彼が初めてF1の表彰台に登壇した時の話を聞いていた。もちろん、そのときはレースであのような素晴らしい結果が出る前のことだ。

    ダニール・クビアトは「それが目標だし、僕の求めている結果です。そのために、僕は辛抱強く戦い続けるし、懸命に仕事にとりくんでいます。その努力が実ることを願っているよ」と答えていた。

    それから数日が経ち、ハンガロリンクのパドックで、クビアトに改めて話を聞いた。ドイツでの発言については、プロとしての意識以上のものがあったと語る。

    「僕はこんなことになると思っていなかったし、冗談を言ったんだよ!…というのは嘘です。でも、これだけは言いたかったんです。『僕らは必死に働いているんだ』と。表彰台に上りたいと思ってはいたけど、Toro Rossoはこの11年間、ずっと懸命に働いているのに、それを達成できていませんでした。2006年にチームが発足して14年。僕はその歴史の足跡を残せたことをとてもうれしく思っています。チームの全員が喜ぶのを目にすることは、とてもすばらしいことでしたし、かけがえのないことでした。」

    F1ハンガリーGPではダニール・クビアトは、表彰台に立った喜びに浸り続けるのではなく、新たな戦いに目を向けていた。

    「長い人生を考えればあれは一瞬のことだから、あまり聞かないでほしいな。貪欲にならずに、日々を生きる。この一瞬を楽しみたいんです。僕らはすでにハンガリーにいるし、ここでだれがなにを起こすのか、分からないでしょう?雨が降れば、僕らにも常にチャンスが巡ってくるけれど、僕らは常に表彰台候補というわけではありません。Red Bullならそうでしょうけど。それにしても、僕らはチャンスをよくつかめたと思います。マシンも、パワーユニットもレースで非常に競争力を持っていたので、それはすばらしいことでした」

    しかし、そんな彼にとっても、2015年に経験した最初の表彰台は、まさに特別だったと言える。当時、レッドブルlに所属していたクビアトは、金曜日のフリー走行をトップ3で終える。しかし、予選7番手となったことで、彼がこのレースでトロフィーを獲得できるとは思われなくなっていた。

    「確か、あのときは金曜日に力強い走りができていました。しかし、予選でなにかがかみ合わず、マシンにも満足していませんでした。予選でいくつかミスをして、4番手のダニエル(リカルド)に対してわずかな差で7番手になりました。当時、彼よりも速いことが普通だった僕にとって、満足いく結果ではありませんでした。土曜日こそそう思わされましたが、日曜日のレースはすばらしいものになりました」

    ドイツGPのように、すばらしいレースを展開しながらも、クビアトのレースウイークは、このときも順調なものではなかった。好スタートを切って、ポジションを上げても、レースの見通しはよくなかった。

    「僕が今再びその状況に置かれたら、優勝を目指して戦ったと思います。初めての表彰台がかかっているならなおさらです。あのレースは、特に序盤は難しい展開を強いられました。第2スティントはとてもよかったのですが、タイヤにフラットスポットを作って早めのピットインをしなくてはならず、レースに大きく影響を与えてしまいました」

    「5番手、6番手ぐらいを走っていたとき、いくつかアクシデントが起きて、セーフティカーが出動しました。このとき、僕のレースは息を吹き返したのです」

    「ニコ(ヒュルケンベルグ)がフロントウイングを失ったとき、僕は彼のすぐ後ろにいました。ニコをオーバーテイクできるぐらい近いところにいましたが、彼はストレートでとても速かったのです。その年、パワーユニットの性能差は非常に大きなものでした。メルセデス勢はストレートを飛ぶように加速するので、それを追い抜くというのは非常に困難でした」

    「セーフティカーの後のスティントも、かなりいいものでした。ルイス(ハミルトン)やバルテッリ(ボッタス)をオーバーテイクできたのです。最高に決まったと思える瞬間でした。あのときは、ファイナルラップの間に多くのことが頭を駆け巡りました。それを経験した今なら、前を走っていたセバスチャン(ベッテル)に追いつこうと、もっと挑戦できたでしょう」

    フィニッシュ時のベッテルとの差は約5秒(その後クビアトがトラックリミット違反のペナルティーを受けたためリザルト上は15秒)。クビアトは、ここまで上位に近づけるとは思いもしなかったと振り返る。

    「セーフティカーが入るまで、僕は表彰台争いからかけ離れていました。セーフティカーが入った瞬間、レースがカチッとかみ合ったんです。相手のマシンとの距離が縮まり、プッシュしようとか、攻めてみようというやる気が生まれました。近づく相手だけを見据えて、攻め続けました。とても楽しい時間でしたね」

    「ある意味、この瞬間のために何年も努力を続けていたように感じました。でも、それは人生の1ページに過ぎず、また次の目標に目を向けなくてはなりません。今度は勝ちたくなってくるんです。最初に表彰台に上ったときは、こんなものなんだなとクールな感情でしたね」

    「フィニッシュラインを越えた瞬間、自分の成し遂げたことについて考えると、とても素晴らしいと思えたし、大きな安心感がありました。」

    初めての表彰台、レース後の動きはいつもと異なる。しかし、クビアトは、逃した目標、すなわち優勝できなかったことが、少しだけ緊張を楽にしてくれたと話す。

    「テレビでよく見る表彰台の光景はほんの一部のことです。当事者としては素晴らしい気分に浸ることができます。改めて自分の成し遂げたことを振り返り、ホッとしたような気持になりました」

    「でも、セバスチャン(ベッテル)が持つ最年少表彰台記録を、数週間の差で逃したのには、少しだけがっかりしました。記録については知っていたし、目標でもありました。達成したかったのですが、ほんの数週間だけ遅かったんです」

    ダニール・クビアトは、失敗をよく分析し、考えることがあると語る。それは、絶えず改善のために努力するというホンダの哲学にも通じるものがある。彼は、ホッケンハイムでの表彰台は、ハンガリーで経験した初めての表彰台のときよりも人間的に丸くなった結果だと考えている。

    「あの頃にくらべると、精神的に少しタフなったと思います。いくつものレースウイークを過ごしながら、起きたことをすべて受け入れて、ハードワークを継続していくというのが、難しいこともありました。今は、一貫して物事に取り組めるようになってきました。仕事も、そのやり方も変わっていないのですが、当時は少しだけ違いました」

    「当時、まだドライバーとしても、人間としても、自分自身を模索していたところでした。なにが正しいのか、なにが間違っているのか、分からないこともありましたが、今ははっきりとしてきています。その感覚が、大いに役立つのです」

    「結局のところ、それは小さなことです。ドライブビングの才能だけではなく、いつ、どのように動くのが正しいのかを見極めて仕事をしていくかを考えることが大切です。何にでも通じることだと思います」

    F1に復帰した今シーズンは、初めてホンダの一員として過ごすシーズンでもあるが、25歳のダニール・クビアトにとって、ホンダと一緒に仕事をし、そのメンタリティに触れることはいいことだと語る。

    「とても楽しんでいるよ。みんな一生懸命に仕事をするし、常にいいアイデアを持ち合わせています。現場のエンジニアは話しやすい人たちで、いつも気軽に彼らのもとを訪れています。ここ数年でホンダは大きな進歩を遂げたことは結果が証明しているし、これからもそうであってほしいです」

    F1ハンガリーでのレースを終えると、いよいよF1も夏休み。ちょうど、夏休みについての話題になった。実は、ダニール・クビアトにとって、ドイツGPでの表彰台は第1子誕生から1日と経たない中でのものだった。「休み」という言葉はひょっとしたら正確ではないのかもしれない。

    「(休みじゃないかもというのは)本当だよね(笑)でも、家族と過ごす間も、学ぶべきことはたくさんあると思います。今後どうなるかは分からないけど、ガールフレンドのケリーとともに、いい両親になれると思うんです。子育てを楽しむことができればいいなと思っています。そして、もうちょっと睡眠が取れるといいかな(笑)」

  • ダニール・クビアト 「アルボンの方が戦略面ではるかに有利だった」

    ダニール・クビアト 「アルボンの方が戦略面ではるかに有利だった」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1ハンガリーGPでチームメイトのアレクサンダー・アルボンが自分を倒して10位入賞を果たしたのは、アルボンの方が“戦略がはるかに良かった”ためだと語る。

    ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンはレース序盤にサイド・バイ・サイドのバトルを展開。しかし、アレクサンダー・アルボンはファーストスティントをダニール・クビアトよりも長くステイアウトし、クビアトはレース後半にハードタイヤに苦しんだ。

    ダニール・クビアトは、ピットストップした際にセカンドスティントが難しくなることはわかっていたと語る。

    「いつも魔法の理由で成功することを望むものだけど、『OK、簡単にはいかないな』と思ったよ」とダニール・クビアトはコメント。

    「彼らはチームメイトが僕よりも12周くらい後にピットストップと伝えてきた。はるかに良い戦略だと思ったね」

    ダニール・クビアトは、セルジオ・ペレスとのバトルで必要なタイヤをセーブすることができず、状況は複雑になった。

    「彼らはペレスと戦うように求めてきた。トリッキーだったし、レースを管理できなかった。ペレスと戦おうとしたけど、彼の後ろでタイヤを使い切ってしまった。彼もそうだったし、レースの最後には残っていなかったね。それが今日の内容だ」

    「一旦、タイヤが崖を迎えてしまうとどうすることもできない。1周当たり3~4秒は遅くなる。ほぼ終わっていた」

    「レース序盤のペースは素晴らしかった。判断が少し早すぎたことを残念に思うよ」

  • ダニール・クビアト 15位 「残り15周でタイヤの限界を超えてしまった」

    ダニール・クビアト 15位 「残り15周でタイヤの限界を超えてしまった」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1ハンガリーGPの決勝レースを15位で終えた。

    13番手からスタートしたダニール・クビアトは、ハードタイヤへ変更するため21周目の早めのピットインを選択。終盤でタイヤの磨耗が激しくなってパフォーマンスが落ちたことにより、15位にて今大会を終えることとなった。

    「今日のレースはおもしろい展開になったし、もっといい結果で終えられたかもしれない」とダニール・クビアトはコメント。

    「しかし、ピットインのタイミングが早すぎてしまったため、残り15周でタイヤの限界を超えてしまった。限界を超えてしまうと、それ以上なにもできないため、戦略的にはうまくいかないレースだった。アレックス(アルボン)と同じタイヤを装着していたときのバトルはとてもエキサイティングで、彼をオーバーテイクすることもできた。タイヤが限界を迎えてしまったあとの終盤は、その楽しさが続くことはなかった」

    「しかし、今日の自分の走行には満足していますし、マシンのポテンシャルは十分に引き出せたと思っている。ただポイント獲得とならなかったことは、とても残念に思っている」

  • ダニール・クビアト 「チームとコミュニケーションミスがあった」

    ダニール・クビアト 「チームとコミュニケーションミスがあった」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1ハンガリーGPの予選を13番手で終えた。

    前戦F1ドイツGPではセンセーショナルな3位表彰台を獲得したダニール・クビアトだが、ハンガリーでは週末の開始時から苦戦。予選ではQ2進出は果たしたものの僅差のミッドフィールドバトルを抜け出すことができず、13番手で予選を終えた。

    「最後のアタックでチームとコミュニケーションミスがあり、間違ったセッティングで出てしまったが、悪くない予選だったと思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「マシンからはまだ力を引き出せるはずで、あと0.1秒くらいは向上していたはずなので、僕らの本当の立ち位置はその辺りだ。明日は13番手からのバトルになるけど、ここはオーバーテイクが難しくて電車のように各車が連なって走行することになるだろう。でも、レースは長いし、ライバルと異なる戦略を採用すればうまくいく可能性があると思う。また、スタートもかなり重要なので、きちんと準備し、なるべくいいレースを展開したい」

  • ダニール・クビアト 「マシンがうまく動く範囲を探ることができた」

    ダニール・クビアト 「マシンがうまく動く範囲を探ることができた」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行で10番手タイムを記録。マシンがうまく動く範囲を探ることができたので、明日にそれを生かしたいと語る。

    「今日は難しい一日だった。FP2では小雨が降って縁石も濡れていたため、リスクを冒せるようなコンディションではなく、あまり攻めない方がいいと思った。だからと言って意味のないセッションだったかと言うとそのようなことはなく、周回ごとに学びがあった」とダニール・クビアトはコメント。

    「エンジニアは今日のデータを解析してくれると思うので、それが明日の向上につながってほしいと思う。全体的には、タイヤやセットアップがどう機能するかを確認できて、マシンがうまく動く範囲を探ることができたので、よかった。明日はそれをしっかりとまとめたいと思う」

  • トロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、愛娘との初対面を語る

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、愛娘との初対面を語る

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが愛娘との初対面を語った。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1にカムバックを果たしたダニール・クビアトは、大波乱となったF1ドイツGPで自身3度目となる表彰台を獲得。トロロッソにとっては2008年のF1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルが優勝して以来、11年ぶりの表彰台となった。

    さらにレース前夜、ガールフレンドでネルソン・ピケの娘ケリーとの間に第一子となる娘が誕生しており、二重の喜びとなった。

    「もうすでにここハンガリーにいるけど、先週のことを話せば、24~48時間はかなり特別だった」とダニール・クビアトはコメント。

    「土曜日の夜に娘が生まれて父親になって素晴らしいことだと実感したし、素晴らしい気分だった。でも、もちろん、次の日にレースをしなければならなかった。集中力を保つことが重要だった。レースも素晴らしかった。表彰台だからね。24時間で本当に多くのことが起こったし、素晴らしい気分だった。幸せな数日間だった。

    「日曜日の夜に病院に直行したけど、彼女たちは寝ていたよ。レース直後であまり寝なかったので、僕にとっては良かったね。ハンガリーに来るまで自宅で過ごしていた。レース間に少し回復して、軽くトレーニングもしたけど、もちろん、ずっとケリーと娘のところを訪れていたよ。そんな感じだ。昨日ここに到着した」

  • ダニール・クビアト 「“雨では使い物にならない”と言われていた」

    ダニール・クビアト 「“雨では使い物にならない”と言われていた」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコとの逸話を明かした。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1復帰を果たしたダニール・クビアトは、雨で大波乱の展開となったF1ドイツGPで3位表彰台を獲得。トロロッソにとって11年ぶり2度目、自身にとってもレッドブル時代の2016年の中国GP以来となる3度目の表彰台となった。

    だが、ジュニアドライバー時代にはヘルムート・マルコからウエットでは“使い物にならない”と言われていたとダニール・クビアトは明かす。

    ヘルムート・マルコの存在について質問されたダニール・クビアトは「もちろん逸話はいろいろあるけど、その多くはとても共有できるものではない」とダニール・クビアトはコメント。

    「今日と最も関連性がある話をすれば、当時フォーミュラBMWで初めてウエットで3~4秒遅れていた。そしたら午前7時に電話がかかってきた『君はウエットではまったく使い物にならない』とだけ言われて、電話を切られてしまったんだ」

    だが、そんな逸話を明かしつつも、ダニール・クビアトはヘルムート・マルコに感謝していると語る。

    「彼は僕のキャリアで多くのジェットコースターを作ってくれたよ! でも、そうだね、僕の人生で特別な存在だ。もちろん、今もね。彼とのたくさんの時間には感謝している。個人的にもプロとしても僕が改善できたのは彼のおかげである部分が大きい」

    「もちろん、彼が僕にしてくれたことには感謝している。僕がここにいられるのは彼のおかげだ」

  • トロロッソ F1代表 「クビアトはレッドブルで走る準備ができている」

    トロロッソ F1代表 「クビアトはレッドブルで走る準備ができている」

    トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、ダニール・クビアトはレッドブルに復帰する準備ができていると考えているが、その一方でピエール・ガスリーにはもっと時間を与えるべきだとも語る。

    ダニール・クビアトが、F1ドイツGPでトロロッソに11年ぶりの表彰台をもたらしたことで、レッドブルでピエール・ガスリーに代わってマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めるべきだとの見方が強まった。

    ダニール・クビアトは、2015年にレッドブルのドライバーを務めていたが、2016年にマックス・フェルスタッペンと交代するかたちでトロロッソに出戻ったあと、2017年後半にはそのトロロッソのF1シートも失い、レッドブルのプログラムから完全に外された。

    ダニール・クビアトは、再びレッドブルで走る準備ができているかと質問されたフランツ・トストは「そうだね。今では長い時間が経ち、彼ははるかに成熟している。今の彼は何をすべきかをわかっているし、すべてにどのように対処すればいいかもわかっている。彼はさらに一歩前進を果たしている」

    「私が常にドライバーを教育するためには3年が必要だと言っているのはそれが理由だ。彼はレッドブルで走る準備ができている。レッドブルはまた別のレベルだ。レッドブルは勝利を争うチームであり、チャンピオンシップを争うチームだからね」

    「そのために別のプレッシャーにさらされるし、別のレベルで取り組まなければならない。それをトロロッソと比較することはできない」

    「彼はレッドブルにいたときとは別のドライバーだ。彼は若かった。わずか1年でレッドブルに行くことになったのは、セバスチャンがフェラーリに移籍したからだ」

    「その間に彼はたくさんのことを学んだ。昨年もフェラーリのシミュレータでたくさんのことを学んだ。それに我々はすでに11レースを戦っているし、ここでも多くのことを学んでいる」

    「ダニールは非常に高い天性のスピードを兼ね備えているし、彼は我々が知っていた本当に技術のあるドライバーだ。我々はフォーミュラ・ルノーやGP3、F1の初年度からそれを知っていた」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、シーズン途中にダニール・クビアトとピエール・ガスリーの交代を否定しているが、クビアトがF1ドイツGPで表彰台を獲得したことで、ガスリーへのプレッシャーが増しているのは確かだ。

    フランツ・トストは、2020年もダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンのドライバーラインナップを維持したいが、決定はレッドブルに委ねられていることを明らかにしている。

    「レッドブルでのドライバーのラインナップが変わらないことを願っているし、我々のドライバーを継続したいと思っている。これまでで最も強力なラインアップのひとつだからね」とフランツ・トストは述べ、ホッケンハイムで6位入賞を果たしたアレクサンダー・アルボンを“信じられないほど良いレース”をしたと賞賛した。

    また、フランツ・トストは、レッドブルで苦しんでいるピエール・ガスリーのことも擁護する。

    「我々全員がピエールのことをわかっている。ピエールもスキルの高いドライバーだ。私は彼を非常に高く評価している。だが、ここまでの彼のシーズンはそれほど運がなかったし、おそらく彼自身が期待していたパフォーマンスを示していない」

    「だが、このチームでマックス・フェルスタッペンが確立されていることも忘れてはならない。それに彼は信じられないくらい速い。おそらくマシンはピエールのドライビングスタイルに合っていないし、彼はそれに慣れる必要がある」

    「しかし、それには時間がかかりる。彼がそのレベルにいると思うので、レッドブルが彼に時間を与えることを願っている。遅かれ早かれ、彼はそこに辿りつくだろう。賭けてもいい」

  • ダニール・クビアト、F1ハンガリーGPでさらなる成功を目指す

    ダニール・クビアト、F1ハンガリーGPでさらなる成功を目指す

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、2019年のF1世界選手権 第12戦 ハンガリーGPでさらなる成功を目指す。

    前戦F1ドイツGPでは、大波乱となったレースで3位表彰台を獲得し、トロロッソに11年ぶりに表彰台をもたらしたダニール・クビアト。前日には娘が生まれおり、特別な週末となった。

    ハンガリーGPが開催されるハンガロリンクは、トロロッソと相性のいいサーキットであり、良い結果を出したとダニール・クビアトは語る。

    前回のドイツでのレースは3年ぶりに表彰台に乗ることができて、素晴らしい経験になった。レースまでは決して簡単なレースウイークではなく、予選も苦戦したことで日曜は厳しくなるだろうと思っていたので、喜びもひとしおだった。娘が生まれた週にレースでは表彰台に立つなんて、なんだか不思議な気持ちになった」とダニール・クビアトはコメント。

    「水曜日には、夏休み前最後のレースとなるハンガリーへ向かう。ハンガロリンクは好きなコースで、バリアのないモナコと言われるように低速コーナーが多く、独特で面白いサーキットだ。ただ、中高速コーナーもあり、単純な低速サーキットとも言い切れない」

    「ここでは、2015年に僕のベストリザルトである2位フィニッシュを果たしているけど、今では遠い昔のことのように感じる。例年、ここはトロロッソにとって相性のいいサーキットなので、いいマシンバランスを見つけて、今年もいい結果を出せればと思っている」

    「コースはドライブしていて楽しいけど、レースでは、遅いクルマに引っかかると、オーバーテイクが難しいサーキットだけに戦略の変更が必要になるなど厳しい状況に陥る。ハンガリーでは、7月が最も気温が高く、コクピットの中も暑くなるので、体力的にも厳しい。しかも、ストレートはほぼないので、“休憩”する時間は取れない」