カテゴリー: F1イギリスGP

  • メルセデスF1、イギリスGPで“W13を前進させる”アップグレードを投入

    メルセデスF1、イギリスGPで“W13を前進させる”アップグレードを投入

    メルセデスF1は、“車を前進させる”ための継続的な取り組みの一環として、F1イギリスGPでW13に新しいパーツを導入する。

    前戦カナダグランプリでは、ルイス・ハミルトンが3位表彰台、ジョージ・ラッセルが4位でフィニッシュ。バクーとは対照的にメルセデスF1が苦しんでいた複雑な空力問題の解決に進んでいることを示した。

    シルバーストンは過去9年間、メルセデスF1にとって狩猟場として非常に成功を収めており、その期間中、1レースを除くすべてのレースで優勝している。しかし、メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは過度な期待は禁物だと期待を抑えている。

    また、メルセデスF1のテクニカルディレクターであるマイク・エリオットは、W13を改善するための努力を惜しまないものの、チームの見通しについては現実的に物事を考えるようクルーたちに奨励している。

    「確実にできることの1つは、できる限りプッシュすることだ」とアイク・エリオットはメルセデスF1のYouTubeチャンネルで説明した。

    「我々はシルバーストンに新しいパーツをもたらす。我々は、車を前進させ、現状の車もしくはパッケージから、そして、追加する予定の新しいパーツからある程度のペースを得ようとしている」

    「だが、同時に、我々は自分自身に正直でなければならないと思う。現時点では、フェラーリとレッドブルのフロントランナーに少し遅れをとっている。通常のレースでは厳しいものになると思う」

    メルセデスF1は、今ではポーパシングの問題をしっかりと把握していると信じているが、グラウンドエフェクト効果を利用するために車を地面から数ミリ走らるとまだバンシングが発生している。

    しかし、マイク・エリオットは、シルバーストンのレイアウトと路面は、わずかではあるがW13に適していると予想する。

    「シルバーストンはバルセロナのように我々に少し適したサーキットになると思う。それでも、少し難しいかもしれない」とマイク・エリオットは語った。

    「何が起こっても、我々はできる限り強くプッシュしていく。我々が勝利に戻りたいので、ドライバーはできる限り強くプッシュしていく」

    「我々はチームのために勝ちたい。間違いなく勝ちたい。そして、我々は、皆さんやファンのために勝ちたいと思っている。何が起こるか見てみよう」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

  • フェラーリF1、イギリスGPでアップグレード版パワーユニットを投入

    フェラーリF1、イギリスGPでアップグレード版パワーユニットを投入

    スクーデリア・フェラーリは、2022年F1マシンの開発プログラムを推進している。

    イタリアのスポーツ新聞LaGazzettadello Sportによると、スクーデリア・フェラーリは、アップデートされたF1パワーユニットの助けを借りて、シャルル・ルクレールを世界選手権のリードに戻すことを目指している。

    来月のイギリスグランプリでデビューする予定のこの開発は、印象的な新しい2022年F1エンジンの電子パーツまたは“ハイブリッド”パーツのアップグレードであると報告されている。

    伝えられるところによると、今週末のバクーではマイナーな車のアップグレードが行われ、1週間後のモントリオール、そして、8月のスパでさらに重要な空力のアップグレードが行われるという。

    F1エンジンのアップグレードに関しては、シルバーストンの電気的なアップグレードは「FIA規制の下でまだ改善を行うことができるパワーユニットの唯一のエリア」となる。

    「それは馬力だけでなく、開発が許される信頼性でもある」

    しかし、シャルル・ルクレールは許可されたMGU-Hユニットを基数を使い果たしているため、「フェラーリがシルバーストーンの前にコンポーネントを交換した場合、パワーユニットの進化バージョンが導入されたときにグリッドペナルティが発生する可能性がある」という。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーをヘルムート・マルコは、今年はメルセデスとフェラーリを含む上位3チームが使用するF1エンジンのパフォーマンスがすべて拮抗していると語る。

    「昨年のルイス・ハミルトンのエンジンにあった奇妙なエンジン出力のアドバンテージはもうないと思う」とヘルムート・マルコはformel1.deに語った。

    ヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトン、特にジョージラッセルは、シーズンの悪いスタートの後、最近競争力が高まっていると述べ、「彼らはこれを一貫して行っていない」と述べた。

    「そのため、そのラップタイムがどこから来ているのかを推測するのは難しい。しかし、メルセデスの話を聞いていると、彼らもそれを知らないという印象を受ける」

    「危険なのは、メルセデスに確実にポテンシャルがあるということだ。もし、彼らが今よりも多くの装備を手に入れることができれば、彼らはグリッドの最前線に戻ることができるだろう」

  • メルセデスF1、プライド月間にレインボーの“Pride Star”でLGBTQ+を支援

    メルセデスF1、プライド月間にレインボーの“Pride Star”でLGBTQ+を支援

    メルセデスF1は、6月のプライド月間に3つのレースでマシンに“Mercedes-Benz Pride Star”を掲載することでLGBTQ+コミュニティの支援を示す。

    アゼルバイジャン、カナダ、イギリスのグランプリで、2台のメルセデスW13のノーズのスリーポインテッドスターは、レインボーの“Pride Star”に置き換えられ、プライド月間とそれが何を示すかについての認知を高める。

    ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルは、6月中はヘルメットに“Pride Star”を掲載し、LGBTQ+コミュニティを尊重する啓発活動に加わる。

    メルセデスF1は「Accelerate 25プログラムの一環として、プライドスターを表示することは、より多様で包括的なチームを作成するという私たちの取り組みを視覚的に表現したものです」とコメント。

    「私たちは、チームメンバーが自分の個性とアイデンティティを自由に表現できる文化を促進することで、より強力でパフォーマンスの高いチームになると確信しています」

    メルセデスF1は、プライド月間中にすべてのチームメンバーが参加できるネットワークBBQを主催し、同盟国になることの重要性を強調し、LGBTQ+の同僚にサポートを提供。また、プライドに関連するさまざまなDE&I学習機会へのアクセスを容易にするとともに、チームメンバーからの一連の「プライドが私にとって何を意味するか」のストーリーを1か月を通して共有していく。

    メルセデス・ベンツ ファミリーの他の企業とともに、“Pride Star”のブランドはソーシャルメディアプラットフォーム全体に表示され、プライド月間全体にわたって表示される。プラットフォームを使用して、LGBTQ+カレンダーでこの特別な月の認知度を高め、強調する。

    「メルセデス・ベンツ プライドスターの旗印の下で、私たちは多様性、包括性の文化へのコミットメントを共有し、あらゆる形態の差別に反対します」

    「誰もが違う。しかし、私たちは皆平等です。私たちは、オープン性、信頼性、公平性を表しています。そして、私たちは誰もが彼らが誰であるかについて尊敬され、感謝されるに値すると信じています」


    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    LGBTQ+:
    レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョンもしくはクィアの英語の頭文字を並べた言葉。+はそれらに限らない性的マイノリティを表している。

    プライド月間:
    毎年6月は、LGBTQ+について啓発を促す「プライド月間」として世界的に認知されている。期間中、LGBTQ+コミュニティへの祝福とともに、理解促進を図る様々なイベントが各地で開催される。

  • ニキータ・マゼピンのF1イギリスGPの参戦は不可…英国連盟が発表

    ニキータ・マゼピンのF1イギリスGPの参戦は不可…英国連盟が発表

    英国の四輪モータースポーツの運営組織であるモータースポーツUKは、ロシアからライセンスを発行されたドライバーとチームの英国でのモータースポーツイベントへの参加を禁止すると発表した。

    FIA(国際自動車連盟)が、国際オリンピック委員会(IOC)からの勧告に従わずにロシアのアスリートの国際的なイベントに中立旗での参加を許可した翌日、英国のモータースポーツUKはより厳格な措置を発表した。

    モータースポーツUKは3月2日(水)、ロシアまたはベラルーシからライセンスを受けたチーム、競技者、またはオフィシャルは、英国で認可されたイベントに出場または参加することは許可されないことを発表した。

    さらに、モータースポーツUKの大会では、ロシア/ベラルーシの国家のシンボル、色、旗を表示することはできない。

    この決定は、モータースポーツUKと英国政府との間の完全な協議の後に下された。

    モータースポーツUKの会長であるデビッド・リチャーズは、ロシアのウクライナ侵攻への激しい不快感を明らかにするために厳格な行動を取ることが不可欠であると述べた。

    「モータースポーツUKコミュニティ全体が、ウクライナでのロシアとベラルーシによる戦争行為を非難し、進行中の紛争の影響を受けるすべての人々に対する連帯と支援を表明する」とデビッド・リチャーズは語った。

    「我々は、侵略と展開された容認できない行動を受け、ウクライナの人々、そして、モータースポーツコミュニティと団結している」

    「これは、国際モータースポーツコミュニティが行動し、ウクライナ自動車連盟(FAU)のウクライナの人々と我々の同僚を支援する時だ」

    「この完全に不当なウクライナへの侵略を阻止するために必要な影響力と力を利用することは我々の義務だ」

    「我々は、世界中のモータースポーツコミュニティと同僚に、国際オリンピック委員会の勧告を完全に受け入れ、この戦争を終わらせるためにできることは何でもすることを奨励する」

    モータースポーツUKの決定は、国際レベルおよび国内レベルで競争するドライバーに大きな影響を与える可能性がある。

    これは現在、ハースF1チームが、ロシア人ドライバーのニキータ・マゼピンを続投させることを決定した場合、2022年のF1イギリスGPには出場できないことを意味する。

    ハースF1チームは、タイトルスポンサーのロシア企業であるウラルカリと協議を予定しており、ニキータ・マゼピンの将来に関する決定も差し迫って行われると予想されている。

    モータースポーツUKの決定は、ロシア自動車連盟(RAF)とベラルーシ自動車連盟(BAF)によって発行されたライセンスの承認を拒否したことに基づいているため、このようなドライバーが継続できる唯一の方法は、異なる国籍のライセンスの下でレースをすることだ。

  • F1:シルバーストン、ナイトアトラクション“Lap of Lights”をオープン

    F1:シルバーストン、ナイトアトラクション“Lap of Lights”をオープン

    F1イギリスGPの舞台であるシルバーストンは、光と音のナイトアトラクション“Lap of Lights”をオープン。アントニー・デビッドソンが、イルミネーションが搭載されたメルセデスW10でデモ走行を行った。

    1月3日まで開催されるこの魔法の光ツアーは、イギリスで唯一の光とレーザーによるドライビングアトラクション。シルバーストンからサンフランシスコ、雪に覆われた北極圏、パリからピラミッドまで、世界的できらびやかな冒険に訪問者を連れていく。

    参加者は、レーザーで演出された煌びやかなトラックを自分の車で走行することができ、F1ピットレーンとガレージに設置された氷の上の“Trak and Lodge”でさまざまなアクティビティを楽しむことができる。

    「アンソニーとメルセデスAMGペトロナスは素晴らしいショーを披露してくれた。Lap of Lightsをオープンするのにこれ以上適切な方法は考えられない」とシルバーストンの責任者であるスチュアート・プリングルは語った。

    「サンタクロースは、W10が彼の洞窟に高速で接近するのを見て今晩少しショックを受けたと思うので、残りの夜はもっと落ち着いたペースで走ると安心させなければならなかった」

    「11ヶ月の計画の後、ここでたくさんの家族が楽しんでいるのを見るのは素晴らしいことだ。そして、フェステバル期間中にもっとたくさんの人を迎えることを楽しみにしている」

  • デイモン・ヒル 「ハミルトンとフェルスタッペンは冷静になる必要がある」

    デイモン・ヒル 「ハミルトンとフェルスタッペンは冷静になる必要がある」

    元F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルは、現在のタイトル候補であるルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの戦いがF1イギリスGPで沸点に達した後、冷静になるようアドバイスした。

    二人はシルバーストンでのオープニングラップで衝突し、マックス・フェルスタッペンはコプスでバリアに突っ込み51Gの衝撃を受けた。ルイス・ハミルトンは衝突を引き起こしたとして10秒ペナルティを罰せられたが、それでもレースに勝ち、レッドブルF1はその後、再審請求を行っている。

    デイモン・ヒルは、2人のドライバーの間で高まる敵意が波及し、シーズンの残りを支配し、両方のドライバーに危険な結果をもたらす可能性があることを恐れている。

    「彼らは少し冷静になる必要がある」と F1 Nation のポッドキャストに語った。

    「彼らは二人ともあのレースで恐ろしく積極的にそれに取り組んでいたと思う。本当に危険だったし、怪我をしなかったのはラッキーだったと思う。マックスはひどい打撃を受けた」

    「観客の中にマックスがグランドスタンドで向かって飛んでいる映像を撮影していた人がいたが、マシンは本当に速く速度で突っ込んでいた」」

    デイモン・ヒルの見解では、レースのオープニングラップで起こったことは、ルイス・ハミルトンがポールからスタートしたが、スタートでマックス・フェルスタッペンに敗れたスプリント予選レースの結果だと考えている。

    「あれは前のレースの産物だった。土曜日のスプリントはメルセデスに知識を与えた。マックスが前に出れば、ほこりで彼を見ることはないだろう。彼らは前に出なければならないことを知っていたと思う」

    「そういった要因の組み合わせがルイスを少し必死で攻撃的にしたかもしれない」

    「そして、マックスも同様にあの半周のオープニングはおそらく最もエキサイティングで大胆だったし、しばらく見てきたなかで少し危険なオープニングラップだった」

    そして、デイモン・ヒルは、F1イギリスGPのレースは35歳の7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが、23歳のマックス・フェルスタッペンに王座から降ろされ、スポーツの世代交代の瞬間を見ているというさらなる証拠だったと見ている。

    「我々が注目しているライバル関係は、スポーツの未来のための世代交代だ」とデイモン・ヒルは説明した。

    「最後の一押しであるワールドタイトルをあきらめず、手放さない男と、それを止めようとしているマックスを我々は見ている」

    「1994年にはミハエル・シューマッハがアイルトン・セナへのレールに登場した。支配的な場所にたどり着くことは素晴らしいことだが、常に新しい人がやってくるものだ」

    「時間との戦いであることは分かるものだし、新しい時代は他の誰かのものになる。実際に自分の立場、つまり男としてのアイデンティティを手放すことは非常に困難だ」

  • F1代表、フェルスタッペンとハミルトンの危険な対立は懸念せず

    F1代表、フェルスタッペンとハミルトンの危険な対立は懸念せず

    F1の会長兼CEOを務めるステファノ・ドメニカリは、2021年シーズインのタイトル争いで危険で物議を醸す対立に変わる可能性を心配はしていないと語る。

    F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、トト・ヴォルフとクリスチャン・ホーナーがシルバーストンで行ったように、グランプリ中にチーム代表がスチュワードに個人的にアピールすることを禁じた。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスF1のトト・ヴォルフの行動への対抗措置としてスチュワードのところに向かっただけだと語る。

    「16年半の間、私はチームプリンシパルを務めてきたが、レースやセッションの最中にスチュワードルームに足を踏み入れたことは一度もなかった」とクリスチャン・ホーナーは語り、テレビのフィードでトト・ヴォルフがスチュワードに向かって歩いているのを見たと述べた。

    「それで、私は我々のどちらもそこにいるべきではなく、意思決定プロセスが進行している間、誰かが干渉することは適切ではなかったという点を提起した」

    「スピーティングコードでもこういったことが受け入れられないことは詳述されており、今後、FIAがこの種のロビー活動を許容しないことを明確にしてくれたことを嬉しく思う」

    F1イギリスGPでの事故が、ルイス・ハミルトンのアグレッシブなドライビングに起因し、チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンがクラッシュで51Gの衝撃を受けて短い入院をしたことから、ステファノ・ドメニカリが2021年のタイトル争いの方向性について神経質になっても許されるかもしれない。

    だが、ステファノ・ドメニカリは「どんでもない」と La Gazzetta dello Sport に語った。

    「主人公の彼らが優位性を示したいと思うチャンピオンシップを見ることができてうれしく思っている」

    「この種のスポーツの緊張関係があるのはゲームの一部だ。我々が話しているのは、非常に感情的な瞬間にも対処できるチームとドライバーだ」

    「もちろん、最後のコーナーまで激しいレースが行われ、あのようなエピソードが二度と起こらないことを願っている」

  • メルセデスF1、ボッタスにハミルトンのマシンの損傷チェックを依頼

    メルセデスF1、ボッタスにハミルトンのマシンの損傷チェックを依頼

    メルセデスF1は、F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンと接触したルイス・ハミルトンのマシンに損傷の兆候がないかどうかをチェックするようバルテリ・ボッタスに依頼していた。

    F1イギリスGPでのオープニングラップでのマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの接触は、2021年シーズン最も劇的なインシデントとなった。フェルスタッペンはバリアに高速で突っ込み、51Gの衝撃でマシンは大破した。

    一方で、メルセデスF1は、すぐにルイス・ハミルトンのマシンの損傷を恐れていた。トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターを務めるアンドリュー・ショヴリンによると、起こりえた最善のことは赤旗だったと語っている。

    赤旗中断によって、メルセデスF1は接触でひびが入っていたルイス・ハミルトンの左フロントホイールを修正することができた。アンドリュー・ショブリンは「赤旗が出ていなければDNFだっただろう」と述べている

    アンドリュー・ショブリンは「しかし、残りのダメージは非常に小さかった。タイヤの温度センサーが緩み、ぐらついていた。それはフロントウィングで最も重要でない部分であり、壊れた唯一の部分だった」

    しかし、チーム無線では、レースがダブルイエローフラッグ下にある間、メルセデスF1バルテリ・がボッタスにルイス・ハミルトンのマシンのチェックを要求したことを確認された。

    衝突直後、シャルル・ルクレールがルイス・ハミルトンを抜いて首位に立ったため、メルセデスF1のデュオは2位と3位につけていた。

    次に、バルテリ・ボッタスのレースエンジニアであるリキム・スコーニからのメッセージが届いた。

    『バルテリ、ルイスと並んで走れるか。追い越さないように。彼のマシンに損傷が見られるかどうかを確認してほしい。彼の後ろにいてくれ」

    マシンの左側を見るよう求められたバルテリ・ボッタスは『正直、あまり見えない。たぶんフロントウィングに小さな損傷がありそうだけど・・・』と答えた。

    『かなり良さそうだ』とバルテリ・ボッタスが伝えると、リキム・スコーニは『ありがとう。ステイアウトしてくれ』と締めくくった。

    赤旗中断中、メルセデスF1のメカニックがタイヤ温度センサーが緩んでいた領域にテープを巻き付けているのが見られた。

    メルセデスF1の最高技術責任者のジェームズ・アリソンは「フロントウィング間の製造上のわずかな違いが我々にわずかに異なるバランスを与えていたかもしれないので、新しいフロントウィングを装着することによってマシンを邪魔する必要はなかった」と説明する。

    「エレメント全体を変更するよりも、テープと接着剤でわずかな損傷を修正する方がはるかに便利だった」

    「当時は、それが我々にとって最も簡単なことであり、リスタート後も以前と同じパフォーマンスを確保するための最良の方法だった」

  • レッドブルF1、フェルスタッペンのマシン修理費用は総額2億円

    レッドブルF1、フェルスタッペンのマシン修理費用は総額2億円

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1イギリスGPの1周目でルイス・ハミルトンとの接触でクラッシュしたマックス・フェルスタッペンのRB16Bが大破したことでチームが被った総額は180万ドル(約1億9700万円)だったことを明らかにした。

    レース直後、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンのマシンの修理費用は約75万ユーロ(約9700万円)だと語っていたが、それだけでは済まなかったようだ。

    クリスチャン・ホーナーは、チームの公式サイトで公開されたコラムで、ルイス・ハミルトンとメルセデスF1に対する批判を続けた。

    「あのクラッシュは我々に約180万ドルの負担をかけた。あのような事故は予算上限の時代に大きな影響を及ぼした」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    マックス・フェルスタッペンは、クラッシュ後、自力でマシンから降りてサーキットのメディカルセンターに運ばれ、その後、コベントリー病院に搬送され、コンピューター断層撮影と磁気共鳴画像スキャンで内部の怪我をチェックした。

    クリスチャン・ホーナーは、メルセデスF1がそのような状況下でルイス・ハミルトンに勝利を祝うことを控えるように言わなかったと批判した。

    「それに事故の結果として享受したお祝いの程度にもまだ失望している」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「メルセデスチームはクラッシュの重大さを認識していた。マックスが病院に搬送され、さらなる検査が必要であることは広く報告されていた」

    「ドライバーに状況を知らせないなど想像できない。さらに、ドライバーが必要な抑制を示さない場合に備えて、彼らはドライバーを保護することもできるはずだ。ドライバーにペナルティが科せられたインシデントの結果である場合は特にそうだ」

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが51Gの影響を受けた後、当初は「チームの無線に応答できなかった」と指摘した。

    「あの瞬間はドライバーの安全以外のことはすべてを忘れるものだ。我々全員にとって家族のような人であり、我々のスポーツにおけるリスクと報酬を思い出させる出来事だった」

    「彼がようやく話すことができ、彼がメディカルチームによってマシンから助けられたのを見たときの安堵は非常に大きかった。いくらかぼんやりしていてサポートを必要としていたが、信じられないほどの気持ちだった」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル陣営のルイス・ハミルトンに対する批判は、本質的に個人的なものであると感じたとするメルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフの最近の発言にも不快感を露わにした。

    「病院にドライバーがいて、怪我の程度がまだ明らかにされていない時点だったし、マシンはめちゃくちゃに壊れ、スチュワードは責任があると見られるドライバーにペナルティを科した。不当な扱いを受けていると感じているか、勝利を収めたかにかかわらず、関係者全員にとって感情的になるのは当然のことだ」とクリスチャン・ホーナーは述べた。

    スチュワードは、クラッシュの“主”な責任はルイス・ハミルトンにあったと判断したが、クリスチャン・ホーナーは“完”に責任があったと感じている。

    クリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンのマシンは、マックス・フェルスタッペンに接触していなければ、コーナーが曲がり切れていなかったはずだと主張する。

    「インシデントをよく見ると、ハミルトンがレースでルクレールを追い抜いたときと比較して、マックスはより広いラインを取ってコプスに入っていた」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「ハミルトンは遅れてブレーキをかけ、コーナーをオーバーシュートしていた」

    「彼は消してコーナーの頂点を捕らえることはできないほどのスピードで走行しており、コプスを通過した彼の軌道は、ブレーキングをしても決してマックスを避けられるものではなかったし、事故後も非常にワイドに走っていた」

    「現在、ハミルトンは競争力のあるマシンの乗ったライバルに出会ったというのが現実だ。両方のドライバーがお互いに敬意を示す必要があることに同意するが、ハミルトンは日曜日に攻撃者だった」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブルF1がスチュワードレにインシデントの見直しを要求するかどうかをまだ検討している示唆した。

  • ロス・ブラウン 「クラッシュやペナルティでのF1タイトル決定は望まない」

    ロス・ブラウン 「クラッシュやペナルティでのF1タイトル決定は望まない」

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1イギリスGPの1周目でのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのクラッシュはとても損をしたように感じており、今後のタイトル争いでそのようなことが繰り返さなれないことを望んでいる。

    タイトルを争う両者は、F1イギリスGPのオープニングラップのコプスで接触。ルイス・ハミルトンの左フロントタイヤと接触したマックス・フェルスタッペンはバリアに激しくぶつかった。

    マックス・フェルスタッペンが予防的な検査のために病院にいっている間にルイス・ハミルトンは勝利の歓喜に沸いていた。レッドブルF1のクリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンの勝利を“中身のない”ものだと非難した。

    また、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンの出場停止を求め、マックスの父親であるヨス・フェルスタッペンは、失格にするべきだと主張した。

    最終的にルイス・ハミルトンに科せられたのは10秒のタイムペナルティと2点のペナルティポイントだった。

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、今年のタイトル争いがこれ以上の大きなクラッシュやペナルティで決することがないことを望んでいる。

    「再びタイトルの主役たちによる再びホイール・トゥ・ホイールのバトルを目にしたが、今回は衝突で終わり、マックスのレースは終わった」とロス・ブラウンは Formula1.com のコラムに書いた。

    「マックスが予防的検査のために病院に行く前に、マシンから降りて歩いているのを見るのは大きな安堵だった」

    「このような問題では常にそうであるように善悪について幅広い意見がある。明らかなことは、我々はスリル満点の戦いを奪われたことだ。誰もチャンピオンシップがクラッシュやペナルティで決定することを望んでいないし、今回のケースではどちらのドライバーにも深刻なリスクがあった」

    「両方のドライバーが反省しなければならないことだ。素晴らしい戦いが拒否されたと思うので、将来的にこのような事件を回避できることを願っている。彼らは半周激しく競い合い、スリル満点だった。もしそれがレース全体だったらグランプリがどれほどドラマチックだったか想像してみてほしい」

    ペナルティを消化した後、ルイス・ハミルトンはこれまでで最大の挽回のひとつを見せ、フェラーリのシャルル・ルクレールを残り3周で追い抜いてリードを奪い、シルバーストンで8回目の勝利を収めた。

    その結果、25ポイントを獲得したルイス・ハミルトンはドライバーズランキングでマックス・フェルスタッペンとの差を8ポイントまで縮めて次戦F1ハンガリーGPに臨む。