カテゴリー: F1カナダGP

  • セバスチャン・ベッテル 「ファンがコース上に入ってこないか心配だった」

    セバスチャン・ベッテル 「ファンがコース上に入ってこないか心配だった」

    F1カナダGPを制したフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、チェッカーフラッグが誤って早くに振られたことで、ファンがレースが進行している最中にコース上に入ってきてしまうのではないかと心配していたと語る。

    F1カナダGPの決勝でゲストとしてチェッカーフラッグを担当したカナダ出身のモデル、ウィニー・ハーロウは70周のレースの69周目にフラッグを振ってしまった。

    セバスチャン・ベッテルは、レースがまだ終了ではないことはわかっていたが、ファンの中には勘違いしてしまう人もいたのではないかと心配していたと語る。

    「ダッシュボードにラップカウントが付いているし、ピットボードでもラップカウントがあるので、僕はもう1周あることはわかっていた」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「驚いて確認したけど、彼らから『ノー、続けろ』と伝えられた」

    「その後、誰かがコース上に走ってこないかちょっと心配だった。でも、問題なかったね」

    セバスチャン・ベッテルは、レース後半に頻繁にクルマのセッティングを変更しなければならず、気が散っていたと明かす。

    「第2スティントでは多くのセンサーのオンとオフを切り替える必要があった。舞台裏で小さな問題が発生していたんだと思う」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「下を見て、かなり多くのセッティングを変更していたので、ある時点は集中してドライビングさせてほしいと言いそうになっていたよ。集中力を保ってギャップを維持するのは簡単ではなかったけど、僕たちはレースをうまくコントールできた」

    「第一スティントが重要だった。僕たちはギャップを広げて、燃料をセーブし、タイヤをマネジメントすることができたからね。それが第2スティントでさらに多くのことを管理する助けになった。バルテリ(ボッタス)は終盤にちょっと燃料が尽きていたと思うし。僕たちは燃料をずっとセーブしていたのでそうはならなかったけどね」

    関連:F1カナダGP:ゲストが誤ってチェッカーを振り残り2周で順位確定

  • ブレンドン・ハートレー「次のレースにむけて身体は問題ない」

    ブレンドン・ハートレー「次のレースにむけて身体は問題ない」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1カナダGPの決勝レースをオープニングラップでのクラッシュによりリタイアで終えた。

    12番グリッドからスタートしたブレンドン・ハートレーは、スタート後に出遅れ、ターン5でランス・ストロール(ウィリアムズ)を抜きにかかるが、オーバーステアが出たストロールに幅寄せされるかたちでウォールにクラッシュ。ターン6のランオフエリアでレースを終えることなった。

    「このレースウイークは新しいパワーユニットにいい手応えを感じていた分、トロロッソとホンダにとって残念な週末となってしまった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「今日のレースではポイント圏内を狙えるはずだった。周囲のマシンとともにいいスタートを切ることができたけど、2コーナーで少しアウトにはらんでしまい、ポジションを落としてしまった」

    「4コーナーでアウトからストロール(ウィリアムズ)をオーバーテイクしようとしたところ、彼がマシンのコントロールを失ってしまい2台でクラッシュしてしまった。オーバーテイクできるはずのコース状況だったし、いいレースができると思っていただけに、この結果となったことはとても残念だ」

    「この週末の自分のパフォーマンスには満足していたし、カナダGPをこのようなかたちで終えてしまったことは悔しくてならない」

    「念のために病院で検査を受けたため、サーキットに戻って来るのが遅くなった。身体には全く問題ないので、万全に次のレースを迎える準備をしたいと思う」

    関連:【動画】 ブレンドン・ハートレー、クラッシュで0周リタイア / F1カナダGP

  • ホンダF1 「ポジティブとネガティブの両面があったレース」/ カナダGP

    ホンダF1 「ポジティブとネガティブの両面があったレース」/ カナダGP

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1カナダGPでのトロロッソ・ホンダのレース、そして、今回導入した新スペックのパワーユニットについて語った。

    ホンダF1は、F1カナダGPにICE(内燃エンジン)のパフォーマンス面での向上を図ったアップグレード版のF1パワーユニットを2台のマシンに投入。

    しかし、FP3後にピエール・ガスリーの新スペックパワーユニットにトラブルが発生。旧スペックに戻すことを余儀なくされて予選を16番手で終えた。

    予選後の調査の結果、ホンダF1はピエール・ガスリーに再び新スペックのパワーユニットを搭載することにゴーサインを出し、ガスリーはエンジンペナルティによって最後列19番グリッドからスタートすることになった。

    決勝では12番グリッドからスタートしたブレンドン・ハートレーがオープニングラップでランス・ストロールに幅寄せされるカタチでウオールにヒット。0周リタイアに終わった。

    最後列からハイパーソフトでスタートしたピエール・ガスリーは、第1スティントで一時7番手まで順位を上げるが、第2スティントで他車をオーバーテイクすることができず、ポイント圏外の11位でレースを終えた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「今回のカナダGPはポジティブとネガティブの両面があったレースでした」とコメント。

    「我々が今回から持ち込んだパワーユニットのアップデートは、パフォーマンスの向上に繋がっていたと思います」

    「一方で土曜日にガスリー選手のパワーユニットに信頼性の問題が発生してしまったことと、ハートレー選手が今日のレースで開始早々にクラッシュにまっこまれたしまったことは非常に残念でした」

    「そんな中でも後方からスタートしたガスリー選手がポイント圏内まであと一歩のところまできたことは、チームにとって心強い結果となりました。次は彼のホームグランプリであるフランスGPですので、チーム一丸となり、いいレースをみせられたらと思います」

    関連:F1カナダGP 結果:セバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで圧勝

  • トロロッソ・ホンダ 「我々の週末ではなかった。ポテンシャルはある」

    トロロッソ・ホンダ 「我々の週末ではなかった。ポテンシャルはある」

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストが、F1カナダGPでのトロロッソ・ホンダのレース週末を振り返った。

    今週、ホンダからアップグレード版パワーユニットを受け取ったトロロッソだが、FP3でピエール・ガスリーのパワーユニットにトラブルが発生。予選では旧スペックに戻さなければならず、決勝では新スペックに戻したことで最後列からのスタートとなった。

    ピエール・ガスリーは11位でレースをフィニッシュ。チームメイトのブレンドン・ハートレーは、オープニングラップでランス・ストロールとのインシデントでウォールにクラッシュし、1周を走り切ることなくレースを終えた。

    「今回は我々のレース週末ではなかった・・・問題は予選でのピエールのパワーユニット変更で始まった。結果的に彼はグリッド後方からのスタートを余儀なくされた」とフランツ・トストはコメント。

    「今日、ピエールは良いレースをしたが、残念ながら、ポイントを獲得するポジションにはいなかったし、最終的に11位でフィニッシュした」

    「週末の良いスタートを切ったあと、ブレンドンがストロールにウォールに押し込まれてレースの1周目にリタイアしたのは残念だ」

    「我々のパッケージには今日示せたよりも多くのポテンシャルを引き出せると思っているし、フランスでの次のレース週末ではもっと良いパフォーマンスを発揮できると確信している」

    関連:【動画】 ブレンドン・ハートレー、クラッシュで0周リタイア / F1カナダGP

  • F1カナダGP:ゲストが誤ってチェッカーを振り残り2周で順位確定

    F1カナダGP:ゲストが誤ってチェッカーを振り残り2周で順位確定

    F1カナダGPの決勝レースは、ゲストとしてチェッカーフラッグを担当したカナダ出身のモデル、ウィニー・ハーロウが70周のレースの69周目にフラッグを振ってしまい、68周時点で順位が確定することになった。

    F1の競技規則42.3項では「いかなる理由にせよ先頭車両が所定の周回数を完走する前、または規定の時間が経過する前にレース終了の合図が出された場合は、その合図が出される前に先頭車両がラインを最後に横切った時点でレースは終了したものとみなされる」と記されている。

    幸い、68周目から70周目にかけてトップ10の順位の変動はなかったが、ダニエル・リカルドがファイナルラップで記録したファステストラップは取り消しとなり、マックス・フェルスタッペンが記録した1分13秒864が今大会のファステストラップとなった。

    ウィニー・ハーロウは自身のInstagramでサーキットオフィシャルとの写真を掲載。オフィシャルからフラッグを振るように伝えられたから振ったと説明した。

    2014年のF1中国GPでも過ってチェッカーフラッグが振られて、56周のレースで54周目の順位が適用されている。

    関連:FIA 「チェッカーフラッグのミスはウィニー・ハーロウの責任ではない」

  • ブレンドン・ハートレー、クラッシュ後に病院に搬送も異常なし

    ブレンドン・ハートレー、クラッシュ後に病院に搬送も異常なし

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1カナダGPのオープニングラップでのクラシュ後に病院に搬送されたが、検査の結果、異常はなかったとFIAが発表した。

    ブレンドン・ハートレーは、オープングラップのターン5でアウトサイドからランス・ストロール(ウィリアムズ)を抜きにいったが、オーバーステアで膨らんだランス・ストロールに幅寄せされるかたちで高速でウォールにクラッシュした。

    衝撃でブレンドン・ハートレーのクルマはウォールに乗り上げるかたちとなり、最終的にターン6のランオフエリアでランス・ストールのマシンとともにストップ。両者はリタイアとなった。

    ブレンドン・ハートレーは自力でクルマから降りることができたが、クラッシュ後のチェックのためにモントリオールの病院に搬送され、異常なしとの診察を受けた。

    FIAの広報担当は「トラックのメディカルセンターでの検査後、さらなる調査のためにドライバーは病院に搬送された」とコメント。

    「全ての検査が完了し、2つのECG(心電図))は正常であり、ハートレーはヘリコムターでサーキットに戻ります」

    レースコントロールはクラッシュを手短に調査したが、レーシングインシデントとして結論付けた。

    ランス・ストロールは「ターン5の進入でブレンドンとサイド・バイ・サイトになって、クルマがルーズになった。修正したけど、あまりに遅すぎた」とランス・ストロールは説明。

    「修正するまでにサイド・バイ・サイドになっていたし、彼と接触した。僕たち二人にとって十分なスペースはなかったし、僕たちはウォールにぶつかってしまった」

    レーシングインシデントだったかと質問されたランス・ストロールは「そうだね。それがレースだし、1周目にクルマがサイド・バイ・サイドになるとこのようなことは起きるものだ。こういうときもあるさ」と述べた。

    関連:【動画】 ブレンドン・ハートレー、クラッシュで0周リタイア / F1カナダGP

  • F1カナダGP 結果:セバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで圧勝

    F1カナダGP 結果:セバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで圧勝

    2018年のF1世界選手権 第7戦 カナダGPの決勝が6月10日(日)にモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が今季3勝目を挙げた。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが11位。ブレンドン・ハートレーはオープニングラップのクラッシュによりリタイアでレースを終えた。

    F1サーカスは一時ヨーロッパを離れ、北米のカナダに移動。セント・ローレンス川の中洲を埋め立てたノートルダム島に位置するジル・ヴィルヌーブ・サーキットは、常設サーキットではあるが、公園内の周回道路を利用したコースは路面のグリップは低く、バリアが近いことからストリートコースの要素も兼ね備えている。

    F1カナダGPでは、品質問題によって導入を断念したメルセデスを除き、ホンダを含めたエンジンメーカーがパワーユニットに最初のアップグレードを投入。ピレリは、F1カナダGPに全戦モナコでデビューしたハイパーソフト(ピンク)を含め、ウルトラソフト(パープル)、スーパーソフト(レッド)と最も柔らかいコンパウンドを選択している。

    現地時間14時10分。やや薄曇りの空の下、気温20℃、路面温度41℃のドライコンディションでF1カナダGPは決勝を迎えた。過去3年間、オープニングラップでのセーフティカー出動率100%を誇るカナダGPだが、今年もオープニングラップでセーフティカーが導入される。オーバーステアが出たランス・ストロールに幅寄せされる形でブレンドン・ハートレーがウォールにクラッシュ。両者リタイアとなった。

    優勝はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。ポールポジションかたスタートしたセバスチャン・ベッテルは、1度もトップを譲ることなく完全勝利。通算50周目、今季3勝目を挙げてチャンピオンシップの首位に躍り出た。

    2位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いて表彰台を獲得した。

    以下、ダニエル・リカルド(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、カルロス・サインツ(ルノー)、エステバン・オコン(フォース・インディア)、シャルル・ルクレール(ザウバー)がトップ10入りしてポイント獲得。今大会がF1参戦300戦目という記念すべきグランプリとなったフェルナンド・アロンソは、エキゾーストトラブルによってリタイアでレースを終えた。

    2018年 第7戦 F1カナダGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    4 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    6 6 キミ・ライコネン フェラーリ
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    8 55 カルロス・サインツ ルノー
    9 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    10 16 シャルル・ルクレール ザウバー
    11 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
    12 8 ロマン・グロージャン ハース
    13 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    15 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    16 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    17 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
      14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
      28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
      18 ランス・ストロール ウィリアムズ

    関連:【動画】 F1 カナダGP 決勝 ハイライト

    F1カナダGP 決勝 レース展開
    トップ10ドライバーはウルトラソフトのフェラーリ勢とメルセデス勢以外はハイパーソフトでスタート。トロロッソ・ホンダがハイパーソフト、ランス・ストロールがスーパーソフトを選択。それ以外はウルトラソフトというスタートタイヤの選択となった。

    ホールショットを奪ったのはポールポジションスタートのセバスチャン・ベッテル。バルテリ・ボッタスが2位を守り、マックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトンと続き、ダニエル・リカルドがキミ・ライコネンを抜いてひとつ順位を上げる。

    オープニングラップで早くもセーフティカーが導入。オーバーステアが出たランス・ストロールに幅寄せされる形でブレンドン・ハートレーがウォールにクラッシュ。両者リタイアとなった。このセーフティカーのタイミングでマーカス・エリクソン、ストフェル・バンドーンがスーパーソフトにタイヤを交換する。

    レースは5周目に再開。セルジオ・ペレスとカルロス・サインツが軽く接触。ペレスはコースオフを喫するも両者に大きなダメージはないようだ。

    10周目にそのセルジオ・ペレスがスーパーソフトに交換。12周目にはチームメイトのエステバン・オコンもピットインに。スーパーソフトに交換するが、右リアタイヤの交換に手間取りタイムを失う。

    14周目にはニコ・ヒュルケンベルグがスーパーソフトに交換。オコンの前でコースに復帰する。翌周にはチームメイトのカルロス・サインツがピットイン。オコンの前でコースに復帰する。ルノーがピット戦略でフォース・インディアを攻略する。

    17周目。上位勢のマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンがピットイン。スーパーソフトに交換する。翌周、ダニエル・リカルドがピットイン。スーパーソフトに交換してルイス・ハミルトンの前でコースに復帰。レッドブルがオーバーカットに成功する。

    19周目にはフェルナンド・アロンソがピットイン。翌周にはアロンソの前を走っていたシャルル・ルクレールがピットイン。だが、アロンソの後ろでコース復帰し、マクラーレンがアンダーカットに成功する。

    27周目、ハイパーソフトでスタートして7番手を走行していたピエール・ガスリーがピットイン。スーパーソフトに交換してシャルル・ルクレールの後ろの13番手でコースに復帰する。

    33周目、キミ・ライコネンがピットイン。ルイス・ハミルトンの後ろの6番手でコースに復帰する。

    37周目に2番手を走行していたバルテリ・ボッタスがピットイン、翌周にはトップを走行していたセバスチャン・ベッテルがピットインを行いトップをキープする。

    42周目、11番手を走行していたフェルナンド・アロンソがスローダウン。エキゾーストのトラブルで300戦目の記念すべきグランプリをリタイアで終えることになった。

    50周目、ロマン・グロージャンがピットインして全車がピットストップを終える。

    レースはしばらく膠着状態。バルテリ・ボッタスが6秒あったベッテルとの差を3秒まで縮めていたが、単独ミスによってコースオフし、再び5秒差まで広まってしまう。ルイス・ハミルトンがダニエル・リカルドを追い詰めるが攻略には至らない。

    優勝はセバスチャン・ベッテル。2位にはバルテリ・ボッタス、3位にはマックス・フェルスタッペンが続いた。

  • ピエール・ガスリー 「旧スペックのPUに戻したことで予選は厳しかった」

    ピエール・ガスリー 「旧スペックのPUに戻したことで予選は厳しかった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1カナダGPでホンダが導入した新スペックのパワーユニットにトラブルが発生。旧スペックに交換しなければならなかったことで予選は“厳しくなった”と語る。

    ホンダは、F1カナダGPにアップグレードを施した新型エンジンを投入。金曜日のフリー走行で新スペックを走らせたピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、以前のバージョンよりも“良くなっている”“速くなっている”と手応えを口にしていた。

    しかし、土曜日の午前中に開催されたフリー走行3回目にピエール・ガスリーのパワーユニットにパワー低下が見られたため、ホンダは予防措置としてパワーユニット全体を旧スペックのものに交換。ピエール・ガスリーは第2戦バーレーンGPから5戦分のマイレージを重ねていたエンジンで予選を戦うことを余儀なくされた。

    結果、ピエール・ガスリーは約0.05秒差でQ1敗退を喫して16番手。予選にむけて大きく不利な立場に陥ったと感じたと語った。

    「P3で新しいアップグレードされたエンジンに問題が発生し、僕たちはモナコで使っていたエンジンに戻さなければならなかった」とピエール・ガスリーは予選後に Sky Sports にコメント。

    「カナダのようなコースではトップスピードが本当に重要だし、それによって予選はかなり厳しいものになった」

    「小さなギャップで逃してしまうのはいつだってフラストレーションを感じるよ」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ピエール・ガスリーのパワーユニットがFP3の終盤にパワーを失ったと説明した。

    「予防措置としてパワーユニット全体を交換しました」と田辺豊治はコメント。

    「過去に使用済のパワーユニットを搭載したため、ペナルティはありませんが、アップデートがないパワーユニットで予選以降のセッションを走ることになります。問題の原因については現在分析中です」

    新スペックのパワーユニットの利益について質問されたピエール・ガスリーは「ストレートでのスピードでパワーを落とすとエンジンから多くのパワーを得られる」とコメント。

    「ロングストレートのあるカナダのようなトラックでは、ラップタイムのゲインはかなり重要だ」

    新スペックのパワーユニットを搭載したブレンドン・ハートレーは、Q1を8番手タイムで突破し、決勝を12番グリッドからスタートする。

    「アップグレードで走ったブレンドンが良い仕事をしたのはポジティブなことだし、とにかく僕はできる限り早く僕のクルマにアップグレード版エンジンが戻るのが待ち切れない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ポジティブな面に目を向ければ、今後のレースにとっては良いことだ。でも、明日は僕たちのガレージはかなり難しいだろう」

    「でも、僕は常に希望に満ちている。簡単ではないけど、レースができないわけではない。全力を注いで、明日何を得られるかを見てみる必要がある」

    関連:F1カナダGP 予選:セバスチャン・ベッテルが驚速のポールポジション!

  • ブレンドン・ハートレー 「ホンダの新PUはレースで真価を発揮する」

    ブレンドン・ハートレー 「ホンダの新PUはレースで真価を発揮する」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1カナダGPの決勝にむけて、ホンダのアップグレード版F1エンジンによるレースペースに自信を持っていると語る。

    今週末、F1シート喪失の憶測が広まったブレンドン・ハートレーだが、予選Q1を8番手タイムで突破する素晴らしいパフォーマンスを見せ、決勝で自由にタイヤがチョイスできる6列目12番グリッドを獲得した。

    ブレンドン・ハートレーは、予選におけるホンダのアップグレード版F1エンジンのインパクトはそれほど大きくはなかったとしつつも、レースディスタンスにおけるエネルギー貯蔵とデプロイメントでの改善を示唆しており、決勝ではポイントを狙っていると語った。

    「本当に感触は良かったし、エンジンアップグレードによる予選でのパフォーマンスゲインは実際にはとても小さかったけど、レースではより大きなポテンシャルがあると思う」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「中国とアゼルバイジャンを見れば、レースでより大きなパフォーマンスステップがあったし、明日僕たちはそれを実現して、ポイントを見据えて戦えると思う」

    「週末全体の内容には本当に満足している。週末ずっとクルマを快適に感じているし、セットアップのフィーリングを良くするためにチームとうまく作業ができている。Q1はとても良かった。Q2は風がかなり強かったのでトリッキーだったし、誰もが最終コーナーの横風に苦労していたと思う。周回毎にちょっと変化していからね」

    「あと0.1~0.15秒は引き出せたと感じているけど、誰もが最後の2つのコーナーで同じような問題を抱えていた」

    「もっとペースがあったし、11番手は可能だったと思っているけど、フォース・インディアとルノーには手が届かなかったと思うし、12番グリッドを手に入れられたことには満足している。FP3とFP2でも12番手だったし、だいたいそこが僕たちの位置だ」

    これまでブレンドン・ハートレーは、まだF1アゼルバイジャンGPでの10位入賞による1ポイントしか獲得できていない。

    関連:F1カナダGP 予選:セバスチャン・ベッテルが驚速のポールポジション!

  • F1 カナダGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1 カナダGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2018年のF1世界選手権 第7戦 カナダGPの予選が6月9日(土)にモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた。

    ポールポジションを獲得したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。コースレコードを大幅に更新するる1分10秒764を叩き出し、今季4回目、自身54回目となるポールポジションを獲得した。

    2番手には0.173秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手には0.173秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が続いた。
    以下、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)の順でトップ3チームが上位3列に並ぶ。トップ6は全て昨年のポールタイムを上回った。

    フェラーリとメルセデスがウルトラソフトで決勝をスタートするのに対し、レッドブル勢はハイパーソフトがスタートタイヤとなり、決勝での戦略が興味深いものになるだろう。

    1番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「ポールポジションは常に重要だ。それにスクデーリア・フェラーリにとって、このトラックとこの国は多くの意味がある。ジル・ヴィルヌーヴの出身地だからね。だから、ポールポジションを獲得できてとても嬉しい。チームにとって素晴らしい結果だけど、さらに速く走れたと思っている。Q3の1回目の走行にはかなり満足していたけど、ラップの最初の部分でクルマにはもっとポテンシャルがあるのがわかった。それでトライしてみたけど、それで十分かどうかは最後までわからなかった。僕たちは昨日から間違いなく改善しているし、今日のクルマにはとても満足している。レースのスタート用にウルトラソフトを選択するのは僕たちにとってかなりストレートな決断だった。今は日曜日にベストを尽くさなければならない!」

    2番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「かなり良い予選セッションだった。FP3から予選までに多くのパフォーマンスを見つけ出すことができたし、クルマからすべてを引き出せたと感じている。フェラーリの後ろでスタートするのはパーフェクトではないけど、良い結果だ。でも、彼らが今週末に改善をもたらすことはわかっていた。レッドブルも脅威になるだろう。でも、3チームが勝利を争うのはクールだと思う。Q2をウルトラソフトで通過したことには満足しているし、僕たちのクルマにとって正しいチョイスだと思う。レースのスタートがどうなるか興味深い。特にレッドブルはハイパーソフトでスタートするからね。全体的にトップ3チーム間のマージンは非常に小さいし、戦略が本当に鍵を握るだろう。明日は面白いレースになるはずだ」

    3番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「今日は本当に良い仕事をしたと思う。クルマはとてもうまく機能していたし、僕たちはそれを最大限に生かした。Q3では少しトップスピードが欠けていたけど、僕たちは拮抗していたし、満足している。問題もなく、ペースもそれなりにあったし、それほど離されてはいない。週末全体でハイパーソフトの感触はとても良かったのでコーナーを安心してアタックできた。これは常に良い組み合わせだ。ちょっとしたエンジンのアップグレードも少しは後押しになったかもしれない。それがあるのは常に良いことだ。このサーキットは少しゴーカートトラックようだし、縁石を使うのがとても楽しい。週末を通じて僕たちは速かったし、通常僕たちは予選よりもレースの方が速い。僕たちは異なるタイヤでスタートするからレースは面白くなると思う。でも、多くの起こるし、もしセーフティカーが入れば状況はすべて変わる可能性があるのでどうなるか見てみよう。このサーキットは間違いなくオーバーテイクができるし、多くの可能性がある」

    4番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「難しい予選だった。僕のラップは良くなかったし、あまりまとめあげることができなかった。プラクティスでは状況は良さそうだったし、FP3で最速になれたと思ている。でも、予選では僕たちが示していたポテンシャルを打ち破ることができなかった。今日のパフォーマンスは古いエンジンとは関係ないと思う。単純にセバスチャンの方がQ3の重要なときにい良い仕事をしたというだけだ。グリッド上位がいかに接戦かはわかると思うし、明日オーバーテイクは難しいかもしれない。ここで4番手から勝つのは難しいだろうけど、不可能なことはない。今夜は詳しく調べていく。もう僕の焦点は明日に向かっている」

    5番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「Q3の最後のトライでターン2の進入で突然多くのアンダーステアが出て、クルマを曲げるのに苦労した。その時点では出来る限り早くそれを解消するしかなかったけど、明らかにラインを外れていたし、そこで僕のラップは終わった。起こったことはちょっと奇妙だ。僕のクルマは一日を通してうまく機能していたからね。今日はもっと良い結果を出せたと確信しているし、最終結果は僕たちが目指していたものではない。でも、明日はまた別の一日だし、何が起こるか見てみるつもりだ。前に異なるタイヤを履いた異なるクルマがいるのでトリッキーになるのは確かだだろう。どのような展開になるか明確なイメージを持ちのは難しいけど、僕たちはレースのスタートにむけて適切な選択をしたと信じている」

    6番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「僕の週末は少しリズムが欠けていたと思うし、金曜日の問題によって一歩出遅れてしまった。実際、予選では本当に良い進歩を遂げたし、パフォーマンスを考えれば6番手以上の結果を出せたと関いている。全員がかなり拮抗している。上位勢の最下位になってしまったのはがっかりだけど、実際、これ以上は難しかったと思う。マックスは各プラクティスセッションで最速だったけど、ここで僕たちがポールを獲得するのは大変だとわかっていたし、明日はハイパーソフトでスタートすした方がいいと思ったのはそれが理由だ。何台かパスできるマシンがいるかもしれないし、少しグリップがあるのえスタートと1周目にチャンスを得られるかもしれない。その後は管理しなけれあならないけどね。この戦略は僕たちをアグレッシブで攻撃的にしてくるはずだ。最初の数周でレースの多くが決めまるだろうけど、それでも表彰台のチャンスはあると思っているし、テレビで見ている人たちにも楽しいレースになることを期待している」

    7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「今日の結果には満足している。昨日の走行不足によって予選にむけて出遅れてしまったと感じていたけど、週末を通してクルマには自信を持っていた。ポジション的にベストを尽くせたと思う。Q3ではあとコンマ数秒は引き出せるポテンシャルがあったかもしれない。僕たちにはトップスピードがあるし、昨日の燃料を積んだ走行では全体的に良いパッケージがあったと感じているので、明日はポジションを争えると思う」

    8番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)
    「今日の8番手には満足している。クルマのフィーリングは素晴らしかったし、セッション毎に良くなっていった。昨夜と最終プラクティスでの作業が本当に成果を挙げたし、予選にむけてのビルドアップで大きな前進を果たした。僕たちはこのクルマで本当に良い前進を遂げているし、チームに心から“ありがとう”と言わなければならない。明日は戦えるためにあらゆるものが揃っている。僕たちはしばしばレースペースの方が強力だし、明日の仕事はヒュルケンベルグの前に出て、多くのポイントを獲得することだ」

    9番手:カルロス・サインツ (ルノー)
    「今日の内容にはかなり満足している。今回のQ3は予選で走れるようにターボを交換して、クルマを仕上げてくれたメカニック全員のおかげであることは間違いない。チーム全体による素晴らしい仕事だった。明日に関しては、僕たちには良いペースがあるけど、タフなレースになるだろう。ハイパースタートでのスタートは特にね。でも、僕たちは2台揃ってトップ10で終えられるように全力でプッシュしていく」

    10番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
    「ルノー勢の後ろでフィニッシュしたことには少し落胆しているけど、まだ明日は彼らと戦えると自信を持っている。僕たちのセットアップは完全にレースにむけて調整されているし、クリーンなアタックをするのがとても難しかった。でも、明日は僕たちにはアドバンテージがあるはずだし、多くのポイントを獲得するチャンスはあると思う。第1スティントが非常に重要になるだろう。ここはデグラデーションがかなり高いし、ハイパーソフトをしっかり管理して、あまり早くにピットに入らないようにする必要がある。トップ10圏外からスタートするクルマの方が良いコンパウンドを履くだろうし、戦略を機能させたければ、彼らと戦わなければならない。それが僕たちが取り組んできたことだし、明日は僕たちの有利に働くことを願っている」

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