カテゴリー: F1カナダGP

  • 【速報】 F1カナダGP 決勝 結果・タイムシート:アントネッリ4連勝

    【速報】 F1カナダGP 決勝 結果・タイムシート:アントネッリ4連勝

    2026年F1カナダGP 決勝の結果・タイムシート。現地時間5月24日(日)にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2026年のF1世界選手権 第5戦 カナダグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2位にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが15位、フェルナンド・アロンソはリタイアに終わった。

    ■ アントネッリが4連勝、カナダで王座争いを大きく前進
    アンドレア・キミ・アントネッリが2026年F1カナダGPを制し、4戦連続優勝を達成した。ジョージ・ラッセルとの激しい首位争いを経て、ラッセルのリタイア後は独走態勢に入り、メルセデスの強さを結果に結びつけた。

    ■ ラッセルは首位争い中に無念のリタイア
    ポールシッターのジョージ・ラッセルは序盤からアントネッリと激しいトップ争いを展開したが、31周目に突然スローダウン。パワーユニット系とみられるトラブルでマシンを止め、勝利の可能性を失った。

    ■ ハミルトンがフェラーリで今季最高の2位表彰台
    ルイス・ハミルトンは終盤にマックス・フェルスタッペンを攻略し、2位でフィニッシュした。フェラーリ移籍後でも屈指の内容となり、終盤は傷んだタイヤを抱えながらフェルスタッペンを抑えきった。

    ■ フェルスタッペンは3位、今季初表彰台で粘りを見せる
    予選で苦しんだマックス・フェルスタッペンは、決勝では安定した走りで表彰台を確保した。終盤はハミルトンに先行を許したものの、レッドブルにとって重要な3位となった。

    ■ マクラーレンは悪夢の一戦、ノリスDNF、ピアストリ11位
    マクラーレンはスタート時のインターミディエイト選択が裏目に出た。ランド・ノリスは序盤に首位へ浮上したが、その後後退しリタイア。オスカー・ピアストリも接触とペナルティで11位に終わった。

    ■ ルクレール4位、ハジャー5位でフェラーリとレッドブルが続く
    シャルル・ルクレールは難しい週末を4位でまとめた。アイザック・ハジャーはペナルティを受けながらも5位を守り、レッドブル勢は3位と5位でポイントを積み上げた。

    ■ コラピント6位、ローソン7位で中団勢が好結果
    フランコ・コラピントが6位、リアム・ローソンが7位に入り、中団勢の中で存在感を示した。ピエール・ガスリー、カルロス・サインツJr.、オリバー・ベアマンもトップ10に入り、混乱のレースでポイントを獲得した。

    ■ アストンマーティンはアロンソDNF、ストロール15位
    フェルナンド・アロンソはシートの問題でリタイアとなり、アストンマーティンにとって厳しい一戦となった。ランス・ストロールは15位完走にとどまり、ホームレースで大きな結果を残すことはできなかった。

    カナダグランプリ 2026年のF1世界選手権

    F1カナダグランプリ 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス     ↑ 1 1
    2 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 10.768 10.768 ↑ 3 1
    3 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 11.276 0.508 ↑ 3 1
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 44.151 32.875 ↑ 4 1
    5 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1L 38.408 ↑ 2 3
    6 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1L 14.477 ↑ 4 1
    7 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1L 14.725 ↑ 5 1
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1L 0.337 ↑ 6 1
    9 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1L 23.442 ↑ 6 2
    10 87 オリバー・ベアマン ハース 1L 1.035 ↑ 6 1
    11 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 2L2L 29.698 ↓ 17 3
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 2L 1.483 ↓ 1 2
    13 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 2L 6.974 - 0 2
    14 31 エステバン・オコン ハース 2L 47.479 ↑ 3 2
    15 18 ランス・ストロール アストンマーティン 4L 1L ↑ 7 2
    16 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 4L 34.993 ↑ 5 4
    DNF 11 セルジオ・ペレス キャデラック     ↑ 3 4
    DNF 1 ランド・ノリス マクラーレン     ↓ 15 2
    DNF 63 ジョージ・ラッセル メルセデス     ↓ 18  
    DNF 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン     ↓ 1 2
    DNF 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ     ↓ 3  
    DNF 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ     ↓ 13  
  • フェルナンド・アロンソ F1カナダGP決勝 「シート問題」でリタイア

    フェルナンド・アロンソ F1カナダGP決勝 「シート問題」でリタイア

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、波乱の展開となった2026年F1カナダGPでリタイアを喫した。チームによると、原因はシートのトラブルだった。

    モントリオールは決勝前から不安定な天候に見舞われ、各チームはタイヤ選択に頭を悩ませた。アストンマーティン勢にとっても厳しい週末となっており、ランス・ストロールはPU関連交換によってピットレーンスタート。アロンソ自身もスプリントでは接触によるダメージでリタイアしていた。

    決勝では、路面が乾き始める難しいコンディションのなかでレースがスタート。メルセデス勢による激しい首位争いの裏で、中団グループも激しくポジションを争う展開となった。

    アロンソは序盤、ピエール・ガスリーとの10番手争いを展開。しかしマシンには問題が発生していたようで、30周目には「アロンソはすでにガレージへ戻された」と伝えられ、その後正式にリタイアとなった。

    レース後、アストンマーティンはSNSで「フェルナンドはシートの問題によりカナダGPをリタイアした」と説明した。

    アストンマーティンは今季、ホンダPUとのパッケージ改善を進めている一方で、週末ごとに細かな信頼性トラブルにも苦しんでいる。カナダGPではストロールにもサスペンション関連の問題が発生しており、ホームレースは苦い結果となった。

  • ジョージ・ラッセル F1カナダGPで痛恨リタイア アントネッリとの死闘直後に悲劇

    ジョージ・ラッセル F1カナダGPで痛恨リタイア アントネッリとの死闘直後に悲劇

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1カナダGPで圧巻の走りを見せながらも、首位走行中に無念のリタイアを喫した。

    チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリとの激しい首位争いを制しながらレースをリードしていたラッセルだったが、31周目に突如マシントラブルに見舞われてストップ。怒りを爆発させる場面もあり、タイトル争いにおいて極めて痛い結果となった。

    ラッセルとアントネッリの激闘
    混走コンディションとなったモントリオールでは、スタート直後から波乱が続出。マクラーレン勢がインターミディエイトタイヤを選択して先行する中、メルセデス勢はスリックで勝負に出た。

    序盤はアントネッリが先行したが、7周目にラッセルが逆転。最終シケイン手前で仕掛けたラッセルに対し、アントネッリはブレーキングでロックアップし、そのままランオフエリアへ飛び出した。

    その後も両者のバトルは続き、18周目には並走状態でターン1へ飛び込む白熱の攻防を展開。ラッセルはイン側を守り切り、アントネッリはわずかにブレーキングを早めざるを得なかった。

    さらに22周目から24周目にかけては、首位が何度も入れ替わる激戦となった。アントネッリは最終コーナーでオーバーテイクを決めて一度は首位に立ったものの、コース外走行によるポジション維持と判断され、チームから順位を返すよう指示を受けた。

    「彼が押し出したのに、僕はもう前にいたじゃないか!」

    アントネッリは無線でそう不満を口にしたが、最終的には指示に従ってポジションを返還。その直後にも再びアタックを仕掛けるなど、2人のバトルは終始息つく暇のない展開となった。

    首位快走から一転…ラッセルに悲劇
    ラッセルはその後も冷静にレースをコントロール。ブレーキング時のフラットスポットに苦しみながらも、経験を生かしたディフェンスでアントネッリを抑え込み続けた。

    しかし31周目、悲劇が訪れる。

    ラッセルは突然スローダウンすると、そのままマシンをコース脇に停止。マシンを降りたラッセルはヘッドレストをコースへ投げつけ、マシンのノーズを拳で叩くなど、激しい怒りを露わにした。

    タイトル争いの真っ只中にいるラッセルにとって、このリタイアが持つ意味は極めて大きい。チームメイトのアントネッリが首位を走行していたこともあり、選手権争いの流れを左右しかねない痛恨の瞬間となった。

    一方でアントネッリは、この週末を通してラッセルに一歩も引かないレースを披露。メルセデスF1内部でのタイトル争いは、カナダGPで新たな局面へ突入した。

  • ランス・ストロール F1カナダGPでPU交換許容量超過 ピットレーンスタートへ

    ランス・ストロール F1カナダGPでPU交換許容量超過 ピットレーンスタートへ

    ランス・ストロール(アストンマーティン)は、母国レースとなる2026年F1カナダGP決勝をピットレーンからスタートすることになった。

    アストンマーティンにとっては、週末を通じてトラブルが相次ぐなかでのさらなる痛手となる。ストロールは当初21番グリッドからスタートする予定だったが、パワーユニット関連コンポーネントの交換と複数のセットアップ変更により、決勝のスタート位置がピットレーンへ変更された。

    許容量超過のコンポーネント交換でピットレーンスタート
    ストロールのAMR26には、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われる70周の決勝に向けて、新たなエナジーストアとコントロールエレクトロニクスが投入された。

    いずれも今季4基目であり、シーズン全体で許可されている3基を超過している。まだシーズン第5戦の段階でこの上限を超えたことになり、これによってストロールはグリッドではなくピットレーンからスタートする。

    チームはこの変更について「戦略的」なものだと説明しており、あわせて複数のセットアップ変更も行われた。

    アストンマーティンを襲った相次ぐトラブル
    アストンマーティンの週末は、金曜のスプリント予選から厳しい流れとなっていた。フェルナンド・アロンソは最初の12分間のセッションでクラッシュ。SQ2進出に十分なタイムは記録していたものの、マシンの損傷によりその後の走行はできなかった。

    スプリントでは、ストロールが17番グリッドからスタートする予定だったが、マシンにサスペンションの問題が発生。グリッド上から押し戻され、ピットレーンスタートを強いられた。

    そのスプリントでは、アロンソが技術的な問題で唯一のリタイアとなり、ストロールは完走した21台中16位にとどまった。

    予選前には2件の危険なリリースで罰金
    グランプリ予選を前に、アストンマーティンには短時間で2つのインシデントが発生した。

    まずアロンソが、アルピーヌのフランコ・コラピントの進路に出される形となり、危険なリリースとしてチームに5,000ユーロ(約92万5000円)の罰金が科された。

    さらにストロールのマシンも安全ではない状態でリリースされたとしてスチュワードの調査対象となり、チームには追加で7,500ユーロ(約138万7500円)の罰金が科された。

    母国カナダでのレースを迎えるストロールにとって、そしてアストンマーティンにとって、週末の流れはさらに厳しいものとなった。

  • 2026年F1カナダGP 決勝:全22名の持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2026年F1カナダGP 決勝:全22名の持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    ジョージ・ラッセルがスプリント勝利とポールポジション獲得で主導権を握った2026年F1カナダGP。メルセデスはアップグレードの効果を示した一方で、マクラーレン勢とフェラーリ勢も決勝ロングランでは十分に脅威となる位置につけている。

    さらに、6番グリッドのマックス・フェルスタッペン、そして日曜決勝で予報されている雨が戦略図を大きく揺さぶる可能性がある。モントリオールでは今季初のウエットレースとなる可能性が高く、タイヤマネジメントとピットタイミングが勝敗を左右しそうだ。

    昨年はメルセデス優勢 2ストップが主流だった
    2025年のカナダGPは、メルセデスにとって数少ないハイライトのひとつだった。ジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得し、決勝でも勝利。ラッセル、マックス・フェルスタッペン、キミ・アントネッリ、オスカー・ピアストリの上位4台は、いずれもミディアム→ハード→ハードの2ストップ戦略を採用した。

    ラッセルは13周目と42周目にピットインし、レースをコントロールした。一方で、異なる戦略を選んだのがシャルル・ルクレールだった。8番グリッドからハード→ハード→ミディアムを選択し、28周目まで引っ張るロングスティントで順位を上げた。

    ランド・ノリスも別戦略組だった。7番手スタートからハード→ミディアム→ハードを選択し、終盤にフレッシュタイヤを活かして先頭争いへ接近していった。

    さらに、ニコ・ヒュルケンベルグはミディアム→ハードの1ストップで8位。エステバン・オコンとカルロス・サインツはハード→ミディアムを採用し、57周目まで引っ張る戦略でポイント圏内へ浮上した。

    カナダグランプリ タイヤ戦略

    今年の本命はミディアム→ハードの1ストップ
    2026年シーズン序盤4戦はすべてミディアム→ハードの1ストップ戦略が勝利している。シミュレーションでも、今回のカナダGPは同戦略が最速と予測されている。

    理想的なピットウインドウは21〜27周目付近。摩耗が低いジル・ビルヌーブ・サーキットでは、2ストップを強いられる可能性は低く、各チームはできる限りワンストップ維持を狙う見込みだ。

    ただし、各車が“先に止まりたくない”心理戦に入れば、戦略は変わる可能性もある。もしミディアムを40周近くまで引っ張れれば、ハードではなくソフトを最後に履くミディアム→ソフト戦略が視野に入る。

    セルジオ・ペレスが示した“ソフトスタート”の可能性
    スプリントで注目されたのは、キャデラックのセルジオ・ペレスだった。

    16番手スタートからソフトタイヤを選択し、スタート直後の高いグリップとウォームアップ性能を活かして一気に3ポジションアップ。23周を通してペースも悪くなく、ソフト→ハード戦略の有効性を示した。

    この戦略の理想ピットウインドウは17〜23周目付近。ただし柔軟性には欠けるため、通常コンディションではややギャンブル性が高い。

    一方で、決勝が“完全ウエットではない濡れた路面”でスタートする場合や、序盤ドライで途中から雨予報という状況なら、この戦略は一気に魅力を増す可能性がある。

    カナダグランプリ 持ちタイヤ数

    後方勢はハード→ミディアムが現実的
    後方グリッド勢にとっては、伝統的なハード→ミディアム戦略が依然として有力候補となる。

    この場合の最適ピットウインドウは38〜44周目。セーフティカー発生率が高いカナダでは、“安いピットストップ”を狙える可能性もあり、後方勢には大きなチャンスとなる。

    ドライコンディションなら2ストップの可能性はかなり低いが、もし誰かが試すなら、ミディアム→ハード→ソフトの構成が有力。1回目のストップは19〜25周目、2回目は43〜49周目が理想とされている。

    カナダグランプリ 2026年のF1世界選手権

    雨が来れば状況は一変 “完璧な嵐”になる可能性
    しかし、すべての戦略計算を崩す可能性があるのが雨だ。

    FIAはすでに「レインハザード」を宣言しており、決勝日は強風、低温、断続的な雨という難コンディションが予想されている。気温は11〜12℃程度までしか上がらない見込みだ。

    しかも、ジル・ビルヌーブ・サーキットは高速コーナーが少なく、タイヤに熱を入れにくい。つまり、ウエットタイヤを適正温度に持っていくのが極めて難しい。

    ピレリのシモーネ・ベラは、この状況を「完璧な嵐」と表現した。

    「ウエットタイヤの方がインターミディエイトより速くなる可能性もある。低温条件ではインターのウォームアップが非常に難しいからだ」

    ランド・ノリスも予選後に次のように語っている。

    「かなりクレイジーに難しいレースになると思う。ドライですらソフトタイヤに熱を入れるのが難しいのに、さらに10℃低くなって、インターやウエットを使うことになる」

    「明日どうなるのか、本当に楽しみだ」

  • 2026年F1カナダGP決勝 スターティンググリッド

    2026年F1カナダGP決勝 スターティンググリッド

    2026年F1カナダGP決勝のスターティンググリッド。レースはジョージ・ラッセルがポールポジションからスタートする。予選ではチームメイトのキミ・アントネッリをわずかに上回り、メルセデスがジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでフロントロウを独占した。

    2列目にはマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリが並び、3列目にはルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが入る。決勝日は雨が予報されており、予選順位どおりの展開になるとは限らない。

    アストンマーティン・ホンダ勢は苦しい予選となり、フェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールが21番手から決勝に臨む。天候変化やセーフティカーのタイミングが、大幅なポジションアップの鍵を握る可能性がある。

    メルセデスが最前列を独占、後方には逆転要素
    カナダGPの決勝グリッドは、メルセデスの勢いを明確に示すものとなった。ラッセルがポールポジション、アントネッリが2番手に入り、チームとして理想的な位置から決勝に臨む。

    一方で、3番手ランド・ノリス、4番手オスカー・ピアストリのマクラーレン勢、5番手ルイス・ハミルトン、6番手マックス・フェルスタッペンが続く構図は、序盤から戦略と天候が大きく絡む展開を予感させる。

    F1カナダGP決勝は、日本時間25日5時(現地時間:5月24日16時)から行われる。

    2026年F1カナダGP決勝 暫定スターティンググリッド
    ■ 1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)

    ■ 2.キミ・アントネッリ(メルセデス)

    ■ 3.ランド・ノリス(マクラーレン)

    ■ 4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    ■ 5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

    ■ 6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

    ■ 7.アイザック・ハジャー(レッドブル)

    ■ 8.シャルル・ルクレール(フェラーリ)

    ■ 9.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

    ■ 10.フランコ・コラピント(アルピーヌ)

    ■ 11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)

    ■ 12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)

    ■ 13.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)

    ■ 14.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

    ■ 15.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)

    ■ 16.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)

    ■ 17.エステバン・オコン(ハースF1チーム)

    ■ 18.アレックス・アルボン(ウィリアムズ)

    ■ 19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

    ■ 20.セルジオ・ペレス(キャデラックF1)

    ■ 21.ランス・ストロール(アストンマーティン)

    ■ 22.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1)

    ※グリッドはFIAによる正式確認前の暫定。

  • F1カナダGP スプリント&予選:全22人ドライバーコメント

    F1カナダGP スプリント&予選:全22人ドライバーコメント

    2026年F1カナダGPの土曜日は、メルセデスが完全復活を印象づける一日となった。ジョージ・ラッセルがスプリント勝利に続いて予選でもポールポジションを獲得し、キミ・アントネッリとのフロントロウ独占を達成。マクラーレン勢も僅差で続き、決勝へ向けて激しい優勝争いの構図が見えてきた。

    一方で、天候は決勝日に向けて大きく崩れる予報となっており、各ドライバーやチーム関係者は未知のウェットコンディションへの警戒感を口にしている。

    2026年型マシンで本格的な雨のレースを経験していない状況の中、各陣営は不確定要素の多いグランプリを前に、それぞれの課題と手応えを語った。

    1番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「昨日は良い一日だったし、今日もまた良い一日になった。チームは今週末に大規模なアップデートを投入するために本当に懸命に働いてくれたし、そのおかげで何とかライバル勢の前に立ち続けることができている。スプリントではマクラーレンから大きなプレッシャーを受けた。キミとのバトルは激しかったけどフェアだったし、そのおかげでノリスが接近するチャンスを得た。それでも勝利を持ち帰り、チームとして再び大量ポイントを獲得できたのは嬉しい。予選ではマクラーレンだけでなく、フェラーリやレッドブルもポール争いに加わってきた。タイヤをうまく機能させられず、前後アクスルの温度バランスにも苦しんでいたので、セッションを通して自信を持てなかった。でもチームがQ3でタイヤ準備を完璧にまとめてくれて、ポールを狙うチャンスを与えてくれた。明日は気温が下がり、雨も予想されているので何が起きるか完全には分からない。それでも必要な準備をすべて行って、週末を勝利争いで締めくくれるようにしたい」

    2番手:キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今朝のスプリントは激しいレースだった。たくさんのアクションがあったし、見ていた人たちは楽しめたと思う。ジョージとは激しくレースをしたけど、お互いに限界は理解している。それでも3位でしっかりポイントを持ち帰れたのは、自分にとってもチームにとっても重要だった。予選は前日のスプリント予選よりかなり難しかった。タイヤを適正なウインドウに入れるのが難しく、まだ改善できる余地もあった。最後のアタックは完璧ではなく、セクター2で少しタイムを失った。ポールを逃したのは間違いなくそこだと思う。わずかな差でP1を逃したのは悔しいけど、それでも良い結果だし、明日は勝利を争える位置にいる。天候はかなり不確定だ。未知の要素が多くなるだろうし、コース上に留まりながら何が起きても対応できるかが重要になる。もしウェットレースになれば、このクルマでの雨は全員にとって初めてだから、とても興味深い経験になると思う」

    3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日の結果にはかなり満足できる。まずスプリントで2位を獲得できたのは素晴らしい成果だし、良い戦略を実行してチャンスを最大限に活かしたチーム全員の功績だ。前の2台が争った時に、その隙を突けるポジションに自分たちを置けていたし、とても価値のあるポイントを獲得できた。今のパッケージでできることはしっかりやれたけど、現実的でいる必要もある。もし前のメルセデス2台が争っていなければ、この結果はなかったと思うので、純粋な速さで彼らと戦えるように努力を続けたい。予選では本当に僅差だった。コンマ05秒前後で順位が変わる状況だったし、今日はメルセデスを倒すには完璧である必要があった。でもそれはとても難しかった。最後のアタックでは前方でマシンがコースオフしたことで少しタイムを失い、タイヤにダートを拾ってしまったし、バックストレートでスリップストリームも得られなかった。それでもフルアップデートなしの状態で予想以上に前との差を縮められているので、チームとしては非常に満足できる一日だった。明日は興味深いレースになる。寒くて低速のストリートサーキットではタイヤ温度を上げるのが本当に難しいし、もし雨になれば混乱した展開になるだろう。でもそれは同時にチャンスでもある。純粋なレースペースではメルセデスがまだ一歩上、特にロングランでは強い。でもコンディションが荒れれば、僕たちは戦う準備ができているし、訪れるチャンスを必ず掴みにいく」

    4番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「全体的には悪くない一日だった。スプリントではチームとして良い結果だったと思う。昨日とは風向きが変わっていたことで、スプリント予選の時と同じ感触ではなかった。それでも終盤にルイスを抜き返して、スタートで失ったポジションを取り戻せた。予選には満足している。クルマは今朝のスプリントより一歩前進していたし、それはポジティブだった。ただ、セッションは少し難しく、セクター1で苦戦していたし、路面温度と気温がかなり低かったこと、さらにタイヤが硬めだったことで適正な温度レンジに入れるのが難しかった。メルセデスとの差は縮まっていて、プレッシャーもかけられたけど、残念ながら少し届かなかった。明日は雨で状況が変わるかもしれないし、全員にとってチャンスになると思う。何ができるか見てみよう」

    5番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「全体的には良いセッションだったし、特にQ2とQ3最初のランではクルマに快適さを感じていた。予選前に小さな変更を加えたことでうまく機能したし、チームもセッションを通してクルマを改善する良い仕事をしてくれた。最後のラップは思い描いていた形にはならなかったけど、前進している感触はあるし、このまま正しい方向へ進み続けられるという希望を持っている。明日のレースは非常に予測不可能になるかもしれないので、どんなチャンスも逃さず活かせるよう準備しておく」

    6番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「僕にとっては少し孤独なスプリントレースだった。あのセットアップでは前のクルマたちに近づくのが難しいと分かっていた。予選に向けていくつか変更を加えたけど、残念ながらまだ苦しんでいた。いくつかの部分では改善できて、乗り心地も良くなったけど、別の部分ではそうではなかった。特にデプロイメント面についてもっと理解する必要がある。ブレーキングに入る際の基準を作るのが難しくなるので、一晩かけて分析しなければならない点がいくつかある。明日はおそらく雨になるだろうし、どうなるか見てみよう」

    7番手:アイザック・ハジャー(レッドブル)
    「スプリントレースでフラストレーションの溜まる状況だったクルマを立て直してくれたチームのみんなは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。スプリントでは全く戦えなかったのに、Q2でトップタイムを出せたのは最高だった。予選序盤はとても良い感触で、クルマにもすごく自信があったし、ペース面でも大きく前進できた。でも肝心なところでラップをまとめきれず、オーバードライブしてしまったので、自分自身にかなりフラストレーションを感じている。こうした進歩を遂げられたのは確実にポジティブだけど、本来なら表彰台争いをしていなければいけなかった」

    8番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「スプリントではスタート順位の代償を払ったと思う。ペース自体は良かったけど、オスカーの後ろに引っかかってしまったし、彼はストレートでとても速かった。予選はうまくいかなかった。Q1とQ2ではタイヤを適正なウインドウに入れるのに苦労していて、滑りっぱなしだった。Q3では少し自信を取り戻して、クルマの感触も少し改善したけど、この順位は僕たちが目指しているものではない。特に雨になれば全員にとって難しいレースになると思うので、明日どう展開するか見ていかなければならない」

    9番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「今日は本当にポジティブな一日だったし、クルマに自信を持てるようにアップグレードを投入してくれたチームは素晴らしい仕事をしてくれた。今週末はどのラップでも非常に競争力があったし、Q3のラップにも満足している。もう少しタイムを引き出せたかもしれないけど、トップチームがすべてをまとめてくると、あのポジションを確保してくる。明日が楽しみだ。僕はいつもウェットレースが好きだし、雨予報も出ているので、その場で起きることに対応していく。チームのみんなに大きな感謝を伝えたいし、今は明日に集中している」

    10番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日は良い一日だったし、スプリントも予選も含めて堅実な土曜日になった。チーム全体で積み重ねてきた仕事を誇りに思うし、その成果がこうした安定した結果につながっていると感じている。スプリントでは13番手スタートから9位まで来て、あと少しでポイント獲得だった。ペースは前日よりかなり良く、周囲のクルマとしっかり戦うことができた。最後のポイントを懸けてアービッドを追っていたけど届かなかったので、あそこまで近づいていただけに少し悔しかった。その後の予選でも再び彼らと近い位置にいたし、今日は本当に速かったので、10番手はおそらく最大限の結果だったと思う。明日に向けて良いポジションにつけたし、スプリントで見せたパフォーマンスを考えれば、コンディションが安定していれば良い結果を狙える自信がある。雨予報も出ていて、全員にとって未知の状況になるので、何が起きてもベストを尽くしたい」

    11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「またしても僅差でQ3を逃したのは当然フラストレーションがある。特にこれほど差が小さいだけにね。でも全体的にはかなり満足しているし、今日は出せるものをすべて引き出せたと思う。このサーキットはグリップが低いので、常にバランスと格闘しながらクルマをコントロールしていたし、簡単ではなかった。週末のスタートを考えれば、全体としては悪くない結果だ。最大のテーマはドライバビリティとパワーユニット側の問題で、このサーキットはその部分をかなり露呈させる。それでも予選までにクルマをかなり良い状態へ持っていけたし、バランスもまずまずだった。まだ改善の余地はあるけど、明日はまたチャンスだ。特にコンディションが変われば可能性も広がるので、最大限活かしたい」

    カナダGP 2026年のF1世界選手権

    12番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今週末のクルマは本当に速いので、2台ともQ3に入れられなかったのは残念だ。昨日からまだ追いつこうとしていた段階で、予想以上に難しかった。予選序盤はソフトタイヤのウォームアップに少し苦しんだし、フロントロックもあった。そのせいで最後のアタックにかなりプレッシャーをかける形になってしまった。かなり近いところまでは行けたけど、残念ながら届かなかった。明日どうなるか見てみよう。ドライなら速いクルマがあるし、スタート位置を考えれば雨になっても構わない。この世代のクルマはウェットでかなり難しいので、予報通り雨になれば興味深いレースになると思う」

    13番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「今日はあまりクリーンな予選にはならなかった。昨日の方がクルマには少し自信を持てていたと思う。それでも、現状のパッケージではこれ以上は難しかったと思う。ニコは素晴らしいラップをまとめていたし、今の僕たちの立ち位置はあのあたりなんだと思う。明日は特に天気予報を考えると興味深いレースになるかもしれない。この新世代のクルマでウェットを走ったことはまだないので、どうなるか見てみたい。今朝のスプリントでも見えたように、まだスタートには苦しんでいるけど、そこをうまく決められればレースで何かを築けるかもしれない」

    14番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「またしても期待していた結果には届かず、14番手でQ2敗退となった。マイアミと同じように、今はクルマに快適さを感じられていないし、なぜそうなっているのかチーム全体で理解を深めていかなければならない。スプリント前にはいくつか変更を加えて、なぜペース不足なのかを探るために色々と試してみた。チームとしての期待値はもっと高いし、フランコがQ3に進出したことで、このパッケージに速さがあることは分かっている。明日は空模様を注視することになる。雨予報が出ているし、先週マニクールでウェットタイヤテストを行った経験からも、全員にとって非常に難しいコンディションになるはずだ。もし雨になれば興味深い午後になるだろうし、最終的にどんな結果になるか見てみたい」

    15番手:カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    「今日はより厳しい一日になった。昨夜のセットアップ変更で良い進歩はあったし、クルマにはトップ12に入るだけのペースがあったと思う。でもQ2最後のランでセクター1でコンマ数秒失ってしまい、それが大きかった。正直に言えば、今日はQ3進出は難しかったと思う。もし明日雨になれば、この新レギュレーションのクルマでウェットタイヤを使う初めてのレースになる。全チームにとってタイヤとエネルギーデプロイメントを理解することが課題になるだろうし、どんな展開になるのか興味深い。僕たちも最大限チャンスを活かしたい」

    16番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「昨夜の段階でパルクフェルメを破って、セットアップをいろいろ試すことを決めた。データを詳しく見ていく中で、予想外の特性や挙動が見つかったので、原因を探るためにセットアップを一度戻してみたけど、それでもスプリントは非常に難しかった。このクルマからパフォーマンスを引き出す方法を見つけなければならないし、今のところ本当に苦戦している。予選ではコーナーバランスが改善されたクルマを見つけられたと思うし、少し自信を持てたことでようやく進入でプッシュできるようになった。ただ、その結果として毎回フロントをロックさせてしまっている。今週末はあまりにも苦戦していたので、他のチームがFP1で把握していた問題を今になってようやく見つけたような状態だ。厳しい状況になるだろうけど、明日は雨予報なので、何かチャンスが生まれることを期待している」

    17番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「スプリントも依然として難しかったけど、少なくとも周回を重ねることはできた。僕自身にとってもオリーにとっても、昨日よりはもう少し状況を理解できるようになっていると思う。ラップを重ねてデータも集まったし、重要なのはどこを改善できるかを見極めることだ。ペース、バランス、ブレーキングなど、改善しなければならない部分がいくつかある。予選直前にクルマを完全に変更したので、正しい感触を掴むのは簡単ではなかった。わずか3〜4周で新しい仕様に慣れなければならなかったし、どこにグリップがあってどこにないのかを探る状態だった。最後の予選ラップがすべてだった。引き続きプッシュして、明日何ができるか見ていく」

    18番手:アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    「今のところ僕にとって良い週末ではないし、FP1からずっと後手に回っている。昨日は走行時間が限られていたので、スプリントは実質的に予選へ向けたテストセッションのようなものだった。チームは昨日のダメージ修復に本当に懸命に取り組んでくれたし、その後にいくつか試しながらクルマへの理解を深めていった。予選は難しかった。特にトラフィックもあって、デプロイメントを含めた手順面でラップをうまくまとめられなかったし、結果として十分なラップを出せなかった。一晩でやるべきことは多いし、チームと分析・振り返りを行わなければならない。決勝は雨予報だし、この新世代のクルマでウェットを走った経験はまだないので、特に視界の面でかなり興味深いレースになると思う。明日どうなるか見てみたい」

    19番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「カナダで走るのはいつも楽しいし、今週末は少し競争力も感じられていた。僕たちにとって小さな前進はあるけど、Q2へ進むにはまだパフォーマンスが足りない。スプリントではターン1で接触があり、最終的にはリタイアとなった。もし明日雨になれば興味深いレースになるだろう。この新レギュレーションのクルマでウェットを走ったことはまだないし、ここはグリップレベルもかなり低い。全員にとって難しいレースになると思うけど、その中で何ができるか見てみたい」

    20番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    「今朝のスプリントレースは最高だった。本当にチームとして素晴らしいパフォーマンスだったと思う。ソフトタイヤを選んだ戦略も素晴らしかった。マイアミでは間違えたけど、今日は正しいタイヤ選択だったことを証明できたし、良い判断もできて、しっかり防御もできた。ペナルティは残念だったけど、それを抜きにしても本当に良いレースだったし、多くのクルマを後ろに抑えられたことに満足している。予選はもっと厳しかった。全員が本来のペースを出してくると、自分たちの立ち位置がよりはっきり見えてくる。今日はセッションを最大限活かせなかったし、セットアップ変更後にライド面で少し問題もあって、ラップをまとめるのが難しかった。明日のレースはかなり面白くなると思うし、どんなチャンスも拾っていきたい」

    21番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「厳しい一日だった。今朝のグリッド上でサスペンションの問題が見つかって、スプリントはピットレーンスタートになったので、最初から厳しい状況だった。予選ではグリップ不足でクルマに自信を持てず、本当に攻めることができなかった。明日は雨予報なので、状況が大きく変わるかもしれないし、ローダウンフォース仕様のクルマには助けになるかもしれない」

    22番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    「もっと上を期待していたので理想的な予選にはならなかった。ターン1でロックアップしてしまったのは自分のミスだったし、それが2回目のラン最初のラップだったので、その時点で走りが台無しになってしまった。雲が出て路面温度も下がっていたので、タイヤを適正なウインドウに入れるのがかなり難しかった。どれだけタイムを改善できたかは分からないけど、確実にかなり余地はあったと思う。今週ずっとセットアップを追いかけ続けていたので、ガレージでは忙しい時間を過ごしていた。スプリントレースをテストとして使い、そこで得た学びをすべて予選セットアップに反映させた。今日はうまくいかなかったけど、明日また挑戦したい」

  • F1カナダGP予選 ハイライト動画:ラッセルが劇的ポール メルセデス最前列独占

    F1カナダGP予選 ハイライト動画:ラッセルが劇的ポール メルセデス最前列独占

    2026年F1カナダGP予選では、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が土壇場の逆転劇を演じ、2026年シーズン屈指の激戦を制してポールポジションを獲得した。

    Q3最後のアタックでラッセルは1分12秒578を記録。予選を通じて安定した速さを見せていたチームメイトのキミ・アントネッリを0.068秒差で上回り、メルセデスがフロントロウを独占した。

    ランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢が2列目を確保し、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は5番手。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はマシンバランスとストレートスピードに苦しみ6番手に終わった。

    また、アイザック・ハジャー(レッドブル)はQ2でトップタイムを記録する速さを見せて7番手を獲得。アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)も9番手に入り、若手勢の存在感が際立つ予選となった。

    一方でフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はQ1敗退。セルジオ・ペレス(キャデラック)は複数のインシデントで審議対象となるなど、波乱含みのセッションとなっている。

    ■ 2026年F1カナダGP予選結果

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    2.キミ・アントネッリ(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    7.アイザック・ハジャー(レッドブル)
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    9.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    10.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    13.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    14.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    15.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    16.オリー・ベアマン(ハースF1チーム)
    17.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    18.アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    20.セルジオ・ペレス(キャデラック)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    22.バルテリ・ボッタス(キャデラック)

  • ランス・ストロール F1カナダGP予選「マシンにまったく自信が持てなかった」

    ランス・ストロール F1カナダGP予選「マシンにまったく自信が持てなかった」

    ランス・ストロール(アストンマーティン)は、母国レースとなる2026年F1カナダGPで厳しい土曜日を過ごした。スプリントはサスペンショントラブルによってピットレーンスタートを強いられ、予選でもグリップ不足に苦しみ21番手に沈んだ。

    アストンマーティンは週末を通して苦戦が続いており、ストロールもマシンへの信頼感を失っていたと説明。決勝については、雨予報が状況を変える可能性に期待を寄せている。

    ランス・ストロール『マシンにまったく自信が持てなかった』
    「厳しい一日だった」とランス・ストロールはコメント。

    「今朝のグリッド上でサスペンションの問題が見つかって、スプリントはピットレーンスタートになった。それで最初から厳しい状況になってしまった」

    「予選ではグリップ不足のせいでマシンにまったく自信が持てなかったし、本当にプッシュするのが難しかった」

    「明日は雨予報だから、状況が少し変わるかもしれないし、ローダウンフォース寄りのマシンには助けになるかもしれない」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) カナダGP

    スプリント後のインタビューでは、サスペンショントラブル後のマシン状態について語った。

    「走り出してからは問題なかった」

    「セッションの中で学べたことは特に多くなかったけど、感触自体は問題なかった」

    一方、予選では終始グリップ不足に悩まされ、芝生にはみ出す場面もあった。

    「本当に難しかった。マシンに自信がなくて、とにかくグリップがなかった」

    「スプリントから予選に向けて大きな変更はしていない。少し細かな調整をしただけだった」

    「でも、とにかくマシンにグリップがなかった」

  • ルイス・ハミルトン フェラーリF1で復活の兆し「ようやく噛み合ってきた」

    ルイス・ハミルトン フェラーリF1で復活の兆し「ようやく噛み合ってきた」

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2026年F1カナダGP予選で5番手を獲得した後、自身のエンジニアリングチームとの連携に手応えを感じていることを明かした。

    今季ここまで結果不足への批判も受けてきたハミルトンだが、モントリオールではスプリント予選と決勝予選の両方でチームメイトのシャルル・ルクレールを上回るパフォーマンスを披露。フェラーリ加入後、最も力強い週末のひとつになっている。

    ハミルトン「ようやく自分らしく走れている」
    ハミルトンは予選後、現在のエンジニア陣との関係性に満足していることを強調した。

    「正直に言って、僕にとってはエンジニアリングチームがようやく理想的な状態になってきた。そして今週末は、ついに本当に自分らしく感じられる状態までマシンを持ってこられた」

    「この状態が続いてくれることを本当に願っている」

    2025年のフェラーリ移籍以降、期待された結果を残せずにきたハミルトンだが、現在は自身に合った体制が整いつつあると感じている。

    「チームを変える必要はない。ただ作業を続けて、自分に合うやり方を続けていくだけだ」

    「次のレースに向けても同じ準備をするし、次戦ではもう少し良くなっていることを願っている」

    ポール争いも視野だった予選
    ハミルトンは予選Q3でも好調を維持していたが、最終アタックで細かなミスが重なったことでポール争いを逃した。

    最終ラップではターン7立ち上がりで芝生にはみ出す場面もあり、最終的には5番手。それでもポールポジションとの差はコンマ3秒未満にとどまった。

    「最後のラップまでは本当に感触が良かった」

    「基本的にはいい準備ができていたし、ラップ開始へ向かう最終コーナー立ち上がりでSM(ストレートモード)が入らなかった。ターン1で気づいた時にはコンマ2秒失っていたんだ」

    「その後に少し取り戻したけど、ワイドになる場面もあった」

    「限界まで攻めてすべてを引き出そうとすると、本当にナイフエッジな状態になる」

    それでもハミルトンは、フェラーリの仕上がり自体には強い満足感を示している。

    雨予報の決勝に期待感
    決勝日のモントリオールには雨予報も出ており、2026年型マシンでは未知数となるウエットコンディションが焦点になっている。

    ハミルトンは、そうした難しい状況がフェラーリにチャンスをもたらす可能性があると考えている。

    「でもマシンの感触は良かったし、チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた」

    「だから明日、天気が崩れて雨になれば、僕たちには良いチャンスがあることを願っている」