カテゴリー: シャルル・ルクレール

  • フェラーリF1 シャルル・ルクレールのFP2欠場を発表 シャシー交換が必要に

    フェラーリF1 シャルル・ルクレールのFP2欠場を発表 シャシー交換が必要に

    2025年F1カナダGPのフリー走行2回目(FP2)を前に、フェラーリはシャルル・ルクレールがセッションを欠場することを正式に発表した。FP1でのクラッシュにより、彼のマシン「SF-25」のサバイバルセルに損傷が確認されたため、シャシー交換が必要になったという。

    ルクレールは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われたFP1の開始20分以内にターン3でブレーキングをミスし、シケインをショートカット。壁との距離を誤った結果、左側のウォールに接触し、赤旗中断を引き起こした。

    当初は軽微な接触と思われていたが、チームによる検査の結果、予想以上に深刻なダメージが判明。フェラーリはFP2直前に「FP1でのクラッシュにより、SF-25のサバイバルセルを交換する必要があるため、シャルル・ルクレールはFP2を欠場する」との声明を発表した。

    なお、F1の規定により、ルクレールはFP3からの走行再開が許可されている。

    金曜のロングランデータが不足、ハミルトンにも影響
    FP2を欠場することで、ルクレールはレースシミュレーションやセットアップ調整の機会を失うこととなる。フェラーリにとっては、特に高燃料での走行データが不足する痛手となる。

    また、ルクレールの不在はメルセデスのルイス・ハミルトンにも影響を及ぼす可能性がある。FP2で両者が異なるタイヤプランを担当するはずだったため、比較データの収集が困難になると見られている。

    スカイスポーツF1のマーティン・ブランドルはFP2前に次のように述べた。

    「土曜じゃなくて今日でよかったと思う。あのクラッシュ、見た目以上に大きなダメージだったね。ホイールが外れて戻ってくる時に、ドライブシャフトやギアボックスのあたりを壊してしまう。フロントも同様だ。これはただの小クラッシュではないよ」

    「高燃料ランを担う1台を失うのはチーム全体にとって大きな痛手だし、ルクレールとハミルトンの週末にも影響する。だからこそ、明日のFP3は彼らにとって極めて重要になるだろう」

  • シャルル・ルクレール フェラーリF1退団報道に「どこから出た話か分からない」

    シャルル・ルクレール フェラーリF1退団報道に「どこから出た話か分からない」

    シャルル・ルクレールは、イタリアメディアが報じた「フェラーリからの離脱を検討中」との噂を真っ向から否定。さらに、フレデリック・バスールのチーム代表としての立場が危ういという報道についても、根拠がないと一蹴した。

    イタリア紙『Corriere della Sera』は、ルクレールがフェラーリの進歩に不満を抱いており、チーム離脱を模索していると報道。一方『Gazzetta dello Sport』は、パフォーマンスが改善しなければバスールの地位が危うい可能性があると主張していた。

    ルクレールの反応は明確だった。

    「本当に驚いている。どこから出てきた話なのかまったく分からない」とシャルル・ルクレールは語り、RacingNews365を含むメディアの取材にこう答えた。

    「だから無視するのが一番だと思っているし、ここ最近のレースでそんなことを言った覚えは一切ない。むしろ僕は、どれだけこのチームを愛していて、フェラーリを再びトップに戻したいと思っているかを繰り返し言ってきたから、こういう話が出てくるのは本当に驚きだ」

    「僕たち3人――フレッド(バスール)、ルイス(ハミルトン)、僕――には共通のビジョンがある。フェラーリを再び勝てるチームにするというビジョンだ。そしてそのために、全員で努力してきたし、これが僕たちの計画なんだ。僕たちはこの計画に忠実であり続けるつもりだ」

    シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ

    「僕たちはすでに自分たち自身にかなりのプレッシャーをかけている。そんな中で、こうした噂が出ることはもちろん気持ちのいいことじゃないけど、フェラーリで働いていればプレッシャーは常に付き物だよ」

    「2位では不十分だということは、チーム全員が理解している。だから外部からのプレッシャーが、僕たちの内側にあるプレッシャーに影響を与えることはないと思う」

    「チームは、今の結果が十分でないことをよく分かっているし、フェラーリは勝たなければならないという自覚がある。そのために、全力を尽くしているところだ」

    「今はマクラーレンの方が強い。でも、それにどう応えるかは僕たち次第なんだ。周囲の雑音は無視して、今は集中するしかない」

    「もちろん噂が多い時期もあるし、質問の大半がそういった話題に集中することもある。心地よくはないけれど、それも理解しているし、これがフェラーリの常だし、昔からずっとそうだった。だから対処しなければならない。でも、それによって僕たちのやるべきことが変わることはないよ」

  • シャルル・ルクレール F1スペインGPで逆転表彰台「セーフティカーが勝機」

    シャルル・ルクレール F1スペインGPで逆転表彰台「セーフティカーが勝機」

    2025年F1スペインGP終盤に起きたドラマのもう一人の主役は、ジョージ・ラッセルと接触したマックス・フェルスタッペンを逆転して3位表彰台を手にしたフェラーリのシャルル・ルクレールだった。

    セーフティカーによって隊列が圧縮され、ルクレールはフェルスタッペンの直後に位置。レッドブルのフェルスタッペンは新品のハードタイヤを履いていたが、必要なグリップを得るまでに時間を要し、最終コーナー出口で大きなオーバーステアを喫してコース上に何とか留まる形となった。

    このミスによりルクレールは並びかけ、前に出ることに成功したが、その際に両者のマシンは軽く接触。無線でフェルスタッペンは「今のはぶつけられた。ペナルティだ」と激怒していた。

    ルクレールはそのまま3位を守り切り、レース終盤のラッセルとの接触でフェルスタッペンに10秒加算ペナルティが科されたこともあり、結果的にモナコに続く2戦連続の表彰台を獲得した。

    「セーフティカーが僕たちを助けてくれた」とルクレールは振り返った。「マックスはハードタイヤしか残っていなくて、あれは彼にとって厳しい状況だった。そこをうまく突くことができた」

    シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリフェルスタッペンは過去12か月でペナルティポイントを11点累積し、出場停止まであと1点

    接触については、「特に大きな問題はなかったと思っている。マックスが最終コーナーでミスして、僕がサイド・バイ・サイドになった。彼は僕をダーティーサイドに押しやろうとしていて、それは自分も同じ状況ならやっていたと思う。普通のことだ」と説明。

    「その後、僕の方がスピードで優位に立ったので、スリップストリームを少し使おうとした。最初の動きで僕は少し動いたけど、2回目の動きで彼は譲らなかった。それで接触したけど、それもレースの一部。大きな問題とは思っていない」と冷静に語った。

    ルクレールにとってこの3位は嬉しいサプライズだった。モナコで惜しくもポールと勝利を逃した後、今回のバルセロナではフェラーリの競争力にはあまり期待していなかったという。

    シャルル・ルクレール スペイングランプリ2025年F1スペインGP:セーフティカー明けのリスタートでルクレールがフェルスタッペンを逆転

    その低めの期待から、予選では2回目のアタックを見送って新品タイヤを温存する戦略を選択。7番手スタートとなったが、それが功を奏した。

    「うまくいくかは分からなかったけど、最終的にはうまくいった。通常のレースなら4位が妥当だったと思うけど、セーフティカーで運が味方して表彰台に届いた。本当に嬉しい」

    「レース終盤にエンジニアから、マックスが新品のハードで行くと聞いたとき、彼らには選択肢がなかったのだと思う。でもハードがどれだけ厳しいかは分かっていたから、リスタートでうまくいけばチャンスはあると思った。そして実際にチャンスはあった。スリップストリームを取ろうとして、それがうまく噛み合ったんだ」と語った。

  • F1スペインGP:フェルスタッペン接触訴えも ルクレールはノーペナルティ

    F1スペインGP:フェルスタッペン接触訴えも ルクレールはノーペナルティ

    FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワードは、F1スペインGPでのマックス・フェルスタッペンとの接触に関して、シャルル・ルクレールへのさらなる処分を科さないと発表した。これにより、ルクレールは3位表彰台の座を維持することとなった。

    この接触は、61周目のセーフティカー明けのリスタート時に発生した。ハードタイヤで再スタートしたフェルスタッペンは、最終コーナー立ち上がりで大きなオーバーステアを喫し、タイヤを暖め切れずに加速が鈍った。

    その隙を突いて、ソフトタイヤを履いたルクレールが並びかけてオーバーテイクを試みたが、2台が並走している状態でルクレールがややフェルスタッペン側に寄せたように見えた。この動きに対してフェルスタッペンは「ルクレールにはペナルティが科されるべきだった」と主張していた。

    しかしスチュワードは、異なる見解を示し、「両者が互いにわずかに寄せ合っていた」として、どちらか一方に非があるとは判断しなかった。

    スチュワードの声明にはこう記されている。

    「スチュワードは、1号車(マックス・フェルスタッペン)と16号車(シャルル・ルクレール)の両ドライバー、各チーム代表からの聴取に加え、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、映像、タイミング、テレメトリ、チームラジオ、車載映像などの証拠を確認した」

    「1号車はターン14でトラクションを失い、それによって16号車に対してポジションを守る必要があった。16号車はスタート/フィニッシュライン上で1号車を追い抜こうとした。2台はコース中央で互いにわずかに寄せ合う形となり、軽微な接触が生じた」

    「両ドライバーとも、この接触は回避可能であり、大きな事故につながってもおかしくなかったと認識していたが、どちらか一方が完全に、あるいは主に非があるとはいえなかった。この状況を踏まえ、我々はさらなる処分を科さない判断を下した」

    フェルスタッペンはその後、ジョージ・ラッセルとの接触によって10秒ペナルティを受け、5位から10位へと順位を落とした。この件ではライセンスに3ポイントのペナルティも加算され、現在の累積は11ポイントとなった。12ポイントに達すると1戦出場停止となるため、6月末のオーストリアGPまでの間にあと1ポイントでレース出場停止処分となる。

    一方、ルクレールはランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢に続き、3位でフィニッシュした。

  • シャルル・ルクレール F1スペインGP予選「タイヤ戦略は自分の判断」

    シャルル・ルクレール F1スペインGP予選「タイヤ戦略は自分の判断」

    シャルル・ルクレールは、F1スペインGPの予選で7番手に終わった理由について、自らが決定したタイヤ戦略が影響したことを認め、「期待を下回る結果だった」と語った。

    ルクレールは予選Q1で新品タイヤを1セット多く使用し、さらにQ2では2回目のアタックを途中で中止。これにより、日曜の決勝に向けてわずかにでもタイヤを温存しようとしたが、その代償としてQ3には新品タイヤが1セットしか残らなかった。

    そのため、Q3ではセッション中盤に1回だけアタックを行い、一時は暫定4番手につけたものの、最後のアタックでアンドレア・キミ・アントネッリ、ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペンらがタイムを更新し、最終的には7番手に後退した。

    ルクレールはこの判断について以下のように説明している。

    「Q3で新品タイヤを2セット使えていれば、もっとタイムを伸ばせたと思う。どれだけ伸ばせたかはわからないけど、少し曇っていたし、路面状況も変化していたかもしれない」

    「とはいえ、今回の予選の流れはすべて自分の判断だった。Q3でチームは最後に出ていくことを勧めてくれたけど、自分は真ん中で走ることを選んだ。もしその1周がうまくいかなかった場合の“プランB”として、2周目に備える余地を残したかったんだ。だから、これは完全に自分の責任だ」

    シャルル・ルクレール スペインGP F1 スクーデリア・フェラーリ

    この判断は決勝でのタイヤ状況を少しでも有利にすることを見据えてのものだったという。

    「明日のレースに向けて、より良いタイヤ状態を残すためにいくつかの選択をした。もし明日のレースがひどい結果に終われば、それは自分の責任であり、週末全体を悪くしたことになる。でも、もしうまくいけば、自分の判断でチームの方向性を決めたことを誇れると思う。結局のところ、それは明日にならないとわからない」

    決勝では、チームメイトのルイス・ハミルトンのすぐ後方、アルピーヌのピエール・ガスリーの隣からスタートする。

    「もちろん7番手という結果は、我々の期待より下回る。自分が下した予選での判断があったとしても、もう少し上位に行けると思っていた。でも、もう選択は済んだし、明日それが報われることを願っている」

  • シャルル・ルクレール 「フェラーリF1は期待値をリセットすべき」

    シャルル・ルクレール 「フェラーリF1は期待値をリセットすべき」

    シャルル・ルクレールは、F1スペインGPを前にフェラーリが「期待値をリセット」する必要があると語り、バルセロナでの週末はモナコでの好結果とは「まったく異なる」状況になると見ている。

    今シーズンは波のある展開が続いていたが、モナコでは地元の声援を受けたルクレールが全3回のプラクティスでトップタイムを記録し、予選と決勝ではいずれも2位を獲得。充実した週末となった。

    だが、バルセロナでのメディアデーで、その結果が今週末の自信につながるかと問われたルクレールはこう語った。

    「それほど多くはないね。いい週末だったし、こういう厳しいシーズンでは、ポジティブな要素をできる限り持ち帰りたい気持ちはある」

    「モナコは間違いなく僕たちにとって良い週末だった。でも現実的に考えて、今後に向けて正しい期待を設定することも大切だ。残念だけど、ここではまったく違う状況になる可能性が高い」

    「モナコからここに持ち込めるものはあまりないけど、いい週末だったし、いいポイントも取れた。それが僕たちにとって助けになるのは間違いない。バルセロナでは規則の変更もあって、面白い週末になると思う。僕たちが前のチームとのギャップを少しでも縮められることを願っている」

    さらにルクレールは続けた。

    「チームとして期待値をリセットするのはとても重要だ。通常のサーキットでは、モナコほどポジティブな展開は期待できないと思う。もちろん前向きな気持ちは持ち続けているし、ベストを尽くすつもりだけど、難しい週末になるかもしれない」

    モナコを経てマシンへの理解が進んだのか、それとも依然として週末ごとに不確定な要素があるのかと問われると、ルクレールはこう答えた。

    「いや、理解はしていると思うし、モナコの後はもっとよく分かるようになったと思う」

    「モナコはすごくバンピーなサーキットで、僕たちのマシンはそういう路面でかなり良かった。でもそれはモナコだけに当てはまる話で、すごく特殊なケースなんだ。正直、僕自身あれほど良い週末になるとは思ってなかったから驚いたよ」

    「モナコは実際に走ってみるまで分からないからね。だからこそ驚きだった」

    「それ以外のサーキットについては、僕たちがどこに位置するかについてかなり良い予測が立てられていて、それはつまり、マシンをかなり理解できているということ。でもまだ理解しきれていない部分もあって、それを探っていく努力は続けている。とはいえ、だいたい予想通りになるはずで、それはつまり“難しい週末になる”ってことなんだ」

    スクーデリア・フェラーリ F1 スペイングランプリ

    一方、ルイス・ハミルトンにとってスペインGPはフェラーリ移籍後9戦目となる。これまでの適応について、ハミルトンはこう振り返った。

    「ここまで楽しいシーズンだよ。バルセロナはもう少し“普通の”サーキットだから、走るのが楽しみだね」

    カタルーニャ・サーキットが、チームの実力を測るうえで重要な場になる可能性については、次のように述べている。

    「ここは昔からそういう意味で優れたサーキットなんだ。以前はテストでもよく走ってたし、コーナーの種類も多い。だから、どのくらい遅れているかが分かるし、それがつまり“今どこにいるか”を示してくれる」

    このサーキットでは、2015年以降ハミルトンとマックス・フェルスタッペンしか勝っていない。その理由を問われると、ハミルトンはこう答えた。

    「天気もいいし、街も好きだし、サーキットもクールだよ。なぜここで調子がいいのかは自分でもよく分からないけど、今週末もそうだといいね」

  • 2025年F1 モナコGP 決勝:トップ3インタビュー&記者会見全文

    2025年F1 モナコGP 決勝:トップ3インタビュー&記者会見全文

    2025年F1モナコGPは、マクラーレンのランド・ノリスがキャリア初のモンテカルロ制覇を果たし、歴史に残る週末となった。ポールポジションからスタートしたノリスは、2度のピットストップ義務という新ルールの下でも冷静なタイヤマネジメントと的確なレース運びを見せ、後方から迫るシャルル・ルクレールのプレッシャーを最後まで抑えきった。

    レース後のインタビューでノリスは「子どもの頃の夢が叶った」と語り、その喜びを噛み締めた。一方、2位のルクレールは「予選で負けていた」と悔しさをにじませつつも、フェラーリにとって収穫のある週末だったと振り返る。3位にはチームメイトのオスカー・ピアストリが入り、マクラーレンは2台揃って表彰台を獲得する会心の結果を収めた。

    トラックインタビュー(インタビュアー:ジェンソン・バトン)

    Q:オスカー、モナコには勝つために来たと思うけど、今回は表彰台。満足できる結果では?
    オスカー・ピアストリ:そうだね、もちろん勝てたらもっと良かったけど、今週末はちょっと難しかった。プラクティスは全体的にバタバタしていて、予選に向けてあまり自信を持ててなかったんだ。いいところまでは行けたけど、あと一歩足りなかった。モナコでは予選位置がほぼそのまま決勝結果になるから、全体としては満足してる。またモナコでの表彰台だし、ポイントも取れた。悪くない週末だったと思う。

    Q:プラクティスではサン・デボーテでクラッシュもあったけど、そこから表彰台まで戻った。チームとしても素晴らしい働きだったね。しかも、これが「悪い週末」だとしたら、相当うまくいってるよね。
    ピアストリ:まさにその通り。ほんのわずかな差が大きな違いになる。これが「悪い週末」だとしたら、そこまで悪くないね。まだ改善すべき点もあるけど、来週また頑張るつもり。ランドにもおめでとうと言いたい。素晴らしい週末だったね。シャルルもいつも通り速かったし。嬉しいし、また表彰台で会おう。

    Q:おめでとう。しかも今もチャンピオンシップのリーダーだね。
    ピアストリ:ありがとう、よろしく。

    Q:シャルル、ホームレースお疲れさま。去年はここで勝利を祝ったけど、今回は惜しくも2位。レース前の車の仕上がりを考えると、ある程度満足してる?
    シャルル・ルクレール:いや、正直言ってあまり満足はしていない。結局、昨日の予選でレースを失ったと思っているし、もっと良い仕事ができたはず。でもランドの方が素晴らしい仕事をしていて、彼が勝つにふさわしい週末だった。個人的には、去年子どもの頃の夢を叶えられたけど、今年はそうはいかなかった。ただ、事前の予想よりははるかに良かったと思う。トップ10に入るのも難しいかと思っていたけど、最終的に2位でフィニッシュできたのは良い結果だね。

    Q:2ストップ戦略で前が詰まる展開もあって、最後の数周はかなりプレッシャーをかけていたように見えた。車の中ではどうだった?
    ルクレール:そうだね、最初はちょっと退屈だったよ。ランドに近づきすぎるとタイヤやブレーキがオーバーヒートしてしまうから、あえて距離を空けてたんだ。その後、マックスが“待機作戦”に出てるのが分かって、赤旗を狙ってるのかなと。それでランドにもっとプレッシャーをかけられたけど、結局は十分じゃなかった。

    Q:最後にモナコのファンにメッセージを。
    ルクレール:いつも言ってるけど、フェラーリのドライバーとして世界中で応援してもらえて本当に幸運だと思ってる。でもここで生まれて、モナコの皆さんが応援してくれるのは特別だね。モナコ人の数は多くないけど、みんなの声援は心に響いているよ。今日は優勝を届けられなかったけど、来年こそはと願っている。

    Q:ランド・ノリス、F1モナコGP初優勝おめでとう!どんな気分?
    ランド・ノリス:最高だね。モナコは長くて、流れるようなレースだけど楽しかった。かなりの時間プッシュできたし、最後の方はシャルルがすぐ後ろにいて、前にはマックスがいたからちょっと緊張もあったけど、モナコで勝てた。それが全てだね。ポールからの勝利だし、これが子どもの頃に夢見てたことなんだ。グリッドで君(バトン)を見かけて「ジェンソンがいるなら、今日はラッキーだ」と思ってたよ。

    Q:「Monaco baby!」って叫んでたけど、それ僕のセリフだよ(笑)
    ノリス:あ、そうだった?ごめん(笑)

    Q:でもモナコでは土曜日の予選がカギだってよく言われるよね。素晴らしいポールだったけど、日曜も走り切らないといけない。スタートもよかったし、あのプレッシャーの中で戦うのは相当大変だったんじゃない?
    ノリス:そうだね、一番大変だったのは終盤だと思う。レース全体としてはコントロールできてたけど、マックスが前にいてペースを落としてきたとき、シャルルがチャンスを狙える状況になった。だからうまくマネジメントする必要があった。マックスとの距離を保って、自分がプッシュすべき時に備える。そんな感じで戦略的に動いたレースだった。チームもすごく喜んでるし、今夜は素晴らしい夜になるよ。

    記者会見

    Q:ランド、おめでとうございます。あなたはモナコGPを制しました。この特別な表彰台からの景色はどうでしたか?
    ランド・ノリス:見えたのはカメラのレンズばっかりだったよ(笑)。でも大事なのは気持ちの方なんだ。下を見ればチームのみんなや両親の姿があって、本当に特別だった。子どもの頃からの夢が今日、現実になったんだ。F1にたどり着くこと、F1で勝つこと、そしてモナコで勝つこと。その3つの夢を今日叶えられた。自分自身にもチームにも誇りを感じている。マクラーレンにとっても、2008年以来の勝利だから、本当に大きな成果だよ。

    Q:ポールからの勝利で、理想的な週末に見えました。レース中に何かトラブルはありましたか?
    ノリス:大きなトラブルはなかったけど、緊張する瞬間は確かにあった。特に終盤、シャルルが後ろにいて、マックスが前でペースをコントロールしてた時。マックスに近づきすぎると、シャルルにとってチャンスが生まれる。だからその間合いを保つのが難しかった。ストラテジーも上手くいったと思うし、結果は完璧だった。集団の中を通過する時にミスしないようにするのが一番神経を使ったよ。でもタイヤマネジメントも含めて、うまくやれたと思う。

    Q:今回の週末は、これからに向けてどれくらい自信を与えてくれた?
    ノリス:昨日の予選のほうが、自分にとっては自信につながった。日曜のレースは今シーズンずっと自信を持って臨めていたけど、予選はこれまで苦労していたから。昨日はすごく誇らしかった。単にポールを取ったからじゃなくて、自分の走りとして納得できたから。今後に向けて大きな自信になるし、次のバルセロナも楽しみだよ。

    Q:ランド、モナコで導入された義務的2ストップルールについてどう思いましたか?
    ノリス:正直言って、嫌だった。

    Q:なぜ?
    ノリス:単純に怖かったから。1ストップならもっと気楽にできたのに。僕らのためにあるルールじゃない。ファンのために、エンタメ性を高めるために導入されたんだと思う。でもそれが本当に良かったかどうかは、君たちが判断することだと思う。

    Q:じゃあ逆に聞いてみるけど、来年もモナコでこのルールを続けるべきだと思う?
    ノリス:どこからスタートするか次第かな(笑)。

    Q:シャルル、素晴らしい週末だったと思います。この2位という結果、今季の流れの中でどんな意味がありますか?
    シャルル・ルクレール:2位で満足ってタイプじゃないから、正直言うと複雑。でも冷静に振り返れば、チームにとっては非常にポジティブな結果だったと思う。今季、低速コーナーでのパフォーマンスがとても悪かったから、ここモナコでは苦戦すると思ってた。けど、このサーキットはバンプや縁石の処理が多くて、車の特性が合ってた。そういう意味では上出来。ルイスの10点と僕の18点で、非常に貴重なポイントが取れた。

    Q:レース中、オーバーテイクのチャンスはどこにあった?
    ルクレール:マックスが前に出た終盤、最後までチャンスは信じていた。前夜から、ランドに仕掛けられる2~3カ所を頭の中で思い描いていたし、リスクもいとわず行くつもりだった。でも実際にはその状況は来なかった。2~3周だけ「今行けるかも」と思った瞬間はあったけど、ランドがすぐに反応してしっかり守ってきた。だから結局仕掛けることはできなかった。

    Q:具体的にどのコーナーで狙っていた?
    ルクレール:ラスカスで2周ほどかな。あとはフェアモントでも1回。でもフェアモントのは正直かなり楽観的すぎたと思う(笑)。

    Q:義務的2ストップルールについての考えは?
    ルクレール:今日のように2位だった立場からすると、導入されてよかったと思う。多少なりとも逆転の可能性があるから。ただ、後ろの方ではチームプレイ的な動きもいろいろあったようで、それが“アクション”と言えるのかは微妙なところ。レース全体はまだ見てないけど、少なくとも戦略面での駆け引きはあったし、単調な展開よりは良かったのかもしれない。モナコは特別な場所だから、予選の重要性が高いのも“らしさ”のひとつ。だからといって、無理に変える必要があるのかは議論の余地があるね。

    Q:オスカー、おめでとうございます。今日のレースは予想どおりの展開でしたか?
    オスカー・ピアストリ:はい、ほとんど予想どおりでした。後方ではいろいろと動きがあったみたいだけど、僕の位置から見た展開は想定通りだった。去年と比べるとペースは速くなったと思う。だからコックピットの中では去年よりも少し緊張感があった。全開でプッシュしてるわけじゃないけど、特定の場面では集中力が必要だったね。

    Q:金曜や土曜に比べて、今日はマシンに満足できましたか?
    ピアストリ:まあ悪くはなかったけど、レースでは限界まで攻めることはしないからね。予選の時点ではマシンに満足してたと思う。問題はその予選までのリズムに乗るのに苦労してたこと。モナコではクリーンな準備ができてないとすぐに痛い目を見るから。今回はそこが足りなかったと思う。でも予選のペース自体は良かったし、すべてを引き出そうとしていた。昨日は1周ごとに苦労したね。今日は3位以上を目指していろいろ試したけど、結果は変わらなかった。

    Q:義務的2ストップルールについても感想をお願いします。
    ピアストリ:確かにレース中、数カ所で緊張する場面はあった。周囲の車とのセーフティカーウィンドウを確保したり、逆に他の車のウィンドウから逃れたりするためにプッシュしなきゃいけないタイミングもあった。戦略的要素は増えたと思う。ただ、上位勢にとっては大きな影響はなかったかな。仮に残り5周で赤旗が出て、マックスが勝っていたら、全く違った展開になっていた可能性もある。そのうち実際にそういうことが起こるかもしれないけど、それが“見たいレース”なのかは分からないね。少なくとも今回に関しては、前の方では大きな違いは生まれなかったと思う。

    2025年のF1世界選手権 モナコGP 決勝

    質疑応答セッション

    Q:ランド、マックスが最後までピットを引っ張っていた時、もし赤旗が出ていたら彼が勝つ可能性もありました。怖くなりませんでしたか?
    ランド・ノリス:いや、何もできなかったからね。自分のコントロール外のことだし、考えても仕方ない。もし赤旗が出てたら、それで彼が勝っても「おめでとう、マックス」って言うしかない。僕は自分のレースに集中してただけ。もちろん、赤旗が出ないことは祈ってたけど、それだけだよ。

    Q:ランド、メルボルン以来の勝利です。いろいろ言われていた中で、今回の勝利は自信を取り戻す意味でも大きかったのでは?
    ノリス:みんな好き勝手に言うからね。でも、そんなのほとんど事実じゃない。僕やチームが真実を分かっていれば、それで十分。オーストラリアの後、自分の中での勢いを取り戻すためにずっと努力してきた。この週末は、その最初の一歩。まだすべてを取り戻したわけじゃないけど、自信は回復してきてる。

    昨日の予選の方が、今日の勝利以上に嬉しかった。感情的にも強く感じた。僕はずっと予選が得意だったけど、今年はその感覚を失っていて、それを取り戻すのが本当に難しかった。ようやく戻ってきたという実感があったからね。

    ここにはシャルルもマックスもオスカーもいて、F1の中でもトップクラスの才能を持つドライバーたちばかり。そういう中で戦うには、最高の自分でいなきゃいけない。だから、この数ヶ月でどれだけ努力してきたかは、自分とチームだけが分かってるし、それで十分なんだ。

    Q:シャルル、来年F1マシンが小型化されますが、それが今年すでに導入されていたらランドを抜けたと思いますか?
    シャルル・ルクレール:正直分からない。来年のマシンがどれくらい小さくなるかもまだ分かってないし。モナコではどんなマシンでもオーバーテイクは難しいと思う。後ろの車のサイズに応じて前の車の守り方も変わるからね。多少抜きやすくなることを期待してるけど、決定的とは言えない。

    Q:シャルル、フェラーリはまだ改善が必要とのことですが、特にどこに課題があると考えていますか?
    ルクレール:間違いなく低速コーナーが最大の課題だね。だからこそ、ここモナコに来る時はすごく悲観的だった。でもこのサーキットはバンプや縁石が多くて、逆にフェラーリには合っていた。そういう特殊条件が良い方向に働いたわけだけど、それは長期的な解決にはならない。今後は、こうした“特殊条件”に頼らずに戦えるように、低速域のパフォーマンスをしっかり改善しないといけない。

    Q:ランド、モナコ制覇というのはキャリアの中でどのくらいの位置づけになりますか?
    ノリス:一番誇りに思うのは、いつか自分の子どもに「パパはモナコで勝ったんだ」って言えることかな。これは間違いなく自分のキャリアの中でも特別な位置づけになる。週末を通してポールと勝利の両方を達成できたっていう意味でも、完璧な内容だったし。

    それに昨日の予選で出した1分09秒というタイムも、今後長い間破られないんじゃないかな。来年の車は今年ほど速くならないだろうし、もしコースレイアウトが変わらなければ、あのラップタイムはしばらく残ると思う。そういう意味でも誇らしい。過去にモナコで勝ったドライバーたちは、必ずしも全員がチャンピオンではないけど、大半はそうだった。30年後に「2025年、モナコで勝った年があった」と言えるのが楽しみだよ。

    Q:オスカー、最初のピットストップのとき「シャルルを抜くため」と無線がありましたが、ストップがやや遅れました。あれがなければ前に出られたと思いますか?
    オスカー・ピアストリ:いや、無理だったと思う。そもそも差が大きすぎた。何か起こすためにやってみたけど、実際のところ、結果が変わる可能性は低かったと思う。

    Q:3人に質問です。2ストップ義務ルールについて、すべてのレースに導入すべきだと思いますか?
    ランド・ノリス:それはルールを作る人たちに聞いてほしい。僕らは決められたルールの中で戦うだけ。何を求めるかによるよね。レースを“演出”したいのかどうか。今回、オーバーテイクが増えたわけじゃないと思うよ。むしろ“運”で結果が左右されかねない。赤旗やセーフティカーで状況が変わることになるし、純粋にレースで勝った人が正当に評価されないリスクがある。それって本当に望ましいのかなと。F1はスポーツであるべきだと思う。誰が一番速いか、誰が一番うまくレースしたかで決まるべきだよ。モナコの魔法って、そもそも予選にあるわけだし、それを無理に壊す必要はないと思う。

    シャルル・ルクレール:僕もランドと似た考えだね。今日は2位だった立場から言えば、2ストップ制は少し希望が持てるルールだった。トラフィックでいろんなことが起こるからね。ただ、後ろの方ではチーム戦略的な“ゲーム”もあったようで、それが本当に良いレースかどうかは判断が難しい。でも、モナコは昔からそういう特殊な場所。無理に変えるよりは、F1全体としてオーバーテイクしやすい車を作る方向で進めた方がいいんじゃないかと思う。

    オスカー・ピアストリ:いくつか緊張する場面は増えたよ。セーフティカーウィンドウの計算とかね。でも、上位勢にとってはそこまで大きな影響はなかったと思う。もし赤旗でマックスが勝っていたら全然違った結果になったかもしれないけど、それが“良いレース”かどうかは別の話。今後、そういう展開は出てくるかもしれないね。

    Q:ランド、マックスがわざとペースを落として、シャルルにチャンスを与えようとしていたと思いますか?

    ランド・ノリス:彼に聞いた?

    Q:うん、聞いた。「タイヤの状態が悪かっただけ」と言ってたよ。

    ノリス:なら、それが答えだね。僕から言えることは何もないよ。

    Q:3人に質問です。今回のルール変更は、エンジニアとの連携やチーム間の協力において、何かしらプレッシャーを増やしたと思いますか?

    シャルル・ルクレール:ランダム性が増したとは思う。運が良ければ得をするし、悪ければ大損する。それは自分たちの手の届かないところで起きるから、少し不安になる。ただ、モナコでは昔からそういう傾向があるし、今回は特に2ストップでそれが強まった感じかな。でもエンジニアとの間で、特別に緊張感が高まったということはなかったよ。

    Q:ランドとオスカーに質問です。今夜はモナコGPの後、チームの“もうひとつの週末”があるわけですが、インディ500はどこで見ますか? シャルルはどうですか? 去年は観られなかったと思いますが。

    ランド・ノリス:ソファで観る予定だよ。誰かに招待されたら別だけど(笑)。まあ、今のところは自宅観戦かな。そろそろ始まる時間だよね。これくらいにして、観に行きたいくらいだよ。

    シャルル・ルクレール:何時スタート?

    ノリス:1時間後か1時間半後くらい。

    ルクレール:うちはたぶんその時間、まだチームミーティングしてるね。フェラーリはいつも出発が遅いから(笑)。でも、すごくクレイジーなレースだと思うし、さっきオスカーとも話してたんだけど、僕はたぶんやらないかな。ちょっとレベルが違いすぎるというか。F1が好きだし、今はそこに集中してる。そのあとでやりたいのは、兄と一緒にル・マンに出ること。それが夢なんだ。だから、僕にとってはル・マンが次の目標で、インディ500は尊敬はしてるけど、ちょっと別世界という感じだね。

    ノリス:僕も同じ。僕も兄とル・マンに出られたら素晴らしいけど、彼は少しレースから離れてるからなぁ。でもアメリカのドライバーたちには本当に尊敬してる。今回ロバート・シュワルツマンがポールを取ったって聞いたけど、すごいよね。昔、2015年か2016年のフォーミュラ・ルノーでチームメイトだったんだ。だから彼が今あの舞台で結果を出してるのは感慨深い。でも、僕はインディ500には出ないって今はっきり言える。まったく興味がない。僕のやりたいことじゃないし、楽しめる気がしない。シミュレーターで走った時は面白かったけど、ぶつかっても痛くなかったからね。リセットボタン押せば済んだ(笑)。それくらい別物なんだ。

    Q:ランド、モナコに勝った今、トリプルクラウン(モナコGP、ル・マン、インディ500)に挑戦したくなったりはしませんか?

    ノリス:いや、ならないね。

  • シャルル・ルクレール F1モナコGP決勝「最後まで勝てると信じていた」

    シャルル・ルクレール F1モナコGP決勝「最後まで勝てると信じていた」

    シャルル・ルクレールは、2025年F1モナコGPを再び複雑な心境で終えることとなった。ホームレースで2年連続優勝の期待がかかる中、惜しくもポールポジションを逃し、決勝でもランド・ノリスを攻略できず2位に甘んじた。

    日曜のレースでは、ターン1での立ち上がりから終盤までノリスにプレッシャーをかけ続けたが、マックス・フェルスタッペンが代替戦略でスティントを延長した際に一時的にノリスがペースを落とした場面を除いて、決定的なチャンスは訪れなかった。

    「正直、結果に満足しているかと言えばそうではない」とルクレールは語った。

    「でも、結局レースを失ったのは昨日だ。僕たちはもっといい仕事ができたはずだし、ランドの方がこの週末は優れていた。彼が勝者にふさわしい」

    「去年は子どもの頃からの夢だったホームでの優勝を実現できたけれど、今年は叶わなかった。ただ、この週末を通しての全体的な内容を考えれば、当初の期待を大きく上回っている。正直、トップ10に入れるかどうかも怪しいと思っていたから。結果的に2位で、しかもポールにかなり近かった。だからいい週末だったと思う。でも、やっぱり勝ちたかった」

    モナコGP F1 シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリルクレールは母国モナコで再び表彰台に立った

    仕掛けどころを探り続けた78周
    ルクレールは、ノリスを抜くための攻めどころをレース前夜から思い描き、実際に数周にわたってチャンスを伺っていたという。

    「マックスが前に出た終盤は、本当に最後までいけると思っていた」と振り返る。

    「ランドに仕掛けるならどこか、夜中ずっと考えていたし、すべてを賭けてでも勝ちを狙う覚悟はできていた。でも、そのチャンスは最後まで来なかった。2~3周ほど『ここでいけるかも』と思う瞬間はあったけれど、ランドはすぐに察知してしっかり防いできた。だから、結局トライすることもできなかった」

    具体的には「ラスカスで2回、それからフェルモンで1回くらい」狙いを定めていたと明かした。

    また、フェルスタッペンが赤旗を期待してスティントを引き延ばしていたことが、結果的にノリスを追い詰める材料にはなったが、それでも十分ではなかったと述べている。

    さらに今回のパフォーマンスについては、フェラーリのマシン特性がモナコのような縁石走行を重視するコースに合っていたことが奏功したと分析。

    「ここはすごく特殊なトラックだ。縁石を乗り越える要素が多いけど、うちのマシンはそこが得意なんだ。その特性が今回のパフォーマンス向上に役立ったと思う」

    最後に、母国ファンの声援に対しては感謝の気持ちをこう語った。

    「いつも言っていることだけど、フェラーリのドライバーはどこに行っても応援してもらえる。けれど、ここで生まれて、モナコの人たちが自分を後押ししてくれるのはやっぱり特別だ」

    「モナコ出身の人は多くないけど、母国でこれだけのサポートを受けられるのは本当に心が温まる。彼らに1位をプレゼントしたかったけど、それはまた来年の目標にしたい」

  • 2025年F1 モナコGP:シャルル・ルクレールがDRIVER OF THE DAY

    2025年F1 モナコGP:シャルル・ルクレールがDRIVER OF THE DAY

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)が、2025年F1 モナコGPのDRIVER OF THE DAYに選出された。

    シャルル・ルクレールは、2024年の夢のような勝利を再現することはできなかったが、全力を尽くしたのは間違いない。フェラーリの最近の調子からして週末を前に期待は低かったものの、ルクレールは予選でフロントローを獲得し、決勝では優勝したランド・ノリスをチェッカーフラッグまで猛追。

    最終的にマクラーレン勢の間に割って入り、2位でフィニッシュした。以下はファン投票の結果だ。

    2025年F1 モナコGP DRIVER OF THE DAY
    シャルル・ルクレール – 20.1%
    アイザック・ハジャー – 16.8%
    ランド・ノリス – 14.6%
    マックス・フェルスタッペン – 7%
    ルイス・ハミルトン – 6.2%

  • シャルル・ルクレール F1モナコGP予選「悔しいけど結果自体は誇りに思う」

    シャルル・ルクレール F1モナコGP予選「悔しいけど結果自体は誇りに思う」

    フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1モナコGP予選を終えて複雑な心境を語った。母国グランプリでポールポジションを狙ったものの、最終ラップでマクラーレンのランド・ノリスに逆転され、2番手に甘んじる結果となった。

    今季、フェラーリとルクレールは未だポールポジションや優勝を手にしておらず、モンテカルロでの予選には強い決意で臨んでいた。

    ルクレールはすべてのプラクティスセッションでトップタイムを記録していたが、予選Q3終盤、いったん暫定トップに立ちながらも、2周連続アタックを選んだノリスにタイムを上回られた。

    2番グリッドを獲得したルクレールは次のように語った。

    「もっとできることがあった気もする。でも今日の走りは、僕たちができる最大限だったと思う。ラップ自体は本当に良かった」

    「最初のアタックが決まらなかったのは残念だった。最初のラップがうまくいくと、2回目への自信にもつながるけど、セクター2でトラフィックに引っかかってしまった。でもそれが予選というものだ」

    「正直、すごく悔しい。今年の僕たちのマシンでは、優勝を狙える仕上がりになっているわけじゃない。でも今週末は感触も良かったし、2番手スタートなら……1位を取るのは簡単じゃないだろうね」

    シャルル・ルクレール モナコGP F1 スクーデリア・フェラーリルクレールは再びホームでのポールポジション争いに加わったが、グリッドは2位に甘んじた。

    ルクレールは、過去4回のモナコGP予選で3度ポールポジションを獲得しており、昨年は悲願の初の母国勝利を手にしていた。

    「なぜモナコの市街地が僕に合っているのか、正直分からない。でも市街地サーキット全般が好きだし、予選ではすべてを出し切ってリスクを最大限に取ることも好きだ。それが結果につながることも多いけど、うまくいかない時もある」

    「でも、今日の結果には誇りを持っている。紙の上では、僕たちにとってとても厳しい週末になるはずだった。でも終わってみれば、そこまで悪くはなかったと思う」

    一方、チームメイトのルイス・ハミルトンはFP3でクラッシュを喫したが、ギアボックスを含むリヤセクションの交換を経て予選に臨み、4番手グリッドを獲得している。

    シャルル・ルクレール F1モナコGP予選「悔しいけど結果自体は誇りに思う」