カテゴリー: ジェンソン・バトン

  • ジェンソン・バトン レッドブルF1不振に辛辣「速いクルマを作れ」

    ジェンソン・バトン レッドブルF1不振に辛辣「速いクルマを作れ」

    ジェンソン・バトンは、レッドブルの苦戦に対して極めて端的な答えを示した。「もっと速いクルマを作ることだ」という4語に、現状の本質が凝縮されている。

    2026年シーズン序盤、レッドブルはプレシーズンテストでは好印象を残したものの、実戦では安定したパフォーマンスを発揮できていない。特に中国GPではハースF1チームやアルピーヌの後塵を拝する場面も見られ、戦力の軸に揺らぎが生じている。

    バトンが突いた核心「速いクルマを作れ」
    バトンはスカイスポーツF1で現状について問われ、次のように語った。

    「もっと速いクルマを作ることだ。それがすべてだ」

    「彼らはまだレギュレーションを理解している最中で、クルマの微調整も続けている。今シーズンは例年以上に多くのアップグレードが投入されるはずだし、チーム内部でも改善の余地は常にある」

    「重要なのは、自分たちが何を持っているのか、どんなツールがあるのかを理解し、それを最大限に引き出すことだ」

    単純な言葉ながら、レギュレーション初年度に直面する本質的な課題を突いた発言だ。

    シャシー問題を指摘 チャンドックも同調
    同じくスカイスポーツF1で解説を務めたカルン・チャンドックは、問題の焦点がパワーユニットではなくシャシー側にあると指摘する。

    「マックスやレッドブルについては、新しいパワートレインメーカーという点ばかりが注目されてきた」

    「しかし実際には、シャシーのほうが少し苦戦しているように見える。マシンバランスが整っていないし、上海では空力性能に苦しんでいたことが明らかだった」

    レッドブルはフォードと提携し、自社製パワーユニットの初年度を迎えているが、その完成度は想定以上とも評価されている。

    「PUは想定以上」評価が示す現状
    バトンもパワーユニットの出来については一定の評価を与えている。

    「実際には、パワーユニットのほうが印象的だと言えるだろう。ゼロからスタートして、あれだけ競争力のあるものを作り上げたのだから」

    「おそらく、クルマ本体よりも良いパフォーマンスを見せている」

    一方でチャンドックは、プロジェクトの進展自体には驚きを示しながらも、パッケージ全体としては改善が必要だと指摘した。

    「4年前は仮設のオフィスに机が5つあるだけの状態だったことを考えれば、ここまで来たのは非常に印象的だ」

    「ただしパワーユニット単体ではそれほど遅れているわけではないが、パッケージとしては前進する必要がある」

  • ジェンソン・バトン ホンダF1復活に確信「トップ4を崩せる唯一の存在」

    ジェンソン・バトン ホンダF1復活に確信「トップ4を崩せる唯一の存在」

    ホンダの2026年F1パワーユニットを巡る苦戦が続く中、アストンマーティンとの新体制には依然として厳しい視線が向けられている。性能と信頼性の両面で後れを取る現状は、2015年の再参戦時を想起させる展開となっている。

    その一方で、長年ホンダと関わってきたジェンソン・バトンは、この状況を「過渡期」と位置づける。現場を知る立場から、ホンダがこのまま終わることはないと断言し、アストンマーティンとのプロジェクトが将来的にトップ勢を脅かす存在になると強調した。

    ホンダとアストンマーティンの現状と構造的課題
    ホンダは2026年の新レギュレーション対応において出遅れ、パワーユニットのパフォーマンスと信頼性の両面で課題を抱えている。アストンマーティンとの新たなパートナーシップも始動したばかりであり、開発・統合の両面で時間を要する状況にある。

    チーム内では責任の所在を巡る緊張も生まれており、プロジェクト全体が試練の局面にあることは否定できない。ただし、これは新体制特有の“初期不整合”とも言える段階であり、構造的には改善余地が大きい領域でもある。

    バトンが語る「時間が解決するプロジェクト」
    「チームに関わる全員が、自分たちの現在地を理解している。基盤はしっかりしているし、いずれ競争力を持つようになる」

    「これは非常に厳しいスポーツだ。メルセデスやフェラーリは長年同じエンジンでトップにいる。一方でアストンマーティンとホンダの関係は始まったばかりで、ニューウェイとの協働も同様だ。すべての要素を組み合わせるには時間が必要だし、一朝一夕では実現しない」

    「このチームが将来的に何を成し遂げられるかは、全員が理解している。将来トップ4に入れる唯一のチームだ」

    バトンは、現状の苦戦を一時的なものと見ており、プロジェクトの本質は“統合の進行度”にあると示唆する。特にエンジン、シャシー、組織の連携が揃うまでの時間軸が鍵になるという見方だ。

    ホンダF1 / 本田技研工業

    「失敗はあり得ない」ホンダへの絶対的信頼
    「タイムラインを語るのは難しい。自分は詳細を把握していないが、3レースで変わるものではない。ただ時間はあっという間に過ぎる。最終的には一夜にして変わったように見えるだろう」

    「失敗する可能性はあるのか? ない。100%確信している。時間の問題だ。ホンダはいつもやり遂げてきた」

    この発言が示すのは、短期的な結果ではなく“開発文化への信頼”だ。ホンダは過去にも苦境から巻き返してきた実績を持ち、その再現性をバトンは強く評価している。

    結果として、現在のアストンマーティン・ホンダは“未完成プロジェクト”に過ぎず、完成時には既存の勢力図を崩すポテンシャルを秘めているという見立てになる。現状のパフォーマンスだけでは測れない長期的な競争力が、このプロジェクトの本質だ。

  • ジェンソン・バトン 日本とアストンマーティンF1への思い「心に残る小さなこと」

    ジェンソン・バトン 日本とアストンマーティンF1への思い「心に残る小さなこと」

    ジェンソン・バトンは、F1世界王者1回、通算15勝、306戦出走というキャリアを築いてきた。そのバトンが今回、新たに始めた「ジェンソンズ・ジャーナル」第1回で、日本、ホンダ、エイドリアン・ニューウェイ、2026年F1新レギュレーション、フェルナンド・アロンソ、そしてアストンマーティンとの新しい章について綴った。

    なぜアストンマーティンなのか。そう尋ねられることが多いというバトンは、その理由はとてもシンプルだと語る。

    幼い頃からクルマとモータースポーツに囲まれて育つなかで、アストンマーティンは特別な響きを持つ名前であり続けてきたという。

    アストンマーティンという特別な名前
    「同じ質問を何度もされるんだ」

    「なぜアストンマーティンなんだ?ってね」

    「正直、とてもシンプルなことなんだ」

    「クルマやモータースポーツのある環境で育つと、どうしても特別な意味を持つ名前がある。そしてアストンマーティンは、そのひとつなんだ。物心ついた頃から、ずっとこのブランドのクルマが好きだった」

    「僕は1980年代生まれだけど、1960年代のDB4やDB5を振り返ると、本当に美しいと思う。そしてその美しさが、いまに至るまでずっと続いている。パフォーマンスとスタイルが組み合わさっていて、それが時代を超えている感じがするんだ」

    「アストンマーティンはずっと僕の心の中で特別な存在だった。たぶん、それはほとんど誰にとっても同じだと思う」

    惹かれたのはチームを支える人たち
    バトンは、アストンマーティン・アラムコで仕事をするうえで本当に胸が高鳴るのは、そこにいる人たちだと明かした。優れた才能を持つ人材がそろっており、このチームが向かう先に対する確かな信念があるという。

    「でも、アストンマーティン・アラムコで仕事をするうえで本当にワクワクするのは、人なんだ。ここには才能のある人がたくさんいるし、このチームがどこへ向かっているのかについて、本物の信念がある」

    「もちろん、シーズンのスタートは簡単じゃなかった。でも、それがフォーミュラ1なんだ。ものすごく競争が激しい世界だからね。このスポーツでは、意味のある進歩っていうのは、いつだって時間をかけて築かれていくものなんだ」

    新しいレギュレーションで問われる適応力
    2026年は、新たな技術時代への移行という意味でも非常に興味深いシーズンだとバトンは見る。一方で、どれだけ時代が変わっても、F1がモータースポーツの頂点であることに変わりはないとも強調した。

    「今年はとくに面白い年なんだ。僕たちはまた新しい技術時代に足を踏み入れているからね。でも、変わらないものもある。フォーミュラ1は今でもモータースポーツの頂点だ」

    「F1マシンをドライブする感覚に匹敵するものは本当にない。パワー、ブレーキング、限界で走っているときにクルマが自分の下でどう動くか。その感覚は何度味わっても色褪せない」

    「このクルマたちは、信じられないほど速い」

    その一方で、マシンの挙動や扱い方は大きく変わってきているという。特にパワーユニットの振る舞いは、ドライバーがこれまで慣れ親しんできたものとは大きく異なる。

    「でも、こうしたクルマの働き方は進化している。いまのパワーユニットは、ドライバーがこれまで慣れてきたものとはかなり違う挙動をするんだ」

    「昔なら、コーナーを立ち上がったときに自分がどれだけのパワーを持っているのか正確に分かっていた。でも今は違う。ひとつ前のコーナーでどれだけブレーキ圧をかけたかとか、ハイブリッドシステムがどうエネルギーを展開するかとか、そういうことに左右される」

    「つまり、ドライバーはこれまで以上にその場で考えなければならない。これをうまくできるドライバーは良い意味で目立つことになるし、できないドライバーは悪い意味で目立つことになる」

    ニューウェイの仕事ぶりと、乗ってみたい1台
    バトンは、エイドリアン・ニューウェイが設計した新世代のマシンをぜひ走らせてみたいとも語った。長年ライバルとして彼のマシンと戦ってきたからこそ、実際に一緒に仕事をする感覚に強い興味を抱いていたという。

    「この新世代のクルマにはぜひ乗ってみたいよ。とくにエイドリアン・ニューウェイが設計したクルマにはね」

    「長年にわたって彼のクルマと戦ってきたし、一緒に仕事をしたらどんな感じなんだろうって、いつも思っていた。そういう意味では、ランスとフェルナンドに少し嫉妬していると言えるかもしれないね」

    そして、実際に間近でニューウェイの仕事ぶりを見られることも刺激になっている。

    「エイドリアンが仕事をしている姿を間近で見るのは、本当に興味深い。彼はとても昔ながらのやり方なんだ。ノートを手にして、製図板にアイデアをスケッチしている。でも、それこそが彼をあれほどの達人にしている理由の一部なんだと思う。本当にそうだ」

    「それに、そうだね、彼のノートをこっそりのぞこうとしたこともあるよ……もちろん気づかれたけどね」

    バトンは、もしチャンスがあるならニューウェイのクルマを本当に運転してみたいと笑う。

    「本当にエイドリアンのクルマを走らせる機会があれば飛びつくよ。デモランとかね。でも24戦のシーズンを戦うのは……もう僕には年を取りすぎているかな」

    アロンソというベンチマーク
    フェルナンド・アロンソについては、チームメイトとして過ごした数年間が非常に大きな意味を持っていたと振り返った。簡単な時期ではなかったが、アロンソという本物の基準がいたことで、自分自身も大きな挑戦を楽しめたという。

    「でも、フェルナンドはね……」

    「僕は数年間、彼と一緒にレースをした。僕たちにとって簡単な時代ではなかったけど、それでも自分にとってひとつだけ確かなベンチマークがあったとすれば、それはチームメイトのフェルナンドだった」

    「同じマシンでフェルナンドのような相手を倒そうとして走るのは、本当に大きな挑戦だった。でも、僕はその挑戦が大好きだった」

    「彼の仕事への姿勢を見るのもそうだし、クルマを降りたあとの楽しみ方を見るのもそうだ。彼は本当に良いキャラクターなんだ。10年経っても、その部分は何ひとつ変わっていない」

    いまでは、そんなアロンソと静かな共通点もあるという。

    「それに今では、もっと静かな共通点もある。日本にインスパイアされたタトゥーなんだ」

    「彼は背中に侍のタトゥーがあるし、僕には日本の書が入ったドラゴンのタトゥーがある。小さなつながりだけど、思い出すたびに笑顔になるよ」

    ジェンソン・バトン 本田技研工業

    ホンダとともに刻んだ日本での思い出
    日本は、バトンのキャリアにおいて非常に大きな存在だった。特にホンダとの関係を通じて、多くの高揚と忘れられない記憶が刻まれてきたという。

    「日本は、僕のキャリアの大きな一部だった。主にホンダとの関係を通じてね。そこには本当にたくさんの高揚や、決して忘れない思い出が詰まっている」

    「最初にホンダと仕事をしたのは2003年だった。そして、2006年の僕の初優勝も含めて、一緒に素晴らしい瞬間をたくさん共有してきた。あれはメーカーとしてのホンダにとって、1960年代以来のF1初勝利でもあった」

    「2015年と2016年にはホンダのパワーユニットでレースをしたし、その後のキャリアでも、日本のスーパーGTやデイトナでのアキュラで、また彼らと仕事をした」

    ホンダのレースに対する情熱は誰にも負けないとし、いまもAMR26の競争力を高めるために全力を尽くしているはずだと語った。

    「レースにこれほど情熱を持っている人たちはなかなかいない。そして彼らは今、AMR26のパワーユニットの競争力を高めるために、できる限りのことをやっているはずだ」

    日本は第二の故郷のような場所
    バトンにとって、日本は間違いなく幸せを感じる場所だという。第二の故郷のような存在であり、東京も世界で最も好きな都市のひとつだと明かした。

    「日本は間違いなく、僕にとって幸せな場所なんだ。いわば第二の故郷みたいなものだよ」

    「東京は、世界のどこよりも好きな街のひとつだ。食べ物は本当に素晴らしい。日本食だけじゃなくて、あらゆる料理がすごい。どんなものでも、あそこでは誰よりもうまくやってしまう。食材の質が本当に驚異的なんだ」

    「日本では新しいものを試したり、いろいろなタイプのレストランに行ったりするのが好きなんだ。でも、都会を離れて countryside に出ると、景色は本当に美しい。文化もヨーロッパで僕たちが慣れているものとはかなり違うし、たぶんそれが僕が日本をあれほど好きな理由のひとつなんだと思う」

    「とても礼儀正しい国なんだ。歓迎されていると感じさせてくれる」

    細部まで知る日本のファンへの敬意
    そしてバトンは、日本のファンについても強い敬意を示した。モータースポーツへの理解が深く、自身のレースやキャリア、さらには私生活に関する細かなことまで覚えていることに何度も驚かされてきたという。

    「それに、日本のファンがいる」

    「日本のファンは、モータースポーツの中でもとくに知識が深い人たちだと思う。彼らが理解しているのは、本当に細かなディテールなんだ。僕のレースやキャリア、さらには私生活についてのことまで調べて覚えている。本当に何度も、日本のファンから『どうしてそんなことまで知っているんだろう』と驚くようなことを言われたよ」

    「彼らはとても情熱的だ。このスポーツを本当に愛している。その熱意は素晴らしい。でも同時に、信じられないほど敬意もある」

    鈴鹿で心に焼き付いた2011年の光景
    バトンの記憶にいまも鮮明に残っているのは、2011年の日本GPで鈴鹿を制したあとの光景だ。レース後の祝福やデブリーフを終えたころにはすでに日が暮れていたが、スタンドにはまだ多くの観客が残っていたという。

    「いつまでも心に残っている思い出がある。2011年に鈴鹿で日本グランプリに勝ったときのことだ」

    「レース後に祝勝をして、デブリーフも全部終えたころには、もう外は暗くなっていた。でも、グランドスタンドにはまだファンが大勢残っていて、サーキットの大きなスクリーンでレースのリプレイを見ていたんだ」

    「5時間後でも、彼らはまだそこにいた」

    「それが、このスポーツに対する彼らの情熱のすべてを物語っている。そういう献身は、ずっと心に残るものなんだ」

    最後にバトンは、再び日本へ戻る日を心待ちにしていると締めくくった。

    「また戻れるのが待ちきれないよ」

  • ジェンソン・バトン ニューウェイ設計F1マシンに憧れ「少し嫉妬している」

    ジェンソン・バトン ニューウェイ設計F1マシンに憧れ「少し嫉妬している」

    アストンマーティンのアンバサダーを務めるジェンソン・バトンは、2026年F1シーズンに苦戦を強いられているチームの現状を見つめながらも、コックピットに座るドライバーたちへの複雑な感情を明かした。

    シルバーストンを拠点とするチームは、ホンダ製パワーユニットの問題により厳しいスタートを切っているが、バトンの関心は結果ではなく、むしろマシンを設計するエイドリアン・ニューウェイに向けられている。

    ニューウェイが生み出す“特別なマシン”への憧れ
    バトンは長年にわたりニューウェイ設計のマシンと戦ってきた経験を振り返りながら、実際にそのマシンをドライブしてみたいという思いを率直に語った。

    「この新世代のクルマにはぜひ乗ってみたい。とくにエイドリアン・ニューウェイが設計したクルマにはね」とバトンはアストンマーティンのコラムで述べた。

    「これまで彼のクルマと戦ってきて、一緒に仕事をしたらどんな感じなんだろうといつも思っていた。そういう意味では、ランスとフェルナンドに少し嫉妬していると言えるかもしれない」

    さらにバトンは、ニューウェイの仕事ぶりについても言及し、その独特なスタイルに強い印象を受けていると明かした。

    「エイドリアンが働く姿を間近で見るのは本当に興味深い。彼はとてもオールドスクールで、ノートを手にしてアイデアをスケッチしている。それが彼を特別な存在にしている要素のひとつだ」

    「正直に言うと、彼のノートをこっそり覗こうとしたこともある。でも、すぐに気づかれてしまった」

    ジェンソン・バトン F1 エイドリアン・ニューウェイ

    2026年F1新時代がドライバーに求めるもの
    バトンが“嫉妬”を感じる背景には、2026年F1レギュレーションによる新たな技術的挑戦がある。

    複雑化したハイブリッドシステムにより、マシンの挙動はこれまで以上に繊細となり、ドライバーには従来とは異なるスキルが求められている。

    「今年は新たな技術時代に突入していて、とても興味深いシーズンだ」とバトンは説明した。

    「それでも変わらないこともある。F1は依然としてモータースポーツの頂点だ」

    「F1マシンをドライブする感覚に匹敵するものはない。パワー、ブレーキング、限界域でのマシンの動き――あの感覚は決して色あせない。今のマシンは信じられないほど速い」

    しかし同時に、現代のF1は単なるフィジカルだけでなく、より高度な思考力を要求するカテゴリーへと進化していると指摘する。

    「ただし、マシンの仕組みは変わりつつある。パワーユニットの特性はこれまでとは大きく異なる」

    「以前はコーナーを立ち上がればどれだけのパワーがあるか分かっていたが、今は違う。前のコーナーでのブレーキの使い方や、ハイブリッドのエネルギー配分によって変わる」

    「つまり、ドライバーはこれまで以上に瞬時に判断する必要がある。うまく対応できる者は評価され、できない者は逆に目立ってしまうだろう」

    苦境の先にある“解く価値のある未来”
    アストンマーティンは2026年シーズン序盤で苦戦を強いられているが、バトンはチームの状況を公に批判することはなく、あくまで新時代の挑戦として受け止めている。

    ニューウェイが設計するマシン、そしてフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが操る未来の可能性は、依然として大きな魅力を秘めている。

    その最前線を外から見つめるバトンにとって、ステアリングを握れない現実こそが、何よりももどかしいものなのかもしれない。

  • ジェンソン・バトン、アストンマーティン・ホンダF1のアンバサダーに就任

    ジェンソン・バトン、アストンマーティン・ホンダF1のアンバサダーに就任

    アストンマーティンF1は、2009年F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンを、チームアンバサダーとして複数年契約で迎え入れたと発表した。バトンは2021年から2025年までウィリアムズでアンバサダー、アドバイザー、ヘリテージドライバーを務めてきたが、2026年F1シーズンを前に新たな役割へと移ることになる。

    バトンは2000年にウィリアムズでF1デビューを果たしており、今回の決断はキャリアの原点を経たうえでの新章となる。

    一方で、これまでシルバーストン拠点のチーム、かつてのジョーダンやフォース・インディア時代に同チームでレースをした経験はない。しかし、アストンマーティンが2026年からホンダのワークスチームとなることを考えれば、この移籍は極めて自然な流れと言える。

    バトンはF1キャリアの大半をホンダ製パワーユニット搭載車で戦ってきた。BARホンダ、ホンダ、そしてマクラーレン時代を通じて、ホンダエンジンで142戦に出走しており、この数字はアイルトン・セナの96戦を大きく上回る。2006年ハンガリーGPでは、ホンダがフルコンストラクターとして参戦した体制で勝利をもたらした。さらに引退後もホンダとの関係は続き、2018年にはホンダ陣営でスーパーGTのタイトルを獲得している。

    46歳となったバトンの新たな役割は、アストンマーティンF1の「メディア、パートナー、商業活動」を支援することだ。チームは、彼が持つ信頼性、世界的な知名度、ストーリーテリング能力、視点、そして情熱を高く評価している。

    「チームとこのスポーツにとって変革期となるタイミングでアストンマーティンに加われることは、本当にエキサイティングだ」とバトンは語った。

    「ホンダとの新たなワークスパートナーシップは、僕にとって大きな魅力だった。これまで彼らと一緒に仕事をしてきた経験を、このアンバサダーという役割で生かしていきたい。2026年シーズンは非常に興味深いものになるだろうし、これほど野心的なチームの一員になれるのは大きなチャンスだ。メルボルンが待ちきれない」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダ F1 ジェンソン・バトン

    バトンは2025年限りでプロフェッショナルレーシングから退き、キャデラック・チーム・ジョタから参戦していた世界耐久選手権を最後に第一線を離れている。今後はヒストリックカーでの活動に重点を置く意向を示している。

    「耐久レースをやるなら、常に関わり続けなければならない」と彼は昨年9月に説明していた。

    「クルマやシステムで何が起きているのかを理解している必要がある。僕が乗るたびに、毎回何かが違っていて、新しいことを学ばなければならない。44歳で飛び込むと、20代の頃よりもどうしても時間がかかる」

    ウィリアムズでの役割を終え、ホンダとの深い縁を背景にアストンマーティンF1へと加わるバトン。2026年F1の新時代において、その経験と存在感がチームにどのような価値をもたらすのか、注目が集まる。

  • ジェンソン・バトン F1最年長アロンソに助言「子供がくれる達成感もあるぞ」

    ジェンソン・バトン F1最年長アロンソに助言「子供がくれる達成感もあるぞ」

    スカイF1の解説者で2009年F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが、フェルナンド・アロンソに対して率直な助言を送り、子どもを持つことで人生とキャリアの喜びはさらに広がるのではないかと語った。

    フェルナンド・アロンソは2001年のF1デビュー以来、通算425回の出走を記録し、F1史上でもっとも経験豊富なドライバーとなっている。

    ジェンソン・バトンが語るアロンソへの思い
    アストンマーティンのドライバーであるアロンソは、フェラーリ在籍最終年の2013年以降、グランプリ優勝から遠ざかっている。2026年F1シーズンは、ルノーで最後にタイトルを獲得してから20年という節目の年になる。

    アロンソは来季で44歳を迎える予定で、現在の契約は2026年F1シーズン終了までとなっている。

    バトンは2015年と2016年にマクラーレン・ホンダでアロンソとチームメイトを務め、2017年モナコGPを最後にF1でのキャリアを終えた。一方で、アロンソは同年のインディ500に参戦していた。

    2009年のワールドチャンピオンであるバトンは、2025年世界耐久選手権最終戦をもってプロフェッショナル・モータースポーツから引退している。2人の子ども、ヘンドリックスとレニーの父親でもある。

    自身の引退によって、アロンソが今もトップレベルで成し遂げていることへの見方が変わったかと問われたバトンは、スカイF1に対して次のように語った。

    「そう感じる部分はある」

    「でも同時にこう思うんだ。フェルナンド、そろそろいいんじゃないかって」

    「彼のまわりを小さなフェルナンドたちが走り回っていて、やがてカートに乗りたいと言い出して、そこからまた旅を続けていく姿を見てみたい」

    「今もレースを続けていて、しかもあれだけ競争力を保っているのは本当に素晴らしいことだ」

    「でも僕にとっては、もし息子や娘がゴーカートに乗りたいと言い出したら、その感情はワールドチャンピオンを獲得すること以上のものになると思う。彼らがクルマを運転したいと思ってくれる姿を見ることはね」

    「実際にそうなるかどうかは分からないけれど、それはとてもクールなことだと思う」

    ジェンソン・バトン

    2026年F1シーズンとアロンソの将来
    アストンマーティンは、50%の電動化、完全持続可能燃料、アクティブ・エアロダイナミクスが導入される2026年F1レギュレーションにおいて、有力な存在になると広く見られている。

    エイドリアン・ニューウェイが主導するアストンマーティンARM26は、ホンダとの新たなテクニカルパートナーシップのもとで開発される最初のマシンとなる。

    アロンソは今年初め、アストンマーティンで充実したシーズンを過ごせた場合、2026年F1シーズン終了時に引退する可能性があると示唆していた。

    この発言について、アロンソは自身の考えを次のように説明している。

    「2026年に自分が何をするのか、という質問に答えただけだ」

    「未来を見通す水晶玉を持っているわけじゃないから、永遠に続けるかもしれないという答え方になった」

    「5月までは、今のところそう感じている」

    「もし楽しく走れるクルマがあって、結果もついてくるなら、そこで止めるという選択もあるかもしれない」

    「ローレンス・ストロールやチームとは、常にチームのニーズについて話し合うつもりだ。チームが第一で、自分はその次だ」

    「今さら何かを証明するためにレースをする必要はない。自分のキャリアには満足しているし、これほど長くここにいられたことをとても幸運だと思っている」

    「今はチームを助けて、楽しむことが大切な時期だ。それを来年は一日一日、見ていくことになる」

  • F1:DRSボタンを最初に押したのはバトン 最後に押したのはアントネッリ

    F1:DRSボタンを最初に押したのはバトン 最後に押したのはアントネッリ

    F1は2011年にドラッグ・リダクション・システム(DRS)を導入した。可動式リアウイングによって空気抵抗を減らし、トップスピードを上げて追い抜きを助けるシステムだったが、その効果は大きく、同時に「人工的だ」という批判も生んだ。

    そして週末、ついにレースでDRSボタンが押される最後の瞬間が訪れた。

    DRSによって追い抜きは大幅に増え、スリップストリームに入ったドライバーはリアウイングを開くことで時速10〜12kmの速度向上を得られた。2011年スペイングランプリでは、当時のワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンが初めてDRSボタンを押したドライバーとして記録されている。

    「ただ僕をマシンに乗せてくれれば、最後のDRSボタンを押す者にもなれる。物事は一周して戻るべきだと感じるんだ」

    しかし、その願いは叶わず、栄誉はメルセデスのキミ・アントネッリに託された。

    DRSの最終作動は角田裕毅への追撃、しかし…
    アブダビGP最終ラップ。アントネッリは前を走るレッドブルの角田裕毅に迫り、最後の1回となるDRSを作動させた。だがDRSの“最期の瞬間”はオーバーテイクにはつながらず、アントネッリは0.6秒届かずチェッカーを受けた。


    2026年はDRS廃止、新たに「MOM」導入へ
    2026年、DRSは姿を消し、新たに「マニュアル・オーバーライド・モード(MOM)」が採用される。

    FIAシングルシーター技術ディレクターのヤン・モンシャウはその仕組みを次のように説明する。

    「ストレートに入ったとき、前方のマシンに十分近づいていれば、追い抜きを助けるために――両者ともリアウイングとフロントウイングのフラップを開いている状態で――後方のマシンにはそのラップの一定時間において、より多くの電気エネルギーを使うことを許可します」

    「現在のDRSでは、前の車の1秒以内に入ればDRSを開く権利がありますが、今後はそうではありません。ただしロジックは同じです。前の車に十分接近していれば、そのラップ中に自由に使える追加エネルギーが与えられます」

    「追加エネルギー量は定められており、そのブーストによって後続車がストレートの終わりで追い抜くチャンスを得られるでしょう」

  • ジェンソン・バトン「フェルスタッペンに抜かれた瞬間、F1引退を悟った」

    ジェンソン・バトン「フェルスタッペンに抜かれた瞬間、F1引退を悟った」

    ジェンソン・バトンが、マックス・フェルスタッペンに抜かれた瞬間に「F1を引退する時だ」と悟ったと語った。フェルスタッペンの到来は若い世代の基準を大きく塗り替え、F1全体の競争意識を変えてしまったとされる。

    バトンはスカイスポーツF1の番組内で、2016年ブラジルGPでの出来事を振り返り、フェルスタッペンの卓越したスキルが自身の決断に影響を与えたことを明かした。

    フェルスタッペンのF1への衝撃
    フェルスタッペンは17歳で2014年にデビューして以来、F1史上でも稀なスピードで成長し続けてきた。2025年現在、5年連続タイトルを狙う立場にいる。

    すでにレッドブル史上最高の補強と評されており、契約は2028年末まで。その頃には、さらに偉大な記録を打ち立てている可能性が高いと見られている。

    ラスベガスGPを制したものの、パドック内では「2026年のレッドブルのエンジン性能への不安」が囁かれており、フェルスタッペン自身はこの噂を嫌うだろうと指摘されている。

    また、2026年新規則まで残り2戦となり、誰にとっても“新時代”が迫っている状況だ。

    バトン「彼に抜かれて“もう引退だな”と思った」
    バトンは Sky Sports F1で「2016年ブラジルGPのターン3で、彼(フェルスタッペン)にオーバーテイクされるのを目の当たりにして、『ああ、引退の時だな』と思った」と語った。

    番組内で共演したバーニー・コリンズは、フェルスタッペンの強みについて次のように補足した。

    「マックスは路面のグリップ変化を読み取って反応する能力がとても優れている」

    フェルスタッペン、2025年タイトルの可能性は?
    ラスベガスGPの勝利で、フェルスタッペンはランド・ノリスとの差を42ポイントまで縮めた。

    しかし、その後の“まさかのスキッドプランク違反”によるマクラーレン両車の失格で、一気に24ポイント差に。

    残りは2戦+カタールのスプリント。「すべて勝てば逆転は十分可能」であり、ノリスにトラブルが発生すれば最終戦アブダビを前に首位に立つ可能性すらある。

    “ほぼ不可能から一転、現実味を帯びてきた大逆転劇”として、2025年シーズンは歴史的展開を迎えている。

  • 角田裕毅が残留なら「レッドブルは二度とF1王座は無理」とジェンソン・バトン

    角田裕毅が残留なら「レッドブルは二度とF1王座は無理」とジェンソン・バトン

    角田裕毅の去就がレッドブルF1の将来を大きく左右すると見られている。2025年シーズン、マックス・フェルスタッペンがほぼ単独でポイントを稼ぐ一方で、角田裕毅は昇格後も苦戦が続き、2台体制で戦うタイトル争いに必要な“総合力”がレッドブルに不足している現状が明らかになった。

    この状況を受け、ジェンソン・バトンは「角田裕毅が残留するなら、レッドブルは二度とコンストラクターズは無理」と厳しい見解を示す。

    バトンは、予選での大きなタイム差が常態化する現実を問題視し、セカンドドライバーのパフォーマンス不足こそがレッドブルの限界を招いていると指摘した。

    バトン「角田裕毅とフェルスタッペンの“差”が決定的」
    レッドブルF1は2025年、マクラーレンに大差をつけられ、コンストラクターズ選手権のタイトル争いから大きく後退した。フェルスタッペンが366点中341点を獲得した一方、角田裕毅は25点にとどまり、チームとしてのポイントの積み上げが機能していない。

    ジェンソン・バトンはスカイスポーツ『The F1 Show』で次のように語った。

    「これまで多くのドライバーがセカンドシートに入ったが、皆マックスから大きく離されていた」

    「0.3秒という差はF1では大きいが、彼のレベルを考えればまだ許容できる。しかし今の差はその倍、時には3倍にもなる」

    「この状態ではレッドブルは二度とコンストラクターズを獲れない。だから彼らは“より近い存在”を探し続ける必要がある」

    平均予選差は0.573秒。19戦でQ3進出は6回のみ
    角田裕毅の予選パフォーマンスが、バトンの懸念を裏付けている。レッドブル昇格後19戦でQ3進出は6回のみ。

    フェルスタッペンとの差は平均0.573秒と大きく開き、タイトルを争うチームの2台目としては厳しい数字が並ぶ。

    最小差はハンガリーGPの0.163秒だった一方、最大差はアゼルバイジャンGPの1.026秒。

    今季だけでもQ1敗退6回、Q2敗退8回と、安定した戦いが続かなかった。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    セットアップ一致でも縮まらない“0.308秒差”
    サンパウロGPではフェルスタッペンが角田裕毅のセットアップをコピーして予選に臨んだが、それでも0.308秒差がついた。

    これは今季4番目に小さな差とはいえ、レッドブルがタイトルを争う上では依然として致命的なレベルだ。

    角田裕毅にはイモラでクラッシュし、Q1でタイムを残せなかったセッションもあった。

    こうした積み重ねが平均0.573秒という差につながり、バトンの「王座は無理」という指摘を強める要因となっている。

    レッドブルは“フェルスタッペンに近い2台目”を必要としている
    コンストラクターズ選手権は2台の合算ポイントで争われる。フェルスタッペンが圧倒的に速くても、2台目が大きく遅れればポイント差は縮まらない。

    2026年に向け、レッドブルはリアム・ローソン、アイザック・ハジャー、そして角田裕毅の3名を中心に評価を進めている。

    “フェルスタッペンに安定して近い位置で走れるドライバー”を確保できなければ、レッドブルの王座奪還は難しいままだ。

    ジェンソン・バトンの言葉が示すように、角田裕毅の残留はレッドブルにとって単なる契約判断ではなく、チームの未来を左右する大きな分岐点となっている。

  • ジェンソン・バトンが皮肉「今“ほとんど全員”がF1でフェルスタッペンを応援」

    ジェンソン・バトンが皮肉「今“ほとんど全員”がF1でフェルスタッペンを応援」

    ジェンソン・バトンは、2025年のF1タイトル争いにおける“空気の変化”に気付いている。今季のマックス・フェルスタッペンは、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリと激しいタイトル争いを繰り広げているが、夏以降に見せた驚異的な巻き返しによって、評価が一変しつつあるという。

    フェルスタッペンは8月時点で104ポイント差の“絶望的”といえる状況に置かれていたが、その後の5戦でピアストリを全て上回り、4連覇王者が再び王座に手をかける位置まで戻ってきた。

    レッドブルが夏休み明けに投入したフロアとフロントウイングの改良も、大きな後押しとなった。

    バトン「面白いよね。今や“ほとんど全員”がマックスを応援している」
    バトンは、フェルスタッペン自身のパフォーマンスだけでなく、“世間の受け止め方”が変わったことを強調する。

    バトンはイタリア『Autosprint』に対し次のように語った。

    「フェルスタッペンは本当に卓越している。これまでで“ベストのマックス”だと思う。だけど面白いのは、最近になって“ほとんど全員がマックスを支持している”ように見えることだ。人々の記憶は短いというか、以前は批判が多かったのにね」

    2024年のメキシコGPでノリスとの攻防において限界を越えたとされたように、かつてはフェルスタッペンのアグレッシブさに疑問が呈される場面も少なくなかった。デイモン・ヒルら解説陣も、その姿勢を繰り返し問題視してきた。

    しかし今年は状況が異なる。バトンは続けて述べる。

    「賭けをするタイプじゃないけど、今のマックスは“失うものが何もない”状態だ。最速のマシンを持っているわけじゃない。だけど4度王座を獲得しているし、このタイトル争いの中でもっともリラックスしているように見える」

    マックス・フェルスタッペン

    “王者が挑戦者”になったことで評価が一変?
    フェルスタッペンが“追われる立場”ではなく“追う側”になったことも、世論が彼を支持する理由の一つと考えられる。2021年にルイス・ハミルトンと戦った時以来、フェルスタッペンが「格下」とみなされる状況は珍しい。

    加えて、限界を押し広げる走りやレース外での挑戦も、人気上昇の一因となっている。フェルスタッペンは9月にニュルブルクリンクでGT3レースにデビューし、いきなり勝利を挙げて周囲を驚かせた。

    これまでフェルスタッペンを批判してきたジョニー・ハーバートでさえ、2025年メキシコGPでハミルトンを外側に押し出す形で仕掛けた“ギリギリのオーバーテイク”を称賛している。

    なぜ世論は変わったのか
    かつては“強すぎる王者”として敬遠されがちだったフェルスタッペンだが、2025年は“完璧ではないマシン”とともに戦い、挑戦者として勝利をもぎ取る姿が、ファンの共感を誘っている。

    王者でありながら必死に追いかける姿勢、そして危険すれすれの攻めを一切やめない勝負勘。そこに“人間味”を見出し、支持に転じたファンが増えた――バトンはそう読み取っている。

    そして残り4戦。フェルスタッペンが逆転で5年連続王座を獲得すれば、F1史上最大の大逆転劇として語り継がれることは間違いない。